JPH06169308A - 秘話通信方法 - Google Patents
秘話通信方法Info
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- JPH06169308A JPH06169308A JP4106449A JP10644992A JPH06169308A JP H06169308 A JPH06169308 A JP H06169308A JP 4106449 A JP4106449 A JP 4106449A JP 10644992 A JP10644992 A JP 10644992A JP H06169308 A JPH06169308 A JP H06169308A
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Abstract
信を行う場合、容易に秘話通信が可能となる方法を提供
する。 【構成】 ISDNの基本速度インタフェースを使用し
て音声ならびにデータの秘話通信を行うシステムにおい
て、秘話通信を行うための2本の情報チャネルの使用方
法の指定を信号チャネルの呼設定情報を用いて行うこと
を特徴とする。また、前記秘話通信方法におけるデータ
通信のプロトコルとしてデータリンクレイヤプロトコル
(TTC標準JT/X25リンクレイヤプロトコル)を
使用するシステムにおいて、前記プロトコルのフレーム
の情報部のみを暗号処理することを特徴とする。
Description
d Services Digital Network)回線に接続した端末
装置間で暗号通信を行う場合に適用される。特に、2本
の情報チャネルの各々を音声情報とデータ情報の転送に
使用する場合に好適な秘話通信方法に関するものであ
る。
線に2本の情報チャネルを有し、情報をディジタル化し
て通信するため、音声通信、データ通信などの種々のサ
ービスを1回線で同時に提供できる。従って、ISDN
回線を使用した通信では、呼設定時に発呼側が使用する
情報チャネルについて使用するサービスを指定し、着呼
側が応答するというネゴシエーションが必要である。一
般には、呼設定(SETUP)メッセージの伝達能力の
情報転送能力を、音声通信を行う場合には、“音声”
に、データ通信を行う場合には、“非制限ディジタル情
報”に設定し発呼側と着呼側のネゴシエーションを行
う。
ジタル情報は、ランダムなデータになるため、ISDN
において通信データのビット透過性が保証されている必
要がある。SETUPメッセージの伝達能力の情報転送
能力でビット透過性が保証されている通信モードは“非
制限ディジタル情報”のみであるので、上記のネゴシエ
ーションの方法では、音声通信とデータ通信とを一つの
回線で同時に行うということが不可能である。従って、
ISDN回線に端末を接続して秘話通信を行う場合、互
いの端末装置間で転送する情報を一つとし、かつ情報の
種類を事前に決めておくのが一般的である。例えば、秘
話機能付きディジタル電話ならびにOSI通信用暗号ボ
ード(文献〔1〕:「OSI通信用暗号ボードの試作と
その評価、1991年電子情報通信学会秋季大会、p
p.1−154」を参照)である。
ータ通信では、回線交換時にも誤り訂正などの観点から
データ転送プロトコルとしてTTC標準JT/X25リ
ンクレイヤプロトコルを使用する。このデータ転送プロ
トコルを使用し、かつ秘話通信を適用する場合、音声に
おける秘話通信と同様に暗号処理の対象を情報チャネル
の内容そのものとするのが容易である。
話通信方法では、ISDNの基本インタフェースには情
報チャネルが2本存在するにもかかわらず1本の情報チ
ャネルしか使用できず、かつ転送する1種類の情報を事
前に決めておかなければならないという問題があった。
るために、従来の呼設定方法で、秘話通信時には、2本
の情報チャネルの内容そのものに対して暗号化/復号を
行う方法があるが、この方法で指定する音声通信のモー
ドは、前述のようにISDNでビット透過性が保証され
ないため、秘話通信では音声通話が正常に動作しないと
いう問題があった。
が情報チャネルの内容を解釈する必要のある時(例え
ば、パケット交換による通信)は、この方法は適用でき
ないという問題があった。
とするものであり、その目的は、ISDN回線に接続し
た端末装置間で秘話通信を行う場合、信号チャネルの呼
設定情報を使用して秘話通信のモードを設定するととも
に、データ通信における暗号処理をJT/X25リンク
レイヤで定められたフレームの情報部のみとすることに
より、容易に秘話通信が可能となる方法を提供すること
にある。
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
に、本発明の(1)の手段は、ISDNの基本速度イン
タフェースを使用して音声ならびにデータの秘話通信を
行うシステムにおいて、秘話通信を行うための2本の情
報チャネルの使用方法の指定を信号チャネルの呼設定情
報を用いて行うことを主な特徴とする。
段の秘話通信方法におけるデータ通信のプロトコルとし
てデータリンクレイヤプロトコル(TTC標準JT/X
25リンクレイヤプロトコル)を使用するシステムにお
いて、前記プロトコルのフレームの情報部のみを暗号処
理することを特徴とする。
いる各々の端末装置が、音声の秘話通信を行う場合に
は、呼設定要求時に発信側端末は呼設定(SETUP)
メッセージの伝達能力の情報転送能力を“非制限ディジ
タル情報”に、他の情報要素で“音声”の識別のための
モードを設定し、データの秘話通信を行う場合には、S
ETUPメッセージの伝達能力の情報転送能力を“非制
限ディジタル情報”に、他の情報要素で“データ”の識
別のためのモードを設定し発呼する。着信側端末は、発
信側から着呼したSETUPメッセージの情報を解析
し、音声通信ならば音声処理の設定を行い、データ通信
ならばデータ処理の設定を行う。
ザ情報の送受信を行うとき送信側は、JT/X25リン
クレイヤプロトコルのフレームの情報部を暗号化し送信
し、受信側は受信したフレームの情報部を復号する。こ
れにより、ISDNの基本インタフェースを使用した秘
話通信において、情報チャネルを同時に使用でき、かつ
容易に秘話通信を可能とすることができる。
細に説明する。
実施例の概略構成を示すブロック構成図である。図1に
おいて、端末装置1は、ISDN基本インタフェースの
加入者回線(2B+D)3に接続されている。ISDN
交換装置2は、複数のISDN基本インタフェースの加
入者回線(2B+D)3を収容する。
SDN加入者回線3のレイヤ1〜レイヤ3の制御および
レイヤ4から上の上位レイヤのネットワーク制御を行う
端末制御部11と、暗号機構12と、データ情報制御部
13と、音声情報制御部14と、音声情報入力部15と
で構成されている。
明するための図である。以下は、図1の端末装置1#i
が端末装置1#jと暗号通信を行う場合である。
端末装置が通信相手の端末装置を呼び出して回線交換の
呼接続を行う手順(以下、呼接続手順と略す)を示す。
すなわち、呼接続は発信者の端末装置1#iからの“S
ETUP”(呼設定の要求)のメッセージがISDN交
換装置2に送出され開始される。ISDN交換装置2
は、着信側の端末装置1#jに“SETUP”メッセー
ジを送出する。ISDN交換装置2は呼設定処理中の意
味を持つ“CALL PROC”(Call Proce
eding:呼設定のための処理中の通知)を端末装置
1#iに送出し、着信者の呼び出しが始まると、“AL
ERT”(Alerting:着信者を呼び出し中の通
知)メッセージが発信者に送られる。次に、着信者が応
答すると“CONN”(Connect Acknow
ledge:CONNに対する確認)メッセージが着信
側に送られてBチャネルの接続が完了し、通信が始まる
(詳細は、例えば文献〔2〕:「秋山監修、ISDN絵
とき読本、頁92〜101、オーム社、1988年発
行」を参照)。
することが可能であるため、サービスに対応した各通信
モードを呼設定時に発信側と着信側で設定する必要があ
る。通信モードの設定は、呼設定時のメッセージの情報
で行う。
形式である。共通部の先頭から個別部の高位レイヤ整合
性までが通常の呼設定時のメッセージで送信される情報
であり、ユーザ・ユーザ情報は、ユーザ間で比較的短い
情報をやり取りするためのものである。この時、共通部
のメッセージタイプは表1の内容が用いられる。
に示すSETUPメッセージの情報要素のうち、個別部
の伝達能力だけで行っていたものを、暗号通信を行う場
合には、SETUPメッセージの情報要素の個別部の伝
達能力と他の情報要素(例えば、低位レイヤ整合性)と
の組み合わせで行うものである。ここでは、実施例を伝
達能力と低位レイヤ整合性の組み合わせで説明する。
イヤ整合性の情報要素の形式を図3の(B)に示す。こ
こで、伝達能力情報要素の第1バイトは、伝達能力要素
識別子で“00000100”、第2バイトは第3バイ
ト以下のデータバイト長の値で、第3バイトならびに第
4バイトは通信モードを指定する情報転送能力ならびに
情報転送速度である。また、低位レイヤ整合性情報要素
の第1バイトは、低位レイヤ整合性要素識別子で“01
111100”、第2バイトは第3バイト以下のデータ
バイト長の値で、第3バイトならびに第4バイトは、通
信モードを指定する情報転送能力ならびに情報転送速度
である。
2、表3に示す通りに規定されている。
4バイトは表4、表5に示す通りに規定されている。な
お、表に示されていないビット割当は予約されているも
のであり、詳細については文献〔3〕:「日本電信電話
(株)、技術参考資料、INSネットサービスのインタ
フェース 第3分冊、電気通信協会、1989年発行」
の頁65〜71、頁101〜110を参照されたい。
能力情報要素を図4A、図4Bに設定することが文献
〔3〕の頁278に示されている。図4A及び図4Bの
設定を暗号通信に適用すると、図4Aでは、ビット透過
性が網において保証されていないため、音声の暗号通信
ができない。従って、音声通信及びデータ通信の両方と
も伝達能力情報要素を、図4Bのように設定することに
より、網においてビット透過性を保証し、かつ音声通信
とデータ通信の切り分けは、低位レイヤ整合性情報要素
で行う。すなわち、図5A及び図5Bに示す組み合わせ
で音声通信とデータ通信の設定を発信側と着信側で行
う。本実施例では、低位レイヤ整合性情報要素で音声通
信とデータ通信の切り分けを行ったが、もちろん他の情
報要素(例えば、高位レイヤ整合性情報要素やユーザ・
ユーザ情報要素など)で行っても良いことは明らかであ
る。また、本実施例では、データ通信を回線交換で説明
しているが、パケット交換でも適用できることは明らか
である。
性情報要素で暗号データ通信の呼設定を行った後、IS
DNのBチャネル上で暗号化/復号処理の対象を図6に
示すTTC標準JT/X25リンクレイヤプロトコルの
フレーム6の情報部とする。
フレームの区切りを示すフラグ部(F)61と、フレー
ムを送るべき相手のアドレス部(A)62と、フレーム
の種類ならびにフレーム番号などを示す制御部(C)6
3と、ユーザが実際に送受信する情報である情報部64
と、相手のアドレス部(A)62から制御部(C)63
までの情報の正常性をを示すフレームチェックシーケン
ス(FCS)65で構成される。
の場合には、情報部64は存在しない。この方法によ
り、フレームのフラグ、アドレス、制御、FCS部が暗
号化/復号対象外となるので、パケット交換でも暗号処
理が適用できる。
に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更
可能であることは勿論である。
信の方法によれば、信号チャネルの呼設定情報を使用し
て秘話通信のモードを設定するとともに、データ通信に
おける暗号処理をJT/X25リンクレイヤで定められ
たフレームの情報部のみとすることにより、1本のIS
DN回線で容易に同時に音声とデータの秘話通信を可能
とすることができる。
略構成を示すブロック構成図、
の図、
めの図、
要素の設定値を示すための図、
要素の設定値を示すための図、
要素と低位レイヤ整合性情報要素の設定値を説明するた
めの図、
要素と低位レイヤ整合性情報要素の設定値を説明するた
めの図、
ロトコルのフレームを説明するための図。
部、12…暗号機構、13…データ情報制御部、14…
音声情報制御部、15…音声情報入力部、6…TTC標
準JT/X25レイヤプロトコルのフレーム、61…フ
ラグ部、62…アドレス部(A)、63…制御部
(C)、64…情報部、65…フレームチェックシーケ
ンス(FCS)。
Claims (2)
- 【請求項1】 ISDNの基本速度インタフェースを使
用して音声ならびにデータの秘話通信を行うシステムに
おいて、秘話通信を行うための2本の情報チャネルの使
用方法の指定を信号チャネルの呼設定情報を用いて行う
ことを特徴とする秘話通信方法。 - 【請求項2】 請求範囲1の秘話通信方法におけるデー
タ通信のプロトコルとしてデータリンクレイヤプロトコ
ルを使用するシステムにおいて、前記プロトコルのフレ
ームの情報部のみを暗号処理することを特徴とする秘話
通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106449A JP2713355B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 秘話通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106449A JP2713355B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 秘話通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06169308A true JPH06169308A (ja) | 1994-06-14 |
JP2713355B2 JP2713355B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=14433925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106449A Expired - Lifetime JP2713355B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 秘話通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2713355B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0548573A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Aiphone Co Ltd | Isdn用電話装置 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP4106449A patent/JP2713355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0548573A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Aiphone Co Ltd | Isdn用電話装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2713355B2 (ja) | 1998-02-16 |
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