JPH06165305A - 電気車の駆動制御装置及びその駆動制御方法 - Google Patents

電気車の駆動制御装置及びその駆動制御方法

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JPH06165305A
JPH06165305A JP31669892A JP31669892A JPH06165305A JP H06165305 A JPH06165305 A JP H06165305A JP 31669892 A JP31669892 A JP 31669892A JP 31669892 A JP31669892 A JP 31669892A JP H06165305 A JPH06165305 A JP H06165305A
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JP
Japan
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power
power conversion
conversion circuit
circuit
filter capacitor
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Application number
JP31669892A
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English (en)
Inventor
Takafumi Fujimoto
貴文 藤本
Tatsuya Sato
達弥 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 架線1を流れる交流電力を直流電力に変換す
る力行用電力変換回路4は、力行用ブリッジ回路4a,
4bを直列に接続して構成される。力行用電力変換回路
4にはフィルタコンデンサ13が並列に接続され、更に交
流電動機15に交流電力を供給する三相電力変換回路14が
並列に接続されている。2つの隣接する力行用ブリッジ
回路4a,4bからは、充電リアクトル6、充電接触器
7、充電抵抗器11が直列にフィルタコンデンサ13に接続
されている。又電気車の回生運転開始時に、力行用ブリ
ッジ回路4bに運転指令を出力する充電制御装置16が設
けられている。 【効果】 本発明によれば、回生運転開始時に力行用電
力変換回路を用いてフィルタコンデンサを充電すること
ができるため、制御の簡単化、装置の小型・軽量化をは
かることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電気車に搭載される
電気車の駆動制御装置及びその駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は電気車制御装置の主回路接続図で
ある。
【0003】架線20からパンタグラフ21によって集電さ
れる交流電力は変圧器22を介して降圧又は昇圧される。
変圧器22の2次巻線22a,22bには電力変換回路23が接
続されている。又変圧器の3次巻線22cには補助整流回
路24が接続されている。電力変換回路23の出力端には力
行・ブレ−キ転換器25,26(以下転換器で示す)を介し
て、又補助整流回路24の出力端には充電リアクトル27と
充電接触器28を介して力行用接触器29とブレーキ抵抗器
30からなる並列回路、回生用接触器31と充電抵抗器32か
らなる並列回路及びフィルタリアクトル33が直列に接続
され、フィルタコンデンサ34が並列に接続されている。
更にフィルタコンデンサ34と並列に三相電力変換回路35
が接続され、出力端子には交流電動機36が接続されてい
る。
【0004】電気車の力行時及び回生時には、フィルタ
コンデンサ34をある規定電圧値まで充電しておかなけれ
ばならない。電気車の力行運転開始時は、力行用接触器
29を閉成し、回生用接触器31、充電接触器28を開成した
状態で、転換器25,26をP側に通電しておく。すると架
線20から供給される交流電力は、変圧器22を介して電力
変換回路23に供給され直流電力に変換される。直流電力
は充電抵抗器32を介して、フィルタリアクトル33でリッ
プル分が除去され、フィルタコンデンサ34に供給され
る。するとフィルタコンデンサ34が充電され、ある規定
電圧値まで達すると、回生用接触器を閉成し、三相電力
変換回路35により3相交流電力に変換され、交流電動機
36に供給される。この様に力行時は電力変換回路23によ
って変換された直流電力によって、フィルタコンデンサ
34を充電して、そのまま力行運転へ移行できた。
【0005】電気車の回生運転開始時は、充電接触器2
8、力行用接触器29を閉成し、回生用接触器31を開成す
る。すると補助整流回路29で変換された直流電力が充電
リアクトル27で平滑化され、充電抵抗器32を介してフィ
ルタコンデンサ34に供給され、充電を行う。そしてフィ
ルタコンデンサ34間電圧がある規定電圧値まで達する
と、充電接触器28、力行用接触器29を開成し、回生用接
触器31を閉成して、転換器25,26をB側に通電する。交
流電動機36から発生するエネルギは三相電力変換回路35
で直流電力に変換され、フィルタリアクトル33で平滑化
して、ブレーキ抵抗器30を介して電力変換回路23に供給
される。そして交流電力に変換されて変圧器22で昇圧し
て架線20へと回生される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら電気車の
回生時には、電力の流れが力行時の時と逆になるため、
フィルタコンデンサを充電するには、3次巻線を設けて
補助整流回路を接続し、補助整流回路で変換された直流
電力により行わなければならなかった。従って3次巻線
や補助整流回路を搭載しなければならないという問題が
あった。
【0007】そこで本発明は上記問題点を除去し、補助
整流回路を用いずに電気車の回生時にフィルタコンデン
サを充電することで制御を簡単化し、装置の小型・軽量
化をはかることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、複数の巻線を備えた変圧器
と、巻線にそれぞれ接続された第1の単相ブリッジ回路
を、それぞれ直列に接続した第1の電力変換回路と、第
1の単相ブリッジ回路と逆並列に接続された第2の単相
ブリッジ回路を、それぞれ直列に接続した第2の電力変
換回路と、第1の電力変換回路と並列に接続されたフィ
ルタコンデンサと、このフィルタコンデンサと並列に接
続され、交流電動機に電力を供給する第3の電力変換回
路と、第1の単相ブリッジ回路のうち、隣接する2つの
第1の単相ブリッジ回路間と、フィルタコンデンサとの
間に接続された充電回路と、電気車の回生運転開始時
に、充電回路と接続される第1の単相ブリッジ回路に運
転指令を出力する制御装置とを備えて構成される。又請
求項2記載の発明は、電気車の回生運転開始時に、第1
の電力変換回路を運転して、充電回路を介してフィルタ
コンデンサを規定値まで充電し、フィルタコンデンサの
充電終了後、第1の電力変換回路の運転を停止して、第
2の電力変換回路を運転する方法である。
【0009】
【作用】上述した構成により、電気車の回生運転開始時
には、充電回路と接続される第1の単相ブリッジ回路を
運転することにより、交流電力を直流電力に変換し、充
電回路を介してフィルタコンデンサを充電することがで
きる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照し詳細に説明す
る。図1は請求項1記載の発明の一実施例を示す電気車
の駆動制御装置の主回路接続図である。
【0011】架線1からパンタグラフ2によって集電さ
れる交流電力は変圧器3で降圧又は昇圧される。変圧器
3の2次巻線3a,3bには力行用ブリッジ回路4a,
4bが接続され、各々の力行用ブリッジ回路4a,4b
を直列に接続して、第1の電力変換回路として力行用電
力変換回路4が形成されている。又、力行用ブリッジ回
路4a,4bには逆並列に回生用ブリッジ回路5a,5
bが接続され、各々の回生用ブリッジ回路5a,5bを
直列に接続して、第2の電力変換回路として回生用電力
変換回路5が形成されている。上段の力行用ブリッジ回
路4aと下段の力行用ブリッジ回路4bの間から、充電
リアクトル6と充電接触器7を介して力行接触器8とブ
レーキ抵抗器9とからなる並列回路と回生接触器10と充
電抵抗器11とからなる並列回路とフィルタリアクトル12
とが直列に接続され、フィルタコンデンサ13が並列に接
続されている。充電回路は充電リアクトル6、充電接触
器7、充電抵抗器11を示している。又フィルタコンデン
サ13と並列に第3の電力変換回路として三相電力変換回
路14が並列に接続され、三相電力変換回路14の出力端に
は交流電動機15が接続されている。
【0012】電気車の力行時は、力行用電力変換回路4
に運転指令が出される。又力行接触器8を閉成し、回生
接触器10、充電接触器7を開成する。するとパンタグラ
フ2より集電された交流電力は変圧器3で降圧され、力
行用電力変換回路4により直流電力に変換される。直流
電力は充電抵抗器11を介してフィルタリアクトル12で平
滑化され、フィルタコンデンサ13を充電し、フィルタコ
ンデンサ13の端子間電圧がある規定値まで達すると、回
生接触器10を閉成し、三相電力変換回路14が運転を開始
して、交流電動機に交流電力が供給される。
【0013】電気車の回生時は、まず充電制御装置16か
ら下段の力行用ブリッジ回路4bに運転指令が出され
る。又充電接触器7、力行接触器8を閉成し、回生接触
器10を開成する。するとパンタグラフ2より集電された
交流電力は変圧器3で降圧され、下段の力行用ブリッジ
回路4bにより直流電力に変換される。直流電力は充電
リアクトル6で平滑化され、充電抵抗器11、フィルタリ
アクトル12を介してフィルタコンデンサ13を充電し、フ
ィルタコンデンサ13の端子間電圧が交流電動機15を励磁
してエネルギを発生するのに十分な値まで達すると、下
段の力行用ブリッジ回路4bに運転解除の指令が出さ
れ、回生用電力変換回路5に運転指令が出される。又回
生接触器10を閉成し、充電接触器6、力行接触器8を開
成する。すると交流電動機15から発生したエネルギが三
相電力変換回路14で直流電力に変換される。直流電力は
フィルタリアクトル12で平滑化されてブレーキ抵抗器9
を介して回生用電力変換回路5により交流電力に変換さ
れ、変圧器3で昇圧してパンタグラフ2から架線1へと
回生される。
【0014】従って、回生運転開始時に、力行用電力変
換回路4の下段の力行用ブリッジ回路4bを用いてフィ
ルタコンデンサ13を充電することができるため、従来必
要であった補助整流回路、変圧器の3次巻線などを制御
装置内に搭載しなくてもよい。次に請求項2記載の発明
について図1を用いて説明する。
【0015】電気車の回生時は、まず充電制御装置16か
ら力行用電力変換回路4に運転指令が出される。又力行
接触器8を閉成し、回生接触器10を開成する。するとパ
ンタグラフ2より集電された交流電力は変圧器3で降圧
され、力行用電力変換回路4により直流電力に変換され
る。直流電力は充電抵抗器11を介してフィルタリアクト
ル12で平滑化され、フィルタコンデンサ13を充電する。
そしてフィルタコンデンサ13の端子間電圧が交流電動機
15を励磁してエネルギを発生するのに十分な値まで達す
ると、力行用電力変換回路4の運転を停止し、回生用電
力変換回路5に運転指令が出される。又力行接触器8を
閉成し回生接触器10を閉成する。すると交流電動機15か
ら発生したエネルギが三相電力変換回路14で直流電力に
変換される。直流電力はフィルタリアクトル12で平滑化
されて、ブレーキ抵抗器9を介して回生用電力変換回路
5により交流電力に変換され、変圧器3で昇圧して、パ
ンタグラフ2から架線1へと回生される。従って請求項
1記載の発明と同様に、回生運転開始時に従来必要であ
った補助整流回路、変圧器の3次巻線などが不要にな
り、装置の小型化がはかれる。
【0016】なお本実施例では力行用ブリッジ回路、回
生用ブリッジ回路を2段直列にして力行用電力変換回
路、回生用電力変換回路を構成しているが、直列に接続
する段数は2段に限られず、何段でもよい。そして力行
用ブリッジ回路を回生運転開始時に、フィルタコンデン
サを充電するために運転させればよい。又力行用電力変
換回路、回生用電力変換回路で使用されているサイリス
タはGTOやトランジスタなどの半導体素子に置きかえ
てもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
生運転開始時に力行時架線から供給される交流電力を直
流電力に変換する力行用電力変換回路を用いてフィルタ
コンデンサを充電することができるため制御の簡単化、
装置の小型・軽量化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す電気車制
御装置の主回路接続図である。
【図2】従来の電気車制御装置の主回路接続図である。
【符号の説明】
1 架線 2 パンタグラフ 3 変圧器 3a,3b 2次巻線 4 力行用電力変換回路 4a,4b 力行用ブリッジ回路 5 回生用電力変換回路 5a,5b 回生用ブリッジ回路 6 充電リアクトル 7 充電接触器 11 充電抵抗器 12 フィルタリアクトル 13 フィルタコンデンサ 14 三相電力変換回路 15 交流電動機 16 充電制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の巻線を備えた変圧器と、 前記巻線にそれぞれ接続された第1の単相ブリッジ回路
    を、それぞれ直列に接続した第1の電力変換回路と、 前記第1の単相ブリッジ回路と逆並列に接続された第2
    の単相ブリッジ回路を、それぞれ直列に接続した第2の
    電力変換回路と、 前記第1の電力変換回路と並列に接続されたフィルタコ
    ンデンサと、 このフィルタコンデンサと並列に接続され、交流電動機
    に電力を供給する第3の電力変換回路と、 前記第1の単相ブリッジ回路のうち、隣接する2つの前
    記第1の単相ブリッジ回路間と、前記フィルタコンデン
    サとの間に接続された充電回路と、 電気車の回生運転開始時に、前記充電回路と接続される
    前記第1の単相ブリッジ回路に運転指令を出力する充電
    制御装置とを備えてなることを特徴とする電気車の駆動
    制御装置。
  2. 【請求項2】 架線から交流電力の給電を受ける第1の
    電力変換回路と、 この第1の電力変換回路と並列に接続された第2の電力
    変換回路と、 前記第1の電力変換回路と直列に接続された充電回路
    と、 前記第1の電力変換回路と並列に接続されたフィルタコ
    ンデンサと、 このフィルタコンデンサと並列に接続され、交流電動機
    に電力を供給する第3の電力変換回路とを備えた電気車
    の駆動制御装置において、 電気車の回生運転開始時に、前記第1の電力変換回路を
    運転して、前記充電回路を介して前記フィルタコンデン
    サを規定値まで充電し、前記フィルタコンデンサの充電
    終了後、前記第1の電力変換回路の運転を停止して、前
    記第2の電力変換回路を運転することを特徴とする電気
    車の駆動制御方法。
JP31669892A 1992-11-26 1992-11-26 電気車の駆動制御装置及びその駆動制御方法 Pending JPH06165305A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485969B1 (ko) * 2001-09-14 2005-05-03 가부시끼가이샤 도시바 전력 변환 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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