JPH0617321B2 - オレフインの異性化方法 - Google Patents
オレフインの異性化方法Info
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- JPH0617321B2 JPH0617321B2 JP60069250A JP6925085A JPH0617321B2 JP H0617321 B2 JPH0617321 B2 JP H0617321B2 JP 60069250 A JP60069250 A JP 60069250A JP 6925085 A JP6925085 A JP 6925085A JP H0617321 B2 JPH0617321 B2 JP H0617321B2
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- Japan
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C5/00—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms
- C07C5/22—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by isomerisation
- C07C5/27—Rearrangement of carbon atoms in the hydrocarbon skeleton
- C07C5/2767—Changing the number of side-chains
- C07C5/277—Catalytic processes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はオレフインの異性化方法に関する。更に特定的
には、本発明はn−ブテン類のイソブテンへの異性化方
法に関する。
には、本発明はn−ブテン類のイソブテンへの異性化方
法に関する。
自動車燃料中のテトラエチル鉛の使用に対していくつか
の国により採用された環境的及びその他の政府による規
制は、自動車燃料のオクタン価を改良するための、酸素
含有添加剤を包含する他の添加剤を探索するように石油
工業を導いた。これらの添加剤の中でも、非対称エーテ
ル、特にメチルtert−ブチルエーテル(MTBE)
は非常に有効なガソリン添加剤であることが証明され
た。MTBEの製造のための最も普通の方法はメタノー
ルとイソブテンの反応より成る。
の国により採用された環境的及びその他の政府による規
制は、自動車燃料のオクタン価を改良するための、酸素
含有添加剤を包含する他の添加剤を探索するように石油
工業を導いた。これらの添加剤の中でも、非対称エーテ
ル、特にメチルtert−ブチルエーテル(MTBE)
は非常に有効なガソリン添加剤であることが証明され
た。MTBEの製造のための最も普通の方法はメタノー
ルとイソブテンの反応より成る。
イソブテンは他の価値ある化合物、たとえばt−ブチル
アルコール(溶媒として使用される)、t−ブチルフエ
ノール(安定剤として使用される)低分子量重合体(潤
滑油の粘度指数を改良するために使用される)等の製造
のための出発物質としても使用される。イソブテン類に
対するこの関心が増大した結果として、イソブテンの現
在の入手可能性は、その潜在的マーケツトを満足するの
に十分な量のこれらの誘導体の製造を可能としない。
アルコール(溶媒として使用される)、t−ブチルフエ
ノール(安定剤として使用される)低分子量重合体(潤
滑油の粘度指数を改良するために使用される)等の製造
のための出発物質としても使用される。イソブテン類に
対するこの関心が増大した結果として、イソブテンの現
在の入手可能性は、その潜在的マーケツトを満足するの
に十分な量のこれらの誘導体の製造を可能としない。
従つて、現在、イソブテンを簡単に且つ経済的に製造す
る方法に対する要求、特に容易に入手可能な出発物質を
使用することができる方法に対する要求があることがわ
かる。
る方法に対する要求、特に容易に入手可能な出発物質を
使用することができる方法に対する要求があることがわ
かる。
本発明の目的は、イソブテンの新らしい製造方法を提供
することである。
することである。
本発明の他の目的はn−ブテン類をイソブテンに経済的
に異性化することを可能とする新らしい方法を提供する
ことである。
に異性化することを可能とする新らしい方法を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、n−ブテン類又はn−ブテン類を
含有する供給物からイソブテンを選択的に製造すること
を可能とする方法を提供することである。
含有する供給物からイソブテンを選択的に製造すること
を可能とする方法を提供することである。
本発明の方法は、n−ブテン含有供給物を、水/供給物
モル比が約0.5乃至約5であるようなスチームの存在
下に、シリカ鉱物型(silicalitetype)
の結晶性シリカ多形体(crystalline si
lica polymorph)から成る触媒と接触さ
せることを含んで成る。
モル比が約0.5乃至約5であるようなスチームの存在
下に、シリカ鉱物型(silicalitetype)
の結晶性シリカ多形体(crystalline si
lica polymorph)から成る触媒と接触さ
せることを含んで成る。
本発明の方法に対する出発供給物として、実質的に純粋
な1−ブテン又は2−ブテン又はこれらの両異性体の混
合物又は他の炭化水素との混合物としてこれらの異性体
を含有するフラクシヨンを使用することができる。本発
明の方法は10容量%という低いn−ブテン類含有率を
有する供給物に適用することができる。
な1−ブテン又は2−ブテン又はこれらの両異性体の混
合物又は他の炭化水素との混合物としてこれらの異性体
を含有するフラクシヨンを使用することができる。本発
明の方法は10容量%という低いn−ブテン類含有率を
有する供給物に適用することができる。
本発明において使用される触媒はシリカ鉱物型の変性さ
れていない結晶性シリカ多形体(unmodified
crystalline silica polymo
rph)である。故に、触媒は実質的に純粋なシリカで
あり、これは該シリカが不純物又は変性元素(modi
fying elements)を痕跡量を除いて含有
しないことを意味する。かかるシリカ鉱物型触媒の製造
方法及び構造はグローズ(Grose)により米国特許
第4,061,724号に記載されており、これはその
全体を引照により本明細書に加入する。
れていない結晶性シリカ多形体(unmodified
crystalline silica polymo
rph)である。故に、触媒は実質的に純粋なシリカで
あり、これは該シリカが不純物又は変性元素(modi
fying elements)を痕跡量を除いて含有
しないことを意味する。かかるシリカ鉱物型触媒の製造
方法及び構造はグローズ(Grose)により米国特許
第4,061,724号に記載されており、これはその
全体を引照により本明細書に加入する。
n−ブテン類含有供給物はスチームの存在下にシリカ鉱
物と接触させられる。シリカ鉱物はエス.ジエイ.ミラ
ー(S.J.Miller)の米国特許第4,414
4,23号、第4,417,086号及び第4,41
7,088号に開示された如く、オレフインのオリゴマ
ー化(oligomerization)のための触媒
として使用できることは知られている。上記特許は引照
により本明細書中に加入する。しかしながら、予期しな
かつたことであるが、水の存在は触媒の寿命を改良する
ことをもたらすのみならず、且つ更に特定的には、より
重質の生成物の生成を減じると共にイソブテンの生成を
優先させることが見出された。他の操作条件を同じにし
てスチームの存在により、イソブテン選択性は約50%
増加される。“イソブテン選択性”とは転化された供給
物100重量部当り生成されたイソブテンの重量を意味
する。選択性におけるこの改良は、供給物の処理が供給
物モル当り水約0.5モルという少ない量の水の存在下
に行なわれる場合にすら達成される。比較実験は、約5
を越えない水/供給物モル比を保持することが好ましい
ことも示した。この上限は供給物の組成を含む種々のフ
アクターに従つて変わる。水/供給物のモル比は、処理
される供給物が約10容量%のn−ブテン類含有率を有
する場合に約1.5より低くすることが好ましい。一般
には、使用されるべき水の量は、水/供給物モル比が約
0.5乃至約3であるような量である:しかしながら、
該比は供給物がより高いn−ブテン類含有率を有する場
合にはより高くすることができる。
物と接触させられる。シリカ鉱物はエス.ジエイ.ミラ
ー(S.J.Miller)の米国特許第4,414
4,23号、第4,417,086号及び第4,41
7,088号に開示された如く、オレフインのオリゴマ
ー化(oligomerization)のための触媒
として使用できることは知られている。上記特許は引照
により本明細書中に加入する。しかしながら、予期しな
かつたことであるが、水の存在は触媒の寿命を改良する
ことをもたらすのみならず、且つ更に特定的には、より
重質の生成物の生成を減じると共にイソブテンの生成を
優先させることが見出された。他の操作条件を同じにし
てスチームの存在により、イソブテン選択性は約50%
増加される。“イソブテン選択性”とは転化された供給
物100重量部当り生成されたイソブテンの重量を意味
する。選択性におけるこの改良は、供給物の処理が供給
物モル当り水約0.5モルという少ない量の水の存在下
に行なわれる場合にすら達成される。比較実験は、約5
を越えない水/供給物モル比を保持することが好ましい
ことも示した。この上限は供給物の組成を含む種々のフ
アクターに従つて変わる。水/供給物のモル比は、処理
される供給物が約10容量%のn−ブテン類含有率を有
する場合に約1.5より低くすることが好ましい。一般
には、使用されるべき水の量は、水/供給物モル比が約
0.5乃至約3であるような量である:しかしながら、
該比は供給物がより高いn−ブテン類含有率を有する場
合にはより高くすることができる。
本発明の方法は、非常に融通性であり、そしてガス相及
び/又は液相において行なうことができる。
び/又は液相において行なうことができる。
反応温度は、一般に約300℃乃至約550℃である。
300℃より低い温度は非常に低い収率を与えるが、5
50℃より高い温度は反応生成物の劣化を引き起こす。
300℃より低い温度は非常に低い収率を与えるが、5
50℃より高い温度は反応生成物の劣化を引き起こす。
好ましくは、温度は、約300℃乃至約500℃、更に
好ましくは、約320℃乃至約475℃である。
好ましくは、約320℃乃至約475℃である。
これらの範囲内での温度変動は形成された生成物の分布
を問題となる程には変えない。
を問題となる程には変えない。
1時間において触媒の重量当りの処理される該混合物の
重量により表わされた(WHSV)、反応混合物の時間
当り空間速度(hourly space veloc
ity)は、約5から約150まで変えることができ
る。WHSVは典型的には供給物の組成に依存する。他
方高い時間当りの空間速度は、イソブテンの生成のため
の方法の選択性を改良することを可能とする。本質的に
n−ブテンから成る供給物を使用する場合には、WHS
Vは約5乃至100が選ばれるが、これに対して供給物
が約10%のn−ブテン類を含有する場合にはWHSV
は好ましくは約5乃至20が選ばれる。
重量により表わされた(WHSV)、反応混合物の時間
当り空間速度(hourly space veloc
ity)は、約5から約150まで変えることができ
る。WHSVは典型的には供給物の組成に依存する。他
方高い時間当りの空間速度は、イソブテンの生成のため
の方法の選択性を改良することを可能とする。本質的に
n−ブテンから成る供給物を使用する場合には、WHS
Vは約5乃至100が選ばれるが、これに対して供給物
が約10%のn−ブテン類を含有する場合にはWHSV
は好ましくは約5乃至20が選ばれる。
反応は一般に、大気圧以下の圧力(sub−atmos
pheric pressures)乃至50バールの
広い範囲内で変えることができる絶対圧で行なうことが
できる。
pheric pressures)乃至50バールの
広い範囲内で変えることができる絶対圧で行なうことが
できる。
典型的なゲージ圧力は約0.5バール乃至約20バール
である。
である。
イソブテンの生成を優先させるために余り高くはない圧
力で操作するのが有利である。
力で操作するのが有利である。
当業者は、上記した範囲内で、処理される供給物の組成
のみならず所望の結果の関数として最善の収率を与える
操作条件を容易に決定することができる。或る条件、特
に高いWHSVは、供給物の低い転化率を伴なつてイソ
ブテンの生成を優先させる。かかる条件下では、イソブ
テンを反応生成物から回収し、そしてこれらの反応生成
物を新らしい供給物の存在下に更に処理するために再循
環するのが有利である。
のみならず所望の結果の関数として最善の収率を与える
操作条件を容易に決定することができる。或る条件、特
に高いWHSVは、供給物の低い転化率を伴なつてイソ
ブテンの生成を優先させる。かかる条件下では、イソブ
テンを反応生成物から回収し、そしてこれらの反応生成
物を新らしい供給物の存在下に更に処理するために再循
環するのが有利である。
下記実施例は本発明の方法を説明することを意味するも
のであつて、本発明の限定をすることを意図するもので
はない。
のであつて、本発明の限定をすることを意図するもので
はない。
実施例1 1−ブテンを、302℃の温度で且つ1バールの絶対圧
力下に、水/供給物モル比3.42及びWHSV6.2
2でシリカ鉱物(silicalite)の上をスチー
ムと共に通した。
力下に、水/供給物モル比3.42及びWHSV6.2
2でシリカ鉱物(silicalite)の上をスチー
ムと共に通した。
1−ブテン85.6%が転化されそしてイソブテン選択
性は13.33%であつた。
性は13.33%であつた。
比較のため、水の不存在下に同様な実験を行なつた。イ
ソブテン選択性は7.79%にすぎなかつた。
ソブテン選択性は7.79%にすぎなかつた。
実施例2 水/供給物モル比1.66を用いて、実施例1の方法を
繰返した。
繰返した。
1−ブテン85.8%が転化され、そしてイソブテン選
択性は12.95%であつた。
択性は12.95%であつた。
実施例3 イソブテン60重量%及びn−ブテン類40重量%を含
有する供給物を319℃の温度で、2バールのゲージ
圧、5.3のWHSV及び0.88の水/供給物モル比
でシリカ鉱物の上をスチームと共に通した。ブテン8
6.6%が転化されそしてイソブテン選択性は15.6
1%であつた。
有する供給物を319℃の温度で、2バールのゲージ
圧、5.3のWHSV及び0.88の水/供給物モル比
でシリカ鉱物の上をスチームと共に通した。ブテン8
6.6%が転化されそしてイソブテン選択性は15.6
1%であつた。
実施例4 n−ブテン類49重量%、n−ブタン49.6重量%及
び軽質炭化水素1.4重量%を含有する供給物を、42
5℃の温度で、1.6バールの絶対圧、31.1のWH
SV及び1.16の水/供給物モル比で、シリカ鉱物の
上をスチームと共に通した。
び軽質炭化水素1.4重量%を含有する供給物を、42
5℃の温度で、1.6バールの絶対圧、31.1のWH
SV及び1.16の水/供給物モル比で、シリカ鉱物の
上をスチームと共に通した。
ブテン類72.8%が転化されそしてイソブテン選択性
は14.03%であつた。
は14.03%であつた。
実施例5 n−ブテン類49重量%、n−ブタン49.6重量%及
び軽質炭化水素1.4重量%を含有する供給物を325
℃の温度、1.6バールの絶対圧、31.4のWHSV
及び1.11の水/供給物モル比で、シリカ鉱物の上を
スチームと共に通した。
び軽質炭化水素1.4重量%を含有する供給物を325
℃の温度、1.6バールの絶対圧、31.4のWHSV
及び1.11の水/供給物モル比で、シリカ鉱物の上を
スチームと共に通した。
ブテン類76.4%が転化され、そしてイソブテン選択
性は12.5%であつた。
性は12.5%であつた。
この実施例は、300〜500℃の考慮された温度の範
囲において、温度の変動は生成された生成物の分布に対
して実質的に影響しないことを示す。
囲において、温度の変動は生成された生成物の分布に対
して実質的に影響しないことを示す。
比較のため、他の操作条件は温度:322℃、絶対圧1
4.8バール、WHSVB33.2に保持しながら、ス
チームの不存在下に同じ供給物を通した。
4.8バール、WHSVB33.2に保持しながら、ス
チームの不存在下に同じ供給物を通した。
ブテン類89%が転化されたが、イソブテン選択性は
5.99%に過ぎなかつた。
5.99%に過ぎなかつた。
上記したことからわかる通り、本発明の方法は、実質的
に化学量論的量より多くのイソブテンの生成をもたら
す。
に化学量論的量より多くのイソブテンの生成をもたら
す。
本発明は好ましい態様に関して記載されたけれども、当
業者には容易に理解される通り、本発明の精神及び範囲
から逸脱することなく修正及び変更を加えることができ
ることが理解されるべきである。かかる修正及び変更は
特許請求の範囲内にあると考えられる。
業者には容易に理解される通り、本発明の精神及び範囲
から逸脱することなく修正及び変更を加えることができ
ることが理解されるべきである。かかる修正及び変更は
特許請求の範囲内にあると考えられる。
Claims (10)
- 【請求項1】(a)n−ブテン類を含有する供給物を、水
/供給物モル比が0.5乃至5であるような十分な量の
スチームの存在下に、本質的にシリカ鉱物型の結晶性シ
リカ多形体から成る触媒と、300℃又はそれより高い
温度で接触させる工程と、 (b)イソブテンを含有する流れを回収する工程含むn−
ブテン類の異性化方法。 - 【請求項2】該水/供給物モル比が0.5乃至3である
特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】工程(a)が300℃乃至550℃の温度で
行なわれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項4】工程(a)が320℃乃至475℃の温度で
行なわれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項5】工程(a)が時間及び触媒の重量当り反応混
合物の重量(WHSV)5乃至150で行なわれる特許
請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項6】工程(a)が時間及び触媒の重量当り反応混
合物の重量(WHSV)5乃至100で行なわれる特許
請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項7】工程(a)が大気圧以下乃至50バールの絶
対圧で行なわれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項8】工程(a)が0.5バール乃至20バールの
絶対圧で行なわれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項9】(a)n−ブテン類を含有する供給物を、水
/供給物モル比が0.5乃至1.5であるような十分な
量のスチームの存在下に本質的にシリカ鉱物型の結晶性
シリカ多形体から成る触媒と、320℃乃至475℃の
温度で且つ0.5バール乃至20バールの絶対圧力下に
接触させる工程と、 (b)イソブテンを含有する流れを回収する工程とを含
む、n−ブテン類の異性化方法。 - 【請求項10】(a)n−ブテン類を含有する供給物を、
水/供給物モル比が0.5乃至5であるような十分な量
のスチームの存在下に、本質的にシリカ鉱物型の結晶性
シリカ多形体から成る触媒と、300℃乃至550℃の
温度で且つ0.5バール乃至50バールの絶対圧力下に
接触させる工程と、 (b)イソブテンを含有する流れを回収する工程とを含
む、n−ブテン類の異性化方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
LU85285 | 1984-04-03 | ||
LU85285A LU85285A1 (fr) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | Procede d'isomerisation d'olefines |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60224640A JPS60224640A (ja) | 1985-11-09 |
JPH0617321B2 true JPH0617321B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=19730235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60069250A Expired - Fee Related JPH0617321B2 (ja) | 1984-04-03 | 1985-04-03 | オレフインの異性化方法 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4587375A (ja) |
JP (1) | JPH0617321B2 (ja) |
BE (1) | BE902091A (ja) |
CA (1) | CA1238925A (ja) |
DE (1) | DE3512057C2 (ja) |
FR (1) | FR2562065B1 (ja) |
GB (1) | GB2156844B (ja) |
IT (1) | IT1183534B (ja) |
LU (1) | LU85285A1 (ja) |
NL (1) | NL194237C (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8612815D0 (en) * | 1986-05-27 | 1986-07-02 | British Petroleum Co Plc | Restructuring of olefins |
US5146035A (en) * | 1989-11-29 | 1992-09-08 | Uop | Butene isomerization process |
EP0758635B1 (en) * | 1995-08-11 | 1999-11-17 | Fina Research S.A. | Process for the isomerisation of olefins |
EP0920911A1 (en) | 1997-12-05 | 1999-06-09 | Fina Research S.A. | Production of catalysts for olefin conversion |
US7838708B2 (en) | 2001-06-20 | 2010-11-23 | Grt, Inc. | Hydrocarbon conversion process improvements |
CA2532367C (en) | 2003-07-15 | 2013-04-23 | Grt, Inc. | Hydrocarbon synthesis |
US20050171393A1 (en) | 2003-07-15 | 2005-08-04 | Lorkovic Ivan M. | Hydrocarbon synthesis |
US8173851B2 (en) | 2004-04-16 | 2012-05-08 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons |
US7244867B2 (en) | 2004-04-16 | 2007-07-17 | Marathon Oil Company | Process for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons |
US20080275284A1 (en) | 2004-04-16 | 2008-11-06 | Marathon Oil Company | Process for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons |
US8642822B2 (en) | 2004-04-16 | 2014-02-04 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons using microchannel reactor |
US7674941B2 (en) | 2004-04-16 | 2010-03-09 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons |
US20060100469A1 (en) | 2004-04-16 | 2006-05-11 | Waycuilis John J | Process for converting gaseous alkanes to olefins and liquid hydrocarbons |
KR101433781B1 (ko) | 2006-02-03 | 2014-08-25 | 리액션 35, 엘엘씨 | 탄화수소를 형성하기 위한 시스템 및 방법 |
US7883568B2 (en) | 2006-02-03 | 2011-02-08 | Grt, Inc. | Separation of light gases from halogens |
AU2008256606A1 (en) | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Grt, Inc. | Zone reactor incorporating reversible hydrogen halide capture and release |
US8282810B2 (en) | 2008-06-13 | 2012-10-09 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Bromine-based method and system for converting gaseous alkanes to liquid hydrocarbons using electrolysis for bromine recovery |
US8415517B2 (en) | 2008-07-18 | 2013-04-09 | Grt, Inc. | Continuous process for converting natural gas to liquid hydrocarbons |
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US8367884B2 (en) | 2010-03-02 | 2013-02-05 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes and systems for the staged synthesis of alkyl bromides |
US8815050B2 (en) | 2011-03-22 | 2014-08-26 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes and systems for drying liquid bromine |
US8436220B2 (en) | 2011-06-10 | 2013-05-07 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes and systems for demethanization of brominated hydrocarbons |
US8829256B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-09-09 | Gtc Technology Us, Llc | Processes and systems for fractionation of brominated hydrocarbons in the conversion of natural gas to liquid hydrocarbons |
US8802908B2 (en) | 2011-10-21 | 2014-08-12 | Marathon Gtf Technology, Ltd. | Processes and systems for separate, parallel methane and higher alkanes' bromination |
US9193641B2 (en) | 2011-12-16 | 2015-11-24 | Gtc Technology Us, Llc | Processes and systems for conversion of alkyl bromides to higher molecular weight hydrocarbons in circulating catalyst reactor-regenerator systems |
Family Cites Families (13)
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