JPH06166809A - 導電性フィルム又はシート - Google Patents

導電性フィルム又はシート

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JPH06166809A
JPH06166809A JP32018292A JP32018292A JPH06166809A JP H06166809 A JPH06166809 A JP H06166809A JP 32018292 A JP32018292 A JP 32018292A JP 32018292 A JP32018292 A JP 32018292A JP H06166809 A JPH06166809 A JP H06166809A
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JP
Japan
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sheet
conductive
thermoplastic elastomer
weight
conductive film
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JP32018292A
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English (en)
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Hideo Komatsu
英男 小松
Yoshinobu Nagasawa
義信 長澤
Seiji Maeno
聖二 前野
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリカーボネート樹脂の優れた耐熱性を保持
しつつ表面平滑性、成形加工性、強度に優れ、かつ安定
した導電性能を有する導電性シート又はフィルムを提供
することを目的とする。 【構成】 (a)熱可塑性芳香族ポリカーボネート樹脂
80〜95重量%、(b)熱可塑性エラストマー 5
〜20重量%よりなる樹脂組成物100重量部に対し
て、(c)n−ジブチルフタレート(DBP)吸油量が
300ml/100g以上の導電性カーボンブラック5
〜20重量部を分散含有することを特徴とする厚みが2
mm以下の導電性フィルム又はシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面平滑性、成形加工
性、導電性能、強度に優れた導電性フィルム又は導電性
シート、特に複写機用転写ロール、徐電ロール、又はI
Cトレー用シートとして好適な導電性フィルム又はシー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】導電性樹脂組成物はコンピューター、複
写機などの電機、電子機器の部品として広く利用されて
おり、中でも芳香族ポリカーボネート樹脂をベースとし
た組成物は耐熱性、寸法安定性及び機械物性が優れてい
るので大きな期待がかかっている。このような芳香族ポ
リカーボネート樹脂に導電性を付与する方法として、カ
ーボンブラック、カーボン繊維、黒鉛などの導電性物質
を添加することが知られている。しかし、この方法では
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物の機械物性が著しく
低下するため、芳香族ポリアルキレンテレフタレート樹
脂(特開平2−196854)、またはスチレンーブタ
ジエン系共重合体(平2−199143)、あるいはA
BSに代表されるゴム含有熱可塑性樹脂(特開平1−2
04962)などを配合して機械物性、特に曲げ物性、
及び衝撃強度の向上を図ろうとする特許が多数出願され
ている。そして、このような芳香族ポリカーボネート樹
脂組成物は、必要とする用途において種々の形状に成形
されているが、厚みが2mm以下といった薄いフィルム状
物、又はシート状物とした時に、表面平滑性、成形加工
性、導電性能及び強度の全てにおいて優れたものは未だ
得られていない。
【0003】特に、ポリカーボネート樹脂に導電性付与
を目的としてDBP吸油量が300ml/100g以上
の導電性カーボンブラックを配合して製造された導電性
樹脂組成物をフィルム状、あるいはシート状に成形した
場合、安定した導電性は得られるが、導電性カーボンブ
ラック自体が難分散性であるため未分散の凝集塊によ
り、その成形品の表面状態は目視で確認可能な突起が無
数に有り、表面平滑性に優れた導電性シート、あるいは
導電性フィルムを得ることは困難である。また比較的良
分散性であるDBP吸油量が300ml/100g未満
の導電性カーボンブラックを使用した場合には、得られ
るシート、又はフィルムの表面平滑性は向上するもの
の、安定した導電性を得るにはカーボンブラックを多量
に配合しなければならず、そのため機械強度が著しく低
下するという問題がある。即ち、ポリカーボネート樹脂
に安定した導電性の付与を目的として導電性カーボンブ
ラックを配合してフィルム状、又はシート状に成形する
場合は使用する導電性カーボンブラックのDBP吸油量
により表面平滑性、あるいは樹脂組成物の強度のどちら
かを犠牲にせざるを得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリカーボ
ネート樹脂の優れた耐熱性を保持しつつ表面平滑性、成
形加工性、強度に優れ、かつ安定した導電性能を有する
導電性シート又はフィルムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、芳香族ポリカ
ーボネート樹脂と熱可塑性エラストマーの極めて限定さ
れた比率の組み合わせに着目し、かつ特定の導電性カー
ボンブラックを用いることにより、上記課題を効率的に
解決でき、優れた特性を有する2mm以下の厚さの導電性
シート、又は導電性フィルムを提供できるとの知見に基
づいてなされたのである。すなわち、本発明は、(a)
熱可塑性芳香族ポリカーボネート樹脂 80〜95重量
%、(b)熱可塑性エラストマー 5〜20重量%より
なる樹脂組成物100重量部に対して、(c)n−ジブ
チルフタレート(DBP)吸油量が300ml/100
g以上の導電性カーボンブラック5〜20重量部を分散
含有することを特徴とする厚みが2mm以下の導電性フィ
ルム又はシートを提供する。本発明で使用する芳香族ポ
リカーボネート樹脂は、ビスフェノールAに代表される
ジヒドロキシアリール化合物をホスゲンや炭酸エステル
などと反応させることにより製造されるが、本発明では
適当なものを市場で入手できる。このうち、 300℃,
1.2kg荷重にて測定したときのメルトフローレート(M
FR)が3〜30g/10分、好ましくは6〜20g/
10分の範囲の芳香族ポリカーボネート樹脂がよい。メ
ルトフローレートが30g/10分を越えるとフィルム
強度が低下し、3g/10分未満では加工性、生産性が
低下するからである。
【0006】本発明で使用する熱可塑性エラストマーと
しては、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポ
リエステル系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン
系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エ
ラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマーがあ
げられる。 ポリウレタン系熱可塑性エラストマーとしては、A硬
度では80以上、D硬度では30〜60が好ましい。市
販品ではエラストラン(日本エラストラン)、パラプレ
ン(日本ポリウレタン)、パンデックス(大日本インキ
化学工業)、タケラック(武田バーディッシュウレタ
ン)、レザミン(大日精化工業)、ペレセン(エム・デ
ィー化成)、デスモパン(住友バイエルウレタン)が代
表例としてあげられる。 ポリエステル系熱可塑性エラストマーとしては、A硬
度では80以上、D硬度では30〜60が好ましい。市
販品ではハイトレル(東レ・デュポン)、ペルプレン−
P,S(東洋紡績)、グリラックス(大日本インキ化
学)、ローモッド(エンジニアリングプラスチック)、
ARNITEL-E,-P,-Z (AKZO)、RITEFLEX(Celanese
/Hosechst)、PIBIFLEX(Montedison)、ELASTUF
(Goodyear)、ECTAR(Eastman)、ARNITEL-S (AK
ZO)があげられる。 ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーとしては、A
硬度では80以上、D硬度では30〜60が好ましい。
市販品では住友TPE(住友化学)、ミラストマー(三
井石油化学)、サーモラン(JSR・三菱油化)が代表
例としてあげられる。 ポリスチレン系熱可塑性エラストマーとしては、A硬
度では80以上、D硬度では30〜60が好ましい。市
販品ではカリフレックスTR,クレイトンG(シェル化
学)、ラバロン(三菱油化)、住友TPE−SB(住友
化学工業)、エラストマーAR(アロン化成)、タフプ
レン(旭化成工業)、ソフプレンT(Philips Petrol
eum-日本エラストマー)、JSR TR,JSR SI
S(日本合成ゴム)、電化STR(電気化学工業)など
が代表例としてあげられる。
【0007】ポリアミド系熱可塑性エラストマーとし
ては、A硬度では80以上、D硬度では30〜60が好
ましい。市販品としてはダイアミドPAE(ダイセル−
ヒュルス)、グリラックス(大日本インキ化学)、ペバ
ックス(東レ)が代表例としてあげられる。 上記のエラストマーの中でも成形加工性の点からポリオ
レフィン系可塑性エラストマー、あるいはポリエステル
系熱可塑性エラストマーが好ましく、最も好ましいのは
ポリオレフィン系可塑性エラストマーである。本発明で
使用する導電性カーボンブラックは、少量の添加で樹脂
組成物に必要とする導電性を付与できるものであり、具
体的にはDBP吸油量が300ml/100g以上、好ま
しくは300〜550ml/100gのものである。この
範囲以下では目的とする導電性を得るには多量のカーボ
ンブラックを添加しなければならない。そのため、フィ
ルム状、又はシート状に成形した際に強度が著しく低下
し実使用にたえられない。かかる導電性カーボンブラッ
クとしてはファーネスブラックが挙げられ、中でも不純
物が少なく、導電性に優れているケッチェンブラック・
インターナショナル社製のケッチェンブラックEC、ケ
ッチェンブラックEC−600JDが好適である。
【0008】本発明の導電性シートを構成する各成分の
割合は (a)熱可塑性芳香族ポリカーボネート樹脂80〜95
重量%(以下、%と略称する)、好ましくは83〜93
%、(b)熱可塑性エラストマー5〜20%、好ましく
は7〜17%、(c)DBP吸油量が300ml/100
g以上の導電性カーボンブラックを(a)成分+(b)
成分100重量部に対して5〜20重量部、好ましくは
5〜15重量部の割合で配合される。 上記の配合において(a)成分が上記範囲より多い場合
はフィルム又はシートの表面平滑性が損なわれるので好
ましくない。また(b)成分が上記範囲より多い場合は
耐熱性が低下するので好ましくない。成分(c)が上記
範囲より少ない場合はフィルム又はシートの表面固有抵
抗値が 1.0×1013Ω以上になり導電性フィルム又は導電
性シートとしての役目を果たさなくなり、上記範囲より
多い場合は成形加工性、強度が低下する。本発明の導電
性フィルム又は導電性シートには、特に本発明の目的と
する性質を阻害しない限り通常の樹脂組成物に配合され
る付加的成分、例えば酸化防止剤や滑剤などを添加する
ことができる。
【0009】本発明の導電性フィルム又は導電性シート
は、通常の溶融混練法、即ち単軸押出し機、二軸押出し
機などを用いて調製することができる。この導電性ポリ
カーボネート樹脂組成物の成形方法は一般に使用されて
いるTダイ押出し成形機、あるいはインフレーション成
形機を使用してフィルム状あるいはシート状に成形する
ことができる。本発明の導電性フィルム又はシートを成
形する前の混練または成形に際しては、組成物の温度を
ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系
熱可塑性エラストマーを使用した場合には220℃〜2
40℃、またポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポ
リエステル系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱
可塑性エラストマーを使用した場合には200℃〜22
0℃に抑えるのが望ましい。なお本発明でいう導電性フ
ィルムは厚さが700μ以下、好ましくは500〜20
μ、特に好ましくは300〜30μである。又、導電性
シートは、厚さが2mm以下、好ましくは2mm〜900μ
である。
【0010】
【発明の効果】本発明の導電性フィルム又は導電性シー
トには、熱可塑性エラストマーと共に特定の導電性カー
ボンブラックが配合さているので、表面平滑性、成形加
工性、強度に優れ、かつ高い表面固有抵抗値の領域でも
振れの小さく、かつ優れた導電性能を有する。従って、
表面平滑性が重要視される複写機用転写フィルムや徐電
ロールとして好適に使用することができ、また、ICト
レーや電機、電子部品などへも幅広く応用することがで
きる。次に実施例により本発明を説明する。
【0011】
【実施例】
実施例 表−1に示す組成物を二軸押し出し機にて混練し、次い
で造粒化した後、インフレーション成形により厚さ60
μmの導電性フィルムを成形した。又、Tダイ押し出し
成形機により厚さ1mmのシートを成形した。なお混練お
よび成形に際しては組成物の温度を、ポリオレフィン系
熱可塑性エラストマーを使用した場合には 240℃に、ポ
リエステル系熱可塑性エラストマーを使用した場合には
220℃に維持した。使用した原料を次に示す。ホ゜リカーホ゛ネート 樹脂:住友ダウ社製「カリバー」(商標名) 密度 1.20g/cm3, MFR=6, 15, 22, 60ホ゜リオレフィン 系熱可塑性エラストマー:三井石油化学社製「ミラス
トマー M-4800NW」(商標名) 密度 0.89g/cm3, D硬度 47ホ゜リエステル 系熱可塑性エラストマー:東洋紡績社製「ペルプレン
P-40B」(商標名) 密度 1.12g/cm3, D硬度 38カーホ゛ンフ゛ラック :ケッチェンブラック・インターナショナル
社製 「ケッチェンブラック EC−600JD」(商標名) DBP吸油量 495ml/100g 「ケッチェンブラック EC」(商標名) DBP吸油量 360ml/100g
【0012】このようにして得られた導電性フィルム、
又は導電性シートの表面平滑性、導電性能、強度、耐熱
性、成形加工性を以下のようにして評価した。 (1)表面平滑性(カトーテック社製 KES−FBシ
ステムFB−4) 表面粗さ計により表面の凹凸が 5μm未満を○、それ以
上を×として評価した。 (2)導電性能 (表面固有抵抗値:Ω) ASTM D-257 に準拠して10点の試料について測定を行
い、最大値、最小値を求めた。 (3)強度 フィルムを折り曲げて折り目から切れない場合を○、切
れた場合を×とした。 (4)耐熱性 荷重たわみ温度(JIS K-7207に準拠)にて評価した。 (5)成形加工性 混練時、インフレーション成形時あるいはTダイ押し出
し成形時における押し出し安さ、成形のしやさから評価
し、良好な場合を○、不良の場合を×とした。組成とと
もにインフレーション成形フィルムの結果を表−1、T
ダイ押し出し成形シートの結果を表−2に示す。
【0013】
【表1】 表−1 ──────────────────────────────────── 本発明品No. 1 2 3 4 5 6 7 8 ──────────────────────────────────── a)ホ゜リカーホ゛ネート(MFR=15) 90 − − 90 90 90 90 85 〃 (MFR=6) − 90 − − − − − − 〃 (MFR=22) − − 90 − − − − − b)ミラストマー M-4800NW 10 10 10 10 10 10 − 15 ヘ゜ルフ゜レン P-40B − − − − − − 10 − ──────────────────────────────────── c)ケッチェンフ゛ラック EC-600JD 7 7 7 9 5 − 7 7 ケッチェンフ゛ラック EC − − − − − 15 − − ─────────────────────────────────── 表面平滑性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表面固有抵抗値(Ω) 最大値 4x104 4x104 4x104 4x103 4x10114x103 5x104 4x104 最小値 3x104 3x104 3x104 2x103 3x10102x103 1x104 3x104 強 度 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐熱性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 加工性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ──────────────────────────────────── 表中の成分a)及びb)の量は、%であり、成分c)の量は成
分a)及びb)の合計量を100 重量部とした時の重量部であ
る(以下、同じ)。
【0014】
【表2】 表−2 実施例(Tダイ押し出しシート) ──────────────────────────────────── 1 2 3 4 5 6 7 8 ──────────────────────────────────── a)ホ゜リカーホ゛ネート 90 − − 90 90 90 90 85 (MFR=15) 〃 (MFR=6) − 90 − − − − − − 〃 (MFR=22) − − 90 − − − − − b)ミラストマー 10 10 10 10 10 10 − 15 M-4800NW ヘ゛ルフ゜レン P-40B − − − − − − 10 − ──────────────────────────────────── c)ケッチェンフ゛ラック 7 7 7 − 5 − 7 7 EC-600JD ケッチェンフ゛ラック EC − − − 8 − 15 − − ──────────────────────────────────── 表面平滑性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表面固有抵抗値(Ω) 最大値 4x102 4x102 4x102 8x104 5x109 4x102 7x103 4x103 最小値 2x102 3x102 2x102 2x104 3x108 2x102 2x103 3x103 強 度 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐熱性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 加工性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ────────────────────────────────────
【0015】比較例 表−3、及び表−4に記載の組成物を使用した以外は、
実施例と同様にして、比較用導電性フィルム又は、導電
性シートを得た。実施例と同様にして性能を評価しイン
フレーション成形フィルムの結果を表−3、Tダイ押し
出し成形シートの結果を表−4に示す。なお、比較例に
は実施例で使用した原料の他に以下に示す原料を追加し
た。ホ゜リカーホ゛ネート 樹脂:住友ダウ社製「カリバー」(商標名) 密度 1.20g/cm3, MFR=60ホ゜リフ゛チレンテレフタレート 樹脂:三菱化成工業社製「ノバドゥー
ル5020」(商標名) 密度 1.31g/cm3, MFR=4
【0016】
【表3】 表−3 ─────────────────────────────────── 比較品No 1 2 3 4 5 6 7 8 ─────────────────────────────────── a)ホ゜リカーホ゛ネート 100 − − 90 90 90 97 78 (MFR=15) 〃 (MFR=6) − 100 − − − − − − 〃 (MFR=22) − − 100 − − − − − 〃 (MFR=60) − − − − − − − − b)ミラストマー − − − − 10 10 3 22 M-4800NW ホ゜リフ゛チレンテレフタレート − − − 10 − − − − (MFR=4) ─────────────────────────────────── c)ケッチェンフ゛ラック 7 7 7 7 − 3 7 7 EC-600JD ケッチェンフ゛ラック EC − − − − 23 − − − ─────────────────────────────────── 表面平滑性 × × × × − ○ × ○ 表面固有抵抗値(Ω) 最大値 8x106 9x107 2x106 5x104 − − 81x105 3x104 最小値 1x104 6x105 5x103 5x103 − >1015 24x104 7x103 強 度 ○ ○ × × − ○ ○ ○ 耐熱性 ○ ○ ○ ○ − ○ ○ × 加工性 ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ───────────────────────────────────
【0017】
【表4】 表−4 比較例(Tダイ押し出しシート)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)熱可塑性芳香族ポリカーボネート樹
    脂 80〜95重量%、(b)熱可塑性エラストマー
    5〜20重量%よりなる樹脂組成物100重量部に対し
    て、(c)n−ジブチルフタレート(DBP)吸油量が
    300ml/100g以上の導電性カーボンブラック5
    〜20重量部を分散含有することを特徴とする厚みが2
    mm以下の導電性フィルム又はシート。
  2. 【請求項2】 熱可塑性エラストマーがポリオレフィン
    系熱可塑性エラストマーである請求項1記載の導電性フ
    ィルム又はシート。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の複写機用転写ロール、徐
    電ロール、又はICトレー用シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100788544B1 (ko) * 2002-12-27 2007-12-26 주식회사 삼양사 난연성 및 대전방지성을 갖는 열가소성 수지 조성물
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