JPH061633A - 青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス - Google Patents

青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス

Info

Publication number
JPH061633A
JPH061633A JP16637092A JP16637092A JPH061633A JP H061633 A JPH061633 A JP H061633A JP 16637092 A JP16637092 A JP 16637092A JP 16637092 A JP16637092 A JP 16637092A JP H061633 A JPH061633 A JP H061633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
infrared
reduction rate
color tone
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16637092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yamato Taniguchi
大和 谷口
Yasushi Taguchi
泰史 田口
Shigeki Morimoto
繁樹 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP16637092A priority Critical patent/JPH061633A/ja
Priority to EP92113759A priority patent/EP0527487B1/en
Publication of JPH061633A publication Critical patent/JPH061633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】重量%でSiO268〜73%、Al2O3 0.1 〜2.5 %、
CaO 7 〜11%、MgO 2 〜4.2 %、Na2O12〜16%、K2O 0.
5 〜3 %、SO30.03 〜0.25%、Fe2O30.4〜0.8 %、CeO2
0.1〜0.7 %、並びにTi02、MnO 、ZnO 、CoO 等成分1
〜0 %であって、これらの総和が98%以上、かつSiO2
Al2O3 69〜74%、CaO +Mg0 11〜15%、Na2O+K2O 13〜
17%のガラスであり、しかもガラス原料バッチ中に少な
くとも対珪砂比が4〜0%以下の還元率(Fe2+/Fe3+)35
0 〜500 %の高還元率フリットガラス、対珪砂比が10%
以下の還元率(Fe2+/Fe3+)230 〜350 %の比較的高還
元率フリットガラス、対珪砂比が0.5 %以下の芒硝並び
に対珪砂比が1.0 %以下のカーボンのうち2種以上を組
み合わせて用い、該ガラスの還元率(Fe2+/Fe3+)が10
0 〜200%であるようにする青色系色調の赤外線紫外線
吸収ガラス。 【効果】高透視性で、熱線と紫外線を吸収し、易強化性
に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ことに板ガラス製造に
おいて、安定かつ確実に高還元率で着色ガラスとし、比
較的高透視性で、熱線ならびに紫外線吸収性能、および
易強化性能を併せ持ち、青色系色調であってどちらかと
言えば鮮やかな青色を呈し、高居住性かつ高安全性とな
って軽量化をもでき得る青色系色調の赤外線紫外線吸収
ガラスに関し、建築用窓ガラスや各種ガラス物品はもち
ろん、車両用窓ガラスことに自動車用窓ガラスとして有
用な青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスを提供するも
のである。
【0002】
【従来技術】近年富みに、冷房負荷の低減等省エネルギ
ー化等から、ことに熱線の反射吸収等多機能化をガラス
自体またはガラス表面に付加することにより、人的にも
物的にもより高居住性に繋がる板ガラス物品のニーズが
急激に高まってきている。
【0003】そこで、従来の熱線吸収ガラスに加えて紫
外線吸収を意識したガラスがさらに提案されており、例
えば特開昭64ー18938 号公報にはFe2O3 として表して少
なくとも0.45重量%の鉄を有する溶融ガラスの連続流を
送り、溶融操作中の酸化還元条件をFeO として表される
第一鉄状態の鉄を少なくとも35%与えるように制御し、
そしてガラスを成形操作で平板ガラス製品へ成形するこ
とを含み、しかも前記平板ガラスが少なくとも65%の光
透過率及び15%以下の赤外線透過率を有する、連続的方
法でソーダ・石灰・シリカ平板ガラスを製造する方法が
開示され、ガラス中でFe2O3 として表して0.65%より少
ない全鉄含有量が与えられていることあるいは製品ガラ
スの硫黄含有量がSO3 として表して0.02%より少ないこ
と等にすることが好ましいものであると記載され、また
Fe2O3 として表して少なくとも0.45重量%の全鉄で、そ
のうち少なくとも50%がFeO として表した第一鉄状態に
ある鉄、及びSO3 として表して0.02重量%より少ない硫
黄を有し、少なくとも65%の光透過率及び15%以下の全
太陽赤外線透過率を示すソーダ・石灰・シリカガラス物
品が開示されており、ガラス物品が、重量に基づいて、
66〜75%のSiO2、12〜20%のNa2O、7 〜12%のCaO 、0
〜5 %のMgO 、0 〜4 %のAl2O3 、0 〜3 %のK2O 、0
〜1 %のFe2O3 、及びCeO2、TiO2、V2O5又はMoO3の合計
0 〜1.5 %から本質的になる組成を有するものが好まし
いことが記載されている。
【0004】さらに、例えば特開昭64ー65044 号にはソ
ーダ石灰ガラスの原料体に、SiO250〜75%、Al2O312 〜
15%、Fe2O36〜14%、 CaO2 〜11%、MgO2〜5 %からな
る溶岩を上記原料体100 重量部に対して2 〜100 重量部
混合してなる着色ガラスが開示され、その原料体が例え
ばSiO270〜73%、Na2O13〜15、CaO7〜12%、MgO1〜4.5
%、Al2O31〜1.8 %であって、前記溶岩と1300〜1500°
C で溶融してガラスを得、K2O 0 〜0.5 %、TiO20 〜2
%、MnO20 〜0.2 %、SO20〜0.01%を任意に含み、還元
雰囲気での溶融で溶岩の混合割合によって、ダークグリ
ーン色をはさみ黄緑色から黒色までの色調を呈すること
が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】前述したような例え
ば特開昭64ー18938 号公報に記載のものは、SO3 成分を
0.02重量%より少なくし、通常のフロート法による板ガ
ラス製造での溶融操作手段では到底所期の赤外線紫外線
吸収ガラスを得ることが困難であって、種々の複雑な手
段工程、例えば液化段階、溶解段階、清澄段階、攪拌室
ならびに攪拌器等が必要となるようなものであり、また
特開昭64ー65044 号に記載のものは充分易強化のガラス
組成物であってかつ均質性が重要な板ガラス、ならびに
その製造に適しているものとは必ずしも言い難く、しか
も所期の青色系色調を充分安定して発現するものとは必
ずしも言い難いものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、従来のかか
る欠点に鑑みてなしたものであって、着色成分組成なら
びに機能的光学特性成分組成を含む易強化ガラス成分組
成をベースとし、かつガラス原料バッチに前記特定した
高還元率または/および比較的高還元率フリットガラ
ス、特定した芒硝および特定したカーボンを適宜特異に
組み合わせて用いることで、ガラス中の還元率を特定範
囲に入るようコントロールすることにより、熱膨張係
数、ヤング率およびポアソン比を大きい方にかつ熱伝導
率を小さい方になるようにするとともに、所期の熱線吸
収ならびに紫外線吸収特性等を少なくとも充分有するも
のであって、比較的透視性がある前述した所期の比較的
青色らしい青色系の色調を発現し、しかも耐候性、成形
性も充分に有する、ことに板ガラスに適しかつ易強化性
の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスを提供するもの
である。
【0007】すなわち、本発明は、重量%で表示して、
実質的にSiO268〜73%、Al2O3 0.1〜2.5 %、CaO 7 〜1
1%、MgO 2 〜4.2 %、Na2O12〜16%、K2O 0.5 〜3
%、SO 30.03 〜0.25%、Fe2O30.4〜0.8 %、CeO2 0.1〜
0.7 %、ならびにTi02、MnO 、ZnO 、CoO 等成分1〜0
%であって、これらの総和が98%以上であり、かつSiO2
+Al2O3 69〜74%、CaO +Mg0 11〜15%、Na2O+K2O 13
〜17%のガラス成分組成であり、しかもガラス原料バッ
チ中に少なくとも高還元率フリットガラス/珪砂が10%
以下の還元率(Fe2+/Fe3+)350 〜500 %の高還元率フ
リットガラス、比較的高還元率フリットガラス/珪砂が
4〜0%の還元率(Fe2+/Fe3+)230 〜350 %の比較的
高還元率フリットガラス、芒硝/珪砂が0.5 %以下の芒
硝ならびにカーボン/珪砂が1.0 %以下のカーボンのう
ち2種以上を組み合わせて用い、該ガラスの還元率(Fe
2+/Fe3+)が100 〜200 %であるようにすることを特徴
とする青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス。
【0008】ならびに、前記ガラス原料バッチ中に少な
くとも高還元率フリットガラス/珪砂が1〜8%の前記
高還元率フリットガラス、芒硝/珪砂が0.4 %以下の前
記芒硝ならびにカーボン/珪砂が0.5 %以下の前記カー
ボンのうち2種以上を組み合わせて用い、ガラス原料バ
ッチ中の鉄分の補給を弁柄(Fe2O3) または/および比較
的高還元率フリットガラスでもって行うことを特徴とす
る請求項1記載の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラ
ス。
【0009】ならびに、前記高還元率フリットガラス中
のFe2O3 成分が、重量%表示して、0.1 〜1.0 %である
ことを特徴とする上述した青色系色調の赤外線紫外線吸
収ガラス。
【0010】さらに、前記青色系色調の赤外線紫外線吸
収ガラス中のMnO 成分が、10〜350ppmであることを特徴
とする上述した青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス。
さらにまた、前記青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス
の光学特性が、板厚5mmにおいて、可視光透過率が60%
以上、日射透過率が50%以下、紫外線透過率が25%以
下、波長1100mmにおける透過率が 5〜11%光源Aによる
主波長 495〜505nm 、刺激純度が5〜9であることを特
徴とする上述した青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス
をそれぞれ提供するものである。
【0011】ここで、前記青色系熱線吸収ガラスにおい
て、SiO2成分を重量%で68〜73%としたのは、68%未満
では表面にヤケ等が発生しやすく耐候性が下がり実用上
の問題が生じてくるものであり、73%を超えるとその易
強化性が下がり、溶融も難しくなるものであり、Al2O3
成分を重量%で0.1 〜2.5 %としたのは、1%未満では
耐候性、耐久性が下がり表面にやけ等が発生しやすく実
用上の問題が生じてくるものであり、2.5 %を超えると
失透が生じやすくなり成形温度範囲が狭くなり製造が難
しくなり長期の安定性を確保し難くなるものであり、た
だし多湿でないところでは0.1 %程度でもよい。CaO 成
分を重量%で7〜11%としたのは、7%未満では易強化
性がことに下がり、また融剤として不足気味となり溶融
温度も高くなりまた流動温度を低くしないので製造しに
くくなり、11%を超えると失透し易くなり、成形作業範
囲が狭くなり製造が難しくなるものであり、MgO 成分を
重量%で2〜4.2 %としたのは、2%未満では溶融温度
が上がり操作範囲を狭めるので製造がしにくくなり、4.
2 %を超えると易強化性が下がるものである。
【0012】また、Na2O成分を重量%で12〜16%とした
のは、12%未満では易強化性が下がり、成形性が難しく
なり、失透も生じ易くなるので操作範囲が狭まり製造し
にくくなり、16%を超えると耐候性が下がり、表面にヤ
ケ等が発生しやすくなり実用上の問題が生じてくるもの
であり、K2O 成分を重量%で0.5 〜3 %としたのは、0.
5 %未満では易強化性が下がり、3 %を超えると耐候性
が下がりかつコストも高くなるものであり、SO3 成分を
重量%で0.03〜0.25%としたのは、0.03%未満では例え
ば通常の溶融において脱泡あるいは均質性上不充分とな
り易い程度にしかできなくなり、好ましくは0.04%程度
より以上であり、0.25%を超えると特にガラスの着色状
態に影響を与え、例えば黄色やアンバー色がかった色調
に移行し易くなる等が発現し所期の青色系色調、どちら
かと言えば鮮やかな青色系色調が得られなくなるためで
あって、好ましくは0.15%前後とどちらかと言えば範囲
内でもより低いところがよいものである。
【0013】さらに、SiO2+Al2O3 を重量百分率で69〜
74%としたのは、69%未満では耐候性が下がり、74%を
超えると易強化性が下がる問題が生じるものであり、Ca
O +MgO を重量百分率で11〜15%としたのは、CaO およ
びMgO 成分は溶融温度を下げるために用いられるととも
に、11%未満では易強化性が下がり、15%を超えると失
透しやすくなり製造上難しくなるものであり、Na2O+K2
O を百分率で13〜17%としたのは、13%未満では易強化
性が下がり、失透も生じやすくなって成形において作業
温度範囲が狭くなり、製造が難しくなり、17%を超える
と耐候性が下がり実用上の問題を生じるものであるとと
もにコスト的にも高くなるものである。
【0014】また、Fe2O3 成分を重量%で0.4 〜0.8 %
とし、該ガラスの還元率(Fe2+/Fe 3+)が100 〜200 %
であるとしたのは、赤外線を吸収するFeO 成分量と紫外
線を吸収し所期の青色系色調をより確実に確保するFe2O
3 成分量との総量として、前述した各種光学特性を安定
して得られないために、前記還元率とともに必要であ
り、0.4 %未満では上述に対する作用が劣り、0.8 %を
超えると前記青色系色調が濃く暗くなり易く、特に可視
光線透過率が劣ることとなる等好ましくないからであ
り、好ましくはFe2O3 成分濃度として0.45〜0.75%程
度、また還元率として110 〜170 %程度である。
【0015】さらに、CeO20.1 〜0.7 %としたのは、Ce
O2の紫外線吸収作用を有効に用いる範囲であり、紫外線
のみに限るのであればCeO2濃度は多い方が有効である
が、CeO2は酸化性の原料であり多く用いるとバッチの還
元性を低下させ、FeO による赤外域の吸収を弱める事に
もなる。比較的高い還元率をほとんど変化させないよう
にしつつ、Ceのガラス中での価数をCe4+、Ce3+のうち、
ほぼ無色のCe3+が主になるようにし、前述した還元剤と
もども、全鉄におけるFe2O3 とFeO との割合を制御し
て、紫外域の吸収および赤外域の吸収の両作用を有効に
するのが前記の範囲である。なおFe2O3 成分とCeO2成分
との濃度はほぼ同程度が好ましい。
【0016】さらに、TiO2、MnO 、ZnO ならびにCoO 等
他の微量成分を1〜0%、好ましくは0.5 %以下であ
り、該成分のうち少なくとも1種を含有するようにして
もよいものである。
【0017】さらにまた、MnO 成分については、例えば
FeとMnとの関係ではFeが酸化される方向でかつ微量なが
ら還元率が低い方向になる傾向があり、CeとMnとの関係
ではMnが酸化される方向であって還元率には影響が殆ど
ないものである等によって、MnがFeとCeらとあいまって
中性的に相互作用させながら、約500nm 付近にあるMnO
の吸収波長でもって前記色調調整を、大きな影響を与え
ないで微力ながら調整できるようにしたものであり、ま
たMnO 成分を多量に用いれば例えばソラリゼーション等
の現象を発現するように成り易くなるなどから、好まし
くは約350ppm前後程度を超えないようにするものであ
る。好ましくは50〜250ppm程度である。
【0018】さらに、CoO 成分については、例えば0〜
10ppm 程度であり、好ましくは1〜5ppm 程度である。
該CoO 成分はあくまでも青色系色調の青さ調整用に添加
するものであり、微量には不純物として含有することが
ある。
【0019】さらにまた、ZnO 成分については、例えば
強還元の条件下で硫酸塩(例えば、芒硝)を使用し溶融
した際、硫化物(鉄の場合、Fe3+とS2- が結合する)、
多硫化物が形成され、カーボンアンバーと言われる黄褐
色の着色を生成することがあるのを、S2- と容易に結合
等をし、同時に無色であるような化合物を生成し、着色
に悪影響を与える硫化物を生成することなく、カーボン
アンバーの着色を避けることができる等のため、用いる
とよいものである。好ましくは0.1 %前後以下、より好
ましくは0.05%以下である。
【0020】なお、さらにまた他に任意成分として、使
用原料あるいはカレットから、微量の不純物成分が含有
されることがあることは言うまでもないし、この程度で
は特に問題とはならないものである。
【0021】次に、前記還元率(Fe2+/Fe3+)が350 〜
500 %である高還元率フリットガラスについては、その
高い還元性を利用するものであって、青色系色調の赤外
線紫外線吸収ガラスを製造する際の、還元率の安定確
保、操炉および溶融状態の安定向上、ガラスの均質化と
青色系色調の安定均一化確保等に必要なためであり、そ
の添加量は原料バッチ中の珪砂の割合を100 とした場
合、10%以下、好ましくは1〜8%、より好ましくは2
〜6%程度である。また該高還元率フリットガラス中の
鉄分は、0.1 〜1.0 %程度である。また他の成分組成に
ついてはCoO 、Se、Cr等の着色成分が含まれていなけれ
ば特に限定するものではないが、例えば、別途調達した
Fe2O3 、FeO 、MnO 、SO3 、S2- 等を含むSiO2-Al2O3-C
aO-MgO系ガラス組成物等である。
【0022】さらにまた、前記還元率(Fe2+/Fe3+)が
230 〜350 %である比較的高還元率フリットガラスにつ
いては、ベンガラに代えて用いるものの、前記高高還元
率フリットガラスと同様な作用効果を持ち、ことにFeO
成分を比較的多く含有するものであり、例えば、別途調
達した MgO、、MnO 、SO3 等を含むSiO2-Al2O3-FeO-Fe2
O3-CaO系ガラス組成物である。その添加量としては、珪
砂に対し4〜0%であり、好ましくは3〜0%である。
【0023】なかでも、ガラス原料バッチ中に少なくと
も高還元率フリットガラス/珪砂が10%以下の還元率
(Fe2+/Fe3+)350 〜500 %の高還元率フリットガラ
ス、比較的高還元率フリットガラス/珪砂が4〜0%の
還元率(Fe2+/Fe3+)230 〜350%の比較的高還元率フ
リットガラス、芒硝/珪砂が0.5 %以下の芒硝ならびに
カーボン/珪砂が1.0 %以下のカーボンのうち2種以上
を組み合わせて用い、該ガラスの還元率(Fe2+/Fe3+
を100 〜200 %としたのは、前記各々のフリットガラス
におけるFeO 、Fe2O3 成分濃度を出来るだけ高く高還元
率のものとすることが望まれ、通常のタンク窯で通常の
操炉の範囲内で行うなかで、脱泡あるいは均質性等を確
保し、赤外線を吸収するFeO 成分量と紫外線を吸収し所
期の青色系色調を確保するFe2O3 成分量とのバランスを
とり、前述した各種光学特性が安定して得られ、色むら
や素地むら等の欠陥を発現させることなく、高歩留り、
高品位高効率で安定して本発明の青色系色調の赤外線紫
外線吸収ガラスを製造できるようにするためである。な
お、好ましくは芒硝/珪砂が0.4 %以下、またカーボン
/珪砂が0.5 %以下である。
【0024】またさらに、前記青色系色調の赤外線紫外
線吸収ガラスの光学特性が、板厚5mmにおいて、可視光
透過率が60%以上、日射透過率が50%以下、紫外線透過
率が25%以下、波長1100mmにおける透過率が 5〜11%光
源Aによる主波長 495〜505nm 、刺激純度が5〜9であ
るとしたのは、充分透視性を確保し、ぎらつきもなく高
安全性であって、冷暖房効果も高め高居住性であり、人
的物的あるいは環境等に優しくなり、建築用はもとより
自動車用窓材等に有用とするためである。
【0025】なお、本発明の青色系色調の赤外線紫外線
吸収ガラスは易強化ガラス組成物であって、板厚1mm 前
後の薄板ガラスから10mm前後の厚板ガラスで、例えば平
板または曲げ板として生板から強度アップしたもの、半
強化したもの、強化したもの等で、単板ガラス、合せガ
ラス、積層ガラスあるいは複層ガラス等で用いること
が、ことに車両用窓ガラスで用いることが有用である。
【0026】
【作用】前述したとおり、本発明の青色系色調の赤外線
紫外線吸収ガラスは、着色成分組成ならびに機能的光学
特性成分組成を含む易強化ガラス成分組成をベースと
し、かつガラス原料バッチに前記特定した高還元率フリ
ットガラスまたは/および比較的高還元率フリットガラ
ス、特定した芒硝および特定したカーボンを適宜適量少
なくとも2種以上特異に組み合わせて用いることで、ガ
ラス中の還元率を特定範囲にするようコントロールする
ことができることにより、例えば溶融性、清澄性、耐候
性、成形性、失透性、コスト等を考慮し、従来のガラス
溶融窯で製造条件ならびにそのガラスの性質等をかなり
の高還元率でほとんど変化させず、熱膨張係数、ヤング
率およびポアソン比を大きい方にかつ熱伝導率を小さい
方になるようにするとともに、所期の熱線吸収特性なら
びに紫外線吸収特性等を少なくとも充分有するものであ
って、物体の識別も優れた透視性があってギラつきもな
く高安全性を確保でき、、前述した所期の比較的青色ら
しい青色系を含む色調を発現し、例えば車・室内外と充
分調和のあるものとなって環境的にも優しく優れたもの
となり、しかもさらに、従来の熱強化方法では得られな
かった薄板着色ガラス等でも、充分な強化度あるいは充
分強度アップが得られ易くなるようになり、板ガラスに
適しかつ易強化性、耐候性、成形性も充分に有する青色
系色調の建築用窓ガラスはもちろん家具用ガラス、調理
用ガラス、ことに自動車用などの車両用窓ガラス等に有
用な青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスを提供するも
のである。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。実施例1 ガラス原料として例えば珪砂、長石、ソーダ灰、ドロマ
イト、石灰石、芒硝、ベンガラ、酸化チタン、炭酸セリ
ウムあるいはイルメナイト、カーボン、ならびに酸化亜
鉛、さらに例えば還元率(Fe2+/Fe3+)が 350〜500 %
の高還元率フリットガラス等を適宜選択して用い、こと
に該高還元率フリットガラス/珪砂が約6%、芒硝/珪
砂が約 0.3%、カーボン/珪砂が約 0.2%とするととも
に、所期のガラス成分組成を目標組成として秤量調合
し、通常の板ガラス溶融窯で通常調整できる範囲の操炉
を行い、前記高還元率を充分確保しつつ溶融、均質化お
よび清澄等をし、成形して板ガラスを得た。
【0028】なお、上記 350〜500 %(例えば約485 %
程度)の高還元率フリットガラスは、別途調達したFe2O
3 、FeO 、MnO 、SO3 、S2- 等を含むSiO2-Al2O3-CaO-M
gO系ガラス組成物である。また、カレット使用量として
は通常のフロートクリアガラスを原料バッチ中に約20%
程度用いた。
【0029】該板ガラスについて、JIS R-3101に基づく
湿式分析法等で確認したところ、重量表示で約、SiO27
0.4%、Al2O31.9%、CaO 9.0 %、MgO3.5%、Na2O13.3
%、K2O0.9%、Fe2O30.44 %、CeO20.42%、SO30.07
%、MnO 約250ppm前後程度と成り、成分の総和が99.93
%であってかつSiO2+Al2O3 72.3%、CaO +MgO12.5
%、Na2O+K2O14.2 %であり、還元率(Fe2+/Fe3+)は
約111 %程度となった。
【0030】該ガラスは、ほぼ粘性温度が109 ポイズで
650 〜685 ℃程度、1012ポイズで555 〜585 ℃程度、か
つ両者の温度差が96〜103 ℃程度になるようになるガラ
ス組成であり、厚み約3.8 mm程度で、大きさ50mm×50mm
のガラス板とし、青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス
の各試料とした。
【0031】この試料について、5mm厚みの板ガラスに
おいて、A光源にて、光学特性としての可視光線透過率
(%)、紫外線透過率(%)、および日射透過率
(%)、主波長(nm)、刺激純度等について、340 型自
記分光光度計(日立製作所製)とJIS Z-8722、JIS R-31
06、ISO/DIS-9050にて測定計算して求めた。
【0032】その結果、青色系色調の赤外線紫外線吸収
ガラスの光学特性は、可視光線透過率が約72.8%程度、
日射透過率が約42.4%程度、主波長が 500〜501 程度、
赤外域(1100nm 付近) における透過率が約10%程度、紫
外線透過率が約20%程度、刺激純度が約6 程度であり、
所期の青色系色調の赤外線紫外線吸収性能を有するガラ
スであった。
【0033】さらに易強化性については、上述したガラ
スが前述した粘性温度であって、所期の特定範囲をクリ
ヤーしていること等を確認した上、前記試料を雰囲気温
度約650 〜730 ℃の炉内で約5分間前後加熱した後、通
常の風冷強化を行い強化ガラス板を得、該ガラス板をJI
S R-3211に従って調べたところ、薄いガラス板でも高効
率かつ高歩留りで、決められた規格を充分満足する高易
強化性の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスであっ
た。
【0034】実施例2 前記実施例1と同様なガラス原料ならびに原料バッチを
用い、芒硝/珪砂の値のみを0.2 %に変えて、所期の青
色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスとなるようガラス調
合組成を計算して秤量調合し、溶融操作等をし、得たガ
ラスを同様に試料化した。
【0035】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、ガラス成分組成は、SiO2
等基礎成分組成はほぼ同値であり、相違する成分組成
は、重量表示でSO3 が約0.05%、ZnO0.01 、MnO 約250p
pm前後と成り、成分の総和が99.82 %であって、SiO2
Al2O3 72%、CaO +MgO 13.0%、Na2O+K2O 14.0%であ
り、還元率は約137 %前後程度となった。光学特性は可
視光線透過率が約71.6%程度、日射透過率が約40.3%程
度、主波長が499 〜500 nm程度、赤外域(1100 nm付近)
における透過率が約7〜8%程度、紫外線透過率が約2
1.1〜20.2%程度、刺激純度が 6〜7 程度であり、所期
の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスであった。
【0036】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様にJIS で
決められた規格を充分満足するものであって、薄いガラ
ス板でも高効率、高歩留りで前記規格に合格するものが
得れるようになるものであった。
【0037】実施例3 前記実施例1と同様なガラス原料ならびに原料バッチを
用い、実施例1と前記高還元率フリットガラス/珪砂の
値を8%、および芒硝/珪砂の値を0.2 %に変えたのみ
で、所期の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスとなる
ようガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作、
成形等をし、得たガラスを同様に試料化した。
【0038】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、ガラス成分組成は、SiO2
等基礎成分組成はほぼ同値であり、相違する成分組成
は、重量表示でSO3 が約0.05%、MnO 約290ppm前後と成
り、成分の総和が99.86 %であって、SiO2+Al2O3 72
%、CaO +MgO 12.5%、Na2O+K2O 14.2%であり、還元
率は約149 %前後程度となった。光学特性は可視光線透
過率が約69.1%程度、日射透過率が約37.5%程度、主波
長が500 〜501 nm程度、赤外域(1100 nm付近) における
透過率が約 5〜6 %程度、紫外線透過率が約19.5〜20.2
%程度、刺激純度が6〜7 程度であり、所期の青色系色
調の赤外線紫外線吸収ガラスであった。
【0039】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様にJIS で
決められた規格を充分満足するものであって、薄いガラ
ス板でも高効率、高歩留りで前記規格に合格するものが
得れるようになるものであった。
【0040】実施例4 前記実施例1と同様なガラス原料ならびに原料バッチを
用い、実施例1のベンガラに変えて、還元率が230 〜35
0 %の比較的高還元率フリットガラスを珪砂に対し約2.
7 %用い、所期の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス
となるようガラス調合組成を計算して秤量調合し、溶融
操作、成形等をし、得たガラスを同様に試料化した。
【0041】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、ガラス成分組成は、SiO2
等基礎成分組成はほぼ同値であり、相違する成分組成
は、重量表示でSO3 が約0.04%、MnO 約250ppm前後と成
り、成分の総和が99.86 %であって、SiO2+Al2O3 72
%、CaO +MgO 12.5%、Na2O+K2O 14.2%であり、還元
率は約140 %前後程度となった。光学特性は可視光線透
過率が約70.5%程度、日射透過率が約38.8%程度、主波
長が 500〜501 nm程度、赤外域(1100 nm付近) における
透過率が約 6〜7 %程度、紫外線透過率が約19.9〜20.7
%程度、刺激純度が6〜7 程度であり、所期の青色系色
調の赤外線紫外線吸収ガラスであった。
【0042】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様にJIS で
決められた規格を充分満足するものであって、薄いガラ
ス板でも高効率、高歩留りで前記規格に合格するものが
得れるようになるものであった。
【0043】なお、上記230 〜350 %(例えば約280 %
程度)の比較的高還元率フリットガラスは、別途調達し
た MgO、、MnO 、SO3 等を含むSiO2-Al2O3-FeO-Fe2O3-C
aO系ガラス組成物である。
【0044】実施例5 前記実施例1と同様なガラス原料ならびに原料バッチを
用い、実施例1と前記高還元率フリットガラス/珪砂の
値を8%、芒硝/珪砂の値を0.5 %、および実施例1の
ベンガラに変えて、還元率が230 〜350 %の比較的高還
元率フリットガラスを珪砂に対し約2.8 %用い、所期の
青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスとなるようガラス
調合組成を計算して秤量調合し、溶融操作、成形等を
し、得たガラスを同様に試料化した。
【0045】得られた試料について前記実施例1と同様
に分析、測定、評価した結果、ガラス成分組成は、SiO2
等基礎成分組成はほぼ同値であり、相違する成分組成
は、重量表示でSO3 が約0.04%、MnO 約290ppm前後と成
り、成分の総和が99.86 %であって、SiO2+Al2O3 72
%、CaO +MgO 12.5%、Na2O+K2O 14.2%であり、還元
率は約136 %前後程度となった。光学特性は可視光線透
過率が約71%程度、日射透過率が約39.8%程度、主波長
が 500〜501 nm程度、赤外域(1100 nm付近) における太
陽放射透過率が約 7〜8 %程度、紫外線透過率が約19.9
〜20.4%程度、刺激純度が 6〜7 程度であり、所期の青
色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスであった。
【0046】さらに易強化性についても、前記実施例1
と同様に実施したところ、前記実施例1と同様にJIS で
決められた規格を充分満足するものであって、薄いガラ
ス板でも高効率、高歩留りで前記規格に合格するものが
得れるようになるものであった。
【0047】なお、カレットとしては、例えばブルー等
のカレットを適宜適量使用できることはもちろん、上述
した各実施例は本発明の一例を示すものであって、これ
ら実施例に限られるものではない。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、基本的成分組成および
着色または機能的光学特性付与成分組成でなる特定酸化
物成分を特定組成範囲とするとともに、ことに高還元率
フリットガラス、比較的高還元率フリットガラス、芒硝
ならびにカーボンのうち、2種以上を巧みに組み合わ
せ、適量用いることでガラス中の還元率をコントロール
することができ、還元率の低下を抑制してかなり高い還
元率を保持し、熱線吸収特性を持たせかつ紫外線の吸収
特性等もバランス良く得、充分透視性を持ち、易強化性
を保持させ、所期の青色系色調を呈するガラスを、例え
ば実窯の操業条件を大幅に変更することなく、充分安定
して製造することができ、該ガラスは人的物的両面で高
居住性、高安全性、高環境性を有し軽量化も可能である
ものとすることができるものと成り、建築用窓ガラス等
はもちろん、自動車用窓ガラスに適用して有用なものと
なる青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラスを提供するも
のである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で表示して、実質的にSiO268〜73
    %、Al2O3 0.1 〜2.5 %、CaO 7 〜11%、MgO 2 〜4.2
    %、Na2O12〜16%、K2O 0.5 〜3 %、SO30.03 〜0.25
    %、Fe2O30.4〜0.8 %、CeO2 0.1〜0.7 %、ならびにTi
    02、MnO 、ZnO、CoO 等成分1〜0 %であって、これら
    の総和が98%以上であり、かつSiO2+Al 2O3 69〜74%、
    CaO +Mg0 11〜15%、Na2O+K2O 13〜17%のガラス成分
    組成であり、しかもガラス原料バッチ中に少なくとも高
    還元率フリットガラス/珪砂が10%以下の還元率(Fe2+
    /Fe3+)350 〜500 %の高還元率フリットガラス、比較
    的高還元率フリットガラス/珪砂が4〜0%の還元率
    (Fe2+/Fe3+)230 〜350 %の比較的高還元率フリット
    ガラス、芒硝/珪砂が0.5 %以下の芒硝ならびにカーボ
    ン/珪砂が1.0 %以下のカーボンのうち2種以上を組み
    合わせて用い、該ガラスの還元率(Fe2+/Fe3+)が100
    〜200 %であるようにすることを特徴とする青色系色調
    の赤外線紫外線吸収ガラス。
  2. 【請求項2】 前記ガラス原料バッチ中に少なくとも高
    還元率フリットガラス/珪砂が1〜8%の前記高還元率
    フリットガラス、芒硝/珪砂が0.4 %以下の前記芒硝な
    らびにカーボン/珪砂が0.5 %以下の前記カーボンのう
    ち2種以上を組み合わせて用い、ガラス原料バッチ中の
    鉄分の補給を弁柄(Fe2O3) または/および比較的高還元
    率フリットガラスでもって行うことを特徴とする請求項
    1記載の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス。
  3. 【請求項3】 前記高還元率フリットガラス中のFe2O3
    成分が、重量%表示して、0.1 〜1.0 %であることを特
    徴とする請求項1および2記載の青色系色調の赤外線紫
    外線吸収ガラス。
  4. 【請求項4】 前記青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラ
    ス中のMnO 成分が、10〜350ppmであることを特徴とする
    請求項1記載の青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス。
  5. 【請求項5】 前記青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラ
    スの光学特性が、板厚5mmにおいて、可視光透過率が60
    %以上、日射透過率が50%以下、紫外線透過率が25%以
    下、波長1100mmにおける透過率が 5〜11%光源Aによる
    主波長 495〜505nm 、刺激純度が5〜9であることを特
    徴とする請求項1乃至4記載の青色系色調の赤外線紫外
    線吸収ガラス。
JP16637092A 1991-08-14 1992-06-24 青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス Pending JPH061633A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16637092A JPH061633A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス
EP92113759A EP0527487B1 (en) 1991-08-14 1992-08-12 Blue-colored infrared and ultraviolet radiation absorbing glass and method of producing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16637092A JPH061633A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061633A true JPH061633A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15830154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16637092A Pending JPH061633A (ja) 1991-08-14 1992-06-24 青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061633A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112710A (ja) * 1998-10-30 2007-05-10 Nippon Sheet Glass Co Ltd 導電膜付きガラス板およびこれを用いたガラス物品
JP2007526863A (ja) * 2003-02-27 2007-09-20 サン−ゴバン グラス フランス 溶融ガラスを混合することによるガラスの製造方法
WO2010148562A1 (zh) * 2009-06-25 2010-12-29 海洋王照明科技股份有限公司 蓝光发光玻璃及其制备方法
WO2011017831A1 (zh) * 2009-08-10 2011-02-17 海洋王照明科技股份有限公司 紫外led用绿光发光玻璃及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112710A (ja) * 1998-10-30 2007-05-10 Nippon Sheet Glass Co Ltd 導電膜付きガラス板およびこれを用いたガラス物品
JP2007526863A (ja) * 2003-02-27 2007-09-20 サン−ゴバン グラス フランス 溶融ガラスを混合することによるガラスの製造方法
WO2010148562A1 (zh) * 2009-06-25 2010-12-29 海洋王照明科技股份有限公司 蓝光发光玻璃及其制备方法
WO2011017831A1 (zh) * 2009-08-10 2011-02-17 海洋王照明科技股份有限公司 紫外led用绿光发光玻璃及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2544035B2 (ja) 高含鉄分・高還元率フリットガラス及びそれを用いた青色系熱線吸収ガラス
JP2528579B2 (ja) 含鉄分・高還元率フリットガラスおよびこれを用いた紫外・赤外線吸収緑色ガラス
AU725178B2 (en) Infrared and ultraviolet radiation absorbing blue glass composition
ES2227003T3 (es) Procedimiento de vidrio azul que absorbe las radiaciones infrarrojas y ultravioletas.
US5364820A (en) Neutral gray-colored infrared and ultraviolet radiation absorbing glass
JP3086165B2 (ja) 紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
US6103650A (en) Green privacy glass
US6313053B1 (en) Infrared and ultraviolet radiation absorbing blue glass composition
US6455452B1 (en) Bronze privacy glass
CZ20004846A3 (cs) Zeleně zabarvené sodnovápenaté sklo
JP2005132709A (ja) 紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
JPH061633A (ja) 青色系色調の赤外線紫外線吸収ガラス
JP2740102B2 (ja) 緑色系色調ガラス
JPH05270855A (ja) 中性灰色系色調の熱線吸収ガラス
JPH09208251A (ja) 紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
JP4736465B2 (ja) 紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
JP2513944B2 (ja) 赤外線紫外線吸収ガラス
JP3434140B2 (ja) デンスグリ−ン色系ガラス
JPH04224133A (ja) 赤外線紫外線吸収ガラスおよびその製法
JP3431395B2 (ja) 紫外線吸収グレ−色系ガラス
JP3606607B2 (ja) 紫外線赤外線吸収緑色系ガラス
JP2513945B2 (ja) 赤外線および紫外線吸収ガラス
JPH06234543A (ja) ブロンズ色系色調ガラス
JPH04193738A (ja) 赤外線紫外線吸収ガラスおよびその製法
JP2001019470A (ja) 濃グレー色ガラス