JPH06167423A - レンズメータ - Google Patents

レンズメータ

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JPH06167423A
JPH06167423A JP34524592A JP34524592A JPH06167423A JP H06167423 A JPH06167423 A JP H06167423A JP 34524592 A JP34524592 A JP 34524592A JP 34524592 A JP34524592 A JP 34524592A JP H06167423 A JPH06167423 A JP H06167423A
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JP
Japan
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lens
inspected
rotating
nose piece
presser
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JP34524592A
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Osamu Mita
修 三田
Mikio Kurachi
幹雄 倉地
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Nidek Co Ltd
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Nidek Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印点打ちを極めて容易に行うことができ、被
検レンズを傷付ける心配のないレンズメ−タを提供する
ことにある。 【構成】 被検レンズの球面度数、柱面度数、軸角度を
測定する測定系と、被検レンズに所定の印点を打つ印点
打ち機構とを有するレンズメ−タにおいて、被検レンズ
を載置するためのレンズ載置台と、該レンズ載置台を測
定系に対して回転する回転手段とを具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検レンズの球面度
数、柱面度数、軸角度を測定するレンズメ−タに係り、
特に、乱視軸角度への印点打ち機構に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズメ−タには、被検レンズの球面度
数、柱面度数、軸角度等の光学特性を測定する機能と、
処方乱視軸角度と軸角度を所定の関係に合わせた状態で
印点を打つ機能がある。印点打ちの作業の1つとして、
通常、被検レンズの光学中心をレンズメ−タの測定光軸
に合わせる作業と、乱視軸角度に被検レンズの軸角度を
所定の関係に合わせる作業がある。これらの作業は同時
に行わなければならない作業である。従来の装置では、
目標とする位置角度となるまで何度も被検レンズをノ−
ズピ−ス上で回転させたり、ずらしたりする動作が必要
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の装置
では、煩雑な動作を繰り返して行わなければならなかっ
た。また、ノ−ズピ−ス上でレンズを回転させたり、ず
らしたりする必要があるため、レンズ自体を傷付けてし
まうという欠点もあった。本発明の目的は、印点打ちを
極めて容易に行うことができ、被検レンズを傷付ける心
配のないレンズメ−タを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズメ−タ
は、上記目的を解決するために、次のような構成を持つ
ことを特徴とする。 (1) 被検レンズの球面度数、柱面度数、軸角度を測
定する測定系と、被検レンズに所定の印点を打つ印点打
ち機構とを有するレンズメ−タにおいて、被検レンズを
載置するためのレンズ載置台と、該レンズ載置台を測定
系に対して回転する回転手段とを具備することを特徴と
する。
【0005】(2) (1)のレンズメ−タにおいて、
被検レンズ表面を複数点で押さえる当接子を有し被検レ
ンズを前記レンズ載置台上に押さえるためのレンズ押さ
えと、被検レンズをレンズ載置台上に押さえた状態で前
記レンズ載置台を回転したときは前記当接子がレンズ押
さえ本体に対して回転する当接子回転手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例を説明す
る。図1は本実施例の装置の測定光学系の配置図を示す
ものである。1はLED等の発光ダイオ−ドであり、対
物レンズ2の焦点付近に光軸に直交して4個配置されて
いる。被検レンズLをノ−ズピ−ス3上にセットしたと
き、マイクロコンピュ−タからの指示によりLEDドラ
イバが作動し4個のLED(a,b,c,d)が順次点
灯する。LEDa〜dの順次点灯は屈折力を有する被検
レンズLがノ−ズピ−ス3上に載せられている間、所定
の時間間隔で繰り返し行われる。4は直交するスリット
を有する測定用タ−ゲット板であり、対物レンズ2及び
コリメ−ティングレンズ5の焦点付近に固定して配置さ
れている。なお、被検レンズLが0Dでない場合は、4
つのタ−ゲット像はぼけのためにその度数に比例した分
だけ像位置をずらし測定誤差の要因となるので、精密測
定にはタ−ゲット板をずれ量を小さくするように移動す
ることが望ましい。ノ−ズピ−ス3はコリメ−ティング
レンズ5及び結像レンズ6の焦点付近に配置されてい
る。7はハ−フプリズムであり、8は光軸に対して直交
して設けられ、互いに検出方向が直交するよう配置され
る2個の一次元イメ−ジセンサである。LED1からの
光は対物レンズ2、コリメ−ティングレンズ5、被検レ
ンズL、結像レンズ6を介して直交する2つのイメ−ジ
センサ8上にそれぞれ結像する。
【0007】被検レンズの屈折力と測定用タ−ゲットの
結像位置との関係は、本発明とは関係が薄いのでその詳
細な説明を省略するが、LED(a,b,c,d)によ
る4つの測定用タ−ゲットの結像位置を検出することに
よって、測定位置での被検レンズの屈折力およびプリズ
ム量を検出する。測定されたプリズム量に基づいて、デ
ィスプレイ上に位置あわせ用のクロスタ−ゲット(図示
せず)がグラフィック表示されるので、この表示を観察
しながら被検レンズLを移動してその光軸と測定光軸と
の位置を合わせる。
【0008】図2は実施例の装置の右側面の外観図であ
る。上記の測定光学系は、ミラ−を使用して光路を折り
曲げることによって、装置内に収納されている。10は
CRTディスプレイであり、測定光学系の光軸を示すレ
チクル、位置あわせ用のクロスタ−ゲット、測定結果等
が表示される。11はレンズ押さえで、被検レンズLを
ノ−ズピ−ス3上に載せ、レンズ押さえ11を下げて
(図示の状態)被検レンズLを保持する。12は印点装
置、13はフレ−ム押えである。
【0009】図3はレンズ押さえ2を下げた状態で被検
レンズLを回転させる回転機構を説明するための部分断
面図である。レンズ押さえ11のレバ−15には板バネ
16が固定され、板バネ16の先端部には、ベアリング
ホルダ18が取り付けられている。レンズ押さえピン1
7はベアリング19を介してベアリングホルダ18に回
動自在に枢支されている。レンズ押さえ11は、下方に
付勢されているが、不使用時は所定の位置に位置止めさ
れる構造となっている。使用時には位置止めを外し、レ
バ−15を下げる。ノ−ズピ−ス3はベアリング20を
介して測定光軸を中心として回転可能に装置に保持され
ている。被検レンズLの光学中心を光軸に合わせた状態
で、レンズ押さえ11を下降させ、レンズ押さえピン1
7を被検レンズLに当接させる。この状態では被検レン
ズLは水平方向へは移動できず、回転のみ可能となる。
【0010】以上のような構成の装置において、印点打
ち作業を簡単に説明する。被検レンズをノ−ズピ−ス3
上に置き、ディスプレイ上のレチクルとクロスタ−ゲッ
トを所定の位置関係に合わせ、被検レンズLの光軸と測
定光軸とを合わせる。この状態で、レンズ押さえ11を
下降させ、被検レンズLをレンズ押さえピン17とノ−
ズピ−ス3との間に挟み込む。作業者は被検レンズLま
たはノ−ズピ−ス3の部分を回しながら、クロスタ−ゲ
ットの軸方向が処方する乱視軸角度と所定の関係の角度
になるように回転させることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、被検レンズの光学中心
を一度合わせれば、後はその光学中心を回転中心とし、
乱視軸角度を処方値に合わせるようにレンズを回転させ
るだけで良いので使用者の作業効率向上の効果がある。
また、従来のように、ノ−ズピ−ス上で被検レンズを何
度もずらす作業がなくなるので被検レンズの傷付き防止
の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の装置の測定光学系の配置図である。
【図2】本実施例の装置の右側面の外観図である。
【図3】レンズ押さえを下げた状態で被検レンズを回転
させる回転機構を説明するための部分断面図である。
【符号の説明】
10 CRTディスプレイ 11 レンズ押さえ 12 印点装置 13 フレーム押さえ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検レンズの球面度数、柱面度数、軸角
    度を測定する測定系と、被検レンズに所定の印点を打つ
    印点打ち機構とを有するレンズメ−タにおいて、被検レ
    ンズを載置するためのレンズ載置台と、該レンズ載置台
    を測定系に対して回転する回転手段とを具備することを
    特徴とするレンズメ−タ。
  2. 【請求項2】 請求項1のレンズメ−タにおいて、被検
    レンズ表面を複数点で押さえる当接子を有し被検レンズ
    を前記レンズ載置台上に押さえるためのレンズ押さえ
    と、被検レンズをレンズ載置台上に押さえた状態で前記
    レンズ載置台を回転したときは前記当接子がレンズ押さ
    え本体に対して回転する当接子回転手段とを具備するこ
    とを特徴とするレンズメ−タ。
JP34524592A 1992-11-30 1992-11-30 レンズメータ Expired - Fee Related JP3254638B2 (ja)

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