JPH0617158B2 - 給油ノズル - Google Patents

給油ノズル

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JPH0617158B2
JPH0617158B2 JP30969686A JP30969686A JPH0617158B2 JP H0617158 B2 JPH0617158 B2 JP H0617158B2 JP 30969686 A JP30969686 A JP 30969686A JP 30969686 A JP30969686 A JP 30969686A JP H0617158 B2 JPH0617158 B2 JP H0617158B2
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liquid
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は満杯給液、いわゆる「満タン給液」を自動的に
行なうことのできる給油ノズルに関する。
(従来技術) ガソリンスタンド等で使用される給油ノズルは、特公昭
51−27885号公報等に見られるように、ノズル先
端に開口した空気流路関がタンク内の液によって閉塞さ
れると閉弁機構が自動的に作動して給液を停止するよう
に構成されているが、実際は空気流路管が液の上面に発
生するアワにより閉塞して給液を停止されることになる
ため、タンク内を満タンにするには、何度かレバーを操
作して閉弁機構をその都度セットし直さなければならな
いといった不都合を有している。
(目的) 本発明はかかる不都合に鑑みてなされてもので、その目
的とするところは、一度の給液操作によってタンク内を
満タンにすることのできる新規な給油ノズルを提供する
ことにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本発明は上記した目的を達成するための給油
ノズルとして、小孔を介して液圧室に作用する流路の上
流側の液圧を受けて給液管路を閉塞する方向に変位する
ダイヤフラム型の主弁と、付勢部材に付勢されて主弁の
液圧室と流路の下流側とを結ぶ通路を閉塞する第1、第
2の弁と、操作レバーに操作されて第1、第2の弁を開
放位置に変位させる杆と、ノズル本体の筒先部先端近傍
と給液管路の負圧発生部に開口する空気流路管に連通
し、この管内に生じる負圧により変位して第2の弁と杆
との係合を解き、復帰変位して第2の弁と杆とを係合さ
せる自動閉弁機構とによって構成したものである。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
第1、2図は本発明の一実式例を示したもので、ノズル
本体1は大別して握り部2と、胴部3と、筒先部4とに
より構成され、握り部1の後端に接続した給液ホース5
からノズル本体1内に流入した液は胴部3に設けた開口
部13を通って主弁開閉機構15の周りからチェック弁
8を経て筒先部4へと流れるように構成されている。
胴部3に設けた主弁10は液圧室11に張設されたダイ
ヤフラム型の弁として形成され、背面に作用するバネ1
2によって常時筒先部4に至る流路の開口部13を閉止
するよう付勢されており、小孔14を介して流路の上流
側6に連通する液圧室11内の液圧が低下すると、上流
側6の液圧によりバネ12を抗して上方へ撓んで開口部
13を開放するように構成されている。
他方、主弁開閉機構15は上記した主弁10の下流側に
あって、液圧室11から流路の下流側7へと通じる通路
16a、16b、16cを開閉する弁機構として構成さ
れ、給液時には液圧室11を流路の下流側7に連通さ
せ、タンク内の液面を検知した時は、液圧室11と流路
の下流側7の間を遮断する働きをする。この主弁開閉機
構15は、第2図に示したように通路16aを介して液
圧室11に連通する第1の液室17と、通路16bを介
して第1の液室17に、また通路16cを介して流路の
下流側7に連通する第2の液室18が設けられ、これら
の各液室17、18には、それぞれ付勢手段としてのバ
ネ19、22により常時通路16b、16cを閉止する
第1の弁20及び後述する第2の弁26が設けられてい
る。
これらの各弁20、26は、給液を行なうべく操作レバ
ー40を引くと開弁するようリンク杆41及び連結杆4
2に連接されているが、さらに第2の弁26は、タンク
内の液位が上限近くに達すると通路16cを独自に閉止
するような構成をなしている。
ところで第2の弁26は、バネ28により常時引込み方
向に付勢された状態でスリーブ杆24の先端部23に取
付けられ、またこの弁26の他端には、スリーブ杆24
がその後退の最終段階においてその一部23aと当接す
るフランジ部27が形成されている。
そして第2の弁26を先端に有するスリーブ杆は、さら
にリンク杆41に結合した杆43と嵌合していて、これ
ら各杆24、43に設けた切り欠き25、44に後述す
る自動閉弁機構30のピン36が係脱することにより接
離するよう構成されている。この自動閉弁機構30は、
特開昭52-151919 号公報等に示されている周知の機構の
ように、ノズル本体1の筒先部4先端に開口した空気流
路管31がタンク内の液により塞がれると、チェック弁
8近傍に開口した陰圧発生部60からの負圧によりダイ
ヤフラム34を変形させて上記したピン36を杆43の
切り欠き44から外し、スリーブ杆24のみをバネ22
の付勢力により移動させ、その結果流路16cは第2の
弁26により閉止されるもので、空気流路管31と連通
する負圧室32には、常時バネ33により外方へ付勢さ
れたダイヤフラム34が張設され、さらにこのダイヤフ
ラム34にはコ字状をなす駒35が固設されていて、こ
の駒35の長孔内で摺動する2本のピン36をスリーブ
杆24の一部に設けた切り欠き25内に位置させた上、
杆43の切り欠き44に係脱させることにより、スリー
ブ杆24とリンク杆41に結合した杆43を接離するよ
うに構成されている。
なお図中符号29はスリーブ杆24の後退動を遅速さ
せ、かつ前進動を速くさせるべくスリーブ杆の先端部2
3の背面側に設けられた孔61を有するボール弁、46
は操作レバー40を引いた位置で係止するラッチをそれ
ぞれ示している。
第6、7図は計量装置62と給液制御装置50を示した
もので、この計量装置62の給液制御装置50は、流量
計63に接続した流量パルス発信器51からのパルス信
号が断たれるとモータ制御手段53に信号を出力する給
液停止検知手段52と、給液停止検知手段52から信号
を入力する毎に吐出量を絞るべくポンプ64の駆動モー
タ54を制御するモータ制御手段53と、ノズルスイッ
チ55からの信号によりリセットされ、流量パルス発信
器51からの流量パルスを積算して表示器駆動手段57
を介してその積算値を表示器58に出力する計数手段5
6とにより構成されている。
つぎに上述した装置による給液動作を説明する。
給油ノズル本体1が計量装置62のノズル掛けに掛けら
れている状態、つまり、給液ポンプ64が停止し、かつ
操作レバー40が操作されていない状態のもとでは、第
1、2図に示したように、主弁10はこの背面に作用す
るバネ12に付勢されて流路の開口部13を閉止してお
り、また第1の弁20及びピン36を介して杆43と係
合関係にあるスリーブ杆24の先端部23に設けられた
第2の弁26はそれぞれ自己に作用するバネ19、22
に付勢されて液圧室11から流路の下流側7に通じる通
路16b、16cを閉止している。
この状態のもとで、例えば自転車の燃料タンクにガソリ
ンを充填すべくノズル掛けからノズル本体1を外すと、
ノズルスイッチ55からの信号により計数手段56はリ
セットされて表示器58を零にし、これと同時にポンプ
モータ54は給液ポンプ64を駆動して給液動作に入
る。
したがって、つぎに操作レバー40を引いてこれをラッ
チ46に掛けると、リンク杆41を介して操作レバー4
0に引かれた杆43は、第3、4図に示したように第2
の弁26を図中下方に引き下げて通路16cを開放し、
また連結杆42を介してリンク杆41に引かれた第1の
弁20も下方に移動して流路16を開放する。このため
主弁10の背面の液圧室11は、通路16a、第1の液
室17、通路16b、第2の液室18、通路16cを経
て流路の下流側7と連通して液圧を下げ、これによっ
て、主弁10は上流側6の液圧により押上げられて開口
部13を開放し、給液可能の状態にする。
そしてこの給液によりタンク内の液位が上昇し、やがて
筒先部4の開口端が液面上にできたアワにより塞がれる
と、空気流路管31と連通している自動閉弁機構30の
負圧室32はチェック弁8の部分での負圧作用を受けて
負圧となり、この負圧によりバネ33に抗してダイヤフ
ラム34を吸引し(第5図)、これと一体になった駒3
5を引上げてピン36を杆43の切り欠き44から外
す。これにより、拘止を解かれたスリーブ杆24は、自
己に作用するバネ22の付勢力により図中上方へ移動
し、弁26により流路の下流側7に通じる通路16cを
閉止する。
これにより主弁10の背面液圧室11は上流側6の液圧
と等しくなるため、主弁10はバネ12の付勢力により
流路の開口部13を閉止して給液を一時的に停止する。
このような状態になると給液停止検知手段52は流路パ
ルス信号器51からの出力信号をもとに給液停止を検知
し、この信号をモータ制御手段に送って給液流量を例え
ば50/min から20/min に減少すべくポンプモ
ータ54を制御する。
一方、この給液停止の状態においても第1の弁20は開
弁状態にあるため、流路の上流側6の液は、小孔14か
ら液圧室11、通路16a、第1の液室17、通路16
bを経て第2の液室18内に流入し、スリーブ杆24の
先端部23の上面に作用してこれを下方へ押下げる。こ
のため、スリーブ杆24は液圧により閉弁状態を維持し
ている第2の弁26を残してボール弁29の小孔61
(第1図)により遅速されながら下降し(第5図
(b))、タンク内のアワが消えるのに要する若干の時
間が経過し第2の弁26下端のフランジ27に当接する
ところまで下降してきた点で弁26を引下げて通路16
cを開放し、さらに、その下降の終端付近に達して切欠
き25に保持してきたピン36を杆43の切欠き44に
係合させて再び杆43と結合する。
以上の一連の動作により、液圧室11は再び通路16を
介して流路の下流側7と連通して内圧を減じるから、上
流側6の液圧に押された主弁10は、再度開口部13を
開放してここから毎分20の液をタンク内に供給す
る。
そして、再びタンク内のアワにより筒先部4先端に開口
した空気流路管31が閉塞されると、いまと同様の動作
を繰返して20/min から例えば5/min に減じた
流量によりさらにタンク内に給液し、最後にこの給液に
よって空気流路管31の先端がアワにより閉塞される
と、主弁開閉機構15は主弁10を閉止し、これととも
にモータ制御手段53はポンプモータ54を停止させて
すべての給液を終える。
そして最後に操作レバー40をラッチ46から外すと、
リンク杆41を介して押下げられていた杆43は、通路
16cを閉止した状態にある第2の弁26に対し、その
スリーブ杆24とピン36を介して結合し、またこれと
ともに第1の弁20は、バネ19に押上げられて通路閉
止位置に至って、第1図に示す当初の状態に復帰する。
なお、第2の弁26は液圧により自動的に開くので操作
レバー40を引く前に給液が始まることがないように、
第1の弁20を設けている。
また、以上は満タン給油ノズルとして構成した実施例に
ついての構成と作動を説明したものであるが、一時給液
停止後の再給液時に計数手段56から整数信号を出力さ
せ、この整数信号によりポンプモータ54を停止させる
ような整数量給液停止機能を付与した給油ノズルにも本
発明を適用することができる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、給油ノズルにダイヤ
フラム型の主弁を設けて、この液圧室と流路の下流側を
結ぶ通路を開閉する第1、第2の弁により主弁を開閉操
作するようにしたので、主弁と一体の弁杆を不要となし
て主弁回りの流れを円滑にするとともに、これらの弁を
開閉操作する杆と第2の弁とを自動閉弁機構により係脱
するようにしたので、タンク内の液面検知により第2の
弁を閉止して給液を停止したあとでも、第1の弁からの
液圧により第2の弁を再度開放位置に復帰させ、人手を
要することなく給油を復活させることにより、タンク内
を満杯にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示したもので、第
1、2図は閉弁状態における装置の側面図とA−A線の
断面図、第3、4図は閉弁状態における装置の側面図と
A−A線の断面図、第5図(a)(b)は開弁初期の状
態を示すA−A線断面図、第6図は計量装置を示す図、
第7図は制御装置を示す図である。 1……ノズル本体、10……主弁 15……主弁開閉機構、16……通路 20……第1の弁、26……第2の弁 30……自動閉弁機構、40……操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小孔を介して液圧室に作用する流路の上流
    側の液圧を受けて給液管路を閉塞する方向に変位するダ
    イヤフラム型の主弁と、 付勢部材に付勢されて上記主弁の液圧室と流路の下流側
    とを結ぶ通路を閉塞する第1、第2の弁と、 操作レバーに操作されて上記第1、第2の弁を開放位置
    に変位させる杆と、 ノズル本体の筒先部先端近傍と上記給液管路の負圧発生
    部に開口する空気流路管に連通し、該管内に生じる負圧
    により変位して上記第2の弁と上記杆との係合を解き、
    復帰変位して上記第2の弁と上記杆とを係合させる自動
    閉弁機構と、 を備えた給油ノズル。
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JPH0584700U (ja) * 1992-04-20 1993-11-16 トキコ株式会社 給油装置

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