JPH06173618A - 内燃機関の弁駆動機構 - Google Patents
内燃機関の弁駆動機構Info
- Publication number
- JPH06173618A JPH06173618A JP33281292A JP33281292A JPH06173618A JP H06173618 A JPH06173618 A JP H06173618A JP 33281292 A JP33281292 A JP 33281292A JP 33281292 A JP33281292 A JP 33281292A JP H06173618 A JPH06173618 A JP H06173618A
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- Japan
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- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランク式動弁機構におけるバルブ打音の低
減。 【構成】 カムシャフト１のクランク部のピン１ａと往
復直線運動可能とされた従動部４とをコネクティングロ
ッド３で連結したクランク式内燃機関動弁機構におい
て、バルブ閉弁側作用角θ2 が開弁側作用角θ1 より大
となる側に、従動部４の往復動軸線Ｌをカムシャフト軸
中心Ｏ1 よりεだけずらし、バルブ閉側速度を減少させ
てバルブ打音を低減させる。
減。 【構成】 カムシャフト１のクランク部のピン１ａと往
復直線運動可能とされた従動部４とをコネクティングロ
ッド３で連結したクランク式内燃機関動弁機構におい
て、バルブ閉弁側作用角θ2 が開弁側作用角θ1 より大
となる側に、従動部４の往復動軸線Ｌをカムシャフト軸
中心Ｏ1 よりεだけずらし、バルブ閉側速度を減少させ
てバルブ打音を低減させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブのあたり音を低
減させた、内燃機関のクランク式弁駆動機構に関する。
減させた、内燃機関のクランク式弁駆動機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】クランク式弁駆動機構は、たとえば特開
昭５８−６７９１１号公報により知られている。そこで
は、カムシャフトにクランク部を設け、ピストン部を往
復直線運動可能に設け、クランク部のピンとピストン部
をコネクティングロッドで連結して、カムシャフトの回
転運動をピストン部の往復運動に変え、ピストン部を
吸、排気バルブに押し当ててバルブを開閉させるように
なっている。
昭５８−６７９１１号公報により知られている。そこで
は、カムシャフトにクランク部を設け、ピストン部を往
復直線運動可能に設け、クランク部のピンとピストン部
をコネクティングロッドで連結して、カムシャフトの回
転運動をピストン部の往復運動に変え、ピストン部を
吸、排気バルブに押し当ててバルブを開閉させるように
なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようにクランク機
構によりバルブを強制的に開閉することにより、慣性に
よる追従不能を回避して、高回転時にも確実なバルブ駆
動が可能となるが、一方で、バルブの運動速度の高さか
ら、閉弁時のバルブのバルブシートへの当たりによる騒
音が増大してしまうという問題を生じる。
構によりバルブを強制的に開閉することにより、慣性に
よる追従不能を回避して、高回転時にも確実なバルブ駆
動が可能となるが、一方で、バルブの運動速度の高さか
ら、閉弁時のバルブのバルブシートへの当たりによる騒
音が増大してしまうという問題を生じる。
【０００４】本発明の目的は、カムシャフトの回転をク
ランク機構で直線運動に変換し、この直線運動をバルブ
に伝えてバルブを開閉するようにした内燃機関の弁駆動
機構における、閉弁時のバルブ当たりの騒音を軽減する
ことにある。
ランク機構で直線運動に変換し、この直線運動をバルブ
に伝えてバルブを開閉するようにした内燃機関の弁駆動
機構における、閉弁時のバルブ当たりの騒音を軽減する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る内燃機関の弁駆動機構は、次の弁駆動機
構から成る。すなわち、カムシャフトに設けられたクラ
ンク部のピンと直線往復運動可能な従動部とをコネクテ
ィングロッドにより連結し、カムシャフトの回転運動を
従動部の直線往復運動に変換し、従動部の往復直線運動
をバルブに伝えてバルブを開閉する内燃機関の弁駆動機
構において、バルブ最大リフトからバルブ閉弁までのピ
ンのカムシャフト軸中心まわりの回転角がバルブ開弁か
らバルブ最大リフトまでのピンのカムシャフト軸中心ま
わりの回転角より大となる側に、前記従動部の往復動軸
線を前記カムシャフトの軸中心よりずらしたことを特徴
とする内燃機関の弁駆動機構。
の本発明に係る内燃機関の弁駆動機構は、次の弁駆動機
構から成る。すなわち、カムシャフトに設けられたクラ
ンク部のピンと直線往復運動可能な従動部とをコネクテ
ィングロッドにより連結し、カムシャフトの回転運動を
従動部の直線往復運動に変換し、従動部の往復直線運動
をバルブに伝えてバルブを開閉する内燃機関の弁駆動機
構において、バルブ最大リフトからバルブ閉弁までのピ
ンのカムシャフト軸中心まわりの回転角がバルブ開弁か
らバルブ最大リフトまでのピンのカムシャフト軸中心ま
わりの回転角より大となる側に、前記従動部の往復動軸
線を前記カムシャフトの軸中心よりずらしたことを特徴
とする内燃機関の弁駆動機構。
【０００６】
【作用】上記本発明の弁駆動機構では、バルブ閉弁動作
の作用角がバルブ開弁動作の作用角より大になる側に、
従動部の往復動軸線をカムシャフト軸中心よりずらした
ため、バルブの閉弁速度を開弁速度に比べて遅くでき
る。その結果、閉弁時のバルブのバルブシートへの当た
りが弱くなり、バルブ騒音が低減される。
の作用角がバルブ開弁動作の作用角より大になる側に、
従動部の往復動軸線をカムシャフト軸中心よりずらした
ため、バルブの閉弁速度を開弁速度に比べて遅くでき
る。その結果、閉弁時のバルブのバルブシートへの当た
りが弱くなり、バルブ騒音が低減される。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明の望ましい実施例を図面を参
照して説明する。図１において、カムシャフト１にはク
ランク部が設けられ、１ａはクランク部のピンを示す。
１ｂはカムシャフト１のジャーナル部で、カムシャフト
１はカム軸受２によってジャーナル部１ｂにて回転自在
に支持される。Ｏ1 はカムシャフト１の軸中心でカムシ
ャフト１は点Ｏ1 まわりに回転し、それにつれてピン１
ａの中心Ｏ2 は点Ｏ1 まわりに半径ｒ1 をもって回転す
る。
照して説明する。図１において、カムシャフト１にはク
ランク部が設けられ、１ａはクランク部のピンを示す。
１ｂはカムシャフト１のジャーナル部で、カムシャフト
１はカム軸受２によってジャーナル部１ｂにて回転自在
に支持される。Ｏ1 はカムシャフト１の軸中心でカムシ
ャフト１は点Ｏ1 まわりに回転し、それにつれてピン１
ａの中心Ｏ2 は点Ｏ1 まわりに半径ｒ1 をもって回転す
る。
【０００８】４はガイド８に沿って往復直線運動可能に
設けられた従動部である。従動部４は、内輪７ａ、外輪
７ｂをもつボールベアリング７と、ボールベアリング７
の内輪７ａに圧入されたスペーサ５と、スペーサ５の回
転中心Ｏ3 からｒ2 ほどオフセットして設けられたピン
６とを有する。ただし、ｒ2 はｒ1 より小とされてい
る。
設けられた従動部である。従動部４は、内輪７ａ、外輪
７ｂをもつボールベアリング７と、ボールベアリング７
の内輪７ａに圧入されたスペーサ５と、スペーサ５の回
転中心Ｏ3 からｒ2 ほどオフセットして設けられたピン
６とを有する。ただし、ｒ2 はｒ1 より小とされてい
る。
【０００９】カムシャフト１のクランク部のピン１ａ
と、従動部４のスペーサ５のピン６とは、コネクティン
グロッド３（内燃機関のクランクシャフトとピストンを
連結するコネクティングロッドとは別のもの）により連
結される。これによって、カムシャフト１の回転運動が
従動部４の往復直線運動に変換される。コネクティング
ロッド３は、ロッド本体３ａと、キャップ３ｂと、キャ
ップ３ｂをロッド本体３ａに締結するキャップボルト３
ｃとから成る。コネクティングロッド３の大端穴にカム
シャフト１のピン１ａが回転自在に連結され、小端穴に
従動部４のピン６が回転自在に連結される。
と、従動部４のスペーサ５のピン６とは、コネクティン
グロッド３（内燃機関のクランクシャフトとピストンを
連結するコネクティングロッドとは別のもの）により連
結される。これによって、カムシャフト１の回転運動が
従動部４の往復直線運動に変換される。コネクティング
ロッド３は、ロッド本体３ａと、キャップ３ｂと、キャ
ップ３ｂをロッド本体３ａに締結するキャップボルト３
ｃとから成る。コネクティングロッド３の大端穴にカム
シャフト１のピン１ａが回転自在に連結され、小端穴に
従動部４のピン６が回転自在に連結される。
【００１０】１１は内燃機関の吸、排気バルブから成る
バルブで、バルブガイド１２で案内されてポートを開閉
する。バルブ１１にはリテーナ１５が固定されており、
バルブスプリング１４で常時閉方向に付勢されている。
バルブで、バルブガイド１２で案内されてポートを開閉
する。バルブ１１にはリテーナ１５が固定されており、
バルブスプリング１４で常時閉方向に付勢されている。
【００１１】従動部４とバルブ１１との間にわたって、
スイングアーム９が設けられている。スイングアーム９
はシャフト１０を中心にして揺動し、従動部４の往復直
線運動をバルブ１１に伝えてバルブ１１を開閉する。図
１において、従動部４が上昇するとスイングアーム１０
はシャフト１０まわりに時計方向に揺動し、バルブ１１
をバルブスプリング１４の付勢に抗して押しさげてバル
ブシート１３からリフトさせ、ポートを開にする。逆
に、従動部４が下降すると、スイングアーム９はバルブ
スプリング１４によるバルブ１１の閉方向の付勢によっ
て常に従動部４に押しつけられているので、スイングア
ーム９は反時計方向に揺動し、バルブ１１はバルブシー
ト１３に接近して着座する。
スイングアーム９が設けられている。スイングアーム９
はシャフト１０を中心にして揺動し、従動部４の往復直
線運動をバルブ１１に伝えてバルブ１１を開閉する。図
１において、従動部４が上昇するとスイングアーム１０
はシャフト１０まわりに時計方向に揺動し、バルブ１１
をバルブスプリング１４の付勢に抗して押しさげてバル
ブシート１３からリフトさせ、ポートを開にする。逆
に、従動部４が下降すると、スイングアーム９はバルブ
スプリング１４によるバルブ１１の閉方向の付勢によっ
て常に従動部４に押しつけられているので、スイングア
ーム９は反時計方向に揺動し、バルブ１１はバルブシー
ト１３に接近して着座する。
【００１２】上記において、カムシャフト１のジャーナ
ル部１ｂの軸中心Ｏ1 と、従動部４の往復動軸線（ガイ
ド８の中心線）Ｌとの間に、オフセットεをもたせてあ
る。
ル部１ｂの軸中心Ｏ1 と、従動部４の往復動軸線（ガイ
ド８の中心線）Ｌとの間に、オフセットεをもたせてあ
る。
【００１３】カムシャフト軸中心Ｏ1 が従動部４の往復
動軸線Ｌ上にあれば、バルブ最大リフトからバルブ閉弁
までの、ピン１ａのカムシャフト軸中心Ｏ1 まわりの回
転角（バルブ閉弁動作の作用角という）θ2 と、バルブ
開弁からバルブ最大リフトまでの、ピン１ａのカムシャ
フト軸中心Ｏ1 まわりの回転角（バルブ開弁動作の作用
角という）θ1 とは等しい。しかし、本発明のようにカ
ムシャフト軸中心Ｏ1と従動部４の往復動軸線Ｌとが互
にずれていれば、バルブ閉弁動作の作用角θ2とバルブ
開弁動作の作用角θ1 が等しくならなくなる。たとえ
ば、図１において、ＬをＯ1 からカムシャフト回転方向
にεずらせば、θ2 はθ1 より大になり、ＬをＯ1 から
カムシャフト回転方向と反対方向にずらせばθ2 はθ1
より小になる。そして、本発明では、バルブ閉弁動作の
作用角θ2 がバルブ開弁動作の作用角θ1 より大となる
側に、従動部４の往復動軸線Ｌをカムシャフト軸中心Ｏ
1 よりずらしてある。
動軸線Ｌ上にあれば、バルブ最大リフトからバルブ閉弁
までの、ピン１ａのカムシャフト軸中心Ｏ1 まわりの回
転角（バルブ閉弁動作の作用角という）θ2 と、バルブ
開弁からバルブ最大リフトまでの、ピン１ａのカムシャ
フト軸中心Ｏ1 まわりの回転角（バルブ開弁動作の作用
角という）θ1 とは等しい。しかし、本発明のようにカ
ムシャフト軸中心Ｏ1と従動部４の往復動軸線Ｌとが互
にずれていれば、バルブ閉弁動作の作用角θ2とバルブ
開弁動作の作用角θ1 が等しくならなくなる。たとえ
ば、図１において、ＬをＯ1 からカムシャフト回転方向
にεずらせば、θ2 はθ1 より大になり、ＬをＯ1 から
カムシャフト回転方向と反対方向にずらせばθ2 はθ1
より小になる。そして、本発明では、バルブ閉弁動作の
作用角θ2 がバルブ開弁動作の作用角θ1 より大となる
側に、従動部４の往復動軸線Ｌをカムシャフト軸中心Ｏ
1 よりずらしてある。
【００１４】つぎに、作用を説明する。カムシャフト１
の回転は、クランク機構（クランク部のピン１ａ、コネ
クティングロッド３、従動部４）により、従動部４の往
復直線運動に変換され、この動きがスイングアーム９に
よってバルブ１１に伝えられ、バルブ１１が開閉され
る。
の回転は、クランク機構（クランク部のピン１ａ、コネ
クティングロッド３、従動部４）により、従動部４の往
復直線運動に変換され、この動きがスイングアーム９に
よってバルブ１１に伝えられ、バルブ１１が開閉され
る。
【００１５】本発明では、カムシャフト軸中心Ｏ1 と従
動部４の往復動軸線Ｌとが互にずれているので、バルブ
作用角が最大リフト時の前後で異なってくる。図２はオ
フセットεが有るときと無いときの、カムリフト（スペ
ーサ５の中心Ｏ3 のリフト）、カム速度（点Ｏ3 の速
度）、カム加速度（点Ｏ3 の加速度）と、カム角（ピン
１ａのカムシャフト軸中心Ｏ1 まわりの角度）との関係
（演算で求めたもの）を示している。
動部４の往復動軸線Ｌとが互にずれているので、バルブ
作用角が最大リフト時の前後で異なってくる。図２はオ
フセットεが有るときと無いときの、カムリフト（スペ
ーサ５の中心Ｏ3 のリフト）、カム速度（点Ｏ3 の速
度）、カム加速度（点Ｏ3 の加速度）と、カム角（ピン
１ａのカムシャフト軸中心Ｏ1 まわりの角度）との関係
（演算で求めたもの）を示している。
【００１６】図２からわかるように、オフセットε無し
の場合（図２のうち破線で示した特性）には、リフト、
速度、加速度は、最大リフト時を中心にして左右対称
（バルブ開側とバルブ閉側とが対称）であり、バルブ１
１の閉時速度は大きい。このため、バルブ１１のバルブ
シート１３の当たりは強く、騒音も大きくなる。
の場合（図２のうち破線で示した特性）には、リフト、
速度、加速度は、最大リフト時を中心にして左右対称
（バルブ開側とバルブ閉側とが対称）であり、バルブ１
１の閉時速度は大きい。このため、バルブ１１のバルブ
シート１３の当たりは強く、騒音も大きくなる。
【００１７】しかし、本発明ではオフセットεが有るの
で、図２の実線のようになる。リフト特性では、最大リ
フト時点がバルブ開弁側にずれるとともに、最大リフト
量がオフセット無しの場合に比べて大きくなる。リフト
量増大によって、同じカムシャフトを使用した場合、実
ストロークが増大する。そのため、バルブ１１の最大リ
フトが増大し、スイングアーム比を落せて、軽量化、コ
ンパクト化が可能である。また、同じ最大リフトを得る
ようにした場合はカムシャフトストロークをダウンで
き、カムシャフトの軽量化、コンパクト化が可能とな
る。また、最大リフト時点のずれにより、図１に示すよ
うに、バルブ開から最大リフトまでの角度、すなわち、
バルブ開弁動作の作用角θ1 より、最大リフト時からバ
ルブ閉までの角度、すなわちバルブ閉弁動作の作用角θ
2 の方が大になる。したがって、スペーサ５の静止位置
から最大リフト時までの時間Ｔ1 （θ1 に比例）より
も、最大リフト時から静止位置までの時間Ｔ2 （θ2 に
比例）の方が大になる。
で、図２の実線のようになる。リフト特性では、最大リ
フト時点がバルブ開弁側にずれるとともに、最大リフト
量がオフセット無しの場合に比べて大きくなる。リフト
量増大によって、同じカムシャフトを使用した場合、実
ストロークが増大する。そのため、バルブ１１の最大リ
フトが増大し、スイングアーム比を落せて、軽量化、コ
ンパクト化が可能である。また、同じ最大リフトを得る
ようにした場合はカムシャフトストロークをダウンで
き、カムシャフトの軽量化、コンパクト化が可能とな
る。また、最大リフト時点のずれにより、図１に示すよ
うに、バルブ開から最大リフトまでの角度、すなわち、
バルブ開弁動作の作用角θ1 より、最大リフト時からバ
ルブ閉までの角度、すなわちバルブ閉弁動作の作用角θ
2 の方が大になる。したがって、スペーサ５の静止位置
から最大リフト時までの時間Ｔ1 （θ1 に比例）より
も、最大リフト時から静止位置までの時間Ｔ2 （θ2 に
比例）の方が大になる。
【００１８】カムシャフト１は最大リフト時の前後で同
じ速度で回転しているから、Ｔ2 ＞Ｔ1 より、バルブ閉
側速度υ2 （Ｔ2 に反比例）は開側速度υ1 （Ｔ1 に反
比例）より小になる。このため、バルブ１１の閉側速度
は遅くなり、バルブシート１３への当たりが弱くなり、
騒音（シート打音）が減少する。また、排気バルブの場
合は、υ1 を大にした方が掃気効果上も有利である。加
速度も、バルブ閉側がバルブ開側より小さくなる。
じ速度で回転しているから、Ｔ2 ＞Ｔ1 より、バルブ閉
側速度υ2 （Ｔ2 に反比例）は開側速度υ1 （Ｔ1 に反
比例）より小になる。このため、バルブ１１の閉側速度
は遅くなり、バルブシート１３への当たりが弱くなり、
騒音（シート打音）が減少する。また、排気バルブの場
合は、υ1 を大にした方が掃気効果上も有利である。加
速度も、バルブ閉側がバルブ開側より小さくなる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、クランク式の内燃機関
用弁駆動機構において、バルブ閉弁動作の作用角がバル
ブ開弁動作の作用角より大となる側に、従動部の往復動
軸線をカムシャフトの軸中心よりずらしたので、バルブ
の閉側速度を低減でき、シート打音を弱めて、騒音を抑
制できる。
用弁駆動機構において、バルブ閉弁動作の作用角がバル
ブ開弁動作の作用角より大となる側に、従動部の往復動
軸線をカムシャフトの軸中心よりずらしたので、バルブ
の閉側速度を低減でき、シート打音を弱めて、騒音を抑
制できる。
【図１】本発明の実施例に係わる内燃機関の弁駆動機構
の正面図である。
の正面図である。
【図２】カムリフト、カム速度、カム加速度対カム角特
性図である。
性図である。
１ カムシャフト １ａ ピン １ｂ ジャーナル部 ２ カム軸受 ３ コネクティングロッド ３ａ ロッド本体 ３ｂ カムキャップ ４ 従動部 ５ スペーサ ６ 従動部のピン ７ ボールベアリング ７ａ 内輪 ７ｂ 外輪 ８ ガイド ９ スイングアーム １０ シャフト １１ バルブ １２ ガイド １３ バルブシート １４ バルブスプリング １５ バルブリテーナ
Claims (1)
- 【請求項１】 カムシャフトに設けられたクランク部の
ピンと直線往復運動可能な従動部とをコネクティングロ
ッドにより連結し、カムシャフトの回転運動を従動部の
直線往復運動に変換し、従動部の往復直線運動をバルブ
に伝えてバルブを開閉する内燃機関の弁駆動機構におい
て、バルブ最大リフトからバルブ閉弁までのピンのカム
シャフト軸中心まわりの回転角がバルブ開弁からバルブ
最大リフトまでのピンのカムシャフト軸中心まわりの回
転角より大となる側に、前記従動部の往復動軸線を前記
カムシャフトの軸中心よりずらしたことを特徴とする内
燃機関の弁駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33281292A JPH06173618A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 内燃機関の弁駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33281292A JPH06173618A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 内燃機関の弁駆動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173618A true JPH06173618A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18259081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33281292A Pending JPH06173618A (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 内燃機関の弁駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173618A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5919437A (en) * | 1996-05-24 | 1999-07-06 | Colgate-Palmolive Company | Cosmetic cream composition containing silicone gel material |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP33281292A patent/JPH06173618A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5919437A (en) * | 1996-05-24 | 1999-07-06 | Colgate-Palmolive Company | Cosmetic cream composition containing silicone gel material |
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