JPH06166825A - 水不溶性アゾ系着色剤 - Google Patents
水不溶性アゾ系着色剤Info
- Publication number
- JPH06166825A JPH06166825A JP5188365A JP18836593A JPH06166825A JP H06166825 A JPH06166825 A JP H06166825A JP 5188365 A JP5188365 A JP 5188365A JP 18836593 A JP18836593 A JP 18836593A JP H06166825 A JPH06166825 A JP H06166825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- parts
- benzene
- acetoacetylamino
- bis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B33/00—Disazo and polyazo dyes of the types A->K<-B, A->B->K<-C, or the like, prepared by diazotising and coupling
- C09B33/02—Disazo dyes
- C09B33/153—Disazo dyes in which the coupling component is a bis-(aceto-acetyl amide) or a bis-(benzoyl-acetylamide)
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0001—Post-treatment of organic pigments or dyes
- C09B67/0014—Influencing the physical properties by treatment with a liquid, e.g. solvents
- C09B67/0015—Influencing the physical properties by treatment with a liquid, e.g. solvents of azoic pigments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S534/00—Organic compounds -- part of the class 532-570 series
- Y10S534/04—Azo compounds which are lakes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S8/00—Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
- Y10S8/916—Natural fiber dyeing
- Y10S8/919—Paper
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S8/00—Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
- Y10S8/92—Synthetic fiber dyeing
- Y10S8/924—Polyamide fiber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S8/00—Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
- Y10S8/92—Synthetic fiber dyeing
- Y10S8/928—Polyolefin fiber
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Coloring (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
子またはハロゲン原子またはアルキル、アルコキシ、ア
ルコキシカルボニル、ニトロ、シアノまたはトリフルオ
ロメチル基でありそして環A、B、CおよびDは互いに
無関係に非置換であるかまたは、アルキル;アルコキ
シ;カルボキシル;カルボアルコキシ;アルカノイル;
ベンゾイル;アシルオキシ;アシルアミノ;非置換のま
たはN−モノ置換またはN,N−ジ置換のカルバモイル
またはスルファモイル(但し、可能な置換基はアルキル
またはモノ置換〜トリ置換フェニルである);アルキル
アミノまたはフェニルアミノ;アルキルスルホニルまた
はフェニルスルホニル;フェニルスルホニルアミノ;シ
アノ;ハロゲン原子;ニトロおよびトリフルオロメチル
より成る群の内の一つまたは複数の置換基を含有してい
る。〕のジスアゾ化合物。 【効果】 新規の水不溶性ジスアゾ化合物である。
Description
色剤の技術分野に関する。
英国特許(A)第1,066,769号明細書、ヨーロ
ッパ特許出願公開第25,164号明細書(カナダ特許
出願公開(A)第1,135,688号明細書および米
国特許第3,513,154号明細書に開示されてい
る。
のアゾ基を持つ新規の水不溶性アゾ系着色剤を提供する
ことである。
子またはハロゲン原子またはC1 〜C4 −アルキル−、
C1 〜C4 −アルコキシ−、C1 〜C5 −アルコキシカ
ルボニル−、ニトロ−、シアノ−またはトリフルオロメ
チル基でありそして環A、B、CおよびDは互いに無関
係に置換されていないかまたは、C1 〜C4 −アルキ
ル、好ましくはメチルまたはエチル;C1 〜C4 −アル
コキシ、好ましくはメトキシまたはエトキシ;カルボキ
シル;C1 〜C5 −カルボアルコキシ、好ましくはカル
ボメトキシ、カルボエトキシ、カルボプロポキシ、カル
ボイソプロポキシまたはカルボブトキシ;C2 〜C5 −
アルカノイル、好ましくはアセチル、またはベンゾイ
ル;アシルオキシ、好ましくはアセトキシ;アシルアミ
ノ、好ましくはアセチルアミノまたはベンゾイルアミ
ノ;置換されていないかまたはN−モノ置換またはN,
N−ジ置換されたカルバモイルまたは置換されていない
かまたはN−モノ置換またはN,N−ジ置換されたスル
ファモイル──その際に可能な置換基はC1 〜C4 −ア
ルキルまたはまたはモノ置換〜トリ置換フェニルである
──;C1 〜C4 −アルキルアミノまたはフェニルアミ
ノ;C1 〜C4 −アルキルスルホニルまたはフェニルス
ルホニル;フェニルスルホニルアミノ;シアノ;ハロゲ
ン原子、好ましくは塩素原子または臭素原子;ニトロお
よびトリフルオロメチルでより成る群の内の一つまたは
複数の置換基を含有している。〕で表されジスアゾ化合
物に関する。
り、相応する互変異性化合物並びに各互変異性の状態の
可能性な立体配置異性体を包含している。式(I)の化
合物は大部分がヒドラゾン型で存在している。それ故に
理想式(I)は中でもビスヒドラゾン型も包含してい
る。
およびBはいずれの場合にも互いに無関係に、1〜3個
の上述の残基で置換されている。〕で表されるものであ
る。
R1 およびR2 が互いに同じか異なり、水素原子、塩素
原子、臭素原子、トリフルオロメチル、メチル、エチル
基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、シア
ノ、ニトロ、エトキシカルボニルまたはメトキシカルボ
ニルである該化合物である。
グ成分は式(VI)
の化合物は式(II)の基礎となる式(VI)のカップリン
グ成分が下記化合物であるものである:1,4−ビス
(アセトアセチルアミノ)−ベンゼン、2−クロロ−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−
ブロモ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼ
ン、2−トリフルオロメチル−1,4−ビス(アセトア
セチルアミノ)ベンゼン、2−メトキシカルボニル−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−
エトキシカルボニル−1,4−ビス(アセトアセチルア
ミノ)ベンゼン、2−シアノ−1,4−ビス(アセトア
セチルアミノ)ベンゼン、2−メチル−1,4−ビス
(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−メトキシ−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−
エトキシ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベン
ゼン、2−プロポキシ−1,4−ビス(アセトアセチル
アミノ)ベンゼン、2−イソプロポキシ−1,4−ビス
(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−ブトキシ−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−
ニトロ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼ
ン、2,5−ジメトキシ−1,4−ビス(アセトアセチ
ルアミノ)ベンゼン、2,5−ジエトキシ−1,4−ビ
ス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−エトキシ−
5−メトキシ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)
ベンゼン、2,5−ジクロロ−1,4−ビス(アセトア
セチルアミノ)ベンゼン、2−クロロ−5−メチル−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2−
クロロ−5−メトキシ−1,4−ビス(アセトアセチル
アミノ)ベンゼン、2−クロロ−5−エトキシ−1,4
−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2,5−ジ
メチル−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼ
ン、2−メチル−5−メトキシ−1,4−ビス(アセト
アセチルアミノ)ベンゼン、2−メチル−5−エトキシ
−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2
−メチル−5−プロポキシ−1,4−ビス(アセトアセ
チルアミノ)ベンゼン、2−メチル−5−イソプロポキ
シ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンま
たは2−メチル−5−ブトキシ−1,4−ビス(アセト
アセチルアミノ)ベンゼン。
は、式(III)の2−(アミノフェニル)ベンゾチアゾー
ルまたは式(III)の二種類の異なる2−(アミノフェニ
ル)ベンゾチアゾールである:
は置換されていてもよい。本発明の関係において特に興
味の持たれるカップリング成分は、2−(4−アミノフ
ェニル)ベンゾチアゾール、2−(3−アミノフェニ
ル)ベンゾチアゾールおよび2−(2−アミノフェニ
ル)ベンゾチアゾール、並びに置換された2−(4−ア
ミノフェニル)ベンゾチアゾール類、2−(3−アミノ
フェニル)ベンゾチアゾール類および2−(2−アミノ
フェニル)ベンゾチアゾール類である。これらは互いに
無関係にフェニル環にはベンゾチアゾール系の2−位で
そしてベンゾチアゾール系のベンゼン核にいずれの場合
にも、C1 〜C4 −アルキル、好ましくはメチルまたは
エチル;C1 〜C4 −アルコキシ、好ましくはメトキシ
またはエトキシ;カルボキシル;カルボアルコキシ、好
ましくはカルボメトキシ、カルボエトキシ、カルボプロ
ポキシ、カルボイソプロポキシまたはカルボブトキシ;
C2 〜C5 −アルカノイル、好ましくはアセチルまたは
ベンゾイル;アシルオキシ、好ましくはアセトキシ;ア
シルアミノ、好ましくはアセチルアミノまたはベンゾイ
ルアミノ;置換されていないかまたはN−モノ置換また
はN,N−ジ置換されたカルバモイルまたは置換されて
いないかまたはN−モノ置換またはN,N−ジ置換され
たスルファモイル───その際に可能な置換基はC1 〜
C4 −アルキルまたはモノ置換〜トリ置換されたフェニ
ルである──;C1 〜C4 −アルキルアミノまたはフェ
ニルアミノ;C1 〜C4 −アルキルスルホニルまたはフ
ェニルスルホニル;フェニルスルホニルアミノ;シア
ノ;ハロゲン原子、好ましくは塩素−または臭素原子;
およびニトロおよびトリフルオロメチルより成る群の内
の一つまたは複数の置換基を有している。
ール類の例には本発明によると、6−メトキシ−2−
(4−アミノ−3−ニトロフェニル)ベンゾチアゾー
ル、2−(4−アミノ−3−ニトロフェニル)ベンゾリ
アゾール、4,7−ジメチル−2−(4−アミノフェニ
ル)ベンゾチアゾール、5−カルボキシ−2−(4−ア
ミノフェニル)ベンゾチアゾール、5−カルバモイル−
2−(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾール、5−ス
ルファモイル−2−(3−アミノ−4−メトキシフェニ
ル)ベンゾチアゾール、5−スルファモイル−2−(4
−アミノフェニル)ベンゾチアゾール、6−エトキシ−
2−(3−アミノ−4−ニトロフェニル)ベンゾチアゾ
ール、6−メチル−2−(4−アミノ−3,5−ジブロ
モフェニル)ベンゾチアゾール、2−(3−アミノ−5
−クロロフェニル)ベンゾチアゾール、6−メトキシ−
2−(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾール、6−ジ
メチルアミノ−2−(4−アミノフェニル)ベンゾチア
ゾール、2−(2−アミノ−3−クロロ−5−ニトロフ
ェニル)ベンゾチアゾール、5−クロロ−2−(2−ア
ミノ−3−ブロモ−5−ニトロフェニル)ベンゾチアゾ
ール、2−(2−アミノ−3−ブロモ−5−ニトロフェ
ニル)ベンゾチアゾール、5−クロロ−2−(2−アミ
ノ−5−ニトロフェニル)ベンゾチアゾール、2−(2
−アミノ−5−ニトロフェニル)ベンゾチアゾール、5
−メチル−2−(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾー
ル、4−メチル−2−(4−アミノフェニル)ベンゾチ
アゾール、6−カルボキシ−2−(4−アミノフェニ
ル)ベンゾチアゾール、6−メチル−2−(4−アミノ
フェニル)ベンゾチアゾール、6−メチル−2−(3−
アミノ−4−ジメチルアミノフェニル)ベンゾチアゾー
ル、4,6−ジメチル−2−(2−アミノ−5−メチル
フェニル)ベンゾチアゾールおよび4,6−ジメチル−
2−(4−アミノ−3−メチルフェニル)ベンゾチアゾ
ールである。
の例には、上述の通り置換されていないかまたは置換さ
れた2−(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾールまた
は上述の二種類の異なる2−(4−アミノフェニル)ベ
ンゾチアゾール類の組合せがある。
−メチル−2−(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾー
ルがある。本発明に従う特に適切なアゾ着色剤は、カッ
プリング成分が1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)
ベンゼン、2,5−ジメチル−1,4−ビス(アセトア
セチルアミノ)ベンゼン、2−クロロ−1,4−ビス
(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2,5−ジクロロ
−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼン、2
−メチル−5−メトキシ−1,4−ビス(アセトアセチ
ルアミノ)ベンゼン、2−メチル−1,4−ビス(アセ
トアセチルアミノ)ベンゼン、2−メトキシ−1,4−
ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンまたは2,5−
ジメトキシ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベ
ンゼンでありそしてアゾ成分が6−メチル−2−(4−
アミノフェニル)−ベンゾチアゾール、2−(4−アミ
ノフェニル)ベンゾチアゾール、2−(2−アミノ−5
−ニトロフェニル)ベンゾチアゾールまたはそれらの組
合せであるそれである。
造する方法において、芳香族環が置換されていないかま
たは式(I)に相応して置換されている式(III)で表さ
れる1種類のまたは異なる複数種の、好ましくは1種類
または2種類のアミンをジアゾ化し、そしてジアゾ化生
成物を全部で1モルの式(III)のアミン当たり0.45
〜0.55モル、好ましくは0.50〜0.53モルの
式(IV)
る。〕で表される1種類のまたは異なる複数種のカップ
リング成分と反応させることを特徴とする、上記方法に
も関する。本発明のこの方法は、式(V)
に相応して置換されている。〕で表されるアミンをジア
ゾ化しそしてこのジアゾ化生成物を式(V)のアミン1
モル当たり0.50〜0.53モルの上述の式(VI)で表
される化合物と反応させることによって実施するのが有
利である。
チアゾールの製造はドイツ特許出願公開第2,125,
193号明細書および米国特許第3,801,587号
明細書に開示されている。
用される1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼ
ン類は慣用の方法で相応するp−フェニレンジアミン類
からジケトンまたはアセト酢酸エステルとの反応によっ
て製造できる。
のアゾ−カップリング反応は、水性媒体中で、場合によ
っては非イオン−、アニオン−またはカチオン系界面活
性剤の存在下に実施する。場合によっては他の助剤、例
えば天然樹脂または合成樹脂または樹脂誘導体、または
塗料、印刷インキまたはプラスチックの為の慣用の添加
物を着色剤の製造工程で使用してもよい。カップリング
反応は全部または部分的に有機溶剤中で行ってもよい。
性着色剤であり、カップリング反応の後に慣用の方法で
分離することができる。カップリング反応の後に得られ
るアゾ着色剤を充分な色濃度および特に優れた結晶構造
を達成する為に後処理に委ねるのがしばしば有利であ
る。
たは乾燥されそして粉砕された顔料を、有機溶剤、例え
ばピリジン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、アルコール類、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼン、氷酢酸、キノリン、
グリコール、ニトロベンゼンまたは芳香族炭化水素中で
加圧下に若干時間、好ましくは0.5〜4時間加熱して
もよい。若干の場合には、生成物は場合によっては加熱
下におよび場合によっては分散剤または有機溶剤、例え
ば上述の種類のものの添加下に水中で加熱することによ
って既に成功裏に有利な結晶構造に転化される。
を含む本発明の式(I)の化合物は公知の方法によって
レーキ顔料に転化できる。本発明は、本発明の式(I)
の水不溶性化合物を天然材料および合成材料を着色する
為に用いることにも関する。例えば本発明の化合物はポ
リスチレン、ポリオレフィン、好ましくはポリエチレン
またはポリプロピレン、ポリアクリル化合物、ポリビニ
ル化合物、好ましくはポリビニルクロライドまたはポリ
ビニルアセテート、ポリエステル、ゴム、カゼイン樹脂
またはシリコーン樹脂を着色するのに適している。更に
本発明の化合物は印刷インキの製造、エナメルのエマル
ジョン塗料の調製および基材、例えば繊維材料への印刷
または他のシート様構造物、例えば紙への印刷に適し得
る。
で人絹、好ましくはビスコースまたはセルロースエーテ
ル、セルロールエステル、ポリアミド、ポリウレタンま
たはポリグリコール−テレフタレートの紡糸着色にまた
は紙の着色に使用することもできる。
物の少なくとも1種類を含有する着色剤調製物にも関す
る。
そして容量部は重量部に対して、kgに対するリットル
と同様の関係を持つ。NMPはN−メチルピロリドンを
意味する。
(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾールを150容量
部の氷酢酸および30容量部の31% 濃度塩酸の中で約
22℃で2時間の間、攪拌する。この混合物を氷の添加
によって5℃に冷却しそして14.3容量部の38% 濃
度亜硝酸ナトリウム溶液を15分に亘って滴加する。こ
の混合物を5℃〜10℃で90分の間、攪拌する。そう
して得られるジアゾニウム塩溶液を濾過によって精製し
そして過剰の亜硝酸塩をアミドスルホン酸で分解する。
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを25
0容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化ナト
リウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に添加
する。
150部の氷および4部のココナット−アルキルジメチ
ルアミン−オキサイド30% 濃度水溶液を最初にアゾ−
カップリング反応用の反応容器に導入し、そしてpHを
225容量部の4モル濃度酢酸ナトリウム溶液で3.9
〜4.1に調整する。カップリング成分の溶液をこの混
合物に30〜40分に亘って添加する。カップリング反
応が終了した時に顔料懸濁物を、水蒸気中を通すことに
よって98℃に加熱しそしてこの温度を30分の間、維
持する。この混合物を80℃に冷しそして顔料を吸引濾
過しそして水で洗浄する。65℃で乾燥した後に、顔料
を粉砕する。
メチルホルムアミド中で攪拌下に120℃に加熱し、そ
してこの温度に2時間維持する。吸引濾過し、ジメチル
ホルムアミドでそして次にアセトンで洗浄しそして乾燥
する。粉砕した後に、47m2 /g の比表面積を有しそ
して355℃以上で分解する黄色顔料29.3部が得ら
れる。この顔料は高い着色力および、印刷インキ中に混
入した後に、冴えた色調の印刷をもたらす: IRスペクトル(KBr):1660、1608、15
73、1527、1502、1486、1411、13
60、1291、1270、1211、1187、11
68、970、951cm-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 15.6部の2,5−ジメチ
ル−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを
250容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化
ナトリウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に
添加する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を700容量部のN−メチル−2
−ピロリドン(NMP)中で攪拌下に130℃に加熱
し、そしてこの温度に3.5時間維持する。吸引濾過
し、NMPでそして次にアセトンで洗浄しそして乾燥す
る。粉砕した後に、350℃以上で分解する帯赤黄色顔
料31.8部が得られる。この顔料は高い着色力およ
び、ポリビニルクロライド中に、印刷インキ中にまたは
アルキッド/メラミン−焼付用エナメル中に混入した後
に帯赤黄色の着色物が得られる。エナメル被覆物におい
て優れた過剰ラッカー塗装堅牢性(fastness
to overlacquering)を有している。 IRスペクトル(KBr):1659、1607、15
72、1510、1453、1412、1358、12
74、1224、1166、1111、972、95
1、830、814cm-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 16.0部の2−クロロ−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを25
0容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化ナト
リウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に添加
する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を800容量部のジメチルホルム
アミド中で攪拌下に145℃に加熱し、そしてこの温度
に1.5時間維持する。吸引濾過し、ジメチルホルムア
ミドでそして次にアセトンで洗浄しそして乾燥する。粉
砕した後に、353℃以上で分解する帯赤黄色顔料3
2.1部が得られる。ポリビニルクロライド中に混入し
た時に、この顔料は良好な耐ブリード性の帯赤黄色着色
をもたらす。 IRスペクトル(KBr):1668、1606、15
71、1521、1484、1406、1359、13
17、1291、1273、1258、1223、11
86、1168、967、952、833、811cm
-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 17.8部の2,5−ジクロ
ロ−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを
250容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化
ナトリウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に
添加する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を800容量部のNMP中で攪拌
下に140℃に加熱し、そしてこの温度に3.5時間維
持する。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗
浄しそして乾燥する。粉砕した後に、350℃以上の融
点を持つ帯赤黄色顔料31.2部が得られる。印刷用イ
ンキ中に混入した時に、高い着色力のこの顔料は冴えた
色調の透明な帯赤黄色着色の印刷物をもたらす。 IRスペクトル(KBr):1668、1606、15
61、1512、1484、1383、1358、13
17、1262、1216、1169、967、95
2、833、812、777cm-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 16.5部の2−メトキシ−
5−メチル−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベ
ンゼンを250容量部の水および15容量部の33% 濃
度水酸化ナトリウム溶液に溶解する。100部の氷をこ
の溶液に添加する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を700容量部のNMP中で攪拌
下に140℃に加熱し、そしてこの温度に1時間維持す
る。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗浄し
そして乾燥する。粉砕した後に、348℃以上で分解す
る橙色顔料30.6部が得られる。アルキッド/メラミ
ン−焼付エナメル中に混入した後に、この顔料は優れた
過剰ラッカー塗装堅牢性を有している橙色のエナメル被
覆物をもたらす。 IRスペクトル(KBr):1663、1606、15
70、1508、1486、1454、1415、12
90、1268、1221、1166、967、95
1、817cm-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 14.9部の2−メチル−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを25
0容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化ナト
リウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に添加
する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を700容量部のNMP中で攪拌
下に140℃に加熱し、そしてこの温度に3.5時間維
持する。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗
浄しそして乾燥する。粉砕した後に、63m2 /g の比
表面積を有しそして345℃以上で分解する黄色顔料3
5.8部が得られる。この顔料は高い着色力を有しそし
てポリビニルクロライドを冴えた帯赤黄色の色調に着色
する。アルキッド/メラミン−焼付エナメル中に混入し
た時に、非常に良好な過剰ラッカー塗装堅牢性を有して
いる冴えた帯赤黄色エナメル被覆が得られる。 IRスペクトル(KBr):1659、1608、15
73、1517、1488、1452、1418、13
58、1270、1229、1211、1168、97
1、949、816cm-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 17.3部の2,5−ジメチ
ル−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを
250容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化
ナトリウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に
添加する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を600容量部のNMP中で攪拌
下に140℃に加熱し、そしてこの温度に1時間維持す
る。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗浄し
そして乾燥する。粉砕した後に、350℃以上の融点を
持つ橙色の顔料33.6部が得られる。印刷インキに混
入した時に、良好な着色力のこの顔料は冴えた橙色に着
色した印刷をもたらす。 IRスペクトル(KBr):1661、1606、15
59、1511、1485、1453、1414、13
58、1292、1264、1215、1165、96
7、952、822cm-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 15.8部の2−メトキシ−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンを25
0容量部の水および15容量部の33% 濃度水酸化ナト
リウム溶液に溶解する。100部の氷をこの溶液に添加
する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を600容量部のNMP中で攪拌
下に135℃に加熱し、そしてこの温度に1時間維持す
る。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗浄し
そして乾燥する。粉砕した後に、342℃以上で分解す
る帯赤黄色の顔料31.4部が得られる。アルキッド/
メラミン−焼付エナメル中に混入した時に、完全な過剰
ラッカー塗装堅牢性を有している不透明な帯赤黄色エナ
メル被覆が得られる。 IRスペクトル(KBr):1661、1606、15
68、1516、1499、1485、1450、14
17、1359、1316、1284、1266、12
19、1186、1165、967、949、812c
m-1。
と同じ。カップリング成分の溶液: 12.8部の1,4−ビス
(アセトアセチルアミノ)ベンゼンおよび1.8部の
2,5−ジクロロ−1,4−ビス(アセトアセチルアミ
ノ)ベンゼンを250容量部の水および15容量部の3
3% 濃度水酸化ナトリウム溶液に溶解する。100部の
氷をこの溶液に添加する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を700容量部のNMP中で攪拌
下に150℃に加熱し、そしてこの温度に2時間維持す
る。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗浄し
そして乾燥する。粉砕した後に、353℃以上で分解す
る黄色顔料32.1部が得られる。この顔料はポリビニ
ルクロライドを良好な耐ブリード性の冴えた黄色の色調
に着色する。 IRスペクトル(KBr):1660、1608、15
72、1527、1500、1487、1454、14
11、1359、1291、1268、1210、11
87、1168、970、951、839、817cm
-1。
1と同じ。カップリング成分の溶液: 12.8部の1,4−ビス
(アセトアセチルアミノ)ベンゼンおよび1.7部の2
−メトキシ−5−メチル−1,4−ビス(アセトアセチ
ルアミノ)ベンゼンを250容量部の水および15容量
部の33% 濃度水酸化ナトリウム溶液に溶解する。10
0部の氷をこの溶液に添加する。
で実施する。後処理: 粉砕した顔料を700容量部のNMP中で攪拌
下に150℃に加熱し、そしてこの温度に2時間維持す
る。吸引濾過し、NMPでそして次にアセトンで洗浄し
そして乾燥する。粉砕した後に、351℃以上で分解す
る黄色顔料32.3部が得られる。良好な着色力のこの
ジスアゾ顔料はポリビニルクロライドを冴えた黄色の色
調に着色する。 IRスペクトル(KBr):1660、1608、15
73、1527、1501、1486、1412、13
60、1291、1271、1211、1187、11
67、971、951、833、817cm-1。
が、粗顔料を乾燥せずそして湿った濾過ケーキ状物を後
処理段階で使用する。
濾過ケーキ状物100部を157部のイソブタノールと
一緒に攪拌式オートクレーブ中で150℃に加熱しそし
てこの温度に1時間維持する。80℃に冷却した後に、
イソブタノールを水蒸気蒸留によって除きそして次に顔
料を吸引濾過し、水で洗浄しそして65℃で乾燥しそし
て粉砕する。60m2 /g の比表面積を有しそして35
5℃以上で分解する黄色顔料15.8部が得られる。
るが、粗顔料を乾燥せずそして湿った濾過ケーキ状物を
後処理段階で使用する。
量の濾過ケーキ状物200部を234部のイソブタノー
ルと一緒に攪拌式オートクレーブ中で150℃に加熱し
そしてこの温度に1時間維持する。80℃に冷却した後
に、イソブタノールを水蒸気蒸留によって除きそして次
に顔料を吸引濾過し、水で洗浄しそして65℃で乾燥し
そして粉砕する。67m2 /g の比表面積を有しそして
345℃以上で分解する黄色顔料27.1部が得られ
る。
ェニル)ベンゾチアゾールを50容量部の氷酢酸および
30容量部の31% 濃度塩酸の中で約22℃で2時間の
間、攪拌する。300容量部の水を添加しそしてこの混
合物を氷の添加によって5℃に冷却する。14.3容量
部の38% 濃度亜硝酸ナトリウム溶液を15分に亘って
滴加する。その後にこの混合物を5℃〜10℃で90分
の間、攪拌する。次に過剰の亜硝酸塩をアミドスルホン
酸の添加によって分解する。
4.2部の1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベン
ゼンを250容量部の水および15容量部の33% 濃度
水酸化ナトリウム溶液に溶解する。125部の氷をこの
溶液に添加する。28容量部の50% 濃度氷酢酸を1分
に亘って添加することによってカップリング成分を沈澱
させる。
物、150部の氷および4部のココナット−アルキル−
ジメチルアミン−オキサイド30% 濃度水溶液を最初に
アゾ−カップリング反応用の反応容器に導入し、そして
pHを約150容量部の4モル濃度酢酸ナトリウム溶液
で4に調整する。カップリング成分の懸濁物をこの混合
物に30〜40分に亘って添加する。カップリング反応
が終了した時に顔料懸濁物を、水蒸気中を通すことによ
って98℃に加熱しそしてこの温度を30分の間維持す
る。この混合物を80℃に冷しそして顔料を吸引濾過し
そして水で洗浄する。65℃で乾燥した後に、顔料を粉
砕する。
MP中で攪拌下に130℃に加熱し、そしてこの温度に
1時間維持する。顔料を吸引濾過し、NMPでそして次
にアセトンで洗浄しそして乾燥する。粉砕した後に、3
50℃まで溶融しない黄色顔料28.4部が得られる。 IRスペクトル(KBr):1668、1576、15
28、1502、1483、1414、1358、13
16、1291、1273、1212、1188、11
67、966、952、831、753cm-1。
5−ニトロフェニル)ベンゾチアゾールを250容量部
の氷酢酸および30容量部の31% 濃度塩酸の中で約2
2℃で2時間の間、攪拌する。300容量部の水を添加
しそしてこの混合物を氷の添加によって5℃に冷却す
る。14.3容量部の38% 濃度亜硝酸ナトリウム溶液
を15分に亘って滴加する。次いでこの混合物を5℃〜
10℃で90分の間、攪拌する。次に過剰の亜硝酸塩を
アミドスルホン酸の添加によって分解し、そしてジアゾ
ニウム塩懸濁物を800容量部の水で抽出する。
4.2部の1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベン
ゼンを250容量部の水および15容量部の33% 濃度
水酸化ナトリウム溶液に溶解する。125部の氷をこの
溶液に添加する。28容量部の50% 濃度氷酢酸を1分
に亘って添加することによってカップリング成分を沈澱
させる。
物、150部の氷および4部のココナット−アルキル−
ジメチルアミン−オキサイド30% 濃度水溶液を最初に
アゾ−カップリング反応用の反応容器に導入し、そして
pHを150容量部の4モル濃度酢酸ナトリウム溶液で
4に調整する。カップリング成分の懸濁物をこの混合物
に20分に亘って添加する。カップリング反応が終了し
た時に顔料懸濁物を、水蒸気中を通すことによって98
℃に加熱しそしてこの温度を30分の間維持する。この
混合物を80℃に冷しそして顔料を吸引濾過しそして水
で洗浄する。65℃で乾燥した後に、顔料を粉砕する。
酢酸中で攪拌下に還流下に1時間加熱する。顔料を吸引
濾過し、氷酢酸でそして次にアセトンで洗浄しそして乾
燥する。粉砕した後に、334℃以上で分解する帯赤黄
色顔料31.8部が得られる。 IRスペクトル(KBr):1671、1625、15
91、1505、1478、1330、1302、12
90、1264、1244、1228、1169、11
13、982、898、831、757、751、72
7cm-1。
−ニトロフェニル)ベンゾチアゾールおよび21.6部
の6−メチル−2−(4−アミノフェニル)ベンゾチア
ゾールを50容量部の氷酢酸および30容量部の31%
濃度塩酸の中で約22℃で2時間の間、攪拌する。50
0容量部の水を添加しそしてこの混合物を氷の添加によ
って5℃に冷却する。14.3容量部の38% 濃度亜硝
酸ナトリウム溶液を15分に亘って滴加する。その後に
この混合物を5℃〜10℃で90分の間、攪拌する。次
に過剰の亜硝酸塩をアミドスルホン酸の添加によって分
解する。
4.2部の1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベン
ゼンを250容量部の水および15容量部の33% 濃度
水酸化ナトリウム溶液に溶解する。125部の氷をこの
溶液に添加する。28容量部の50% 濃度氷酢酸を1分
に亘って添加することによってカップリング成分を沈澱
させる。
物、150部の氷および4部のココナット−アルキル−
ジメチルアミン−オキサイド30% 濃度水溶液を最初に
アゾ−カップリング反応用の反応容器に導入し、そして
pHを150容量部の4モル濃度酢酸ナトリウム溶液で
4に調整する。カップリング成分の懸濁物をこの混合物
に20分に亘って添加する。カップリング反応が終了し
た時に顔料懸濁物を、水蒸気中を通すことによって98
℃に加熱しそしてこの温度を30分の間維持する。この
混合物を80℃に冷しそして顔料を吸引濾過しそして水
で洗浄する。65℃で乾燥した後に、顔料を粉砕する。
酢酸中で攪拌下に還流下に1時間加熱する。顔料を吸引
濾過し、氷酢酸でそして次にアセトンで洗浄しそして乾
燥する。粉砕した後に、350℃まで溶融しない黄色顔
料34.8部が得られる。 IRスペクトル(KBr):1660、1629、16
08、1526、1502、1412、1360、12
91、1268、1211、1187、1168、97
0、950、835、817cm-1。
Claims (12)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 〔式中、R1 およびR2 は互いに同じか異なり、水素原
子またはハロゲン原子またはC1 〜C4 −アルキル−、
C1 〜C4 −アルコキシ−、C1 〜C5 −アルコキシカ
ルボニル−、ニトロ−、シアノ−またはトリフルオロメ
チル基でありそして環A、B、CおよびDは互いに無関
係に置換されていないかまたは、C1 〜C4 −アルキ
ル;C1 〜C4 −アルコキシ;カルボキシル;C1 〜C
5 −カルボアルコキシ;C2 〜C5 −アルカノイル;ベ
ンゾイル;アシルオキシ;アシルアミノ;置換されてい
ないかまたはN−モノ置換またはN,N−ジ置換された
カルバモイルまたは置換されていないかまたはN−モノ
置換またはN,N−ジ置換されたスルファモイル──そ
の際に可能な置換基はC1 〜C4 −アルキルまたはモノ
置換〜トリ置換フェニルである──;C1 〜C4 −アル
キルアミノまたはフェニルアミノ;C1 〜C4 −アルキ
ルスルホニルまたはフェニルスルホニル;フェニルスル
ホニルアミノ;シアノ;ハロゲン原子;ニトロおよびト
リフルオロメチルより成る群の内の一つまたは複数の置
換基を含有している。〕で表されるジスアゾ化合物。 - 【請求項2】 式(II) 【化2】 〔式中、R1 およびR2 は請求項1に記載の意味を有し
そして環AおよびBはいずれの場合にも互いに無関係
に、請求項1に相応する1〜3個の残基で置換されてい
る。〕で表されるジスアゾ化合物。 - 【請求項3】 R1 およびR2 が互いに同じか異なり、
水素原子またはハロゲン原子──その際にハロゲン原子
は好ましくは塩素原子または臭素原子である──、C1
〜C4 −アルキル、好ましくはメチルまたはエチル基、
C1 〜C4 −アルコキシ、好ましくはメトキシ、エトキ
シ、プロポキシまたはブトキシ、ニトロ、シアノ、トリ
フルオロメチルまたはC1 〜C5 −アルコキシカルボニ
ル、好ましくはメトキシカルボニルまたはエトキシカル
ボニルである、請求項2に記載のジスアゾ化合物。 - 【請求項4】 環AおよびBは置換されていないかまた
は互いに無関係に、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、カルボキシル、カルボメトキシ、カルボエトキシ、
カルボプロポキシ、カルボイソプロポキシ、カルボブト
キシ、アセチル、ベンゾイル、アセトキシ、アセチルア
ミノ、ベンゾイルアミノ、置換されていないかまたはN
−モノ置換またはN,N−ジ置換されたカルバモイル、
置換されていないかまたはN−モノ置換またはN,N−
ジ置換されたスルファモイル──その際に可能な置換基
がC1 〜C4 −アルキルまたはモノ置換〜トリ置換され
たフェニルである──、C1 〜C4 −アルキルアミノ、
フェニルアミノ、C1 〜C4 −アルキルスルホニルまた
はフェニルスルホニル、フェニルスルホニルアミノ、シ
アノ、塩素原子、臭素原子、ニトロおよびトリフルオロ
メチルより成る群の内の1〜3個の置換基で置換されて
いる、請求項2に記載のジスアゾ化合物。 - 【請求項5】 カップリング成分として化合物1,4−
ビス(アセトアセチルアミノ)−ベンゼン、2,5−ジ
メチル−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼ
ン、2−クロロ−1,4−ビス(アセトアセチルアミ
ノ)ベンゼン、2,5−ジクロロ−1,4−ビス(アセ
トアセチルアミノ)ベンゼン、2−メチルオキシ−5−
メチル−1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼ
ン、2−メチル−1,4−ビス(アセトアセチルアミ
ノ)ベンゼン、2−メトキシ−1,4−ビス(アセトア
セチルアミノ)ベンゼンまたは2,5−ジメトキシ−
1,4−ビス(アセトアセチルアミノ)ベンゼンをそし
てジアゾ成分として化合物6−メチル−2−(4−アミ
ノフェニル)−ベンゾチアゾール、2−(4−アミノフ
ェニル)ベンゾチアゾールまたは2−(2−アミノ−5
−ニトロフェニル)ベンゾチアゾールまたはそれらの組
み合わせを含有する、請求項1〜4の何れか一つに記載
のジスアゾ化合物。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一つに記載のジス
アゾ化合物を製造する方法において、式(III) 【化3】 〔式中、芳香族環は置換されていないかまたは式(I)
に相応して置換されている〕で表される1種類のまたは
異なる複数の、好ましくは1種類または2種類のアミン
をジアゾ化し、そしてジアゾ化生成物を全部で1モルの
式(III)のアミン当たり0.45〜0.55モル、好ま
しくは0.50〜0.53モルの式(IV) 【化4】 で表される1種類のまたは異なる複数種のカップリング
成分と反応させることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項7】 式(V) 【化5】 〔式中、芳香族環が置換されていないかまたは請求項2
に記載の式(II)に相応して置換されている。〕で表さ
れるアミンをジアゾ化しそしてこのジアゾ化生成物を式
(V)のアミン1モル当たり0.50〜0.53モルの
式(VI) 【化6】 で表されるカップリング成分と反応させる、請求項6に
記載の方法。 - 【請求項8】 請求項1〜5の何れか一つに記載のジス
アゾ化合物の少なくとも1種類を含む着色調製物。 - 【請求項9】 天然材料および合成材料を着色する為に
請求項1〜5の何れか一つに記載のジスアゾ化合物を使
用する方法。 - 【請求項10】 ポリスチレン、ポリオレフィン、好ま
しくはポリエチレンまたはポリプロピレン、ポリアクリ
ル化合物、ポリビニル化合物、好ましくはポリビニルク
ロライドまたはポリビニルアセテート、ポリエステル、
ゴム、カゼイン樹脂またはシリコーン樹脂を着色する為
の、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 印刷インキの製造およびエナメルおよ
びエマルジョン塗料を調製する為の請求項9に記載の方
法。 - 【請求項12】 人絹の紡糸着色または紙の着色の為の
請求項9に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4225295:4 | 1992-07-31 | ||
DE4225295A DE4225295A1 (de) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Wasserunlösliche Azofarbmittel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166825A true JPH06166825A (ja) | 1994-06-14 |
JP3504294B2 JP3504294B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=6464526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18836593A Expired - Fee Related JP3504294B2 (ja) | 1992-07-31 | 1993-07-29 | 水不溶性アゾ系着色剤 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5428136A (ja) |
EP (1) | EP0581245B1 (ja) |
JP (1) | JP3504294B2 (ja) |
KR (1) | KR100263792B1 (ja) |
CA (1) | CA2101681A1 (ja) |
DE (2) | DE4225295A1 (ja) |
DK (1) | DK0581245T3 (ja) |
ES (1) | ES2126617T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08209017A (ja) * | 1994-10-05 | 1996-08-13 | Hoechst Ag | 電子写真トナーおよび現像剤用顔料 |
JP2020059844A (ja) * | 2014-11-04 | 2020-04-16 | クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド | C.i.ピグメントイエロー155とその製造方法、その顔料を用いた顔料組成物と着色剤組成物、及びそれらの着色剤としての使用 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100852190B1 (ko) * | 2001-02-08 | 2008-08-14 | 시바 홀딩 인크 | 컨디셔닝된 안료의 제조방법 |
DE10227527A1 (de) * | 2002-06-20 | 2004-01-08 | Clariant Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Disazopigmenten |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH453538A (de) * | 1964-11-26 | 1968-06-14 | Ciba Geigy | Verfahren zur Herstellung von Disazopigmenten |
NL6603571A (ja) * | 1965-03-19 | 1966-09-20 | ||
DE2106200C3 (de) * | 1971-02-10 | 1980-03-27 | Cassella Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von 2-(4-Aminophenyl)-6-methyl-benzothiazol |
DE2125193C3 (de) * | 1971-05-21 | 1980-08-14 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | 4-Nitro-2-thiazolyl-1 -aminobenzole und Verfahren zu ihrer Herstellung |
DE2738510C3 (de) * | 1977-08-26 | 1980-06-12 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Wasserlösliche Mono- und Disazofarbstoffe, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung zum Färben und Bedrucken von Zellulosefasermaterialien |
DE2935974A1 (de) * | 1979-09-06 | 1981-04-09 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Disazoverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
DE3443595A1 (de) * | 1984-11-29 | 1986-05-28 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Monoazofarbstoffe |
DE3631750A1 (de) * | 1986-09-18 | 1988-03-31 | Bayer Ag | Farbstoffpraeparationen |
-
1992
- 1992-07-31 DE DE4225295A patent/DE4225295A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-07-27 EP EP93111995A patent/EP0581245B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-27 DK DK93111995T patent/DK0581245T3/da active
- 1993-07-27 ES ES93111995T patent/ES2126617T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-27 DE DE59309234T patent/DE59309234D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-29 JP JP18836593A patent/JP3504294B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-29 US US08/099,715 patent/US5428136A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-30 CA CA002101681A patent/CA2101681A1/en not_active Abandoned
- 1993-07-30 KR KR1019930014739A patent/KR100263792B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08209017A (ja) * | 1994-10-05 | 1996-08-13 | Hoechst Ag | 電子写真トナーおよび現像剤用顔料 |
JP2020059844A (ja) * | 2014-11-04 | 2020-04-16 | クラリアント・インターナシヨナル・リミテツド | C.i.ピグメントイエロー155とその製造方法、その顔料を用いた顔料組成物と着色剤組成物、及びそれらの着色剤としての使用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940005758A (ko) | 1994-03-22 |
CA2101681A1 (en) | 1994-02-01 |
EP0581245A1 (de) | 1994-02-02 |
EP0581245B1 (de) | 1998-12-23 |
KR100263792B1 (en) | 2000-09-01 |
DE59309234D1 (de) | 1999-02-04 |
DK0581245T3 (da) | 1999-08-23 |
DE4225295A1 (de) | 1994-02-03 |
US5428136A (en) | 1995-06-27 |
JP3504294B2 (ja) | 2004-03-08 |
ES2126617T3 (es) | 1999-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2609388B2 (ja) | 水溶性アゾ着色剤およびその用途 | |
JPH06166826A (ja) | ジスアゾ顔料の製法 | |
US4082741A (en) | Disazo pigments derived from 3,8-diamino-phenanthridone-(10) | |
US5889162A (en) | Strong green-shade yellow disazo pigment | |
US4220586A (en) | Hetero-aryl azo acylamino substituted aceto-acetarylide pigments | |
JP3504294B2 (ja) | 水不溶性アゾ系着色剤 | |
US4504416A (en) | Azo compounds deriving from amino benzoic acid anilides and acetoacetylamino-benzimidazolone | |
US4080321A (en) | Monoazo pigments from diazotized acylamino-anilines and acetoacetylamino benzimidazolones | |
US4024124A (en) | Monoazo acetoacetylaminobenzimidazolone pigments containing carboxy group | |
JPH0147498B2 (ja) | ||
DE3536196A1 (de) | Verbindungen mit piperazinresten | |
US4206114A (en) | Monoazo pigments from diazotized 5-acylaminoanthranilic acid derivatives and acetoacetylaminobenzimidazolones | |
US4065449A (en) | Tetrachloro substituted disazo pigments | |
DK167933B1 (da) | Vanduoploeselige disazofarvestoffer, deres fremstilling og anvendelse | |
DE2144907B2 (de) | Neue wasserunlösliche Mono- und Disazoverbindungen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung als Pigmente | |
US4081439A (en) | Aromatic disazo pigments | |
JPH0413387B2 (ja) | ||
US4005068A (en) | Disazo compounds from diphenylene sulfones and acetoacetylbenzimidazolones | |
US4263205A (en) | Monoazo pigments derived from substituted aminothiophenes | |
CA1143724A (en) | Azo compounds, their preparation and use | |
DE2947441A1 (de) | Azoverbindungen, verfahren zur ihrer herstellung und ihre verwendung | |
US4473500A (en) | Monoazo pigments derived from aminophthalimides and substituted acetoacetarylides or 2-hydroxy-3-naphthoylarylides | |
JPS5832178B2 (ja) | ジスアゾガンリヨウノ セイゾウホウホウ | |
JPS6338383B2 (ja) | ||
US4732975A (en) | Disazo compounds |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031210 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081219 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091219 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |