JPH0617355A - 滑り止め材 - Google Patents

滑り止め材

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JPH0617355A
JPH0617355A JP4174301A JP17430192A JPH0617355A JP H0617355 A JPH0617355 A JP H0617355A JP 4174301 A JP4174301 A JP 4174301A JP 17430192 A JP17430192 A JP 17430192A JP H0617355 A JPH0617355 A JP H0617355A
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JP
Japan
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polymer
nonwoven fabric
vinyl aromatic
slip material
present
Prior art date
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Withdrawn
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JP4174301A
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English (en)
Inventor
Mikiko Ariga
三起子 有賀
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた滑り止め効果と耐久力を有すると共に
安価な滑り止め材の提供 【構成】 主としてビニル芳香族化合物から構成された
重合体ブロックAを少なくとも2個、主として共役ジエ
ン化合物から構成された重合体ブロックBを少なくとも
2個有し、かつ、少なくとも1個の重合体ブロックBが
ポリマー鎖の末端にあり、全体の数平均分子量が30,000
から65,000の範囲にあり、ビニル芳香族化合物の含有量
が、15〜40重量パーセントであるブロック共重合体
を水素添加して得られた水素添加ブロック共重合体から
製造される熱可塑性繊維から作られた不織布から成る滑
り止め材

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は滑り止め材に関する。よ
り詳しくはパイル地のマット材をはじめとする布帛,フ
ィルム等に貼付、ラケット,バット,ゴルフクラブ等の
グリップ部に捲回、あるいはふとん等の間に挟み込むこ
とによって相手物の滑りを防止する滑り止め材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前述の用途に用いられる滑り止め材とし
ては、織編物布帛,不織布,フィルム等のシート状物に
滑り止め加工したものが知られている。すなわち前記シ
ート状物にラテックスを点状に転写したもの、あるいは
ゴム系の材料を全面にコーティングしたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来公知の滑り止
め材は必ずしも目的とする滑り止め効果を発揮せず、使
用時に滑りが発生することが多い。又一般的に従来公知
の滑り止め材は強度が低く、耐久力が劣るという問題点
があり、さらに後加工で作られるので価格が高いという
問題点がある。
【0004】本発明は従来公知の滑り止め材の有する問
題点を解決して、優れた滑り止め効果と耐久力を有する
と共に安価な滑り止め材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は主として
ビニル芳香族化合物から構成された重合体ブロックAを
少なくとも2個、主として共役ジエン化合物から構成さ
れた重合体ブロックBを少なくとも2個有し、かつ、少
なくとも1個の重合体ブロックBがポリマー鎖の末端に
あり、全体の数平均分子量が30,000から65,000の範囲に
あり、ビニル芳香族化合物の含有量が、15〜40重量
パーセントであるブロック共重合体を水素添加して得ら
れた水素添加ブロック共重合体から製造される熱可塑性
繊維から作られた不織布から成る滑り止め材によって達
成される。
【0006】本発明の滑り止め材に用いられる不織布は
粘着性を有するので相手物に対して極めて高い摩擦係数
を有する。この粘着性は不織布を構成する共役ジエン化
合物中の共役ジエンの1, 2−結合量(%)Vと水素添加
前のブロック共重合体(以下前駆ポリマーという)中の
ビニル芳香族化合物の含有量(wt%)Sの比である粘着
性パラメータTを変えることによって広範囲に変化させ
ることができる。すなわちT=V/SとしてTが1.2
5を越すと粘着性が大となるがTが1.25以下では依
然として高い摩擦係数を有するが粘着性自体は大幅に減
少する。したがって本発明の滑り止め材は用いる用途に
よって、あるいは使用面積に応じて前記Tの値を定め、
そのTの値を達成できるようにVの値とSの値を適切に
選定して不織布を製造し、その不織布から滑り止め材を
作れば広範囲の用途に対応することができる。
【0007】本発明の滑り止め材を主としてビニル芳香
族化合物から構成された重合体ブロックAを少なくとも
2個、主として共役ジエン化合物から構成された重合体
ブロックBを少なくとも2個有し、かつ、少なくとも1
個の重合体ブロックBがポリマー鎖の末端にあるブロッ
ク共重合体を水素添加して得られた水素添加ブロック共
重合体CとポリオレフィンDからなる繊維から構成さ
れ、水素添加ブロック共重合体CとポリオレフィンDの
重合割合(C/D)が 40/60 〜 99/1 である不織
布から作ってもよい。このようにポリオレフィンを混入
させると粘着性は大幅に減少するが、依然として高い摩
擦係数を有し、且つポリオレフィンを混入させることに
よって柔軟性があり、強度の強い不織布となるので、使
用用途によっては好ましい滑り止め材が得られる。
【0008】本発明の滑り止め材に用いられる不織布は
一般の不織布に比し格段に強い強度を有する。したがっ
て滑り止め材に用いた場合に耐久力が強くなる。
【0009】本発明の滑り止め材は前述の不織布を目的
に応じて裁断して用いればよい。又必要に応じてエンボ
ス加工してもよく、又表面処理加工してもよい。但し滑
り止め効果を必要とする面には不織布自体の表面(表面
処理加工していない面)を用いることが好ましい。
【0010】本発明における水素添加前のブロック共重
合体を構成するビニル芳香族化合物として、例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−tert
−ブチルスチレン等を用いることができ、スチレンが特
に好ましい。これら材料は単独で用いられても、2種以
上を組合わせて用いられてもよい。また、前駆ポリマー
を構成する共役ジエン化合物として、例えば1, 3−ブタ
ジエン、イソプレン、1, 3−ペンタジエン、2, 3−ジメ
チル−1, 3−ブタジエン等を用いることができ、ブタジ
エン及びイソプレンが特に好ましい。これら材料は単独
で用いられても、2種以上を組合わせて用いられてもよ
い。これらの前駆ポリマーは、リチウムアルキル触媒を
用いて逐次的にブロック共重合を行うか、あるいは、逐
次的にブロック共重合を行った後にカップリング反応を
行わせることによって製造できる。
【0011】このようにして得られた前駆ポリマーは、
次いで選択的に水素添加される。すなわち水素添加反応
は既知の水素添加触媒、例えば、白金、パラジウムのよ
うな貴金属系の担持触媒、ラネーニッケル、有機ニッケ
ル化合物、有機コバルト化合物あるいはこれらの化合物
と他の有機金属化合物とが複合された触媒などによって
行うことができる。チタノセン化合物は特開昭61−1
55446公報に開示されているように、前駆ポリマー
の水素添加触媒として極めて高い活性を有するので、少
量の触媒で水素添加反応を行うことができること、又触
媒残渣が水素添加ブロック共重合体の耐熱安定性に悪影
響を与えることがないので触媒残渣の除去を行う必要が
なく、特に好ましい。
【0012】前記水素添加を、共役ジエン化合物の二重
結合に対して選択的に行わせるのが好ましい。すなわ
ち、共役ジエン化合物の二重結合は不織布の耐候性、耐
光性、耐熱性の低下を招き好ましくない。又ビニル芳香
族化合物を水素添加すると流動性が低下し、紡糸性から
好ましくない。共役ジエン化合物の少なくとも80重量
%、好ましくは90重量%以上が水素添加され、ビニル
芳香族化合物の20重量%以下、好ましくは5重量%以
下が水素添加されるように部分的に水素添加されるのが
不織布の耐候性、耐光性、耐熱性、紡糸性の面から好ま
しい。
【0013】前駆ポリマー全体の数平均分子量(以下M
n と略す)は、30,000〜65,000、好ましくは、35,000〜
60,000、より好ましくは、40,000〜55,000の範囲である
とよい。Mn が低くなると単繊維強度が低下し、その事
が不織布強度の低下を招く。特にMn が30,000未満で
は、ポリマーの粘度が下がりチップ化できず、不織布を
得ることができない。反対にMn が高くなると、水素添
加ブロック共重合体の溶融粘度が上昇し、且つダイ部圧
力が上昇することにより、紡糸性が不良となり易く、さ
らにMn が65,000を越えると、繊維化できない。
【0014】また、前駆ポリマー中でのビニル芳香族化
合物の含量は、15〜40重量パーセント(以下wt%と
略)、好ましくは、20〜35wt%の範囲であるとよ
い。水素添加ブロック共重合体において、いわゆるハー
ドセグメントであるビニル芳香族化合物が得られた不織
布の強度を受持ち、ソフトセグメントである共役ジエン
化合物が得られた不織布の伸縮性を受持つ。ただしポリ
マー物性ではビニル芳香族化合物の含量が増大するとポ
リマー強度が上昇するが、不織布の強度はビニル芳香族
化合物の含量に対しての最大値を有する。すなわちビニ
ル芳香族化合物の含量が15wt%では不織布の強度が低
下する。一方ビニル芳香族化合物の含量が40wt%を越
えると、不織布の強度と伸長率が低下し、且つ硬くな
る。さらにこの場合溶融粘性が上昇し、ダイ部圧力上
昇、紡糸性不良となり、出来た不織布もポリマー玉を含
む様になり、平均繊維径が大きくなり、単繊維の分散性
も悪くなり、製品風合い、外観が悪くなる。その結果使
用可能な不織布が得られない。したがって前駆ポリマー
中のビニル芳香族化合物の含量が15〜40wt%の範囲
であると、紡糸性が良好となり、優れた強度と伸長率を
有し、ソフトな風合いを有する不織布を得ることができ
る。
【0015】前駆ポリマーの共役ジエン化合物中の共役
ジエンの1, 2−結合量が、20〜50wt%、好ましく
は、25〜45wt%の範囲であると良い。20wt%未満
では、不織布の伸長回復性が劣り、不織布として用いに
くく、又、50wt%を越えると紡糸性が悪化し、良好な
ウェブが得られなくなる。
【0016】本発明で用いる不織布では、少なくとも1
個の重合体ブロックBが前駆ポリマーのポリマー鎖の末
端にあることが必須である。すなわちポリマー鎖の末端
を重合体ブロックBが閉める割合によって紡糸性および
不織布の物性が変化するからである。前駆ポリマー中で
ポリマー鎖の末端を重合体ブロックBが占める割合は、
3〜25wt%、特に5〜20wt%が好ましい。3wt%未
満では、溶融粘度が高くなり紡糸性が不調となり良好な
ウェブが得られなくなり、25wt%を越えると不織布の
強度が下がり好ましくない。
【0017】本発明で用いるポリオレフィンの例として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレンとエチ
レンあるいは1−ブテンなどのα−オレフィンとの共重
合体等が挙げられるが、プロピレンとエチレンとのブロ
ックコポリマー及びポリプロピレン、ポリエチレンが特
に好ましい。
【0018】ポリプロピレンとしては、数平均分子量
(Mn) 2,000〜60,000、MFR(溶融流れ量)50〜10,0
00、好ましくは50〜150 を有するポリプロピレンを用い
ると好ましく、ポリエチレンとしては、数平均分子量
(Mn) 2,000〜30,000を有するポリエチレンを用いると
伸長回復率の低下が少なくて好ましい。2種のポリマー
の混合状態としては、単一繊維中で混合している状態、
それぞれのポリマーから成る繊維が不織布中で混繊して
いる状態、前記2つの状態が不織布中で混在している状
態がある。その中で単一繊維中で混合している状態が特
に好ましい。水素添加ブロック共重合体とポリオレフィ
ンの混合方法は、紡糸時にチップブレンドする方法、2
種のポリマーを予め溶融混合したチップを用いる方法等
がある。この2種のポリマーの混合方法は特に限定され
ないが、後者の方法が好ましい。
【0019】本発明で用いる不織布中の繊維に前述のポ
リオレフィン以外に第3のポリマーが本発明の目的を逸
脱しない範囲で混合されていてもよく、さらに本発明で
用いる不織布中に他の繊維が本発明の目的を逸脱しない
範囲で混合されていてもよい。
【0020】前述のように、水素添加ブロック共重合体
にポリオレフィンとしてポリプロピレンを混合すると、
混合ポリマーの溶融粘度が低下し、紡糸性が著しく向上
し、ガス条件の高圧化が可能となり平均繊維径が10μ
m 以下の極細繊維が容易に得られるという特徴がある。
また、ポリプロピレンの混合により不織布の強度がさら
に向上する効果がある。
【0021】本発明で用いる不織布を構成する繊維の平
均繊維径は、50μm 以下、好ましくは0.5〜30μ
m である。0.5μm 以下の場合は不織布は柔軟である
が強力が低くなる。本発明で用いる不織布の目付量は、
10〜200g/m2 である。10g/m2 以下では不織布
の強力が低下する。
【0022】本発明の不織布の粘着性の値は前述のよう
に使用する前駆ポリマーの種類によって大幅に変えるこ
とができる。粘着性の評価方法としては不織布の剥離強
度を採用すればよく、剥離強度の値が高い程、不織布の
粘着性が高いことを意味する。
【0023】本発明で用いる伸縮性不織布を製造する方
法としては、メルトブロー法、スパンボンド法を用いる
ことができ、また溶融紡糸法で得た繊維を通常の乾式
法、湿式法によりシート化する方法を用いることができ
る。しかし紡糸性の面から、特にメルトブロー法を用い
ることが好ましい。
【0024】次に本発明の滑り止め材の使用の各種態様
を、添付図面を参照して以下説明する。図1に本発明の
滑り止め材1を玄関マット、バスマットあるいはタイル
カーペット等のマット類2の裏面全面に貼り合わせて使
用した例を示す。貼り合わせはミシン糸や超音波による
縫製、接着剤による処理等を用いることができる。本発
明の滑り止め材の優れた滑り止め効果によってマットが
床面に密着し、床面に固定される。例えば玄関マットに
用いた場合、土間等に滑り落ちることがない。又玄関マ
ット,バスマットとも、上を踏んだ時にマットが滑らな
いので安全である。又タイルカーペットの場合、従来は
接着剤又は滑り止め液を床面に施工した後タイルカーペ
ットを貼っていたが、本発明の滑り止め材を用いれば施
工がきわめて簡単となる。なお図2に示すように滑り止
め材3をマット類2の周辺部に貼り合わせて用いてもよ
い。
【0025】図3にゴルフクラブのシャフト4にテープ
状にした本発明の滑り止め材5を巻き付けた例を示す。
同様な使用方法をテニスラケット又はバットに対して行
うことができ、何れも確実な把持ができ、手がぶれるこ
となく、安定した位置でのプレーが可能になる。図4に
ふとん6と毛布8の間に本発明の滑り止め材7をはさみ
込んで使用する例を示す。このような使用方法を行うと
ベットからふとんがすべり落ちることがない。その他テ
ーブルクロスの裏側に本発明の滑り止め材7を貼り合わ
せて用いればテーブルクロスがテーブルから滑り落ちる
ことが無く好都合である。
【0026】
【実施例】以下実施例により本発明の滑り止め材を説明
する。実施例1 リチウムアルキル触媒を用いる逐次的なブロック共重合
を行うことによって、ブタジエン−スチレン−ブタジエ
ン−スチレン型ブロック共重合体(組成比wt%10−12.5
−65−12.5)を前駆ポリマーとして合成した。この前駆
ポリマーにおいて、Mn は49,000、ポリスチレン含有量
Sが29wt%、共役ジエンの1, 2−結合量Vが36wt%
であった。この前駆ポリマーを水素添加してヒンダード
アミン系安定剤0.5wt%を加えペレットを作り、原料
(水素添加ブロック共重合体)とした。得られた水素添
加ブロック共重合体と、Mn 50,000(MFR80)を有
するポリプロピレンを15wt%添加し、チップペレット
にして、押出機に投入して加熱溶融後(押出機温度:290
℃)、ノズルに送り込んだ。このノズルは1mmピッチで
一列に200個並んだ0.4mmφのオリフィスを有し、
それぞれのオリフィスから0.2g/分の吐出量で共重
合体を高速流体中に吐出させた。流体として380℃に
調節した過熱水蒸気を用いて、この過熱水蒸気を3.0
kg/cmGの圧力でメルトブロー用ノズルのスリットから
溶融した重合体に向けて噴射し、それによって溶融重合
体をけん引細化する。次いで細化した繊維を移動するネ
ットコンベア(ダイ−コレクター間距離40cm)上に捕
集して、ウェブを得る。次いで、得られたウェブを熱エ
ンボスロールで温度90℃、圧力15kg/cmGで熱結合
を行って、不織布を得た。得られた不織布の目付は10
2g/m2、平均繊維径は17.5μm 、強度は550g
/cm、伸度は320%であった。この不織布は図1に示
すように玄関マットの裏面全面に貼り合わせて1ヶ月使
用したが、土間に滑り落ちることがなかった。
【0027】なお前記平均繊維径等の測定は下記の方法
で行った。 ◎ 平均繊維径(μm); 不織布サンプルの任意な10箇
所を電子顕微鏡(倍率2000倍) で10枚の写真撮影を行
う。1枚の写真につき任意の10本の繊維の直径を測定
し、これを10枚の写真について行う。合計100本の
繊維径測定値を求め平均値を計算する。 ◎ 強度および伸度; 巾2cmの不織布サンプルをJIS L-
1096に準じて測定する。その時のつかみ間隔は5cm、引
張速度は10cm/minとする。破断時の値から1cm巾当り
の強度と伸度を算出する。
【0028】
【発明の効果】本発明による滑り止め材は優れた粘着性
又は高い摩擦係数を有するので優れた滑り止め効果を発
揮する。又強度が強いので耐久力を有すると共に、後加
工を必要としないので安価に提供できるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑り止め材をマット類の裏面全面に貼
り合わせて用いる例を示す図であって、図1(A) は平面
図、図1(B) は断面図である。
【図2】本発明の滑り止め材をマット類の裏面の周辺部
に貼り合わせて用いる例を示す図であって、図2(A) は
平面図、図2(B) は断面図である。
【図3】本発明の滑り止め材をゴルフクラブのシャフト
に巻き付けて用いる例を示す斜視図である。
【図4】本発明の滑り止め材をふとんと毛布の間にはさ
み込んで用いる例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,3,5,7…滑り止め材 2…マット 4…ゴルフクラブのシャフト 6…ふとん 8…毛布

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてビニル芳香族化合物から構成さ
    れた重合体ブロックAを少なくとも2個、主として共役
    ジエン化合物から構成された重合体ブロックBを少なく
    とも2個有し、かつ、少なくとも1個の重合体ブロック
    Bがポリマー鎖の末端にあり、全体の数平均分子量が3
    0,000から65,000の範囲にあり、ビニル芳香族化合物の
    含有量が、15〜40重量パーセントであるブロック共
    重合体を水素添加して得られた水素添加ブロック共重合
    体から製造される熱可塑性繊維から作られた不織布から
    成る滑り止め材。
JP4174301A 1992-07-01 1992-07-01 滑り止め材 Withdrawn JPH0617355A (ja)

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JP4174301A JPH0617355A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 滑り止め材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6465927B2 (en) 2000-10-31 2002-10-15 Mabuchi Motor Co., Ltd. Miniature electric motor
US9425673B2 (en) 2012-02-06 2016-08-23 Mitsubishi Electric Corporation Mechanically and electrically integrated module
JP2018171295A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 西川産業株式会社 布団カバー

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