JPH06172648A - 湿分硬化性シリル末端ポリマーの製造方法 - Google Patents

湿分硬化性シリル末端ポリマーの製造方法

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JPH06172648A
JPH06172648A JP5210589A JP21058993A JPH06172648A JP H06172648 A JPH06172648 A JP H06172648A JP 5210589 A JP5210589 A JP 5210589A JP 21058993 A JP21058993 A JP 21058993A JP H06172648 A JPH06172648 A JP H06172648A
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moisture
polyfunctional hydroxyl
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silyl
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Lawrence E Katz
イー.カッツ ローレンス
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Olin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿分硬化性シリル末端ポリマーを製造するこ
とが目的である。 【構成】 本発明は次の(a)、(b)の段階により特
徴づけられる湿分硬化性シリル末端ポリマーの製造方法
に関するものである: (a)末端不飽和モノオール(好ましくはポリエーテル
またはポリエステルモノオール)をポリイソシアネート
および有機ポリアシル化合物から成る群から選択した多
官能価のヒドロキシル反応性化合物と、前記多官能価の
ヒドロキシル反応性化合物について1当量の官能価あた
り1モルのモノオールのモル比において、反応させ、そ
れぞれの末端に末端不飽和を有する末端不飽和ポリマー
を提供し、そして(b)前記末端不飽和ポリマーをジア
ルコキシアルキルシランと反応させ、湿分と接触して硬
化することができるジアルコキシアルキルシリル末端ポ
リマーを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に湿分硬化性ポリマ
ー、そしてより具体的にはシリル末端ポリマーおよびそ
の製造のための中間体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】さまざまなタイプの湿分硬化性シーラン
ト材料が当業界において公知である。特に有用な材料
は、1個またはそれ以上の加水分解基を付与されたシリ
コン末端基を有するポリシロキサンである。このポリマ
ーは気体反応生成物の発生により起こる泡立ちなどの望
ましくない現象をもたらすことなしに大気の湿分と接触
させることにより速やかに加硫する。さらに、このポリ
マーの接着性および熱安定性は優れている。しかし、こ
のようなポリマーはポリシロキサン主鎖を有するので、
その費用は望ましいとされているものよりも高い。従っ
て、炭化水素主鎖を有する、そして分子のそれぞれの末
端だけに加水分解末端基とともにシリコン原子を有する
より低価なポリマーを開発するための努力が最近なされ
てきた。
【0003】あるこのような低価のポリマーが米国特許
3,971,751に開示されている。この特許は分子
のそれぞれの末端にシリルエーテル末端基を有するポリ
エーテル化合物を開示している。その’751特許のポ
リマーはプロピレングリコールまたはエチレングリコー
ルなどのアルコールの存在中で酸化アルキレンを重合す
ることにより製造される。しかし、苛性アルカリを重合
反応を触媒するために用いたので、ジオールの分子量は
約3,000に制限され、この分子量以上では官能価
は、硬化したポリマー生成物の物理的性質が低下するの
と同じように、かなり減少する。従って、必要な物理的
性質を得るために、これらのジオールをジオールの分子
量を増加させるためにジハロ有機化合物と組み合わせ
た。不運にも、オリゴマー化反応はジハロ有機化合物の
存在中で起こる傾向があり、そして結果として得られた
ポリマーの重合の程度および分子量分布(即ち、いわゆ
る「多分散性」)は非常に幅広い。この高多分散性ポリ
オールをそれから塩化アリルなどの化合物を用いるポリ
オールの反応によりそれぞれの末端に末端不飽和を有す
るポリマーに変換する。全体的に見て、’751方法の
過程はやっかいかつ費用がかかる。従って、より低い多
分散性値により特徴づけられるポリマーの新しい製造方
法がシーラントおよび接着剤業会により非常に望まれる
であろう。
【0004】もう1つの説明として、ヨーロッパ特許公
開第397,036号は、複合金属シアン化物錯体触媒
の存在中で開始剤を用いて少なくとも3個の炭素原子を
有するモノエポキシドを開環付加重合し、末端封鎖処理
により、得られたヒドロキシル基末端ポリアルキレンオ
キサイドの末端ヒドロキシル基を不飽和基に変換するこ
とによる不飽和基末端ポリアルキレンオキサイドの製造
を開示している。このヨーロッパ特許公開公報の実施例
1は、亜鉛ヘキサシアノコバルテート(DMC)触媒の
存在中でアリルアルコール開始剤を用いて「モノオー
ル」(モノ−アルコール)を製造し、塩化アリルとの反
応によりモノオールにおける末端ヒドロキシル基を不飽
和基に変換し、メチルジメトキシシランとの付加反応に
より加水分解性シラン基でそれぞれの末端が停止された
ポリアルキレンオキサイドを提供するプロピレンオキサ
イドの重合を開示している。
【0005】優れた伸び率により特徴づけられる湿分硬
化性シーラントの製造用のポリシロキサンの使用に関し
て低価な選択を供給するための新しい方法および組成物
がシーラントおよび接着剤製造業会により非常に望まれ
るであろう。
【0006】ある局面においては、本発明は次の
(a)、(b)の段階から成る湿分硬化性シリル末端ポ
リマーの製造方法に関するものである: (a) 末端不飽和モノオール(好ましくはポリエーテ
ルまたはポリエステルモノオール)をポリイソシアネー
トおよび有機ポリアシル化合物から成る群から選択した
多官能価のヒドロキシル反応性化合物と、前記多官能価
のヒドロキシル反応性化合物について1当量の多官能価
あたり約1モルのモノオールのモル比において、反応さ
せ、それぞれの末端に末端不飽和基を有する末端不飽和
ポリマーを提供し、そして (b) 前記末端不飽和ポリマーをジアルコキシアルキ
ルシランと反応させ、湿分と接触して硬化することがで
きるジアルコキシアルキルシリル末端ポリマーを形成す
る。
【0007】もう1つの局面においては、本発明は前述
の段階(a)の末端不飽和ポリマーに関するものであ
る。
【0008】もう1つの局面においては、本発明はポリ
イソシアネートおよび有機ポリアシル化合物から成る群
から選択した多官能価のヒドロキシル反応性化合物によ
り結合された、ポリエーテルおよびポリエステルから成
る群から選択したシリル末端ポリマーに関するものであ
って、前記ポリマーは、モノオールを前記多官能価のヒ
ドロキシル反応性化合物と前記多官能価のヒドロキシル
反応性化合物について1当量の多官能価あたり約1モル
のモノオールのモル比で反応させることにより製造す
る。
【0009】さらにもう1つの局面においては、本発明
は充てん剤および前述のシリル末端ポリマーから成る充
てんポリマーに関するものである。
【0010】さらにもう1つの局面においては、本発明
は前述のシリル末端充てんあるいは非充てんポリマーを
(水または他の複数の水素を含む化合物を用いて)湿分
硬化することにより得られるゴム状物質に関するもので
ある。
【0011】これらのおよびその他の局面は以下に示す
本発明の詳細な説明を読むことにより明らかになるだろ
う。
【0012】本発明で用いるモノオールは好ましくは約
400〜約30,000、さらに好ましくは1,000
〜12,000、最も好ましくは2,500〜10,0
00の重量平均分子量を有する。本発明で使用するのに
好ましいモノオール反応体はポリエーテルモノオールお
よびポリエステルモノオールである。ポリエーテルはラ
ンダムまたは段階的添加を用いて酸化アルキレンまたは
酸化アルキレンの混合物を水素を含む開始剤または開始
剤の混合物と縮合させることにより公知の方法に従って
製造することができる。酸化アルキレンの例には酸化エ
チレン、酸化プロピレン、酸化ブチレン、酸化アミレ
ン、酸化ヘキシレン、酸化スチレンなどの酸化アラルキ
レンおよび酸化トリクロロブチレンなどの酸化ハロゲン
化アルキレンなどが含まれる。最も好ましい酸化アルキ
レンは、ランダムまたは段階的オキシアルキル化を用い
た、酸化プロピレンまたはその酸化エチレンとの混合物
である。
【0013】ポリエーテルモノオール反応体の製造にお
いて用いる水素を含む開始剤には次に示すものおよびそ
の混合物が含まれる:アリルアルコール、2−アリルフ
ェノール、2−アリル−6メチルフェノール、シナミル
アルコール、ウンデセレニルアルコール、アリルアミ
ン、アクリル酸、ウンデシレン酸など。1個より多い末
端二重結合を有する水素を含む開始剤、例えば2個の二
重結合により末端化されたモノオールを産出するジアリ
ルアミンの使用は本方法の柔軟性を説明するものであ
る。
【0014】酸化アルキレン−水素含有開始剤の縮合反
応は好ましくは複合金属シアン化物触媒の存在中で行
う。しかし、次のような他の標準的な方法を用いること
ができる:苛性アルカリ触媒、ルイス酸触媒、金属ポル
フィリン触媒など。KOH触媒作用を用いたポリオール
合成においては、形成した不飽和は当量の直接の凾数と
して増加する。結局、酸化プロピレンをさらに添加して
も分子量は増加しないという条件が確立される。言いか
えれば、高分子量のヒドロキシ末端ポリオキシプロピレ
ンエーテルを生成させるアルカリ触媒の使用により、ヒ
ドロキシ官能価は実質的に損失する。複合金属シアン化
物触媒の使用により、任意の望ましい分子量を有するよ
り純粋なモノオールを製造することができる。
【0015】利用およびそれらの製造に適した複合金属
シアン化物錯体クラスの触媒は、Shell Chem
ical Companyに付与された米国特許第4,
472,560号および第4,477,589号および
The General Tire & Rubber
Companyに付与された米国特許第3,941,
849号、第4,242,490号および第4,33
5,188号において開示されている。
【0016】特に使用するのに適当であると分かったあ
る複合金属シアン化物錯体触媒は次のような式の亜鉛ヘ
キサシアノメタレートである: Zn3 〔M(CN)6 2 ・xZnCl2 ・yGLYM
E・zH2 O ここでMはCo(III)またはCr(III)または
Fe(II)またはFe(III)であり得、x、y、
およびzは分数、整数またはゼロであり得、錯体の正確
な製造方法に従って変化する。
【0017】DMC触媒法により製造したモノオール
は、そのまままたは触媒残留物を除去するために処理し
て使用することができる(米国特許第5,099,07
5号を参照)。
【0018】ポリエステルモノオールは従来のポリエス
テル合成を用いて製造することができる。例えば、ポリ
エステル化反応の説明として、(アリルアルコールなど
の)アルコールの存在中でカプロラクトンの重合を米国
特許第2,990,379号による類似反応に対する説
明のように用いることができる。ポリエステル化触媒は
例えばパラ−トルエンスルホン酸、チタンアルコキシ
ド、カルボン酸スズ、有機アミン、それらの組み合わせ
などの任意の公知の酸、塩基または遷移金属化合物であ
る。
【0019】本発明の好ましい局面においては、ポリイ
ソシアネートはモノオールの分子を互いに結合させるた
めのカップリング剤として使用する。任意の適当な有機
ポリイソシアネートまたはポリイソシアネートの混合物
を用いることができる。例を示すと、2,4−および
2,6−異性体の80:20および65:35の混合物
などのトルエンジイソシアネート、エチレンジイソシア
ネート、プロピレンジイソシアネート、メチレン−ビス
(4−フェニル)イソシアネート(ジフェニルメタンジ
イソシアネートまたはMDIとも呼ばれる)、キシレン
ジイソシアネート(XDI)、イソホロンジイソシアネ
ート(IPDI)、3,3′−ビストルエン−4,4′
−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、水素化MDI、水素化XDIおよび変性し
た液状MDI付加物、オリゴマー状のHDI(例えばダ
イマー、トリマーなど)、オリゴマー状のIPDI(例
えばダイマー、トリマーなど)、ナフタレン−1,5−
ジイソシアネート、他のオリゴマー状のイソシアネー
ト、ポリフェニレンポリメチレンイソシアネート(PM
DI)などのポリマーのイソシアネート、それらの混合
物および誘導体などである。本発明の特に好ましい実施
態様に従うと、2,4−異性体対2,6−異性体の重量
比が約60:40〜約90:10、そしてより好ましく
は約65:35〜約80:20である2,4−および
2,6−トルエンジイソシアネートの異性体混合物及び
MDIを用いる。
【0020】本発明の方法には従来の方法を用いるとし
ばしば起こる望ましくないオリゴマー化反応を避ける清
浄なカップリング反応を用いる。カップリング反応にお
いては、全ての利用できるヒドロキシル官能価の消費を
確実にするためにわずかなモル過剰のポリイソシアネー
トを用いることが望ましい。この余分のポリイソシアネ
ートは湿分硬化させるかまたはアミンまたはアルコー
ル、好ましくは不飽和のアミンまたはアルコール(例え
ば、アリルアルコール、アリルアミン、ジアリルアミン
など)と反応させることができる。
【0021】あるいはまた、ポリアシル化合物をモノオ
ールの分子を互い結合させるためにカップリング剤とし
て用いる。任意の適当な有機ポリアシル化合物または有
機ポリアシル化合物の混合物を用いることができる。例
を示すと、二酸、無水物、ジアシルハロゲン化物および
ジエステルである。これらには、制限しようとするもの
ではないけれども、塩化アジポイル、塩化テレフタロイ
ル、無水フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、塩化
スクシニル、ジメチルアジペート、ジメチルテレフタレ
ート、ジメチルセバケート、および塩化イソフタロイル
またはトリメチル−1,3,5−ベンゼントリカルボキ
シレート、三塩化1,3,5−ベンゼントリカルボキシ
ル、ヘミメリット酸、トリメリット酸、無水トリメリッ
ト酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、ピロメリット酸
二無水物などの高級官能価のポリアシル化合物が含まれ
る。
【0022】ポリイソシアネートとモノオールのカップ
リングは典型的には高温で、好ましくは約50℃〜約1
60℃で、さらに好ましくは約80°〜約140℃で行
う。触媒はカップリング反応において所望により用いる
ことができる。有用な触媒にはジブチルスズジラウレー
ト、第一スズオクトエート、DABCOアミン触媒など
の公知のスズおよびアミン触媒が含まれる。ポリアシル
化合物とモノオールのカップリングは典型的には高温
で、好ましくは約80℃〜約220℃で、より好ましく
は約100℃〜約180℃で行う。触媒はカップリング
反応において所望により用い、適当な触媒には、制限し
ようとするものではないが、苛性アルカリ、チタンアル
コキシド、スズカルボキシレートなどが含まれる。カッ
プリング触媒は、もし用いるならば、触媒的に効果的な
量で、好ましくは約0.001%〜約1%の量で用い
る。
【0023】2個よりも多いヒドロキシル反応性基を有
するカップリング剤の使用は本発明の方法の柔軟性を示
すものである。これは3個またはそれ以上の分枝を有す
るポリエーテル(またはポリエステル)を産出し、架橋
手段を提供している。これらの分枝したポリエーテル
(またはポリエステル)を単独またはジイソシアネート
(またはジアシル化合物)と結合したポリエーテル(ま
たはポリエステル)と組み合わせて用いる場合、硬化ポ
リマーに対する有益な性質の改良が適当に達成される。
【0024】カップリングした末端不飽和ポリエーテル
(またはポリエステル)は他の硬化性ポリマーとともに
利用することができ、あるいは好ましくは硬化性シリル
末端ポリマーに変換することができる。白金の錯体によ
り触媒される、アルキルジアルコキシシランなどと末端
不飽和のカップリングしたポリエーテル(またはポリエ
ステル)との反応により望ましいシリル末端ポリマーが
製造される。このシリル末端ポリマーは他の複数の水素
を含む成分(例えばポリアミン、ポリアルコールなど)
を用いて容易に湿分硬化または硬化させることができ
る。完全に硬化した物質のゴム状の性質により、それら
は(単独でまたはエポキシ樹脂およびフェノール樹脂な
どのより強くよりもろい接着剤と組み合わせて)シーラ
ント、注封材料、エラストマーおよび接着剤に用いるの
に特に適している。
【0025】湿分硬化性成分は普通の配合成分、例えば
可塑剤、接着促進剤、充てん剤および顔料、具体的には
クレー、シリカ、フュームドシリカ、カーボンブラッ
ク、タルク、フタロシアニンブルーまたはグリーン、T
iO2 、紫外線吸収剤、MgCO3 、CaCO3 などと
混合することができる。充てん剤などの配合成分はエラ
ストマーの重量に基づいて0〜約75重量%の量でエラ
ストマー中で適当に用いられる。硬化触媒は充てんした
配合物中で混合しても良いし、またはその代わりに別個
の成分中で混合しても良い。単独成分混合物は便利な利
点を有するが、有用な保存寿命をそれが有するために無
水の条件を必要とする。2種成分系は適用時点(または
それに近い時点)での2種の成分の混合が必要である。
【0026】充てんしたまたは非充てんの湿分硬化性ポ
リマーは標準的な触媒の添加により硬化させることがで
きる。触媒は硬化を促進するために(湿分硬化性ポリマ
ーに基づいて重量で)0.01〜5.0%の量で添加す
ることができる。触媒の例には、制限しようとするもの
ではないが、チタンアルコキシド、有機シリコンチタネ
ート、スズオクテート、ジブチルスズジラウレートなど
のカルボン酸の金属塩、ドデシルアミンおよびジブチル
アミン−2−エチルヘキサノエートなどのアミンおよび
アミン塩、および酸性のおよび塩基性の触媒が含まれ
る。
【0027】2成分充てん系では、湿分を2成分のどち
らかまたは両方に配合することができ、それによって速
い硬化速度が促進されるので、2成分充てん系の硬化は
一般により速い。約1時間〜約24時間の硬化時間があ
る種の適用に対し望ましいとされるが、硬化速度は温
度、湿度および湿分硬化性ポリマー層の厚さで変化する
だろう。
【実施例】
【0028】A.複合金属シアン化物触媒を用いた高分
子量モノオールの製造 1. 0.8%のカリウムアリレートを含有するアリル
アルコール80.0g(1.38モル)を1リットルの
オートクレーブに加えた、そしてそれを窒素で3回フラ
ッシュした。混合物を114℃で加熱し、酸化プロピレ
ン(30.0g)を加えた、反応は圧力の低下により確
認された。酸化プロピレン(408.0g)を65ps
iより低い圧力を維持するような速度で反応器にゆっく
りと供給し、そして圧力の低下が止まるまで反応を続け
た。プロポキシレート化アリルアルコール485.4g
をMagnesolで処理し余分な塩基を除去した。生
成物は409の分子量を有した(ヒドロキシル価は13
7であった)。
【0029】2.プロポキシレート化アリルアルコール
413.0g(1.0モル)を2ガロンのオートクレー
ブに加え、0.7gの亜鉛ヘキサシアノコバルテートを
加え、そして混合物を窒素で3回フラッシュした。酸化
プロピレン(100.0g)を加え、そしてそれは圧力
の低下により確認されるように反応した。酸化プロピレ
ン(2622.0g)を、20psiより低い圧力を維
持するような速度で反応器に供給した。この時点で、1
316.0gのモノオールを除去し、1337.0gの
追加の酸化プロピレンを上述のように反応器に供給し
た。最終生成物は4,902の分子量を有した(ヒドロ
キシル価は11.5であった)。中間体のモノオール
(1316.0g)は2,856の分子量を有した(ヒ
ドロキシル価は19.7であった)。
【0030】B.「ウレタン−結合」ポリエーテルの製
2モルのポリエーテルモノオールを窒素の存在下触媒を
用いてあるいは用いずに1モルのジイソシアネートと反
応させた。反応をガスクロマトグラフィーおよびFTI
Rにより追跡した。(IRにおける)イソシアネートの
吸収が(ヒドロキシルの吸収のように)最小となるま
で、例えば606.6g(0.10モル)のモノオール
に12.8g(0.05モル)のMDIを加えるまで反
応を行なったが、反応は114℃で行なった。カップリ
ングに続き、イソシアネートの赤外吸収の監視は26.
5時間後に完了した。結合ポリエーテルは12,901
の分子量を有した(GPC)。(全ての具体的な実施例
に対する表IおよびIIを参照)
【0031】カップリング後に残っている余分のイソシ
アネートをすべて除去することが望ましい場合には、反
応混合物を計算量のアリルアルコールとともに1時間加
熱し、余分のアリルアルコールをすべて蒸留により除去
した。
【0032】C.湿分硬化性ポリエーテルの製造 いくつかの末端結合ポリエーテルを、触媒としてクロロ
白金酸を用いてジメトキシメチルシランと反応させ、例
えば段階Bからの「ウレタン−結合」ポリエーテルに1
2.2g(0.11モル)のジメトキシメチルシラン
(91%の純度)および11.3gのクロロ白金酸溶液
(THF中0.075%)を加え、湿分硬化性ポリエー
テルを産出した。反応は86℃で24時間行ない、揮発
物は減圧(1.0mm)下で抜取り、597.0gの無
色の粘性液を産出した。
【0033】D.ポリエーテルの硬化手順 段階Cにおいて製造された100.0gの湿分硬化性ポ
リエーテルに2.0gのジブチルスズジラウレート(D
BTDL)および0.5gのラウリルアミンを加えた。
混合し、70℃で加熱後、ポリエーテルを(ガラス板に
しっかり固定した)6″×8″×l/8″のTeflo
nフレーム中に注いだ。その板を20℃および50%の
相対湿度で少なくとも2週間室内に置いた。この時に、
ポリマーを除去し、物理的性質を(「Instron」
を用いて)標準的なASTM法で測定した。表IIIは
市販のSilmod(登録商標)ポリエーテルに関する
比較データと同様に硬化した、非充てんポリエーテルに
対して得られた物理的性質のデータを示している。ウレ
タン結合したポリエーテルの物理的性質はポリエーテル
の分子量により左右され、市販されているSilmod
(登録商標)ポリエーテルのそれより優れている。
【0034】E.充てんシーラントの製造 市販されているシーラントとの比較を容易にするため
に、Silmod(登録商標)に対してしょうれいされ
ている配合表を用いた(配合表Iを参照)。表IVは硬
化した充てんシーラントに対して得られたデータを示し
ている。物理的性質はポリエーテルの分子量により左右
される。ウレタン結合したポリエーテル充てんシーラン
トの引張強さはSilmod(登録商標)充てんシーラ
ントのそれよりも優れている。これらの充てんシーラン
トの硬化は前述の段階Dのそれに類似した手順に従って
行なった。
【表1】 配合表I 充てんシーラントの配合 成分 Phr 充てん剤: 炭酸カルシウム 120.0 二酸化チタン 20.0 ポリエーテル: 100.0 可塑剤:ジオクチルフタレート 50.0 チキソトロープ剤: 3.0 酸化防止剤: 1.0 紫外線吸収剤: 1.0 脱水剤: 2.0 接着促進剤 3.0 硬化用触媒:DBTDL 2.0 触媒促進剤:ラウリルアミン 0.5 計: 302.5
【0035】F.「エステル−結合」ポリエーテルの製
1. 2モルのポリエーテルモノオールを触媒とともに
窒素の存在下1モルのジエステルと反応させた。反応は
FTIRにより追跡し、ヒドロキシルの吸収が最小とな
るまで、例えば102.7gのポリエーテルモノオール
(0.10モル)に9.7g(1.05モル)のジメチ
ルテレフタレートおよび0.05gのチタンテトラブト
キシドを加えるまで行った。かく拌した反応混合物を1
20℃で2時間、150℃で15.5時間および180
℃で24時間加熱した。カップリングに続きヒドロキシ
ルの赤外吸収を監視した。2047の分子量(GPC)
を有する、収量108.7gの結合ポリエーテルを単離
した。
【0036】2. 2モルのポリエーテルモノオールを
窒素の存在下1モルのジアシルクロリドと反応させた。
反応はFTIRにより追跡し、ヒドロキシルの吸収が最
小となるまで、例えば102.7g(0.10モル)の
モノオールに9.5g(0.05モル)の塩化アジポイ
ルを加えるまで行い、反応混合物を145℃で1.5時
間加熱した。これを120℃で21時間加熱し、0.6
g(0.003モル)の塩化アジポイルを加え、反応を
更に3.5時間行なった。これをMagnesol(1
%)、Celite(0.5%)およびカーボン(1
%)で処理した。濾過により2498の分子量(GP
C)を有する100.0gの結合ポリエーテルが得られ
た。
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【表7】
【0043】本発明はそれらの特別な具体例に関して以
上に開示してきたが、材料、成分の配合及び工程におい
て多くの変化、変性及び変法を、ここで開示した本発明
の概念からはずれることなく行うことができる。従っ
て、請求項の精神および幅広い範囲は、明細書の開示を
読む時当業界の熟練者に対し、起こるであろう全てのこ
のような変化、変性および変法を包含することを意図し
ている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿分硬化性シリル末端ポリマーの製造方
    法であって、 (a) 末端不飽和ポリエステルモノオールを、ポリイ
    ソシアネートおよび有機ポリアシル化合物から成る群か
    ら選択した多官能価のヒドロキシル反応性化合物と、前
    記多官能価のヒドロキシル反応性化合物について1当量
    の官能価あたり約1モルのモノオールのモル比におい
    て、反応させ、それぞれの端に末端不飽和を有する末端
    不飽和ポリマーを提供し、そして (b) 前記末端不飽和ポリマーをジアルコキシアルキ
    ルシランと反応させ湿分と接触して硬化することができ
    るジアルコキシアルキルシラン末端ポリマーを形成す
    る、 諸工程を特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネートおよび有機ポリアシ
    ル化合物から成る群から選択した多官能価のヒドロキシ
    ル反応性化合物により結合された、充てん剤およびポリ
    エステルとそれらの組合せから成る群から選択したシリ
    ル末端ポリマーから成る充てんポリマーであって、ポリ
    エステルモノオールを多官能価のヒドロキシル反応性化
    合物と、前記多官能価のヒドロキシル反応性化合物につ
    いて1当量の多官能価あたり約1モルのモル比におい
    て、反応させることを特徴とする方法により製造された
    前記ポリマー。
  3. 【請求項3】 ポリイソシアネートおよび有機ポリアシ
    ル化合物から成る群から選択した多官能価のヒドロキシ
    ル反応性化合物により結合された、ポリアミンまたはポ
    リアルコールまたはそれらの組合せをポリエステルおよ
    びそれらの組合せから成る群から選択したシリル末端ポ
    リマーと接触させることを特徴とする方法により製造さ
    れた硬化ゴム状ポリマー生成物であって、前記ポリマー
    がモノオールを多官能価のヒドロキシル反応性化合物
    と、前記多官能価のヒドロキシル反応性化合物について
    1当量の多官能価あたり約1モルのモノオールのモル比
    において、反応させることにより製造されるものである
    前記生成物。
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