JP2832964B2 - 記録装置のフューザ制御装置 - Google Patents

記録装置のフューザ制御装置

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JP2832964B2
JP2832964B2 JP63317172A JP31717288A JP2832964B2 JP 2832964 B2 JP2832964 B2 JP 2832964B2 JP 63317172 A JP63317172 A JP 63317172A JP 31717288 A JP31717288 A JP 31717288A JP 2832964 B2 JP2832964 B2 JP 2832964B2
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久生 渡部
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【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は記録装置のフューザ制御装置に関し、特に、
ソータのインターロックオープン等のハードダウンによ
って記録動作を停止したとき、用紙搬送路の用紙の有無
に応じてフューザへの電力供給を制御する記録装置のフ
ューザ制御装置に関する。
【従来の技術】
従来の複写機として、 記録された用紙を振り分け分類するソータのインター
ロックのオープン、 前扉のインターロックのオープン、 記録された用紙を振り分け分類するソータにおける用
紙ジャムの発生、あるいは、 電源電圧の降下 によるハードダウンによって記録動作を停止したとき、
用紙搬送路に用紙がある場合、搬送路全体のジャムとし
てジャム表示を行い、一方、フューザへの加熱用電力の
供給を継続するものである。 この複写機によると、フューザの温度が低下しないの
で、記録動作が停止した原因を取り除き、かつ、ジャム
の用紙を取り出すと、フューザの立ち上げ時間を要しな
いで直ちに記録動作に入ることができる。 また、従来の他の複写機として、上記、、ある
いはのハードダウンによって記録動作を停止したと
き、用紙搬送路の全てのロールを駆動して用紙搬送路か
ら用紙を排出するものがある。 この複写機によると、ジャムの用紙を取り出す作業が
不要になる利点がある。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の従来の複写機によると、記録動作を停
止したとき、フューザへの加熱用電力の供給を継続する
ため、フューザに用紙が停滞していたり、フューザの下
流に加熱を受けた用紙が停滞していると、用紙が焦げつ
いてその破片が散乱したり、出火する恐れがある。 また、後者の従来の複写機によると、記録動作を停止
したとき、用紙搬送路の全てのロールを駆動するため、
ロール駆動中に前扉を開くと危険であり、事故を発生す
る恐れがある。 従って、本発明の目的は、事故発生の恐れがなく、フ
ューザの立ち上げを要する機会を減らしながら用紙の焦
げつきや出火の恐れをなくした記録装置のフューザ制御
装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を実現するため、 像担持体上に形成されたトナー像を用紙上に転写し、
前記用紙上に転写された前記トナー像をフューザによっ
て加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬送路を介して
用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、記録された用紙を振り分け
分類するソータのインターロックのオープンが発生した
とき、前記記録装置の動作を停止させる停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させた
とき、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出
する検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
置を提供する。 また、本発明は、上記の目的を実現するため、 像担持体上に形成されたトナー像を用紙上に転写し、
前記用紙上に転写された前記トナー像をフューザによっ
て加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬送路を介して
用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、前記記録装置の前扉のイン
ターロックのオープンが発生したとき、前記記録装置の
動作を停止させる停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させた
とき、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出
する検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
置を提供する。 また、本発明は、上記の目的を実現するため、 像担持体上に形成されたトナー像を用紙上に転写し、
前記用紙上に転写された前記トナー像をフューザによっ
て加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬送路を介して
用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、記録された用紙を振り分け
分類するソータにおける用紙ジャムが発生したとき、前
記記録装置の動作を停止させる停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させた
とき、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出
する検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
置を提供する。 また、本発明は、上記の目的を実現するため、 像担持体上に形成されたトナー像を用紙上に転写し、
前記用紙上に転写された前記トナー像をフューザによっ
て加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬送路を介して
用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、前記記録装置における電源
電圧が降下したとき、前記記録装置の動作を停止させる
停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させた
とき、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出
する検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
置を提供する。 〔実施例〕 第1図は本発明のフューザ制御装置の一実施例を示す
ブロック図であり、記録装置全体の動作を監視するシー
ケンスマネジャー(SQMGR)32にCHMサブシステム33とマ
ーキングサブシステム35が接続されている。CHMサブシ
ステム33は後述するように、用紙の搬送全体に関する制
御を行うものであり、ジャム検出部50が備えられてい
る。ジャム検出部50は用紙の搬送路におけるフューザの
入口側から排紙出口までに設けられたセンサ51と、この
センサ51からの信号に基づいてフューザの入口側から排
紙出口までの間に用紙が停滞しているか否かを判断する
判定部52と、判定部52からの信号に基づいてSQMGR32に
所定の信号を出力する検出制御部53を備えている。ま
た、検出制御部53はセンサ51を駆動するセンサ駆動部を
有しており、このセンサ駆動部はSQMGR32からのハード
ダウン信号に基づいてセンサ51を駆動するようになって
いる。これによりハードダウン時においては、フューザ
の入口側から排紙出口までに設けられたセンサ51が駆動
して、これらの間における用紙の有無が検出される。 一方、マーキングサブシステム35は感光体、現像装
置、フューザなどのように用紙へ記録行う機構を制御す
る手段である。このマーキングサブシステム35にはフュ
ーザ521を制御するフューザ制御部54が備えられてお
り、フューザの温度制御、回転制御などが行われてい
る。フューザ制御部54はSQMGR32に接続されており、SQM
GR32からの信号が入力されると共に、SQMGR32を介してC
HMサブシステム33の検出制御部53からの信号が入力され
るようになっている。このフューザ制御部54は上記制御
を行う他に、ハードダウン時におけるフューザ521への
電力供給を制御する。かかる制御は、SQMGR32からハー
ドダウン信号が入力されると共に、CHMサブシステム33
のジャム検出部50から用紙検出信号が入力された場合
に、フューザ521への電力供給を停止する一方、ハード
ダウン信号の入力があってもジャム検出部50から用紙検
出信号の入力がない限り、フューザ521への電力供給を
続行するように行われる。図中、U/Iはユーザインタフ
ェース36であり、コピーモードやコピー枚数等の設定
や、種々のメッセージ表示などを行うと共に、SQMGR32
からのハードダウン信号およびジャム検出部50からの用
紙検出信号が入力されると、所定のジャム表示を行う。 このような本実施例は複写機に代表される記録装置に
適用できるものであり、以下本発明の説明に先立って複
写機の全体構成を説明する。 第2図は複写機の全体構成の一例を示す図である。本
発明が適用される複写機は、ベースマシン1に対して幾
つかの付加装置が装備可能になったものであり、基本構
成となるベースマシン1は、上面に原稿を載置するプラ
テンガラス2が配置され、その下方に光学系3、感材ベ
ルトを有するマーキング系5の各装置が配置されてい
る。他方、ベースマシン1には、上段トレイ6−1、中
段トレイ6−2、下段トレイ6−3が取り付けられ、こ
れらの各給紙トレイは全て前面に引き出せるようになっ
ており、操作性の向上と複写機の配置スペースの節約が
図られるとともに、ベースマシン1に対して出っ張らな
いスッキリとしたデザインの複写機が実現されている。
また、給紙トレイ内の用紙を搬送するための用紙搬送系
7にはインバータ9、10およびデュープレックストレイ
11が配置されている。さらに、ベースマシン1上には、
CRTディスプレイからなるユーザインタフェース12が取
付けられると共に、プラテンガラス2の上に原稿供給装
置(ここでは、デュープレックスオートドキュメントフ
ィーダ:以下DADFと記載する)13が取り付けられる。ま
た、用紙搬送系7の供給側には、MSI(マルチシートイ
ンサータ:手差しトレイ)16およびHCF(ハイキャパシ
ティフィーダ:大容量トレイ)17を取り付けることが可
能であり、用紙搬送系7の排出側には、1台ないし複数
台のソータ19が配設可能である。 第3図は本発明が適用される複写機のシステム構成を
示す図であり、第4図はCPUによるハード構成を示す図
である。本発明が適用される複写機のシステムは第3図
に示すようにメイン基板31上にSQMGRサブシウテム32、C
HMサブシステム33、IMMサブシステム34、マーキングサ
ブシステム35からなる4つのサブシステムと、その周り
のU/Iサブシステム36、INPUTサブシステム37と、OUTPUT
サブシステム38、OPTサブシステム39、IELサブシステム
40からなる5つのサブシステムとによる9つのサブシス
テムで構成している。そして、SQMGRサブシステム32に
対して、CHMサブシステム33およびIMMサブシステム34
は、SQMGRサブシステム32と共に第4図に示すメインCPU
41下にあるソフトウェアで実行されているので、通信が
不要なサブシステム間インターフェイス(実線表示)で
接続されている。しかし、その他のサブシステムは、メ
インCPU41とは別個のCPU下のソフトウェアで実行されて
いるので、シリアル通信インターフェース(点線表示)
で接続されている。 次にこれらのサブシステムを簡単に説明する。 SQMGRサブシステム32は、U/Iサブシステム36からコピ
ーモードの設定情報を受信し、効率よくコピー作業が実
施できるように各サブシステム間の同期をとりながら、
各サブシステムに作業指示を発行すると共に、各サブシ
ステムの状態を常時監視し、異常発生時には速やかな状
況判断処理を行うシーケンスマネージャーである。 CHMサブシステム33は、用紙収納トレイやデュープレ
ックストレイ、手差しトレイの制御、コピー用紙のフィ
ード制御、コピー用紙のパージ動作の制御を行うサブシ
ステムである。 IMMサブシステム34は、感材ベルト上のパネル分割、
感材ベルトの走行/停止の制御、メインモータの制御そ
の他感材ベルト周りの制御を行うサブシステムである。 マーキングサブシステム35は、コロトロンや露光ラン
プ、現像機、感材ベルトの電位、トナー濃度の制御を行
うサブシステムである。 U/Iサブシステム36は、ユーザインターフェースの全
ての制御、マシンの状態表示、コピーモード決定等のジ
ョブ管理、ジョブリカバリーを行うサブシステムであ
る。 INPUTサブシステム38は、原稿の自動送り(DADF)や
原稿の半自動送り(SADF)、大型サイズ(A2)の原稿送
り(LDC)、コンピュータフォーム原稿の送り(CFF)、
原稿の2枚自動送り(2−UP)の制御、原稿サイズの検
知等を行うサブシステムである。 OUTPUTサブシステム38は、ソーターやフィニッシャー
を制御し、コピーをソーティングやスタッキング、ノン
ソーティングの各モードにより出力したり、綴じ込み出
力するサブシステムである。 OPTサブシステム39は、原稿露光時のスキャン、レン
ズ移動、シャッター、PIS/NON−PISの制御を行い、ま
た、LDCモード時のキャリッジ移動を行うサブシステム
である。 IELサブシステム40は、感材ベルト上の不要像の消し
込み、像に対する先端・後端の消し込み、編集モードに
応じた像の消し込みを行うサブシステムである。 上記システムは、第4図に示す7個のCPUを核として
構成され、ベースマシン1とこれを取り巻く付加装置等
の組み合わせに柔軟に対応することを可能にしている。
ここで、メインCPU41が、ベースマシン1のメイン基板
上にあってSQMGRサブシステム32、CHMサブシステム33、
IMMサブシステム34のソフトを含み、シリアルバス48を
介して各CPU42〜47と接続される。これらのCPU42〜47
は、第3図に示すシリアル通信インターフェースで接続
された各サブシステムと1対1で対応している。シリア
ル通信は、100msecを1通信サイクルとして所定のタイ
ミングに従ってメインCPU41と他の各CPU42〜47との間で
行われる。そのため、機構的に厳密なタイミングが要求
され、シリアル通信のタイミングに合わせることができ
ない信号については、それぞれのCPUに割り込みポート
(INT端子信号)が設けられシリアルバス48とは別のホ
ットラインにより割り込み処理される。すなわち、例え
ば、64cpm(A4LEF)、309mm/secのプロセススピードで
コピー動作をさせ、レジゲートのコントロール精度等を
±1mmに設定すると、上記の如き100msecの通信サイクル
では処理できないジョブが発生する。このようなジョブ
の実行を保証するためにホットラインが必要となる。 従って、この複写機では、各種の付加装置を取りつけ
ることができるのに対応して、ソフトウエアについても
これら各付加装置に対応したシステム構成を採用するこ
とができるようになっている。 このような構成を採用した理由の1つは、これらの
付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマシ
ン1に用意させるとすれば、このために必要とするメモ
リの容量が膨大になってしまうことによる。また、将
来新しい付加装置を開発したり、現在の付加装置の改良
を行った場合に、ベースマシン1内のROM(リード・オ
ンリ・メモリ)の交換や増設を行うことなく、これらの
付加装置を活用することができるようにするためであ
る。 このため、ベースマシン1には、複写機の基本部分を
制御するための基本記憶領域と、ICカードからなる機能
情報と共に取り込まれたプログラムを記憶する付加記憶
領域が存在する。付加記憶領域には、DADF37の制御プロ
グラム、ユーザインフェース36の制御プログラム等の各
種プログラムが格納されるようになっている。そして、
ベースマシン1に所定の付加装置を取りつけた状態でIC
カードをICカード装置(図示省略)にセットすると、ユ
ーザインタフェース36を通してコピー作業に必要なプロ
グラムが読み出され、付加記憶装置にロードされるよう
になっている。このロードされたプログラムは、基本記
憶領域に書き込まれたプログラムと共働して、あるいは
このプログラムに対して優先的な地位をもってコピー作
業の制御を行う。ここで使用されるメモリは電池によっ
てバックアップされたランダム・アクセス・メモリから
構成される不揮発性メモリである。もちろん、ICカー
ド、磁気カード、フロッピーディスク等の記憶媒体も不
揮発性メモリとして使用することができる。この複写機
ではオペレータによる操作の負担を軽減するために、画
像の濃度や倍率の設定等をプリセットすることができる
ようになっており、このプリセットされた値を不揮発性
メモリに記憶するようになっている。 第5図はメインシステムのステート分割を示す図であ
る。本実施例では、メインシステムを複数のステートに
分割してシステム動作の管理を行っている。メインシス
テムのステート分割はパワーONからコピー動作、および
コピー動作終了後の状態をいくつかに分割してそれぞれ
のステートで行うジョブを決めておき、各ステートでの
ジョブを全て終了しなければ次のステートに移行しない
ようにしてコントロールの能率と正確さを期するように
するためのもので、各ステートに対応してフラグを決め
ておき、各サブシステムはこのフラグを参照することに
よりメインシステムがどのステートにいるか分かり、自
分が何をすべきか判断する。また各サブシステムもステ
ート分割されていてそれぞれ各ステートに対応して同様
にフラグを決めており、メインシステムはこのフラグを
参照して各サブシステムのステートを把握し管理してい
る。 先ず、パワーオンするとプロセッサーイニシャライズ
の状態になり、ダイアグモードかユーザーモード(コピ
ーモード)かが判断される。ダイアグモードはサービス
マンが修理用等に使用するモードで、不揮発性メモリ
(NVRAM)に設定された条件に基づいて種々の試験を行
う。本実施例では、原稿押えアームの昇降タイミング
(タイマ値)調整をダイアグモードで行い、NVRAMの調
整値を変更するようにした。 ユーザーモードにおけるイニシャライズ状態において
はNVRAMの内容により初期設定を行う。例えば、キャリ
ッジをホームの位置、レンズを倍率100%の位置にセッ
トしたり、また各サブシステムにイニシャライズの指令
を行う。イニシャライズが終了するとスタンバイに遷移
する。 スタンバイは全てのサブシステムが初期設定を終了
し、スタートボタンが押されるまでのステートであり、
全自動画面で「おまちください」の表示を行う。そして
コルツランプを点灯して所定時間フューザー空回転を行
い、フューザーが所定のコントロール温度に達するとU/
Iがメッセージで「コピーできます」を表示する。この
スタンバイ状態は、パワーON1回目では数10秒程度の時
間である。 セットアップはスタートボタンが押されて起動がかけ
られたコピーの前準備状態であり、メインモータ、ソー
ターモータが駆動され、感材ベルトのVDDP等の定数の合
わせ込みを行う。またADFモータがONし、1枚目の原稿
送り出しがスタートし、1枚目の原稿がレジゲートに到
達して原稿サイズが検知されてAPMSモードではトレイ、
倍率の決定がなされ、ADF原稿がプラテンに敷き込まれ
る。そして、ADF2枚目の原稿がレジゲートまで送り出さ
れ、サイクルアップに遷移する。 サイクルアップは感材ベルトを幾つかのピッチに分割
してパネル管理を行い、最初のパネルがゲットパークポ
イントへくるまでのステートである。即ち、コピーモー
ドに応じてピッチを決定し、オプチカル・サブシステム
に倍率を知らせてレンズ移動を行わせる。そして、CHM
サブシステム、IMMサブシステムにコピーモードを通知
し、倍率セットが認識されると、倍率と用紙サイズによ
りスキャン長が決定されてオプチカル・サブシステムに
知らせる。そして、マーキング・サブシステムにコピー
モードを通知し、マーキング・サブシステムの立ち上げ
が終了すると、IMMサブシステムでピッチによって決ま
るパネルL/Eをチェックし、最初のコピーパネルが見つ
かり、ゲットパークポイントに到達するとゲットパーク
レディとなってサイクルに入る。 サイクルはコピー動作中の状態で、ADC(Automatic D
ensity Control)、AE(Automatic Exposure)、DDPコ
ントロール等を行いながらコピー動作を繰り返し行う。
そしてR/L=カウント枚数になると原稿交換を行い、こ
れを所定原稿枚数だけ行うとコインシデンス信号が出て
サイクルダウンに入る。 サイクルダウンは、キャリッジスキャン、用紙フィー
ド等を終了し、コピー動作の後始末を行うステートであ
り各コロトロン、現像機等をOFFし、最後に使用したパ
ネルの次のパネルがストップパーク位置に停止するよう
にパネル管理して特定のパネルだけが使用されて疲労を
生じないようにする。 このサイクルダウンからは通常スタンバイに戻るが、
プラテンモードでコピーしていた場合に再度スタートキ
ーを押すリスタートの場合にはセットアップに戻る。ま
たセットアップ、サイクルアップからでもジャム発生等
のサイクルダウン要因が発生するとサイクルダウンに遷
移する。 パージはジャムが発生した場合のステートで原因ジャ
ム用紙を取り除くと他の用紙は自動的に排出される。通
常、ジャムが発生するとどのようなステートからでもサ
イクルダウン→スタンバイ→パージと遷移する。そして
バージエンドによりスタンバイまたはセットアップに遷
移するが、再度ジャムが発生するとサイクルダウンへ遷
移する。 ベルトダウンはタッキングポイントよりトレイ側でジ
ャムが発生したような場合に生じ、ベルトクラッチを切
ることによりベルト駆動が停止される状態で、ベルトよ
り先の用紙は排出することができる。 ハードダウンはインターロックが開けられて危険な状
態になったり、マシーンクロックフェイルが発生して制
御不能になったような状態で、24V電源供給が遮断され
る。 そして、これらベルトダウン、ハードダウン要因が除
去されるとスタンバイに遷移する。 第6図はシリアル通信の転送データ構成と伝送タイミ
ングを示す図、第7図は1通信サイクルにおける相互の
通信間隔を示すタイミングチャートである。 メインCPU41と各CPU42〜47との間で行われるシリアル
通信では、それぞれ第6図(a)に示すようなデータ量
が割り当てられる。同図(a)において、例えば、UIの
場合にはメインCPU41からの送信データTXが7バイト、
受信データRXが15バイトであり、そして、次のスレーブ
すなわちオプティカルCPU45に対する送信タイミングt1
(同図(c))が26msであることを示している。この例
によると、総通信量は86バイトとなり、9600BPSの通信
速度では約100msの周期となる。そして、データ長は、
同図(b)に示すようにヘッダー、コマンド、そしてデ
ータから構成している。同図(a)による最大データ長
による送受信を対象とすると、全体の通信サイクルは、
第7図に示すようになる。ここでは、9600BPSの通信速
度から、1バイトの送信に要する時間を1.2msとし、ス
レーブが受信終了してから送信を開始するまでの時間を
1msとし、その結果、100msを1通信サイクルとしてい
る。 第8図は複写機内部における用紙トレイ,搬送路等の
用紙搬送系を示し、用紙トレイとして上段トレイ6−
1、中段トレイ6−2、下段トレイ6−3、そしてデュ
ープレックストレイ11がベースマシン内に装備され、オ
プションによりサイドに大容量トレイ(HCF)17、手差
しトレイ(MSI)16が装備され、各トレイには適宜ノー
ペーパセンサ、サイズセンサ、およびクラッチ等が備え
られている。ここで、ノーペーパセンサは、供給トレイ
内のコピー用紙の有無を検知するためのセンサであり、
サイズセンサはトレイ内に収容されているコピー用紙の
サイズを判別するためのセンサである。また、クラッチ
は、それぞれの紙送りロールの駆動をオン・オフ制御す
るための部品である。このように複数の供給トレイに同
一サイズのコピー用紙をセットできるようにすることに
よって、1つの供給トレイのコピー用紙がなくなったと
き他の供給トレイから同一サイズのコピー用紙を自動的
に給送する。 コピー用紙の給送は、専用に設けられたフィードモー
タによって行われ、フィードモータにはステップモータ
が使用されている。コピー用紙の給送が正常に行われて
いるかどうかはフィードセンサによって検知される。そ
して、一旦送り出されたコピー用紙の先端を揃えるため
のレジストレーション用としてゲートソレノイドが用い
られる。このゲートソレノイドは、通常のこの種のソレ
ノイドと異なり通電時にゲートが開きコピー用紙を通過
させるような制御を行うものである。従って、コピー用
紙の到来しない待機状態ではゲートソレノイドに電源の
供給がなく、ゲートは閉じたままとなって消費電力の低
減を図っている。そして、所定のタイミングでコピー用
紙の搬送を再開する時点で通電しゲートを開くことにな
る。このような制御を行うと、コピー用紙の先端が通過
を阻止されている時点でのゲートの位置の変動が少なく
なり、コピー用紙が比較的強い力でゲートに押し当てら
れた場合でもその位置決めを正確に行うことができる。 上段トレイおよび中段トレイは、用紙枚数が500枚程
度、A3〜B5、リーガル、レター、特B4、11×17の用紙サ
イズが収容可能なトレイである。そして、第9図に示す
ようにトレイモータ551を有し、用紙が少なくなるとト
レイ552が傾く構造になっている。センサとしては、用
紙サイズを検知する3つのペーパサイズセンサ553〜55
5、用紙切れを検知するノーペーパセンサ556、トレイ高
さの調整に使用するサーフェースコントロールセンサ55
7を備えている。また、トレイの上がりすぎを防止する
ためのイマージェンシイスイッチ558がある。下段トレ
イは、用紙枚数が1300枚程度、上段トレイおよび中段ト
レイと同様の用紙サイズが収納可能なトレイである。 大容量トレイ(HCF)17は、数千枚のコピー用紙を収
容することのできる供給トレイである。例えば、原稿を
拡大したり縮小してコピーをとる必要のない顧客や、コ
ピー量が少ない顧客は、ベースマシン単体を購入するこ
とが適切な場合が多い。これに対して、多量のコピーを
とる顧客や複雑なコピー作業を要求する顧客にとっては
デュープレックストレイや大容量トレイが必要とされる
場合が多い。このような各種要求を実現する手段とし
て、この複写機システムではそれぞれの付加装置を簡単
に取りつけたり取り外すことができる構造とし、また付
加装置の幾つかについては独立したCPU(中央処理装
置)を容易して複数のCPUによる分散制御を行うことに
している。このことは、単に顧客の希望する製品が容易
に得られるという利点があるばかりでなく、新たな付加
装置の取り付けの可能性は顧客に対して新たなコピー作
業の可能性を教示することになり、オフィスの事務処理
の進化を推進させるという点でこの複写機システムの購
入に大きな魅力を与えることになる。 手差しトレイ(MSI)16は、用紙枚数50枚程度、用紙
サイズA2F〜A6Fが収容可能なトレイであって、特に他の
トレイに収容できない大きいサイズの用紙を使うことが
できるものである。従来のこの種の手差しトレイは、1
枚ずつ手差しを行うので、手差しが行われた時点でコピ
ー用紙を手差しトレイから優先的に送り出せばよく、手
差しトレイ自体をオペレータが選択する必要はない。こ
れに対して本発明の手差しトレイ16は複数枚のコピー用
紙を同時にセットすることができる。従って、コピー用
紙のセットをもってその手差しトレイ16からの給送を行
わせると、コピー用紙を複数枚セットしている時点でそ
のフィードが開始される可能性がある。このような事態
を防止するために、手差しトレイ16の選択を行わせるよ
うにしている。 なお、上段トレイ6−1、中段トレイ6−2、下段ト
レイ6−3にはヌジャーロール513、フィードロール51
2、テイクアウェイロール511を一体に取り付ける構造を
採用することによってコンパクト化を図っている。用紙
先端がテイクアウェイロール511にニップされた後、フ
ィードアウトセンサ514で先端を検知して一時停止させ
ることによって、転写位置を合わせるためのプレレジス
トレーションを行い、フィーダ部での用紙の送り出しば
らつきを吸収している。送り出された用紙は、アライナ
装置515を経て感材ベルト4の転写位置に給送される。 デュープレックストレイ11はコピー用紙の画面にコピ
ーする両面モードや同一面に複数回コピーする合成モー
ドの場合に、コピー用紙を繰り返し供給するため一時的
にスタックするトレイである。両面モードの場合には、
搬送路から直接デュープレックストレイ11へスタックさ
れるが、合成モードの場合には、一旦搬送路から合成モ
ード用インバータ10へ搬送され、しかる後反転してデュ
ープレックストレイ11へに導かれる。なお、搬送路501
からソーター等への排紙出口502とデュープレックスト
レイ11側との分岐点にはゲート503が設けられ、デュー
プレックストレイ11側において合成モード用インバータ
10へ導く分岐点には搬送路を切り換えるためのゲート50
5、506が設けられ、さらに、排紙出口502はゲート507が
設けられトリロールインバータ9で反転させることによ
り、コピーされた面を表側にして排紙できるようにして
いる。 デュープレックストレイ11は、用紙枚数が50枚程度、
上記各トレイと同じ用紙サイズが収容可能なトレイであ
り、用紙の1つの面に複数回のコピーを行ったり、2つ
の面に交互にコピーを行う場合にコピー済の用紙を一時
的に収容するトレイである。デュープレックストレイ11
の入口側搬送路にはインイグジットロール522、ゲート5
05が配置され、このゲート505により合成モードと両面
モードに応じた用紙搬送の切り換え制御を行っている。
例えば、両面モードの場合には上方から搬送されてきた
用紙がゲート505によりインイグジットロール522側に導
れ、合成モードの場合には、上方から搬送されてきた用
紙が505,506により一旦合成モード用インバータ10に導
かれ、しかる後反転するとゲート506によりフィードロ
ール525、デュープレックストレイ11側に導かれる。こ
のような搬送系において、各トレイ6−1、6−2、6
−3、HCFトレイ17,手差しトレイ16から送り出されたコ
ピー用紙は搬送路515に案内されて感材ベルト4に供給
され、トナー像がコピー用紙上に転写される。そしてコ
ピー用紙は真空吸着ベルト520によってフューザ521およ
びプレッシャロール541の間に供給され、フューザ521の
加熱によってトナー像の定着が行われた後、排紙出口50
2から取り出される。 第10図は転写系と光学系の感光体として有機感材ベル
ト4が配置されている。有機感材ベルト4は電荷発生
層、トランスファ層等何層にも塗って感材を形成してる
ので、Seを蒸着して感材を形成する感光体ドラムに比し
て自由度が大きく、製作が容易になるのでコストを安く
することができ、また、ベルト回りのスペースを大きく
することができるので、レイアウトがやり易くなるとい
う特徴がある。 一方、ベルトには伸び縮みがあり、また、ロールも温
度差によって径が変化するので、ベルトにホールを設け
てこれを検出し、一周のマシーンクロックを常時カウン
トし、伸び縮みに応じてピッチの信号、レジゲートのタ
イミングを補正する必要がある。 本装置における有機感材ベルト4は長さが1m以上あ
り、A4サイズ4枚、A3サイズ3枚が載るようにしている
が、ベルトにはシームがあるため常にパネル(ベルト上
に形成される像形成領域)管理をしておかないと、定め
たパネルのコピーがとれないのでロール77aの近傍の位
置Xで基準となる信号を出すようになっている。これは
ゲットパークと呼ばれるもので、スタートボタンを押し
て最初にコピーをとるパネルがXの位置にきたとき信号
を出し、ここからコピーがとれるという合図をするため
のものである。 有機感材ベルト4はチャージコロトロン(帯電器)60
によって一様に帯電されるようになっており、図の矢印
方向に定速駆動されている。そして最初のパネルがレジ
(露光箇所)71の一定時間前にきたときピッチという信
号を出してそのピッチを基準にしてスキャンとフィード
のタイミングがとられる。チャージコロトロン60によっ
て帯電されたベルト表面は露光箇所71において露光され
る。露光箇所71には、プラテンガラス5上に載置された
原稿の光像が入射されるようになっている。このため
に、露光ランプ56と、これによって照明された原稿面の
反射光を伝達する複数のミラー57−1〜57−6および光
学レンズ58とが配置されており、このうちミラー57−1
は原稿の読み取りのためにスキャンされる。またミラー
57−4〜57−6は第2の走査光学系を構成し、これはPI
S(Precession Image Scan)と呼ばれるもので、プロセ
ススピードを上げるのには限界があるため、プロセスス
ピードを上げずにコピー速度が上げられるように、ベル
トの移動方向と反対方向に第2の走査光学系をスキャン
して相対速度を上げ、最大64枚/min(CPM)を達成する
ようにしている。 露光箇所71でスリット状に露光された画情報によって
有機感材ベルト4上には原稿に対応した静電潜像が形成
される。そして、IEL(インターイメージランプ)64で
不要な像や像間のイレーズ、サイドイレーズを行った
後、静電潜像は、通常黒色トナーによる現像を行う現像
装置59−1、またはカラートナーによる現像を行う現像
装置59−2によって現像されてトナー像が作成される。
トナー像は有機感材ベルト4の回転と共に移動し、プリ
トランスファコロトロン(転写器)65、トランスファコ
ロトロン66の近傍を通過する。プリトランスファコロト
ロン65は、通常、交流印加によりトナーの電気的付着力
を弱めトナーの移動を容易にするためのものである。ま
た、ベルトは透明体で形成されているので、転写前にプ
リトランスファランプ68(イレーズ用に兼用)で背面か
らベルトに光を照射してさらにトナーの電気的付着力を
弱め、転写が行われ易くなる。 一方、各種のトレイに収容されているコピー用紙、あ
るいは手差しトレイ16に沿って手差しで送り込まれるコ
ピー用紙は、送りロールによって送り出され、搬送路50
1に案内されて有機感材ベルト4とトランスファコロト
ロン66の間を通過する。用紙送りは原則的にLEF(Long
Edge Feed)によって行われ、用紙の先端と露光開始位
置とがタッキングポイント(図の位置L)で一致するよ
うにレジゲートが開閉制御されてトナー像がコピー用紙
上に転写されることになる。そしてデタックコロトロン
67で用紙と感材ベルト4とが剥がされ、転写後のコピー
用紙はフューザ521およびプレッシャロール541の間を通
過して熱定着され、搬送ロール75、76の間を通過して図
示しない排出トレイ上に排出される。 コピー用紙が剥がされた感材ベルト4はプレクリーン
コロトロン69によりクリーニングし易くされ、ランプ68
による背面からの光照射により不要な電荷が消去され、
ブレード70によって不要なトナー、ゴミ等が掻き落とさ
れる。 なお、ベルト4上にはパッチジェネレータ61により像
間にパッチを形成し、パッチ部の静電電位をESVセンサ6
3で検出して濃度調整用としている。またベルト4には
ホールが開けられており、ベルトホールセンサ62でこれ
を検出してベルトスピードを検出し、プロセススピード
制御を行っている。またADC(Auto Density Control)
センサ71で、パッチ部分に載ったトナーからの反射光量
とトナーがない状態における反射光量とを比較してトナ
ーの付着具合を検出し、またポップセンサ72で用紙が剥
がれずにベルト4に巻きついてしまった場合を検知して
いる。 第11図は搬送路501の全体構成を示し、感材ベルト4
に近接した位置には、各トレイ6−1、6−2、6−
3、17および16から供給された用紙を感材ベルト4のパ
ネルに合わせて位置決めするレジロール530およびレジ
ロール530に用紙を供給するスリップロール531が設けら
れている。また、感材ベルト4の下流側には真空吸着ベ
ルト520、フューザ521、フューザイグジットロール532
が設けられている。フューザイグジットロール532から
は搬送路501に2又に分岐され、一方はイグジットロー
ル533を備えた排紙出口502に続いており、他方はデュー
プレックストレイ11に続いている。ここで、デュープレ
ックストレイ11にはボトムロール524が設けられると共
に、その出口側にはフィードロール525、テイクアウェ
イロール526が設けられている。 搬送路501は以上のロールに加えて数多くのロールが
配設されることにより構成され、ユーザインタフェース
36で選択されたコピーモードに応じて用紙の搬送を行っ
ており、この搬送途中で感材ベルト4によるトナー像の
転写およびフューザ521の加熱による画像の定着が行わ
れる。このような搬送路501には三角印で示すセンサが
設けられて搬送される用紙の監視が行われている。以
下、このセンサの配設位置および作用を説明する。 トレイ6−1、6−2、6−3の出口側に設けられた
フィードアウトセンサ514は各トレイ6−1、6−2、
6−3から送り出された用紙を検出する。手差しトレイ
16および大容量トレイ17の出口側にも同様に送り出され
る用紙の検出を行うフィードアウトセンサ534、535が設
けられている。スリップロール531およびレジロール530
の間にはレジロール530に供給された用紙の検出を行う
レジゲートセンサ536が設けられており、フューザ521の
入口側および出口側にもフューザ521への用紙の搬入、
搬出を検出するフューザインセンサ537およびフューザ
イグジットセンサ538が設けられている。排紙出口502に
は記録が終了した用紙の排出を検出するイグジットセン
サ539が設けられている。さらに、デュープレックスト
レイ11の入口側にはデュープレックスインセンサ523が
設けられ、同トレイ11に供給される用紙の枚数が検出さ
れる。また、デュープレックストレイ11の出口側にはデ
ュープレックスフィードアウトセンサ527が設けられ、
同トレイ11から送り出される用紙の枚数が検出されてい
る。そして、デュープレックストレイ11および上・中・
下段トレイ6−1、6−2、6−3の間の搬送路にはデ
ュープレックストランスポートセンサ540が設けられて
いる。なお、デュープレックストレイ11にはノーペーパ
ーセンサ528が設けられるが、このセンサ528は同トレイ
11内の用紙の有無を検出するものであり、搬送路上の用
紙の監視を行う上記センサとは性質が異なっている。 以上のセンサ514、527、534、535、536、537、538、5
39および540は第1図に示すように、CHMサブシステム33
におけるセンサ51を構成するものであり、検出制御部53
によって駆動が制御されている。この制御は用紙への記
録の際における搬送路501でのジャムを検出する通常の
制御と本発明の制御がある。 通常の制御はスタートボタンが押された後、記録のた
めに用紙がトレイから給紙される時点(サイクルアッ
プ)から開始され、記録が終了して用紙が排紙出口502
に排出された時点(サイクルダウン)で終了して、これ
らの間、センサが駆動されて用紙が搬送路501のどの位
置にいるのかを監視する。そして、搬送途中に用紙の移
動が停止した場合には、判定部52からJAM信号が検出制
御部53に出力され、さらに検出制御部53からSQMGR32に
出力される。SQMGR32はJAM信号の入力によってシステム
全体の作動を停止すると共に、ユーザインタフェース36
にJAM表示を指令する。これにより、オペレータによる
用紙撤去が行われる。 次に本発明の制御は、複写機が
【従来の技術】で述べ
た、、、あるいはによるハードダウンによって
記録動作を停止させた場合に、フューザ521部分に用紙
が停滞しているか否かを点検し、その点検結果に応じて
所定の処理を行うものである。本発明の制御によって駆
動されるセンサ51はフューザ521の入口側から排紙出口
の間に配置されているセンサであり、フィードインセン
サ537、フューザイグジットセンサ538、イグジットセン
サ539およびデュープレックスインセンサ523が該当す
る。これらのセンサ537、538、539、523の駆動はCHMサ
ブシステム33の検出制御部53によって制御される。 第12図はこの制御のフローチャートを、第13図はその
タイミングチャートを示し、以下、これらの図および第
1図を参照して本発明の制御を説明する。複写機がハー
ドダウンによってトラブル停止すると、そのトラブル停
止信号がSQMGR32からCHMサブシステム33の検出制御部53
(第1図参照)に送信される。検出制御部53はこの信号
の入力によってフューザインセンサ537、フューザイグ
ジットセンサ538、イグジットセンサ539、デュープレッ
クスインセンサ523を駆動する。これらのセンサ537、53
8、539、523の駆動はフローチャート上では第12図のス
テップ〜に示すように、順に行われているが、時間
的にはほとんど同時に駆動制御されている。そして、こ
の内のいずれか一のセンサが用紙を検出した場合はステ
ップ、に移行し、全てのセンサが用紙を検出しない
場合はステップ、に移行する。第13図の例ではフュ
ーザインセンサ537およびフューザイグジットセンサ538
の信号がHigh信号となっており、用紙はこれらのセンサ
537、538の間に停滞している。このフューザインセンサ
537およびフューザイグジットセンサ538の検出信号はCH
Mサブシステム33の判定部に出力されて上記用紙停滞位
置が検出され、その後、この検出信号は検出制御部53を
経由してSQMGR32に出力される。SQMGR32ではこの検出信
号に入力により、マーキングサブシステム35のフューザ
制御部54およびユーザインタフェース36に制御信号を送
信する。フューザ制御部54はこの制御信号の入力によっ
てフューザ521への電力供給を停止する(ステップ
)。これによりフューザ521は加熱状態から解放さ
れ、自然放冷によって温度低下する。従って、フューザ
521部分に用紙が停滞していても、用紙は焦げつくまで
加熱することがなく、焦げつきによる破片や温度の加熱
による出火が防止され、危険性がなくなる。一方、SQMG
R32からの制御信号が入力されたユーザインタフェース3
6は、ディスプレイなどの表示部(図示せず)にJAM表示
およびJAM位置を表示する(ステップ)。従って、オ
ペレータはこのJAM表示に従って用紙撤去を行うことが
でき、JAM回復を円滑且つ迅速に行うことができる。次
に、全てのセンサ537、538、539および523が用紙を検出
しない場合には、検出制御部53はSQMGR32に非検出信号
を出力する。この信号の入力によりSQMGR32は前述と同
様にユーザインタフェース36およびマーキングサブシス
テム35のフューザ制御部54に所定の信号を出力するが、
この場合にはフューザ制御部54はフューザ521への電力
供給を続行する(ステップ)。すなわち、フューザ52
1は加熱状態が維持されており、トラブル回復後には直
ちに熱定着作用を行うことが可能な状態となっている。
従って、トラブル回復後における複写機の立ち上がりが
早くなる。一方、ユーザインタフェース36は非検出信号
の入力の場合にはJAM表示を行うことなく、DOWN表示な
どの所定の表示を行い(ステップ)、オペレータはこ
の表示を参照してハードダウンの回復処理を行うことが
できる。 従って、上記のような制御では、ハードダウン時にフ
ューザ部分の用紙停滞の有無を検出し、用紙の有無に応
じてフューザおよびユーザインタフェースを制御するた
め、ハードダウンに対応した処置および用紙撤去処理を
行うことができ、トラブル回復を迅速且つ確実に行うこ
とができる。 なお、上記実施例では用紙の検出を行うサブシステム
とフューザの制御を行うマーキングサブシステムはSQMG
Rを介して接続して所定の制御を行っているが、SQMGR32
を省略して、CHMサブシステムとマーキングサブシステ
ムとを直接に接続しても良い。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明は以下の効果を奏すること
ができる。 (1)請求項1、7、13、および19の発明によると、 記録された用紙を振り分け分類するソータのインタ
ーロックのオープン、 前扉のインターロックのオープン、 記録された用紙を振り分け分類するソータにおける
用紙ジャムの発生、あるいは、 電源電圧の降下 によるハードダウンによって記録動作が停止したとき、
用紙搬送路に用紙が有るかどうかの検出結果に応じて、
フューザへの加熱用電力の供給を制御するため、用紙を
検出したときは、安全に用紙を取り出すことができ、用
紙の焦げつきや出火を防ぐことができ、用紙を検出しな
かったときは、フューザを立ち上げる必要がないので直
ちに記録動作に入ることができる。 (2)請求項2、8、14、および20の発明によると、請
求項1、7、13、および19の発明において、用紙を検出
したときは、フューザへの加熱電力の供給を停止するた
め、用紙の焦げつきや出火を防ぐことができ、用紙を検
出しなかったときは、フューザへの加熱用電力の供給を
継続するため、直ちに記録動作に入ることができる。 (3)請求項3、9、15、および21の発明によると、請
求項1、7、13、および19の発明において、フューザに
設けられたフューザセンサが用紙を検出したときは、フ
ューザへの加熱用電力の供給を停止するため、フューザ
に停滞した用紙の焦げつきや出火を防ぐことができる。 (4)請求項4、10、16、および22の発明によると、請
求項1、7、13、および19の発明において、フューザ下
流に設けられたフューザ下流センサが用紙を検出したと
きは、フューザへの加熱用電力の供給を停止するため、
フューザ下流に停滞した用紙の焦げつきや出火を防ぐこ
とができる。 (5)請求項5、11、17、および23の発明によると、請
求項3、9、15、および21の発明において、フューザの
入口に設けられたフューザインセンサ、あるいはフュー
ザの出口に設けられたフューザアウトセンサが用紙を検
出したときは、フューザへの加熱用電力の供給を停止す
るため、フューザの入口あるいは出口に停滞した用紙の
焦げつきや出火を防ぐことができる。 (6)請求項6、12、18、および24の発明によると、請
求項4、10、16、および22の発明において、排紙出口に
設けられたイグジットセンサ、あるいはデュープレック
ストレイの入口に設けられたデュープレックスセンサが
用紙を検出したときは、フューザへの加熱用電力の供給
を停止するため、排紙出口あるいはデュープレックスト
レイの入口に停滞した用紙の焦げつきや出火を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図。第2図は
全体の概略構成を示す図。第3図は制御系のシステム構
成を示す図。第4図はCPUのハード構成を示す図。第5
図はプロセッサの状態遷移図。第6図はシリアル通信の
転送データ構成と伝送タイミングを示す図。第7図は1
通信サイクルにおける相互の通信間隔を示すタイミング
チャート。第8図は用紙搬送系を示す側面図。第9図は
トレイの内部構造を示す側面図。第10図は転写系と光学
系を示す側面図。第11図は搬送路のセンサ配置を示す側
面図。第12図は制御を示すフローチャート。第13図は作
動を示すタイミングチャート。 符号の説明 1……ベースマシン 2……プラテンガラス 3……光学系(走査露光装置) 4……感材ベルト、5……マーキング系 6−1……上段トレイ、6−2……中段トレイ 6−3……下段トレイ、7……用紙搬送系 9,10……インバータ 11……デュープレックストレイ 12……ユーザインタフェース 13……DADF 16……マルチシートインサータ 17……HCF、19……ソータ 20……シンプルキャッチトレイ 31……メイン基板 32……SQMGRサブシステム 33……CHMサブシステム 34……IMMサブシステム 35……マーキングサブシステム 36……U/Iサブシステム 37……INPUTサブシステム 38……OUTPUTサブシステム 39……OPTサブシステム 40……IELサブシステム 41……メインCPU 42……マーキング用CPU 43……INPUT用CPU 44……OUTPUT用CPU 45……OPT用CPU 46……U/I用CPU 47……IEL用CPU 48……シリアルバス 50……ジャム検出部 51……センサ、52……判定部 53……検出制御部 54……フューザ制御部 55……プラテンガラス 56……露光ランプ、57……ミラー 58……レンズ、59……現像装置 60……チャージコロトロン 61……パッチジェネレータ 62……ベルトホールセンサ 63……ESVセンサ 64……インターイメージランプ 65……プリトランスファコロトロン 66……トランスファコロトロン 67……デタックコロトロン 68……プリトランスファランプ 69……プレクリーンコロトロン 70……ブレード、71……露光装置 72……ポップセンサ、77……ロール 501……搬送路 502……排紙出口、503……ゲート 505,506,507……ゲート 511……テイクアウェイロール 512……フィードロール 513……ヌジャーロール 514……フィードアウトセンサ 515……アライナ装置 520……真空吸着ベルト 521……フューザ 522……デュープレックスインロール 523……デュープレックスインセンサ 524……ボトムロール 525……フィードロール 526……テイクアウェイロール 527……フィードアウトセンサ 528……ノーペーパセンサ 529……セットセパソル 530……レジロール 531……スリップロール 532……フューザイグジットロール 533……イグジットロール 534,535……フィードアウトセンサ 536……レジゲートセンサ 537……フューザインセンサ 538……フューザアウトセンサ 539……イグジットセンサ 540……デュープレックスポートセンサ 541……プレッシャロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−132352(JP,A) 特開 昭63−268063(JP,A) 特開 平1−93778(JP,A) 実開 昭63−128563(JP,U) 実開 昭61−25347(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 510 - 534 G03G 13/20 G03G 15/20

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成されたトナー像を用紙上
    に転写し、前記用紙上に転写された前記トナー像をフュ
    ーザによって加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬送
    路を介して用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、記録された用紙を振り分け分
    類するソータのインターロックのオープンが発生したと
    き、前記記録装置の動作を停止させる停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させたと
    き、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出す
    る検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
    き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
    加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記検出手段が前記用紙
    を検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を
    停止し、前記検出手段が前記用紙を検出しなかったと
    き、前記フューザへの加熱用電力の供給を継続する構成
    の請求項1記載の記録装置のフューザ制御装置。
  3. 【請求項3】前記検出手段は、前記フューザに前記用紙
    があるかどうかを検出するフューザセンサであり、 前記制御手段は、前記フューザセンサが前記用紙を検出
    したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停止す
    る構成の請求項1記載の記録装置のフューザ制御装置。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、前記フューザの下流に前
    記用紙があるかどうかを検出するフューザ下流センサで
    あり、 前記制御手段は、前記フューザ下流センサが前記用紙を
    検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停
    止する構成の請求項1記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  5. 【請求項5】前記フューザセンサは、前記フューザの入
    口に設けられたフューザインセンサ、あるいは前記フュ
    ーザの出口に設けられたフューザアウトセンサである構
    成の請求項3記載の記録装置のフューザ制御装置。
  6. 【請求項6】前記フューザ下流センサは、排紙出口に設
    けられたイグジットセンサ、あるいはデュープレックス
    トレイ入口に設けられたデュープレックスインセンサで
    ある構成の請求項4記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  7. 【請求項7】像担持体上に形成されたトナー像を用紙上
    に転写し、前記用紙上に転写された前記トナー像をフュ
    ーザによって加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬送
    路を介して用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、前記記録装置の前扉のインタ
    ーロックのオープンが発生したとき、前記記録装置の動
    作を停止させる停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させたと
    き、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出す
    る検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
    き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
    加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
    置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記検出手段が前記用紙
    を検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を
    停止し、前記検出手段が前記用紙を検出しなかったと
    き、前記フューザへの加熱用電力の供給を継続する構成
    の請求項7記載の記録装置のフューザ制御装置。
  9. 【請求項9】前記検出手段は、前記フューザに前記用紙
    があるかどうかを検出するフューザセンサであり、 前記制御手段は、前記フューザセンサが前記用紙を検出
    したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停止す
    る構成の請求項7記載の記録装置のフューザ制御装置。
  10. 【請求項10】前記検出手段は、前記フューザの下流に
    前記用紙があるかどうかを検出するフューザ下流センサ
    であり、 前記制御手段は、前記フューザ下流センサが前記用紙を
    検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停
    止する構成の請求項7記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  11. 【請求項11】前記フューザセンサは、前記フューザの
    入口に設けられたフューザインセンサ、あるいは前記フ
    ューザの出口に設けられたフューザアウトセンサである
    構成の請求項9記載の記録装置のフューザ制御装置。
  12. 【請求項12】前記フューザ下流センサは、排紙出口に
    設けられたイグジットセンサ、あるいはデュープレック
    ストレイ入口に設けられたデュープレックスインセンサ
    である構成の請求項10記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  13. 【請求項13】像担持体上に形成されたトナー像を用紙
    上に転写し、前記用紙上に転写された前記トナー像をフ
    ューザによって加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬
    送路を介して用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、記録された用紙を振り分け分
    類するソータにおける用紙ジャムが発生したとき、前記
    記録装置の動作を停止させる停止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させたと
    き、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出す
    る検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
    き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
    加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
    置。
  14. 【請求項14】前記制御手段は、前記検出手段が前記用
    紙を検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給
    を停止し、前記検出手段が前記用紙を検出しなかったと
    き、前記フューザへの加熱用電力の供給を継続する構成
    の請求項13記載の記録装置のフューザ制御装置。
  15. 【請求項15】前記検出手段は、前記フューザに前記用
    紙があるかどうかを検出するフューザセンサであり、 前記制御手段は、前記フューザセンサが前記用紙を検出
    したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停止す
    る構成の請求項13記載の記録装置のフューザ制御装置。
  16. 【請求項16】前記検出手段は、前記フューザの下流に
    前記用紙があるかどうかを検出するフューザ下流センサ
    であり、 前記制御手段は、前記フューザ下流センサが前記用紙を
    検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停
    止する構成の請求項13記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  17. 【請求項17】前記フューザセンサは、前記フューザの
    入口に設けられたフューザインセンサ、あるいは前記フ
    ューザの出口に設けられたフューザアウトセンサである
    構成の請求項15記載の記録装置のフューザ制御装置。
  18. 【請求項18】前記フューザ下流センサは、排紙出口に
    設けられたイグジットセンサ、あるいはデュープレック
    ストレイ入口に設けられたデュープレックスインセンサ
    である構成の請求項16記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  19. 【請求項19】像担持体上に形成されたトナー像を用紙
    上に転写し、前記用紙上に転写された前記トナー像をフ
    ューザによって加熱して前記用紙に定着するよう用紙搬
    送路を介して用紙を搬送する記録装置において、 前記記録装置の動作中に、前記記録装置における電源電
    圧が降下したとき、前記記録装置の動作を停止させる停
    止手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作を停止させたと
    き、前記用紙搬送路に前記用紙があるかどうかを検出す
    る検出手段と、 前記停止手段により前記記録装置の動作が停止したと
    き、前記検出手段の検出結果に応じて前記フューザへの
    加熱用電力の供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置のフューザ制御装
    置。
  20. 【請求項20】前記制御手段は、前記検出手段が前記用
    紙を検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給
    を停止し、前記検出手段が前記用紙を検出しなかったと
    き、前記フューザへの加熱用電力の供給を継続する構成
    の請求項19記載の記録装置のフューザ制御装置。
  21. 【請求項21】前記検出手段は、前記フューザに前記用
    紙があるかどうかを検出するフューザセンサであり、 前記制御手段は、前記フューザセンサが前記用紙を検出
    したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停止す
    る構成の請求項19記載の記録装置のフューザ制御装置。
  22. 【請求項22】前記検出手段は、前記フューザの下流に
    前記用紙があるかどうかを検出するフューザ下流センサ
    であり、 前記制御手段は、前記フューザ下流センサが前記用紙を
    検出したとき、前記フューザへの加熱用電力の供給を停
    止する構成の請求項19記載の記録装置のフューザ制御装
    置。
  23. 【請求項23】前記フューザセンサは、前記フューザの
    入口に設けられたフューザインセンサ、あるいは前記フ
    ューザの出口に設けられたフューザアウトセンサである
    構成の請求項21記載の記録装置のフューザ制御装置。
  24. 【請求項24】前記フューザ下流センサは、排紙出口に
    設けられたイグジットセンサ、あるいはデュープレック
    ストレイ入口に設けられたデュープレックスインセンサ
    である構成の請求項22記載の記録装置のフューザ制御装
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