JPH0616947B2 - エンジン溶接機の遠隔制御方法並びにその装置 - Google Patents

エンジン溶接機の遠隔制御方法並びにその装置

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JPH0616947B2
JPH0616947B2 JP2289819A JP28981990A JPH0616947B2 JP H0616947 B2 JPH0616947 B2 JP H0616947B2 JP 2289819 A JP2289819 A JP 2289819A JP 28981990 A JP28981990 A JP 28981990A JP H0616947 B2 JPH0616947 B2 JP H0616947B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、溶接ケーブルを利用してエンジン溶接機の溶
接電流を遠隔制御し得るエンジン溶接機の遠隔制御方法
並びにその装置に関する。
「従来の技術」 従来のこの種のエンジン溶接機の遠隔制御方法並びに装
置としては、実公昭31−1735号公報、及び実公昭
62−27331号公報記載のものが既に提案されてい
る、即ち、実公昭31−1735号公報記載のものは、
インピーダンスの異なる複数の端子を備えた可搬インピ
ーダンス器と溶接機として可動線輪型構造のものを用
い、溶接電流を増加、又は減少させたい場合はホルダー
と母材との間に所定のインピーダンスの端子を接触させ
る。この所定のインピーダンスに見合う電流が出力回路
に流れると、電流値に応じたリレーが作動し、このリレ
ーの作動でモータを正転又は逆転させて、溶接機の可動
鉄心を可動させて溶接電流を増加させ又は減少させるよ
うにしたものである。一方実公昭62−27331号公
報記載のものは、母材に対する溶接棒の溶接時間により
溶接電流を増減させるようにしたものである。つまり、
溶接電流を増加させる場合は、母材に溶接棒を2秒間だ
け溶着させると、こと溶着時の出力電圧に応動してタイ
マーが設定時間だけモータを回転させて、溶接電流を増
加させる。母材に溶接棒を2秒以上のα秒だけ溶着させ
れば、α−2秒間だけモータが逆転して溶接電流を減少
させるようになっている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記の実公昭31−1735号公報記載
のものは、可搬インピーダンス器によるインピーダンス
の相違を溶接出力回路に流れる電流値の変化として採ら
えて、この変化値に対応するリレーを作動させて溶接電
流を制御するものであるから、誤動作の発生する虞れが
あり、又エンジン溶接機にはそのまま利用できない、つ
まり、溶接電流は溶接条件により大幅に変動することが
あり、この変動によりモータが誤動作をして不用意に溶
接電流が変化するといった事態が発生する。又商用電源
から可動線輪型溶接機を介して溶接電流を供給する形式
であるから、自動緩速装置を有しかつサイリスタで溶接
電流を調整するエンジン溶接機には利用し得ない。
一方実公昭62−27331号公報記載のものは母材へ
の溶接棒の溶着時間で溶着電流を増減させるものである
から、溶接中に不用意に母材に対して溶接棒が溶着する
ことがしばしばあり、これが誤って溶接電流の増減の信
号として採ら得られてモータが駆動されることがあり、
又この場合も上記と同様に可動線輪型(又は可動鉄心
型)と思われ、この種の形式ではそのままエンジン溶接
機には適用し得ないといった問題がある。
そこで本発明は上記事情に鑑み、溶接電流の制御のため
の信号を他の溶接電流そのものと誤って判別するなどと
いったことがなく、制御動作が確実で、かつ複数の出力
回路を備えた形式のものにも、各出力回路毎に単独で溶
接電流の制御が可能で、しかも手動で設定するための電
流設定用可変抵抗の値を基準にして自動的に調整するこ
とで、予め予測して電流設定用可変抵抗により設定し、
更に自動により最適な値に調節する利便性を備えたエン
ジン溶接機の遠隔制御方法並びにその装置を提供するこ
とを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成すべくなされたもので、請求
項で(1)では溶接ケーブルに溶接電流の他に遠隔制御用
高周波信号を重畳させておき、ノイズフィルタを介して
溶接ケーブルの出力端を溶接母材に制御用コードを形成
するために設定回数だけ接触させ、この接触によるコー
ド化された遠隔制御用高周波信号をリモートコントロー
ルユニットが溶接電流の増減の何れかに判別して電流コ
ントローラを制御してなることを特徴とするエンジン溶
接機の遠隔制御方法にある。請求項(2)では、複数の溶
接出力を各溶接ケーブルに遠隔制御用高周波信号を重畳
させ、母材にノイズフィルタを介し溶接ケーブルの出力
端を接触させることでコード化された遠隔制御用高周波
信号をリモートコントロールユニットが各々の溶接出力
回路毎に判別して、各溶接出力回路で独自に電流コント
ローラを制御してなることを特徴とする請求項(1)記載
のエンジン溶接機の遠隔制御方法にある。請求項(3)で
は、上記電流コントローラで溶接電流を制御し得る範囲
を複数段に分割しておき、遠隔制御用高周波信号による
増減指令をリモートコントロールユニットが受けた時
に、増減指令を受ける度毎に1ステップずつ溶接電流を
増減させるべく電流コントローラを制御してなることを
特徴とする請求項(1)、又は請求項(2)記載のエンジン溶
接機の遠隔制御方法にある。請求項(4)では予め電流設
定用可変抵抗による設定値をリモートコントロールユニ
ットに読込ませておき、遠隔制御用高周波信号による増
減指令をリモートコントロールユニットが受けた時に、
該リモートコントロールユニットからの指令で上記電流
設定用可変抵抗による設定値を基準にして電流コントロ
ーラが溶接電流を増減すべく制御してなることを特徴と
する請求項(1)、請求項(2)、又は請求項(3)記載のエン
ジン溶接機の遠隔制御方法ある。請求項(5)では、溶接
テーブルに遠隔制御用高周波信号を重畳させるための高
周波発信器と、溶接ケーブルの出力端に接続されるノイ
ズフィルタと、溶接ケーブルに重畳されかつノイズフィ
ルタを介して溶接ケーブルの出力端と母材との接触回数
によりコード化された遠隔制御用高周波信号を受け入れ
て溶接電流の増減を判別するリモートコントールユニッ
トと、該リモートコントロールユニットからの指令で溶
接電流を制御する電流コントローラとからなることを特
徴とするエンジン溶接機の遠隔制御装置にある。
請求項(6)では、溶接出力回路が複数組有して、各溶接
出力回路毎にノイズフィルタと、リモートコントロール
ユニットと、電流コントローラとをそれぞれ備えてなる
ことを特徴とする請求項(5)記載のエンジン溶接機の遠
隔制御装置にある。
「実施例」 以下に、本発明に係るエンジン溶接機の遠隔制御方法並
びにその装置の一実施例を図面に基づき説明する。第1
図において、1はエンジン、2は該エンジンで駆動され
る発電機である。エンジン1にはダイナモ3及びスター
タ4がそれぞれ付設されていて、ダイナモ3がレギュレ
ータ5を介してバッテリ6を充電し、又スタータ4がバ
ッテリ6からバッテリスイッチ7及びスタータスイッチ
8を介して給電されると駆動してエンジン1を起動させ
ることは周知のものと同じである。上記スタータスイッ
チ8は、予熱・運転・停止を手動で切り換えるものであ
るが、セフティーリレー4aが作動するとその切り換え
操作によってもスタータ4が起動せず、又エンジン1の
駆動中にエマージェンシーリレー9が作動した時はスト
ップリレー10が作動してストップソレノイド11を励
磁し、これによりエンジン1を停止させるようになって
いる。エマージョンシーリレー9は潤滑油が異常油圧に
なると油圧スイッチ12がオンし、冷却水温が異常値に
なると水温スイッチ13がオンし、又はバッテリ6の充
電に異常が発生すると、パイロットランプ14の点灯と
共に作動するものである。スタータスイッチ8は、バッ
テリー6から上記エマージョンシーリレー9、ストップ
リレー10、パロットランプ14、その他後述の各装置
に直流電源を供給するようになっている。ダイナモ3に
よるバッテリ6の充電に異常が発生した場合には、チャ
ージインジケータユニット15を介して上記エマージエ
ンシーリレー9を作動させる共にパイロットランプ14
を点灯させるようになっている。CPUを備えたリモー
トコントロールユニット16からはスタータスイッチ8
の各切換え位置の回路に信号が供与されるようになって
いる。リモートコントロールユニット16にはリモコン
/手動切換えスイッチ17からの切換え位置の情報も入
力されるようになっている。上記発電機2は、第1のブ
リッジ回路18及び第2のブリッジ回路19、1人用2
人用切換え回路20を介して第1の出力端子21a,2
1b及び第2の出力端子22a,22bにそれぞれ接続
されている。第1のブリッジ回路18及び第2のブリッ
ジ回路19はダイオードRe,ReとサイリスタS
CR,SCRとからなり、サイリスタSCRが第
1の電流コントローラ23で、サイリスタSCRが第
2の電流コントローラ23でそれぞれ点弧角が制御され
るようになっている。第1の電流コントローラ23には
第1の電流設定用可変抵抗VRを、又第2の電流コン
トローラ24には第2の電流設定用可変抵抗VRをそ
れぞれ付設させてある。第1の電流設定用可変抵抗VR
及び第2の電流設定用可変抵抗VRの各設定位置は
リモートコントロールユニット16に読込まれるように
なっている。リモートコントロールユニット16は読込
んだ第1の電流設定用可変抵抗VR及び第2の電流設
定用可変抵抗VRの各設定位置に基づき第1の電流コ
ントローラ23及び第2の電流コントローラ24をそれ
ぞれ制御し、かつリモートコントロール時には、第1の
電流設定用可変抵抗VR及び第2の電流設定用可変抵
抗VR2の各読込んだ設定値を基準にして、以後第1の
電流設定用可変抵抗VR及び第2の電流設定用可変抵
抗VRを切離して自由に制御し得るようになってい
る。上記1人用2人用切り換え回路20は、第1のブリ
ッジ回路18と第2のブリッジ回路19との出力を単独
で、又は並列に加えて使用可能に切換える切り換えスイ
ッチSWと、各々の出力端子21a,21b,22
a,22b間に挿入された抵抗R,Rとから成って
いる。切換えスイッチSWを切換えると抵抗Rの両
端の電圧降下が零になるから、この電圧の有無でリモー
トコントロールユニット16が1人用か又は2人用かを
検出するようになっている。又出力端子21a,21
b,22a,22bと第1のブリッジ回路18及び第2
のブリッジ回路19との間には電流平滑用のリアクタ2
5,26をそれぞれ挿入する。出力端子21a,21
b,22a,22bには溶接ケーブル33a,33b,
34a,34bを介して溶接棒を脱着自在に挟持するホ
ルダー29,30及び母材31,32を接続する。リモ
ートコントロールユニット16には第1の遠隔制御回路
35及び第2の遠隔制御回路36を有し、該第1の遠隔
制御回路35及び第2の遠隔制御回路36には各々ダイ
オード回路37,38を介して出力端子21a,21
b,22a,22b側に接続させてある。第1の遠隔制
御回路35及び第2の遠隔制御回路36は第2図に示す
如き同一の回路構成になっている。第2図において、第
1図のダイオード回路37,38は第1のブリッジ回路
18及び第2のブリッジ回路19と共用させてある。つ
まり、第1の遠隔制御回路35及び第2の遠隔制御回路
36はCPUで発振動作が制御される高周波発振器39
を有し、高周波発振器39からの遠隔制御用高周波信号
が絶縁トランス40を経て、発電機2より出力端子21
a,21b,22a,22bに至るライン中に送込むよ
うになっている。又、1台の高周波発振器39を第1の
遠隔制御回路35と第2の遠隔制御回路36とに共用す
ることも可能で、この場合1台の高周波発振器39から
の高周波信号を分岐させて、第1の遠隔制御回路35と
第2の遠隔制御回路36との各絶縁トランス40に供給
させる。上記発電機2と第1のブリッジ回路18及び第
2のブリッジ回路19との間のラインに信号検出用変流
器CTを付設させておき、該信号検出用変流器CT
にノイズルフィルタ57、第1のアンプ41及びハイレ
ベル用アンプ42を介してCPUに接続させてあり、更
に上記第1のアンプ41にローレベル用アンプ43を介
してCPUに接続させてある。一方、上記各ホルダー2
9,30には、コンデンサCと抵抗Rとの並列回路
より成るノイズフィルタ44,45を付設する。コンデ
ンサC及び抵抗Rの値は、上記高周波発振器39か
ら出力される高周波信号を通しやすく、それ以外の周波
数のノイズを拾い難い値に設定してある。ノイズフィル
タ44,45はホルダー29,30に対して着脱自在又
は内蔵の何れでも可能である。ノイズフィルタ44,4
5として脱着形式の場合は、第3図及び第4図に示す如
きタッチセンサーA,Bに形成することも可能である。
つまり、並列接続されたコンデンサCと抵抗Rとを
絶縁ケース48内に収納し、コンデンサCと抵抗R
との一方の接続点に第1の接触端子49を接続し、コン
デンサCと抵抗Rとの他方の接続点に第2の接触端
子50を接続する。該第1の接触端子49及び第2の接
触端子50は、ケース48内から外方に突出させてお
き、第2の接触端子50をリモートコントロール時にホ
ルダー29,30に挟持させ、第1の接触端子49を母
材31,32に接触させるようにしたものである。又、
絶縁ケース48には作業者の衣服に掛止めし得るクリッ
プ28を設けてある。ホルダー29,30内蔵形式にあ
っては、第5図に示す如く各ホルダー29,30の絶縁
カバー27に上記ノイズフィルタ44,45を固設し、
ノイズフィルタ44,45の一端を溶接ケーブル33
a,34aに接続し、ノイズフィルタ44,45の他端
を各々接触子46,47に接続する。各接触子46,4
7は絶縁カバー27に突設させる。上記発電機2には商
用周波数の交流電源を取り出し得る巻線を有し、該巻線
からブレーカ51を介して負荷に給電できるようになっ
ている。該ブレーカ51に至るまでの出力線52、更に
は上記発電機2からダイオード回路37及びダイオード
回路38に至るまでのパイロット巻線(補助巻線)に自
動緩速用変流器CTを付設させておく。該自動緩速用
変流器CTに自動緩速装置55を接続する。自動緩速
用変流器CTに負荷電流が検出されるとソレノイド5
6を消勢させてエンジン1を高速の定格運転にすべく制
御するようになっている。該自動緩速装置55により自
動緩速制御をさせる場合には予め自動緩速用スイッチS
を閉じておくことは勿論である。上記ブレーカ51
を介して負荷に負荷電流が供与されると、これを検出し
てリモートコントロールユニット16に入力させるよう
になっている。又エンジン1が起動すると、ダイナモ3
の発電出力の一部をリモートコントロールユニット16
が取込んでエンジン1の起動の有無を検出するようにな
っている。
次に、エンジン溶接機の遠隔制御方法を説明する。この
場合において、上記リモコン/手動切り換えスイッチ1
7を予めリモコン側に切り換えておく。
まず、1人用2人用切り換え回路20を1人用に切り換
えた場合のエンジン起動を説明すれば、母材31にホル
ダー29の接触子46又はタッチセンサーAの第1の接
触端子49を1秒間隔をおいて2回接触させる。接触時
間(パルス幅)は実験の結果0.16ms〜1s程度
が、又接触間隔(パルス間隔)は96ms〜1s程度が
最も使い勝手が良かった。この接触により高周波発振器
39から出力される遠隔制御用高周波信号が溶接ケーブ
ル33aからホルダー29、ノイズフィルタ44、母材
31及び溶接ケーブル33bに至る如く流れて、信号検
出用変流器CTに検出され、第1のアンプ41、ロー
レベル用アンプ43を介してCPUに入力される。CP
Uでは、第6図に示す如き処理動作をする。つまり、ま
ずステップ1でスタートすると、ステップ2で上記の如
きエンジン起動信号が入力されたか否かを判定し、入力
された時にステップ3に進む。ステップ3では予熱の開
始2秒前にブザーを2秒間鳴音させ、エンジン周囲の者
に報知させて危険を防止する。次いで、ステップ4で予
熱を行う。予熱は周囲温度などの条件に応じて0〜15
秒の範囲内に自由に設定できるようになっている。ステ
ップ5で予熱が充分行われた後に、ステップ6でスター
タ4を駆動させてエンジン1の起動をさせる。ステップ
7ではエンジン1の起動が行われたか否かを判定する。
エンジン1が起動されない時は、ステップ8に進んでス
タータ4を駆動させてから5秒経過したか否かを判定
し、5秒経過前であればステップ7に戻り、5秒経過し
ている時は、ステップ9で予熱を含めて全運転をオフに
し、ステップ10で起動制御を停止させる。以後、エン
ジン1の再起動を行わせるには、ステップ1からやり直
す。上記ステップ7でエンジン1が起動されたものと判
定されると、ステップ11に進む。エンジン1の起動の
有無は、ダイナモ3から出力されるか否かで判定され
る。次いで、ステップ11でスタータ4を駆動させる回
路及び予熱のための回路をオフにし、ステップ12でエ
ンジン1の起動が完了する。エンジン1が起動されると
低速運転となり、ホルダー29,30に挾着された溶接
棒を母材31,32に短絡させ、又交流電線を接続して
負荷電流が流れると負荷検出用変流器CTがこれを検
出して、自動緩速装置55が動作をしてソレノイド56
を消勢せしめ、エンジン1を高速の定格運転とし、発電
機2から所定の出力を生ぜしめる。負荷使用後、一定時
間経過後に上記自動緩速運転装置55はエンジン1を低
速運転にする。
上記エンジンの起動制御時において、エンジン1の起動
後、5秒以内に交流電流から負荷に給電される状態が発
生すると、直ちにリモートコントロールユニット16が
エンジン1を停止させるようになっている。つまり、リ
モートコントロールユニット16がダイナモ3の発電出
力によりエンジン1の起動確認後、5秒以内に交流電源
からの負荷電流を検出すると、該リモートコントロール
ユニット16がストップリレー10を介してストップソ
レノイド11を作動させてエンジン1を停止させ、これ
により交流電源に負荷が接続されてあると、負荷が突然
起動されて、危険であるために、この危険を防ぐように
なっている。
次に、溶接作業において、溶接電流の値を調節する遠隔
制御について説明する。この場合、上記の如く1人用2
人用切換えスイッチSWを1人用に切換えてあって、
リモートコントロールユニット16が、この旨を検出し
ているものとする。まず、第7図に示す如く、ステップ
1でスタートし、ステップ2でエンジン1が起動したか
否かを判定し、エンジン1が起動した旨を判定すると、
ステップ3に進む。ステップ3では第1の電流設定用可
変抵抗VRの抵抗値を読込み記憶する。一方、第2の
電流設定用可変抵抗VRの抵抗値も読込まれるが、第
2の電流コントローラ24は、1人用形式の場合、遠隔
制御されず、第2の電流設定用可変抵抗VRの値で第
2の電流コントローラ24が第2のブリッジ回路19の
サイリスタを制御する。つまり、手動操作で第2の電流
設定用可変抵抗VRを設定した値でのみ第2のブリッ
ジ回路19のサイリスタを制御する。次いで、ステップ
4で、電流増加信号があるか否かを判定する。電流増加
信号は、ホルダー29の接触子46又はタッチセンサー
Aの第1の接触端子49を4回接触させる。この接触時
間及び接触間隔は、上記起動の場合と同じである。この
接触により高周波発振器39からの遠隔制御用高周波信
号が溶接ケーブル33a、ホルダー29、ノイズフィル
タ44、母材31及び溶接ケーブル33bに至る如く流
れ、このパルス状の遠隔制御用高周波信号を信号検出用
変流器CTに検出させ、第1のアンプ41、ロールベ
ル用アンプ43を介してリモートコントロールユニット
16に入力される。電流増加信号がある旨を判定する
と、ステップ5で、リモートコントロールユニット16
から第1の電流コントローラ23に指令を発して、該第
1の電流コントローラ23による第1のブリッジ回路1
8を制御して溶接電流を増加する。この溶接電流の制御
に当たっては、制御範囲の最大値から最小値までを複数
等分し、電流増加信号があった旨の判定が行われる度毎
に、1ステップづつ増加させるものである。この場合、
上記ステップ3で読込んだ第1の電流設定用可変抵抗V
で設定した値を基準にして増加させる。ステップ6
で溶接電流の増加制御が完了する。逆に溶接電流を値を
低減させる場合は、母材31に上記接触子46又は第1
の溶接端子49の何れかを3回接触させる。この接触の
条件も上記起動時と同じである。ステップ7では、上記
と同様にしてリモートコントロールユニット16が電流
減少信号があるか否かを判定し、電流減少信号がある時
にステップ8に進む。ステップ8では、電流減少信号が
ある旨の判定をする度毎に上記の如く制御範囲を複数等
分した値のうち、1ステップづつ減少させ、ステップ9
で溶接電流の減少制御を完了する。
次にエンジン1を停止させる場合は、第8図に示す如く
まずステップ1でスタートとして、ステップ2でエンジ
ン停止信号があるか否かを判定する。エンジン停止信号
は、母材31に上記ホルダー29の接触子46又はタッ
チセンサーAの第1の接触端子49を連続して3秒以上
接触させれば、高周波発振器39から出力される遠隔制
御用高周波信号が上記と同様にして信号検出用変流器C
に検出され、第1のアンプ41、ローレベル用アン
プ43を経てリモートコントロールユニット16、特に
CPUに入力される。ステップ2で、エンジン停止信号
がある旨の判定があると、ステップ3でエンジンを停止
させる2秒前に約2秒間ブザーで鳴音させる。ステップ
4でリモートコントロールユニット16が運転回路をオ
フしに、ステップ5でそれから30秒後にエンジン1が
停止したか否かを判定し、エンジン1が停止しない場合
に、ステップ6でブザーを鳴音させて警告を発し、ステ
ップ7でスタータスイッチ8が停止位置又はリモコン/
手動切換えスイッチ17が手動側に位置させた時にのみ
ステップ8に進んでブザーの鳴音動作を停止させる。ス
テップ5でエンジン停止の旨の判定があると、ステップ
9に進んでエンジン停止の制御が完了する。上記母材3
1にホルダー29の接触子46又はタッチセンサーAの
第1の接触端子49を接触させてエンジン1を停止させ
ようとした場合に、交流電源から交流負荷に給電させて
いる状態ではリモートコントロールユニット16が使用
中である旨を検出して、エンジン停止信号が入力されて
もエンジン1を停止させない。又、スタータスイッチ8
はリモートコントロールユニット16に対して優先させ
てあって、スタータスイッチ8を停止位置に切換え動作
すれば、リモコン操作の如何に拘らず、エンジン1を停
止させるようになっている。
二人で溶接作業をする場合には、上記1人用2人用切換
えスイッチSWを2人用側に切換える。この切換え
で、リモートコントロールユニット16には二人用であ
る旨が入力される。エンジン1の起動、又は停止は上記
と全く同じであるが、このエンジン起動、停止の遠隔操
作は一方の出力端子21a、21a側のみ可能であっ
て、他方の出力端子22a、22b側ではできない。つ
まり他方の出力端子22a、22b側で母材32にホル
ダー30の接触子47又はタッチセンサーBの第1の接
触端子49を接触させてリモートコントロールユニット
16に高周波発振器39からの遠隔制御用高周波信号が
入力しても、受入れないようにしてある。但し、溶接電
流の値は、それぞれ独自に行い得るようになっている。
この溶接電流の遠隔制御方法は、上記1人用の場合の第
7図に示すものと全く同様にして行われるが、この場合
第1のブリッジ回路18にサイリスタが第1の電流コン
トローラ23で、又第2のブリッジ回路19にサイリス
タが第2に電流コントローラ24でそれぞれ単独で制御
する。
尚1人用2人用切換えスイッチSWを1人用に切換え
た場合に上記遠隔制御されない側の第2の電流設定用可
変抵抗VRを操作すれば溶接電流を調節し得、つまり
溶接箇所と離れた位置の設置されたエンジン溶接機本体
側でも溶接電流を調節し得て利便性を図っている。
又、第9図に示す如く、溶接終了後、1秒以内に遠隔制
御高周波信号PがCPUに入力されても、CPU
では受入れず、何等遠隔制御が行れない。上記遠隔制御
用高周波信号のパルス間隔が予め設定した0.96ms
〜1sより狭い幅の場合もCPUでは遠隔制御のための
信号としては受入れないようになっている。
ところで、上記遠隔制御用高周波信号は、母材31、3
2と各ホルダー29,30の接触子46、47又はタッ
チセンサーA,Bの第1の接触端子49との接触によ
り、溶接ケーブル33a、33b、34a、34bに重
畳させるが、該溶接ケーブル33a、33b、34a、
34bには溶接電流も流すために、この溶接電流と区別
する必要がある。第2図に示す信号検出用変流器CT
で溶接電流を検出すると、ノイズフィルタ57でノイズ
を除去した後に第1のアンプ41からハイレベルが出力
され、従ってローレベル用アンプ43のみならず、ハイ
レベル用アンプ42からも出力されてCPUに入力され
るので、CPUでは遠隔制御用高周波信号でないと判断
するものである。遠隔制御用高周波信号は、溶接電流に
比べてレベルが低いことから、上記の如くノイズフィル
タ57でのノイズの除去後にローレベル用アンプ43の
みを介してCPUに入力されて処理動作をする。又、C
PUで上記の如く母材31、32と各ホルダー29,3
0の接触子46、47又は各タッチセンサーA,Bの第
1の接触端子49との接触によるパルス状の遠隔制御用
高周波信号を受入れて起動や停止等各種制御を行わせし
めるが、各種制御態様を識別するのにパルス回数で行う
形式の他、一旦積分をしてその積分値をレベル値に変換
させた後に設定レベル値と比較して各種制御を行う形式
も可能である。各ホルダー29,30に挾着させた溶接
棒を母材31、31に接触させた時と、ノイズフィルタ
44、45を介して各ホルダー29,30の接触子4
6、47又はタッチセンサーA,Bの第1の接触端子4
9を母材31、32に接触させた時の識別も上記と全く
同様にして行われる。
上記リモコン/手動切換えスイッチ17を手動位置にし
て手動でエンジン1を起動、停止させるには、スタータ
スイッチ8を予熱位置にして所定の予熱を行った後、起
動位置にすれば、エンジン1が起動され、次いで運転位
置で通常の運転状態となるとは周知のものと同様であ
る。
「発明の効果」 以上の如く、本発明に係るエンジン溶接機の遠隔制御方
法並びにその装置によれば、溶接電流の制御のための信
号を他の溶接電流そのものと誤って判別するなどといっ
たことがなく、制御動作が確実で、かつ複数の出力回路
を備えた形式のものにも、各出力回路毎に単独で溶接電
流の制御が可能で、しかも手動で設定するための電流設
定用可変抵抗の値を基準にして自動的に調整すること
で、予め溶接条件に見合うよう予測して電流設定用可能
抵抗により設定し、更に自動により最適な値に調節し得
て頗る便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るエンジン溶接機の遠隔制御方法並び
にその装置の実施例を示し、第1図はその全体のブロッ
ク図、第2図は遠隔制御用高周波信号が高周波発振器か
ら出力されてCPUに入力されるまでの経路を示すブロ
ック図、第3図及び第4図はタッチセンサーを示す構成
図、第5図はホルダーにノイズフィルタを内蔵させた例
を示す構成図、第6図はエンジン起動時の遠隔制御を示
すフローチャート、第7図は溶接電流を増減させる場合
の遠隔制御を示すフローチャート、第8図はエンジン停
止の遠隔制御を示すフローチャート、第9図はCPUに
おける溶接終了後の遠隔制御用高周波信号の受入れ不能
な状態を示す波形図である。 1……エンジン、2……発電機 16……リモートコントロールユニット 35……第1の遠隔制御回路 36……第2の遠隔制御回路 39……高周波発振器 44,45……ノイズフィルタ A,B……タッチセンサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接ケーブルに溶接電流の他に遠隔制御用
    高周波信号を重畳させておき、ノイズフィルタを介して
    溶接ケーブルの出力端を溶接母材に制御用コードを形成
    するために設定回数だけ接触させ、この接触によるコー
    ド化された遠隔制御用高周波信号をリモートコントロー
    ルユニットが溶接電流の増減の何れかに判別して電流コ
    ントローラを制御してなることを特徴とするエンジン溶
    接機の遠隔制御方法
  2. 【請求項2】複数の溶接出力を各溶接ケーブルに遠隔制
    御用高周波信号を重畳させ、母材にノイズフィルタを介
    し溶接ケーブルの出力端を接触させることでコード化さ
    れた遠隔制御用高周波信号をリモートコントロールユニ
    ットが各々の溶接出力回路毎に判別して、各溶接出力回
    路で独自に電流コントローラを制御してなることを特徴
    とする請求項(1)記載のエンジン溶接機の遠隔制御方
    法。
  3. 【請求項3】上記電流コントローラで溶接電流を制御し
    得る範囲を複数段に分割しておき、遠隔制御用高周波信
    号による増減指令をリモートコントロールユニットが受
    けた時に、増減指令を受ける度毎に1ステップづつ溶接
    電流を増減させるべく電流コントローラを制御してなる
    ことを特徴とする請求項(1)、又は請求項(2)記載
    のエンジン溶接機の遠隔制御方法。
  4. 【請求項4】予め電流設定用可変抵抗による設定値をリ
    モートコントロールユニットに読込ませておき、遠隔制
    御用高周波信号による増減指令をリモートコントロール
    ユニットが受けた時に、該リモートコントロールユニッ
    トからの指令で上記電流設定用可変抵抗による設定値を
    基準にして電流コントローラが溶接電流を増減すべく制
    御してなることを特徴とする請求項(1)、請求項
    (2)、又は請求項(3)記載のエンジン溶接機の遠隔
    制御方法。
  5. 【請求項5】溶接テーブルに遠隔制御用高周波信号を重
    畳させるための高周波発振器と、溶接ケーブルの出力端
    に接続されるノイズフィルタと、溶接ケーブルに重畳さ
    れかつノイズフィルタを介しての溶接ケーブルの出力端
    と母材との接触回数によりコード化された遠隔制御用高
    周波信号を受入れて溶接電流の増減を判別するリモート
    コントロールユニットと、該リモートコントロールユニ
    ットからの指令で溶接電流を制御する電流コントローラ
    とからなることを特徴とするのエンジン溶接機の遠隔制
    御装置。
  6. 【請求項6】溶接出力回路が複数組有して、各溶接出力
    回路毎にノイズフィルタと、リモートコントロールユニ
    ットと、電流コントローラとをそれぞれ備えてなること
    を特徴とする請求項(5)記載のエンジン溶接機の遠隔
    制御装置。
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