JPH06164974A - リモートコントロールシステム - Google Patents

リモートコントロールシステム

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JPH06164974A
JPH06164974A JP4336750A JP33675092A JPH06164974A JP H06164974 A JPH06164974 A JP H06164974A JP 4336750 A JP4336750 A JP 4336750A JP 33675092 A JP33675092 A JP 33675092A JP H06164974 A JPH06164974 A JP H06164974A
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cursor
screen
shuttle ball
remote control
television receiver
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Shigeyuki Sano
重幸 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャトルボールの回動により直接チャンネル
選局(アップ/ダウン、ダイレクト)、音量ボリューム
のアップ/ダウン操作を行なえるようにする。 【構成】 シャトルボールの回動により直接チャンネル
選局(アップ/ダウン、ダイレクト)、音量ボリューム
のアップ/ダウン操作などを行う特定モードを設け、そ
の特定モード時に例えばシャトルボールの回動位置がチ
ャンネルアップエリアである場合には(S103)、チャンネ
ルアップデータを送信(S104)、チャンネルダウンエリア
である場合には(S105)、チャンネルダウンデータを送信
(S106)、音量アップエリアである場合には(S107)、音量
アップデータを送信(S108)、音量ダウンエリアである場
合には(S109)、音量ダウンデータを送信する(S110)。こ
のような各種操作信号はテレビジョン受像機の制御部に
入力され、チューナの選局動作、音声増幅部の制御が行
なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリモートコントロールシ
ステムにかかわり、特にシャトルボールの回動により各
種操作を行なうことができるリモートコントロールシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機の多機能化にともな
い、そのテレビジョン受像機のコントロールを行なうリ
モコン装置に配される数多くの操作キーを簡略するため
に、画面上に機能を選択するためのメニュー画面の表示
が一般化している。ユーザはそのメニュー画面に表示さ
れている操作項目をリモコン装置の操作によりポインテ
ィングデバイスであるカーソルを移動させ選択して実行
する。
【0003】このようなリモコン装置には従来からの1
0キー等の操作キー式のものや、操作キーが簡略された
マウス式、トラックボール式、シャトルボール式などの
ものがある。
【0004】マウス式リモコンはリモコン装置の筐体の
底面に回動可能のボールが配されており、その一部分が
筐体外に突出するように配されており、筐体を机上で移
動させることによる前記ボールの回転によりその移動方
向、移動距離を検出し専用ケーブルなどにより画面上に
表示されるカーソルの相対位置を指定するものである。
【0005】トラックボール式リモコンは前記マウス式
リモコンを裏返したような構造とされ、装置上面にボー
ルの一部が突出した操作部を有し、ユーザの例えば指な
どでこのボールを回動させカーソルを移動させる。
【0006】図13はシャトルボール式のリモコン装置
の一例の外観斜視図を示したものである。この図で40
はリモコン装置の筐体、SBは前記筐体40から半球状
に突出するように配されている回動可能のシャトルボー
ルを示し、ユーザの手などにより回動される。41はチ
ャンネルキーを示しチャンネルのアップ/ダウンを行な
う。42は音量ボリュームキーを示し音量のアップ/ダ
ウンを行なう。43は操作の対象となるテレビジョン受
像機などに電源を投入するための電源キーを示し、これ
らの各操作キー及びシャトルボールSBの操作により発
光部44から赤外線コマンドが出力される。
【0007】図14は前記シャトルボールSBの内部構
造の概要を示した図である。図示されているようにシャ
トルボールSBはX軸方向のジョイスティック機構46
と、Y軸方向のジョイスティック機構47のテコ45の
一端に、このジョイスティック機構46、47を覆うよ
うに取付けられており、前述したようにシャトルボール
SBを指などで回動させると前記テコ45が傾動し、X
軸方向およびY軸方向に傾いた角度位置に対応した操作
信号が図示されていないボリュームなどから電圧値とし
て出力される。
【0008】テコ45の多端はバネ48で支えられたガ
イド49に摺動可能に当接して上方に持ち上げられるよ
うに支持されており、シャトルボールSBを回動操作後
に押下することによりテコ45を押し下げて図示されて
いないスイッチを動作してクリック信号を発生させる。
【0009】図15はこのようなシャトルボールSBの
機構の一部ブロック図を示したものである。50は前記
ジョイスティック機構46の操作による電圧を変換する
A/D変換器、51は前記ジョイスティック機構47の
操作による電圧を変換するA/D変換器を示す。52は
マイコンを示し変換器50、51で変換された電圧V
x、Vyを入力し、テコ45の移動位置すなわちシャト
ルボールSBの回動位置を検出しその位置に対応した信
号を発光部44から出力する。
【0010】シャトルボールSBの回動位置は例えば図
16に示されているように、回動可能範囲360゜を1
6方向に分割し、さらにその1方向を3段階に分割する
ように定義されているエリアで検出され、その位置信号
は発光部44から出力される。通常のシャトルボールS
Bの位置である中心部のNはニュートラルエリアとされ
位置信号の出力はなされない。
【0011】前記位置信号を入力した例えばテレビジョ
ン受像機などはカーソルの移動などを行なう。そしてカ
ーソルの移動によりメニュー画面などの選択項目が決定
した場合にはシャトルボール2を押下することにより、
クリック信号が出力されそのクリック信号を受けたテレ
ビジョン受像機は、カーソルで選択された項目の操作を
実行する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような例
えばシャトルボール式のリモコン装置を利用して操作項
目の選択/実行などを行なう場合は、カーソルの移動、
メニュー項目の選択という2段階の操作によりなされる
が、たとえば比較的頻繁に行なわれる音量ボリュームの
アップ/ダウン、チャンネルのアップ/ダウン選局など
にも同様の操作が必要になり操作効率がよいものではな
かった。
【0013】チャンネル選局をダイレクト選択で行なう
場合には、ダイレクト選択のためのメニュー画面を作成
して先程と同様にカーソルの移動、メニュー項目の選択
という2段階の操作を行なうか、またはリモコン装置に
10キーを設けなければならず、リモコン装置のデザイ
ン、コスト上にデメリットがある。
【0014】また最近では複数設けられている各種チュ
ーナで親子画面などの複数画面の表示機能が普及してき
ているが、このように操作対象となる表示画面が複数に
なるとそれぞれの表示画面に対応した操作キーが必要に
なり、例えば10キーなどを画面に対応して複数セット
を設けた場合リモコン装置に配される操作キーの数が膨
大になり操作性が低下してしまう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、マウスリモコンな
どのようなポインティングデバイスによるリモコン装置
で各種制御を行なう場合に特定のモードを設け、その特
定のモードの場合にはシャトルボールの回転により直接
チャンネル選局(アップ/ダウン、ダイレクト)、音量
ボリュームのアップ/ダウンを行なうようにする。複数
画面を表示している場合は表示されているカーソルの位
置を検出し、シャトルボールの回動によりカーソルの位
置する画面の操作を行なうようにする。
【0016】
【作用】頻繁に行なわれる操作の効率が向上するととも
に、リモコン装置の操作キーを簡略化することが可能に
なり操作性が向上する。
【0017】
【実施例】以下シャトルボール式のリモコン装置でチャ
ンネル選択、音量ボリュームの増減を行なう場合の実施
例を説明する。
【0018】図1は本実施例のリモートコントロールシ
ステムのテレビジョン受像機の一部ブロック図を示した
ものである。この図で1は放送局を選択するチューナ、
2は中間周波増幅部、3は映像信号処理部を示し色信号
の分離、色差信号の形成、同期信号抽出などの処理を行
ないRGB信号をCRT4に出力する。6は音声信号処
理部を示し映像信号から分離された4.5MHZ の音声
FM波を検波し、検波された音声信号は音声増幅部7で
増幅されスピーカ8に出力される。
【0019】RCはシャトルボール式のリモートコント
ローラを示し、その操作部には例えば電源のオン/オフ
キーなどの必要最小限の操作キーとシャトルボールSB
を備え、通常はそのシャトルボールSBの回動によりテ
レビジョン受像機の画面上に写しだされているカーソル
を移動させる。そしてシャトルボールSBを押下(クリ
ック)することにより、カーソルが選択している項目な
どの実行や操作モードの切り替えなどを行なうクリック
信号を赤外線でテレビジョン受像機に出力する。
【0020】11はコントロールバスCBを介して上記
各機能回路を制御する制御部を示し、前記リモートコマ
ンダRCから出力される赤外線コマンドを赤外線受光部
から復調部を介して入力し、例えば電源のオン/オフ、
チャンネル選局/音量の増減、画面上にカーソルの表示
およびその移動などを行なう。
【0021】12は例えばカーソルなどの文字図形情報
を形成するキャラクタジェネレータ、13はオンスクリ
ーンディスプレイ、14は前記映像信号処理部3から出
力される映像信号とキャラクタジェネレータ12から出
力されるキャラクタを合成する合成器を示す。
【0022】上記したリモートコントローラRCで通常
及び特定モードの切り替え及び各モードに対応したカー
ソルを出力する場合を図2のフローチャートにしたがっ
て説明する。
【0023】例えば放送番組を視聴中に、シャトルボー
ルSBをクリックさせ、テレビジョン受像機側でそのク
リック信号を入力すると(S001)、現在カーソル表示が行
なわれているか否かを検出し(S002)、表示中でない場合
は通常のカーソルを表示するようにする(S003)。この場
合の通常モードのカーソルの形状は例えば図3(a)に
示されている矢印状のものとする。
【0024】またカーソルの表示中にクリック信号を入
力すると、まず現在表示されているカーソルのモードを
検出する(S004)。そして通常モードのカーソルが表示さ
れている場合はリモートコントローラRCの操作モード
が後で説明する特定モードに切り替わり、カーソルの形
状も図3(a)に示した矢印状から図3(b)に示され
ているリング状に変更し、現在のシャトルボールSBの
操作モードの識別ができるようにする(S005)。
【0025】現在の操作モードが特定モードである場合
に、クリック信号を入力すると特定モードが解除されカ
ーソルも画面上から消去される(S006)。
【0026】次に図4、図5にしたがって前記特定モー
ド時の操作方法及び処理の流れを説明する。
【0027】図4は前述した図16でシャトルボールの
回動位置に対応して分割されているエリアを本実施例の
特定モードにおいて、チャンネルのアップ/ダウン、音
量のアップ/ダウンの操作エリアとして使用する場合の
説明図である。本実施例では縦線が施されている上方の
エリアCuをチャンネルアップエリア、同じく下方のエ
リアCdをチャンネルダウンエリアとする。
【0028】横線が施されている右方のエリアVuを音
量アップエリア、同じく左方のエリアVdを音量ダウン
エリアとし、上記各エリアに対応した例えば電子機器の
制御信号であるSIRCS(Standard Code for Infrar
ed Remote Control System)信号などの操作信号が出力
される。
【0029】また上記縦線、横線が施されていないエリ
アNはニュートラルエリアとし、操作信号が出力されな
いエリアを示す。
【0030】図5はシャトルボールの回動により各エリ
アに対応した操作信号を出力する場合の処理の流れが示
されているフローチャートである。
【0031】まずユーザがシャトルボールSBを回動さ
せる(S101)。そしてその場合の操作モードを検出し(S10
2)、操作モードが特定モードである場合は回動位置が図
4に示したどのエリアにあるかを判別する。
【0032】例えば回動位置がエリアCuである場合は
(S103)チャンネルアップデータを送信(S104)、エリアC
dである場合は(S105)チャンネルダウンデータを送信(S
106)、エリアVuである場合は(S107)音量アップデータ
を送信(S108)、エリアVdである場合は(S109)音量ダウ
ンデータを送信(S110)するようにする。
【0033】このようにして送信された操作信号はテレ
ビジョン受像機の制御部11に入力され、その操作信号
がチャンネルのアップ/ダウン信号である場合はチュー
ナ1の選局動作を制御し、また音量のアップ/ダウン信
号である場合には音声増幅部7を制御するようにする。
【0034】次にチャンネルの選局を上記したようなア
ップ/ダウン方式ではなく、ダイレクト選局により行な
う場合の実施例を説明する。この場合も図2のフローチ
ャートで説明した場合と同様に、シャトルボールSBを
クリックすることにより操作モードを特定モードに切り
替える。
【0035】図6はシャトルボールの回動位置に対応し
て分割されているエリアをこの実施例の特定モードにお
いて、ダイレクト選局の操作エリアとして使用する場合
の説明図である。この図で網かけされている外周のエリ
アChをダイレクト選局エリアとし、分割されている1
6のエリアにより1CH〜16CHチャンネルのダイレクト
選局が可能になる。
【0036】この1CH〜16CHの各チャンネルは予めユ
ーザにより放送チャンネルなどのプリセットが可能とさ
れており、例えば1CH〜7CHまではVHF放送、8CH〜
12CHまではUHF放送、13CH〜16CHまではBS放
送などといったようなプリセットが可能である。斜線が
施されていないエリアNはニュートラルエリアとする。
【0037】図7はダイレクト選局を行なう場合の処理
をフローチャートで示したものである。まずシャトルボ
ールを回動させ(S201)、その場合の操作モードが特定モ
ードであるかどうかを検出し(S202)、操作モードが特定
モードである場合は、回動位置が図6に示したエリアC
hであるか否かを検出する(S203)。そしてエリアChで
ある場合には1CH〜16CHの各エリアに対応した所定の
チャンネルデータを送信するようにする(S204)。
【0038】続いて例えば複数のチューナなどにより親
子画面などの複数画面が出力されている場合に、シャト
ルボールSBの回動によりカーソルが位置する画面の例
えば音量、選局などの各種操作を行なう場合の操作モー
ドについて説明する
【0039】図8は複数のチューナを有するテレビジョ
ン受像機の一部ブロック図であり、特に映像回路系を示
したものである。この図で21はU/Vチューナ、22
はBSチューナ、23は中間周波増幅部を示す。24
a、24bは映像信号処理部を示し、それぞれスイッチ
SW1、SW2を介して各チューナが受信した映像信号
を入力し、色信号の分離、色差信号の形成、同期信号抽
出などの処理を行なう。
【0040】25aは合成器を示し各映像信号処理部2
4a、24bから入力されるRGB信号を合成して親子
画面を形成してCRT26に出力する。なお映像信号処
理部24aは親画面出力の映像信号処理を行ない、映像
信号処理部24bは子画面出力の映像信号処理を行な
う。
【0041】RC1はシャトルボール式のリモートコン
トローラを示し、その操作部には例えば電源のオン/オ
フキーなどの必要最小限の操作キー、シャトルボールS
Bを備え、そのシャトルボールSBの回動によりカーソ
ルを移動させ、シャトルボールSBを押下(クリック)
することにより、カーソルが選択している項目などを実
行するクリック信号をテレビジョン受像機に出力する。
【0042】29はコントロールバスCBを介して上記
各機能回路を制御する制御部を示し、前記リモートコマ
ンダRC1などから出力される赤外線コマンドを赤外線
受光部27から復調部28を介して入力し、例えば電源
のオン/オフ、画面上にカーソルの表示およびその移動
などを行なう。
【0043】30はカーソル位置検出器を示しCRT2
6上に出力されているカーソルの位置が例えば親画面上
であるか子画面上であるかを検出する。
【0044】31は例えばカーソルなどの文字図形情報
を形成するキャラクタジェネレータ、32はオンスクリ
ーンディスプレイ、25bは前記合成器25aから出力
される映像信号とキャラクタジェネレータ31から出力
されるキャラクタを合成する合成器を示す。
【0045】上記した回路ブロックによりまずリモート
コントローラRC1によりチャンネル選局などを行なう
場合は、まず図2に示したフォローチャートで説明した
ようにリモートコントローラRC1のシャトルボールS
Bをクリックすることにより操作モードを特定モードに
切り替える。
【0046】図9(a)〜(d)はその場合に画面上に
出力されている親子画面と表示されるカーソルを示した
図である。この図でCは通常モードのカーソル、Crは
特定モードのカーソル、Oは親画面、Kは子画面を示
す。
【0047】例えば図9(a)に示されているように、
通常モードのカーソルCが親画面O上に位置している場
合にリモートコントローラRC1のシャトルボールSB
をクリックすると、図9(b)に示されているように親
画面O上で特定モードを示すカーソルCrとなる。この
カーソルCrはシャトルボールSBの回動により親画面
Oの例えばチャンネル切り替え操作などを行なうことが
できる特定モードに切り替わったことを示す。
【0048】また図9(c)に示されているように通常
モードのカーソルCが子画面K上に位置している場合
に、リモートコントローラRC1のシャトルボールSB
をクリックすると図9(d)に示されているように子画
面K上で特定モードを示すカーソルCrとなる。
【0049】そして親画面Oの場合と同様に、このカー
ソルCrはシャトルボールSBの回動により子画面Kの
例えばチャンネル切り替え操作などを行なうことができ
る特定モードに切り替わったことを示す。
【0050】このように操作モードが特定モードに切り
替わった場合は、シャトルボールSBの回動により図4
で説明したような回動位置に対応した操作をカーソルC
rの位置する画面に対して行なうことができるようにな
る。
【0051】図10はこの特定モードの場合に例えばチ
ャンネルのアップ/ダウンなどの操作を行なう場合の処
理の流れを示すフローチャートを示した図である。
【0052】まずユーザがカーソルCの表示を行なった
後にシャトルボールSBを回動させそのカーソルを操作
したい画面上に移動させる(S301)。そしてシャトルボー
ルSBをクリックし操作モードを特定モードに切り替え
(S302)、カーソル位置検出器30によりカーソルCrが
現在どの画面に位置するかを検出し(S303)、この場合に
子画面K上にカーソルCrが位置している場合は子画面
Kのチャンネル切り替えを行なうようにする。
【0053】例えばシャトルボールSBの回動位置がエ
リアCuである場合は(S304)BSチューナ22のチャン
ネルデータをアップ(S305)、エリアCdである場合は(S
306)BSチューナ22のチャンネルデータをダウンさせ
て(S307)、そのデータを送信する(S312)。
【0054】またカーソル位置検出器30の検出により
(S303)、親画面O上にカーソルが位置していると検出さ
れ、シャトルボールSBの回動位置がエリアCuである
場合は(S308)、U/Vチューナ21のチャンネルデータ
をアップ(S309)、エリアCdである場合は(S310)、U/
Vチューナ21のチャンネルデータをダウンさせて(S31
1)、そのデータを送信する(S312)。
【0055】このように親子画面などのような複数の画
面表示を行なっている場合に、カーソルCを操作したい
画面上に移動しクリックさせ特定の操作モードに切り替
えることにより、カーソルCrの位置する画面のチャン
ネル切り替えなどの操作を行なうことができるようにな
る。
【0056】次にシャトルボールSBと10キーを併用
して親子画面などの複数画面のチャンネル切り替えなど
の操作を行なう場合の例を説明する。
【0057】図8に示されているRC2は、操作部に1
0キーとシャトルボールSBの両方を有するリモートコ
ントローラを示し、10キーとシャトルボールSBによ
り選択を行なった後に、シャトルボールSBを押下(ク
リック)することによりカーソルCが選択している操作
項目などを実行するクリック信号をテレビジョン受像機
に出力する。
【0058】この実施例は操作部にシャトルボールSB
と10キーを有する前記リモートコントローラRC2を
用い、シャトルボールSBの回動によりカーソルCを移
動させ画面上に出力されている画面を選択し、そのカー
ソルCが位置する画面のチャンネルを10キーで操作す
るものである。
【0059】図11はシャトルボールSBと10キーを
併用してチャンネル切り替え操作を行なう場合の処理を
示したフローチャートであり、図12(a)、(b)は
その処理が行なわれる場合に画面上に出力されている親
子画面と表示されるカーソルを示した図である。この図
でCは通常モードのカーソル、Oは親画面、Kは子画面
を示す。
【0060】シャトルボールSBを回転させカーソルを
移動させ(S401)、チャンネルを切り替えるために10キ
ーを入力する(S402)。そしてこの場合もカーソル位置検
出器30によりカーソルCの位置を検出し(S403)、カー
ソルCが子画面K上に位置している場合は10キーデー
タを子画面KのBSチューナ22チューナに出力する(S
404)。またカーソルCが親画面O上に位置している場合
は10キーデータを親画面OのU/Vチューナ21に出
力するようにする(S405)。
【0061】このように複数の画面を表示中に、シャト
ルボールSBの回動により移動したカーソルCが位置す
る画面のチャンネル切り替えなどを10キーで操作する
ことができるようになり、1セットの10キーで表示さ
れている全ての画面の選局を行なうことができるように
なる。
【0062】本実施例で行なわれる複数画面の操作は例
えば2系統のチューナによる親子画面(ピクチャー・イ
ン・ピクチャー)の例で説明したが、その他にも例えば
2系統以上のチューナまたは/およびその他の外部機器
などの画面を分割した複数画面(ピクチャー・アウト・
ピクチャー)においても同様の操作を行なうことができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上発明したように本発明のリモートコ
ントロールシステムは、頻繁に行なわれるチャンネル選
局や音量調節などの操作を1アクションで行なうことが
できるようになり、例えば最初にメニュー画面の表示を
行ない、そのメニュー画面に表示を選択するという操作
過程を省略でき操作効率が上がる。
【0064】また例えばピクチャー・イン・ピクチャ
ー、ピクチャー・アウト・ピクチャーなどの複数画面の
数が増加した場合でも、その画面に対応した操作キーを
それぞれ設ける必要がなくなる。
【0065】すなわちシャトルボールとともに10キー
が配されているリモコン装置などにおいても、10キー
を1セット設けるだけで全ての画面の選局操作などが可
能になり、チャンネル切り替え操作などを行なう場合で
も例えば『この画面のチャンネルを切り替えたい』とい
う、表示画面に対してダイレクトな選局操作を行なうこ
とができるようになり操作性の向上を図ることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のテレビジョン受像機の回路ブ
ロック図である。
【図2】特定モードに切り返るクリック操作のフローチ
ャートを示した図である。
【図3】親子画面とその画面上に表示されるカーソルの
説明図である。
【図4】シャトルボールの回動位置に対応して出力され
る操作コマンドの説明図である。
【図5】特定モードにおいてチャンネルのアップ/ダウ
ン、及び音量のアップ/ダウンを行う場合のフローチャ
ートを示した図である。
【図6】シャトルボールの回動位置に対応して出力され
る操作コマンドの説明図である。
【図7】特定モードにおけるチャンネルのダイレクト選
局を行う場合のフローチャートを示した図である。
【図8】本発明の実施例のテレビジョン受像機の回路ブ
ロック図である。
【図9】親子画面とその画面上に表示されるカーソルの
説明図である。
【図10】特定モードにおいてチャンネルのアップ/ダ
ウンをカーソルの位置する画面に対して行う場合フロー
チャートを示した図である。
【図11】チャンネルのアップ/ダウンをカーソルの位
置する画面に対して行う場合フローチャートを示した図
である。
【図12】親子画面とその画面上に表示されるカーソル
の説明図である。
【図13】シャトルボール式リモコンの外観斜視図であ
る。
【図14】シャトルボールの内部機構の一部概要を示し
た図である。
【図15】シャトルボール式リモコンのブロック図を示
した図である。
【図16】シャトルボールの回動位置に対応して操作コ
マンドが出力されるエリアの説明図である。
【符号の説明】
SB シャトルボール RC,RC1,RC2 リモートコマンダ C,Cr カーソル 30 カーソル位置検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン装置の操作部に設けられている
    シャトルボールの回動位置に対応した所定のコマンドに
    より、テレビジョン受像機に写し出されるメニュー画面
    上のカーソルを移動させ、テレビジョン受像機の各種機
    能を選択し実行することができるリモートコントロール
    システムにおいて、 前記シャトルボールの回動位置に対応した所定のコマン
    ドで、テレビジョン受像機の放送チャンネルまたは音量
    ボリュームのアップ/ダウンを行なう操作モードを設け
    たことを特徴とするリモートコントロールシステム。
  2. 【請求項2】 前記シャトルボールの回動位置に対応し
    た所定のコマンドで、テレビジョン受像機の放送チャン
    ネルのダイレクト選局を行なうモードを設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のリモートコントロールシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 リモコン装置の操作部に設けられている
    シャトルボールの回動位置に対応した所定のコマンドに
    より、テレビジョン受像機に写し出されるメニュー画面
    上のカーソルを移動させ、テレビジョン受像機の各種機
    能を選択し実行することができるリモートコントロール
    システムにおいて、 前記テレビジョン受像機の画面上を移動する前記カーソ
    ルの位置を検出する検出手段を設け、 複数画面表示を行なっている際に表示されるカーソルを
    移動した場合にその位置を検出し、前記シャトルボール
    の回動で前記カーソルが位置する画面に対する制御を行
    なうことができる操作モードを設けたことを特徴とする
    リモートコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 前記カーソルが位置する画面に対する制
    御を10キーで行なうことを特徴とする請求項3に記載
    のリモートコントロールシステム。
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