JPH06164512A - 光空間通信装置用照準装置 - Google Patents

光空間通信装置用照準装置

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JPH06164512A
JPH06164512A JP4339743A JP33974392A JPH06164512A JP H06164512 A JPH06164512 A JP H06164512A JP 4339743 A JP4339743 A JP 4339743A JP 33974392 A JP33974392 A JP 33974392A JP H06164512 A JPH06164512 A JP H06164512A
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JP
Japan
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light
optical
space communication
optical axis
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4339743A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Watanabe
美喜男 渡辺
Yoshimichi Wakabayashi
義道 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Koito Industries Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Koito Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Koito Industries Ltd filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗いときでも発受光器位置の確認が容易にで
き、発受光器相互の光軸合せが簡単にできる光空間通信
装置用の照準装置を提供する。 【構成】 離間した一対の光空間通信装置1,1の対向
面にそれぞれ一対の発光器4と受光器5を備え、発受光
装置に光送受話器2の音声信号を内蔵した信号変換制御
回路によって光信号に相互変換して情報伝達する光空間
通信装置1に設けた光軸調整用光学式照準器10であ
る。発受光器4,5の光軸L1と平行になるように、光
軸調整用光学式照準器10を固設し、照準器10内に光
軸と平行になるかまたは同軸上に位置して、細く絞った
可視光の光束を照射する可視光発光器15を内蔵し、可
視光発光器15からの光束を対向する光空間通信装置に
照射し、その反射光束を照準器10を覗いて位置マーク
として視認し、両光空間通信装置1,1の光軸を調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信技術に係り、特
に見通しのある異地点間を無線光通信によって接続する
際に使用する携帯用の光空間通信装置用照準装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な光空間通信装置としては、屋内
用では通信距離が数メートルのテレビやビデオ装置の光
リモコン操作器があり、屋外用としては、通信距離が数
百メートルのテレビ信号やデータ信号の中継用機器が知
られている。後者の場合には、固定設置装置間又は移動
装置と固定装置間の通信に使用されており、図4に示す
ように、離間した一対の発受光装置51,51の対向面
にそれぞれ一対の発光器54と受光器55を備えると共
に、各発受光装置51に光送受話器52の音声信号を内
蔵した信号変換制御回路によって光信号に相互変換して
情報伝達している。そして発光器54としては、発光ダ
イオードや半導体レーザが使用され、発光出力は十数m
W程度である。また受光器55には、シリコンPINホ
トダイオードやアバランシェホトダイオードが使用され
ており、受光感度は数百mA/W程度、最低受光感度は
数十nW程度である。
【0003】このため、前者のテレビやビデオ装置の光
リモコンは通信距離が数メートルであるため、発光素子
や受光素子自体の発光角又は受光角(3〜10度位あ
り、特別な光学系を必要とすることは殆どない。)を利
用し、発光素子又は受光素子だけで充分な発光出力及び
受光感度をもっているが、後者の場合、数十メートル、
又はそれ以上の光空間通信装置は、空間の透過率の変
化、気象の変化、外乱光の種類の数、照度の大きさ等の
環境条件が悪く、一般には電気的或は光学的な改良がな
されて実用化されている。
【0004】即ち、従来から使用している装置は、図4
に示すように、光学レンズ56等を使用して発光光束を
細く絞り、範囲面積当りのエネルギを高くすると共に、
受光側の光学レンズ57等を大口径にして発光光線の捕
捉率を高くし、受光感度を上げる構造になっている。従
って、上記従来の光空間通信装置では発光角と受光角
が、近距離用(100m前後)で1度位、中距離用(5
00〜1000m)で0.1度位、長距離では更に狭く
なるように構成してある。
【0005】そして、上記のように発受光装置51の発
光角と受光角が小さいと、携帯用の光空間通信装置等で
は使用するたびに対向する発受光装置51,51相互の
光軸調整をしなければならず、従来は該光空間通信装置
に装備した光学式の照準器58を覗くなどしながら調整
作業を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の光学
式の照準器58は、一般には図5に示すように、接眼レ
ンズ59を覗くとクロスマーク60等の照準が視野内に
あり、対向する光発受光器51をクロスマークの中心に
合わせるようにして位置決めを行っており、視野内が明
るい場合はよく視認することができるが、暗い場合は視
認し難い。また、クロスマーク60等の照準は太さをも
った線によって記されている場合が多く、対向する発受
光器51が小さいと該クロスマーク60と重なって見難
くなるという問題を有していた。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、光空間通信装置の照準器において、その視野
内に従来のクロスマークに代わる照準を形成し、対向す
る発受光器が視認し難いような暗い時でも位置の確認が
容易にでき、発受光器相互の光軸合せが簡単にできる光
空間通信装置用照準装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る携帯用の光空間通信装置用照準装置
は、離間した一対の発受光装置の対向面にそれぞれ一対
の発光器と受光器を備えると共に、各発受光装置に送受
話器の音声信号を内蔵した信号変換制御回路によって光
信号に相互変換して情報伝達する光空間通信装置の位置
決めに使用する照準装置において、前記光空間通信装置
の発受光装置に、光軸が該発受光装置の光軸と平行にな
るように、光軸調整用光学式照準器を固設すると共に、
該照準器に光軸と平行になるかまたは同軸上に細く絞っ
た可視光の光束を照射する可視光発光器を内蔵してな
り、内蔵した可視光発光器からの光束を対向する発受光
装置の照準器から視認する位置マークとして光軸を調整
することを要旨とするものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、光学式照準器と、該光学式
の照準器の光軸と平行又は同軸上に可視光で発光角の小
さい光源、即ち半導体レーザなどを光源にした発光部と
で構成してあるため、光学式照準器の接眼レンズを覗く
と目標物に照射した上記可視光の反射光が視認できる。
従って、目標物に照射した発光器からの可視光の反射光
を観察することによって装置の光軸調整ができる。
【0010】また、発光器からの可視光が目標物に照射
されていることから目標物及び目標物の周囲が暗くても
対象物が明示され、確認し易い照準器が得られ、光空間
通信をする度に行う光軸調整が簡単に実施できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る光空間通信装置用照準装
置の実施例を図面に従って説明する。図1は、本発明の
照準装置を備えた光空間通信装置の第一の実施例を示す
ものであり、光学式の照準器とその光軸に可視光マーク
の光軸が同軸又は平行になるように配置した例を示すも
のである。
【0012】光空間通信装置1は、光送受話器2と信号
ケーブル3を介して接続してあり、該光空間通信装置1
の一端には、一対の光空間通信装置1,1を対向したと
き、各内蔵した発受光器の発光器4と受光器5が対向
し、光信号の光軸L1を形成するように取り付けられて
いる。
【0013】上記発光器4は、発光ダイオード又は半導
体レーザによって構成され、その前面に発光角α1が小
さい(0.1〜1度)信号光束を構成するための照射レ
ンズ6を配置してある。また受光器5は、シリコンPI
Nホトダイオード又はアバランシェホトダイオードによ
って構成され、前面に受光感度を高くするため比較的大
口径の受光レンズ7を設けたものである。
【0014】光軸調整用光学式照準器10は、上記光空
間通信装置1の一側に固設してあり、対物レンズ11と
接眼レンズ12からなるレンズ群によって光軸L2が光
信号の光軸L1と平行になる視野角θ1を有する望遠鏡
13を構成している。14は、該望遠鏡13の一側に並
設した可視光発光部であり、半導体レーザからなる可視
光発光器15をその光軸L3が望遠鏡13の光軸L2と
平行になるように構成し、可視光発光器15から照射し
たマーク用可視光束の発光角θ2が望遠鏡13の視野角
θ1より小さくなるように、該光軸L3上前方にレンズ
16を設けたものである。
【0015】上記のように構成した光軸調整用光学式照
準器10は、一対の光空間通信装置1,1を対向した状
態で可視光発光器15を点灯し、望遠鏡13の接眼レン
ズ12を覗きながら調整位置合せを行うものである。可
視光発光器(半導体レーザ)14から発射した可視光束
は、レンズ16を透過して絞られた光束となり、光軸L
3に沿って前方を照射する。従って、この光束を対向す
る光空間通信装置1に照射することによって、該光軸L
3と平行になる発受光器の発光器4と受光器5を通信可
能な位置に調整することができる。
【0016】このような照準器10の可視光束は、目標
物(対向する光空間通信装置1)に当たって反射した輝
光点Bとなり、これが接眼レンズ12を覗いたときに図
2に示すように見える。従って、光軸L2を合わせたい
位置でこの反射光の輝光点Bが見えるように調整するこ
とにより、該光軸L2が光空間通信装置1の発光器4と
受光器5の光軸L1と平行になっているため、両光空間
通信装置1,1を正しく対向することができる。また上
記照準器10の可視光束は、照明の役目も果たすため、
目標物に照射したとき該目標物を明示するようになるた
め、暗い所でも対向物を照明して照準が取り易い。
【0017】次に、図3は本発明の他の実施例を示すも
のであり、照準器10の望遠鏡13の光軸L2と可視光
発光器14の光軸を同軸にしたものである。即ち、前記
第一の実施例と異なる構造について説明すると、望遠鏡
13の対物レンズ11と接眼レンズ12間の光軸L2上
にハーフミラー17が設けてあり、接眼レンズ12は該
ハーフミラー17を透過した光束を観察すると共に、可
視光発光器15からの光束L3’は該ハーフミラー17
によって対物レンズ11方向に反射され、対物レンズ1
1を透過して前方に照射する光軸L2に沿った位置決め
用の絞られた光束になる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る光空間通信装置用照準装置
は、以上のように構成したから、光空間通信装置の中で
も特に携帯用の場合には、仮設毎に行う光軸調整作業に
おいて、相手方の機器が見易く、また屋内等暗い場所で
の光軸調整を容易にする特徴を有するものであり、本発
明の実施によって得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照準器の第一の実施例を示す光空
間通信装置の模式図である。
【図2】同照準器の照準操作時における接眼レンズ視野
の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す照準器の略断面図で
ある。
【図4】従来の照準器を備えた光空間通信装置の模式図
である。
【図5】同従来の照準器の照準操作時における接眼レン
ズ視野の説明図である。
【符号の説明】
1 光空間通信装置 2 光送受話器 4 発光器 5 受光器 10 光軸調整用光学式照準器 11 対物レンズ 12 接眼レンズ 15 可視光発光器 16 レンズ 17 ハーフミラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離間した一対の発受光装置の対向面にそ
    れぞれ一対の発光器と受光器を備えると共に、各発受光
    装置に送受話器の音声信号を内蔵した信号変換制御回路
    によって光信号に相互変換して情報伝達をする光空間通
    信装置の位置決めに使用する照準装置において、 前記光空間通信装置の発受光装置に、光軸が該発受光装
    置の光軸と平行になるように光軸調整用光学式照準器を
    固設すると共に、該照準器に光軸と平行になるか又は同
    軸上に細く絞った可視光の光束を照射する可視光発光器
    を内蔵してなり、 内蔵した可視光発光器からの光束を対向する発受光装置
    の照準器から視認する位置マークとして光軸を調整する
    ように構成したことを特徴とする光空間通信装置用照準
    装置。
JP4339743A 1992-11-26 1992-11-26 光空間通信装置用照準装置 Pending JPH06164512A (ja)

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