JPH0616859A - オープンセル構造を有する硬質イソシアヌレートフォーム及びその製造方法 - Google Patents

オープンセル構造を有する硬質イソシアヌレートフォーム及びその製造方法

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JPH0616859A
JPH0616859A JP5059659A JP5965993A JPH0616859A JP H0616859 A JPH0616859 A JP H0616859A JP 5059659 A JP5059659 A JP 5059659A JP 5965993 A JP5965993 A JP 5965993A JP H0616859 A JPH0616859 A JP H0616859A
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isocyanurate foam
polyol
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rigid isocyanurate
foam
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JP5059659A
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Kiyoteru Kashiwame
浄照 柏女
Kaneyoshi Ashida
包義 芦田
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】NCO/OH当量比が3.5〜13である有機
ポリイソシアネートと有機ポリオールからなる混合物を
発泡させて得られる実質的にオープンセル構造を有する
硬質イソシアヌレートフォーム。 【効果】本発明のフォームを用いた真空断熱体は高い断
熱性と難燃性を示し、発泡剤が断熱体内に残らないた
め、ストレスクラックという問題もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機ポリイソシアネート
と有機ポリオールより得られる実質的にオープンセル構
造を持った新規なイソシアヌレートフォーム及びその製
造法及びそれを用いた真空断熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】有機ポリイソシアネートと有機ポリオー
ルとを発泡剤の存在下に反応させて硬質ウレタンフォー
ムや硬質イソシアヌレートフォームを得ることはよく知
られており、それらは広く断熱材として使用されてい
る。硬質イソシアヌレートフォームはそのポリマー構造
中にイソシアヌレート結合を持つため、硬質ウレタンフ
ォームよりも難燃性、耐熱性が優れるという特徴を有す
る。
【0003】硬質ウレタンフォームは通常スズ触媒や第
3アミン触媒の存在下、有機ポリイソシアネートと有機
ポリオールをNCO/OH当量比が約0.9〜1.2に
なるように反応させて得られるのに対し、硬質イソシア
ヌレートフォームはイソシアネートの3量化触媒の存在
下、NCO/OH当量比が約3.0以上になるように反
応させて得られる。一般的にNCO/OH当量比が3.
0以下ではイソシアヌレート結合が少ないため、難燃性
や耐熱性の向上はあまり期待できず、逆にNCO/OH
当量比が高すぎてもフォームがもろくなって使用に耐え
なくなってくる。良好な難燃性・耐熱性・機械物性を得
るためには下式(1)で示されるトリマー%が18〜2
2%になるように反応させることが好ましいといわれて
いる。 トリマー(%)=4200(Ei −Eh )/(Wi +Wh ) (1) Ei :イソシアネート当量 Wi :イソシアネート化
合物重量(g) Eh :水酸基当量 Wh :ポリオール化合物
重量(g)
【0004】また硬質ウレタンフォームや硬質イソシア
ヌレートフォームを得るための発泡剤としてはトリクロ
ロモノフレオロメタン(CFC−11)のようなクロロ
フルオロカーボン類(以下CFC類と略称する)がその
利点、例えば低熱伝導率・不活性・低沸点・不燃性等か
ら最も好適なものとして使用されてきた。
【0005】しかし近年そのようなCFC類はオゾン層
を破壊し、地球上の環境問題をひき起こすことが指摘さ
れ、その製造及び使用が制限され、代替品の開発が望ま
れている。そのような代替品の1つとしてHCFC−1
23(CHCl2 CF3 )やHCFC−141b(CH
3 CCl2 F)のような水素を含むクロロフルオロカー
ボン(HCFC類)が開発され、その実用化が検討され
ている。そのようなHCFC類は比較的大気中で分解さ
れやすく、オゾン層破壊係数(ODP)はCFC類に比
べて小さいものの、熱伝導率が高く、高価であるという
欠点がある。
【0006】以上のようにして製造される硬質ウレタン
フォームや硬質イソシアヌレートフォームはすべてクロ
ーズドセル構造を有しており、通常80〜95%の独泡
率を有している。そしてそのために高い断熱性が得られ
ている。しかしこのようなクローズドセルフォームによ
る断熱では、クローズドセル中にとじ込められたガス状
の発泡剤による伝熱は避けられず、また長期間のうちに
徐々に発泡剤がより高い熱伝導率を持つ空気と置換し、
断熱性がさらに低下する傾向を示す。
【0007】理論的には真空状態が最も熱伝導率が低く
優れた断熱性を示すことはよく知られたことであり、オ
ープンセル硬質ウレタンフォームをコア材とした真空断
熱体が提案されている。このような例としては特開昭5
7−133870及びUSP4,668,555が挙げ
られる。
【0008】前者は通常の方法により製造したクローズ
ドセルウレタンフォームを高温・高湿下で真空にしてセ
ル膜を破ることによりオープンセル構造を得ているが、
この方法ではオープンセルを得るのに長時間の減圧操作
が必要であり、また完全なオープンセルフォームを得る
ことは難しい。後者はカルシウムステアレートのような
セルオープニング剤を使用することによりブロック状の
オープンセル硬質ウレタンフォームを得ているが、この
方法では冷蔵庫等に応用する際、直接本体への注入発泡
を行ってパネル内でオープンセルが得られるか不明であ
る。USP4,668,555においては、できたブロ
ック状のオープンセルフォームを板状に切り出した後、
メタル−プラスチックからなるラミネートフィルム中に
減圧密封して真空断熱体を得ている。実際に冷蔵庫に応
用するには操作が煩雑であり、実用的といえない。
【0009】さらに重要なことは、この特許はトリクロ
ロモノフルオロメタンを発泡剤としているが、これは地
球のオゾン層を破壊することから1995年以降は全世
界的に製造できなくなり、したがってこの方法も使用で
きなくなる。これ以外の発泡剤を使用してオープンセル
硬質フォームを作る方法は知られていない。
【0010】また上記2件の特許はともにNCO/OH
当量比が3.0以下の硬質ウレタンフォームであり、難
燃性、耐熱性が充分とはいいがたい。NCO/OH当量
比が3.0を超え、難燃性、耐熱性の優れた実質的なイ
ソシアヌレートフォームでオープンセル構造を有するフ
ォームはこれまで得られていないのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記の問題点に鑑み、
本発明の目的は真空断熱体のコア材に適し、優れた難燃
性、耐熱性を有する実質的にオープンセル構造の新規な
硬質イソシアヌレートフォーム及びCFC類を用いない
その製造法、さらにはそれを用いた真空断熱体を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は最も断熱性
に優れる真空断熱体のコア材を種々検討した結果、本発
明に至ったものである。本発明にいうところの実質的に
オープンセル構造を持ったイソシアヌレートフォームは
NCO/OH当量比が3.5〜13の範囲から得られた
イソシアヌレートフォームであり、ASTM D−28
56−70により測定したオープンセル率は50%以上
である。
【0013】本発明は、またその製造法に関して、NC
O/OH当量比が3.5〜13の範囲にある有機ポリイ
ソシアネートと有機ポリオールを触媒、界面活性剤の存
在下、発泡剤として (A)20〜100℃の沸点を有する炭化水素 (B)20〜100℃の沸点を有し、分子内に少なくと
も1個の水素を持つ塩素化炭化水素 上記(A)、(B)の混合物を特定の混合比で用いるこ
とを特徴とする製造法を提供するものであり、さらには
オープンセル硬質イソシアヌレートとガスバリヤー性材
料でできた箱からなる真空断熱体をも提供するものであ
る。
【0014】本発明に用いられる有機ポリイソシアネー
トは下記一般式(2)で表され、 R(NCO)m (2) (ここでRは芳香族、脂肪族、アラルキル又はアリサイ
クリック化合物の残基又はこれら化合物の混合物の残基
を表し、mは2以上の整数を表す。)具体例としては、
2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエン
ジイソシアネート、クルードトルエンジイソシアネー
ト、下記一般式(3)で示されるポリイソシアネート
【化1】 さらには4,4’,4”−トリフェニルメタントリイソ
シアネート、4,4’−ジメチルジフェニルメタン−
2,2’,5,5’−テトライソシアネートのような芳
香族ポリイソシアネート、キシレンジイソシアネートの
ようなアラルキルポリイソシアネート、ヘキサメチレン
−1,6−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレン−1,6
−ジ−イソシアネートのような脂肪族ポリイソシアネー
ト、及びこれら2種以上の混合物が挙げられる。
【0015】さらに水添ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート、ナフタレン−
1,5−ジイソシアネート、1−メトキシフェニル−
2,4−ジイソシアネート、4,4’−ビフェニレンジ
イソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ビフ
ェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチルジフェニ
ルメタン−4,4−ジイソシアネートのようなポリイソ
シアネートを用いることができる。
【0016】また違ったタイプのポリイソシアネートと
してイソシアネート末端クワイシープレポリマーも使用
できる。このクワイシープレポリマーは過剰のポリイソ
シアネートと少量の活性水素含有化合物の反応によって
得られる。好ましい活性水素含有化合物としてはイソシ
アネートと反応しうる活性水素を少なくとも2つ含む化
合物であり、アルキレンジオール、水酸基含有ポリエス
テル、ポリアルキレンエーテルポリオール、OH末端ウ
レタンオリゴマー、ポリハイドリックポリチオエーテ
ル、リン含有の酸のエチレンオキサイド付加物、ポリア
セタール、脂肪族ポリオール、2つ以上のSH基を有す
る脂肪族チオール及び1分子中に上記2種以上のグルー
プを有する化合物及びそれらの混合物等が挙げられる。
好ましいイソシアネート末端プレポリマーは20〜30
wt%の末端イソシアネート基を有する芳香族プレポリ
マーである。
【0017】さらに別のタイプの有機ポリイソシアネー
トとしてカルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシ
アネート、アロファネート変性トルエンジイソシアネー
ト、ウレア変性トルエンジイソシアネート、オキサゾリ
ドン変性トルエンジイソシアネートも使用できる。以上
の有機ポリイソシアネートのうち脂肪族ポリイソシアネ
ートは反応性が遅いため一般的にはあまり好ましくな
く、芳香族ポリイソシアネートが好適に使用される。好
ましいカルボジイミド変性ジフェニルメタンは25〜3
5wt%の末端イソシアネート基を有する芳香族ポリイ
ソシアネートである。
【0018】さらには難燃性、耐熱性、機械物性に優れ
たフォームを得るためには、一般式(3)で示されるポ
リイソシアネートが最も好適に使用される。具体的には
4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート及びその
2,4’−アイソマー、2,2’−アイソマー、ポリメ
リックジフェニルメタンジイソシアネート及びそれらの
混合物が挙げられる。ポリメリックジフェニルメタンジ
イソシアネートは一般式(3)でnが3以上のものをい
い、通常アニリンとホルムアルデヒドとの縮合生成物を
ホスゲン化して得られるが、ホスゲンを使用しない他の
方法により製造されたものも使用しうる。実際には以上
のものの液状混合物が容易に入手可能であり、平均NC
O官能基数が2.0から3.5の範囲のものが最も好ま
しい。
【0019】一方本発明に使用されるポリオールは分子
中に2つ又はそれ以上のOH基を有する化合物を包含す
る。そのなかでポリエステルポリオール及びポリエーテ
ルポリオールが代表的であるが、その他にポリカーボネ
ートポリオール、ヒダントインポリオール、ポリオレフ
ィニックポリオールなどがある。好ましいポリエステル
ポリオールとしては多価カルボン酸特に脂肪族又は芳香
族多価カルボン酸と多価アルコール特にグリコール類か
ら得られるものであり、好ましい多価カルボン酸として
はシュウ酸、マロン酸、サクシン酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、イソフタル酸、マレイン酸及びそれらの混合物
が挙げられる。好ましい多価アルコールとしてはエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,3−プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリ
ン、ネオペンチルグリコール及びビスフェノールAのよ
うなフェノール誘導体が挙げられる。
【0020】他のポリエステルポリオールとしてはε−
カプロラクトンのようなラクトン化合物を開環重合して
得られるポリエステルポリオールも好適に使用される。
またアミンやアミノアルコールを含むポリエステルアミ
ドを使用できる。好ましいポリアルキレンポリエーテル
ポリオールとしては多価アルコールとアルキレンオキサ
イドとの重合生成物である。多価アルコールとしては2
官能ないしは8官能の水酸基含有化合物が用いられ、そ
の例は前述したものの他にサクロース等の多糖類も使用
でき、またアルキレンオキサイドとしてはエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、
アミレンオキサイド及びこれらの混合物等を使用でき
る。また前記のような多価アルコール以外の活性水素含
有化合物とアルキレンオキサイドの重合物、例えばアニ
リン、2,4−トルエンジアミンとプロピレンオキサイ
ドとの重合物も使用できる。またポリアルキレンポリエ
ーテルポリオールとしてテトラヒドロフランとアルキレ
ンオキサイドやエピクロルヒドリンのようなエピクロル
ヒドリン類あるいはスチレンオキサイドのようなアラル
キレンオキサイドとの共重合体も使用できる。
【0021】またチオジグリコールの縮合物や上記のジ
ハイドリックアルコールとチオエーテルグリコールとの
反応生成物のような多価ポリチオエーテルも使用でき
る。またスルホン酸やリン酸のアルキレンオキサイド付
加物も使用できる。さらに1,2−エタンジチオール、
1,2−プロパンジチオール、2−ブテン−1,4−ジ
チオール、3−ヘキシレン−1,6−ジチオール等の脂
肪族チオール類、エチレングリコール、1,3−プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール等の脂肪族ジ
オール類等も使用できる。これらのポリオールは単独で
も2種以上の混合物でも使用可能であり、OH基1個当
りの分子量が30から3000の範囲であることが好ま
しい。
【0022】以上の有機ポリイソシアネートとポリオー
ルの反応化率はNCO/OH当量比が3.5〜13好ま
しくは5〜10の範囲の比率であることが望ましく、そ
れよより小さいと、難燃性、耐熱性が低下したり、フォ
ームが縮みやすくなり好ましくない。またこれより大き
いと、一般にフォームがもろくなるため好ましくない。
さらにこの範囲の中でも式(1)に示したトリマー%が
18〜25%好ましくは20〜25%になる範囲が最も
望ましい。
【0023】本発明において使用できる炭化水素として
は約20〜100℃の沸点を有するものが好ましく、か
かる化合物としては脂肪族としてn−ペンタン、i−ペ
ンタン、n−ヘキサン、ヘプタン、ジメチルエチルメタ
ン、2−メチルペンタン、2,3−ジメチルブタン、ペ
ンテン−1,2−メチルブテン、3−メチルブテン、ヘ
キセン−1等が挙げられ、芳香族としてベンゼン、脂環
族としてシクロヘキサン、シクロペンタン等が挙げら
れ、単独もしくは2種以上の混合物として使用できる。
最も好適なものとしてn−ペンタンが挙げられる。
【0024】また本発明に使用できる分子中に少なくと
も1個の水素を持つ塩素化炭化水素は20〜100℃の
沸点を有するものが好ましく、かかる化合物としては、
n−プロピルクロライド、イソプロピルクロライド、イ
ソブチルクロライド、t−ブチルクロライド、メチレン
クロライド、クロロホルム、エチレンジクロライド、ト
リクロロエチレン、1,1,1−トリフルオロ−2,2
−ジクロロエタン(CF3 CHCl2 :HCFC−12
3)、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン(CFC
2 CH3 :HCFC−141b)等が挙げられ、単独
もしくは2種以上の混合物として使用できる。最も好適
なものはメチレンクロライドである。
【0025】本発明の実質的にオープンセル構造を持つ
イソシアヌレートフォームを得るには発泡剤として前記
の(A)炭化水素と(B)分子中に少なくとも1個の水
素を持つ塩素化炭化水素の混合物が用いられるが、その
割合は重量比で(A):(B)が5:95から50:5
0の範囲が好ましい。(A)がこれより少ないとフォー
ムにクラックやボイドができて好ましくなく、これより
多いとオープンセル構造が得にくく、クローズドセルの
割合が増えてしまうため好ましくない。さらに好ましい
割合は(A):(B)が10:90から30:70の範
囲である。
【0026】また本発明に用いることができる界面活性
剤は通常の硬質ウレタンフォーム、イソシアヌレートフ
ォームに使用されるものはいかなるものでも使用でき、
例えばポリメチルシロキサン−ポリオキシアルキレンブ
ロック共重合体のような市販品を使用できる。このよう
な界面活性剤の使用量は有機ポリイソシアネート100
重量部に対して0.1〜3重量部好ましくは1〜2重量
部である。
【0027】また本発明に使用しうる触媒は通常のイソ
シアネート三量化触媒であればいかなるものも使用可能
であり、USP3,931,065、USP3,62
1,872に記載の触媒が好適に使用される。最も好適
なものとしては下記一般式(4)で表される触媒であ
る。
【化2】 (ここでR2 ,R3 ,R4 はメチル、エチル基から選ば
れる炭化水素基を表し、R5 は炭素数2又は3個の水酸
基含有炭化水素基を表し、R1 は水素又は炭素数1〜8
個の炭化水素基を表す。)具体的にはトリメチルヒドロ
キシプロピルアンモニウムホルメイト、トリメチルヒド
ロキシプロピルアンモニウム−2−エチルヘキサノエー
ト等のトリメチルヒドロキシプロピルアンモニウムカル
ボキシレートが挙げられ、これらはエアプロダクツ社よ
りDABCO TMR、DABCO TMR−2の商品
名で市販されている。これらの触媒の使用量は一般的に
有機ポリイソシアネート100重量部に対して0.1〜
5.0重量部であり、好ましくは1〜4重量部である。
【0028】本発明の実質的にオープンセル構造を持つ
イソシアヌレートフォームを製造するには通常の硬質ウ
レタンフォーム、イソシアヌレートフォームを製造しう
る装置であればいかなるものも使用できる。すなわち所
定量の触媒、界面活性剤、発泡剤を含むポリールと所定
量の有機ポリイソシアネートを混合撹拌後所望のモール
ドに注入することにより、常温で製造できる。発泡剤の
量は所望のフォーム密度によって変化し、通常有機ポリ
イソシアネート100部に対して5〜20部であるが必
ずしも制限はない。かくして得られたイソシアヌレート
フォームはオープンセル率を50%以上、好ましくは7
0%以上、さらに好ましくは80%以上とすることがで
き、優れた難燃性、機械特性を示し、真空断熱体の好適
なコア材となりうる。
【0029】本発明の真空断熱体はガスバリア性材料で
できた箱とコア材としてこれまで述べた実質的にオープ
ンセル構造を持つ硬質イソシアヌレートフォームより構
成される。ガスバリア性材料は、注入発泡成形に際し、
充分なガスバリア性があるものであれば何ら限定されな
い。特に、鉄、銅、アルミニウム、鋼鉄等の金属製の箔
又はプレート、熱可塑又は熱硬化性のフィルムを使用で
きる。ガラス繊維、カーボン繊維、スチール繊維、ガラ
ス繊維マット、ガラス繊維クロス、無機粉等で補強した
合成樹脂は本発明におけるガスバリア性材料として好適
である。メタライズドプラスチックが特に好ましい材料
である。真空断熱体の形状は何ら限定されず、その用途
に応じて変更し得るものであり、箱型、袋型、円盤型、
シリンダー状、板状等が採用できる。
【0030】ここで真空断熱体に用いる硬質イソシアヌ
レートフォームは2.2Lb/Ft3 (pcf)以上、
好ましくは2.5pcf以上の密度を有していることが
好ましい。これより低密度では一般に圧縮密度が充分で
なく、真空断熱体の内外の圧力差により変形してしまい
好ましくない。本発明の真空断熱体の製造法は特に制限
はないが、簡便な方法としてはガスバリア性の充分高い
材料で作られた箱中で前述した実質的にオープンセル構
造を持つ硬質イソシアヌレートフォームを注入発泡法で
製造後箱内を真空脱気し、密封することにより得る方法
が挙げられる。ここで硬質イソシアヌレートフォームは
真空脱気前により高いオープンセル率を持っていること
が好ましく、80%以上であれば容易に真空脱気を完了
できる。かくして得られた真空断熱体は真空であるがた
め優れた断熱性を示し、また難燃性にも優れ、冷蔵庫、
冷凍庫等の家庭用、冷凍車等の産業用の断熱体として幅
広い用途に適用可能である。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げて説明する。各フォーム
物性は下記の方法に準じて測定した。 オープンセル率 :ASTM D−2856−70 p
rocedureB バトラーチムニー:ASTM D−3014−76 圧縮強度 :ASTM D−1621−73 フライアビリティ:ASTM C−421−77
【0032】(実施例1〜3)発砲剤としてメチレンク
ロライド/ペンタン(80/20重量比)混合物を用
い、ワンショット法によりイソシアヌレートフォームを
製造した。表1に示す原料を用い、発泡剤量を変化させ
た。結果を表1に示す。いずれのフォームも高いオープ
ンセル率を示し、高いバトラーチムニー難燃性を示し
た。
【0033】
【表1】
【0034】(実施例4,5、比較例1,2)NCO/
OH当量比を変化させた以外は実施例1〜3と同様にイ
ソシアヌレートフォームを製造した。結果を表2に示
す。いずれのフォームも高いオープンセル率を示し、高
いバトラーチムニー難燃性を示した。NCO/OH当量
比が15では機械強度が弱いフォームしか得られず、
2.5ではフォームがシュリンクしてしまった。
【0035】
【表2】
【0036】(実施例6,7、比較例3,4)メチレン
クロライド/ペンタン混合比を変えた以外は実施例1と
同様にイソシアヌレートフォームを製造した。結果を表
3に示す。
【0037】
【表3】
【0038】メチレンクロライド単独では良好なフォー
ムが得られず、ペンタン単独では低いオープンセル率し
か得られなかった。大きなボイドヤ粗いセルがあると、
真空脱気して真空断熱体を製造する際、大きなボイドの
ところから変形したり、粗いセルのために強度が低下す
るという欠点となる。
【0039】(実施例8〜10、比較例5)発泡剤とし
てトリクロロエチレン/ペンタン混合物を用い、混合比
を変化させた以外は実施例1と同様にイソシアヌレート
フォームを製造した。結果を表4に示す。
【0040】
【表4】
【0041】(実施例11、12)表5に示す組成物
を、室温にて混合撹拌後、直ちに50℃に加温された
7″×6″×2″のステンレス製モールド(エア抜き
付)に注入発泡し、5分後脱型してイソシアヌレートフ
ォームを製造した。結果を表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】(実施例13、14)エア抜きの代りにモ
ールド上部に脱気用バルブを取り付けたモールドを用い
た以外は実施例11、12とそれぞれ同様の操作で実施
例13、14を行い、イソシアヌレートフォームを製造
した。発泡後、型内に保持したまま、120℃で1時間
ポストキュア後、室温にて脱気用バルブから真空ポンプ
にて減圧にして0.1mmHgの圧力に1時間保持し
た。その後モールド内を常圧に戻し脱型後、コア部のオ
ープンセル率を測定したところ、実施例13は98%,
実施例14は96%であった。減圧処理によりオープン
セル率が高くなることが観察された。
【0044】
【発明の効果】硬質イソシアヌレートフォームを製造す
るにあたり、発泡剤として炭化水素と分子中に少なくと
も1個の水素を持つ塩素化炭化水素との特定割合の混合
物を使用することにより、実質的にオープンセル構造を
持つ新規なイソシアヌレートフォームが得られることを
見い出した。また、発泡剤としてCFC類を使用しない
ため、環境破壊の原因ともならない。このオープンセル
硬質イソシアヌレートフォームは優れた難燃性を示し、
真空断熱体のコア材料として有用であり、かくして得ら
れた真空断熱体は高い断熱性、高い難燃性を示し、かつ
発泡剤が断熱体中に残らないため、冷蔵庫等に適用した
際、クローズドセルフォームを使用して発泡剤がフォー
ム中に残存する系でしばしば観察される冷蔵庫構成材料
のストレスクラックという問題も引き起こさないという
利点を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75:04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NCO/OH当量比が3.5〜13である
    有機ポリイソシアネートと有機ポリオールからなる混合
    物を発泡させて得られる実質的にオープンセル構造を有
    する硬質イソシアヌレートフォーム。
  2. 【請求項2】有機ポリイソシアネートが芳香族ポリイソ
    シアネートである請求項1の硬質イソシアヌレートフォ
    ーム。
  3. 【請求項3】芳香族ポリイソシアネートがモノメリック
    ジフェニルメタンジイソシアネート又はポリメリックジ
    フェニルメタンジイソシアネート又はこれらのジイソシ
    アネートの混合物である請求項2の硬質イソシアヌレー
    トフォーム。
  4. 【請求項4】芳香族ポリイソシアネートのNCO官能基
    数が2.0〜3.5個/モルである請求項2の硬質イソ
    シアヌレートフォーム。
  5. 【請求項5】有機ポリオールがポリエーテルポリオー
    ル、アルキレンポリオール又はポリエステルポリオール
    から選ばれ、そのOH基1個当りの分子量が30〜30
    00でありOH官能基数が2〜8個/モルである請求項
    1の硬質イソシアヌレートフォーム。
  6. 【請求項6】硬質イソシアヌレートフォームのオープン
    セル率が50容量%以上である請求項1の硬質イソシア
    ヌレートフォーム。
  7. 【請求項7】NCO/OH当量比が3.5〜13である
    有機ポリイソシアネートと有機ポリオールを以下の
    (a)、(b)の存在下、又は(a)、(b)、(c)
    の存在下に反応させることを特徴とする、実質的にオー
    プンセル構造を有する硬質イソシアヌレートフォームの
    製造方法。 (a)沸点20〜100℃の炭化水素5〜50重量%
    と、少なくとも1個の水素原子を有する沸点が20〜1
    00℃の塩素化炭化水素95〜50重量%からなる発泡
    剤。 (b)3量化触媒。 (c)界面活性剤。
  8. 【請求項8】NCO/OH当量比が3.5〜13である
    有機ポリイソシアネートと有機ポリオールからなる混合
    物を発泡させて得られる実質的にオープンセル構造を有
    する硬質イソシアヌレートフォームをコア材とした真空
    断熱体。
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