JPH0616782B2 - 連続した推定信号を実時間で合成する方法及び装置 - Google Patents
連続した推定信号を実時間で合成する方法及び装置Info
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- JPH0616782B2 JPH0616782B2 JP59094403A JP9440384A JPH0616782B2 JP H0616782 B2 JPH0616782 B2 JP H0616782B2 JP 59094403 A JP59094403 A JP 59094403A JP 9440384 A JP9440384 A JP 9440384A JP H0616782 B2 JPH0616782 B2 JP H0616782B2
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- G—PHYSICS
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】 この発明は流体の流れに関する超音波ドプラー測定によ
って得られる、流体の流れに対応する連続した初期ガウ
ス信号の断続的信号である初期ガウス信号のセグメント
信号から連続した推定信号を合成する方法および装置に
関する。
って得られる、流体の流れに対応する連続した初期ガウ
ス信号の断続的信号である初期ガウス信号のセグメント
信号から連続した推定信号を合成する方法および装置に
関する。
ここで、ガウス信号は、周波数分布がガウス分布である
信号のみに制限されず、他の信号パラメータがガウス分
布である信号も含まれる。また、初期ガウス信号は、流
体の流れと密接に関連し、これに対応した初期の断続す
ることのない連続した信号を意味する。しかし、この連
続した初期ガウス信号は、流体の流れの超音波ドプラー
測定では、初期ガウス信号の断続した信号、すなわち、
一定の間隔をおいて生じる所定の時間幅のセグメントの
間中にのみ得られる。初期ガウス信号のセグメント信号
として得られる。
信号のみに制限されず、他の信号パラメータがガウス分
布である信号も含まれる。また、初期ガウス信号は、流
体の流れと密接に関連し、これに対応した初期の断続す
ることのない連続した信号を意味する。しかし、この連
続した初期ガウス信号は、流体の流れの超音波ドプラー
測定では、初期ガウス信号の断続した信号、すなわち、
一定の間隔をおいて生じる所定の時間幅のセグメントの
間中にのみ得られる。初期ガウス信号のセグメント信号
として得られる。
本発明は主として、生きている生物構造の超音波血流測
定に用いるように開発されている。従って、本方法およ
び装置は特開昭60−34434号公報に記載されてい
るような生きている生物構造の循環系を調査する完全シ
ステムに組み込まれる。この完全システムは、選択され
たサンプル容積からドプラー信号を連続表示するために
代替信号を発生する合成器手段と、この合成器手段で発
生された代替信号を周波数分析してそのサンプル容積の
血流速の変化の評価を表わす出力信号を与える分析手段
と、その分析手段で分析された信号を表示する手段と、
前記連続表示のための代替信号を聞こえるように表現す
る手段とを備えている。また合成器手段は、伝達関数が
制御されるフィルタを備え、ノイズのような広帯域励起
信号をフィルタに供給すると共に、ドプラー信号のセグ
メント信号から時間の関数としてフィルタ係数を計算
し、このフィルタ係数をフィルタに供給して、フィルタ
からガウス信号である合成信号を得るものである。
定に用いるように開発されている。従って、本方法およ
び装置は特開昭60−34434号公報に記載されてい
るような生きている生物構造の循環系を調査する完全シ
ステムに組み込まれる。この完全システムは、選択され
たサンプル容積からドプラー信号を連続表示するために
代替信号を発生する合成器手段と、この合成器手段で発
生された代替信号を周波数分析してそのサンプル容積の
血流速の変化の評価を表わす出力信号を与える分析手段
と、その分析手段で分析された信号を表示する手段と、
前記連続表示のための代替信号を聞こえるように表現す
る手段とを備えている。また合成器手段は、伝達関数が
制御されるフィルタを備え、ノイズのような広帯域励起
信号をフィルタに供給すると共に、ドプラー信号のセグ
メント信号から時間の関数としてフィルタ係数を計算
し、このフィルタ係数をフィルタに供給して、フィルタ
からガウス信号である合成信号を得るものである。
これに関連して、本発明は特公平2−21256号公報
に開示されたような合成の基本原理に基づくとも言え
る。この合成方法では、広帯域雑音を制御フィルタに供
給すると共に直接測定されたドプラー信号からフィルタ
パラメータ信号を作り、これにより制御フィルタの瞬時
フィルタ特性を制御して、推定信号を合成している。こ
のフィルタは、例えば、タッピングウェートが所望のス
ペクトルを得るようにフィルタパラメータによって調節
されるトランスバーサルフィルタである。
に開示されたような合成の基本原理に基づくとも言え
る。この合成方法では、広帯域雑音を制御フィルタに供
給すると共に直接測定されたドプラー信号からフィルタ
パラメータ信号を作り、これにより制御フィルタの瞬時
フィルタ特性を制御して、推定信号を合成している。こ
のフィルタは、例えば、タッピングウェートが所望のス
ペクトルを得るようにフィルタパラメータによって調節
されるトランスバーサルフィルタである。
本発明の目的は、血流測定に関して、とりわけ重要であ
る、生きている組織構造の中を流れる血液を含む、流れ
ている流体について、超音波による断続的なドプラー測
定が行なわれる場合、断続したドプラー測定信号の代り
になる本来原理的に連続信号である推定信号として、時
間的に変化する自己相関関数をもつ本質的ガウス信号を
合成することができる測定法及び装置を提供することで
ある。
る、生きている組織構造の中を流れる血液を含む、流れ
ている流体について、超音波による断続的なドプラー測
定が行なわれる場合、断続したドプラー測定信号の代り
になる本来原理的に連続信号である推定信号として、時
間的に変化する自己相関関数をもつ本質的ガウス信号を
合成することができる測定法及び装置を提供することで
ある。
本発明による方法および装置ならびにその新しい特有の
特徴に関する厳密な定義は、前記特許請求の範囲に包含
されている。
特徴に関する厳密な定義は、前記特許請求の範囲に包含
されている。
以下において、本発明を図面を参照して詳しく説明す
る。
る。
ここで説明される合成器は一般に、自己相関関数によっ
て与えられる合成信号の確立的特性が合成の元になった
信号の確立的特性に近くなるように、測定で得られた初
期ガウス信号のセグメント信号から非定常ガウス信号を
合成するようになっている。説明される通り、本方法で
は血液からの後方散乱超音波におけるドプラー効果に基
づく血流測定に有効に使用される。この場合ドプラー信
号はガウス信号であり、かつドプラー測定における短時
間の規則正しい中断に伴って、特公平2−21256号
公報に記載の通り、その中断時間の全部または一部中、
直接測定されたドプラー信号を推定または近似信号に置
き換える必要がある。
て与えられる合成信号の確立的特性が合成の元になった
信号の確立的特性に近くなるように、測定で得られた初
期ガウス信号のセグメント信号から非定常ガウス信号を
合成するようになっている。説明される通り、本方法で
は血液からの後方散乱超音波におけるドプラー効果に基
づく血流測定に有効に使用される。この場合ドプラー信
号はガウス信号であり、かつドプラー測定における短時
間の規則正しい中断に伴って、特公平2−21256号
公報に記載の通り、その中断時間の全部または一部中、
直接測定されたドプラー信号を推定または近似信号に置
き換える必要がある。
以下に説明される方法によって作られる合成信号は、直
接測定される信号のセグメント信号に基づく推定信号と
して使用できる。
接測定される信号のセグメント信号に基づく推定信号と
して使用できる。
必要条件は、第1図に示される通り規則正しい間隔で、
合成器の前に置かれる高域フィルタ(図示なし)の出力
から、超音波の進行方向の被測定対象物中の所定の深さ
からのドプラー信号の長さTrのセグメント信号が存在
していることである。これらのセグメント信号は広帯域
(事実上白色)ノイズまたは他の適当な励振、例えばパ
ルス列が加えられる合成器のフィルタの係数を計算する
のに用いられる。このフィルタの出力はそのときほぼガ
ウス信号になると思われ、これは合成信号として利用さ
れる。合成器の主構造は第2図に示されている。
合成器の前に置かれる高域フィルタ(図示なし)の出力
から、超音波の進行方向の被測定対象物中の所定の深さ
からのドプラー信号の長さTrのセグメント信号が存在
していることである。これらのセグメント信号は広帯域
(事実上白色)ノイズまたは他の適当な励振、例えばパ
ルス列が加えられる合成器のフィルタの係数を計算する
のに用いられる。このフィルタの出力はそのときほぼガ
ウス信号になると思われ、これは合成信号として利用さ
れる。合成器の主構造は第2図に示されている。
非定常ガウス信号の確立的特性は、信号R(t1,
t2)の自己相関関数によって説明される。信号が定常
状態であるならば、これはt2−t1の関数であろう。
そのとき信号の電力スペクトルは自己相関関数のフーリ
エ変換として定義される。
t2)の自己相関関数によって説明される。信号が定常
状態であるならば、これはt2−t1の関数であろう。
そのとき信号の電力スペクトルは自己相関関数のフーリ
エ変換として定義される。
非定常信号については、信号が事実上定常状態であるよ
うな短い時間にわたる短時間スペクトルが計算される。
同じ過程全体の異なるサンプル関数についての短時間ス
ペクトルが若干異なるのはスペクトル推定の確立的不確
実性による。すべての短時間スペクトルにわたって全体
的平均化が行われ、これは使用されるスペクトル・ウイ
ンドウおよびサンプル容積を通る血液の走行時間ウイン
ドウと掛け合わされてサンプル容積における速度分布を
与える。
うな短い時間にわたる短時間スペクトルが計算される。
同じ過程全体の異なるサンプル関数についての短時間ス
ペクトルが若干異なるのはスペクトル推定の確立的不確
実性による。すべての短時間スペクトルにわたって全体
的平均化が行われ、これは使用されるスペクトル・ウイ
ンドウおよびサンプル容積を通る血液の走行時間ウイン
ドウと掛け合わされてサンプル容積における速度分布を
与える。
ここでまず説明すべきことは、与えられたセグメント信
号から、与えられた定常ガウス信号とほぼ同じスペクト
ルを持つ定常ガウス信号を合成し得る方法である。これ
を実施する合成器のブロック図が実信号について第3図
に示されている。信号のN個のサンプルは下記係数が得
られるように、重み関数Wf(n)で重みを付けられて
いる ai(n)=Xi(n)・Wf(n) これは第4図に示されている。重み関数は、サイド・ロ
ーブのレベルを減少させるためにスペクトル推定に使用
される形と同じ形のものであり、例えばハミングまたは
ハニング・ウインドウでもよい。それはここで、合成信
号のスペクトルにおけるサイド・ローブのレベルを減少
させるために使用される。
号から、与えられた定常ガウス信号とほぼ同じスペクト
ルを持つ定常ガウス信号を合成し得る方法である。これ
を実施する合成器のブロック図が実信号について第3図
に示されている。信号のN個のサンプルは下記係数が得
られるように、重み関数Wf(n)で重みを付けられて
いる ai(n)=Xi(n)・Wf(n) これは第4図に示されている。重み関数は、サイド・ロ
ーブのレベルを減少させるためにスペクトル推定に使用
される形と同じ形のものであり、例えばハミングまたは
ハニング・ウインドウでもよい。それはここで、合成信
号のスペクトルにおけるサイド・ローブのレベルを減少
させるために使用される。
係数ai(n)は、第3図に示される通り、広帯域(事
実上白色)ノイズv(n)が加えられるトランスバーサ
ルフィルタ(周波数伝送特性が周期的な対称性を示すフ
ィルタ、またはトランスバーサル形FIRフィルタ)に
使用される。
実上白色)ノイズv(n)が加えられるトランスバーサ
ルフィルタ(周波数伝送特性が周期的な対称性を示すフ
ィルタ、またはトランスバーサル形FIRフィルタ)に
使用される。
は合成信号である。z-1はn段の中の1つの段による信
号の記憶および遅延を示す。
号の記憶および遅延を示す。
v(n)は広帯域(事実上白色)ガウス・ノイズである
が、フィルタが上述のような多くの係数を持つならば、
広帯域2進ノイズまたは他の励振源も使用される。中心
極限定理にかんがみ、 はそのとき事実上ガウス信号となるであろう。これはフ
ィルタ内で±1を掛けるだけで済む利点があり、遅延は
フリップ・フロップまたはディジタル・シフト・レジス
タによって与えられる。合成信号の電力スペクトルは次
のようになる ただしF{ }はフーリエ変換、Wf(ω)はWfの
フーリエ変換、Gxxはxの電力スペクトル、*は周波数
面における掛け算を示す。上記係数は合成信号の電力ス
ペクトルを変えずにある種の線形変換(全通過操作)に
よっても変えられる。これはフィルタのインパルス・レ
スポンスが対称にされるという利点を持つので、掛算の
回数は半数まで減少されるが、それは係数の線形変換を
まず行わなければならないという不利をも有する。複素
ガウス信号の合成は同じ方法で行われる。xi(n)は
そのとき一般に、実数および虚数部分から成ると思われ
る。したがって係数ai(n)は実数および虚数部分を
有し、実際のノイズについては複素合成信号 が得られると思われる。複素ノイズが使用されるなら
ば、 の相関特性はドプラー信号のそれにさらによく似るであ
ろう。
が、フィルタが上述のような多くの係数を持つならば、
広帯域2進ノイズまたは他の励振源も使用される。中心
極限定理にかんがみ、 はそのとき事実上ガウス信号となるであろう。これはフ
ィルタ内で±1を掛けるだけで済む利点があり、遅延は
フリップ・フロップまたはディジタル・シフト・レジス
タによって与えられる。合成信号の電力スペクトルは次
のようになる ただしF{ }はフーリエ変換、Wf(ω)はWfの
フーリエ変換、Gxxはxの電力スペクトル、*は周波数
面における掛け算を示す。上記係数は合成信号の電力ス
ペクトルを変えずにある種の線形変換(全通過操作)に
よっても変えられる。これはフィルタのインパルス・レ
スポンスが対称にされるという利点を持つので、掛算の
回数は半数まで減少されるが、それは係数の線形変換を
まず行わなければならないという不利をも有する。複素
ガウス信号の合成は同じ方法で行われる。xi(n)は
そのとき一般に、実数および虚数部分から成ると思われ
る。したがって係数ai(n)は実数および虚数部分を
有し、実際のノイズについては複素合成信号 が得られると思われる。複素ノイズが使用されるなら
ば、 の相関特性はドプラー信号のそれにさらによく似るであ
ろう。
非定常、複素ガウス信号の合成器の2つの例を第5図お
よび第9図についてそれぞれ以下に説明する。第1図に
示された初期複素ガウス信号の測定されたセグメント信
号 が存在することはもちろんのことである。説明される合
成器は原則として定常信号について第3図に示される形
と同じ形のものであるが、フィルタ係数は下記から明白
になるように時間と共に変化する。係数の時間変化は信
号の数個のセグメント信号 に基づいて計算される。係数の時間変化を計算する場
合、流体の流れ速度の時間変化が帯域制限されるという
事実が利用される。ドプラー信号の帯域幅も相対的にゆ
っくり変化するが、中心周波数および最大周波数はもっ
と急速な変化を受ける。換言すれば、周波数スペクトル
の位置はさらに急速に変化される。
よび第9図についてそれぞれ以下に説明する。第1図に
示された初期複素ガウス信号の測定されたセグメント信
号 が存在することはもちろんのことである。説明される合
成器は原則として定常信号について第3図に示される形
と同じ形のものであるが、フィルタ係数は下記から明白
になるように時間と共に変化する。係数の時間変化は信
号の数個のセグメント信号 に基づいて計算される。係数の時間変化を計算する場
合、流体の流れ速度の時間変化が帯域制限されるという
事実が利用される。ドプラー信号の帯域幅も相対的にゆ
っくり変化するが、中心周波数および最大周波数はもっ
と急速な変化を受ける。換言すれば、周波数スペクトル
の位置はさらに急速に変化される。
図示された2つの実施例は、事実上正しい帯域幅変動を
持つ信号がまず合成され、その後これは適当な信号を掛
けることによって周波数面内の当該範囲まで移動される
という共通の主特徴を備えている。
持つ信号がまず合成され、その後これは適当な信号を掛
けることによって周波数面内の当該範囲まで移動される
という共通の主特徴を備えている。
第5図から、計算装置161によって特性スペクトル・
パラメータωiが各セグメント信号 について計算される。同時にセグメント信号は記憶装置
162に記憶される。パラメータωiは例えば角周波数
の最大値、平均値または実効値であることができる。信
号の帯域幅はゆっくり変動するので、上記周波数パラメ
ータの間の差はゆっくり変動するであろう。したがって
これらはすべて、運動中の組織からの信号の残りがドプ
ラー信号内にある場合を除き、良好な結果を伴って使用
される。そのような場合、最大角周波数が望ましいの
は、これが組織からの信号によってほとんど影響されな
いからである。
パラメータωiが各セグメント信号 について計算される。同時にセグメント信号は記憶装置
162に記憶される。パラメータωiは例えば角周波数
の最大値、平均値または実効値であることができる。信
号の帯域幅はゆっくり変動するので、上記周波数パラメ
ータの間の差はゆっくり変動するであろう。したがって
これらはすべて、運動中の組織からの信号の残りがドプ
ラー信号内にある場合を除き、良好な結果を伴って使用
される。そのような場合、最大角周波数が望ましいの
は、これが組織からの信号によってほとんど影響されな
いからである。
記憶されたセグメント信号 は次に、ブロック164で作られる によって第1乗算装置163で掛けられる。それによっ
て のスペクトルはゼロ(以下基本帯域という)付近まで下
げられ、ωiによる短時間スペクトルにおける変化は除
去されるであろう。虚数乗法は第6図のように行われ
る。結果は次に、第4図と同様にブロック165でウイ
ンドウ関数Wf(n)によって掛け合わされる。これは
第3図に示されるのと同じように、基本帯域内に置かれ
る信号を合成するフィルタ係数を作る。ブロック165
は第2乗算装置を構成し、その機能はおそらく第1乗算
装置163で行われる乗算と組み合わされるが、その理
由は装置165がブロック164でもっと一般的な発生
装置に組み込まれるからである。
て のスペクトルはゼロ(以下基本帯域という)付近まで下
げられ、ωiによる短時間スペクトルにおける変化は除
去されるであろう。虚数乗法は第6図のように行われ
る。結果は次に、第4図と同様にブロック165でウイ
ンドウ関数Wf(n)によって掛け合わされる。これは
第3図に示されるのと同じように、基本帯域内に置かれ
る信号を合成するフィルタ係数を作る。ブロック165
は第2乗算装置を構成し、その機能はおそらく第1乗算
装置163で行われる乗算と組み合わされるが、その理
由は装置165がブロック164でもっと一般的な発生
装置に組み込まれるからである。
第5図では2個のフィルタ166および167が示され
ており、これらのフィルタは基本帯域で信号を合成する
働きをする。複数個の係数は、初期ガウス信号の1セグ
メント信号おきにそれぞれのフィルタにロードされる。
フィルタの出力は、第7図に示されるように追加の乗算
装置168および169によって重み関数で重みを付け
られる。これは、2個のフィルタ166および167か
らの加算後の貢献が当該フィルタ内の係数変化を生じる
ときにゼロに等しくなることを意味する。ウインドウ関
数は徐々に変化するので、1つのセグメント信号からの
係数によって合成信号が与えられる状態から、次のセグ
メント信号に対する係数によって与えられる状態まで、
徐々に推移する。第7図には線形的に増加する縁を持つ
ウインドウ関数(重み関数)が示されるが、例えばハミ
ング・ウインドウ関数などのような他のウインドウ関数
も使用される。当該フィルタへの係数の読込みが行われ
るとき、ウインドウ関数はゼロでなければならない。し
かし、この時間は極めて短かくされる(10−50μ
s)。
ており、これらのフィルタは基本帯域で信号を合成する
働きをする。複数個の係数は、初期ガウス信号の1セグ
メント信号おきにそれぞれのフィルタにロードされる。
フィルタの出力は、第7図に示されるように追加の乗算
装置168および169によって重み関数で重みを付け
られる。これは、2個のフィルタ166および167か
らの加算後の貢献が当該フィルタ内の係数変化を生じる
ときにゼロに等しくなることを意味する。ウインドウ関
数は徐々に変化するので、1つのセグメント信号からの
係数によって合成信号が与えられる状態から、次のセグ
メント信号に対する係数によって与えられる状態まで、
徐々に推移する。第7図には線形的に増加する縁を持つ
ウインドウ関数(重み関数)が示されるが、例えばハミ
ング・ウインドウ関数などのような他のウインドウ関数
も使用される。当該フィルタへの係数の読込みが行われ
るとき、ウインドウ関数はゼロでなければならない。し
かし、この時間は極めて短かくされる(10−50μ
s)。
初期ガウス信号の数個のセグメント信号のための特性角
周波数ωiに基づき、第5図にある評価(推定)装置1
71において連続可変角周波数 が推定される。ブロック170の後の基本帯域にある信
号は次に、ブロック172で作られた によってブロック173で掛け合わされる。それによっ
てスペクトルは基本帯域から問題の範囲まで移される。
周波数ωiに基づき、第5図にある評価(推定)装置1
71において連続可変角周波数 が推定される。ブロック170の後の基本帯域にある信
号は次に、ブロック172で作られた によってブロック173で掛け合わされる。それによっ
てスペクトルは基本帯域から問題の範囲まで移される。
を推定する簡単な方法は、ωiとωi+1 との間の線形補
間による。それはωiの一連の値をフィルタすることに
よっても作られるが、その理由は特性角周波数の変化が
帯域制限されるからである。
間による。それはωiの一連の値をフィルタすることに
よっても作られるが、その理由は特性角周波数の変化が
帯域制限されるからである。
ωiとωi+1 との間の線形補間によって を作るとき、フィルタ166および167への係数のロ
ーディングは、 からの係数をロードするときにωi+1 が存在するように
1段階だけ遅延されなけれればならない。これは合成信
号と初期ガウス信号との間に遅延を与え、実際の使用は
これが許容されるか否かを決定する。
ーディングは、 からの係数をロードするときにωi+1 が存在するように
1段階だけ遅延されなけれればならない。これは合成信
号と初期ガウス信号との間に遅延を与え、実際の使用は
これが許容されるか否かを決定する。
簡潔化された推定装置は、第5図のフィルタ対の代わり
にただ1個のフィルタを使用することもできる。この場
合の提案された重み関数は第8図に示されている。
にただ1個のフィルタを使用することもできる。この場
合の提案された重み関数は第8図に示されている。
第9図の代替実施例は、 による信号の第1乗算が除去される点で、第5図の実施
例と区別される。これに代わり、フィルタ266および
267からの出力は、時間の経過につれて推定されるス
ペクトル・パラメータ と、各フィルタ係数用の対応するスペクトル・パラメー
タω2jおよびω2j+1との間の瞬間偏差を表わす2つの異
なる信号、によって乗算されなければならない。さらに
詳しく述べれば、第9図はセグメント信号用の記憶装置
262を示す。さらに、計算装置261および評価(推
定)装置271を備え、これらのブロック261,26
2および271は第5図のそれぞれのブロック161,
162および171に対応する。記憶装置262の後
に、装置262からの出力信号を受信して重みづけすな
わちウインドウ関数Wf(n)を加えるための第2入力
を持つ乗算装置263が続く。したがって、ここではセ
グメント信号xi^はフィルタ266および267から成
る後続フィルタ装置のフィルタ係数を作るために直接使
用される。フィルタの出力には追加の乗算装置273a
および273bがそれぞれ具備されるが、これらの乗算
装置は評価(推定)装置271から周波数パラメータ を受信する装置272aおよび272bからそれぞれの
信号 ならびに をも受信する。フィルタ出力信号はそれによって、初期
ガウス信号の周波数範囲に戻される。次に信号は、フィ
ルタの出力にも見られる乗算装置268および269に
おいて重みを付けられる。しかしこれらの乗算はフィル
タのすぐ後で、すなわち装置273aおよび273bの
前でも行われる。最後に、2個のフィルタからの信号が
ブロック270で加算される。これらの機能が行われる
順序は既述の通り一部変えてもよく、第5図はブロック
170での加算がブロック173での転換に先行する接
続を示す。実際に第9図の実施例が最も有利と思われる
のは、それが装置の構造をより簡潔にするからである。
しかし、所望の結果は第9図の実施例で得られるととも
に第5図の実施例でも得られることは明白であり、した
がってとりわけ利用できる技術および構成部品次第で、
どちらを選んだ方が実際に適当であるかを決める必要が
ある。
例と区別される。これに代わり、フィルタ266および
267からの出力は、時間の経過につれて推定されるス
ペクトル・パラメータ と、各フィルタ係数用の対応するスペクトル・パラメー
タω2jおよびω2j+1との間の瞬間偏差を表わす2つの異
なる信号、によって乗算されなければならない。さらに
詳しく述べれば、第9図はセグメント信号用の記憶装置
262を示す。さらに、計算装置261および評価(推
定)装置271を備え、これらのブロック261,26
2および271は第5図のそれぞれのブロック161,
162および171に対応する。記憶装置262の後
に、装置262からの出力信号を受信して重みづけすな
わちウインドウ関数Wf(n)を加えるための第2入力
を持つ乗算装置263が続く。したがって、ここではセ
グメント信号xi^はフィルタ266および267から成
る後続フィルタ装置のフィルタ係数を作るために直接使
用される。フィルタの出力には追加の乗算装置273a
および273bがそれぞれ具備されるが、これらの乗算
装置は評価(推定)装置271から周波数パラメータ を受信する装置272aおよび272bからそれぞれの
信号 ならびに をも受信する。フィルタ出力信号はそれによって、初期
ガウス信号の周波数範囲に戻される。次に信号は、フィ
ルタの出力にも見られる乗算装置268および269に
おいて重みを付けられる。しかしこれらの乗算はフィル
タのすぐ後で、すなわち装置273aおよび273bの
前でも行われる。最後に、2個のフィルタからの信号が
ブロック270で加算される。これらの機能が行われる
順序は既述の通り一部変えてもよく、第5図はブロック
170での加算がブロック173での転換に先行する接
続を示す。実際に第9図の実施例が最も有利と思われる
のは、それが装置の構造をより簡潔にするからである。
しかし、所望の結果は第9図の実施例で得られるととも
に第5図の実施例でも得られることは明白であり、した
がってとりわけ利用できる技術および構成部品次第で、
どちらを選んだ方が実際に適当であるかを決める必要が
ある。
第10図は第5図および第9図の2つの代替実施例に属
するブロック図を示す。第10図でΔωi=oならば第
9図の実施例が得られ、またΔωi=ωiならば第5図
の実施例が得られる。この場合フィルタの後の混合信号
は両フィルタについて同じであるので、乗算は加算後に
行われる。実際にΔωi=oまたはΔωi=ωiのいず
れかが選ばれるのは、これが2回の乗算で済むからであ
る。
するブロック図を示す。第10図でΔωi=oならば第
9図の実施例が得られ、またΔωi=ωiならば第5図
の実施例が得られる。この場合フィルタの後の混合信号
は両フィルタについて同じであるので、乗算は加算後に
行われる。実際にΔωi=oまたはΔωi=ωiのいず
れかが選ばれるのは、これが2回の乗算で済むからであ
る。
最後に、3個以上のフィルタの使用が考えられ、それに
よって信号の帯域幅の変化がより良く処理される。その
ような場合にはΔωi=ωiによる代替が使用されるの
で、2回の虚数乗法だけが必要である。
よって信号の帯域幅の変化がより良く処理される。その
ような場合にはΔωi=ωiによる代替が使用されるの
で、2回の虚数乗法だけが必要である。
第1図は血流測定用ドプラー処理装置にある高域フィル
タの出力に存在する初期ドプラー信号のセグメント信号
の例を示す図、第2図は広帯域ノイズすなわち白色ノイ
ズの形式の励振信号に基づく合成器の主構造を示す図、
第3図は例えば第1図に示すセグメント信号からの定常
信号の合成に用いる、トランスバーサルフィルタを持つ
合成器のブロック図であり、第4図は第3図のフィルタ
に用いるフィルタ係数を作るために重み関数と与えられ
た信号との乗算を示す図、第5図は非定常複素信号用の
本発明による装置に対応する合成器のブロック図であ
り、第6図は第5図のブロック図に含まれる虚数乗法の
実操作への分割を示す図、第7図は第5図に示された2
個のフィルタからの信号を混合するための重み関数の例
を示す図、第8図は第5図のブロック図でただ1個のフ
ィルタを用いるときの重みの関数の例を示す図、第9図
は第5図による実施例の代替であるブロック図を示し、
第10図は第9図の実施例とともに第5図の実施例を包
含する一般化されたブロック図を示す。 符号の説明 161,261,361……計算装置; 162,262,362……記憶装置; 171,271,371……評価(推定)装置; 164,172,272a,b,273a,b……信号
発生装置; 163,165,168,169,173,263,2
68,269,166,167,266,267……フ
ィルタ
タの出力に存在する初期ドプラー信号のセグメント信号
の例を示す図、第2図は広帯域ノイズすなわち白色ノイ
ズの形式の励振信号に基づく合成器の主構造を示す図、
第3図は例えば第1図に示すセグメント信号からの定常
信号の合成に用いる、トランスバーサルフィルタを持つ
合成器のブロック図であり、第4図は第3図のフィルタ
に用いるフィルタ係数を作るために重み関数と与えられ
た信号との乗算を示す図、第5図は非定常複素信号用の
本発明による装置に対応する合成器のブロック図であ
り、第6図は第5図のブロック図に含まれる虚数乗法の
実操作への分割を示す図、第7図は第5図に示された2
個のフィルタからの信号を混合するための重み関数の例
を示す図、第8図は第5図のブロック図でただ1個のフ
ィルタを用いるときの重みの関数の例を示す図、第9図
は第5図による実施例の代替であるブロック図を示し、
第10図は第9図の実施例とともに第5図の実施例を包
含する一般化されたブロック図を示す。 符号の説明 161,261,361……計算装置; 162,262,362……記憶装置; 171,271,371……評価(推定)装置; 164,172,272a,b,273a,b……信号
発生装置; 163,165,168,169,173,263,2
68,269,166,167,266,267……フ
ィルタ
Claims (12)
- 【請求項1】生体の循環系統の血流の超音波ドプラー測
定中に得られる、血流に対応する連続した初期ガウス信
号の断続的信号の代替信号として用いられる連続した推
定信号を実時間で合成する方法であって、前記初期ガウ
ス信号の断続的信号は一定の間隔をおいて生ずる所定の
時間幅のセグメントの間中にのみドプラー処理装置の出
力端にセグメント信号として得られ、前記一定の間隔を
おいて生ずる時間幅の相互の間ではそのドプラー測定が
中断されるようにする前記方法であって、該方法は、 少なくとも1つのトランスバーサルフィルタを備えた制
御フィルタ装置に前記初期ガウス信号のセグメント信号
を与えて、前記制御フィルタ装置の伝達関数を制御する
段階と、 前記制御フィルタ装置に広帯域入力信号を供給して濾波
する段階と、 前記初期ガウス信号の帯域幅の変動を表わす実質的にガ
ウス信号である合成出力信号を前記制御フィルタ装置か
らうる段階と、 前記連続した推定信号を前記合成出力信号から引き出す
段階と、 を備えた連続した推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
て、さらに、前記初期ガウス信号のセグメント信号をウ
インドウ関数で重みづけをして、その重みづけ信号を前
記制御フィルタ装置へ与える段階を有し、また、前記連
続した推定信号を引き出す段階は前記合成出力信号を直
接に前記連続した推定信号として用いる段階を有する連
続した推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の方法におい
て、前記連続した推定信号を引き出す段階は、前記初期
ガウス信号の各セグメント信号に対する特性周波数パラ
メータを計算する段階と、前記初期ガウス信号のセグメ
ント信号間の特性周波数パラメータから推定周波数パラ
メータを推定する段階と、前記推定周波数パラメータを
前記制御フィルタ装置からの前記合成出力信号と混合し
て、該合成出力信号を前記初期ガウス信号の周波数範囲
内へ前記連続した推定信号として置き換える段階と、を
備えた連続した推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の方法において
さらに、前記特性周波数パラメータを表わす第1の混合
信号を前記初期ガウス信号のセグメント信号と混合して
周波数シフトセグメント信号を得、この周波数シフトセ
グメント信号をウインドウ関数で重みづけをした後これ
を前記制御フィルタ装置へ供給する段階を有する連続し
た推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項5】特許請求の範囲第3項に記載の方法におい
て、前記特性周波数パラメータが前記初期ガウス信号の
セグメント信号の最大周波数であるようにする連続した
推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項6】特許請求の範囲第3項記載の方法におい
て、前記特性周波数パラメータが前記初期ガウス信号の
セグメント信号の平均周波数であるようにする連続した
推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項7】特許請求の範囲第3項に記載の方法におい
て、前記特性周波数パラメータが前記初期ガウス信号の
セグメント信号の平方二乗平均であるようにする連続し
た推定信号を実時間で合成する方法。 - 【請求項8】特許請求の範囲第3項に記載の方法におい
て、前記特性周波数パラメータを計算する段階は前記初
期ガウス信号の少なくとも2つのセグメント信号に基づ
く計算であるようにする連続した推定信号を実時間で合
成する方法。 - 【請求項9】生体の循環系統の血流の超音波ドプラー測
定中に得られる、血流に対応する連続した初期ガウス信
号の断続的信号の代替信号として用いられる連続した推
定信号を実時間で合成する装置であって、その前記初期
ガウス信号の断続的信号は一定の間隔をおいて生ずる所
定の時間幅のセグメントの間中にのみドプラー処理装置
の出力端にセグメント信号として得られ、前記一定の間
隔をおいて生ずる時間幅の相互の間ではそのドプラー測
定が中断されるようにした前記装置であって、該装置
は、 少なくとも1つの第1の入力、制御入力および出力を備
えた制御フィルタ装置と、 広帯域入力信号を前記制御フィルタ装置の前記第1の入
力に供給する入力信号手段と、 前記初期ガウス信号の一定の時間間隔をおいて生ずる前
記セグメント信号から制御信号を引き出す制御信号手段
と、 前記制御信号を前記制御フィルタ装置の前記制御入力に
供給する入力手段と、 を有し、前記制御フィルタ装置は、さらに、 前記広帯域入力信号と前記制御フィルタ装置に供給され
た前記制御信号とを受け取り、前記初期ガウス信号の帯
域幅の変動を表わす実質的にガウス信号である前記合成
出力信号を前記制御フィルタ装置の前記少なくとも1つ
の出力に引き出すためのトランスバーサルフィルタと、 前記少なくとも1つの出力に引き出された前記合成出力
信号に応答して該合成出力信号から前記連続した推定信
号を引き出す引き出し手段と、 を備えた連続した推定信号を実時間で合成する装置。 - 【請求項10】特許請求の範囲第9項に記載の装置にお
いて、前記制御信号手段は、 前記初期ガウス信号のセグメント信号を記憶する記憶手
段(162)と、 前記初期ガウス信号の各セグメント信号に対する特性周
波数パラメータを計算し記憶する計算手段(161)
と、 該計算手段に接続され、前記特性周波数パラメータを表
わす第1の混合信号を発生する第1混合発生手段(16
4)と、 前記記憶手段と前記第1混合信号発生手段に接続され、
前記初期ガウス信号のセグメント信号を前記第1混合信
号と混合して周波数シフトセグメントを与える第1乗算
手段(163)と、 前記第1乗算手段に接続された第1入力とウインドウ関
数を供給するための第2入力とを備え、前記周波数シフ
トセグメントを前記ウインドウ関数で重みづけして前記
制御信号を与える第2乗算手段(165)と、 を備え、前記引き出し手段は、 前記制御フィルタ装置の少なくとも1つの出力に接続さ
れた少なくとも1つの第1入力と少なくとも1つの他の
ウインドウ関数を入力する少なくとも1つの第2入力と
を有し、前記合成出力信号を前記他のウインドウ関数で
重みづけしてフィルタ出力信号を与える第3乗算手段
(168,169)と、 前記計算手段に接続され該計算手段からの特性周波数パ
ラメータを受け取り、前記セグメント信号間の前記特性
周波数パラメータの推定値である推定周波数パラメータ
を形成する推定装置(171)と、 前記推定装置に接続され前記推定周波数パラメータを表
わす第2混合信号を発生する第2混合信号発生手段(1
72)と、 前記第2混合信号発生手段と前記第3乗算手段に少なく
とも作動的に接続され、前記2混合信号を前記フィルタ
出力信号と混合して前記フィルタ出力信号を前記初期ガ
ウス信号の周波数範囲へ周波数シフトして前記連続した
推定信号を与える乗算装置(173)と、 を有する連続した推定信号を実時間で合成する装置。 - 【請求項11】特許請求の範囲第10項に記載の装置に
おいて、前記制御フィルタ装置は2つの平行トランスバ
ーサルフィルタを有し、かつ前記入力手段は前記初期ガ
ウス信号のセグメント信号のいずれか1つに対応する制
御信号を前記2つのトランスバーサルフィルタへ供給す
るようにされた連続した推定信号を実時間で合成する装
置。 - 【請求項12】特許請求の範囲第9項に記載の装置にお
いて、前記制御信号手段は、 前記初期ガウス信号のセグメント信号を記憶する記憶装
置(262)と、 該記憶装置に接続され前記初期ガウス信号のセグメント
信号を受け取る1入力と、ウインドウ関数の供給を受け
る他の入力とを有し、前記セグメント手段を前記ウイン
ドウ関数で重みづけして前記制御信号を与えるようにし
た入力乗算手段(263)と、 を備え、前記引き出し手段は、 前記初期ガウス信号のセグメント信号の前記特性周波数
パラメータを計算し記憶する計算手段(261)と、 前記計算手段に接続され該計算手段から前記特性周波数
パラメータを受け取り、前記初期ガウス信号のセグメン
ト信号間の前記特性周波数パラメータの推定値である推
定周波数パラメータを形成する推定装置(271)と、 前記推定装置に接続され前記推定周波数パラメータを表
す混合信号を発生する少なくとも1つの発生手段(27
2a,272b)と、 前記制御フィルタ装置の少なくとも1つの出力と前記少
なくとも1つの発生手段に接続され前記合成出力信号を
前記混合信号で混合し、前記合成出力信号を前記初期ガ
ウス信号の周波数範囲の出力信号へ置き換える少なくと
も1つの他の乗算手段(273a,273b)と、 前記他の乗算手段に接続された第1入力とさらに他のウ
インドウ関数が供給される第2入力とを有し、前記出力
信号を該ウインドウ関数で重みづけして前記連続した推
定信号を与える少なくとも1つのさらに他の乗算手段
(268,269)と、 を備えた連続した推定信号を実時間で合成する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NO831719 | 1983-05-13 | ||
NO831719A NO831719L (no) | 1983-05-13 | 1983-05-13 | Fremgangsmaate og anordning for syntetisering av et kontinuerlig estimatsignal ut fra bruddstykker av et gaussisk signal fremkommet ved ultralyd-dopplermaaling paa en fluidumstroem |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035221A JPS6035221A (ja) | 1985-02-23 |
JPH0616782B2 true JPH0616782B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=19887096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59094403A Expired - Lifetime JPH0616782B2 (ja) | 1983-05-13 | 1984-05-11 | 連続した推定信号を実時間で合成する方法及び装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4934373A (ja) |
JP (1) | JPH0616782B2 (ja) |
DE (1) | DE3417568A1 (ja) |
FR (1) | FR2549957B1 (ja) |
GB (1) | GB2142753B (ja) |
IT (1) | IT1173985B (ja) |
NO (1) | NO831719L (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5016641A (en) * | 1989-11-13 | 1991-05-21 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Spectral interpolation of ultrasound Doppler signal |
JP2678124B2 (ja) * | 1993-01-08 | 1997-11-17 | アロカ株式会社 | 超音波ドプラ診断装置 |
JPH06342022A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-12-13 | Hewlett Packard Co <Hp> | ゲートスペクトル分析方法 |
US5433206A (en) * | 1994-06-29 | 1995-07-18 | Elscint, Ltd. | System and a method for simultaneous, real time ultrasound imaging of biological tissue and measuring of blood flow velocity |
US5476097A (en) * | 1994-10-13 | 1995-12-19 | Advanced Technology Laboratories, Inc. | Simultaneous ultrasonic imaging and Doppler display system |
JP3657706B2 (ja) * | 1996-09-11 | 2005-06-08 | 株式会社日立メディコ | 超音波ドプラ診断装置 |
US5808195A (en) * | 1997-05-21 | 1998-09-15 | Ads Environmental Services | Arrangement for determining liquid velocity versus depth utilizing historical data |
KR100248065B1 (ko) * | 1997-12-30 | 2000-03-15 | 윤종용 | 디지털 신호 처리장치 및 그 방법 |
CN101161205B (zh) * | 2006-10-13 | 2011-07-06 | 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 | 多普勒血流声音信号抗混叠的方法及装置 |
US10330508B2 (en) * | 2015-12-09 | 2019-06-25 | Texas Instruments Incorporated | Ultrasonic flowmeter using windowing of received signals |
EP3503016B1 (en) * | 2017-12-19 | 2021-12-22 | Nokia Technologies Oy | Apparatus, method and computer program for processing a piecewise-smooth signal |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4182173A (en) * | 1978-08-23 | 1980-01-08 | General Electric Company | Duplex ultrasonic imaging system with repetitive excitation of common transducer in doppler modality |
FR2447041A1 (fr) * | 1979-01-19 | 1980-08-14 | Inst Nat Sante Rech Med | Perfectionnements aux velocimetres doppler a bruit pseudo-aleatoires |
US4324258A (en) * | 1980-06-24 | 1982-04-13 | Werner Huebscher | Ultrasonic doppler flowmeters |
US4407293A (en) * | 1981-04-24 | 1983-10-04 | Diasonics, Inc. | Ultrasound imaging apparatus for providing simultaneous B-scan and Doppler data |
NO150015C (no) * | 1981-11-13 | 1984-08-08 | Vingmed As | Fremgangsmaate ved blodstroemhastighetsmaaling med ultralyd, kombinert med ekko-amplitudeavbildning, for undersoekelse av levende biologiske strukturer |
US4441368A (en) * | 1982-04-19 | 1984-04-10 | General Electric Company | Method and means for determining ultrasonic wave attenuation in tissue |
NO831718L (no) * | 1983-05-13 | 1984-11-14 | Vingmed As | Fremgangsmaate og apparat ved blodstroem-hastighetsmaaling med ultralyd for dannelse av todimensjonal avbildning av blodets hastighet |
-
1983
- 1983-05-13 NO NO831719A patent/NO831719L/no unknown
-
1984
- 1984-05-10 GB GB08411946A patent/GB2142753B/en not_active Expired
- 1984-05-11 DE DE19843417568 patent/DE3417568A1/de active Granted
- 1984-05-11 IT IT20891/84A patent/IT1173985B/it active
- 1984-05-11 JP JP59094403A patent/JPH0616782B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1984-05-14 FR FR848407409A patent/FR2549957B1/fr not_active Expired
-
1988
- 1988-06-30 US US07/213,474 patent/US4934373A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT8420891A0 (it) | 1984-05-11 |
DE3417568A1 (de) | 1984-11-29 |
JPS6035221A (ja) | 1985-02-23 |
DE3417568C2 (ja) | 1993-02-11 |
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