JPH06172288A - 新規なフェニルアラニン誘導体またはその塩 - Google Patents

新規なフェニルアラニン誘導体またはその塩

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JPH06172288A
JPH06172288A JP4350740A JP35074092A JPH06172288A JP H06172288 A JPH06172288 A JP H06172288A JP 4350740 A JP4350740 A JP 4350740A JP 35074092 A JP35074092 A JP 35074092A JP H06172288 A JPH06172288 A JP H06172288A
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寿彦 能見
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Junko Funaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、アシル−補酵素A:コレステロール
アシル転位酵素阻害活性を発揮し、医薬として有用な新
規化合物を提供する。 【構成】一般式、 【化1】 「式中、R1は、置換されていてもよいアルアルキルオ
キシ、アリールアミノまたはアルケニル基を;R2は、
置換されていてもよいアルキル基を;およびAは、式 【化2】 または式 【化3】 (式中、R3は、置換されていてもよいアリール基を示
す。)を、それぞれ示す。」で表されるフェニルアラニ
ン誘導体またはその塩。 【効果】本発明の一般式[1]の化合物またはその塩
は、優れたアシル−補酵素A:コレステロールアシル転
位酵素の阻害作用を発揮するため、動脈硬化症の関連す
る諸疾患の予防、治療のための医薬として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アシル−補酵素A:コ
レステロールアシル転移酵素(ACAT)阻害作用を有
する新規なフェニルアラニン誘導体またはその塩に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アシル−補酵素A:コレステロールアシ
ル転位酵素を阻害することにより、食事由来のコレステ
ロールおよび肝臓から排泄されたコレステロールの腸管
からの吸収および再吸収を抑制し、血中コレステロール
を低下させることができ、また、マクロファージの泡沫
化を抑制し、動脈壁におけるコレステロールエステルの
蓄積および貯蔵を減少させ、アテローム性動脈硬化病変
の形成あるいは進展を抑制することができる。したがっ
て、アシル−補酵素A:コレステロールアシル転位酵素
を阻害する物質は、脂質低下作用と同時に動脈硬化症の
関連する諸疾患、たとえば、一過性虚血発作、狭心症、
心筋梗塞、末梢性血栓および閉塞などの予防、治療に有
用であるとの考えからアシル−補酵素A:コレステロー
ルアシル転位酵素の阻害剤の研究が行われている[ザ・
リピッド(The Lipid)、第2巻、第1号、第43-54頁(1991
年)など]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アシ
ル−補酵素A:コレステロールアシル転位酵素の阻害作
用を有する新規な化合物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる状況下、本発明者
らは鋭意研究の結果、一般式[1]
【化4】 「式中、R1は、置換されていてもよいアルアルキルオ
キシ、アリールアミノまたはアルケニル基を;R2は、
置換されていてもよいアルキル基を;およびAは、式、
【化5】 または式、
【化6】 (式中、R3は、置換されていてもよいアリール基を示
す。)を、それぞれ示す。」で表されるフェニルアラニ
ン誘導体またはその塩が、顕著なアシル−補酵素A:コ
レステロールアシル転位酵素の阻害作用を有することを
見出し、本発明を完成させた。
【0005】つぎに、本発明を詳細に説明する。なお、
本明細書において特にことわらない限り、ハロゲン原子
とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原
子を;アルキル基とは、たとえば、メチル、エチル、n-
プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-
ブチル、tert-ブチル、2−メチルブチル、3−メチル
ブチル、ペンチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、ヘ
プチル、オクチルまたはノニルなどのC1-10アルキル基
を;アルケニル基とは、たとえば、 ビニル、アリル、
1−プロペニル、1−ブテニル、9−トリデセニル、9
−ペンタデセニル、9−ヘプタデセニル、2,4−ペン
タジエニルまたは9,12−ヘプタデカジエニルなどの
2-22アルケニル基を;アリール基とは、フェニルまた
はナフチルなどを;アリールアミノ基とは、アリール−
NH−基を;アルアルキルオキシ基とは、たとえば、ベ
ンジルオキシまたはフェネチルオキシなどのアリール−
1-5アルキル−O−基を;低級アルキルオキシ基と
は、たとえば、メチルオキシまたはエチルオキシなどの
1ー5アルキル−O−基を;低級アルキルオキシカルボ
ニル基とは、たとえば、メチルオキシカルボニルまたは
エチルオキシカルボニルなどのC1ー5アルキル−O−C
O−基を、それぞれ意味する。
【0006】R1のアルアルキルオキシ基、アリールア
ミノ基、アルケニル基およびR3のアリール基の置換基
としては、たとえば、ハロゲン原子、アルキルで置換さ
れていてもよいアミノ基、ニトロ基、低級アルキルオキ
シ基およびアリール基などが挙げられ、上記の各基は一
種または二種以上の置換基で置換されていてもよい。ま
た、R2のアルキル基の置換基としては、たとえば、ア
リール基および低級アルキルオキシカルボニル基などが
挙げられる。
【0007】一般式[1]のフェニルアラニン誘導体の
塩としては、たとえば、塩酸もしくは硫酸などの鉱酸と
の塩;ギ酸、クエン酸、トリクロロ酢酸もしくはトリフ
ルオロ酢酸などの有機カルボン酸との塩;またはメタン
スルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン
酸、メシチレンスルホン酸もしくはナフタレンスルホン
酸などのスルホン酸との塩などが挙げられる。また、一
般式[1]のフェニルアラニン誘導体およびその塩にお
いて、異性体(たとえば、光学異性体、幾何異性体およ
び互変異性体など)が存在する場合、本発明は、それら
すべての異性体を包含し、また、すべての結晶型、水和
物および溶媒和物におよぶものである。
【0008】本発明化合物中、好ましい化合物として
は、以下の化合物が挙げられる。 ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−プロピルアミド ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−tert-ブチルアミド ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−2−エチルヘキシルアミド ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−ヘキシルアミド ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−ヘプチルアミド ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−オクチルアミド ・N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−ベンジルアミド
【0009】・N−2,4−ジフルオロフェニルアミノ
カルボニル−L−フェニルアラニル−L−ロイシンメチ
ルエステル ・N−2,4−ジフルオロフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−L−イソロイシンメチルエステ
ル ・N−2,4−ジフルオロフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−2−エチルヘキシルアミド ・N−2,4−ジメトキシフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−L−ロイシンメチルエステル ・N−2,4−ジメトキシフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−L−イソロイシンメチルエステ
ル ・N−2,4−ジフルオロフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−ヘキシルアミド ・N−2,4−ジフルオロフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−ヘプチルアミド ・N−2,4−ジフルオロフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−オクチルアミド
【0010】・N−2,4−ジメトキシフェニルアミノ
カルボニル−L−フェニルアラニル−ヘキシルアミド ・N−2,4−ジメトキシフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−ヘプチルアミド ・N−2,4−ジメトキシフェニルアミノカルボニル−
L−フェニルアラニル−オクチルアミド ・アリル−L−フェニルアラニル−L−ロイシンメチル
エステル ・オレイル−L−フェニルアラニル−L−ロイシンメチ
ルエステル ・オレイル−L−フェニルアラニル−L−イソロイシン
メチルエステル ・オレイル−L−フェニルアラニル−(2−エチルヘキ
シル)アミド ・3−[1−ヘプチル−3−(p-ニトロフェニル)ウレ
イド]−2−[3−(p-ニトロフェニル)ウレイド]プ
ロピルベンゼン ・2−[3−(p-アミノフェニル)ウレイド]−3−
[1−ヘプチル−3−(p-アミノフェニル)ウレイド]
プロピルベンゼン ・2−[3−(p-ジメチルアミノフェニル)ウレイド]
−3−[1−ヘプチル−3−(p-ジメチルアミノフェニ
ル)ウレイド]プロピルベンゼン
【0011】つぎに、本発明化合物の製造法について説
明する。一般式[1]のフェニルアラニン誘導体および
その塩は、公知方法またはそれらを適宜組み合わせるこ
とによって得ることができるが、たとえば、以下に示す
製造ル−トにしたがって合成することができる。
【式1】
【0012】「式中、R4は、アミノ保護基を;R1、R
2およびAは、前記で説明したと同様の意味を、それぞ
れ示す。」
【0013】R4のアミノ保護基としては、たとえば、
生化学実験講座1 タンパク質の化学IV、第207-400頁
(東京化学同人、1977年)に記載のアミノ保護基、具体
的には、ベンジルオキシカルボニル基およびtertーブト
キシカルボニル基などが挙げられる。
【0014】つぎに、本発明化合物の製造法を、前記製
造ルートにしたがって、さらに詳細に説明する。
【0015】(1)一般式[2]の化合物を、一般式 R2−NH2 「式中、R2は、前記で説明したと同様の意味を示
す。」の化合物と反応させれば、一般式[3]の化合物を
得ることができる。この反応としては、たとえば、生化
学実験講座1 タンパク質の化学IV、第207-400頁(東
京化学同人、1977年)、アグリカルチャル・アンド・バ
イオロジカル・ケミストリー(Agric.Biol.Chem.)第36
巻、第8号、第1423-1431頁(1972年)およびザ・ジャーナ
ル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Org.Chem.)
第33巻、第2号、第864-866頁(1968年)などに記載され
た、混合酸無水物法またはジシクロヘキシルカルボジイ
ミド法などの公知のアシル化方法が挙げられる。
【0016】(2)一般式[3]の化合物を、脱保護すれば、
一般式[4a]の化合物を得ることができる。脱保護反応と
しては、たとえば、上記(1)の文献に記載の公知の脱保
護が挙げられる。
【0017】(3)一般式[4a]の化合物を、水素化アルミ
ニウムリチウムのような還元剤を用い、公知方法で還元
すれば、一般式[4b]の化合物を得ることができる。
【0018】(4)一般式[4a]および[4b]の化合物を、一
般式 R1−COOH 「式中、R1は、前記で説明したと同様の意味を示
す。」の化合物またはその反応性誘導体と反応させれ
ば、一般式[1]の化合物を得ることができる。反応性誘
導体としては、たとえば、酸ハロゲン化物、酸無水物、
混合酸無水物、活性エステルおよび活性アミドなどが挙
げられる。この反応に使用される溶媒としては、反応に
悪影響を及ぼさない溶媒であればよく、たとえば、塩化
メチレン、1,2−ジクロロエタンおよびクロロホルム
などのハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、テト
ラヒドロフランおよびジオキサンなどのエーテル類;ベ
ンゼンおよびトルエンなどの芳香族炭化水素類;N,N
−ジメチルホルムアミドおよびN,N−ジメチルアセト
アミドなどのアミド類;アセトニトリルのようなニトリ
ル類;ピリジン;2,4−ルチジン;並びに水などが挙
げられ、これらの溶媒を、一種または二種以上混合して
用いてもよい。
【0019】この反応に塩基を用いることもでき、塩基
としては、たとえば、トリエチルアミン、1,8−ジア
ザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンもしくはピ
リジンなどの有機塩基;水酸化ナトリウムもしくは水酸
化カリウムなどの水酸化アルカリ;または炭酸ナトリウ
ムもしくは炭酸カリウムなどの炭酸アルカリなどが挙げ
られる。また、この反応に縮合剤を用いることもでき、
縮合剤としては、たとえば、N,N'−ジシクロヘキシル
カルボジイミドのようなN,N'−ジ置換カルボジイミド
が挙げられる。一般式R1−COOHの化合物またはそ
の反応性誘導体の使用量は、一般式[4a]または[4b]の化
合物に対し、1〜10倍モルである。この反応は通常、−2
0〜150℃で、30分〜24時間実施すればよい。
【0020】(5)一般式[4a]および[4b]の化合物に、一
般式 R1−NCO 「式中、R1は、前記で説明したと同様の意味を示
す。」の化合物を反応させれば、一般式[1]の化合物
を得ることができる。この反応に使用される溶媒として
は、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であればよく、たと
えば、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタンおよびク
ロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジオキサンおよびテトラヒドロフランなどのエー
テル類;酢酸エチルのようなエステル類などが挙げら
れ、これらの溶媒を、一種または二種以上混合して用い
てもよい。一般式R1−NCOの化合物の使用量は、一
般式[4a]または[4b]の化合物に対し、1〜5倍モルであ
る。この反応は通常、−20〜150℃で、5分〜24時間実施
すればよい。
【0021】上記製造法において、一般式[2]、[3]、[4
a]および[4b]の化合物は、一般式[1]の塩で説明した
と同様の塩を用いることもでき、また、反応部位以外に
活性基を有する場合、予めこれらの基を保護しておき、
反応後に脱離してもよい。また、反応終了後、反応目的
物は単離することなく、つぎの反応に用いることもでき
る。一般式[1]の化合物は、たとえば、通常知られて
いる還元、加水分解、アルキル化などを適宜行うことに
より、他の目的化合物に導くこともできる。一般式
[1]、[3]、[4a]および[4b]の化合物は、再結晶およびカ
ラム分離など通常の方法によって単離精製してもよい。
【0022】本発明化合物を医薬として用いる場合、通
常、製剤化に使用される賦形剤、通常の医薬担体および
希釈剤などの製剤補助剤を適宜混合してもよく、これら
は、常法にしたがって、錠剤、軟もしくは硬カプセル
剤、散剤、シロップ剤、顆粒剤、細粒剤、丸剤、懸濁
剤、乳剤、液剤、粉体製剤、坐剤、軟膏剤または皮下、
筋肉、静脈内もしくは点滴注射剤などの形態で経口また
は非経口的に投与することができる。また、投与方法、
投与量および投与回数は、患者の年齢、体重および症状
に応じて適宜選択することができ、通常成人に対して
は、経口または非経口(たとえば、注射、点滴または直
腸部位への投与など)的投与により、1日当り0.1 〜10
0mg/kgを1回から数回に分割して投与すればよい。
【0023】つぎに、本発明化合物のアシル−補酵素
A:コレステロールアシル転位酵素の阻害作用を説明す
る。
【0024】試験例 グッドマン(Goodman)の方法[ザ・ジャーナル・オブ・
バイオロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem)第239巻、
第5号、第1335-1345頁(1964年)]に準じて行った。 (1)アシル−補酵素A:コレステロールアシル転位酵素
の調製 ラット肝臓20gをシュクロース緩衝液[0.2Mシュクロー
ス、0.05M塩化カリウム、0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH
7.4)]で洗浄した後、ラット肝臓をハサミで細切れに
し、シュクロース緩衝液50ml加え、ポッター−エルベー
ジェム(Potter-Elvehjem)ホモジナイザーでホモジナイ
ズ(テフロンぺストルで10往復)する。得られたホモジネ
ート液をガーゼ(6重折り)で濾過し、濾液を得る。濾液
を10,000×gで20分間遠心分離し、上清をさらに105,000
×gで45分間超遠心分離し沈澱物を得る。沈澱物にシュ
クロース緩衝液20ml加え、再びホモジナイズしたホモジ
ネート液をラット肝ミクロソーム分画(以下、酵素標品
と称する。)とする。
【0025】(2)アシル−補酵素A:コレステロールア
シル転位酵素阻害活性の測定 0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.4)(以下、緩衝液と称
する。)1.59mlに検体を溶解させ、脂肪酸フリーの牛血
清アルブミン(700mg/100ml緩衝液)1.5ml、コレステロ
ール(7.2mg/mlアセトン)50μl、オレイル−CoA
(2.6mg/ml緩衝液)360μlおよび酵素標品1.5mlを加
え、総量5.0mlで30℃、2時間反応させる。対照として検
体を含まないものを同様に反応させる。反応混合物にク
ロロホルム:メタノール=2:1(v/v)5mlを加え、反応を停
止させる。さらにクロロホルム:メタノール=2:1を24ml
加え、よく攪拌後、3000rpmで5分間遠心分離し、下層を
20ml抜き取り減圧乾固する。これにn-ヘキサン10mlを加
え、セップ−パック カートリッジ(sep-pak cartridg
e,ウォーターズ社製)に吸着させる。n-ヘキサン10mlで
一度洗浄後、n-ヘキサン:ジエチルエーテル=75:25(v/
v)10mlで溶出し、減圧下に溶媒を留去後、アセトニトリ
ル:イソプロピルアルコール=1:1(v/v)100μlを加え、2
0μlを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で、オ
レイルコレステロールを定量する。これより検体濃度30
μg/mlでの阻害率を算出した。その結果を表1に示す。
なお、被検物の番号は、実施例の番号である。 (以下余白)
【0026】
【0027】
【発明の効果】本発明のフェニルアラニン誘導体または
その塩は、アシル−補酵素A:コレステロールアシル転
位酵素の阻害作用を有するため、動脈硬化症の関連する
諸疾患の予防、治療に有用である。
【0028】
【実施例】つぎに、本発明を具体的に参考例および実施
例を挙げて説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、カラムクロマトグラフィーにおける
担体は、シリカゲル60、No.7734(メルク社製)を用い
た。また、溶離液における混合比は、すべて容量比であ
る。さらに、以下に使用される略号は、つぎの意味を有
する。 Me:メチル
【0029】参考例1 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニン
6.74gを無水ジクロロメタンに溶解させ、この溶液に-15
℃でトリエチルアミン6.28mlを加え、ついでクロル炭酸
エチル2.14mlを滴下する。得られた混合物を-15℃で5分
間撹拌後、L−ロイシンメチルエステル4.5gを加え、同
温度で20分撹拌後、室温まで昇温させる。4℃で一夜放
置後、反応混合物に水を加え、1N塩酸でpH1.5に調整し
有機層を分取する。分取した有機層に水を加え、飽和炭
酸水素ナトリウムでpH7.5に調整し有機層を分取する。
分取した有機層を水およびブラインで順次洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し、
得られた残留物にジエチルエ−テルを加え、濾取すれ
ば、N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラ
ニル−L−ロイシンメチルエステルの白色結晶6.18gを
得る。 融点:105-107℃ IR(KBr)cm-1:3291,2958,1749,1694,1652,1548,1440,126
5,1224,1153,1057,736,701
【0030】同様にしてつぎの化合物を得る。 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニル
−L−イソロイシンメチルエステル 融点:100-102℃ IR(KBr)cm-1:3273,3065,2965,1750,1704,1660,1551,145
4,1382,1273,1202,1055,736,700
【0031】参考例2 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニル
−L− イソロイシンメチルエステル4.0gをメタノール4
0mlに溶解させ、この溶液に5%パラジウム炭素0.23gおよ
び濃塩酸1.05mlを加え、常温常圧下で接触還元を行う。
反応終了後、触媒を濾去し、減圧下に溶媒を留去すれ
ば、L−フェニルアラニル−L− イソロイシンメチル
エステルの塩酸塩2.8gを得る。 融点:138-143℃ IR(KBr)cm-1:3418,2966,1741,1682,1552,1498,1457,121
0,747,702
【0032】実施例1 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニン
3.7gを無水ジクロロメタンに溶解させ、この溶液に-15
℃でトリエチルアミン1.72mlを加え、ついでクロル炭酸
エチル1.18mlを滴下する。混合物を-15℃で5分間撹拌
後、2−エチルヘキシルアミン2mlを加え、同温度で20
分撹拌後、室温まで昇温させ、同温度で2時間攪拌す
る。ついで、反応混合物に水を加え、1N塩酸でpH1.5に
調整し、有機層を分取する。分取した有機層に水を加
え、炭酸水素ナトリウム水溶液でpH7.5に調整し、有機
層を分取する。分取した有機層を水およびブラインで順
次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させる。減圧下に
溶媒を留去し、得られた残留物にジエチルエ−テルを加
え、濾取すれば、N−ベンジルオキシカルボニル−L−
フェニルアラニル−2−エチルヘキシルアミドの白色結
晶3.8gを得る。 融点:104-106℃ IR(KBr)cm-1:3310,2964,2926,1688,1652,1526,1454,138
0,1286,1233,1040,748,697
【0033】実施例2〜4 実施例1と同様にして、表2の化合物を得る。なお、表
2中のA,R1およびR2は、それぞれ次式
【化7】 で表される化合物の置換基を示す。
【0034】
【表2】
【0035】以下に表2に示す化合物の物性を、それぞ
れ示す。 No.2:融点:119-121℃ IR(KBr)cm-1:3312,2930,1687,1653,1533,1455,1383,128
7,1243,1041,744,698 No.3:融点:128-131℃ IR(KBr)cm-1:3307,2927,1687,1654,1527,1453,1382,128
6,1235,1038,749,698 No.4:融点:125-127℃ IR(KBr)cm-1:3306,2925,1687,1655,1527,1453,1375,128
7,1236,1038,749,698
【0036】実施例5 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニル
−L−ロイシンメチルエステル695mgをメタノール20ml
に溶解させ、この溶液に5%パラジウム炭素60mgを加え、
常温常圧下で接触還元を行う。反応終了後、触媒を濾去
し、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物を無水ジ
クロロメタンに溶解させ、氷冷下、撹拌しながら2,4
−ジフルオロフェニルイソシアネ−ト0.18mlを滴下し、
室温で2時間撹拌する。減圧下に溶媒を留去し、得られ
た残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液;ベンゼ
ン:酢酸エチル=3:1)で精製すれば、N−2,4−ジフ
ルオロフェニルアミノカルボニル−L−フェニルアラニ
ル−L−ロイシンメチルエステル400mgを得る。 融点:186-188℃ IR(KBr)cm-1:3299,2958,1749,1645,1558,1550,1431,125
2,1201,1140,962,846,699
【0037】実施例6〜16 実施例5と同様にして、表3および表4の化合物を得
る。なお、表3および表4中のA,R1およびR2は、そ
れぞれ次式
【化8】 で表される化合物の置換基を示す。
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】以下に表3および表4に示す化合物の物性
を、それぞれ示す。 No.6:融点:185-187℃ IR(KBr)cm-1:3318,2966,1740,1652,1613,1540,1501,143
0,1290,1255,1204,1148,962 No.7:融点:143-146℃ IR(KBr)cm-1:3298,2929,1638,1560,1500,1430,1286,125
1,1202,1139,962,845,697 No.8:融点:188-190℃ IR(KBr)cm-1:3306,2957,1747,1651,1619,1532,1497,145
6,1418,1282,1212,1160,1032,668 No.9:融点:183-185℃ IR(KBr)cm-1:3311,2965,1742,1646,1619,1532,1497,145
6,1263,1211,1160,1033,668 No.10:融点:164-167℃ IR(KBr)cm-1:3295,2930,1670,1636,1558,1450,1431,128
5,1252,1202,1140,1097,962,845,698
【0041】No.11:融点:154-156℃ IR(KBr)cm-1:3298,2928,1670,1635,1558,1506,1456,143
1,1284,1251,1202,1140,1098,963,846,698 No.12:融点:148-151℃ IR(KBr)cm-1:3292,2927,1700,1636,1560,1499,1457,143
0,1283,1242,1202,1140,1097,962,845,699 No.13:融点:166-169℃ IR(KBr)cm-1:3289,2930,1636,1616,1558,1497,1456,141
7,1282,1209,1159,1034,698 No.14:融点:165-167℃ IR(KBr)cm-1:3289,2928,1637,1616,1558,1498,1456,141
7,1282,1209,1159,1034,698 No.15:融点:161-163℃ IR(KBr)cm-1:3290,2926,1637,1616,1560,1498,1457,141
8,1282,1209,1159,1033,698
【0042】実施例16 オレイン酸0.38mlを無水ジクロロメタンに溶解させ、こ
の溶液に-15℃でトリエチルアミン0.34mlを加え、つい
でクロル炭酸エチル0.12mlを滴下する。-15℃で5分間撹
拌後、L−フェニルアラニン−L−イソロイシンメチル
エステルの塩酸塩396mgを加え、同温度で20分撹拌後、
室温まで昇温させた後、4℃で二夜放置する。ついで、
反応混合物に水を加え、1N塩酸でpH1.5に調整し、有機
層を分取する。分取した有機層に水を加え、炭酸水素ナ
トリウム水溶液でpH7.5に調整し、有機層を分取する。
分取した有機層を水およびブラインで順次洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥させる。減圧下に溶媒を留去し、
得られた残留物をカラムクロマトグラフィー(溶離液;
ベンゼン:酢酸エチル=20:1)で精製すれば、オレイル
−L−フェニルアラニル−L−イソロイシンメチルエス
テル454mgを得る。 IR(ニート)cm-1:3278,2925,2854,1750,1639,1553,1456,138
1,1258,1202,1151,730,700
【0043】実施例17 (1)N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラ
ニル−(2−エチルヘキシル)アミド500mgをメタノー
ル15mlに溶解させ、この溶液に濃塩酸0.14mlおよび5%パ
ラジウム炭素50mgを加え、常温常圧下で接触還元を行
う。反応終了後、触媒を濾去し、減圧下に溶媒を留去す
る。得られた残留物にイソプロピルエーテルを加え固化
すれば、L−フェニルアラニル−(2−エチルヘキシ
ル)アミドの塩酸塩381mgを得る。 (2)オレイン酸をL−フェニルアラニル−(2−エチル
ヘキシル)アミドの塩酸塩と実施例16と同様にして反
応させ、オレイル−L−フェニルアラニル−(2−エチ
ルヘキシル)アミドを得る。 IR(ニート)cm-1:3269,2926,2855,1638,1561,1456,1379,124
3,725,698
【0044】実施例18 (1)N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラ
ニルヘプチルアミド4gをメタノール120mlに溶解させ、
この溶液に5%パラジウム炭素200mgを加え、常温常圧下
で接触還元を行う。反応終了後、触媒を濾去し、減圧下
に溶媒を留去すれば、L−フェニルアラニルヘプチルア
ミド2.7gを得る。 (2)L−フェニルアラニルヘプチルアミド2.7gをジエチ
ルエ−テル150mlに溶解させ、この溶液に氷冷下、水素
化リチウムアルミニウム2.3gを加え、室温で5時間撹拌
する。ついで、氷冷下、発泡しなくなるまでメタノール
を加えた後、不溶物を濾去し、減圧下に溶媒を留去す
る。得られた残留物を酢酸エチルで抽出する。抽出液を
水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下
に溶媒を留去する。得られた残留物を無水ジクロロメタ
ン20mlに溶解させ、この溶液に氷冷下、p-ニトロフェニ
ルイソシアネート1.23gを加える。室温で2時間撹拌した
後、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物をカラム
クロマトグラフィー(溶離液;ベンゼン:酢酸エチル=5:
1)で精製すれば、3−[1−ヘプチル−3−(p-ニト
ロフェニル)ウレイド]−2−[3−(p-ニトロフェニ
ル)ウレイド]プロピルベンゼン2.6gを得る。 融点:138-140℃ IR(KBr)cm-1:3367,2928,2856,1686,1648,1615,1599,156
0,1506,1330,1302,1246,1178,1112,851,751
【0045】実施例19 3−[1−ヘプチル−3−(p-ニトロフェニル)ウレイ
ド]−2−[3−(p-ニトロフェニル)ウレイド]プロ
ピルベンゼン8gをメタノール140mlに溶解させ、この溶
液に5%パラジウム炭素500mgを加え、常温常圧下で接触
還元を行う。反応終了後、触媒を濾去し、減圧下に溶媒
を留去する。得られた残留物をカラムクロマトグラフィ
ー(溶離液;クロロホルム:メタノール=5:1)で精製す
れば、2−[3−(p-アミノフェニル)ウレイド]−3
−[1−ヘプチル−3−(p-アミノフェニル)ウレイ
ド]プロピルベンゼン6.6g得る。
【0046】実施例20 2−[3−(p-アミノフェニル)ウレイド]−3−[1
−ヘプチル−3−(p-アミノフェニル)ウレイド]プロ
ピルベンゼン6.6gをメタノール100mlに溶解させ、この
溶液に37%ホルムアルデヒド20.7mlおよび酸化白金500mg
を加え、常温常圧下で接触還元を行う。反応終了後、触
媒を濾去し、減圧下に溶媒を留去する。得られた残留物
をカラムクロマトグラフィー(溶離液;ベンゼン:酢酸エ
チル=1:1)で精製すれば、2−[3−(p-ジメチルア
ミノフェニル)ウレイド]−3−[1−ヘプチル−3−
(p-ジメチルアミノフェニル)ウレイド]プロピルベン
ゼン1.03gを得る。 融点:91-94℃ IR(KBr)cm-1:3311,2927,2855,1637,1519,1355,1318,124
9,947,818
【0047】実施例21 2−[3−(p-ジメチルアミノフェニル)ウレイド]−
3−[1−ヘプチル−3−(p-ジメチルアミノフェニ
ル)ウレイド]プロピルベンゼン500mgをエタノール5ml
に溶解させ、この溶液に濃塩酸0.19mlを加え、減圧下に
溶媒を留去すれば、2−[3−(p-ジメチルアミノフェ
ニル)ウレイド]−3−[1−ヘプチル−3−(p-ジメ
チルアミノフェニル)ウレイド]プロピルベンゼンの二
塩酸塩529mgを得る。 融点:143-145℃ IR(KBr)cm-1:3316,2926,2856,2619,1675,1558,1516,131
8,1244,837,702
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/17 AED 9283−4C 31/27 9283−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 「式中、R1は、置換されていてもよいアルアルキルオ
    キシ、アリールアミノまたはアルケニル基を;R2は、
    置換されていてもよいアルキル基を;およびAは、式、 【化2】 または式、 【化3】 (式中、R3は、置換されていてもよいアリール基を示
    す。)を、それぞれ示す。」で表されるフェニルアラニ
    ン誘導体またはその塩。
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