JPH0616541U - 組立天井フレ−ム - Google Patents
組立天井フレ−ムInfo
- Publication number
- JPH0616541U JPH0616541U JP6145492U JP6145492U JPH0616541U JP H0616541 U JPH0616541 U JP H0616541U JP 6145492 U JP6145492 U JP 6145492U JP 6145492 U JP6145492 U JP 6145492U JP H0616541 U JPH0616541 U JP H0616541U
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- JP
- Japan
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- ceiling frame
- frame
- engaging member
- receiver
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 リップ溝形鋼の両端を同一平面で接続して、
格子状に組立てた天井フレ−ムを提供する。 【構成】 野縁受け3の下側に、開口部がすべて上側に
なるように配置したリップ溝形鋼を接続部材により同一
平面で格子状に組立てた天井フレ−ム7を配置して、野
縁受け3に吊り下げる上側係合部材11を、天井フレ−
ムにはリップ溝形鋼を吊り上げる下側係合部材19をそ
れぞれ係合させて、上側係合部材11の下部と下側係合
部材19の上部とをボルト17で連結した
格子状に組立てた天井フレ−ムを提供する。 【構成】 野縁受け3の下側に、開口部がすべて上側に
なるように配置したリップ溝形鋼を接続部材により同一
平面で格子状に組立てた天井フレ−ム7を配置して、野
縁受け3に吊り下げる上側係合部材11を、天井フレ−
ムにはリップ溝形鋼を吊り上げる下側係合部材19をそ
れぞれ係合させて、上側係合部材11の下部と下側係合
部材19の上部とをボルト17で連結した
Description
【001】
本考案は、リップ溝形鋼の両端を接続部材で同一平面で接続して、格子状に組 立てたプレハブ住宅の天井フレ−ムを野縁受けに懸下した組立天井フレ−ムに関 する。
【002】
プレハブ住宅の天井フレ−ムには、従来より木製角材を格子状に組んだものが 用いられている。この木製天井フレ−ム1の取り付けは、図10に示すように、 梁2の間に渡された溝型鋼の野縁受け3に木製角材4を固着し、その木製角材4 に今度は吊り木5を垂直に釘で打ち付け、その下側に木製天井フレ−ム1を釘で 打ち付けるとか、内壁枠6に釘で打ち付けるとかにより吊り下げていた。
【003】 しかしながら、木製天井フレ−ム1は、製造が繁雑で、価格も高くなり、また 、木材資源の保存運動の高まりから、最近では、リップ溝形鋼を格子状に組んだ 金属製天井フレ−ムが検討されている。この金属製天井フレ−ム7は、図11に 示すようなリップ8を有するリップ溝形鋼9を所定の長さに切断して、それらの 端部を十字型、T字型、L字型などの接続部材10で接続して、図12のように 格子状に組立てたものである。
【004】
この金属製天井フレ−ム7により部屋の天井を施工する場合、金属製天井フレ −ム7を複数枚使用するので、野縁受け3への吊り下げは、各金属製天井フレ− ム7の下面が水平に一致するように野縁受け3との間隔を調節しなければならな い。しかし、従来野縁受け3との間隔を容易に調節できる吊り上げ機構がまだ開 発されていなかった。
【005】
【課題を解決するための手段】 そこで、本考案は、野縁受け3と金属製天井フレ−ム7の間隔を自在に調節す ることのできる吊り上げ機構を備えた組立天井フレ−ムを提供するもので、本考 案は、野縁受けの下側に、開口部がすべて上側になるように配置したリップ溝形 鋼を接続部材により同一平面で格子状に組立てた天井フレ−ムを配置して、野縁 受けに吊り下げる上側係合部材を、天井フレ−ムにはリップ溝形鋼を吊り上げる 下側係合部材をそれぞれ係合させて、上側係合部材の下部と下側係合部材の上部 とをボルトで連結した。
【006】
ボルトの頭とナットとの間隔を調節すれば、上側係合部材と下側係合部材との 間隔が変化するので、野縁受けと金属製天井フレ−ムとの間隔を容易に調節でき る。
【007】
実施例1 図1、図2は、本考案に係る金属製天井フレ−ム7の第1実施例を示すもので 、野縁受け3には上側係合部材11が吊り上げられている。この上側係合部材1 1は、上側壁12と下側壁13とが野縁受け3の方向に伸長するように配置した 溝型鋼板で、上側壁12は野縁受け3に吊り下げられ、その先端部は下側に折り 曲げられて、爪14になっている。爪14は途中が内側に屈曲されていて、側壁 15との間隔が野縁受け3の幅より狭くなっている。側壁15の野縁受け3の下 側部分には内側に突出した突起16が設けられていて、天井フレ−ムの下側より ボ−ドをタッピンねじ等で打ち付ける場合、野縁受け3より抜けないようになっ ており、さらに、下側壁13には穴があけられ、そこにボルト17が挿入されて いる。このボルト17の下側壁13上下にナット18が螺合されている。
【008】 ボルト17の下部は、金属製天井フレ−ム7を構成するリップ溝型鋼9の内部 に挿入された下側係合部材19の穴20に挿入されていて、下側係合部材19よ り下側の部分にナット18が螺合されている。なお、このナット18の代わりに 下側係合部材19の穴20にネジを切ってもよい。下側係合部材19は、図3に 示すように、溝型鋼板の両側壁を外側に湾曲させて折り返すことにより溝状係合 突起21を形成したもので、溝状係合突起21がリップ溝型鋼9のリップ8と係 合して、リップ溝型鋼9を吊り上げている。
【009】 実施例2 図4、図5は、本考案に係る金属製天井フレ−ム7の第2実施例を示すもので 、上側係合部材11は、図6に示すように、上側壁12と下側壁13とが野縁受 け3の方向に伸長するように配置した溝型鋼板で、下側壁13は、上側壁12の 中間部を切れ目を入れて、その中間部を下側にL字状に折り曲げることにより形 成したものである。2個の上側壁12は、基部側が連続した上下2枚の方形の鋼 板から構成されていて、その間に野縁受け3を挿入して、吊り下がっている。下 側壁13には、実施例1の場合と同様に穴があけられて、そこにボルト17が挿 入されている。そして、ボルト17の下側壁13上下にはナット18が螺合され ている。
【010】 ボルト17の下部は、金属製天井フレ−ム7のリップ溝型鋼9の接続部材10 に設けられた穴20に挿入されていて、接続部材10より下側の部分にナット1 8が螺合されている。接続部材10は、十字型、T字型、L字型いずれのものも 接続機構が同じであるが、十字型のもので接続機構を説明する。すなわち、図6 、図7に示すように、十字型の鋼板の各突出部分両側壁を外側に湾曲させながら 折り返して、溝状係合突起21を形成したもので、溝状係合突起21をリップ溝 型鋼9のリップ8と係合させれば、リップ溝型鋼9を接続できる。図8にリップ 溝型鋼9を接続した状態を示す。図7において、線Mまたは線Nで1個の突出部 分を切断すれば、T字型のものとなり、線Mおよび線Nで2個の突出部分を切断 すれば、L字型のものになる。
【011】
以上のように、本考案の金属製天井フレ−ムは、野縁受けとの間隔を容易に調 節できる。
【図1】本考案に係る金属製天井フレ−ムの第1実施例
正面図を示すものである。
正面図を示すものである。
【図2】本考案に係る金属製天井フレ−ムの第1実施例
側面図を示すものである。
側面図を示すものである。
【図3】金属製天井フレ−ムの第1実施例に使用する下
側係合部材の拡大斜視図である。
側係合部材の拡大斜視図である。
【図4】本考案に係る金属製天井フレ−ムの第2実施例
正面図を示すものである。
正面図を示すものである。
【図5】本考案に係る金属製天井フレ−ムの第2実施例
側面図を示すものである。
側面図を示すものである。
【図6】金属製天井フレ−ムの第2実施例に使用する上
側係合部材の拡大斜視図である。
側係合部材の拡大斜視図である。
【図7】金属製天井フレ−ムのリップ溝型鋼の接続部材
正面図である。
正面図である。
【図8】金属製天井フレ−ムのリップ溝型鋼の接続部材
平面図である。
平面図である。
【図9】接続部材によるリップ溝型鋼の接続状態を示す
拡大正面図である。
拡大正面図である。
【図10】従来の木製天井フレ−ムの吊り下げ状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図11】金属製天井フレ−ムの骨組みに使用するリッ
プ溝形鋼の正面図である。
プ溝形鋼の正面図である。
【図12】金属製天井フレ−ムの平面図である。
1…木製天井フレ−ム、2…梁、3…野縁受け、4…木
製角材、5…吊り木、6…内壁枠、7…金属製天井フレ
−ム、8…リップ、9…リップ溝形鋼、10…接続部
材、11…上側係合部材、12…上側壁、13…下側
壁、14…爪、15…側壁、16…突起、17…ボル
ト、18…ナット、19を下側係合部材、20…穴、2
1…溝状係合突起、
製角材、5…吊り木、6…内壁枠、7…金属製天井フレ
−ム、8…リップ、9…リップ溝形鋼、10…接続部
材、11…上側係合部材、12…上側壁、13…下側
壁、14…爪、15…側壁、16…突起、17…ボル
ト、18…ナット、19を下側係合部材、20…穴、2
1…溝状係合突起、
Claims (1)
- 【請求項1】 野縁受けの下側に、開口部がすべて上
側になるように配置したリップ溝形鋼を接続部材により
同一平面で格子状に組立てた天井フレ−ムを配置して、
野縁受けに吊り下げる上側係合部材を、天井フレ−ムに
はリップ溝形鋼を吊り上げる下側係合部材をそれぞれ係
合させて、上側係合部材の下部と下側係合部材の上部と
をボルトで連結したことを特徴とする組立天井フレ−
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145492U JPH0616541U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 組立天井フレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6145492U JPH0616541U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 組立天井フレ−ム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616541U true JPH0616541U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=13171510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6145492U Withdrawn JPH0616541U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 組立天井フレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616541U (ja) |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP6145492U patent/JPH0616541U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961107 |