JPH0617223B2 - 均質なオキシ窒化アルミニウムの製造方法 - Google Patents

均質なオキシ窒化アルミニウムの製造方法

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JPH0617223B2
JPH0617223B2 JP3105230A JP10523091A JPH0617223B2 JP H0617223 B2 JPH0617223 B2 JP H0617223B2 JP 3105230 A JP3105230 A JP 3105230A JP 10523091 A JP10523091 A JP 10523091A JP H0617223 B2 JPH0617223 B2 JP H0617223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、耐久性の透明なセラミック化合
物に関する。可視範囲および赤外範囲において実質的な
透過性および像映能力を要する用途に、これらの化合物
が要求される。これらの要求は軍事的および商業的用途
において見い出すことができる。たとえば、赤外線に透
明なドームはミサイルに必要であり、そして透明なエン
ベロプは種々の型の蒸気ランプに必要である。多くの透
明な材料はこれらの用途において適当に耐久性がなく、
こうして、研究は透明なセラミックの開発に向けられて
きた。多くのセラミック化合物は耐久性の要件を満足す
るが、これらの用途に十分な程度に透明ではない。たと
えば、アルミナは十分にかたい材料であるが、主な問題
はそれが十分に透明でなく、そして光を過度に散乱する
ことである。候補材料についての追加の考慮は製造のコ
ストであり、こうして、これらの窓は個々の処理を要す
る方法はコストの観点から実施不能な代替法のままであ
る。この面から、段造法およびホットプレス法は望まし
くない。これはバッチ処理法を望ましい実施可能な代替
法として残し、そして焼結は単一の実験において複数の
単位の製造に適する。しかしながら、透明セラミックの
焼結は広く知られておらずまた実施されていない。
【0002】オキシ窒化アルミニウムは、多スペクトル
透過能力を要する用途のための有望な候補材料である。
焼結したオキシ窒化アルミニウム物体の製造を試みる唯
一の既知の先行技術は、米国特許第4,241,000
号に記載されており、ここで先駆物質の粉末を混合し、
そして焼結工程を用いて先駆物質の粉末を反応させかつ
焼結して、オキシ窒化アルミニウム物体を製造する。問
題は、得られる材料が前述の用途に十分に透明でないと
いうことである。
【0003】これらおよび他の問題は、焼結して耐久性
の透明なセラミック窓を製造するためにとくに有用な、
実質的に均質な立方体のオキシ窒化アルミニウム粉末を
製造する方法を提供する本発明によって解決される。
【0004】本発明によって製造されるオキシ窒化アル
ミニウムの実質的に均質な粉末を特別の添加剤とともに
焼結すると、可視および赤外の範囲において適度に透明
な窓が得られることを発見した。
【0005】本発明によれば、酸化アルミニウム粉末と
カーボンブラックを反応室に入れ、前記室に窒素を供給
し、そして前記室を加熱して前記粉末とガスを反応させ
て、オキシ窒化アルミニウムから実質的になる反応した
粉末を生成する工程からなる、均質なオキシ窒化アルミ
ニウムの製造法が提供される。反応した粉末は、酸化ア
ルミニウム対窒化アルミニウムの比が立方体のオキシ窒
化アルミニウムの組成の範囲内であるように、15重量
%までの酸化アルミニウムおよび窒化アルミニウムを含
むこともできる。
【0006】酸化アルミニウムとカーボンブラックとの
混合物を調製し、この混合物を窒素の存在下に1550
〜2140、好ましくは1550〜1850℃の範囲の
温度において反応させて得られた本発明のオキシ窒化ア
ルミニウムの混合物から前もって決定した形状のプレス
した生の物体を形状し、前記生の物体を焼結室に入れ、
前記室にドーピング添加剤を供給し、前記添加剤はイッ
トリウムおよびランタンの群より選ばれた1種またはそ
れ以上の元素、またはそれらの化合物からなり、そして
前記生の物体を1900℃より高いが、オキシ窒化アル
ミニウムの固相線温度よりも低い温度において焼結する
ことによって透明な焼結したオキシ窒化アルミニウム物
体を製造することができる。好ましくは、ドーピング剤
は、前記焼結工程の一部分の間蒸気相であり、そして蒸
気は前記物体へ移行しかつその中に全体にわたって拡散
する。ドーピング添加剤は、生の物体の0.5重量%以
下を構成する。好ましい出発混合物は、5.4〜7.1
重量%の範囲の炭素含量を有する。好ましくは、反応し
た混合物を0.5〜5ミクロンの範囲の大きさの粒子に
破砕し、そして反応した混合物を空気または酸素中で加
熱して、存在するかも知れない有機の汚染物質を除去す
る。
【0007】上記のオキシ窒化アルミウム物体の製造に
よって、理論密度の少なくとも99%の密度を有し、
1.45mmの厚さの試料が0.3〜5ミクロンの波長
範囲において少なくとも50%のインライン透過率を有
することを特徴とする多結晶質のドープされた立方体の
オキシ窒化アルミニウム物体が提供される。
【0008】本発明は、ガンマ−酸化アルミニウムと炭
素とを窒素雰囲気中で反応させることにより、実質的に
均質な立方体のオキシ窒化アルミニウム粉末を製造す
る。さらに詳しくは、酸化アルミニウム(アルミナ)と
カーボンブラックを、たとえば、パターソン−ケリーツ
イン−シェルブレンダー中で、2時間まで乾式混合す
る。好ましくは、酸化アルミニウムは少なくとも99.
98%の純度と0.06ミクロンの平均粒子大きさを有
し、そしてカーボンブラックは97.6%以上の純度お
よび2.4%の揮発分と0.027ミクロンの平均粒子
大きさを有する。この混合物の炭素含量は、5.4〜
7.1重量%の範囲であることができる。好ましい混合
物は、5.6重量%のカーボンブラックと94.4重量
%の酸化アルミニウムからなる。酸化アルミニウム/炭
素混合物をアルミナるつぼに入れ、流れる窒素の雰囲気
中で1550℃〜2140℃、好ましくは1550〜1
850℃の温度において2時間まで最高温度で反応させ
る。好ましい熱処理は2工程である。第1工程におい
て、ほぼ1550℃の温度をほぼ1時間使用し、これに
よって、アルミナ対炭素の比を適当にするため、温度に
不安定なガンマ−酸化アルミニウムを炭素および窒素と
部分的にのみ反応させて、アルファ−酸化アルミニウム
および窒化アルミニウムの両者を生成する。1550℃
における1時間のソーキングは、Alの適切な量
をAlNに転化するために十分である。第2工程におい
て、1750℃ないしオキシ窒化アルミニウムの固相線
温度(2140℃)までの温度をほぼ40分間用い、こ
れによってアルファ−酸化アルミニウムおよび窒化アル
ミニウムを結合して、立方体のオキシ窒化アルミニウム
を形成する。
【0009】この熱処理から得られる反応した物質は、
立方体のオキシ窒化アルミニウムから主として構成され
るが、酸化アルミニウム対窒化アルミニウムの比が立方
体のオキシ窒化アルミニウムの組成範囲内であるよう
に、15重量%までの量でアルミナおよび/または窒化
アルミニウムを含有する。アルミナおよび窒化アルミニ
ウムの量は、熱処理および第1加熱工程において生成す
る窒化アルミニウムの量によってコントロールすること
ができ、窒化アルミニウムの量は出発混合物中の炭素の
量に依存する。
【0010】1620℃で処理した試料5を除いて、1
550℃における好ましい1時間のソーキングを用いる
第1工程のため、表1に、出発混合物中の炭素の種々の
量および熱処理の第2工程の間に種々の温度を用いた効
果を示す。
【0011】
【表1】
【0012】好ましい熱処理は、実質的に100%のオ
キシ窒化アルミニウムからなる組成物を生成し、これは
試料5に相当する。別の好ましい得られる組成物は試料
1のそれである。得られるオキシ窒化アルミニウム粉末
は、凝集した粒子から成り、これらの粒子はボールミリ
ングの間容易に破壊されて、0.5〜5ミクロンの大き
さの粒子となる。
【0013】反応した物質を、ミリング流体としてメタ
ノールおよび高アルミナ粉砕球を用いて、ポリウレタン
またはゴムライニングしたミル中で、ボールミリングす
る。ミリング時間は16時間である。ミリングした粉末
を400メッシュのふるいに通し、65℃で24時間ま
で乾燥する。乾燥後、粉末を空気中で600℃に2時間
加熱して、有機汚染物質を除去する。
【0014】焼結助剤を、ここで、予備選択したドーピ
ング添加剤のオキシ窒化アルミニウム粉末の0.5重量
%までの少量の形で加える。また、添加剤はイットリウ
ムおよびランタンの群より選ばれた元素、またはその化
合物からなることができる。ランタニド系列の他の元素
を同様に使用できると信じられる。好ましくは、選択し
た元素の酸化物を使用する。ドーピング添加剤の組み合
わせは、添加剤の合計量が0.50重量%を超えないか
ぎり、使用することもできる。好ましい組み合わせは、
0.08重量%の酸化イットリウム(Y)および
0.02重量%の酸化ランタン(La)からな
る。あるいは、ドーピング剤は、オキシ窒化アルミニウ
ム粉末のボールミリングの間加えることができる。
【0015】添加剤含有オキシ窒化アルミニウム粉末
を、前もって決定した形状のゴムの型に入れ、15,0
00psiより大きい圧力で均衡にプレスして、焼結に
使用する生の物体を製造する。製作した生の物体を、焼
結室内の容器中で固化する。容器は窒化ホウ素から完全
になるか、あるいは一部分の窒化ホウ素と一部分のモリ
ブデン金属とから構成されている。焼結は、次いで、0
〜5psigにおいて窒素の流れない雰囲気中で実施す
る。実質的に透明な材料を得るためには、焼結温度は1
900℃より高いが、ほぼ2140℃であるオキシ窒化
アルミニウムの固相線温度よりも低い。焼結は最短24
時間から48時間までの間実施する。
【0016】
【表2】
【0017】表2は、オキシ窒化アルミニウムの生ずる
透明度の添加剤、時間および温度の効果をある程度示
す。密度はアルキメデス法により測定し、インライン透
過率はパーキン−エルマー457格子赤外分光光度計に
より測定し、そして分解角は標準USAF1951分解
角試験パターンを用いることにより測定した。温度は精
確に10℃以内である。1900℃の温度はY
よび/またはLaの適切な量を与えた透明材料を
絶えず生成することがわかった最小温度である。添加剤
の最適な量は、初め存在しないが焼結後第2相として存
在する、粒界において液相を生成するために必要な最小
量である。0.1重量%は最良の結果を生ずるが、0.
05重量%程度により微量は適切であることが期待され
る。すなわち、液相は急速な高密化および孔の除去を促
進する1900℃付近において形成する。この液相は、
YおよびLaがオキシ窒化アルミニウムと固溶体になる
につれて消失する。この液相の焼結過程は、焼結過程に
おいて早い時期の焼結温度において存在すると考えられ
る。この後、固体状態の拡散は、残留する多孔性が排除
されかつ実質的な透明性が達成される手段である。固体
状態の拡散による多孔性の排除は、より長い時間を必要
とする非常に遅い孔排除手段であり、24時間は最小の
好ましい期間である。これは試料2および6により確認
され、ここで、適切な量の添加剤を使用した場合でさ
え、焼結期間が、それぞれ、1時間および8時間に制限
されたため、試料は半透明のままである。
【0018】上に考察した添加剤は、焼結前オキシ窒化
粉末と混合する必要はなく、また生の物体と直接に接触
して配置することは不必要であることを、理解すべきで
ある。再び、オキシ窒化アルミニウムのドーピングのた
め、選択した添加剤は焼結室内に存在することで十分で
ある。事実、オキシ窒化アルミニウム粉末から厳密に構
成された生の物体を、窒化ホウ素のプラットホーム上
で、酸化イットリウムを含有する隣接する生の物体と一
緒に、焼結した後、焼結したオキシ窒化アルミニウムの
透明性が予期されないほどに改良することが、発見され
た。したがって、添加剤を焼結室内に導入して、オキシ
窒化アルミニウムの圧縮体の現場の蒸気ドーピングを生
成することもできる。
【0019】焼結を増進するための別の添加剤の存在に
よる、現場の蒸気のドーピングの説明は、次のとおりで
あると信じられる。焼結温度において、オキシ窒化アル
ミニウムの混合物は、Alガス種の有意に高い蒸
気圧を有する。このAlガスは容器中に存在する
近くの窒化ホウ素と反応して、Bガスおよび/ま
たはAlBOガス+AlN固体を生成する。B
および/またはAlBOの蒸気はオキシ窒化アルミニ
ウムへ行き、それと反応して、粒界に液相を生成し、こ
れは焼結の初期の状態を高める。酸化イットリウムを添
加剤として使用する場合、Bもイットリウムドー
プしたオキシ窒化アルミニウムまたは純粋なY
反応して、YBOガスを生成する。YBO蒸気はオ
キシ窒化アルミニウムへ移行し、そしてそれをホウ素お
よびイットリウムでドーピングする。他の元素を添加剤
として使用する場合、Bは同様に反応して、オキ
シ窒化アルミニウムの対応する蒸気のドーピングを提供
する。この添加剤のドーピングは、溶質を制動するか、
あるいは第2相の沈殿を粒界に刺し通し、こうして、そ
うでなければ粒子内孔を捕捉しうる過度の粒子生長を防
止することによって、焼結の最終段階を促進すると、信
じられる。
【0020】別の説明によれば、イットリウム、または
その成分は、液相を形成する。この液相は焼結の早い段
階において急速な高密化および有意の孔除去を促進し、
その結果、焼結の最終段階において、排除すべき孔はよ
り少なく、そして高い密度および透明度が達成される。
この機構において、ホウ素はイットリウムをオキシ窒化
アルミニウムへ移行させるためのみ必要である。
【0021】本発明の方法は、酸化アルミニウムと窒化
アルミニウムとを混合し、そしてそれらを反応させるこ
とによってオキシ窒化アルミニウムを製造する場合、通
常直面する多くの問題、たとえば、純度の変動、商業的
に入手できる窒化アルミニウムの大きい粒子大きさおよ
び広い大きさ分布、オキシ窒化アルミニウムの生成に要
する長い時間、および粒子の大きさを減少するために要
する長いミリング時間、それを原因とするオキシ窒化ア
ルミニウムの無機不純物含量の増加、を排除する。さら
に、本発明の方法は、出発成分としてより高価な窒化ア
ルミニウムの使用を回避し、オキシ窒化アルミニウムの
形成により短かい時間を必要とし、そして適当な粒子大
きさの均質な焼結可能な粉末を得るためにより少ないミ
リング時間を必要とすることによって、製造コストを減
少する。また、本発明の方法によって製造されたオキシ
窒化アルミニウム粉末は、焼結法の再現性を改良し、そ
して焼結製品の透明性を改良する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード・エイ・マガイア アメリカ合衆国マサチューセッツ州アシュ ランド,パイン・ヒル・ロード 113 (56)参考文献 米国特許第4241000(US,A)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化アルミニウム粉末及びカーボンブラ
    ックを、カーボンブラックの含有率5.4〜7.1重量
    %で反応室に導入し、窒素を前記室内に供給し、そして
    前記室を約1550〜2140℃の範囲の温度に加熱し
    て前記粉末とガスを反応させてオキシ窒化アルミニウム
    を含む反応した粉末を生成する工程を含む均質な窒化ア
    ルミニウムの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記反応した粉末は、酸化アルミニウム
    対窒化アルミニウムの比が立方体のオキシ窒化アルミニ
    ウムの組成の範囲内であるように、15重量%以下の酸
    化アルミニウムと窒化アルミニウムを含むことができる
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記加熱工程を、1550〜1850℃
    の範囲の温度で行う請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱工程は、前記酸化アルミニウム
    粉末、カーボンブラック及び窒素を、約1550〜16
    20℃の範囲の温度に第1の所定時間加熱して、前記酸
    化アルミニウム、カーボンブラック及び窒素を酸化アル
    ミニウム及び窒化アルミニウムに転化させ、前記酸化ア
    ルミニウム及び窒化アルミニウムを、約1750〜21
    40℃の範囲の温度に第2の所定時間加熱して、前記酸
    化アルミニウム及び窒化アルミニウムを均質なオキシ窒
    化アルミニウムに転化させる工程を更に含む請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記酸化アルミニウムは99.98%の
    純度と約0.06ミクロンの平均粒子大きさを有し、そ
    して前記カーボンブラックは97.6%の純度と約0.
    027ミクロンの平均粒子大きさを有する請求項4記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の加熱工程の間に、前記室を1
    750〜1820℃の範囲の温度に加熱する請求項4記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の加熱工程を約1550℃で約
    1時間行い、前記第2の加熱工程を約1750℃で約4
    0分行う請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の加熱工程を約1620℃で約
    1時間行い、前記第2の加熱工程を約1820℃で約4
    0分行う請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の加熱工程は、混合物中に存在
    する温度に不安定なガンマ酸化アルミニウムを温度に安
    定なアルファ酸化アルミニウムに転化する工程を更に含
    み、前記第2の加熱工程は、前記の転化されたアルファ
    酸化アルミニウム混合物と窒化アルミニウムを反応させ
    てオキシ窒化アルミニウムを生成させる工程を含む請求
    項6記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記反応した粉末をミリングして0.
    5〜5ミクロンの範囲の大きさの粒子を製造する工程を
    更に含む請求項2記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記粉末を、空気中で約600℃未満
    の温度に、混合物中に存在するすべての有機汚染物質が
    実質的に除去されるまで加熱する工程を更に含む請求項
    10記載の方法。
  12. 【請求項12】 酸化アルミニウムとカーボンブラック
    との混合物を調製し、前記混合物の炭素含量は5.4〜
    7.1重量%の範囲であり、流れる窒素雰囲気中で、前
    記混合物をまず約1550℃の温度で1時間、次に少な
    くとも1750℃の温度で40分反応させ、反応した混
    合物をボールミリングして約0.5〜5ミクロンの範囲
    の粒子大きさを有する粉末を製造する工程を含む均質な
    オキシ窒化アルミニウムの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記粉末を乾燥し、そして前記粉末
    を、空気中で、約600℃の温度で加熱して存在するか
    もしれない全ての有機汚染物質を除去する工程を更に含
    む請求項12記載の方法。
JP3105230A 1981-08-31 1991-01-31 均質なオキシ窒化アルミニウムの製造方法 Expired - Lifetime JPH0617223B2 (ja)

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