JPH06170596A - 空缶処理機 - Google Patents

空缶処理機

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JPH06170596A
JPH06170596A JP4343224A JP34322492A JPH06170596A JP H06170596 A JPH06170596 A JP H06170596A JP 4343224 A JP4343224 A JP 4343224A JP 34322492 A JP34322492 A JP 34322492A JP H06170596 A JPH06170596 A JP H06170596A
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忠男 坂本
Akira Sasai
章 笹井
Haruo Mori
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0076Noise or vibration isolation means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空缶同士の衝突によって生じる騒音を小さく
し、且つ空缶処理に要する駆動力を小さくすること。 【構成】 空缶収納部35内での互いに絡み合う状態を
崩す動作を、空缶収納部35の側板の少なくとも一部を
空缶圧潰部の圧潰動作と連動させて回動させるようにし
たので、空缶収納部35内の側板の少なくとも一部に近
接する空缶Pのみが移動されることから、空缶同士の互
いにぶつかり合って生じる騒音が極めて小さくなる。ま
た、空缶収納部35内での互いに絡み合う状態を崩す動
作は、空缶収納部35内の側板の少なくとも一部に近接
する空缶Pのみを移動させることで足りるので、従来の
ように投入された多量の空缶全体の重みを考慮する必要
がなくなり、駆動源である駆動モータ55の駆動力が小
さくされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多量の空缶を圧潰する
とともに、鉄缶とアルミ缶とに仕分ける機能を有した空
缶処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回収した空缶は、処理コスト
の低減を図る等の観点から鉄缶とアルミ缶とに仕分けた
後、その再利用が図られている。また、空缶を回収する
場合には、その回収を効率良く行わせるために、空缶処
理機によって空缶を圧潰してから回収するようにしてい
る。
【0003】ところで、このような空缶処理機として、
多量の空缶を連続的に圧潰するとともに、圧潰した空缶
を鉄缶とアルミ缶とに永久磁石を使って自動的に仕分け
る機能を有した形式のものがある。空缶を自動的に仕分
ける場合を大別すると、圧潰処理前に行うものと圧潰処
理後に行うものとがある。ところが、前者のものは圧潰
すべき空缶の容積が大きなものを対象しているため、圧
潰した空缶を搬送する機構と分離する機構とが大がかり
なものとなる他、分離した缶を別個に処理していかなけ
ればならないという不具合があった。これに対し、後者
のものは空缶を圧潰した後で分離するため、分離機構等
を小型化することができるというメリットがあるもの
の、圧潰した空缶を搬送するためのベルト等が傷み易く
なるという不具合があった。
【0004】そこで、このような不具合を解消するもの
として、たとえば実公昭61−38791号公報には、
図1に示すような空缶処理機が開示されている。すなわ
ち、同図に示すように、空缶処理機本体10内部に設け
られている可動圧縮板13は、駆動源16の駆動力によ
って回転する大小のカム14,15により、下方へ行く
ほど振幅が小さく且つ短い周期で振動するようになって
いる。
【0005】固定圧縮板12と可動圧縮板13との間に
多量の空缶を投入すると、これらの空缶は可動圧縮板1
3に沿って自重により下方に移動する。また、これらの
空缶は可動圧縮板13の振動によって揺すられるため、
互いに絡み合うこともなく、順次下方に送り出される。
【0006】可動圧縮板13の下方側に移動した空缶
は、固定圧縮板12と可動圧縮板13との最終端部に移
動する間、固定圧縮板12と可動圧縮板13との徐々に
狭まる間隙に合わせて徐々に圧潰される。完全に圧潰さ
れた空缶は、可動圧縮板13と固定圧縮板12との下端
部から排出されると、この下方に配設され可動圧縮板1
3の動きに合わせて振動する搬送板22により徐々に下
方に送り出される。搬送板22の下方には、回転自在に
取付けられている半円形状の永久磁石25が待ちかまえ
ており、圧潰された空缶のうち、鉄缶は永久磁石25に
吸着され、誘導板28側に送り出される。誘導板28側
に送り出された鉄缶は、この誘導板28を伝って下方に
待機している収納容器29a内に落ちる。一方、永久磁
石25によって吸着されなかったアルミ缶は、搬送板2
2の下端部から下方に位置する誘導板27を伝って収納
容器29b内に落ちる。
【0007】このような空缶処理機では、固定圧縮板1
2と可動圧縮板13との間に多量の空缶を投入するだけ
で、投入された空缶が可動圧縮板13の振動動作によ
り、順次圧潰されるとともに、圧潰された空缶が回転状
態に配設されている永久磁石25によって選別されるの
で、人手を要することなく短時間で多量の空缶処理を行
うことができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の空缶処理機では、駆動源16の駆動力によって
回転する大小のカム14,15により、可動圧縮板13
全体を小刻みに振動させることで、投入された多量の空
缶を順次圧潰する側に送り出す構成をとっているため、
可動圧縮板13の小刻みな振動によって多量の空缶が押
し上げられると、これらの空缶が互いにぶつかり合い、
空缶処理中にあっては騒音の原因となってしまうという
問題があった。また、上述したように、駆動源16の駆
動力によって可動圧縮板13全体を振動させているた
め、可動圧縮板13自体の重みに加え、投入された多量
の空缶の重みを考慮する必要があることから、駆動源1
6の駆動力を大きくする必要があるという問題もあっ
た。
【0009】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、空缶同士の衝突によって生じる騒音の発生
を極めて小さくすることができ、併せて空缶処理に要す
る駆動力を小さくすることができる空缶処理機を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空缶処理機は、
上記目的を達成するために、空缶処理機本体の内部上方
に設けられ、多量の空缶を収納するホッパータイプの空
缶収納部と、この空缶収納部の下方に設けられ、自重に
よって落下する前記空缶を圧潰する空缶圧潰部と、この
空缶圧潰部の下方に設けられ、前記空缶圧潰部によって
圧潰された空缶を鉄缶とアルミ缶とに分離する空缶分離
機構とを具備し、前記空缶収納部の側板の少なくとも一
部が前記空缶圧潰部の圧潰動作と連動して回動動作を行
うことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の空缶処理機では、空缶処理機本体の内
部上方に設けられたホッパータイプの空缶収納部に多量
の空缶が投入されると、これら投入された空缶が自重に
よって空缶圧潰部側に落下し、空缶圧潰部によって圧潰
された後、空缶分離機構によって鉄缶とアルミ缶とに分
離される。また、空缶収納部の側板の少なくとも一部が
空缶圧潰部の圧潰動作と連動して回動することにより、
空缶収納部内にて積み重ねられ、それぞれの重みによっ
て互いに絡み合う状態が崩される。
【0012】したがって、空缶収納部内での互いに絡み
合う状態を崩す動作を、空缶収納部の側板の少なくとも
一部を空缶圧潰部の圧潰動作と連動させて回動させるよ
うにしたので、空缶収納部内の側板の少なくとも一部に
近接する空缶のみが移動されることから、空缶同士の互
いにぶつかり合って生じる騒音が極めて小さくなる。ま
た、空缶収納部内での互いに絡み合う状態を崩す動作
は、空缶収納部内の側板の少なくとも一部に近接する空
缶のみを移動させることで足りるので、従来のように投
入された多量の空缶全体の重みを考慮する必要がなくな
り、駆動源の駆動力が小さくされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図2乃至図6は、本発明の空缶処理機の一
実施例を示すもので、空缶処理機本体30の前面には、
電源スイッチ31、処理動作のスタートボタン32及び
ストップボタン33が設けられている。空缶処理機本体
30の上部には、開閉蓋34が回動自在に取付けられて
おり、開閉蓋34を開けた状態で空缶処理機本体30の
上部から多量の空缶Pを投入することができるようにな
っている。
【0014】空缶処理機本体30の内部上方には、ホッ
パータイプの空缶収容部35が設けられている。空缶収
容部35を構成する4枚の側板36,37,38,39
は、それぞれの傾斜角度が互いに相違する状態で配設さ
れている。これにより、空缶収容部35内に投入された
多量の空缶Pは、それぞれ傾斜角度の相違する各側板3
6,37,38,39によって収納姿勢が変えられるの
で、積み重ねの状態にある多量の空缶同士の互いの絡み
合いが小さくされた状態で空缶収容部35内に収容され
る。
【0015】空缶収容部35の一部である側板36は、
フレーム部材40に軸41を介して回動自在に取り付け
れられている。側板36の下面側には、複数の突起部材
42を有した回動板43が軸44を介して回動自在に取
付けられている。側板36には、各突起部材42に対応
した孔45が設けられており、回動板43が側板36の
背面側に対して接離動作を行った場合、各突起部材42
が孔45から進退するようになっている。
【0016】側板36及び回動板43の下端部は、圧潰
板46のストッパ片47を有した支持部材48に当接し
ている。圧潰板46の下端部は、軸49を支点として回
動する回動アーム50に取付けられており、回動アーム
50の回動に伴って圧潰板46が回動すると、圧潰板4
6の支持部材48が変移し、支持部材48のストッパ片
47が回動板43の下端部を押し上げるようになってい
る。回動板43が側板36の背面側に当接するまで押し
上げられると、この位置から側板36を図4に示す破線
位置まで押し上げる。このように、回動板43の各突起
部材42の進退動作に併せて側板36が回動すること
で、空缶収容部35内に収容された多量の空缶Pの重な
り状態が崩されるため、多量の空缶Pが空缶収容部35
内にて詰まってしまうこともなくなる。
【0017】空缶圧潰部を構成する圧潰板46及び固定
板52のそれぞれ対向する面側には、補強鉄板51,5
3が取付けられている。圧潰板46は固定板52に対し
て下端部側の間隔が狭く、上端部側が広くなるように配
設されている。これにより、空缶Pは自重によって下方
に移動するに従い、徐々に圧潰板46と固定板52とに
よって押し潰されるようになっている。圧潰板46と固
定板52との下端部には、たとえばスリット状の排出孔
54が設けられている。
【0018】空缶処理機本体30の内部中段には、駆動
モータ55を支持する支持部材56が設けられている。
駆動モータ55の駆動プーリ57には、回動アーム50
の端部に設けられたスライド孔58に嵌り込んでいる円
形突起59が設けられている。駆動プーリ57の回転に
よって円形突起59が変移し、軸49を支点として回動
アーム50を回動させると、これに合わせて圧潰板46
が搖動する。
【0019】支持部材56と駆動モータ55の下方の内
部フレーム60との間には、支持部材61,62が設け
られている。各支持部材61,62の間には、空缶分離
機構63Aの回転体63a及び受プーリ63bを支持す
る支持軸64が回転自在に取付けられている。回転体6
3aには、円形状の永久磁石63が取付けられている。
また、各支持部材61,62の下部には、ローラ体65
を支持する支持軸66が回転自在に取付けられている。
円形状の永久磁石63とローラ体65との間には、幅広
のゴムベルト67が巻き付けられている。ゴムベルト6
7の外周面には、その幅内に爪体63cが複数設けられ
ており、幅広のゴムベルト67の回転に伴い、ローラ体
65側に移動した鉄缶がゴムベルト67の外周面上に浮
遊して離れない場合があっても、その爪体63cによっ
て鉄缶がゴムベルト67の移動とともに下方向に離され
るようになっている。
【0020】ここで、上記のスリット状の排出孔54と
空缶分離機構63Aとの位置関係は、図4に示すよう
に、支持軸64が排出孔54に対して僅かに左側に寄っ
た位置とされている。また、これに併せてゴムベルト6
7の回転方向が図4において反時計方向とされている。
これにより、排出孔54から排出されたアルミ缶は永久
磁石63によって吸着されず、図4において右側に落下
するのに対して、鉄缶は永久磁石63によって吸着され
るので、図中左側に搬送されることから、アルミ缶と鉄
缶との分離が可能となる。
【0021】受プーリ63bと駆動モータ55の駆動プ
ーリ57との間には、タイミングベルト68が巻き付け
られている。そして、駆動モータ55の駆動力がタイミ
ングベルト68を介して受プーリ63bに伝達される
と、円形状の永久磁石63が回転し、併せて幅広のゴム
ベルト67も回転する。内部フレーム60の下方の収納
部71には、収納容器69,70が収納されている。収
納容器69には鉄缶が収納され、収納容器70にはアル
ミ缶が収納される。
【0022】続いて、このような構成の空缶処理機の動
作を、図7及び図8を用いて説明する。まず、空缶処理
機本体30の上部に設けられている開閉蓋34を開けた
状態で、空缶処理機本体30の上部から空缶を投入す
る。投入された空缶は、ホッパータイプの空缶収容部3
5に収容される。このとき、空缶処理機本体30の側板
36,37,38,39のそれぞれは、互いにその傾斜
角が異なるように配設されているため、空缶収容部35
に投入された多量の空缶が様々な方向を向けられること
から、空缶同士の絡み合いが極力小さくされた状態で空
缶収容部35に収容される。
【0023】この状態で、空缶処理機本体30の前面に
設けられている電源スイッチ31をオンし、続いて処理
動作のスタートボタン32を押すと、駆動モータ55が
駆動される。駆動モータ55の駆動によって駆動プーリ
57が回転すると、これに合わせて円形突起59が変移
し、軸49を支点として回動アーム50を回動させる。
回動アーム50が回動すると、これに下端部が取付けら
れている圧潰板46が搖動する。
【0024】圧潰板46が固定板52側に近づく方向に
搖動すると、圧潰板46の上端部に設けられている支持
部材48が同方向に変移する。支持部材48の変移動作
に伴い、側板36の下端部が押上げられることで側板3
6が時計方向に回動する。また、支持部材48の変移動
作に伴い、回動板43の下端部が押上げられることで回
動板43も同方向へ回動する。支持部材48が同方向に
更に変移すると、そのストッパ片47が回動板43の下
端部に係合し、この状態で回動板43を更に同方向に回
動させる。圧潰板46が図4の2点鎖線で示す位置まで
回動すると、側板36及び回動板43の回動動作が停止
する。
【0025】このとき、側板36及び回動板43の回動
動作に伴い、回動板43に設けられている複数の突起部
材42が側板36の孔45から徐々に押し出される。側
板36の僅かな回動動作と共に各突起部材42の孔45
からの押出し動作によって空缶収容部35に収容されて
いる多量の空缶Pのそれぞれの自重によって互いに絡み
合っている状態が崩される。
【0026】この状態で、圧潰板46と固定板52との
間に位置する空缶Pは、それぞれの補強鉄板51,53
によって押し潰される。圧潰板46の空缶Pの押し潰し
を終えると、上記同様に、駆動プーリ57の回転動作に
合わせて、円形突起59が変移し、軸49を支点として
回動アーム50を搖動させる。回動アーム50の搖動に
よって圧潰板46が時計方向に搖動すると、圧潰板46
が固定板52から離れる。また、圧潰板46の同方向へ
の搖動によりストッパ片47による回動板43の下端部
への押上力が解かれることから、側板36が空缶Pの重
み等により反時計方向に押し戻される。側板36が定位
置まで押し戻された後は、回動板43が更に反時計方向
に回動し、定位置まで戻される。このとき、回動板43
の複数の突起部材42は側板36の孔45から上方に起
出しない状態となる。
【0027】このように、回動板43のそれぞれの突起
部材42の側板36の孔45からの進退動作及び側板3
6の回動動作によって、空缶収容部35に収容されてい
る多量の空缶Pはそれぞれの重みによる絡み合いが極力
小さくされるので、圧潰板46と固定板52との隙間に
空缶Pが順序よく送り出される。
【0028】一方、圧潰板46の搖動動作によって押し
潰された空缶Pは、圧潰板46と固定板52との下端部
に設けられているスリット状の排出孔54から自重によ
り落ちると、この下方に待ちかまえている空缶分離機構
63A側に移動する。空缶分離機構63A側において
は、受プーリ63bにタイミングベルト68を介して駆
動モータ55の駆動力が与えられており、その駆動力に
より回転体63aが回転するとともに、幅広のゴムベル
ト67を介してローラ体65も回転する。
【0029】空缶分離機構63Aの回転体63aに取り
付けられている円形状の永久磁石63上に空缶Pが落ち
ると、アルミ缶は幅広のゴムベルト67上を滑って収納
容器70側に落ちる。これに対し、鉄缶は、永久磁石6
3によって吸着されることにより、図4中反時計方向に
引き込まれる。鉄缶は、幅広のゴムベルト67を介して
永久磁石63に吸着されているため、鉄缶がローラ体6
5側に移動すると、永久磁石63による吸着力が解かれ
るので、収納容器69に自重によって落ちる。
【0030】このとき、永久磁石63による吸着力によ
り、鉄缶がゴムベルト67から離れない場合は、ゴムベ
ルト67に設けられている爪体63cにより、永久磁石
63の吸着力の及ばない下方へ掻き落とされる。このよ
うに、本実施例では、空缶処理機本体30の内部上方に
設けられたホッパータイプの空缶収納部35に多量の空
缶Pが投入されると、これら投入された空缶Pが自重に
よって圧潰板46及び固定板52からなる空缶圧潰部側
に落下し、空缶圧潰部によって圧潰された後、空缶分離
機構63Aによって鉄缶とアルミ缶とに分離される。ま
た、空缶収納部35の側板の少なくとも一部が空缶圧潰
部の圧潰動作と連動して回動することにより、空缶収納
部35内にて積み重ねられ、それぞれの重みによって互
いに絡み合う状態が崩される。
【0031】したがって、空缶収納部35内での互いに
絡み合う状態を崩す動作を、空缶収納部35の側板の少
なくとも一部を空缶圧潰部の圧潰動作と連動させて回動
させるようにしたので、空缶収納部35内の側板の少な
くとも一部に近接する空缶Pのみが移動されることか
ら、空缶同士の互いにぶつかり合って生じる騒音が極め
て小さくなる。また、空缶収納部35内での互いに絡み
合う状態を崩す動作は、空缶収納部35内の側板の少な
くとも一部に近接する空缶Pのみを移動させることで足
りるので、従来のように投入された多量の空缶全体の重
みを考慮する必要がなくなり、駆動源である駆動モータ
55の駆動力が小さくされる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空缶処理
機によれば、空缶収納部内での互いに絡み合う状態を崩
す動作を、空缶収納部の側板の少なくとも一部を空缶圧
潰部の圧潰動作と連動させて回動させるようにしたの
で、空缶収納部内の側板の少なくとも一部に近接する空
缶のみが移動されることから、空缶同士の互いにぶつか
り合って生じる騒音を極めて小さくすることができる。
また、空缶収納部内での互いに絡み合う状態を崩す動作
は、空缶収納部内の側板の少なくとも一部に近接する空
缶のみを移動させることで足りるので、従来のように投
入された多量の空缶全体の重みを考慮する必要がなくな
り、駆動源の駆動力を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の空缶処理機の一例を示す図である。
【図2】本発明の空缶処理機本体を示す正面図である。
【図3】図2の空缶処理機本体を示す側面図である。
【図4】図2の空缶処理機本体の内部構成を示す図であ
る。
【図5】図4の側板及び圧潰板を示す図である。
【図6】図2の空缶処理機本体の内部構成を示す図であ
る。
【図7】図2の空缶処理機の要部を拡大して示す図であ
る。
【図8】図4の空缶処理機の空缶分離機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
30 空缶処理機本体 34 開閉蓋 35 空缶収容部 36,37,38,39 側板 42 突起部材 43 回動板 46 圧潰板 47 ストッパ片 50 回動アーム 51,53 補強鉄板 54 排出孔 55 駆動モータ 63a 回転体 63 永久磁石 63A 空缶分離機構 65 ローラ体 67 ゴムベルト 68 タイミングベルト 69,70 収納容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空缶処理機本体の内部上方に設けられ、
    多量の空缶を収納するホッパータイプの空缶収納部と、 この空缶収納部の下方に設けられ、自重によって落下す
    る前記空缶を圧潰する空缶圧潰部と、 この空缶圧潰部の下方に設けられ、前記空缶圧潰部によ
    って圧潰された空缶を鉄缶とアルミ缶とに分離する空缶
    分離機構とを具備し、 前記空缶収納部の側板の少なくとも一部が前記空缶圧潰
    部の圧潰動作と連動して回動動作を行うことを特徴とす
    る空缶処理機。
JP4343224A 1992-11-30 1992-11-30 空缶処理機 Expired - Lifetime JP2605205B2 (ja)

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JPS6138791U (ja) * 1984-08-15 1986-03-11 亮拿 佐藤 電熱線を織込んだ発熱用メリヤス布

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JP2605205B2 (ja) 1997-04-30

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