JPH0617134U - 活線挿抜コネクタ - Google Patents
活線挿抜コネクタInfo
- Publication number
- JPH0617134U JPH0617134U JP056702U JP5670292U JPH0617134U JP H0617134 U JPH0617134 U JP H0617134U JP 056702 U JP056702 U JP 056702U JP 5670292 U JP5670292 U JP 5670292U JP H0617134 U JPH0617134 U JP H0617134U
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- Japan
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- contacts
- contact
- press
- connector
- insulator
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立工数が少なく、もって製造コストが安価
な活線挿抜コネクタを提供すること。 【構成】 レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌
合接続時に、夫々のコンタクトの接続タイミングがずれ
る様にすべく、インシュレータ内に収容保持されたコン
タクトの接点部が交互に上下位置となるように構成され
た活線挿抜コネクタにおいて、圧入肩部11a,12a
を夫々有する長寸コンタクト11と短寸コンタクト12
とが交互にキャリア20に一体接続された状態で一体成
型されており、該キャリアに接続された状態おいて、両
コンタクトの接点部11b,12bの位置が略同一の位
置とされるとともに圧入肩部11a,12aの位置が上
下方向にずれており、該コンタクトをインシュレータに
仮挿入した状態で、キャリア20を切断除去し、この
後、圧入肩部の位置が略同等位置になるようにインシュ
レータ内に組み込まれる。
な活線挿抜コネクタを提供すること。 【構成】 レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌
合接続時に、夫々のコンタクトの接続タイミングがずれ
る様にすべく、インシュレータ内に収容保持されたコン
タクトの接点部が交互に上下位置となるように構成され
た活線挿抜コネクタにおいて、圧入肩部11a,12a
を夫々有する長寸コンタクト11と短寸コンタクト12
とが交互にキャリア20に一体接続された状態で一体成
型されており、該キャリアに接続された状態おいて、両
コンタクトの接点部11b,12bの位置が略同一の位
置とされるとともに圧入肩部11a,12aの位置が上
下方向にずれており、該コンタクトをインシュレータに
仮挿入した状態で、キャリア20を切断除去し、この
後、圧入肩部の位置が略同等位置になるようにインシュ
レータ内に組み込まれる。
Description
【0001】
本考案は活線挿抜コネクタに関し、特に組立性が良く、しかも、安価に製造が できる活線挿抜コネクタに関するものである。
【0002】
従来の活線挿抜コネクタ、例えば、シェル付きのレセプタクルコネクタの場合 を例に取って説明すると、図4(a),(b),(c),(d)および図5に示 すように、インシュレータ60には1種類のコンタクト61が所定の間隔をおい て、かつ、交互に上下位置になるように設けられており、相手側コネクタのコン タクトとの接触時期をずらすようにしている。
【0003】 ところで、上記形式の活線挿抜用コネクタにあっては、コンタクトのピッチが 小さくなった場合には、図6に示すように、隣接する2本のコンタクト61を同 時に加工することが行われている。この場合、プレス送りピッチaは、コンタク トピッチbの2個分である。
【0004】 そして、コンタクト61のインシュレータ60への組み込みは、コンタクトが キャリア63に繋がった状態で、図7(a)の位置から、図7(b)に示すよう にインシュレータ60に仮挿入される。そして、コンタクト61の圧入部の後方 に設けられた肩部61aを治具によって押圧してインシュレータ60に圧入する 。この後、図7(c)に示すように、キャリアを切断する。そして、この状態か ら図7(d)に示すように、コンタクト61を更に奥深く圧入して、接点部61 bの位置を交互にずらしていた。
【0005】 ところで、上記したコネクタを基板へSMT半田付け結線を行うと、インシュ レータへの組込み後の結線部がずれてしまう。このため、通常、半田付け後の検 査を容易にするため、SMT端末を切り揃えることが行われている。この端末切 断は、SMT部の短いもの(1度しか圧入していないもの)の長さを確保して行 うものであった。
【0006】
従来の活線挿抜コネクタにあっては、上記したように、コンタクトのインシュ レータへの組込み工数が多く、これに伴い組立コストが高いものとなっていた。
【0007】 また、SMTタイプのものに適用した場合には、コンタクトのSMT部がずれ てしまい、端末部を更に切断しなければならなくなり、更に製造工数が増すこと になる。しかも、端末切断は、SMT部の短い長さのものを確保して行わなけれ ばならず、コネクタの奥行寸法が大きくなり、半田付け特性が安定しないといっ た欠点もあった。
【0008】 本考案は上記従来技術の課題に鑑みて提案されたもので、上記従来の欠点を除 去し、組立工数が少なく、もって製造コストが安価な活線挿抜コネクタを提供す ることを目的とする。
【0009】
本考案は、レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌合接続時に、夫々のコ ンタクトの接続タイミングがずれる様にすべく、インシュレータ内に収容保持さ れたコンタクトの接点部が交互に上下位置となるように構成された活線挿抜コネ クタにおいて、圧入肩部を夫々有する長寸コンタクトと短寸コンタクトとが交互 にキャリアに一体接続された状態で一体成型されており、該キャリアに接続され た状態おいて、両コンタクトの接点部の位置が略同一の位置とされるとともに圧 入肩部の位置が上下方向にずれており、該コンタクトがインシュレータに圧入さ れ、かつ、切断された状態において、前記圧入肩部の位置が略同等位置になるよ うにして組立られていることを特徴とする活線挿抜コネクタである。
【0010】
【作用】 本考案は、上記の構成にしたことにより、コンタクトをインシュレータへ仮挿 入した状態の時に、キャリアを除去し、夫々のコンタクトの圧入肩部を押圧して インシュレータ内へ強制嵌入する。これにより、1回の圧入作業でもってコンタ クトのインシュレータへの組込が終了する。
【0011】 しかも、請求項2の考案によれば、上記1回の作業でもって、隣接したコンタ クトの幅が交互に大小となるように配置される。
【0012】
以下、本考案の実施例について添付の図面を参照して説明する。
【0013】 図1は本考案の活線挿抜コネクタを示す説明図であって、プラグコネクタとレ セプタクルコネクタとの接続前の状態を示す斜視図、図2はプラグコネクタとレ セプタクルコネクタとの接続状態時における斜視図、図3は本考案のコネクタに 用いられるコンタクトを示す説明図である。
【0014】 以下に記載の本考案の実施例においては、レセプタクルコネクタに応用した場 合について説明する。
【0015】 図1および図2に示すレセプタクルコネクタ1のインシュレータ10の受容孔 10aには、両側においてプラグコネクタ3のコンタクト31と導通接触するカ ンチレバー式のコンタクト11、12が設けられている。このレセプタクルコネ クタ1のコンタクト11、12は、プラグコネクタ3のコンタクト31との接触 時期をずらすため、コンタクト11の接触部11bの位置とコンタクト12の接 触部12bの位置が交互に上下になるように配されている。以下の記載にあって は、説明の便宜上、接触部が下側(プラグコネクタ側)でプラグコネクタのコン タクトと先に接触するものを長寸コンタクト11といい、接触部が上側でプラグ コネクタのコンタクトと後に接触するものを短寸コンタクト12という。
【0016】 これらのコンタクト11,12には、インシュレータ10に圧入する場合に押 圧する部分たる圧入肩部11a,12aが夫々略同一形状にて形成されている。
【0017】 上記図1および図2に示したレセプタクルコネクタにおいては、長寸コンタク ト11および短寸コンタクト12がインシュレータ10内に圧入された状態を示 している。本考案の特徴は、このようなコンタクト11,12をインシュレータ 10に圧入する際の組立工数を減少させるところにある。このため、図3に示す ように、本考案のコネクタに用いる両コンタクト11、12を交互に配置すると ともに、キャリア20に一体的に接続した状態で例えばプレス成型によって形成 される。図中21は隣り合う両コンタクト11,12を一体的に接続するキャリ ア20の接続部である。
【0018】 図3に示すように、キャリア20に一体的に接続された両コンタクト11,1 2の接点部11b,12bのコンタクトの長手方向における位置はほぼ同等の位 置になっている。すなわち、この段階において、接点部11b,12bから接続 部21間での距離が略同一に設定されている。
【0019】 また、圧入肩部11a,12aは、このプレス段階から長手方向に上下に位置 するように配されている。すなわち、長寸コンタクト11の圧入肩部11aは接 続部21より上方に位置するが、短寸コンタクト12の圧入肩部12aは接続部 21近傍または同等のところに位置している。
【0020】 両コンタクト11,12と接続部21との境界部には、例えばハーフカットま たはノッチを形成しておくことによって両コンタクト11,12が簡単に折り取 れるようにしておく。
【0021】 次に、図3に示したような両コンタクト11,12を、図1および図2で示し たようなインシュレータ10への組み込み作業について説明する。
【0022】 図3に示したキャリア20に繋がった両コンタクト11,12をインシュレー タ10の受容孔10aに仮挿入する。そして、この状態で、キャリア20を接続 部21にて折り取る。次に、両コンタクト11,12の圧入肩部11a,12a を治具でもってインシュレータ10のコンタクト挿入面まで押し込む。このとき 、両圧入肩部11a,12aの位置が相違しているが、これを同位置になるよう に押し込む。そうすると、長寸コンタクト11の接点部11bの位置が、短寸コ ンタクト12の接点部12bの位置より下方に位置することにり、活線挿抜構造 となる。
【0023】 なお、両コンタクト11,12の結線部11c,12cは、圧入肩部11a, 12aを基準としてほぼ同一形状になるように形成されているため、インシュレ ータ10への組込後は、図1および図2に示すように、同じ位置に並んだ状態と なっている。
【0024】 上記図3に示した長寸コンタクト11と短寸コンタクト12とは、その幅寸法 を同一のものとして図示した。本考案にあっては、例えば、図1および図2に示 すように、長寸コンタクト11の方を短寸コンタクト12に比べて幅広状として おいてもよい。また、その逆でも良い。
【0025】 また、図1および図2においては、コンタクト11,12を対向するように2 列配列したものを図示したが、本考案は1列配列のものでも,また、3列以上の 配列のものであっても適用できることはいうまでない。コンタクト列を複数列と し、かつ、幅広状のものと通常幅のものとが向合うように配置すれば、一方のコ ンタクト(幅広状コンタクト)をグランド用として、他方(通常幅コンタクト) を信号用とすれば、シールド効果に優れたコネクタとすることができる。
【0026】
上記したように、本考案は、コンタクトをインシュレータへ仮挿入した状態の 時に、各コンタクトを連結しているキャリアを除去し、この後、夫々のコンタク トの圧入肩部を押圧してインシュレータ内へ強制嵌入することとしたので、1回 の圧入作業でもってコンタクトのインシュレータへの組込が終了する。しかも、 1回の圧入作業でもって接点部の位置を上下方向に交互に異ならせることができ るので、活線挿抜コネクタであっても、その組立工数を減少させ、製造コストを 低廉化させることができる。
【図1】本考案の活線挿抜コネクタを示す説明図であっ
て、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの接続前
の状態を示す斜視図。
て、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの接続前
の状態を示す斜視図。
【図2】プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの接
続状態時における斜視図。
続状態時における斜視図。
【図3】本考案のコネクタに用いられるコンタクトの一
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図4】従来のコネクタを示した説明図であって、
(a)は平面図。(b)は正面図。(c)は底面図。
(d)は側面図。
(a)は平面図。(b)は正面図。(c)は底面図。
(d)は側面図。
【図5】図4(b)のA―A線断面図。
【図6】従来のコネクタに用いられるコンタクトを示し
た説明図。
た説明図。
【図7】(a)〜(d)は従来のコネクタの組立工程を
示した説明図。
示した説明図。
1 レセプタクルコネクタ 3 プラグコネクタ 5 基板 10 インシュレータ 11 長寸コンタクト 11a 圧入肩部 11b 接点部 11c 結線部 12 短寸コンタクト 12a 圧入肩部 12b 接点部 12c 結線部 31 コンタクト 60 インシュレータ 61 コンタクト 61a 圧入肩部 61b 接点部
Claims (2)
- 【請求項1】 レセプタクルコネクタとプラグコネクタ
の嵌合接続時に、夫々のコンタクトの接続タイミングが
ずれる様にすべく、インシュレータ内に収容保持された
コンタクトの接点部が交互に上下位置となるように構成
された活線挿抜コネクタにおいて、 圧入肩部を夫々有する長寸コンタクトと短寸コンタクト
とが交互にキャリアに一体接続された状態で一体成型さ
れており、 該キャリアに接続された状態おいて、両コンタクトの接
点部の位置が略同一の位置とされるとともに、圧入肩部
の位置が上下方向にずれており、 これらのコンタクトがインシュレータに圧入され、か
つ、切断された状態において、前記圧入肩部の位置が略
同等位置になるようにして組立られていることを特徴と
する活線挿抜コネクタ。 - 【請求項2】 前記隣接する両コンタクトの幅が異なる
ように設定されていることを特徴とする請求項1に記載
の活線挿抜コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP056702U JPH0617134U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 活線挿抜コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP056702U JPH0617134U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 活線挿抜コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617134U true JPH0617134U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=13034803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP056702U Pending JPH0617134U (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 活線挿抜コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617134U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4092390B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2008-05-28 | 株式会社ニーズプロダクト | 氷柱防止装置 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP056702U patent/JPH0617134U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4092390B2 (ja) * | 2003-08-18 | 2008-05-28 | 株式会社ニーズプロダクト | 氷柱防止装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960924 |