JPH06166877A - パラフィンのアルキル化方法 - Google Patents

パラフィンのアルキル化方法

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JPH06166877A
JPH06166877A JP5205465A JP20546593A JPH06166877A JP H06166877 A JPH06166877 A JP H06166877A JP 5205465 A JP5205465 A JP 5205465A JP 20546593 A JP20546593 A JP 20546593A JP H06166877 A JPH06166877 A JP H06166877A
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catalyst
compound
isobutane
inlet
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JP5205465A
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Jean-Francois Joly
フランソワ ジョリ ジャン
Eric Benazzi
ベナジ エリック
Christian Marcilly
マルシリ クリスチャン
Renaud Pontier
ポンチエ ルノー
Page Jean-Francois Le
フランソワ ル パージュ ジャン
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IFP Energies Nouvelles IFPEN
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    • C07C2/56Addition to acyclic hydrocarbons
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    • C07C2/54Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition of unsaturated hydrocarbons to saturated hydrocarbons or to hydrocarbons containing a six-membered aromatic ring with no unsaturation outside the aromatic ring
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    • C07C2/60Catalytic processes with halides
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本方法は、(a) (i) イソパラフィンと炭素数
2〜6のオレフィン、(ii)(b) の流出物、および(iii)
(d) の流出物と、反応帯域Rに存在するアルキル化用固
体触媒とを接触させ、 (b) 帯域Rから出る流出物の一
部を帯域Rへ再循環し、 (c) 帯域Rから出る流出物の
他の部分を、イソブタン/ノルマルブタン/アルキレー
トの分離帯域Sへ導入し、 (d) 帯域Sのイソブタンに
富む流出物を帯域Rへ再循環し、 (e) 帯域Sの下部か
ら生成物アルキレートを得て、および (f) 帯域Sのパ
ージとしてノルマルブタンを得ることからなる。特に多
孔質担体上に含浸された硫酸を含む触媒を使用する。 【効果】 本発明の方法は、イソパラフィンを、1分子
あたり2〜6個の炭素原子を有するオレフィンによっ
て、アルキル化するのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1分子あたり2〜6個
の炭素原子を有する少なくとも1つのオレフィンによ
る、少なくとも1つのイソパラフィン、好ましくはイソ
ブタンおよび/またはイソペンタンの新規アルキル化方
法に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】制御点火の内燃機
関、特に高い圧縮率のエンジンに燃料を供給するために
は、高いオクタン価燃料、すなわち主として強く網状化
されたパラフィン系炭化水素を含む燃料を利用すること
が特に有利である。1分子あたり2〜6個の炭素原子を
有するオレフィンによる、イソパラフィン(好ましくは
イソブタンおよび/またはイソペンタン)のアルキル化
によって、このような物質を得ることができる。この反
応では、特に例えば、網状化がより少ない炭化水素、お
よび不飽和炭化水素を生じるオレフィンの二量化および
重合化反応、クラッキング反応、および不均化反応のよ
うな寄生反応を減じるために、非常に強い酸性の触媒を
使用する必要がある。
【0003】オレフィンによるイソブタンのアルキル化
による炭化水素の製造のための、現存する工業方法は、
触媒として、硫酸あるいはフッ化水素酸を用いている。
これらの方法において、酸性触媒は液相を構成し、この
液相は、イソパラフィン−オレフィン液体混合物と接触
して、乳濁液をつくる。これらの方法はコストが高く、
汚染源廃棄物および安全性についての大きな問題を生じ
る。
【0004】同様に、不均質酸性触媒、例えば分子篩、
場合によっては三フッ化ホウ素(BF3 )と組み合わさ
れた巨大網状樹脂、過フッ素化樹脂、種々の無機担体上
に担持されたルイス酸および/またはブレンステッド
酸、塩素化アルミナ、ルイス酸および/またはブレンス
テッド酸が挿入されたグラファイト、酸化物担体、例え
ばZrO2 /SO4 上に担持されたアニオンを用いるそ
の他の方法もある。これらの方法のうち、次の2つの型
を区別することができる。すなわち、(i) 触媒を、反応
器中で激しく攪拌することによって、炭化水素相中に懸
濁させる。すなわちこれは完全に攪拌された反応器の場
合である。(ii)触媒は、反応器内で固定床である。
【0005】(i) 型の方法のうち、特許US-A-3,879,489
およびUS-A-3,855,343を挙げることができる。この型の
実施には、大きな欠点がある。触媒が、摩砕によって急
激に破壊されることがある。これは、粒子の除去の問題
が生じる。(ii)型の方法の実施の改良が、特許US-A-3,8
52,371に記載されており、これは、触媒床中の種々の高
さに、イソパラフィン−オレフィン仕込原料を注入する
ことを提案している。これは、これらの同じ高さでの部
分的な再循環を伴なう。このことのために、制御するの
がさらに複雑であるようである。他方、特許US-A-3,85
2,371およびUS-A-5,073,665は、好ましい固定床での実
施について報告しており、これらは、反応器から出る流
出物の、反応器の入口への一部再循環について記載して
いる。特許US-A-5,073,665は、少なくとも1つの固定触
媒床を含む実施の場合、各触媒固定床へのオレフィン供
給について示している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、一方で
少なくとも1つのイソパラフィン、好ましくはイソブタ
ンとイソペンタンとからなる群から選ばれる少なくとも
1つの元素、さらに好ましくはイソブタンを含み、他方
で1分子あたり2〜6個の炭素原子を有する少なくとも
1つのオレフィンを含む仕込原料を、アルキル化用固体
触媒の存在下において処理するアルキル化方法であっ
て、この方法は、 (a) 下記化合物: (i) 好ましくは少なくとも帯域(R) の入口に導入される
前記仕込原料、(ii)少なくとも帯域(R) の入口に導入さ
れる、好ましくは全部が帯域(R) の入口に導入される、
(b) に記載されている液体流出物の一部、および(iii)
少なくとも帯域(R) の入口に導入される、(d) に記載さ
れている液体流出物の一部、と、反応帯域(R) に存在す
る触媒との導入および接触、 (b) 反応帯域(R) から出る液体流出物の一部の、前記帯
域(R) の入口への再循環、 (c) 反応帯域(R) から出る液体流出物のもう1つの部分
の、イソブタン/ノルマルブタン/アルキレートの分離
帯域(S) への導入、 (d) 帯域(S) のイソブタンに富む液体流出物の大きな部
分の、帯域(R) への再循環、 (e) 帯域(S) の生成物としてのアルキレートの製造、お
よび (f) 帯域(S) のパージとしてのノルマルブタンの製造、 からなる。
【0007】本発明は、帯域(R) に存在する触媒が、下
記触媒: *有機または無機多孔質担体上に含浸された少なくとも
硫酸を含む触媒、例えばフランス特許出願91/13.303 、
91/14.154 、91/14.155 、および92/02.482 に記載され
ているような触媒、 *一方で、アルミニウムとホウ素とからなる群から選ば
れる化合物の少なくとも1つのハロゲン化物と、他方で
少なくとも1つのハロゲン化第四級アンモニウム、およ
び/またはハロ水和アミンとを含む混合物からなる触
媒、例えばフランス特許出願92/00.802 に記載されてい
る触媒、から選ばれる固体触媒であることを特徴とす
る。
【0008】本発明の好ましい触媒は、有機または無機
多孔質担体上に含浸された少なくとも硫酸を含む。
【0009】好ましくは、特に本発明による方法の好ま
しい実施の場合、反応帯域(R) が流動床として作動する
場合であるが、触媒は主として、直径40〜400 μm、好
ましくは80〜150 μmの、実質的に球形の粒子からな
る。
【0010】本発明による方法の実施によれば、仕込原
料、すなわち(a) に記載されている化合物(i) を、帯域
(R) の複数の点に導入することができる。この化合物
(i) の種々の注入点は、反応帯域に沿って配分されてお
り、好ましくは、これらの注入点の1つは、前記帯域の
入口である。前記配分は、操作条件および帯域(R) に存
在する化合物にしたがって、反応の進捗に最も有利なよ
うになされる。
【0011】前記実施とは無関係の、あるいはこの実施
にしたがった、本発明による方法のもう1つの実施によ
れば、(a) に記載されている化合物(ii)を、帯域(R) の
複数の点に導入することができる。化合物(ii)のこれら
の種々の注入点は、反応帯域に沿って配分されている
が、これらの注入点の1つは、常に前記帯域の入口であ
る。前記配分は、操作条件および帯域(R) に存在する化
合物にしたがって、反応の進捗に最も有利なようになさ
れる。
【0012】前記実施とは無関係の、あるいはこの実施
にしたがった、本発明による方法のもう1つの好ましい
実施によれば、(a) に記載されている化合物(iii) を、
帯域(R) の複数の点に導入することができる。化合物(i
ii) のこれらの種々の注入点は、反応帯域に沿って配分
されているが、好ましくは、これらの注入点の1つは、
前記帯域の入口である。前記配分は、操作条件および帯
域(R) に存在する化合物にしたがって、反応の進捗に最
も有利なようになされる。
【0013】好ましくは、帯域(R) に導入される、(a)
に記載されている化合物(i) 〜(iii) のフラクション
は、前記帯域に導入される前に、一部または全部、好ま
しくは全部が混合される。
【0014】本発明による方法のもう1つの好ましい実
施において、反応帯域は、流動床として作動する。前記
実施において、触媒は、(a) に記載されている混合物に
よって流動化される。この好ましい実施の利点の1つ
は、反応帯域(R) における混合物の速度が、触媒床の高
さを決定するということである。前記実施のその他の利
点は、前記帯域(R) から触媒を抜き出すか、あるいはこ
れに入れるのが容易であること、摩砕により材料から漏
れた触媒粒子を、エントレインメントによって液体中に
除去することが可能であること、および粒子相互間の衝
撃を制限しつつ、触媒粒子の近くで良好な攪拌が得られ
ることである。
【0015】反応帯域(R) 内の温度は、一般に−30〜+
5℃、好ましくは−15〜0℃であり、圧力は、場合によ
っては化合物(i) のフラクション、および/または場合
によっては化合物(ii)のフラクション、および/または
場合によっては化合物(iii)のフラクションを含む、帯
域(R) に注入されたあらゆる物質が、注入レベルがどこ
であれ、前記帯域への注入のときに液体であるようなも
のである。熱量の除去は、好ましくは、再循環回路上に
位置する熱交換器によって実施される(工程(b) 、化合
物(ii))。
【0016】好ましくは、仕込原料を分子篩上で乾燥
し、選択的に水素化した後、反応帯域(R) に導入し、非
常に強度に不飽和な化合物を除去する。これらの化合物
は、触媒相を阻害しやすい。
【0017】一般に、モル比[(a) に記載されている化
合物(i) および(iii) 中に存在する(イソブタンおよび
/またはイソペンタン)の合計]/[(a) に記載されて
いる化合物(i) および(iii) 中に存在する1つまたは複
数のオレフィンの合計]は、1〜100 、好ましくは3〜
50、さらに好ましくは5〜15である。
【0018】化合物(ii)の質量流量と、化合物(i) およ
び(iii) の質量流量の合計との比は、一般に2〜10,00
0、好ましくは5〜1,000 である。
【0019】反応帯域が流動床として作動する、本発明
による方法の好ましい実施の場合、前記帯域における液
相の速度は、流動化を確実に行なうように、一般に、粒
子の密度および触媒粒子の直径によって0.1 〜50 mm /
sである。反応体は、触媒重量1単位あたり、毎時導入
されるオレフィンの重量で表示された毎時空間速度が、
一般に0.001 〜10h-1、好ましくは0.002 〜2h-1、さ
らに好ましくは0.015〜0.1 h-1になるように導入す
る。
【0020】添付図面は本発明を例証する。より正確に
は本発明の方法の実施を示すが、本発明の範囲を限定す
るものではない。
【0021】少なくとも1つのイソパラフィン、好まし
くはイソブタンとイソペンタンとからなる群から選ばれ
る少なくとも1つの成分、1分子あたり2〜6個の炭素
原子を有する少なくとも1つのオレフィンを含む液相混
合物が、管路(1) を経て、ついで管路(3)(4)の液体流出
物と混合されたあと、管路(2) を経て、帯域(R) へ導入
される。
【0022】管路(4) 上に位置する熱交換器によって、
反応により発生した熱を除去することができ、反応器に
おける液体の温度を所望の値に維持することができる。
【0023】管路(5) を経て帯域(R) から出る液体流出
物の一部は、管路(4) を経て、ついで管路(1)(3)の液体
流出物との混合後、管路(2) を経て、反応帯域(R) へ再
循環される。反応帯域(R) から出る液体流出物の部分で
あって、前記帯域(R) の入口の方へ再循環されない部分
は、管路(6) を経て、イソブタン/ノルマルブタン/ア
ルキレートの分離帯域(S) の方へ送られる。
【0024】帯域(S) において分離されたアルキレート
は、生成物として、管路(7) を経て、装置から抽出され
る。ノルマルブタンは、管路(8) を経て、パージとして
帯域(S) の側面から抽出される。帯域(S) の頂部におい
て抽出された、イソブタンに富む液体フラクションは、
管路(3) を経て反応帯域(R) の入口の方へ再循環され
る。
【0025】
【実施例】下記実施例は、本発明を例証するが、この範
囲を限定するものではない。
【0026】実施例 (i) 触媒の製造 総細孔容積1.2 cm3 /g、比表面積55m2 /gを特徴と
し、かつ空気下、150℃で12時間焼成されたシリカ54g
に、力価(titre) 98.7%の硫酸95重量%と、力価(titr
e) 98%のトリフルオロメタンスルフォン酸5重量%と
を含む溶液48cm3によって、乾燥含浸を実施して製造す
る。このようにして得られた触媒は、使用するまで、空
気を避けて保存する。
【0027】(ii)イソブタンのアルキル化触媒テスト条
件 ブテン−1によってイソブタンをアルキル化するため
に、内径4.2cm 、高さ33cmの管状反応器を用いる。(i)
で製造された触媒140 gが入っているこの反応器に、底
部から液相を供給する。反応器における液相の線速度は
1.2 cm/秒であり、触媒の流動化を行なうのに十分な速
度である。
【0028】分離帯域(S) のイソブタンの、反応器の入
口への再循環をシミュレートするために、仕込原料とし
て、8.5 重量%のブテン−1を含む、イソブタンとブテ
ン−1との液体混合物を用いる。
【0029】上記仕込原料の注入容積流量は、100 ml/
時である。
【0030】反応器から出る液体流出物の大きな部分
を、仕込原料との混合後に前記反応器の入口の方へ再循
環する。このために、50リットル/時の再循環容積流量
を用いる。装置から連続的に、100 ml/時付近の流量
で、イソブタン、未転換ブテン−1、および生成アルキ
レートを含む液相を抜き出す。イソブタンの気化によっ
て、アルキレートがこの混合物から分離される。
【0031】反応器中の液相の温度は−5℃である。−
5℃の温度を維持するために、再循環回路上に位置し、
かつ−12℃に冷却された浴中に浸された、容積200 mlの
蛇管からなる熱交換器を用いる。
【0032】200 時間の連続テスト後に回収されたアル
キレートの重量組成は、下記のとおりである: C5 〜C7 :5.5 % C8 :92% C9 + :2.5 % C8 フラクション中のトリメチルペンタン含量は、91.5
%である。ブテン−1の転換率は、約99.8%である。
【0033】
【発明の効果】本発明の方法は、イソパラフィンを、1
分子あたり2〜6個の炭素原子を有するオレフィンによ
って、アルキル化するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示すフローシートである。
【符号の説明】
(R) …反応帯域 (S) …分離帯域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07B 61/00 300 (72)発明者 エリック ベナジ フランス国 モンテソン ブールヴァール ドゥ ラ レピュブリク 67 (72)発明者 クリスチャン マルシリ フランス国 ウーユ リュ コンドルセ 91−3 (72)発明者 ルノー ポンチエ フランス国 ヴィエンヌ リュジネ ル ヴィラージュ (無番地) (72)発明者 ジャン フランソワ ル パージュ フランス国 リイル マルメゾン リュ デ プリムヴェール 13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方で少なくとも1つのイソパラフィン
    と、他方で1分子あたり2〜6個の炭素原子を有する少
    なくとも1つのオレフィンとを含む仕込原料を、アルキ
    ル化用固体触媒の存在下に処理するアルキル化方法であ
    って、この方法は、 (a) 下記化合物: (i) 前記仕込原料、(ii)少なくとも帯域(R) の入口に導
    入される、(b) に記載されている液体流出物の一部、お
    よび(iii) (d) に記載されている液体流出物の一部、
    と、反応帯域(R) に存在する触媒との導入および接触、 (b) 反応帯域(R) から出る液体流出物の一部の、前記帯
    域(R) の入口への再循環、 (c) 反応帯域(R) から出る液体流出物のもう1つの部分
    の、イソブタン/ノルマルブタン/アルキレートの分離
    帯域(S) への導入、 (d) 帯域(S) のイソブタンに富む液体流出物の大きな部
    分の、帯域(R) への再循環、 (e) 帯域(S) の生成物としてのアルキレートの製造、お
    よび (f) 帯域(S) のパージとしてのノルマルブタンの製造、 からなり、前記方法は、触媒が下記触媒: *有機または無機多孔質担体上に含浸された少なくとも
    硫酸を含む触媒、 *一方で、アルミニウムとホウ素とからなる群から選ば
    れる化合物の少なくとも1つのハロゲン化物と、他方
    で、少なくとも1つのハロゲン化第四級アンモニウム、
    またはハロ水和アミンとを含む混合物であって、有機ま
    たは無機多孔質担体上に含浸されている混合物からなる
    触媒、 から選ばれることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 イソパラフィンが、イソブタンとイソペ
    ンタンとからなる群から選ばれる、請求項1による方
    法。
  3. 【請求項3】 化合物(i) が、帯域(R) へ、この帯域
    (R) の入口であるいくつかの点において導入される、請
    求項1または2による方法。
  4. 【請求項4】 化合物(iii) が、帯域(R) へ、この帯域
    (R) の入口であるいくつかの点において導入される、請
    求項1〜3のうちの1つによる方法。
  5. 【請求項5】 帯域(R) の入口へ導入される、(a) に記
    載されている化合物(i) 〜(iii) のフラクションは、全
    部または一部が混合されて、その後に前記帯域に導入さ
    れる、請求項1〜4のうちの1つによる方法。
  6. 【請求項6】 化合物(ii)が、全部、帯域(R) の入口へ
    導入される、請求項1〜5のうちの1つによる方法。
  7. 【請求項7】 この触媒は、主として、直径80〜400 μ
    mの実質的に球形の粒子からなる、請求項1〜6のうち
    の1つによる方法。
  8. 【請求項8】 反応帯域が、流動床として作動する、請
    求項1〜7のうちの1つによる方法。
  9. 【請求項9】 化合物(ii)の質量流量と、化合物(i) お
    よび(iii) の質量流量の合計との比が、一般に2〜10,0
    00である、請求項1〜8のうちの1つによる方法。
  10. 【請求項10】 用いられる触媒が、有機または無機多
    孔質担体上に含浸された硫酸を少なくとも含んでいる、
    請求項1〜9のうちの1つによる方法。
JP5205465A 1992-08-20 1993-08-20 パラフィンのアルキル化方法 Pending JPH06166877A (ja)

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FR9210222A FR2694932B1 (fr) 1992-08-20 1992-08-20 Procédé d'alkylation de paraffines.
FR9306397A FR2705665B1 (fr) 1993-05-26 1993-05-26 Procédé d'alkylation de paraffines.
FR9306397 1993-05-26

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CA (1) CA2104494A1 (ja)
DE (1) DE69302973T2 (ja)
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