JPH06164381A - Pllの同期はずれ検出回路 - Google Patents

Pllの同期はずれ検出回路

Info

Publication number
JPH06164381A
JPH06164381A JP43A JP31068592A JPH06164381A JP H06164381 A JPH06164381 A JP H06164381A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 31068592 A JP31068592 A JP 31068592A JP H06164381 A JPH06164381 A JP H06164381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
pll
circuit
voltage
detection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP43A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ono
威 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP43A priority Critical patent/JPH06164381A/ja
Publication of JPH06164381A publication Critical patent/JPH06164381A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PLLの同期はずれ検出回路に関し、小型、
かつ簡単な回路で同期はずれを検出できるPLLの同期
はずれ検出回路を提供することを目的とする。 【構成】 基準クロックと電圧制御発振器300 の出力ク
ロックの位相を比較して位相差に対応する信号を出力す
る位相比較器100 と、位相比較器100 の出力により出力
クロックの周波数を調整する電圧制御発振器300 を有
し、電圧制御発振器300 から基準クロックと位相同期し
た出力クロックを得るPLL回路に対して、位相比較器
100 の出力の制御電圧により同期はずれの検出を行うよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPLLの同期はずれ検出
回路の改良に関するものである。近年の伝送システム
は、1つのマスタクロックに網全体が従属して動作する
同期方式が主流となりつつある。この方式の場合、各伝
送装置は外部より供給される基準クロックから必要な周
波数を生成するため、各種クロック生成回路として位相
同期ループ回路(以下PLL回路と称する)を使用する
ことが一般的である。
【0002】同期方式では、網内のクロックはすべてマ
スタに同期していることを前提にシステムを構築してい
るため、各装置内のクロックが確実に同期している必要
がある。したがって、各装置内では各PLL回路の同期
はずれを監視することが必要になってきている。
【0003】
【従来の技術】図5は従来例のPLL同期はずれ検出回
路の構成図である。図6は従来例の動作を説明するため
のタイムチャートである。
【0004】図5において、位相比較器1、低域通過フ
ィルタ(以下LPFと称する)2、電圧制御発振器(以
下VCOと称する)3、及び分周器4でPLL回路を構
成し、窓関数発生器(以下WINDOW GENと称する)5と同
期はずれ検出器(以下LOCK DETと称する)6で同期はず
れ検出回路を構成している。
【0005】PLL回路において、基準となるクロック
(その周波数をfo /Nとする)を外部から位相比較器
1の一方の入力端子に加え、他方の入力端子にはV
CO3の出力クロック(その周波数をfo とする)を分
周器4で1/Nに分周したクロックを加えて、位相比較
器1で両者の位相を比較し、位相差に比例した電圧を出
力する。この出力電圧をLPF2を通すことにより得ら
れる低周波(直流)成分をVCO3に加え、この電圧に
よりVCO3の出力周波数を調整して位相を合わせる。
【0006】一方、同期はずれ検出回路内のWINDOW GEN
5で分周器4とVCO3の出力から、例えば図6(A) の
に示す分周クロックの立ち下がりのタイミングでに
示す窓関数の信号パルスを出力して、LOCK DET6に加え
る。PLL回路で位相同期が正常に行われているロック
状態の時は、同図(A) のに示す基準クロックの立ち下
がりのタイミングが上述した窓関数の信号パルスの中心
に来ることを確認する。
【0007】次に同図(B) に示すようにPLL回路で位
相同期がはずれた場合、(B) のに示す分周クロックと
に示す窓関数の信号パルスの波形を基準にとると、
に示す基準クロックは周波数が少しずつ変化してその波
形は流れる形になる。(実際は基準クロックの周波数は
一定でVCO3の出力クロックの周波数が少しずつ変化
している時でも、この分周クロックを基準にとると、基
準クロックの周波数が少しずつ変化してその波形が流れ
るように見える)。
【0008】この結果、(B) のに示す基準クロックの
立ち下がり又は立ち上がり部分がに示す窓関数の信号
パルスの中心部分に来なくなることがあり、同期がはず
れていると判定する。このようにして同期はずれの検出
を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法はPLL
回路の分周比が大きく、かつ出力周波数(fo)が比較的
低周波である場合は有効であるが、出力周波数が非常に
高く(500 MHz、1GHz等)、分周比も小さいよう
なPLL回路を構成する必要がある場合、WINDOWGEN
5、LOCK DET6等の回路で扱う周波数が高くなり、回路
規模、消費電力等が増大するという問題点があった。
【0010】したがって本発明は、小型、かつ簡単な回
路で同期はずれを検出できるPLLの同期はずれ検出回
路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点は図1に示す
回路の構成によって解決される。(請求項1) 基準ク
ロックと電圧制御発振器300 の出力クロックの位相を比
較して位相差に対応する信号を出力する位相比較器100
と、位相比較器100 の出力により出力クロックの周波数
を調整する電圧制御発振器300 を有し、電圧制御発振器
300 から基準クロックと位相同期した出力クロックを得
るPLL回路に対して、位相比較器100 の出力の制御電
圧により同期はずれの検出を行うように構成する。
【0012】(請求項2) 前記請求項1に記載のPL
L同期はずれ検出回路の構成として、前記位相比較器10
0 の出力の制御電圧の正常値範囲を設定し、前記制御電
圧が正常値範囲を超えた時同期はずれと判定する同期は
ずれ検出手段900 を設けて構成する。
【0013】
【作用】図1において、位相比較器100 の出力の制御電
圧の正常値範囲(上限及び下限の基準電圧)を予め同期
はずれ検出手段900 に設定しておく。そして、制御電圧
がこの上限又は下限の基準電圧を超えた時同期はずれと
判定する。
【0014】上述した同期はずれ検出手段900 は例えば
2個の比較回路を使用して作ることができ、従来よりも
小型、かつ簡単な回路でPLLの同期はずれ検出回路を
実現することが可能となる。
【0015】
【実施例】図2は本発明の実施例のPLL同期はずれ検
出回路の構成図である。図3は実施例の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【0016】図4は実施例における制御電圧−出力周波
数特性とPLLはずれ領域を示す図である。全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。
【0017】本発明が従来例と異なる点は、図5に示す
従来例のWINDOW GEN5、LOCK DET6の回路を除去し、代
わりに、VCOへの入力制御電圧を監視することにより
PLLの同期はずれを検出するようにしたことにある。
以下に詳しく説明する。
【0018】図2において、比較器7の正(+)の入力
端子、比較器8の負(−)の入力端子にはそれぞれ基準
電圧Vx及びVyを加える。ここにVxはLPF2からV
CO3に加える制御電圧であって、VCO3で位相調整
が可能な下限に対応し、Vyは同様に位相調整が可能な
上限に対応する。そしてVx≦Vyの関係にある。
【0019】PLL回路が正常状態の時は、LPF2の
出力電圧は基準電圧VxとVyの間にあり、比較器7及
び8は"0" 信号を出力するため、論理和回路(以下OR
回路と称する)9からは"0" を出力してアラームを発出
しない。
【0020】PLL回路の同期がはずれたり、PLL回
路へ入力する基準クロックに異常が発生した場合、VC
O3への入力制御電圧が基準電圧Vx〜Vyの範囲を超え
るため比較器7又は8の出力は"1" を出力し、OR回路
9からは"1" を出力してアラームを発出し、同期はずれ
の検出を行う。
【0021】図3において、PLL回路への入力クロッ
クに(イ)に示すような異常が発生した時、位相比較
器1の出力電圧はその異常の時間(位相調整)中は繰
り返し周波数がひくくなり正(プラス)の期間が多くな
るため、その平均電圧、即ちLPF2の出力は同図に
示すように、正常時の電圧(Vfo)からVy方向に増加
する。そして位相調整期間中にVCO3の出力クロック
を1/N分周したクロックの位相が基準入力クロック
に合うようになってくると、LPF2の出力(同図)
は正常時の電圧(Vfo)に近づく。
【0022】そして再び同図(ロ)、(ハ)に示すよう
に、入力クロックに異常が発生すると、位相比較器1
の出力電圧は(ニ)、(ホ)に示すようになり、LP
F2の出力電圧は基準電圧Vyを超える。この結果、
比較器7からは"1" を出力しOR回路9からも"1" を出
力してアラーム(ALM)を発出し、同期はずれを検出
する(図2の参照)。
【0023】LPF2の出力が基準電圧Vxより低くな
った時も同様にして、比較器8、OR回路9から"1" を
出力してアラームを発出し、同期はずれを検出する。上
記動作を説明するためのLPF2の出力(VCO3の制
御電圧)とVCO3の出力周波数の特性図、及びPLL
はずれ領域を図4に示す。
【0024】この結果、従来よりも小型、かつ簡単な回
路でPLLの同期はずれ検出回路を実現することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型、かつ簡単な回路でPLLの同期はずれ検出回路を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理図、
【図2】は本発明の実施例のPLL同期はずれ検出回路
の構成図、
【図3】は実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト、
【図4】は実施例における制御電圧−出力周波数特性と
PLLはずれ領域を示す図、
【図5】は従来例のPLL同期はずれ検出回路の構成
図、
【図6】は従来例の動作を説明するためのタイムチャー
トである。
【符号の説明】
100 は位相比較器、300 は電圧制御発振器、900 は同期
はずれ検出手段を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックと電圧制御発振器(300) の
    出力クロックの位相を比較して位相差に対応する信号を
    出力する位相比較器(100) と、該位相比較器(100) の出
    力により出力クロックの周波数を調整する電圧制御発振
    器(300) を有し、該電圧制御発振器(300) から該基準ク
    ロックと位相同期した出力クロックを得るPLL回路に
    対して、該位相比較器(100) の出力の制御電圧により同
    期はずれの検出を行うことを特徴とするPLLの同期は
    ずれ検出回路。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のPLLの同期はず
    れ検出回路の構成として、 前記位相比較器(100) の出力の制御電圧の正常値範囲を
    設定し、前記制御電圧が該正常値範囲を超えた時同期は
    ずれと判定する同期はずれ検出手段(900) を設けたこと
    を特徴とするPLLの同期はずれ検出回路。
JP43A 1992-11-20 1992-11-20 Pllの同期はずれ検出回路 Withdrawn JPH06164381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06164381A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 Pllの同期はずれ検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06164381A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 Pllの同期はずれ検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06164381A true JPH06164381A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18008228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP43A Withdrawn JPH06164381A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 Pllの同期はずれ検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06164381A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004304251A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Fujitsu General Ltd 位相同期発振器のロック判別回路
JP2007189638A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Nec Corp 位相同期回路
WO2010038456A1 (ja) * 2008-10-02 2010-04-08 日本電波工業株式会社 周波数シンセサイザ
JP2010166605A (ja) * 2006-06-29 2010-07-29 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 周波数シンセサイザ
JP2011155367A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Furuno Electric Co Ltd 基準周波数発生装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004304251A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Fujitsu General Ltd 位相同期発振器のロック判別回路
JP2007189638A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Nec Corp 位相同期回路
JP4654919B2 (ja) * 2006-01-16 2011-03-23 日本電気株式会社 位相同期回路
JP2010166605A (ja) * 2006-06-29 2010-07-29 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 周波数シンセサイザ
JP4644302B2 (ja) * 2006-06-29 2011-03-02 日本電波工業株式会社 周波数シンセサイザ
WO2010038456A1 (ja) * 2008-10-02 2010-04-08 日本電波工業株式会社 周波数シンセサイザ
JP2010088056A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 周波数シンセサイザ
US8466717B2 (en) 2008-10-02 2013-06-18 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Frequency synthesizer
JP2011155367A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Furuno Electric Co Ltd 基準周波数発生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6667663B2 (en) Phase locked loop circuit
US4131856A (en) Electrical synchronizing circuits
US5828253A (en) Phase synchronization system which reduces power consumption and high frequency noise
WO2004047300A1 (en) Edge synchronized phase-locked loop circuit
US6222400B1 (en) Lock-in detecting circuit having variable window for checking phase locked loop and method used therein
US6757349B1 (en) PLL frequency synthesizer with lock detection circuit
JPH06164381A (ja) Pllの同期はずれ検出回路
JPH0349319A (ja) 同期検出方式
KR100498411B1 (ko) 주파수동기제어방법및이를수행하는위상동기루프
KR970008806B1 (ko) 주파수 동기 및 클럭 선택 장치
JP3034388B2 (ja) 位相同期発振器
KR100291004B1 (ko) 입력 기준신호의 주파수 오프셋 검출장치
JPH01146426A (ja) Pll回路
KR920003362B1 (ko) 미세 위상차 보정회로 및 보정 방법
GB2360152A (en) Control circuit arrangements
KR100217157B1 (ko) 홀드오버기능을 갖는 아날로그 위상동기루프회로
KR100346725B1 (ko) 위상동기루우프회로
JPH03101311A (ja) 位相同期発振回路
JPH03143022A (ja) 位相同期発振器
JPS5922420B2 (ja) Afc回路方式
KR20000015002U (ko) 주파수호핑시스템
JPH0458614A (ja) Pllシンセサイザ
JPH0575590A (ja) 同期クロツク生成回路
JPH02272911A (ja) 同期検出回路
JPH06252910A (ja) Pll回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201