JPH06169652A - 育苗施設 - Google Patents
育苗施設Info
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- JPH06169652A JPH06169652A JP4328270A JP32827092A JPH06169652A JP H06169652 A JPH06169652 A JP H06169652A JP 4328270 A JP4328270 A JP 4328270A JP 32827092 A JP32827092 A JP 32827092A JP H06169652 A JPH06169652 A JP H06169652A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノズルの個数を節減した育苗施設を提供す
る。 【構成】 水平方向に挿抜自在な育苗箱2 を上下に間隔
をあけて多段に備えた台車3 の複数を列状に配置した台
車列4 を、その台車列4 間に間隔5 をあけて複数列設
け、該複数列の台車列4 の上方に、該台車列4 を横切る
方向に沿っていてかつ台車列4 に沿って往復走行可能な
走行架台6 を設け、該走行架台6 から鉛直方向下方に延
出していてかつ前記間隔5 内に位置するノズルパイプ7
を設け、上下方向各段の育苗箱2 の苗に、移動しながら
個別的に潅水するノズル8 の複数を前記ノズルパイプ7
に備えている育苗施設である。前記ノズル8 は、上下段
の育苗箱2 に対して少なくともひとつおきでかつ左右の
育苗箱2 に対応して備えられ、上下段の育苗箱2 の間隔
を有してノズルパイプ7 を鉛直方向に昇降する昇降手段
20を備えている。
る。 【構成】 水平方向に挿抜自在な育苗箱2 を上下に間隔
をあけて多段に備えた台車3 の複数を列状に配置した台
車列4 を、その台車列4 間に間隔5 をあけて複数列設
け、該複数列の台車列4 の上方に、該台車列4 を横切る
方向に沿っていてかつ台車列4 に沿って往復走行可能な
走行架台6 を設け、該走行架台6 から鉛直方向下方に延
出していてかつ前記間隔5 内に位置するノズルパイプ7
を設け、上下方向各段の育苗箱2 の苗に、移動しながら
個別的に潅水するノズル8 の複数を前記ノズルパイプ7
に備えている育苗施設である。前記ノズル8 は、上下段
の育苗箱2 に対して少なくともひとつおきでかつ左右の
育苗箱2 に対応して備えられ、上下段の育苗箱2 の間隔
を有してノズルパイプ7 を鉛直方向に昇降する昇降手段
20を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機等を用いて苗付
けられる稲苗等を育苗するための育苗施設に係り、該施
設の緑化室等に利用される。
けられる稲苗等を育苗するための育苗施設に係り、該施
設の緑化室等に利用される。
【０００２】
【従来の技術】多数の段積みされた育苗箱内の苗に対し
て斑なく均一に潅水する潅水手段を備えていて、省力化
した下で大規模に均一した育苗を行えるようにした育苗
施設は、例えば、特公平４−51130 号公報で提案されて
いる。
て斑なく均一に潅水する潅水手段を備えていて、省力化
した下で大規模に均一した育苗を行えるようにした育苗
施設は、例えば、特公平４−51130 号公報で提案されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述公報で開示の従来
技術は、それなりに有用であるけれども、次のような課
題が残存している。すなわち、段積みされた左右の育苗
箱の苗のすべてに往路および復路のいずれにおいても潅
水するものであるから、ノズル個数が極端に多くなって
いる。
技術は、それなりに有用であるけれども、次のような課
題が残存している。すなわち、段積みされた左右の育苗
箱の苗のすべてに往路および復路のいずれにおいても潅
水するものであるから、ノズル個数が極端に多くなって
いる。
【０００４】ノズル個数が多くなると一度の噴出水量が
多くなり、このため、ポンプも高価な高圧ポンプを必要
とし、しかも、ノズル個々のメンテナンスも非常に煩わ
しく手間を要していた。また、ノズルは比較的高価であ
ることから、施設に占めるコストも非常に大きく、特
に、段積みされて大規模な育苗をすることから、増々そ
の施設コストが高くなっていた。
多くなり、このため、ポンプも高価な高圧ポンプを必要
とし、しかも、ノズル個々のメンテナンスも非常に煩わ
しく手間を要していた。また、ノズルは比較的高価であ
ることから、施設に占めるコストも非常に大きく、特
に、段積みされて大規模な育苗をすることから、増々そ
の施設コストが高くなっていた。
【０００５】そこで本発明は、ノズル個数を従来技術の
半分に節減しても左右の育苗箱の苗に対しての均一な潅
水ができるようにしたことを目的とする。
半分に節減しても左右の育苗箱の苗に対しての均一な潅
水ができるようにしたことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平方向に挿
抜自在な育苗箱2 を上下に間隔をあけて多段に備えた台
車3 の複数を列状に配置した台車列4 を、その台車列4
間に間隔5 をあけて複数列設け、該複数列の台車列4 の
上方に、該台車列4 を横切る方向に沿っていてかつ台車
列4 に沿って往復走行可能な走行架台6 を設け、該走行
架台6 から鉛直方向下方に延出していてかつ前記間隔5
内に位置するノズルパイプ7 を設け、上下方向各段の育
苗箱2 の苗に、移動しながら個別的に潅水するノズル8
の複数を前記ノズルパイプ7 に備えている育苗施設にお
いて、前述の目的を達成するために次の技術的手段を講
じている。
抜自在な育苗箱2 を上下に間隔をあけて多段に備えた台
車3 の複数を列状に配置した台車列4 を、その台車列4
間に間隔5 をあけて複数列設け、該複数列の台車列4 の
上方に、該台車列4 を横切る方向に沿っていてかつ台車
列4 に沿って往復走行可能な走行架台6 を設け、該走行
架台6 から鉛直方向下方に延出していてかつ前記間隔5
内に位置するノズルパイプ7 を設け、上下方向各段の育
苗箱2 の苗に、移動しながら個別的に潅水するノズル8
の複数を前記ノズルパイプ7 に備えている育苗施設にお
いて、前述の目的を達成するために次の技術的手段を講
じている。
【０００７】すなわち、請求項１に係る本発明では、前
記ノズル8 は、上下段の育苗箱2 に対して少なくともひ
とつおきでかつ左右の育苗箱2 に対応して備えられ、上
下段の育苗箱2 の間隔を有してノズルパイプ7 を鉛直方
向に昇降する昇降手段20を備えていることを特徴とす
る。また、請求項２に係る発明では、前記ノズル8 は、
上下段の育苗箱2 の間隔を有して左右の育苗箱2 のいず
れか一方に対応して備えられ、ノズルパイプ7 を鉛直軸
心回りに回転して他方の育苗箱2 にノズル8 を対応させ
る回転手段24を備えていることを特徴とするものであ
る。
記ノズル8 は、上下段の育苗箱2 に対して少なくともひ
とつおきでかつ左右の育苗箱2 に対応して備えられ、上
下段の育苗箱2 の間隔を有してノズルパイプ7 を鉛直方
向に昇降する昇降手段20を備えていることを特徴とす
る。また、請求項２に係る発明では、前記ノズル8 は、
上下段の育苗箱2 の間隔を有して左右の育苗箱2 のいず
れか一方に対応して備えられ、ノズルパイプ7 を鉛直軸
心回りに回転して他方の育苗箱2 にノズル8 を対応させ
る回転手段24を備えていることを特徴とするものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明によれば、左右の台車列4 に上下に間隔
をあけて多段に備えた育苗箱2の苗に潅水するとき、請
求項１に係る本発明では走行架台6 の往路において図１
に示す如く左右の１段毎の育苗箱2 を除いてノズルパイ
プ7 に備えたノズル8 の噴出により潅水し、走行架台6
の復路においては、図２に示す如くノズルパイプ7 を昇
降手段20によって昇降させて復路において潅水していな
い左右の一段毎の育苗箱2 に対して潅水する。
をあけて多段に備えた育苗箱2の苗に潅水するとき、請
求項１に係る本発明では走行架台6 の往路において図１
に示す如く左右の１段毎の育苗箱2 を除いてノズルパイ
プ7 に備えたノズル8 の噴出により潅水し、走行架台6
の復路においては、図２に示す如くノズルパイプ7 を昇
降手段20によって昇降させて復路において潅水していな
い左右の一段毎の育苗箱2 に対して潅水する。
【０００９】また、請求項２に係る本発明では、走行架
台6 の往路において図１０に示す如く左右いずれか一方
の段積みされた育苗箱2 のすべてにノズル8 を対応させ
てノズルパイプ7 を通じて送液された水等をノズル8 の
噴出により潅水する。一方、走行架台6 の復路において
は図１１に示す如く回転手段24によりノズル8 を例えば
180°反転させ、左右いずれか他方の段積みされた育苗
箱2 のすべてに対して潅水する。
台6 の往路において図１０に示す如く左右いずれか一方
の段積みされた育苗箱2 のすべてにノズル8 を対応させ
てノズルパイプ7 を通じて送液された水等をノズル8 の
噴出により潅水する。一方、走行架台6 の復路において
は図１１に示す如く回転手段24によりノズル8 を例えば
180°反転させ、左右いずれか他方の段積みされた育苗
箱2 のすべてに対して潅水する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
ると、全体構成を示した図６において、育苗施設を構成
する緑化室1 には、図５に示した育苗箱2 を図４に示し
た台車3 に水平方向に挿抜自在として上下に間隔をあけ
て多段に備え、該台車3 の複数を列状に配置した台車列
4 を、その台車列4 間に間隔5 をあけて複数列設けられ
ている。
ると、全体構成を示した図６において、育苗施設を構成
する緑化室1 には、図５に示した育苗箱2 を図４に示し
た台車3 に水平方向に挿抜自在として上下に間隔をあけ
て多段に備え、該台車3 の複数を列状に配置した台車列
4 を、その台車列4 間に間隔5 をあけて複数列設けられ
ている。
【００１１】複数列の台車列4 の上方に、該台車列4 を
横切る方向に沿っていてかつ台車列4 に沿って往復走行
可能な走行架台6 が設けられ、該走行架台6 から鉛直方
向下方に延出していてかつ前記間隔5 内に位置するノズ
ルパイプ7 が設けられ、該ノズルパイプ7 には、上下方
向各段の育苗箱2 の苗に、移動しながら個別的に潅水す
るノズル8 の複数が備えられている。
横切る方向に沿っていてかつ台車列4 に沿って往復走行
可能な走行架台6 が設けられ、該走行架台6 から鉛直方
向下方に延出していてかつ前記間隔5 内に位置するノズ
ルパイプ7 が設けられ、該ノズルパイプ7 には、上下方
向各段の育苗箱2 の苗に、移動しながら個別的に潅水す
るノズル8 の複数が備えられている。
【００１２】育苗箱2 は図５に示す如くマット苗用で例
示され、その底板に透水孔2Aが形成され、この苗内に床
土Ｄを詰き固めて苗Ｅが図３に示す如く植立されてい
る。台車3 は図４に示したように直方形体に枠組みされ
ていてその下部に走行車輪3Aを有するとともに、上下方
向に間隔をおいて棚3Bを備え、この棚3Bに育苗箱2を水
平方向から挿抜自在として上下方向に間隔を有して載置
し、図の実施例では台車3 の庫内に２個の育苗箱2 を左
右に並設している。
示され、その底板に透水孔2Aが形成され、この苗内に床
土Ｄを詰き固めて苗Ｅが図３に示す如く植立されてい
る。台車3 は図４に示したように直方形体に枠組みされ
ていてその下部に走行車輪3Aを有するとともに、上下方
向に間隔をおいて棚3Bを備え、この棚3Bに育苗箱2を水
平方向から挿抜自在として上下方向に間隔を有して載置
し、図の実施例では台車3 の庫内に２個の育苗箱2 を左
右に並設している。
【００１３】なお、走行車輪3Aは緑化室内に敷設したレ
ール上を直線的に転動するものであり、自走形でも牽引
又は押引形のいずれであっても構わない。緑化室1 を構
成する建屋9 には建屋長手方向、すなわち、台車列4 の
長手方向に平行として敷設された左右対のレール10を図
７および図８に示す如く備え、このレール10上に走行架
台6 のサドル部6Aが懸架支持されて走行モータ11等によ
って往復走行可能とされている。
ール上を直線的に転動するものであり、自走形でも牽引
又は押引形のいずれであっても構わない。緑化室1 を構
成する建屋9 には建屋長手方向、すなわち、台車列4 の
長手方向に平行として敷設された左右対のレール10を図
７および図８に示す如く備え、このレール10上に走行架
台6 のサドル部6Aが懸架支持されて走行モータ11等によ
って往復走行可能とされている。
【００１４】走行架台6 のためのレール10に並設して建
屋9 には給水樋12が設けられていて該給水樋12内の水は
架台6 に備えたポンプ13によって吸水管14を介して吸込
み可能とされている。ポンプ13の吐出側には架台6 の長
手方向に沿って給水管15が連通接続されていて、該給水
管15に図１および図２に示す如く接続エルボ16を介して
ノズルパイプ7 が連通接続されている。
屋9 には給水樋12が設けられていて該給水樋12内の水は
架台6 に備えたポンプ13によって吸水管14を介して吸込
み可能とされている。ポンプ13の吐出側には架台6 の長
手方向に沿って給水管15が連通接続されていて、該給水
管15に図１および図２に示す如く接続エルボ16を介して
ノズルパイプ7 が連通接続されている。
【００１５】図１〜図３に示した請求項１に係る本発明
の第１実施例では、ノズル8 は上下段のすべての育苗箱
2 に対応するのではなくひとつおきの育苗箱2 に対応し
て左右に並設されてノズルパイプ7 に連通されていて、
ポンプ13から吐出された水、その他薬液等を左右方向か
ら均一に潅水するようになっている。ノズルパイプ7 は
接続エルボ16に可撓性ホース17を介してその上部が連通
接続されているとともに、流体シリンダ18とそのロッド
19で例示する昇降手段20によって昇降自在とされてお
り、ここに、ノズル8 の個数を従来例よりも半分の個数
に節減してもノズルパイプ7 の昇降によって全ての育苗
箱2 内の苗等に移動中において均一潅水するようになっ
ている。
の第１実施例では、ノズル8 は上下段のすべての育苗箱
2 に対応するのではなくひとつおきの育苗箱2 に対応し
て左右に並設されてノズルパイプ7 に連通されていて、
ポンプ13から吐出された水、その他薬液等を左右方向か
ら均一に潅水するようになっている。ノズルパイプ7 は
接続エルボ16に可撓性ホース17を介してその上部が連通
接続されているとともに、流体シリンダ18とそのロッド
19で例示する昇降手段20によって昇降自在とされてお
り、ここに、ノズル8 の個数を従来例よりも半分の個数
に節減してもノズルパイプ7 の昇降によって全ての育苗
箱2 内の苗等に移動中において均一潅水するようになっ
ている。
【００１６】なお、可撓性ホース17はノズルパイプ7 の
昇降を許容するものであり、また、該ノズルパイプ7 が
他物に接触ないし衝突したときの逃げを許容するもので
あり、このため、走行中の移動によりノズルパイプ7 が
横振れなどするのは、ウエイト21を備えることによって
防止している。従って、図１に示す状態で走行架台6 を
往路移動中に、上下段の少なくともひとつおきの育苗箱
2 に均一潅水し、その後、走行架台6 の復路移動中にお
いては昇降手段20によりノズルパイプ7 を上下動させ、
残りの少なくともひとつおきされた育苗箱2 に図２で示
す如く均一潅水する。
昇降を許容するものであり、また、該ノズルパイプ7 が
他物に接触ないし衝突したときの逃げを許容するもので
あり、このため、走行中の移動によりノズルパイプ7 が
横振れなどするのは、ウエイト21を備えることによって
防止している。従って、図１に示す状態で走行架台6 を
往路移動中に、上下段の少なくともひとつおきの育苗箱
2 に均一潅水し、その後、走行架台6 の復路移動中にお
いては昇降手段20によりノズルパイプ7 を上下動させ、
残りの少なくともひとつおきされた育苗箱2 に図２で示
す如く均一潅水する。
【００１７】図９は請求項１に係る本発明の第２実施例
であり、前述した第１実施例ではノズルパイプ7 のそれ
ぞれを個別的に昇降できるものであったのに対し、この
第２実施例では、昇降手段20に連動する中継部材22およ
び該中継部材22に備えた連結部材23によって、複数本の
ノズルパイプ7 を昇降できるようにしたものであり、こ
れによると昇降手段20の個数は少なくて済むし、その制
御も容易とできる。
であり、前述した第１実施例ではノズルパイプ7 のそれ
ぞれを個別的に昇降できるものであったのに対し、この
第２実施例では、昇降手段20に連動する中継部材22およ
び該中継部材22に備えた連結部材23によって、複数本の
ノズルパイプ7 を昇降できるようにしたものであり、こ
れによると昇降手段20の個数は少なくて済むし、その制
御も容易とできる。
【００１８】なお、その他は既述した第１実施例と共通
するので共通部分は共通符号で示している。図１０およ
び図１１は請求項２に係る本発明の第１実施例であり、
ノズルパイプ7 に備えたノズル8 は上下段の育苗箱2 の
各段に対応しており、かつ左右の育苗箱2 のいずれか一
方に対応しているとともに、ノズルパイプ7 をその軸心
回りに回転する回転手段24を備えた点において、請求項
１に係る実施例と異なり、その他は、既述した構成と共
通することから、共通部分は共通符号で示している。
するので共通部分は共通符号で示している。図１０およ
び図１１は請求項２に係る本発明の第１実施例であり、
ノズルパイプ7 に備えたノズル8 は上下段の育苗箱2 の
各段に対応しており、かつ左右の育苗箱2 のいずれか一
方に対応しているとともに、ノズルパイプ7 をその軸心
回りに回転する回転手段24を備えた点において、請求項
１に係る実施例と異なり、その他は、既述した構成と共
通することから、共通部分は共通符号で示している。
【００１９】ノズルパイプ7 の上部はロータリ接続部材
24A を介して給水管15に連通接続されていて、回転手段
24は電動モータ25によって回転されるピニオン26を備
え、該ピニオン26がロータリ接続部材24A に咬合されて
いる。従って、請求項２に係る本発明の実施例では、図
１０に示す往路移動中において、左方の育苗箱2 の各段
に均一潅水し、復路においてはノズル8 の向きを右方の
育苗箱2 に対応させて各段に均一潅水するものである。
24A を介して給水管15に連通接続されていて、回転手段
24は電動モータ25によって回転されるピニオン26を備
え、該ピニオン26がロータリ接続部材24A に咬合されて
いる。従って、請求項２に係る本発明の実施例では、図
１０に示す往路移動中において、左方の育苗箱2 の各段
に均一潅水し、復路においてはノズル8 の向きを右方の
育苗箱2 に対応させて各段に均一潅水するものである。
【００２０】図１２(A)(B)は請求項２に係る本発明の第
２実施例であり、走行架台6 に軸受27によって回転自在
に支持したピニオン軸28に上下ピニオン26を設け、該上
ピニオン26に咬合するラック29を流体シリンダ30で往復
動することで、複数本（全部も含む) ノズルパイプ7 を
ノズル8 が左右に位置変更自在としたものである。図１
３(A)(B)は電動モータ31とエンドレス巻掛体32によって
２本又は複数本のノズルパイプ7 を回転するようにした
第３実施例を示している。
２実施例であり、走行架台6 に軸受27によって回転自在
に支持したピニオン軸28に上下ピニオン26を設け、該上
ピニオン26に咬合するラック29を流体シリンダ30で往復
動することで、複数本（全部も含む) ノズルパイプ7 を
ノズル8 が左右に位置変更自在としたものである。図１
３(A)(B)は電動モータ31とエンドレス巻掛体32によって
２本又は複数本のノズルパイプ7 を回転するようにした
第３実施例を示している。
【００２１】なお、以上説明した本発明の各実施例にお
いて、次のような改善等は自由である。各ノズルパイプ
の入口に電磁開閉バルブを設けて噴出量を制御するこ
と。昇降するノズルパイプはこれを入れ子構造にするこ
とおよび昇降するノズルパイプのときは、ノズルを２個
おきごとに列設すること等々である。
いて、次のような改善等は自由である。各ノズルパイプ
の入口に電磁開閉バルブを設けて噴出量を制御するこ
と。昇降するノズルパイプはこれを入れ子構造にするこ
とおよび昇降するノズルパイプのときは、ノズルを２個
おきごとに列設すること等々である。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ノズル個
数を従来例に比べて大幅に節減できて、これにより、ポ
ンプは低圧な安価なものにできるとともにノズルの制
御、メンテナンスも大幅に節減できてコストダウンを図
ることができる。
数を従来例に比べて大幅に節減できて、これにより、ポ
ンプは低圧な安価なものにできるとともにノズルの制
御、メンテナンスも大幅に節減できてコストダウンを図
ることができる。
【図１】請求項１に係る本発明第１実施例の往路工程に
おける要部立面図である。
おける要部立面図である。
【図２】請求項１に係る本発明第１実施例の復路工程に
おける要部立面図である。
おける要部立面図である。
【図３】潅水状態を示す断面図である。
【図４】台車の斜視図である。
【図５】育苗箱の斜視図である。
【図６】育苗施設全体の立面図である。
【図７】育苗施設の概略平面図である。
【図８】育苗施設の概略斜視図である。
【図９】請求項１に係る本発明第２実施例の要部立面図
である。
である。
【図１０】請求項２に係る本発明第１実施例の往路工程
における要部立面図である。
における要部立面図である。
【図１１】請求項２に係る本発明第１実施例の復路工程
における要部立面図である。
における要部立面図である。
【図１２】請求項２に係る本発明第２実施例を示し、
(A) は立面図、(B) は平面図である。
(A) は立面図、(B) は平面図である。
【図１３】請求項２に係る本発明第３実施例を示し、
(A) は立面図、(B) は平面図である。
(A) は立面図、(B) は平面図である。
２ 育苗箱 ３ 台車 ４ 台車列 ５ 間隔 ６ 走行架台 ７ ノズルパイプ ８ ノズル 20 昇降手段 24 回転手段
Claims (2)
- 【請求項１】 水平方向に挿抜自在な育苗箱(2) を上下
に間隔をあけて多段に備えた台車(3) の複数を列状に配
置した台車列(4) を、その台車列(4) 間に間隔(5) をあ
けて複数列設け、該複数列の台車列(4) の上方に、該台
車列(4) を横切る方向に沿っていてかつ台車列(4) に沿
って往復走行可能な走行架台(6) を設け、該走行架台
(6) から鉛直方向下方に延出していてかつ前記間隔(5)
内に位置するノズルパイプ(7) を設け、上下方向各段の
育苗箱(2) の苗に、移動しながら個別的に潅水するノズ
ル(8) の複数を前記ノズルパイプ(7) に備えている育苗
施設において、 前記ノズル(8) は、上下段の育苗箱(2) に対して少なく
ともひとつおきでかつ左右の育苗箱(2) に対応して備え
られ、上下段の育苗箱(2) の間隔を有してノズルパイプ
(7) を鉛直方向に昇降する昇降手段(20)を備えているこ
とを特徴とする育苗施設。 - 【請求項２】 水平方向に挿抜自在な育苗箱(2) を上下
に間隔をあけて多段に備えた台車(3) の複数を列状に配
置した台車列(4) を、その台車列(4) 間に間隔(5) をあ
けて複数列設け、該複数列の台車列(4) の上方に、該台
車列(4) を横切る方向に沿っていてかつ台車列(4) に沿
って往復走行可能な走行架台(6) を設け、該走行架台
(6) から鉛直方向下方に延出していてかつ前記間隔(5)
内に位置するノズルパイプ(7) を設け、上下方向各段の
育苗箱(2) の苗に、移動しながら個別的に潅水するノズ
ル(8) の複数を前記ノズルパイプ(7) に備えている育苗
施設において、 前記ノズル(8) は、上下段の育苗箱(2) の間隔を有して
左右の育苗箱(2) のいずれか一方に対応して備えられ、
ノズルパイプ(7) を鉛直軸心回りに回転して他方の育苗
箱(2) にノズル(8) を対応させる回転手段(24)を備えて
いることを特徴とする育苗施設。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4328270A JP2736298B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 育苗施設 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4328270A JP2736298B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 育苗施設 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06169652A true JPH06169652A (ja) | 1994-06-21 |
| JP2736298B2 JP2736298B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=18208354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4328270A Expired - Lifetime JP2736298B2 (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 育苗施設 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2736298B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202523A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Toyota Auto Body Co Ltd | 栽培植物の支持方法及び支持装置 |
| KR200457841Y1 (ko) * | 2010-01-14 | 2012-01-06 | 손동숙 | 하우스용 분사장치의 분사대 이송고정구 |
| KR20200027208A (ko) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 디자인파머스 주식회사 | 버섯 재배용 수분 공급 장치 |
| KR102114591B1 (ko) * | 2019-11-13 | 2020-05-22 | 함승원 | 이끼식물을 이용한 공기정화장치 |
| WO2021154069A1 (en) * | 2020-01-27 | 2021-08-05 | Visser 's-Gravendeel Holding B.V. | System for cultivation of plants in receptacles with a supply hub and trolleys supporting the receptacles |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| KR102325831B1 (ko) | 2018-07-23 | 2021-12-14 | 에프디지앤 주식회사 | 식물의 재배 장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS4842990U (ja) * | 1971-09-22 | 1973-06-02 | ||
| JPH0420567A (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-24 | Toray Ind Inc | 樹脂組成物 |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP4328270A patent/JP2736298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2736298B2 (ja) | 1998-04-02 |
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