JPH06168177A - パイプラインメモリ装置 - Google Patents

パイプラインメモリ装置

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JPH06168177A
JPH06168177A JP34554092A JP34554092A JPH06168177A JP H06168177 A JPH06168177 A JP H06168177A JP 34554092 A JP34554092 A JP 34554092A JP 34554092 A JP34554092 A JP 34554092A JP H06168177 A JPH06168177 A JP H06168177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
memory
data
pipeline
pipeline register
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34554092A
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English (en)
Inventor
Satoshi Matsushita
智 松下
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリセルをパイプライン構成にすること
で、大容量で高速なメモリを実現する。 【構成】 本装置では、図1の様にメモリセルを2次元
メッシュ状のセルブロック101に分割し、セルブロッ
クのビット線をデータパイプラインレジスタ103で、
ワード線をアドレスパイプラインレジスタ104で接続
する。ライトデータデコーダ105は書き込むべき該当
するビット線にデータを乗せる。各デコーダ105、1
07とセルの間には、45°の傾きのアクセス波面を形
成するためのデータおよびアドレスのパイプラインレジ
スタがさらに挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプラインメモリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセッサの高速化にともないメ
モリのアクセス速度の向上が要求されている。前記要求
に対して、これまで、高速で小容量なキャッシュメモリ
を用いたメモリの階層化、メモリをいくつかのバンクに
分けてパイプライン的に動作させるマルチバンク化方式
などアーキテクチャにより対応したり、GaAsなど高
速デバイスの導入、デバイスの設計ルールの微細化、B
iCMOSなど新しい回路技術の導入による素子の高速
化で対応してきた。
【0003】しかし、キャッシュ、マルチバンク化によ
る対応では、プロセッサ速度の向上に従いキャッシュミ
スやバンク競合といったオーバヘッドを無視できなくな
ってきている。また、素子の改良による対応では、せい
ぜい今後10倍程度の速度向上が期待できるだけであ
る。さらに、集積度の増大にともなう配線容量の増大の
問題があり、メモリサイズと速度のどちらかを犠牲にせ
ざるを得ない。
【0004】これに対し、メモリチップをパイプライン
構成にしてパイプラインアクセスにより速度を稼ぐ方式
が考案されている(特願昭62−17795,62−1
92321,62−213391,62−29548
4,62−295483)。パイプラインメモリを用い
ることで、高速なメモリシステムを実現する方法が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のパイ
プラインメモリでは、メモリチップをアドレスデコー
ド、メモリセルアレイ、データラッチの3ステージに分
けたに過ぎず、大容量メモリでメモリセルへの配線容量
が増大することにより、アクセス時間が増大する問題は
解決されていない。
【0006】これに対し、メモリセル自体もパイプライ
ン化したパイプラインメモリが考案されている(特願平
1−133502)が、これは読み出し専用であり用途
が限られてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパイプライ
ンメモリ装置は、メモリセルをメッシュ状の複数のブロ
ックにわけ、各ブロックの間にパイプラインレジスタを
おき、メモリセルのアクセスをパイプライン的に行なう
メモリであって、セルの外周の1辺からアドレスを、外
周の他1辺から書き込みデータをパイプラインレジスタ
を介して波面状に供給し、さらに他の1辺から読み出し
たデータの波面を受信しパイプラインレジスタを介して
データセレクタへ送ることによりセルへの書き込み及び
読み出しをパイプライン的に実現することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明には作用において以下の特徴がある。 1.セルを2n−2段のパイプラインに分割すること
で、ワード線、ビット線の長さがそれぞれ1/(n+
1)になり、セルのアクセスの速度が大きく向上する。 2.セルの構成、ビット線、アクセス線の本数は従来の
メモリセルと同一でよく、分割されたセルの各ブロック
の間に上記に比較してはるかに少ない個数のパイプライ
ンメモリを挿入するだけで済むため、集積度の低下がほ
とんどない。 3.完全な2次元構造で各セルブロックは完全な繰り返
し構造になり集積化に適する。 4.パイプライン型メモリアクセスを行なう、近年の高
速プロセッサやスーパコンピュータに適合性がよい。
【0009】
【実施例】本発明のパイプラインメモリ装置について、
図1,2および図3並びに表1を参照して説明する。本
装置の一実施例を図1に構成図で示し、この実施例にお
けるメモリセルを図2に回路図で示す。本実施例はメモ
リセルのアクセスが4段のパイプラインで実現される。
図1で、メモリセルは、3×3の9個のブロック101
に分割されブロック間は、ワード線、ビット線ともにそ
れぞれアドレスパイプラインレジスタ104、データパ
イプラインレジスタ103を介して接続されている。ア
ドレスデコーダ107はアクセスするアドレスをデコー
ドし、該当するセルのあるワード線109に信号1を載
せる。また、ライトデータデコーダ105は、書き込む
データに応じた信号<1,0>又は<0,1>を該当し
たビット線対に載せる。
【数1】 ライトデータデコーダ105は、読み出しである場合、
または書き込まないビット線ペアには読み出し<1,1
>を載せる。データセレクタ106は、ビット線に載っ
た読み出しデータから必要なデータを選択する。
【0010】メモリセルブロック101とデータパイプ
ラインレジスタ103の間にはセンスアンプ102が接
続され読み出し速度を向上させている。
【0011】アドレスデコーダ107、ライトデータデ
コーダ105の間のワード線、ビット線にはそれぞれ、
アドレスパイプラインレジスタ、データパイプラインレ
ジスタが接続され、図3の#0、#1に示されるセルの
アクセス波面を形成する。
【0012】メモリセルブロック101中のメモリセル
の構成を図2に示す。
【数2】 i はワード線である。
【0013】メモリセルドライバにとっての真理値表を
表1に示す。読み出しの場合は、セルドライバであるデ
ータパイプラインレジスタ103はビット線を2つとも
1にドライブする。ワード線で選択されたメモリがセル
の内容に従って、ビット線にデータを載せる。
【表1】
【0014】本メモリセルは6トランジスタのスタティ
ックセルであるが、ダイナミック動作をするセルを用い
ても同様の動作原理で実現することも可能である。
【0015】(実施例の動作説明)図3及び図4を参照
して本実施例のセルアクセスを説明する。図3及び図4
で、#0、#1はアクセスの波面を、□はアドレスデコ
ーダで選択されたワード線の信号、ライトデータデコー
ダ105で該当するビット線に載せられた、真理値表1
に従うデータを◎で示す。また、ビット線に読み出され
たデータを○で示す。セルブロック(x,y)はx行、
y列のセルブロックと呼ぶ。
【0016】図3及び図4では、波面#0として、1行
めのセルブロック、(1,0)、(1,1),(1,
2)からの読み出しと、波面#1として、セルブロック
(0,1)への書き込みを行なう例を示す。本実施例で
は、4段のパイプラインとしてセルアクセスが実現され
る。
【0017】以下、図3及び図4の説明である。
【数3】 t=1 波面#0と選択されたワード線がセルブロック
(1,1)で出合い、セルの読み出しが行なわれる。同
様に波面#1ではセルブロック(0,0)でセルの読み
出しが行なわれる。 t=2 波面#0では、セルブロック(2,0)にt=
1で読み出されたセルブロック(1,0)のデータが転
送される。ただし、ワード線が選択されてないのでセル
に対しても何も起こらない。同時に、(1,1)でセル
の読み出しが起こる。波面#1では書き込みデータ◎と
選択されたワード線が出合い、セルへの書き込みが行な
われる。セルブロック(1,0)へは、t=1で読み出
されたセルブロック(0,0)データが転送される。 t=3 波面#0では、セルブロック(1,2)でセル
の読み出しが起こり、セルブロック(2,1)へはセル
(1,1)のデータの転送が起こる。セルブロック
(2,0)からのセル(1,0)のデータはセル外のデ
ータパイプラインレジスタへ転送される。波面#1につ
いては、セルブロック(0,2)では、セルの読み出し
がおき、他のセルではt=2のデータの転送が起きる。 t=4 波面#0では、読み出されたセル(1,0),
(1,1),(1,2)のデータが最終段のデータパイ
プラインレジスタからデータセレクタ106に送られ、
セルのアクセスが終了する。波面#1では、セル(0,
0),(0,1),(0,2)のデータの転送が起き
る。
【0018】以上の説明では、波面#1で1セルのみの
書き込みを示したが、ワードデータデコーダ105が複
数のセルへのビット線にデータを載せることにより、複
数セルへの同時書き込みも同様に実現できる。
【0019】
【発明の効果】
1.本発明ではセルを2n−2段のパイプラインに分割
することで、ワード線、ビット線の長さがそれぞれ1/
(n+1)になり、セルのアクセスの速度が大きく向上
する。 2.本発明ではセルの構成、ビット線、アクセス線の本
数は従来のメモリセルと同一でよく、分割されたセルの
各ブロックの間に上記に比較してはるかに少ない個数の
パイプラインメモリを挿入するだけで済むため、集積度
の低下がほとんどない。 3.本発明のセルは完全な2次元構造で各セルブロック
は完全な繰り返し構造になり集積化に適する。さらに、
完全な2次元メッシュ構造であるため、パイプライン段
数に対する制約がない。 4.本発明のメモリはパイプライン型メモリアクセスを
行なう近年の高速プロセッサやスーパコンピュータに適
合性がよい。 5.本発明では、同一ワード線の複数ビット線の同時読
み出しが可能であり、ダイナミック構成のセルを用いて
集積度を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるメモリ装置の構成図
である。
【図2】図1の実施例におけるメモリセルの構成図であ
る。
【図3】図1の実施例におけるアクセス動作の説明図で
ある。
【図4】図1の実施例におけるアクセス動作の説明図で
ある。
【符号の説明】
101 セルブロック 102 センスアンプ 103 データパイプラインレジスタ 104 アドレスパイプラインレジスタ 105 ライトデータデコーダ 106 リードデータセレクタ 107 アドレスデコーダ 108 ビット線 109 ワード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルをメッシュ状の複数のブロッ
    クにわけ、各ブロックの間にパイプラインレジスタをお
    き、メモリセルのアクセスをパイプライン的に行なうメ
    モリであって、セルの外周の1辺からアドレスを、外周
    の他1辺から書き込みデータをパイプラインレジスタを
    介して波面状に供給し、さらに他の1辺から読み出した
    データの波面を受信しパイプラインレジスタを介してデ
    ータセレクタへ送ることによりセルへの書き込み及び読
    み出しをパイプライン的に実現することを特徴とするパ
    イプラインメモリ装置。
JP34554092A 1992-11-30 1992-11-30 パイプラインメモリ装置 Withdrawn JPH06168177A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34554092A JPH06168177A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 パイプラインメモリ装置

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JP34554092A JPH06168177A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 パイプラインメモリ装置

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ID=18377285

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34554092A Withdrawn JPH06168177A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 パイプラインメモリ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0646925A2 (en) * 1993-10-04 1995-04-05 AT&T Corp. Fully scalable memory apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0646925A2 (en) * 1993-10-04 1995-04-05 AT&T Corp. Fully scalable memory apparatus
EP0646925A3 (en) * 1993-10-04 1995-09-06 At & T Corp Memory device that can fully expand.

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