JPH06173292A - 建設機械のブレード高さ制御装置 - Google Patents

建設機械のブレード高さ制御装置

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JPH06173292A
JPH06173292A JP32695792A JP32695792A JPH06173292A JP H06173292 A JPH06173292 A JP H06173292A JP 32695792 A JP32695792 A JP 32695792A JP 32695792 A JP32695792 A JP 32695792A JP H06173292 A JPH06173292 A JP H06173292A
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JP
Japan
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blade
vehicle body
construction machine
height
laser light
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JP32695792A
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English (en)
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Tatsuro Nakazato
辰郎 中里
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 何らかの原因によりレーザー光を受光してい
ない間も目標整地高さとのずれを低減するようにブレー
ド高さを制御することのできる建設機械のブレード高さ
制御装置を提供する。 【構成】 判断器14によりレーザー光基準平面が検知
されないと判断された場合、車体傾斜角度検出器6によ
り検出した車体傾斜角度とブレードリフト角度検出器5
により検出したブレード用リフト角度に基き建設機械の
ブレード高さを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設機械のブレード高さ
制御装置に係り、特にレーザー投光器の回転投光により
形成されたレーザー光基準平面を検知してブレード高さ
を制御する建設機械のブレード高さ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザー光を用いた整地、敷均し
作業としては、投光器からレーザー光を基準とする高さ
で回転投光させ、建設機械に装着した受光器でレーザー
光基準平面を検知し、これに基く受光器からのレベル信
号を制御装置に入力してブレード高さを制御して整地あ
るいは敷均しを行う方法が一般的である。
【0003】しかしながら、この方法では、地形の変化
などにより車体傾斜角が大きく変化し、レーザー光基準
平面が受光範囲からはずれたり、何らかの障害物によっ
てレーザー光が遮断されて、受光器が基準平面を検知で
きなくなった場合、遮断されている間レーザー光遮断前
のレベル信号を保持し、再びレーザー光を受光するまで
の間は、この保持レベルでブレード高さを固定せざるを
得なかった。
【0004】この場合、受光器が基準平面を検知できな
くなった時のブレードの高さが目標整地高さとずれてい
れば、このずれはレーザー光が遮断されている間拡大さ
れていくことになり、良好な整地を行うためには作業者
が手動で目標の高さに修正する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
建設機械のブレード高さ制御装置では、受光器がレーザ
ー光基準平面を検知できなくなった時のブレードの高さ
が目標整地高さとずれていれば、このずれはレーザー光
が遮断されている間拡大されていくことになり、良好な
整地を行うためには作業者が手動で目標の高さに修正す
る必要があった。そこで、本発明は、何らかの原因によ
りレーザー光を受光していない間も目標整地高さとのず
れを低減するようにブレード高さを制御することのでき
る建設機械のブレード高さ制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、レーザー
投光器の回転投光により形成された所定の水平面または
任意の傾斜を有するレーザー光基準平面を建設機械に装
備されたレーザー受光器により検知し、該レーザー受光
器の検知出力に基づき前記建設機械のブレードのリフト
角を制御することにより前記ブレード高さを制御する建
設機械のブレード高さ制御装置において、前記建設機械
の車体に搭載され、車両前後方向の傾斜角を検出する車
体傾斜角度検出手段と、前記レーザー光基準平面が検知
されたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によ
り前記レーザー光基準平面が検知されないと判断された
場合、前記車体傾斜角度検出手段により検出した車体傾
斜角に基き前記建設機械のブレード高さを制御する制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】また、第2の発明は、レーザー投光器の回
転投光により形成された所定の水平面または任意の傾斜
を有するレーザー光基準平面を高さ方向での所定の受光
範囲内で検知する建設機械に装備されたレーザー受光器
と、前記建設機械の車体に搭載されたブレード用リフト
角度検出手段とを備え、前記レーザー受光器の検知出力
と前記ブレード用リフト角検出手段により検出した検出
角度に基き前記建設機械のブレード用リフトを駆動して
ブレード高さを制御する建設機械のブレード高さ制御装
置において、前記建設機械の車体に搭載された車両前後
方向の車体傾斜角度検出手段と、前記レーザー光基準平
面が検知されなくなる直前の前記レーザー光基準平面の
受光位置が前記受光範囲内でかつ上端部または下端部で
ない場合は、前記車体傾斜角度検出手段により検出した
車体傾斜角度と前記ブレード用リフト角度検出手段によ
り検出したブレード用リフト角度に基き前記建設機械の
ブレード高さを制御し、前記レーザー光基準平面が検知
されなくなる直前の前記レーザー光基準平面の受光位置
が前記受光範囲の上端または下端であった場合は、前記
車体傾斜角度検出手段により検出した車体傾斜角度と前
記ブレード用リフト角度検出手段により検出したブレー
ド用リフト角度に基き前記建設機械のブレード高さを制
御するともに前記レーザー光基準平面が前記受光範囲内
でかつ上端部または下端部以外にくるように補正する手
段とを具備したことを特徴とする。
【0008】また、第3の発明は、レーザー投光器の回
転投光により形成された所定の水平面または任意の傾斜
を有するレーザー光基準平面を検知する建設機械に装備
されたレーザー受光器と、前記建設機械の車体に搭載さ
れたブレード用リフト角度検出手段と、前記建設機械の
車体に搭載された車両前後方向の車体傾斜角度検出手段
と、前記レーザー受光器が回転投光されているレーザー
光のタイミング通りに一定時間間隔でレーザー光基準平
面を受光し続けている状態で、受光している時間帯は前
記受光器の検知出力と前記ブレード用リフト角度検出手
段により検出した検出角度に基き前記建設機械のブレー
ド用リフトを駆動してしてブレード高さを制御し、受光
していない時間帯は前記車体傾斜角度検出手段により検
出した車体傾斜角度と前記ブレード用リフト角度検出手
段により検出したブレード用リフト角度に基き前記建設
機械のブレード高さを制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の発明においては、前記判断手段により前
記レーザー光基準平面が検知されないと判断された場合
は、前記車体傾斜角度検出手段により検出した車体傾斜
角に基き前記建設機械のブレード高さを制御する。
【0010】また、第2の発明においては、前記レーザ
ー光基準平面が検知されなくなる直前の前記レーザー光
基準平面の受光位置が前記受光範囲内でかつ上端部また
は下端部でない場合は、前記車体傾斜角度検出手段によ
り検出した車体傾斜角度と前記ブレード用リフト角度検
出手段により検出したブレード用リフト角度に基き前記
建設機械のブレード高さを制御し、前記レーザー光基準
平面が検知されなくなる直前の前記レーザー光基準平面
の受光位置が前記受光範囲の上端または下端であった場
合は、前記車体傾斜角度検出手段により検出した車体傾
斜角度と前記ブレード用リフト角度検出手段により検出
したブレード用リフト角度に基き前記建設機械のブレー
ド高さを制御するともに前記レーザー光基準平面が前記
受光範囲内でかつ上端部または下端部以外にくるように
補正する。
【0011】また、第3の発明においては、前記レーザ
ー受光器が回転投光されているレーザー光のタイミング
通りに一定時間間隔でレーザー光基準平面を受光し続け
ている状態で、受光している時間帯は前記受光器の検知
出力と前記ブレード用リフト角度検出手段により検出し
た検出角度に基き前記建設機械のブレード用リフトを駆
動してブレード高さを制御し、受光していない時間帯は
前記車体傾斜角度検出手段により検出した車体傾斜角度
と前記ブレード用リフト角度検出手段により検出したブ
レード用リフト角度に基き前記建設機械のブレード高さ
を制御する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の建設機械のブレード高さ制御
装置の一実施例を示すブロック図である。
【0013】図1で、9は建設機械としてのブルトー
ザ、1はレーザー投光器であり、ブルトーザ9は、レー
ザー受光器2、ブレード3、ブレードリフトシリンダ
4、ブレードリフト角度検出器5、車体傾斜角度検出器
6、後述する切換器7を手動で切り換えるための手動用
スイッチ8、演算回路100、ブレードリフトシリンダ
駆動回路11を備えている。
【0014】図1において、レーザー投光器1からレー
ザー光10を基準とする高さで回転投光させレーザー光
10による基準平面を形成する。これはブルトーザ9の
レーザー受光器2で受光され、演算回路100に入力さ
れる。
【0015】一方、ブレードリフト角度検出器5、車体
傾斜角度検出器6の各出力も演算回路100に入力さ
れ、ここで演算処理され、この処理出力によりブレード
リフトシリンダ駆動回路11が駆動されることになる。
上述したことを以下、図2を用いて詳細に説明する。
【0016】図2は、演算回路100の詳細ブロック図
である。
【0017】レーザー受光器2は、レーザー光10によ
る基準平面を検知し、これに基くレベル信号21を出力
する。このレベル信号21はレベル信号/高さ換算器1
3に入力され、ここでレベル信号21に応じたレーザー
光の受光高さ23が出力される。そして受光高さ23と
高さ設定器12で設定された高さ22との比較が比較器
51で行われ、受光高さ偏差24として出力される。
【0018】また、ブレードリフト角度検出器5から出
力されたブレードリフト角度検出信号27は角度換算器
17に入力され、ここでブルトーザ9の車体に対するブ
レード相対高さ28が出力される。ブレード相対高さ2
8はサンプルホールド回路15で判断器14から出力さ
れるレーザー光受光タイミング信号25によりサンプル
ホールドされ、このホールド値がレーザー光受光時のブ
レード高さ29として出力される。
【0019】そして、レーザー光受光時のブレード高さ
29と前記受光高さ偏差24は、比較器52に入力さ
れ、目標とするブレード高さ30が出力される。この目
標とするブレード高さ30と前記ブレード相対高さ28
は比較器53に入力され、ここでブレード高さの制御偏
差31が出力される。このブレード高さの制御偏差31
は換算器16に入力されここでブレード角度の制御偏差
39に換算される。
【0020】一方、車体傾斜角度検出器6は車体傾斜角
度検出信号33を出力し、この車体傾斜角度検出信号3
3は角度換算器18に入力され、車体傾斜角度34とし
て出力される。この車体傾斜角度34と、前記角度換算
器17から出力される前記車体に対するブレード相対角
度32は比較器54で比較され、ここでブレード対地角
度35として出力される。ブレード対地角度35はサン
プルホールド回路19で判断器14から出力されるレー
ザー光非受光タイミング信号26によりサンプルホール
ドされ、このホールド値がレーザー光を受光できなくな
った時点でのブレード対地角度36として出力される。
このブレード対地角度36と前記車体傾斜角度34は比
較器55でブルトーザ9の車体に対するブレード相対角
度37として出力される。このブレード相対角度37と
前記ブレード相対角度32は比較器56で比較され、こ
こでブレード角度の制御偏差38として出力される。
【0021】そして、このブレード角度の制御偏差38
と前記ブレード角度の制御偏差39は切換器7に共に入
力され、判断器14から出力されるレーザー光非受光タ
イミング信号26の入力の有無により切り換えられる。
そして、ブレード角度の制御偏差38あるいは前記ブレ
ード高さの制御偏差31のいずれかがブレードリフトシ
リンダ駆動回路11に入力され、これによりブレードリ
フトシリンダ駆動回路11から出力される駆動信号41
によりブレードリフトシリンダ4が駆動される。 な
お、上記実施例では、切換え器7を切り換えるのに判断
器14から出力されるレーザー光非受光タイミング信号
26を用いているが、レーザー光10が途切れたことを
ブルトーザ9のオペレータが確認した場合に、図1に示
す手動用スイッチ8を用いて切換器7を手動で切り換え
るようにしてもよい。
【0022】図3は本発明の建設機械のブレード高さ制
御装置の他の実施例を示すブロック図である。
【0023】図3で、9は建設機械としてのブルトー
ザ、1はレーザー投光器であり、ブルトーザ9は、レー
ザー受光器20、ブレード3、ブレードリフトシリンダ
4、ブレードリフト角度検出器5、車体傾斜角度検出器
6、演算回路101、ブレードリフトシリンダ駆動回路
11を備えている。またレーザー受光器20はレーザー
光の受光位置の違いを出力するようになっている。
【0024】図4は、本発明のブレード高さ制御装置の
他の実施例における演算回路101の詳細ブロック図を
示すものであり、以下、この図4を用いて本発明のブレ
ード高さ制御装置の他の実施例について詳細に説明す
る。
【0025】なお、図4において前記図2と同一の機能
を有する箇所には同一の符号を付す。 図4において、
レーザー受光器20は、レーザー光基準平面を検知し、
これに基くレベル信号21を出力する。このレベル信号
21はレベル信号/高さ換算器13に入力され、ここで
レベル信号21に応じたレーザー光の受光高さ23が出
力される。そして受光高さ23と高さ設定器12で設定
された高さ22との比較が比較器51で行われ、受光高
さ偏差24として出力される。
【0026】また、ブレードリフト角度検出器5から出
力されたブレードリフト角度検出信号27は角度換算器
17に入力され、ブルトーザ9の車体に対するブレード
相対高さ28が出力される。ブレード相対高さ28はサ
ンプルホールド回路15で判断器57から出力されるレ
ーザー光受光タイミング信号25によりサンプルホール
ドされ、このホールド値がレーザー光受光時のブレード
高さ29として出力される。そして、レーザー光受光時
のブレード高さ29と前記受光高さ偏差24は、比較器
52に入力され、目標とするブレード高さ30が出力さ
れる。この目標とするブレード高さ30と前記ブレード
相対高さ28は比較器53に入力され、ここでブレード
高さの制御偏差31が出力される。このブレード高さの
制御偏差31は換算器16に入力されここでブレード角
度の制御偏差39に換算される。また、車体傾斜角度検
出器6は車体傾斜角度検出信号33を出力し、この車体
傾斜角度検出信号33は角度換算器18に入力され、車
体傾斜角度34として出力される。この車体傾斜角度3
4と、前記角度換算器17から出力される前記車体に対
するブレード相対角度32は比較器54で比較され、こ
こでブレード対地角度35として出力される。ブレード
対地角度35はサンプルホールド回路19で判断器57
から出力されるレーザー光非受光タイミング信号60に
よりサンプルホールドされ、このホールド値がレーザー
光を受光できなくなった時点でのブレード対地角度36
として出力される。このブレード対地角度36と前記車
体傾斜角度34は比較器55でブルトーザ9の車体に対
するブレード相対角度37として出力される。そして、
このブレード相対角度37と前記ブレード相対角度32
は比較器56で比較され、ここでブレード角度の制御偏
差38として出力される。 このブレード角度の制御偏
差38は補正器58によりレーザー受光器20によるレ
ーザー光の受光位置の違いによる補正がかけられたブレ
ード角度の制御偏差59となる。
【0027】この場合、判断器57はレーザー光信号が
途切れた時、途切れる直前のレーザー受光器20の受光
位置が受光範囲の上端部または下端部でない時は、何ら
かの障害物によってレーザー光が遮断されたと判断し
て、レーザー光非受光タイミング信号60を出力し、こ
れにより前記車体傾斜角度検出器6からの信号を用いて
再びレーザー光を受光するまでの間、ブレード高さをそ
の位置で保持するように制御し、途切れた位置が受光範
囲の上端または下端であった場合は、地形の変化などに
より車体傾斜角が自動制御によるブレード位置修正量以
上に変化し基準平面が受光範囲からはずれたと判断し、
再び受光範囲内にレーザー光基準平面が来るようにブレ
ード高さを修正するように制御する。そして、前記補正
がかけられたブレード角度の制御偏差59と前記ブレー
ド角度の制御偏差39は切換器7に共に入力され、判断
器57から出力されるレーザー光非受光タイミング信号
26の入力の有無により切り換えられる。そして、補正
がかけられたブレード角度の制御偏差59あるいは前記
ブレード角度の制御偏差39のいずれかがブレードリフ
トシリンダ駆動回路11に入力され、これによりブレー
ドリフトシリンダ駆動回路11から出力される駆動信号
41によりブレードリフトシリンダ4が駆動される。
【0028】図5は本発明の建設機械のブレード高さ制
御装置の他の実施例を示すブロック図である。
【0029】図5で、9は建設機械としてのブルトー
ザ、1はレーザー投光器であり、ブルトーザ9は、レー
ザー受光器2、ブレード3、ブレードリフトシリンダ
4、ブレードリフト角度検出器5、車体傾斜角度検出器
6、演算回路102、ブレードリフトシリンダ駆動回路
11を備えている。
【0030】図6は、本発明のブレード高さ制御装置の
他の実施例における演算回路102の詳細ブロック図を
示すものであり、以下、この図6を用いて本発明のブレ
ード高さ制御装置の他の実施例について詳細に説明す
る。
【0031】なお、図6において前記図2と同一の機能
を有する箇所には同一の符号を付す。 レーザー受光器
2は、レーザー光10による基準平面を検知し、これに
基くレベル信号21を出力する。このレベル信号21は
レベル信号/高さ換算器13に入力され、ここでレベル
信号21に応じたレーザー光の受光高さ23が出力され
る。そして受光高さ23と高さ設定器12で設定された
高さ22との比較が比較器51で行われ、受光高さ偏差
24として出力される。
【0032】また、ブレードリフト角度検出器5から出
力されたブレードリフト角度検出信号27は角度換算器
17に入力され、ここでブルトーザ9の車体に対するブ
レード相対高さ28が出力される。ブレード相対高さ2
8はサンプルホールド回路15で判断器62から出力さ
れるレーザー光受光タイミング信号25によりサンプル
ホールドされ、このホールド値がレーザー光受光時のブ
レード高さ29として出力される。
【0033】そして、レーザー光受光時のブレード高さ
29と前記受光高さ偏差24は、比較器52に入力さ
れ、目標とするブレード高さ30が出力される。この目
標とするブレード高さ30と前記ブレード相対高さ28
は比較器53に入力され、ここでブレード高さの制御偏
差31が出力される。このブレード高さの制御偏差31
は換算器16に入力されここでブレード角度の制御偏差
39に換算される。
【0034】一方、車体傾斜角度検出器6は車体傾斜角
度検出信号33を出力し、この車体傾斜角度検出信号3
3は角度換算器18に入力され、車体傾斜角度34とし
て出力される。この車体傾斜角度34と、前記角度換算
器17から出力される前記車体に対するブレード相対角
度32は比較器54で比較され、ここでブレード対地角
度35として出力される。ブレード対地角度35はサン
プルホールド回路19で判断器62から出力されるレー
ザー光非受光タイミング信号61によりサンプルホール
ドされ、このホールド値がレーザー光を受光できなくな
った時点でのブレード対地角度36として出力される。
このブレード対地角度36と前記車体傾斜角度34は比
較器55でブルトーザ9の車体に対するブレード相対角
度37として出力される。このブレード相対角度37と
前記ブレード相対角度32は比較器56で比較され、こ
こでブレード角度の制御偏差38として出力される。
【0035】この場合、レーザー受光器2が回転投光さ
れているレーザー光のタイミング通りに一定時間間隔で
レーザー光基準平面を受光し続けている状態で、受光し
ている時間帯、すなわち判断器62からレーザー光受光
タイミング信号25が出力される時は前記レーザー受光
器2の検知出力とブレードリフト角度検出器5により検
出した検出角度に基きブルトーザ9のブレードリフトシ
リンダ4を駆動してブレード3の高さを制御し、受光し
ていない時間帯、すなわち判断器62からレーザー光非
受光タイミング信号61が出力される時は車体傾斜角度
検出器6により検出した車体傾斜角度とブレードリフト
角度検出器5により検出した検出角度に基きブルトーザ
9のブレード3の高さを制御する。
【0036】そして、前記ブレード角度の制御偏差38
と前記ブレード角度の制御偏差39は切換器7に共に入
力され、判断器62から出力されるレーザー光非受光タ
イミング信号61の入力の有無により切り換えられる。
そして、ブレード角度の制御偏差38あるいは前記ブレ
ード高さの制御偏差31のいずれかがブレードリフトシ
リンダ駆動回路11に入力され、これによりブレードリ
フトシリンダ駆動回路11から出力される駆動信号41
によりブレードリフトシリンダ4が駆動される。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本発明の建設機械のブレ
ード高さ制御装置によれば、何らかの原因によりレーザ
ー光を受光していない間もブレード高さを制御するので
目標整地高さとのずれを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械のブレード高さ制御装置の一
実施例を示すブロック図。
【図2】図1に係る演算回路100の詳細ブロック図。
【図3】本発明の建設機械のブレード高さ制御装置の他
の実施例を示すブロック図。
【図4】図3に係る演算回路101の詳細ブロック図。
【図5】本発明の建設機械のブレード高さ制御装置の他
の実施例を示すブロック図。
【図6】図5に係る演算回路102の詳細ブロック図。
【符号の説明】
1 レーザー投光器 2 レーザー受光器 3 ブレード 4 ブレードリフトシリンダ 5 ブレードリフト角度検出器 6 車体傾斜角度検出器 7 切換器 8 手動用スイッチ 9 ブルトーザ 10 レーザー光 11 ブレードリフトシリンダ駆動回路 12 高さ設定器 13 レベル信号/高さ換算器 14 判断器 15 サンプルホールド回路 16 換算器 17 角度換算器 18 角度換算器 19 サンプルホールド回路 20 レーザー受光器 21 レベル信号 22 高さ 23 レーザー光の受光高さ 24 受光高さ偏差 25 レーザー光受光タイミング信号 26 レーザー光非受光タイミング信号 27 ブレードリフト角度検出信号 28 ブレード相対高さ 29 レーザー光受光時のブレード高さ 30 ブレード高さ 31 ブレード高さの制御偏差 32 車体に対するブレード相対角度 33 車体傾斜角度検出信号 34 車体傾斜角度 35 ブレード対地角度 36 ブレード対地角度 37 ブルトーザ9の車体に対するブレード相対角度 38 ブレード角度の制御偏差 39 ブレード角度の制御偏差 41 駆動信号 51 比較器 52 比較器 53 比較器 54 比較器 55 比較器 56 比較器 57 判断器 58 補正器 59 受光位置の違いによる補正がかけられたブレード
角度の制御偏差 60 レーザー光非受光タイミング信号 61 レーザー光非受光タイミング信号 62 判断器 100 演算回路 101 演算回路 102 演算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー投光器の回転投光により形成さ
    れた所定の水平面または任意の傾斜を有するレーザー光
    基準平面を建設機械に装備されたレーザー受光器により
    検知し、該レーザー受光器の検知出力に基づき前記建設
    機械のブレードのリフト角を制御することにより前記ブ
    レード高さを制御する建設機械のブレード高さ制御装置
    において、 前記建設機械の車体に搭載され、車両前後方向の傾斜角
    を検出する車体傾斜角度検出手段と、 前記レーザー光基準平面が検知されたか否かを判断する
    判断手段と、 前記判断手段により前記レーザー光基準平面が検知され
    ないと判断された場合は、前記車体傾斜角度検出手段に
    より検出した車体傾斜角に基き前記建設機械のブレード
    高さを制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    建設機械のブレード高さ制御装置。
  2. 【請求項2】 レーザー投光器の回転投光により形成さ
    れた所定の水平面または任意の傾斜を有するレーザー光
    基準平面を高さ方向での所定の受光範囲内で検知する建
    設機械に装備されたレーザー受光器と、前記建設機械の
    車体に搭載されたブレード用リフト角度検出手段とを備
    え、前記レーザー受光器の検知出力と前記ブレード用リ
    フト角検出手段により検出した検出角度に基き前記建設
    機械のブレード用リフトを駆動してブレード高さを制御
    する建設機械のブレード高さ制御装置において、 前記建設機械の車体に搭載された車両前後方向の車体傾
    斜角度検出手段と、 前記レーザー光基準平面が検知されなくなる直前の前記
    レーザー光基準平面の受光位置が前記受光範囲内でかつ
    上端部または下端部でない場合は、前記車体傾斜角度検
    出手段により検出した車体傾斜角度と前記ブレード用リ
    フト角度検出手段により検出したブレード用リフト角度
    に基き前記建設機械のブレード高さを制御し、前記レー
    ザー光基準平面が検知されなくなる直前の前記レーザー
    光基準平面の受光位置が前記受光範囲の上端または下端
    であった場合は、前記車体傾斜角度検出手段により検出
    した車体傾斜角度と前記ブレード用リフト角度検出手段
    により検出したブレード用リフト角度に基き前記建設機
    械のブレード高さを制御するともに前記レーザー光基準
    平面が前記受光範囲内でかつ上端部または下端部以外に
    くるように補正する手段とを具備したことを特徴とする
    建設機械のブレード高さ制御装置。
  3. 【請求項3】レーザー投光器の回転投光により形成され
    た所定の水平面または任意の傾斜を有するレーザー光基
    準平面を検知する建設機械に装備されたレーザー受光器
    と、 前記建設機械の車体に搭載されたブレード用リフト角度
    検出手段と、 前記建設機械の車体に搭載された車両前後方向の車体傾
    斜角度検出手段と、 前記レーザー受光器が回転投光されているレーザー光の
    タイミング通りに一定時間間隔でレーザー光基準平面を
    受光し続けている状態で、受光している時間帯は前記受
    光器の検知出力と前記ブレード用リフト角度検出手段に
    より検出した検出角度に基き前記建設機械のブレード用
    リフトを駆動してしてブレード高さを制御し、受光して
    いない時間帯は前記車体傾斜角度検出手段により検出し
    た車体傾斜角度と前記ブレード用リフト角度検出手段に
    より検出したブレード用リフト角度に基き前記建設機械
    のブレード高さを制御する制御手段とを具備したことを
    特徴とする建設機械のブレード高さ制御装置。
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