JPH06172368A - ジアミノアルキルジシロキサンの製造方法およびn−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサン - Google Patents
ジアミノアルキルジシロキサンの製造方法およびn−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサンInfo
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- JPH06172368A JPH06172368A JP32530192A JP32530192A JPH06172368A JP H06172368 A JPH06172368 A JP H06172368A JP 32530192 A JP32530192 A JP 32530192A JP 32530192 A JP32530192 A JP 32530192A JP H06172368 A JPH06172368 A JP H06172368A
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- diaminoalkyldisiloxane
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Abstract
(57)【要約】
【目的】両末端が第三級アミノアルキル基であるジアミ
ノアルキルジシロキサンを高収率、高純度で製造する方
法を提供する。 【構成】特定のシリル化アミン化合物を加水分解させる
ことにより、両末端が第三級アミノアルキル基であるジ
アミノアルキルジシロキサンを得る。
ノアルキルジシロキサンを高収率、高純度で製造する方
法を提供する。 【構成】特定のシリル化アミン化合物を加水分解させる
ことにより、両末端が第三級アミノアルキル基であるジ
アミノアルキルジシロキサンを得る。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明はジアミノアルキルジシロキ
サンの製造方法に関し、詳しくは、両末端が第三級アミ
ノアルキル基であるジアミノアルキルジシロキサンを高
収率、高純度で製造する方法および該製造方法によって
得られるN−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロ
キサンに関する。
サンの製造方法に関し、詳しくは、両末端が第三級アミ
ノアルキル基であるジアミノアルキルジシロキサンを高
収率、高純度で製造する方法および該製造方法によって
得られるN−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロ
キサンに関する。
【0002】
【発明の技術的背景とその問題点】アミノアルキル基を
有するジシロキサン化合物は表面処理剤や変性ポリオル
ガノシロキサン中間体として有用であり、該シロキサン
の製造方法については種々検討されている。例えば、非
環式オレフィン性モノまたはジシラザンをヒドロシリル
化触媒と接触させ、得られた生成物を加水分解させるこ
とによりジアミノアルキルジシロキサンを製造する方法
(特開昭61−180792号公報参照)、1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンと白金系触媒および非極性溶媒を含む
混合物にN−結合アリル基を含有する特定のシッフ塩基
を滴下させ、得られた生成物(1,3 −(ビスアゾメチン
プロピル)ジシロキサン)を加水分解させることにより
ジアミノアルキルジシロキサンを製造する方法(特開昭
63−275591号公報参照) 、オレフィン系第一級アミンと
1,1,3,3 −テトラメチルジシロキサンとを白金含有ヒド
ロシラン化触媒の存在下に反応させることによりビス
(アミノアルキル)ポリジオルガノシロキサンを製造す
る方法(特開平2−49793 号公報参照) および1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサンと第二級または第三級アリ
ルアミンとを白金系触媒の存在下に付加反応させるジア
ミノアルキルジシロキサンの製造方法(特開平4−6658
6 号公報参照) 等が検討されている。また、英国特許1,
120,859 号公報には、例えばジメチルブロモメチルエト
キシシランにジメチルアミンを通じ、得られる反応生成
物を水酸化ナトリウムで加水分解することによる1,3 −
ビス(ジメチルアミノメチル)テトラメチルジシロキサ
ンの製造方法が開示されている。しかしながら、特開昭
63−275591号、特開昭61−180792号、特開平2−49793
号および特開平4−66586 号の各公報に示された方法で
は、両末端が第三級アミノアルキル基であるジアミノア
ルキルジシロキサンは合成できず、さらにヒドロシリル
化の効率が悪いという問題があった。また、英国特許1,
120,859 号公報の方法では、所期の目的物は得られる
が、反応中にシロキサン結合が切断され目的物の収率が
かなり低下するという欠点があった。
有するジシロキサン化合物は表面処理剤や変性ポリオル
ガノシロキサン中間体として有用であり、該シロキサン
の製造方法については種々検討されている。例えば、非
環式オレフィン性モノまたはジシラザンをヒドロシリル
化触媒と接触させ、得られた生成物を加水分解させるこ
とによりジアミノアルキルジシロキサンを製造する方法
(特開昭61−180792号公報参照)、1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサンと白金系触媒および非極性溶媒を含む
混合物にN−結合アリル基を含有する特定のシッフ塩基
を滴下させ、得られた生成物(1,3 −(ビスアゾメチン
プロピル)ジシロキサン)を加水分解させることにより
ジアミノアルキルジシロキサンを製造する方法(特開昭
63−275591号公報参照) 、オレフィン系第一級アミンと
1,1,3,3 −テトラメチルジシロキサンとを白金含有ヒド
ロシラン化触媒の存在下に反応させることによりビス
(アミノアルキル)ポリジオルガノシロキサンを製造す
る方法(特開平2−49793 号公報参照) および1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサンと第二級または第三級アリ
ルアミンとを白金系触媒の存在下に付加反応させるジア
ミノアルキルジシロキサンの製造方法(特開平4−6658
6 号公報参照) 等が検討されている。また、英国特許1,
120,859 号公報には、例えばジメチルブロモメチルエト
キシシランにジメチルアミンを通じ、得られる反応生成
物を水酸化ナトリウムで加水分解することによる1,3 −
ビス(ジメチルアミノメチル)テトラメチルジシロキサ
ンの製造方法が開示されている。しかしながら、特開昭
63−275591号、特開昭61−180792号、特開平2−49793
号および特開平4−66586 号の各公報に示された方法で
は、両末端が第三級アミノアルキル基であるジアミノア
ルキルジシロキサンは合成できず、さらにヒドロシリル
化の効率が悪いという問題があった。また、英国特許1,
120,859 号公報の方法では、所期の目的物は得られる
が、反応中にシロキサン結合が切断され目的物の収率が
かなり低下するという欠点があった。
【0003】
【発明の目的】そこで、本発明は両末端が第三級アミノ
アルキル基であるジアミノアルキルジシロキサンを高収
率、高純度で製造する方法を提供することを目的とす
る。また本発明のもう一つの目的は、末端がN−アルケ
ニル基含有ジアミノアルキルシロキシ基で封鎖されたポ
リオルガノシロキサンの合成用中間体として有用なN−
アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサンを提供
することである。
アルキル基であるジアミノアルキルジシロキサンを高収
率、高純度で製造する方法を提供することを目的とす
る。また本発明のもう一つの目的は、末端がN−アルケ
ニル基含有ジアミノアルキルシロキシ基で封鎖されたポ
リオルガノシロキサンの合成用中間体として有用なN−
アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサンを提供
することである。
【0004】
【発明の構成】本発明者は上記目的を達成すべく鋭意検
討した結果、ケイ素原子上に直接アミノ置換したシリル
化アミノ化合物であるN,N −ジオルガノアミノアルキル
− N',N'−ジオルガノアミノジオルガノシラン化合物を
を加水分解することによって、両末端が第三級アミノア
ルキル基であるジアミノアルキルジシロキサンを高収
率、高純度で得られることを見出し、本発明を完成する
に到った。すなわち本発明は、一般式
討した結果、ケイ素原子上に直接アミノ置換したシリル
化アミノ化合物であるN,N −ジオルガノアミノアルキル
− N',N'−ジオルガノアミノジオルガノシラン化合物を
を加水分解することによって、両末端が第三級アミノア
ルキル基であるジアミノアルキルジシロキサンを高収
率、高純度で得られることを見出し、本発明を完成する
に到った。すなわち本発明は、一般式
【0005】
【化3】
【0006】(式中、R1は炭素数1〜8の2価の炭化水
素基、R2〜R5は置換または非置換の1価の炭化水素基を
表す。)で示されるシリル化アミン化合物を加水分解さ
せることを特徴とする一般式
素基、R2〜R5は置換または非置換の1価の炭化水素基を
表す。)で示されるシリル化アミン化合物を加水分解さ
せることを特徴とする一般式
【0007】
【化4】
【0008】(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記の
通りである。)で示されるジアミノアルキルジシロキサ
ンの製造方法、および上記一般式(2) において、R4およ
びR5の少なくとも一つがアルケニル基であるN−アルケ
ニル基含有ジアミノアルキルジシロキサンである。
通りである。)で示されるジアミノアルキルジシロキサ
ンの製造方法、および上記一般式(2) において、R4およ
びR5の少なくとも一つがアルケニル基であるN−アルケ
ニル基含有ジアミノアルキルジシロキサンである。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
製造方法に使用される一般式(1) のシリル化アミン化合
物において、R1は炭素数1〜8の2価の炭化水素基であ
り、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基等のアルキレン基、フェニレン基およびフェネチレン
基等が挙げられるが、入手の容易さおよび化合物の安定
性からプロピレン基が好ましい。R2、R3、R4およびR5は
置換または非置換の1価の炭化水素基であり、具体的に
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピ
ル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基、オクタデシ
ル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアル
キル基;ビニル基、アリル基、スチリル基、スチリルメ
チル基等のアルケニル基;ベンジル基、2−フェニルエ
チル基、3−フェニルプロピル基等のアラルキル基;フ
ェニル基、トリル基、メシチル基等のアリール基;クロ
ロフェニル基、3,3,3 −トリフルオロプロピル基等の置
換炭化水素基等が例示される。
製造方法に使用される一般式(1) のシリル化アミン化合
物において、R1は炭素数1〜8の2価の炭化水素基であ
り、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基等のアルキレン基、フェニレン基およびフェネチレン
基等が挙げられるが、入手の容易さおよび化合物の安定
性からプロピレン基が好ましい。R2、R3、R4およびR5は
置換または非置換の1価の炭化水素基であり、具体的に
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピ
ル基、ブチル基、ヘキシル基、ドデシル基、オクタデシ
ル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロアル
キル基;ビニル基、アリル基、スチリル基、スチリルメ
チル基等のアルケニル基;ベンジル基、2−フェニルエ
チル基、3−フェニルプロピル基等のアラルキル基;フ
ェニル基、トリル基、メシチル基等のアリール基;クロ
ロフェニル基、3,3,3 −トリフルオロプロピル基等の置
換炭化水素基等が例示される。
【0010】一般式(1) のシリル化アミン化合物は、例
えば特開平4−193866号公報に開示される種々の方法に
より合成することができる。即ち、N,N −ジアルキル
アリルアミンとN,N −ジアルキルアミノジメチルシラン
とを反応させる方法、N,N−ジアルキルアリルアミン
とクロロジメチルシランとを反応させアミノプロピルジ
メチルシラン中間体を得て、これとジアルキルアミンと
を反応させる方法、クロロアルキルジメチルシランと
ジアルキルアミンとを反応させる方法等が挙げられる。
えば特開平4−193866号公報に開示される種々の方法に
より合成することができる。即ち、N,N −ジアルキル
アリルアミンとN,N −ジアルキルアミノジメチルシラン
とを反応させる方法、N,N−ジアルキルアリルアミン
とクロロジメチルシランとを反応させアミノプロピルジ
メチルシラン中間体を得て、これとジアルキルアミンと
を反応させる方法、クロロアルキルジメチルシランと
ジアルキルアミンとを反応させる方法等が挙げられる。
【0011】本発明の製造方法で使用する一般式(1) の
シリル化アミン化合物は水分との接触によりN-Si結合が
非常に温和な条件で分解し、一般式(2) で示される目的
物を与える。加水分解反応に使用される水分量として
は、一般式(1) のシリル化アミン化合物と等モルから2
倍モルで十分であるが、反応を速やかに進行させるた
め、10〜1000倍モル程度使用するのが好ましい。
シリル化アミン化合物は水分との接触によりN-Si結合が
非常に温和な条件で分解し、一般式(2) で示される目的
物を与える。加水分解反応に使用される水分量として
は、一般式(1) のシリル化アミン化合物と等モルから2
倍モルで十分であるが、反応を速やかに進行させるた
め、10〜1000倍モル程度使用するのが好ましい。
【0012】本発明の製造方法において、有機溶媒を使
用することは本発明の目的を損なわない限り任意であ
る。製造を温和に進めるためトルエン、キシレンなどの
非極性溶媒を使用しても良い。本発明の製造方法におい
て、反応温度は特に限定されないが、一般式(1) のシリ
ル化アミン化合物の加水分解反応は100 ℃以下であれば
よく、25℃程度でも反応は十分進行する。
用することは本発明の目的を損なわない限り任意であ
る。製造を温和に進めるためトルエン、キシレンなどの
非極性溶媒を使用しても良い。本発明の製造方法におい
て、反応温度は特に限定されないが、一般式(1) のシリ
ル化アミン化合物の加水分解反応は100 ℃以下であれば
よく、25℃程度でも反応は十分進行する。
【0013】このようにして得られる化合物は、一般式
【0014】
【化5】
【0015】(式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記の
通りである。)で示される両末端が第三級アミノアルキ
ル基であるジシロキサンである。ここで得られたジシロ
キサンを中間体(末端封鎖剤)とするポリオルガノシロ
キサンは、繊維、無機物質およびプラスチック等の表面
処理剤として有用であり、また、特にN−アルケニル基
含有ジアミノアルキルジシロキサンは、末端がN−アル
ケニル基含有ジアミノアルキルシロキシ基で封鎖された
ポリオルガノシロキサンの合成用中間体として有用であ
る。
通りである。)で示される両末端が第三級アミノアルキ
ル基であるジシロキサンである。ここで得られたジシロ
キサンを中間体(末端封鎖剤)とするポリオルガノシロ
キサンは、繊維、無機物質およびプラスチック等の表面
処理剤として有用であり、また、特にN−アルケニル基
含有ジアミノアルキルジシロキサンは、末端がN−アル
ケニル基含有ジアミノアルキルシロキシ基で封鎖された
ポリオルガノシロキサンの合成用中間体として有用であ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 攪拌子、温度計、滴下ロート、還流冷却管を備えた2000
mlの4つ口フラスコに窒素気流下、第二アミンとしてジ
アリルアミンを485 g(5.0モル)とトルエンを600 g仕
込んだ。この溶液を80℃で加熱攪拌を行いながら、シラ
ンとしてクロロメチルジメチルクロロシランを143 g
(1.0モル) 30分かけて滴下した。6時間加熱攪拌を続
け、ジアリルアミノメチルジメチルシリルアミンを生成
させた。さらに、この反応混合物を1000mlの市水に滴下
し、6時間攪拌を行い反応を終了した。溶液を分液し有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、蒸留 (108
〜112 ℃/2mmHg) によってビス(ジアリルアミノメチ
ル)テトラメチルジシロキサンを141 g(0.4モル) 、収
率80%、純度97%で得た。
発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 攪拌子、温度計、滴下ロート、還流冷却管を備えた2000
mlの4つ口フラスコに窒素気流下、第二アミンとしてジ
アリルアミンを485 g(5.0モル)とトルエンを600 g仕
込んだ。この溶液を80℃で加熱攪拌を行いながら、シラ
ンとしてクロロメチルジメチルクロロシランを143 g
(1.0モル) 30分かけて滴下した。6時間加熱攪拌を続
け、ジアリルアミノメチルジメチルシリルアミンを生成
させた。さらに、この反応混合物を1000mlの市水に滴下
し、6時間攪拌を行い反応を終了した。溶液を分液し有
機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、蒸留 (108
〜112 ℃/2mmHg) によってビス(ジアリルアミノメチ
ル)テトラメチルジシロキサンを141 g(0.4モル) 、収
率80%、純度97%で得た。
【0017】比較例1 実施例1と同じ反応容器にジアリルアミンを485 g(5.0
モル) とトルエンを600 g仕込んだ。この溶液を80℃で
加熱攪拌を行いながら、ビス(クロロメチル)テトラメ
チルジシロキサンを231 g(1.0モル) 30分かけて滴下し
た。6時間加熱攪拌を続け、反応を終了した。塩酸塩を
濾過により除去した後、蒸留 (108 〜112 ℃/2mmHg)
によってビス(ジアリルアミノメチル)テトラメチルジ
シロキサンを70g(0.2モル) 、収率40%、純度58%で得
た。
モル) とトルエンを600 g仕込んだ。この溶液を80℃で
加熱攪拌を行いながら、ビス(クロロメチル)テトラメ
チルジシロキサンを231 g(1.0モル) 30分かけて滴下し
た。6時間加熱攪拌を続け、反応を終了した。塩酸塩を
濾過により除去した後、蒸留 (108 〜112 ℃/2mmHg)
によってビス(ジアリルアミノメチル)テトラメチルジ
シロキサンを70g(0.2モル) 、収率40%、純度58%で得
た。
【0018】実施例2 第二アミンとしてジメチルアミン225 g(5モル)を用
いた他は実施例1と全く同様の方法にて反応を行い。蒸
留 (108 〜110 ℃/22mmHg) によってビス(ジメチルア
ミノメチル)テトラメチルジシロキサンを104 g (0.42
モル)、収率84%、純度95%で得た。
いた他は実施例1と全く同様の方法にて反応を行い。蒸
留 (108 〜110 ℃/22mmHg) によってビス(ジメチルア
ミノメチル)テトラメチルジシロキサンを104 g (0.42
モル)、収率84%、純度95%で得た。
【0019】比較例2 第二アミンとしてジメチルアミン225 g(5モル)を用
いた他は比較例1と同様に反応を行った。蒸留 (105 〜
115 ℃/22mmHg) によってビス(ジメチルアミノメチ
ル)テトラメチルジシロキサンを49g (0.20モル)、収
率20%、純度62%で得た。
いた他は比較例1と同様に反応を行った。蒸留 (105 〜
115 ℃/22mmHg) によってビス(ジメチルアミノメチ
ル)テトラメチルジシロキサンを49g (0.20モル)、収
率20%、純度62%で得た。
【0020】実施例3 第二アミンとしてN−メチルベンジルアミン605 g(5
モル)を用いた他は実施例1と同様に反応を行った。蒸
留 (165 〜170 ℃/1mmHg) によってビス(N−メチル
ベンジルアミノメチル)テトラメチルジシロキサンを15
0 g (0.38モル)、収率75%、純度88%で得た。
モル)を用いた他は実施例1と同様に反応を行った。蒸
留 (165 〜170 ℃/1mmHg) によってビス(N−メチル
ベンジルアミノメチル)テトラメチルジシロキサンを15
0 g (0.38モル)、収率75%、純度88%で得た。
【0021】比較例3 第二アミンとしてN−メチルベンジルアミン605 g(5
モル)を用いた他は比較例1と同様に反応を行った。蒸
留 (150 〜170 ℃/1mmHg) によってビス(N−メチル
ベンジルアミノメチル)テトラメチルジシロキサンを55
g (0.14モル)、収率14%、純度55%で得た。尚、各生
成物はNMR 、IR、などにより目的物であることを確認し
た。また、実施例1で得られた化合物の1H-NMRチャート
を図1に、IRチャートを図2に示した。
モル)を用いた他は比較例1と同様に反応を行った。蒸
留 (150 〜170 ℃/1mmHg) によってビス(N−メチル
ベンジルアミノメチル)テトラメチルジシロキサンを55
g (0.14モル)、収率14%、純度55%で得た。尚、各生
成物はNMR 、IR、などにより目的物であることを確認し
た。また、実施例1で得られた化合物の1H-NMRチャート
を図1に、IRチャートを図2に示した。
【図1】 実施例1で得られた化合物の1H-NMRチャート
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 実施例1で得られた化合物のIRチャートを示
す図である。
す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜8の2価の炭化水素基、R2〜R5
は置換または非置換の1価の炭化水素基を表す。)で示
されるシリル化アミン化合物を加水分解させることを特
徴とする一般式 【化3】 (式中、R1、R2、R3、R4およびR5は前記の通りであ
る。)で示されるジアミノアルキルジシロキサンの製造
方法。 - 【請求項2】一般式(2) において、R4およびR5の少なく
とも一つがアルケニル基であるN−アルケニル基含有ジ
アミノアルキルジシロキサン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32530192A JPH06172368A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | ジアミノアルキルジシロキサンの製造方法およびn−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32530192A JPH06172368A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | ジアミノアルキルジシロキサンの製造方法およびn−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06172368A true JPH06172368A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18175290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32530192A Withdrawn JPH06172368A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | ジアミノアルキルジシロキサンの製造方法およびn−アルケニル基含有ジアミノアルキルジシロキサン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06172368A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8030509B2 (en) * | 2008-12-24 | 2011-10-04 | General Electric Company | Carbon dioxide absorbent and method of using the same |
US9440182B2 (en) | 2008-12-24 | 2016-09-13 | General Electric Company | Liquid carbon dioxide absorbents, methods of using the same, and related systems |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32530192A patent/JPH06172368A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8030509B2 (en) * | 2008-12-24 | 2011-10-04 | General Electric Company | Carbon dioxide absorbent and method of using the same |
US9440182B2 (en) | 2008-12-24 | 2016-09-13 | General Electric Company | Liquid carbon dioxide absorbents, methods of using the same, and related systems |
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