JPH06174404A - シグナルゲージ - Google Patents
シグナルゲージInfo
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- JPH06174404A JPH06174404A JP35970492A JP35970492A JPH06174404A JP H06174404 A JPH06174404 A JP H06174404A JP 35970492 A JP35970492 A JP 35970492A JP 35970492 A JP35970492 A JP 35970492A JP H06174404 A JPH06174404 A JP H06174404A
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- JP
- Japan
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- compression coil
- measuring shaft
- ball
- housing
- spring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチ機構を測定軸に設け、スイッチの開
閉調節手段をハウジングに備えたシグナルゲージにおい
て、スイッチ機構よりハウジングに至るリード線の断線
等を防止し、信頼性を向上する。 【構成】 ハウジング1に設けた軸受により摺動自在に
軸受された測定軸2と一体にスイッチ手段を設けたシグ
ナルゲージにおいて、上記スイッチ手段の少なくとも一
方の接点よりハウジング1に至る導電手段として圧縮コ
イルばね、たとえば22aを使用していることを特徴と
する。
閉調節手段をハウジングに備えたシグナルゲージにおい
て、スイッチ機構よりハウジングに至るリード線の断線
等を防止し、信頼性を向上する。 【構成】 ハウジング1に設けた軸受により摺動自在に
軸受された測定軸2と一体にスイッチ手段を設けたシグ
ナルゲージにおいて、上記スイッチ手段の少なくとも一
方の接点よりハウジング1に至る導電手段として圧縮コ
イルばね、たとえば22aを使用していることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品の形状寸法などを
自動計測するシグナルゲージの関する。
自動計測するシグナルゲージの関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なシグナルゲージは、信号
を得るためのスイッチ機構がハウジング内の内壁に取り
付けられていた。そのために、測定軸の変位はレバーや
歯車機構を経てスイッチ機構に伝わるようにするととも
に、信号点の発生位置の設定はスイッチ機構の取り付け
位置を移動するようにしていたので、ハウジングが大型
になり、測定軸の変位をスイッチに伝達する機構や、ス
イッチ機構を精度良く移動させる機構が複雑となって、
精度が低下し、コストも高くなった。
を得るためのスイッチ機構がハウジング内の内壁に取り
付けられていた。そのために、測定軸の変位はレバーや
歯車機構を経てスイッチ機構に伝わるようにするととも
に、信号点の発生位置の設定はスイッチ機構の取り付け
位置を移動するようにしていたので、ハウジングが大型
になり、測定軸の変位をスイッチに伝達する機構や、ス
イッチ機構を精度良く移動させる機構が複雑となって、
精度が低下し、コストも高くなった。
【0003】上記の間題点を解決するために、同一出願
人より実願平1−126290(実開平3−6590
4)が出願された。この考案は、スイッチ機構を測定軸
に設け、スイッチの開閉調節手段をハウジングに備える
ことにより、上記問題点を一挙に解決した。
人より実願平1−126290(実開平3−6590
4)が出願された。この考案は、スイッチ機構を測定軸
に設け、スイッチの開閉調節手段をハウジングに備える
ことにより、上記問題点を一挙に解決した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記出願に
は、スイッチ機構よりハウジングに至るリード線45、
46、47が記載されているが、この構成ではスイッチ
機構が測定軸とともに動くために、リード線、特にスイ
ッチの固定接点部のハンダ付け等が断線し易いという問
題点があった。この対策として、スイッチの固定接点側
にブラシを取り付けてハシジング内面に設けた導線を摺
動する方法があるが、接触不良や測定軸の摺動抵抗が大
きくなるという欠点があった。
は、スイッチ機構よりハウジングに至るリード線45、
46、47が記載されているが、この構成ではスイッチ
機構が測定軸とともに動くために、リード線、特にスイ
ッチの固定接点部のハンダ付け等が断線し易いという問
題点があった。この対策として、スイッチの固定接点側
にブラシを取り付けてハシジング内面に設けた導線を摺
動する方法があるが、接触不良や測定軸の摺動抵抗が大
きくなるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシグナルゲージは、ハウジングに設けた軸
受により摺動自在に軸受され、上記ハウジングより突出
する方向に付勢された測定軸と、上記ハウジング内に上
記測定軸と一体に設けたスイッチ手段とを設け、上記ス
イッチ手段の少なくとも一方の接点より上記ハウジング
に至る導電手段として圧縮コイルバネを使用しているこ
とを特徴としたものである。
に、本発明のシグナルゲージは、ハウジングに設けた軸
受により摺動自在に軸受され、上記ハウジングより突出
する方向に付勢された測定軸と、上記ハウジング内に上
記測定軸と一体に設けたスイッチ手段とを設け、上記ス
イッチ手段の少なくとも一方の接点より上記ハウジング
に至る導電手段として圧縮コイルバネを使用しているこ
とを特徴としたものである。
【0006】また、上記圧縮コイルバネは上記測定軸を
常時被測定物体の測定方向に付勢していることを特徴と
したものである。
常時被測定物体の測定方向に付勢していることを特徴と
したものである。
【0007】
【作用】移動する被測定物に測定軸が接触して、測定軸
が変位すれば、測定軸と一体に設けたスイッチ本体も変
位し、可動接点としてのボールがハウジング内方に突出
した調整ピンで押されて、固定接点より離間した瞬間
に、リード線、ばね受けピン,圧縮コイルばね,固定接
点、ボール、ボールばね、蓋、圧縮コイルばね、ばね受
けピンおよびリード線よりなる回路が断たれて信号出力
をOFFする。
が変位すれば、測定軸と一体に設けたスイッチ本体も変
位し、可動接点としてのボールがハウジング内方に突出
した調整ピンで押されて、固定接点より離間した瞬間
に、リード線、ばね受けピン,圧縮コイルばね,固定接
点、ボール、ボールばね、蓋、圧縮コイルばね、ばね受
けピンおよびリード線よりなる回路が断たれて信号出力
をOFFする。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は2つの回路のスイッチ機構を有するシグナルゲー
ジの正面断面図を示し、1はハウシング、2は測定軸
で、ハウジング1の右端部の軸受と、左側内部に固定さ
れた軸受板3の軸受で摺動自在に軸受されている。
図1は2つの回路のスイッチ機構を有するシグナルゲー
ジの正面断面図を示し、1はハウシング、2は測定軸
で、ハウジング1の右端部の軸受と、左側内部に固定さ
れた軸受板3の軸受で摺動自在に軸受されている。
【0009】測定軸2には絶縁体よりなるスイッチ本体
4が固定されており、スイッチ本体4には測定軸2の対
称位置に測定軸2の軸心に平行する2個の穴5a、5b
があけられており、それぞれ、その左端部には導電線が
紙面で垂直方向に打ち込まれて固定接点6a,6bを形
成し(図2も参照)、更に穴5a、5bには、それぞれ
ボール7a、7bが移動自在に嵌合し、更にボールばね
8a、8bを圧縮状態で挿入した上で蓋9がスイッチ本
体4に固定されている。
4が固定されており、スイッチ本体4には測定軸2の対
称位置に測定軸2の軸心に平行する2個の穴5a、5b
があけられており、それぞれ、その左端部には導電線が
紙面で垂直方向に打ち込まれて固定接点6a,6bを形
成し(図2も参照)、更に穴5a、5bには、それぞれ
ボール7a、7bが移動自在に嵌合し、更にボールばね
8a、8bを圧縮状態で挿入した上で蓋9がスイッチ本
体4に固定されている。
【0010】ハウジング1の左端部には調整部本体10
が固定され、調整部本体10のめねじ11a、11bに
は、それぞれ調整軸12a,12bがねじ込まれ、調整
軸12a,12bの右端部は絶縁筒13a、13bを介
して調整ピン14a,14bが固定されており、ボール
7a,7bに対向している。なお、調整軸12a,12
bの左端の小穴は、調整するためのハンドルを挿入する
穴である。
が固定され、調整部本体10のめねじ11a、11bに
は、それぞれ調整軸12a,12bがねじ込まれ、調整
軸12a,12bの右端部は絶縁筒13a、13bを介
して調整ピン14a,14bが固定されており、ボール
7a,7bに対向している。なお、調整軸12a,12
bの左端の小穴は、調整するためのハンドルを挿入する
穴である。
【0011】図2は図1のA−Bで断面にした側面図を
示し、更に図3は図2のC−O−Dで断面にした正面図
を示している。図2、図3において、21a、21bは
スイッチ本体4に設けられためくら穴で、圧縮コイルば
ね22a、22bの右端部が納められ、その圧縮コイル
ばね22a、22bの左端は,非導電性の軸受板3に植
えられたばね受けピン23aおよび23b(図には現わ
れず)でそれぞれ受けられている。更に上記圧縮コイル
ばね22a、22bの右端のばね線端24a、24bは
図3で左方に立ち上がっており、それぞれ固定接点6
a、6bの一端に固着されている。なお、25aおよび
25b(図には現われず)は、ばね受けピン23a、2
3bに接続されたリード線である。
示し、更に図3は図2のC−O−Dで断面にした正面図
を示している。図2、図3において、21a、21bは
スイッチ本体4に設けられためくら穴で、圧縮コイルば
ね22a、22bの右端部が納められ、その圧縮コイル
ばね22a、22bの左端は,非導電性の軸受板3に植
えられたばね受けピン23aおよび23b(図には現わ
れず)でそれぞれ受けられている。更に上記圧縮コイル
ばね22a、22bの右端のばね線端24a、24bは
図3で左方に立ち上がっており、それぞれ固定接点6
a、6bの一端に固着されている。なお、25aおよび
25b(図には現われず)は、ばね受けピン23a、2
3bに接続されたリード線である。
【0012】スイッチ本体4には二対の貫通穴26a、
26bが開けられており、それぞれ圧縮コイルばね27
a、27bが納められ、圧縮コイルばね27a、27b
の右端は導電性の蓋9に接し、その左端は非導電性の軸
受板3に植えられたばね受けピン28aおよび28b
(図には現われず)でそれぞれ受けられている。なお、
29は、ばね受けピン28aに接続されたリード線であ
る。
26bが開けられており、それぞれ圧縮コイルばね27
a、27bが納められ、圧縮コイルばね27a、27b
の右端は導電性の蓋9に接し、その左端は非導電性の軸
受板3に植えられたばね受けピン28aおよび28b
(図には現われず)でそれぞれ受けられている。なお、
29は、ばね受けピン28aに接続されたリード線であ
る。
【0013】上記圧縮コイルばね22a、22bおよび
27a、27bは測定軸2を図1、図3で右方に摺動す
る力、すなわち測定軸2に測定圧を与えている。圧縮コ
イルばね22a、22bは圧縮コイルばね27a、27
bに比して弱くすると測定軸2に与える傾き力が少な
い。また、逆に圧縮コイルばね27a、27bをやや強
くすると圧縮コイルバネ26aを省略することもでき
る。この場合は当然、リード線はばね受けピン28bに
接続する。なお、図には記してないが、スイッチ本体4
が回転しないように、図1に於てハウジング1の右端内
面に絶縁体を介して回り止め軸を固定し、その軸に蓋9
の溝がはめ合うようにしてある。
27a、27bは測定軸2を図1、図3で右方に摺動す
る力、すなわち測定軸2に測定圧を与えている。圧縮コ
イルばね22a、22bは圧縮コイルばね27a、27
bに比して弱くすると測定軸2に与える傾き力が少な
い。また、逆に圧縮コイルばね27a、27bをやや強
くすると圧縮コイルバネ26aを省略することもでき
る。この場合は当然、リード線はばね受けピン28bに
接続する。なお、図には記してないが、スイッチ本体4
が回転しないように、図1に於てハウジング1の右端内
面に絶縁体を介して回り止め軸を固定し、その軸に蓋9
の溝がはめ合うようにしてある。
【0014】次に動作を説明すると、図1において、移
動する被測定物に測定軸2が接触して、測定軸2が上記
圧縮コイルばね27a、27bおよび22a、22bの
圧力に反して図1、図3で左方に変位すれば、測定軸2
と共にスイッチ本体4も右方に移動し、ボール7aが調
整ピン14aで押されて、ボール7aが固定接点6aよ
り離間した瞬間に、リード線25a、ばね受けピン23
a,圧縮コイルばね22a,固定接点6a、ボール7
a、ボールばね8a、蓋9、圧縮コイルばね27a、ば
ね受けピン28a、リード線29よりなる第一の回路が
断たれて第一の信号出力をOFFする。
動する被測定物に測定軸2が接触して、測定軸2が上記
圧縮コイルばね27a、27bおよび22a、22bの
圧力に反して図1、図3で左方に変位すれば、測定軸2
と共にスイッチ本体4も右方に移動し、ボール7aが調
整ピン14aで押されて、ボール7aが固定接点6aよ
り離間した瞬間に、リード線25a、ばね受けピン23
a,圧縮コイルばね22a,固定接点6a、ボール7
a、ボールばね8a、蓋9、圧縮コイルばね27a、ば
ね受けピン28a、リード線29よりなる第一の回路が
断たれて第一の信号出力をOFFする。
【0015】更に、測定軸2、すなわちスイッチ本体4
が左方に移動し、ボール7bが調整ピン14bに押され
て、ボール7bが固定接点6bより離間した瞬間に,リ
ード線25b、ばね受けピン23b,圧縮コイルばね2
2b,固定接点6b、ボール7b、ボールばね8b、蓋
9、圧縮コイルばね27a、ばね受けピン28a、リー
ド線29よりなる第二の回路が断たれて第二の信号出力
をOFFする。
が左方に移動し、ボール7bが調整ピン14bに押され
て、ボール7bが固定接点6bより離間した瞬間に,リ
ード線25b、ばね受けピン23b,圧縮コイルばね2
2b,固定接点6b、ボール7b、ボールばね8b、蓋
9、圧縮コイルばね27a、ばね受けピン28a、リー
ド線29よりなる第二の回路が断たれて第二の信号出力
をOFFする。
【0016】上記の場合、蓋9よりリード線29に至る
信号回路は、上記第一の回路と上記第二の回路とで共通
に使用している。
信号回路は、上記第一の回路と上記第二の回路とで共通
に使用している。
【0017】上記の実施例は2つの回路のスイッチ機構
を有する場合であったが、更に多くの回路のスイッチ機
構を有するシグナルゲージが要求されるために、別実施
例として、4つの回路のスイッチ機構を有する場合を説
明する。図4は上記実施例の図2に相当する図(図5の
G−H断面)でり、図5は図4のE−O−Fで断面にし
た正面図である。
を有する場合であったが、更に多くの回路のスイッチ機
構を有するシグナルゲージが要求されるために、別実施
例として、4つの回路のスイッチ機構を有する場合を説
明する。図4は上記実施例の図2に相当する図(図5の
G−H断面)でり、図5は図4のE−O−Fで断面にし
た正面図である。
【0018】図2と図4を比較して明らかのように、図
2と同じ構成で回路数を増した場合は、スイッチ本体4
4の外径を上記実施例のスイッチ本体4の外径より大き
くしない限りは、スイッチ本体44に図2に記した圧縮
コイルばね27a、27bに相当する圧縮コイルばねを
設ける余地がない。この解決のために、ハウジング41
の右端部内側面に導電性の座金53を固定して電導体よ
りなる蓋49との間に円錐形圧縮コイルばね51を設け
るとともに、座金53に接続したリード線52をハウジ
ング41の内壁に沿わせて、ハウジング41の外に導い
てある点が上記実施例と本実施例との構成において基本
的に異なる点である。上記リード線は、当然、スイッチ
本体44が変位しても引っ張られたり、たわむことはな
い。
2と同じ構成で回路数を増した場合は、スイッチ本体4
4の外径を上記実施例のスイッチ本体4の外径より大き
くしない限りは、スイッチ本体44に図2に記した圧縮
コイルばね27a、27bに相当する圧縮コイルばねを
設ける余地がない。この解決のために、ハウジング41
の右端部内側面に導電性の座金53を固定して電導体よ
りなる蓋49との間に円錐形圧縮コイルばね51を設け
るとともに、座金53に接続したリード線52をハウジ
ング41の内壁に沿わせて、ハウジング41の外に導い
てある点が上記実施例と本実施例との構成において基本
的に異なる点である。上記リード線は、当然、スイッチ
本体44が変位しても引っ張られたり、たわむことはな
い。
【0019】次には回路系のみの動作について説明する
と、測定軸42が左方に変位すると、ボール47aが調
整ピン54aで押されて、ボール47aが固定接点46
aより離間した瞬間に、リード線65a、ばね受けピン
63a,圧縮コイルばね62a,固定接点46a、ボー
ル47a、ボールばね48a(図には現われず)、蓋4
9、円錐形圧縮コイルばね51、座金53、リード線5
2よりなる回路が断たれて第一の信号出力をOFFす
る。
と、測定軸42が左方に変位すると、ボール47aが調
整ピン54aで押されて、ボール47aが固定接点46
aより離間した瞬間に、リード線65a、ばね受けピン
63a,圧縮コイルばね62a,固定接点46a、ボー
ル47a、ボールばね48a(図には現われず)、蓋4
9、円錐形圧縮コイルばね51、座金53、リード線5
2よりなる回路が断たれて第一の信号出力をOFFす
る。
【0020】以後測定軸42が左方に変位するに従っ
て、第二、第三、第四の回路のスイッチ機構により信号
出力をOFFするが、上記第一の回路と同様なので省略
する。なお、蓋49、円錐形圧縮コイルばね51、座金
53、リード線52よりなる回路は各回路にわたって共
通に使用している。更に本実施例の場合は測定圧は4本
の圧縮コイルばね62a、62b、62c、62dによ
って付与されている。
て、第二、第三、第四の回路のスイッチ機構により信号
出力をOFFするが、上記第一の回路と同様なので省略
する。なお、蓋49、円錐形圧縮コイルばね51、座金
53、リード線52よりなる回路は各回路にわたって共
通に使用している。更に本実施例の場合は測定圧は4本
の圧縮コイルばね62a、62b、62c、62dによ
って付与されている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を有す
る。
ているので、以下に記載されているような効果を有す
る。
【0022】スイッチ機構がハウジング内で測定軸とと
もに変位する構成であっても、ハウジングとスイッチ間
のリード線が引っ張られたり、たわんだりすることがな
いために、断線事故がないとともに、測定軸の変位動作
も不円滑になることがなく、極めて信頼性が高い。
もに変位する構成であっても、ハウジングとスイッチ間
のリード線が引っ張られたり、たわんだりすることがな
いために、断線事故がないとともに、測定軸の変位動作
も不円滑になることがなく、極めて信頼性が高い。
【0023】また、例えばブラシと導線を摺動するよう
な不安定な接触方法がなく、接触不良や測定軸の摺動が
不円滑になるということがない、
な不安定な接触方法がなく、接触不良や測定軸の摺動が
不円滑になるということがない、
【0024】圧縮コイルばねが測定圧を付与するばねを
兼ねているので、小型になるとともに部品点数が削減で
きる。
兼ねているので、小型になるとともに部品点数が削減で
きる。
【図1】シグナルゲージの正面断面図である。
【図2】図1のA−Bで断面にした側面図である。
【図3】図2のC−O−Dで断面にした側面図である。
【図4】図2に相当する別実施例の側断面図で、図5の
G−H断面を示す。
G−H断面を示す。
【図5】図4のE−O−Fで断面にした正面図である。
【符号の説明】 1、41 ハウジング 2、42 測定軸 3、43 軸受板 4、44 スイッチ本体 6a、6b、46a 固定接点 7a、7b、47a ボール 9、49 蓋 10、50 調整部本体 14a、14b、54a 調整ピン 22a、22b、27a、27b、62a 圧縮コイル
ばね 25a、25b、29、52、65a リード線
ばね 25a、25b、29、52、65a リード線
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記圧縮コイルばね22a、22bおよび
27a、27bは測定軸2を図1、図3で右方に摺動す
る力、すなわち測定軸2に測定圧を与えている。圧縮コ
イルばね22a、22bは圧縮コイルばね27a、27
bに比して弱くすると測定軸2に与える傾き力が少な
い。また、逆に圧縮コイルばね22a、22bをやや強
くすると圧縮コイルバネ27aを省略することもでき
る。この場合は当然、リード線29はばね受けピン28
bに接続する。なお、図には記してないが、スイッチ本
体4が回転しないように、図1に於てハウジング1の右
端内面に絶縁体を介して回り止め軸を固定し、その軸に
蓋9の溝がはめ合うようにしてある。
27a、27bは測定軸2を図1、図3で右方に摺動す
る力、すなわち測定軸2に測定圧を与えている。圧縮コ
イルばね22a、22bは圧縮コイルばね27a、27
bに比して弱くすると測定軸2に与える傾き力が少な
い。また、逆に圧縮コイルばね22a、22bをやや強
くすると圧縮コイルバネ27aを省略することもでき
る。この場合は当然、リード線29はばね受けピン28
bに接続する。なお、図には記してないが、スイッチ本
体4が回転しないように、図1に於てハウジング1の右
端内面に絶縁体を介して回り止め軸を固定し、その軸に
蓋9の溝がはめ合うようにしてある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に動作を説明すると、図1において、移
動する被測定物に測定軸2が接触して、測定軸2が上記
圧縮コイルばね27a、27bおよび22a、22bの
圧力に反して図1、図3で左方に変位すれば、測定軸2
と共にスイッチ本体4も左方に移動し、ボール7aが調
整ピン14aで押されて、ボール7aが固定接点6aよ
り離間した瞬間に、リード線25a、ばね受けピン23
a,圧縮コイルばね22a,固定接点6a、ボール7
a、ボールばね8a、蓋9、圧縮コイルばね27a、ば
ね受けピン28a、リード線29よりなる第一の回路が
断たれて第一の信号出力をOFFする。
動する被測定物に測定軸2が接触して、測定軸2が上記
圧縮コイルばね27a、27bおよび22a、22bの
圧力に反して図1、図3で左方に変位すれば、測定軸2
と共にスイッチ本体4も左方に移動し、ボール7aが調
整ピン14aで押されて、ボール7aが固定接点6aよ
り離間した瞬間に、リード線25a、ばね受けピン23
a,圧縮コイルばね22a,固定接点6a、ボール7
a、ボールばね8a、蓋9、圧縮コイルばね27a、ば
ね受けピン28a、リード線29よりなる第一の回路が
断たれて第一の信号出力をOFFする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】次には回路系のみの動作について説明する
と、測定軸42が図5で左方に変位すると、ボール47
aが調整ピン54aで押されて、ボール47aが固定接
点46aより離間した瞬間に、リード線65a、ばね受
けピン63a,圧縮コイルばね62a,固定接点46
a、ボール47a、ボールばね48a(図には現われ
ず)、蓋49、円錐形圧縮コイルばね51、座金53、
リード線52よりなる第一の回路が断たれて第一の信号
出力をOFFする。
と、測定軸42が図5で左方に変位すると、ボール47
aが調整ピン54aで押されて、ボール47aが固定接
点46aより離間した瞬間に、リード線65a、ばね受
けピン63a,圧縮コイルばね62a,固定接点46
a、ボール47a、ボールばね48a(図には現われ
ず)、蓋49、円錐形圧縮コイルばね51、座金53、
リード線52よりなる第一の回路が断たれて第一の信号
出力をOFFする。
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジングに設けた軸受により摺動自在
に軸受され、上記ハウジングより突出する方向に付勢さ
れた測定軸と、上記ハウジング内に上記測定軸と一体に
設けたスイッチ手段とを設け、上記スイッチ手段の少な
くとも一方の接点より上記ハウジングに至る導電手段と
して圧縮コイルバネを使用していることを特徴とするシ
グナルゲージ。 - 【請求項2】 上記圧縮コイルバネは上記測定軸を常時
被測定物体の測定方向に付勢していることを特徴とする
請求項1記載のシグナルゲージ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359704A JPH0781809B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | シグナルゲージ |
US08/122,305 US5475932A (en) | 1992-09-24 | 1993-09-17 | Shaft position sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359704A JPH0781809B2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | シグナルゲージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06174404A true JPH06174404A (ja) | 1994-06-24 |
JPH0781809B2 JPH0781809B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=18465876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4359704A Expired - Lifetime JPH0781809B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-12-10 | シグナルゲージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0781809B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3065904U (ja) * | 1999-06-28 | 2000-02-08 | 株式会社ニヤクコーポレーション | エンジンからのオイル漏れ防止装置 |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP4359704A patent/JPH0781809B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3065904U (ja) * | 1999-06-28 | 2000-02-08 | 株式会社ニヤクコーポレーション | エンジンからのオイル漏れ防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781809B2 (ja) | 1995-09-06 |
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