JPH06166458A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JPH06166458A JPH06166458A JP32293692A JP32293692A JPH06166458A JP H06166458 A JPH06166458 A JP H06166458A JP 32293692 A JP32293692 A JP 32293692A JP 32293692 A JP32293692 A JP 32293692A JP H06166458 A JPH06166458 A JP H06166458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- elastic roller
- elastic
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複写機、印刷機等に使用される給紙装置にお
いて、紙を挟んで給送する弾性ローラで、紙のたるみに
よるしわの発生を防止することにより、紙送りの品質低
下を解決し、簡素な構造で優れた紙送り性能を目的とす
る。 【構成】 軸方向の直径に差を設けた弾性ローラ11を
小径側を向かい合わせて複数配置する。ガイド14にガ
イドされた用紙16は弾性ローラ11と支持部13によ
って挟まれ、回転軸12が回転することにより用紙供給
ローラ15に向けて押し出される。このとき弾性ローラ
11との接触面にて用紙の外側に当たる弾性ローラの大
径側が、小径側より多くの長さの用紙を送ることにな
り、この働きによって用紙16の弾性ローラの入口側を
外側に向けて引っ張ることになる。この動作により用紙
16のたるみがとれる。
いて、紙を挟んで給送する弾性ローラで、紙のたるみに
よるしわの発生を防止することにより、紙送りの品質低
下を解決し、簡素な構造で優れた紙送り性能を目的とす
る。 【構成】 軸方向の直径に差を設けた弾性ローラ11を
小径側を向かい合わせて複数配置する。ガイド14にガ
イドされた用紙16は弾性ローラ11と支持部13によ
って挟まれ、回転軸12が回転することにより用紙供給
ローラ15に向けて押し出される。このとき弾性ローラ
11との接触面にて用紙の外側に当たる弾性ローラの大
径側が、小径側より多くの長さの用紙を送ることにな
り、この働きによって用紙16の弾性ローラの入口側を
外側に向けて引っ張ることになる。この動作により用紙
16のたるみがとれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、印刷機等に用
紙を自動的に送る給紙装置に関するものである。
紙を自動的に送る給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、給紙装置において紙を送る方法と
しては、ベルトで送る方法や、剛体のローラで送る方法
も用いられているが、小規模の装置では弾性ローラで紙
を挟んで送る方法が最も多く用いられている。
しては、ベルトで送る方法や、剛体のローラで送る方法
も用いられているが、小規模の装置では弾性ローラで紙
を挟んで送る方法が最も多く用いられている。
【0003】以下に従来の給紙装置について図を参照し
ながら説明する。図4は従来の給紙装置を示す斜視図で
ある。図4において、1は円筒形の弾性ローラである。
2は金属製の回転軸で、弾性ローラ1に回転を伝えた
り、または従動回転させるための中心軸となっている。
3は弾性ローラ1とともに用紙6を挟むための支持部
で、この場合は摩擦材にて構成されている。弾性ローラ
1と支持部3は用紙6のほぼ均等に両端に位置するよう
に配置されている。4は用紙6を幅方向に規制するガイ
ドである。5は弾性ローラ1と支持部3で押し出された
用紙6を噛みこんで正確に印刷機(図示せず)に送る用
紙供給ローラである。
ながら説明する。図4は従来の給紙装置を示す斜視図で
ある。図4において、1は円筒形の弾性ローラである。
2は金属製の回転軸で、弾性ローラ1に回転を伝えた
り、または従動回転させるための中心軸となっている。
3は弾性ローラ1とともに用紙6を挟むための支持部
で、この場合は摩擦材にて構成されている。弾性ローラ
1と支持部3は用紙6のほぼ均等に両端に位置するよう
に配置されている。4は用紙6を幅方向に規制するガイ
ドである。5は弾性ローラ1と支持部3で押し出された
用紙6を噛みこんで正確に印刷機(図示せず)に送る用
紙供給ローラである。
【0004】以上のように構成された従来の給紙装置に
ついて、以下その動作について説明する。まず、ガイド
4にてガイドされた用紙6が弾性ローラ1と支持部3に
挟まれて送られ、用紙供給ローラ5に到達し、ここで同
期の調整や角度修正を行い、印刷機に送られる。
ついて、以下その動作について説明する。まず、ガイド
4にてガイドされた用紙6が弾性ローラ1と支持部3に
挟まれて送られ、用紙供給ローラ5に到達し、ここで同
期の調整や角度修正を行い、印刷機に送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、特に薄手の用紙の場合、ガイド4にて用紙
の幅方向をガイドして用紙を送ったにもかかわらず、わ
ずかな用紙のたるみによって、弾性ローラ1と支持部3
に挟まれる個所で用紙にしわが入ったり、下流側が内側
に寄って用紙の通路に引っかかってしまうこともある、
という問題点を有していた。
の構成では、特に薄手の用紙の場合、ガイド4にて用紙
の幅方向をガイドして用紙を送ったにもかかわらず、わ
ずかな用紙のたるみによって、弾性ローラ1と支持部3
に挟まれる個所で用紙にしわが入ったり、下流側が内側
に寄って用紙の通路に引っかかってしまうこともある、
という問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、用紙にたるみや片寄りを発生させずに、良好な用紙
送りを実現する給紙装置を提供することを目的とする。
で、用紙にたるみや片寄りを発生させずに、良好な用紙
送りを実現する給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の給紙装置は、軸方向に直径差を有する形状の
弾性ローラを、同心軸上に小径側を向かい合わせて複数
配置し、前記弾性ローラが圧接する支持部と、前記弾性
ローラと前記支持部に挟まれることにより送られた用紙
を引っ張り込む、用紙よりも長幅の紙送りローラとを備
え、用紙の弾性ローラと前記支持部に挟み込まれる前の
部分が前記弾性ローラによって外側に引っ張られること
により、用紙のたるみを取るようにしたものである。
に本発明の給紙装置は、軸方向に直径差を有する形状の
弾性ローラを、同心軸上に小径側を向かい合わせて複数
配置し、前記弾性ローラが圧接する支持部と、前記弾性
ローラと前記支持部に挟まれることにより送られた用紙
を引っ張り込む、用紙よりも長幅の紙送りローラとを備
え、用紙の弾性ローラと前記支持部に挟み込まれる前の
部分が前記弾性ローラによって外側に引っ張られること
により、用紙のたるみを取るようにしたものである。
【0008】
【作用】この構成によって、弾性ローラを通過する用紙
は弾性ローラの小径側の送り速度より、大径側の送り速
度が大きいため、弾性ローラの軸方向の長さのほぼ中間
を中心に用紙が平面内でねじられて、弾性ローラの入口
側では用紙が両側に引っ張られる。この作用によって用
紙のたるみを取り、しわの発生しない用紙送りを実現す
ることができる。
は弾性ローラの小径側の送り速度より、大径側の送り速
度が大きいため、弾性ローラの軸方向の長さのほぼ中間
を中心に用紙が平面内でねじられて、弾性ローラの入口
側では用紙が両側に引っ張られる。この作用によって用
紙のたるみを取り、しわの発生しない用紙送りを実現す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の給紙装置を示す
斜視図である。図1において、11は弾性ローラで、軸
方向に直径差を有するテーパ形状となっており、金属製
の回転軸12の同心軸上に小径側を向かい合わせて複数
配置されている。回転軸12は、弾性ローラ11に回転
を与えたり、または従動回転させるための中心軸となっ
ている。13は前記弾性ローラ11が圧接し用紙16を
挟むための支持部で、この実施例の場合は摩擦材にて構
成されている。弾性ローラ11と支持部13は用紙16
の両端にほぼ均等に位置するように配置されている。1
4は用紙16を幅方向に規制するガイドである。15は
弾性ローラ11と支持部13によって押し出された用紙
16を噛みこんで正確に印刷機(図示せず)に送る用紙
供給ローラである。
斜視図である。図1において、11は弾性ローラで、軸
方向に直径差を有するテーパ形状となっており、金属製
の回転軸12の同心軸上に小径側を向かい合わせて複数
配置されている。回転軸12は、弾性ローラ11に回転
を与えたり、または従動回転させるための中心軸となっ
ている。13は前記弾性ローラ11が圧接し用紙16を
挟むための支持部で、この実施例の場合は摩擦材にて構
成されている。弾性ローラ11と支持部13は用紙16
の両端にほぼ均等に位置するように配置されている。1
4は用紙16を幅方向に規制するガイドである。15は
弾性ローラ11と支持部13によって押し出された用紙
16を噛みこんで正確に印刷機(図示せず)に送る用紙
供給ローラである。
【0011】以上のように構成された本発明の給紙装置
について、図2を用いてその動作を説明する。まず、ガ
イド14にガイドされた用紙16が弾性ローラ11と支
持部13によって挟まれ、回転軸12が回転することに
より用紙供給ローラ15に向けて押し出される。このと
き弾性ローラ11との接触面にて用紙の外側に当たる弾
性ローラの大径側が、小径側より多くの長さの用紙を送
ることになり、この働きによって用紙16の弾性ローラ
11の入口側を外側に向けて引っ張ることになる。もし
用紙16の中央部がたるんだ状態で弾性ローラ11と支
持部13に挟まれたとしても、用紙が送られるに従い徐
々にそのたるみが前記の動作にて外側に引っ張られて吸
収されてしまい、用紙16の幅方向の平坦性を確保で
き、たるみによるしわや折れ曲がりを防止できる。
について、図2を用いてその動作を説明する。まず、ガ
イド14にガイドされた用紙16が弾性ローラ11と支
持部13によって挟まれ、回転軸12が回転することに
より用紙供給ローラ15に向けて押し出される。このと
き弾性ローラ11との接触面にて用紙の外側に当たる弾
性ローラの大径側が、小径側より多くの長さの用紙を送
ることになり、この働きによって用紙16の弾性ローラ
11の入口側を外側に向けて引っ張ることになる。もし
用紙16の中央部がたるんだ状態で弾性ローラ11と支
持部13に挟まれたとしても、用紙が送られるに従い徐
々にそのたるみが前記の動作にて外側に引っ張られて吸
収されてしまい、用紙16の幅方向の平坦性を確保で
き、たるみによるしわや折れ曲がりを防止できる。
【0012】この原理からすると用紙16の弾性ローラ
の出口側は逆に内側に寄ってきてたるみができることに
なるが、用紙16にはある程度のコシがあり、たるみを
取る方向には容易に変形するが、いったん用紙16が平
坦な状態になれば内側に変形させるにはより多くの力を
必要とすること、また、すぐに用紙供給ローラ15によ
って拘束されることにより、実際には内側にたるみは発
生しない。
の出口側は逆に内側に寄ってきてたるみができることに
なるが、用紙16にはある程度のコシがあり、たるみを
取る方向には容易に変形するが、いったん用紙16が平
坦な状態になれば内側に変形させるにはより多くの力を
必要とすること、また、すぐに用紙供給ローラ15によ
って拘束されることにより、実際には内側にたるみは発
生しない。
【0013】以上のように本実施例によれば、それぞれ
軸方向で直径差を持つ複数の弾性ローラが、小径側を内
側にして向かい合わせで配置されることにより、送られ
る用紙の入口側を外側に引っ張り合い、たるみをとりし
わや折れ曲がりを発生させない紙送りを実現することが
できる。
軸方向で直径差を持つ複数の弾性ローラが、小径側を内
側にして向かい合わせで配置されることにより、送られ
る用紙の入口側を外側に引っ張り合い、たるみをとりし
わや折れ曲がりを発生させない紙送りを実現することが
できる。
【0014】なお、本実施例では弾性ローラの形状をテ
ーパ状としたが、図3に示すように、弾性ローラ17は
大径と小径とでなる段付き形状としてもよい。
ーパ状としたが、図3に示すように、弾性ローラ17は
大径と小径とでなる段付き形状としてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、それぞれ軸方向
で直径差を持つ複数の弾性ローラが、小径側を内側にし
て向かい合わせで配置されることにより、送られる用紙
の入口側を外側に引っ張り合い、たるみをとり、しわや
折れ曲がりを発生させない用紙送りができる優れた給紙
装置を実現できるものである。
で直径差を持つ複数の弾性ローラが、小径側を内側にし
て向かい合わせで配置されることにより、送られる用紙
の入口側を外側に引っ張り合い、たるみをとり、しわや
折れ曲がりを発生させない用紙送りができる優れた給紙
装置を実現できるものである。
【図1】本発明の第1の実施例における給紙装置の斜視
図
図
【図2】第1の実施例における給紙装置の動作説明のた
めの説明図
めの説明図
【図3】第2の実施例の弾性ローラの斜視図
【図4】従来の給紙装置の斜視図
11,17 弾性ローラ 12 回転軸 13 支持部 14 ガイド 15 用紙供給ローラ 16 用紙
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向に直径差を有する形状の弾性ローラ
を、同心軸上に小径側を向かい合わせて複数配置し、前
記弾性ローラが圧接する支持部と、前記弾性ローラと前
記支持部に挟まれることにより送られた用紙を引っ張り
込む、用紙よりも長幅の紙送りローラとを備え、用紙の
弾性ローラと前記支持部に挟み込まれる前の部分が前記
弾性ローラによって外側に引っ張られることにより、用
紙のたるみを取ることを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32293692A JPH06166458A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32293692A JPH06166458A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166458A true JPH06166458A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18149289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32293692A Pending JPH06166458A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06166458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200589A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Nippon Steel Corp | 使用済みステンシルの搬送回収方法 |
JP2007130761A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-31 | Riso Kagaku Corp | インクジェット印刷装置及び印刷方法 |
JP2015036338A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | グラドコジャパン株式会社 | 用紙後処理装置 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP32293692A patent/JPH06166458A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200589A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Nippon Steel Corp | 使用済みステンシルの搬送回収方法 |
JP2007130761A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-31 | Riso Kagaku Corp | インクジェット印刷装置及び印刷方法 |
JP2015036338A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | グラドコジャパン株式会社 | 用紙後処理装置 |
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