JPH0616265A - 記録紙の給紙方法 - Google Patents

記録紙の給紙方法

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JPH0616265A
JPH0616265A JP11581492A JP11581492A JPH0616265A JP H0616265 A JPH0616265 A JP H0616265A JP 11581492 A JP11581492 A JP 11581492A JP 11581492 A JP11581492 A JP 11581492A JP H0616265 A JPH0616265 A JP H0616265A
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JP
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recording paper
paper
recording
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feed cassette
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JP11581492A
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Kazuya Kuzumi
和哉 来住
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はプリンタなどにおける記録紙の給紙
方式に関し、プリント済み記録紙の仕分け作業を容易な
ものとする記録紙の給紙方式を実現することを目的とし
ている。 【構成】 記録紙を収納する第1,第2の給紙カセット
3,4を設ける。上記第1の給紙カセットに収納される
記録紙21 と第2の給紙カセットに収納される記録紙2
2 とが、それぞれ対応する辺が所定の角度をなすような
状態でそれぞれの給紙カセットに収納される。そして、
一連のプリント情報単位毎に、上記第1,第2の給紙カ
セット3,4を交互に選択して、選択された給紙カセッ
トからの記録紙を給紙して上記角度を保持した状態で搬
送させてプリント処理したのち、排紙口6より排出して
スタックするようにした構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント処理の後、プリ
ント済み記録紙を一連のプリント情報単位毎に仕分ける
ことを可能とする記録紙の給紙方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザがプリンタを共用すること
が一般に行われている。たとえばユーザAからプリンタ
に対してプリント要求を出し、プリンタがそれに対する
プリント処理を行ったのち、次いでユーザBからプリン
ト要求が出され、それに対するプリント処理を行うとい
うような場合がある。このような場合、ユーザAのプリ
ント要求出力としてのプリント済み記録紙とユーザBの
プリント要求出力としてのプリント済み記録紙は、プリ
ンタの排紙部において、何らかの区切りを設けた状態で
スタックされるのが望ましい。
【0003】この区切りはユーザ間だけでなく、たとえ
ば、ユーザAが、ある複数頁の文書(複数枚の記録紙に
て1つの文書が構成される)を、5部プリント依頼する
というような場合も、プリンタの排紙部において、1部
(プリント済み記録紙が複数枚から成る)ずつ仕分けら
れた状態でスタックされれば、ユーザは仕分け作業に労
力を使わなくても済む。
【0004】このようなプリントすべき一連の情報を1
つの単位(以下これをジョブという)として、各ジョブ
毎の区別を行う手段としては、従来、たとえば、ジョブ
間に色紙を1枚排出したり、実際にプリントされる記録
紙とは大きさの異なる紙を1枚排出したりする方式、あ
るいはオフセットスタッカ機能として、ジョブ毎に記録
用紙を搬送方向に直角方向に少しずらす方式、さらには
自動仕分け機としてソータを用いる方式などがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の各方式の問題点としては、色紙を出したり大き
さの異なる紙を出したりする方式では、余分な紙が必要
であることから用紙の無駄使いともなり、また用紙を少
しずらす方式では明確な区切りが行えない欠点がある。
これに対して、ソータを用いる方式では、明確な仕分け
はできるが、一般にソータはプリンタとは別体に設けら
れているため、装置が大型化するとともに機構が複雑で
高価なものとなり、設置スペースや価格面で問題があっ
た。
【0006】本発明は構成簡単にして明確な区切りが行
え、プリント済み記録紙の仕分けをきわめて容易なもの
とする記録紙の給紙方法を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明原理を説明
する図である。同図において、1はプリンタであり、こ
のプリンタ1には記録紙21 を収納する第1の給紙カセ
ット3、記録紙22 を収納する第2の給紙カセット4が
設けられ、これら第1,第2の給紙カセット3,4の何
れか一方が選択されて、その選択された給紙カセットか
らの記録紙が給紙されるようになっている。給紙された
記録紙は搬送路5を矢印X方向に搬送され、プリント処
理部(図示せず)でプリント処理されたのち、排紙部6
から排出されてスタックされて行く。
【0008】ところで、上記第1,第2の給紙カセット
3,4に収納された記録紙21 ,2 2 は、同じサイズの
記録紙であり、これら同じサイズの記録紙21 ,2
2 が、互いに対応する辺(たとえば記録紙21 の長手方
向の辺と記録紙22 の長手方向の辺)が所定角度をなす
ような状態でそれぞれの給紙カセット3,4に収納され
ている。ここでは説明をわかりやすくするため、上記所
定の角度を90度として説明する。
【0009】すなわち、上記第1の給紙カセット3に収
納された記録紙21 は、図2(a)に示すように記録紙
1 の搬送方向(矢印Xで示す)に対して縦向き、つま
り、その記録紙21 の長手方向の辺が搬送方向に平行に
なった状態で収納されている。これに対して第2の給紙
カセット4に収納された記録紙22 は、図2(b)に示
すように上記搬送方向(矢印X)に対して横向き、つま
りその記録紙2の長手方向の辺が搬送方向と直角になっ
た状態で収納されている。
【0010】そして、上記第1の給紙カセット3,第2
の給紙カセット4は一連のプリント情報単位毎、つまり
前記したような各ジョブ毎に交互に選択されるようにな
っている。
【0011】
【作用】このような構成において、初期状態では第1の
給紙カセット3が選択されるようになっているものとす
る。まず、プリンタ1に対してユーザAがある文書のプ
リント要求を行ったのち、連続してユーザBがプリント
要求を行うという場合、ユーザAからのプリント要求に
対しては第1の給紙カセット3が選択され、記録紙21
が給紙される。そして、このジョブ終了後、続いてユー
ザBがプリンタ1に対してプリント要求を出すと、この
場合は、第2の給紙カセット4が選択されて、記録紙2
2 が給紙される。
【0012】上記記録紙21 は図2(a)に示すように
長手方向の辺が搬送方向(矢印X)に平行な状態(以下
これを縦方向の向きという)で第1の給紙カセット3に
収納されているので、この縦方向の向きを保持した状態
で搬送路5を搬送され、プリント処理されたのち、排紙
口6から排出される。これに対して、記録紙22 は長手
方向の辺が搬送方向(矢印X)に対して直角な状態(以
下これを横方向の向きという)で第2の給紙カセット4
に収納されているので、この横方向の向きを保持した状
態で搬送路5を搬送され、プリント処理されたのち、排
紙口6から排出される。
【0013】これにより、排出されたプリント済みの記
録紙21 は縦方向の向きに、文書の量に対応する枚数が
スタックされ、また、プリント済みの記録紙22 は横方
向の向きに、文書の量に対応する枚数がスタックされ
る。さらに続いてユーザCがプリント要求を出すと、こ
の場合は、第1の給紙カセット3が選択され、記録紙2
1 が給紙されるので、プリント済みの記録紙21 は縦方
向にスタックされる。このように、ユーザA,B,C・
・・が同じプリンタを使用する場合、それぞれのユーザ
毎にプリント済みの記録紙が交互に縦方向、横方向、縦
方向・・・というように仕分けされた状態で排紙口にス
タックされて行く。したがって、各ユーザは自分のもの
がどれであるかを容易に知ることができる。
【0014】また、たとえばユーザAが、ある文書を3
部プリントするというような場合、その文書がたとえば
一部5枚の記録用紙で構成されるとすると、ユーザAが
部数指定することにより、一部毎のプリント処理が1つ
のジョブとしてみなされる。したがって、この場合、1
部目は第1の給紙カセット3から記録紙21 が給紙され
てプリント処理され、2部目は第2の給紙カセット4か
ら記録紙22 が給紙されてプリント処理され、3部目は
第1の給紙カセット3から記録紙21 が給紙されてプリ
ント処理される。
【0015】これにより、排紙口6には1部目の5枚が
縦方向にスタックされ、その上に2部目の5枚が横方向
にスタックされ、さらにその上に3部目の5枚が縦方向
にスタックされ、各部毎に仕分けられた状態となる。
【0016】このように排紙口6に排出されたプリント
済み記録紙は各部毎に仕分けされた状態でスタックされ
るのでユーザAは、各部毎の仕分けを行わなくても済
み、効率の良い文書処理が可能となる。
【0017】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図3は同
実施の概略的なシステム構成を示すものであり、1はプ
リンタ、20はこのプリンタ1に対してプリントデータ
を送出するワードプロセッサなどの端末機である。上記
プリンタ1は各ユーザA,B,C・・・が共用するもの
で、各ユーザの端末機から送出されるプリントデータに
基づいたプリント処理を行うものである。以下にこのプ
リンタ1の構成について説明する。
【0018】この図3で示したプリンタ1は実施例の説
明に必要な構成要素のみが図示され、他の構成要素につ
いては図面が繁雑となるのを防ぐため省略してある。こ
のプリンタ1には前記本発明原理で説明したように、第
1の給紙カセット3,第2の給紙カセット4が設けられ
ている。この第1の給紙カセット3には記録用紙21
搬送方向(矢印X)に対して縦方向の向きに収納され、
第2の給紙カセット4には記録用紙22 が搬送方向(矢
印X)に対して横方向の向きに収納されている(図2
(a),(b)を参照)。
【0019】これら第1,第2の給紙カセット3,4は
制御部(詳細を後述する)7の制御で、何れか一方の給
紙カセットが選択されて、選択された給紙カセットから
記録紙が給紙され、搬送路5を通り、プリント処理部8
でプリント処理されて、排紙口6から排出されるように
なっている。
【0020】上記制御部7は図4に示すように、CPU
71,スプール制御部72,出力制御部73,給紙カセ
ット制御部74,記憶装置75から構成されている。上
記CPU71は、端末機20からのプリントデータなど
を受けて、命令を解釈したり制御部7全体の制御を行う
ものでスプール制御部72は、上記プリントデータを一
時的にバッファなどに記憶させるための制御を行うもの
であり、また、出力制御部73はプリンタ内部の感光部
や搬送路などプリンタ機構部を制御するものである。
【0021】給紙カセット制御部74は、上記第1,第
2の給紙カセット3,4の何れかの給紙カセットを選択
して、収納されている記録紙を搬送路5上に給紙すると
いうような制御を行うものである。
【0022】記憶装置75は、メモリ領域部751 と、
制御プログラム領域部752 から成り、メモリ領域部7
1 は、端末機20側から送信されてきたプリントすべ
き文書データをビットマップデータ(プリント可能な形
式のデータ)に展開した状態で格納する領域であり、制
御プログラム領域部752 は、端末機20から送られて
来たデータに対して、第1,第2の給紙カセット3,4
の選択から、プリント済記録紙の排出までの一連の処理
手順に関するプログラムが格納されている領域である。
【0023】次に上記のような構成において、その処理
動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ユーザAが複数頁から成るある1つの文書を、部
数としては1部プリントするためのプリント要求を出し
たあと、続いてユーザBおよびユーザCとが同程度の量
の文書を順次、部数としては1部ずつプリントするため
のプリント要求を出すというような処理について説明す
る。
【0024】ユーザAが端末機20より、プリントすべ
き文書のデータを読み出してプリンタ1に送出する。こ
の操作は、たとえばワードプロセッサなどにおいて、フ
ロッピィディスクなどの記憶媒体に格納されている文書
のうちプリントすべき文書を選択して読み出して、その
文書データをプリンタ1側に送るものである。またこの
ときユーザAはプリントすべき文書の部数(ここでは1
部)を指定する。
【0025】プリンタ1では端末機20から送られて来
た文書データをバッファなどにスプールする(処理S
1)。このときプリントすべき文書の部数は「1」であ
るから、カウンタ(このカウンタは部数がセットされる
カウンタであり、以下部数カウンタという)の設定値を
「1」とする(処理S2)。
【0026】また、端末機20から送られて来た文書デ
ータは、記憶装置75のメモリ領域部751 に印刷可能
な形式のビットマップデータとして展開されて格納され
る(処理S3)。
【0027】次に、ユーザAの行うプリント要求を1つ
のジョブとし、このジョブの順番が奇数番目か偶数番目
かを判断する(処理S4)。この判断はジョブ数をカウ
ントするカウンタ(以下このカウンタをジョブカウンタ
という)を設け、そのカウント値が奇数か偶数かによっ
て判断する。なお、この場合は、ユーザAのプリント要
求によるプリント処理が第1番目であるとする。したが
って、ジョブカウンタのカウント値は「1」、つまり奇
数であるから、第1の給紙カセット3が選択され、この
第1の給紙カセット3から記録紙21 が1枚ずつ順次、
文書データの量に対応した枚数だけ給紙される(処理S
5)。この第1の給紙カセット3には記録紙21 が搬送
方向に対して縦方向の向きに収納されているので、記録
紙21 は縦方向の向きの状態で搬送路5を搬送され、プ
リント処理部8で次々とプリント処理された(処理S
6)のち、排紙口6から排出されて縦方向の向きを保持
した状態でスタックされる。
【0028】上記プリント処理(処理S6)が終わる
と、上記ジョブカウンタのカウント値は+1されて
「2」となる(処理S7)。また部数カウンタのカウン
ト値は−1される(処理S8)。ここで、この部数カウ
ンタの設定値は「1」であったので、部数カウンタの設
定値は0となり、ユーザAからのプリント要求による処
理は終了したと判断される(処理S9)。
【0029】ところで、上記排紙口6には、ユーザAの
プリント要求によるプリント済み記録紙21 が所定枚数
縦方向の向きにスタックされた状態となっている。続い
て、ユーザBがプリンタ1に対して、ある文書を部数を
「1」としてプリント要求を出すと、ユーザAの場合と
同様文書データがプリンタ1に送出され、その文書デー
タがバッファなどにスプールされる(処理S1)。そし
てこの場合も、部数は1部であるので部数カウンタの設
定値は「1」がセットされる(処理S2)。そして文書
データが印刷可能な形態のビットマップデータとしてメ
モリ領域部751 に格納される(処理S3)。この時点
においてはジョブカウンタはそのカウント値がすでに
「2」、つまり偶数となっているので(処理S4)、こ
の場合は、第2の給紙カセット4が選択され(処理S1
0)、この第2の給紙カセット4に収納されている記録
紙22 が給紙される。この第2の給紙カセット4には記
録紙22 が搬送方向(矢印X)に対して横方向の向きに
収納されているので、記録紙2は横方向の向きの状態で
搬送路5上を搬送される。
【0030】そして、この場合は記録紙22 は横方向の
向きで搬送されてくるため、記録装置75のメモリ領域
部751 は、その文書データ(ビットマップデータ)を
90度回動させて、横方向の向きで搬送されてくる記録
紙22 の向きに合わせるという処理を行う(処理S1
1)。この状態でプリント処理部8でプリント処理を行
い(処理S6)、搬送路5を通って排紙口6に送られ
る。
【0031】上記プリント処理が行われた後、ジョブカ
ウンタのカウント値が+1され(処理S7)、そのカウ
ント値が「3」となる。また部数カウンタはその設定値
(この場合は「1」)から−1され(処理S8)、設定
値が「0」となる。これにより、ユーザBからのプリン
ト要求による処理が完了したものと判断される(処理S
9)。このユーザBからのプリント要求に対するプリン
ト処理後のプリント済み記録紙22 は次々と横方向の向
きの状態を保持したまま排紙口6から排出されてスタッ
クされて行く。このスタックされた様子を示すものが図
6である。図6において、21 がユーザAのプリント要
求によりプリント処理されたプリント済み記録紙、22
がユーザBのプリント要求によりプリント処理されたプ
リント済み記録紙を示している。
【0032】そして、続いてユーザCが上記ユーザA,
Bと同じようなプリント要求を行えば、この場合、ジョ
ブカウンタのカウント値は「3」、つまり奇数となって
いるので、第1の給紙カセット3が選択されて、プリン
ト処理されるため、そのプリント後の記録用紙21 は排
紙口6から排出後、ユーザAのプリント処理後のプリン
ト済み記録紙21 と同じ縦方向の向きで、ユーザBのプ
リント処理後のプリント済み記録紙22 の上に重ねられ
る(このユーザCのプリント処理後の記録紙はこの図6
では図示されていない。
【0033】このように、1台のプリンタ1を複数のユ
ーザで共用する場合、各々のユーザの行うプリント要求
操作を1つのジョブと考えれば、各々のジョブ毎に第
1,第2の給紙カセット3,4が交互に選択されるの
で、各々のユーザのプリント済み記録紙は排出口6か
ら、ユーザ毎に縦方向の向き、横方向の向きというよう
に交互にスタックされて行くので、ユーザ毎の仕分けが
容易なものとなる。
【0034】また、たとえばユーザAが、複数頁から成
るある文書を部数としては5部(ここでは1部が10枚
の記録紙で構成されるものとする)プリント要求するよ
うな場合は、1部毎に縦方向の向き、横方向の向きとい
うように交互に積み重ねられて行く。以下、この処理に
ついて説明する。
【0035】この場合、ユーザAは端末機20からプリ
ント要求を行う際、部数「5」を設定する。これによ
り、プリンタでは部数カウンタに設定値として「5」が
設定される。このようにして、前記同様、図5のフロー
チャートに従って各処理が行われる。ここで、部数カウ
ンタの設定値は「5」、ジョブカウンタのカウント値が
初期値として「1」であれば、最初は第1の給紙カセッ
ト3から記録紙21 が次々と給紙されて(処理S5)、
プリント処理が行われ(処理S6)、排紙口6からプリ
ント済みの記録紙21 が次々と排出される。この1部目
のプリント済み記録紙21 は縦方向の向きにスタックさ
れる。そして、上記プリント処理(処理S6)終了後、
ジョブカウンタのカウント値が+1されて「2」となり
(処理S7)、また、部数カウンタの設定値は−1され
て「4」となる(処理S8)。この場合、ユーザAから
のプリント要求は完了していないので(処理S9)、再
びプリントデータをメモリ領域部751 にビットマップ
データとして展開し(処理S3)、2部目のプリント処
理を行う。ここで、この場合、ジョブカウンタのカウン
ト値は「2」、つまり偶数となっているので(処理S
4)、第2の給紙カセット4が選択され(処理S1
0)、記録紙22 が横方向の向きで次々と給紙される。
そして、メモリ領域部751 のビットマップデータを9
0度回転させて(処理S11)、記録紙22 の向きに合
わせた状態でプリント処理が行われ(処理S6)、排出
口6からプリント済みの記録紙22 が次々と排出され
る。この2部目のプリント済み記録紙は上記1部目のプ
リント済み記録紙の上に横方向の向きにスタックされ
る。
【0036】そして、上記プリント処理(処理S6)終
了後、ジョブカウンタのカウント値は+1されて(処理
S7)、「3」となり、部数カウンタの設定値は−1さ
れて(処理S8)、「3」となる。
【0037】このようにして、1部毎に第1,第2の給
紙カセット3,4が交互に選択され、選択された給紙カ
セットから文書に対応する必要枚数(ここでは1部を1
0枚としている)の記録紙が次々と給紙されてプリント
されて排紙口6に送られる。したがって、排紙口6から
排出されたプリント済み記録紙は、この場合、1部目の
10枚が縦方向の向きに積み重ねられ、2部目の10枚
が横方向の向きに積み重ねられ、3部目の10枚が縦方
向の向きというように1部毎に交互にスタックされて行
く。この処理動作は、部数カウンタの設定値が「0」と
成るまで行われる。
【0038】これにより、上記の例のようにたとえば記
録紙が複数枚で1つの文書が構成されるのものを、所定
部数プリントするというような場合には、1部毎に縦方
向の向き、横方向の向きというように交互にスタックさ
れるので、ユーザの仕分け作業がきわめて簡単なものと
なる。
【0039】なお、上記実施例では、第1の給紙カセッ
ト3に収納された記録紙21 と第2の給紙カセット4に
収納された記録紙22 との収納角度を互いに90度異な
らせた場合を例にとって説明したが、この角度は90度
に限られるものではなく、記録紙21 ,22 を重ねたと
き明確に区別ができる角度であれば良い。この場合、メ
モリ領域部751 のビットマップデータをその角度に対
応する角度に設定すれば上記実施例同様に実現できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、記録紙を収納する第
1,第2の給紙カセットを設け、これら第1,第2の給
紙カセットに収納される記録紙が互いに所定の角度をな
すようにそれぞれ記録紙を収納し、一連のプリント情報
単位毎に、上記第1,第2の給紙カセットを交互に選択
して、プリント処理を行ったのち、上記それぞれの記録
紙が上記所定の角度を保持した状態でスタックされるよ
うにしたので、排出されたプリント済み記録紙は、上記
一連の情報単位毎にたとえば縦方向の向き、横方向の向
きというように向きを換えて交互にスタックすることが
できる。これにより、一連のプリント情報単位毎の区切
りを明確なものとすることができ、また、従来、区切り
として用いていた色紙や大きさの異なった紙を不要と
し、さらにソータなどの大掛かりな機構が不要となるの
で、コスト的にも装置の小型化にも有利なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明原理を説明する図である。
【図2】図1において第1,第2の給紙カセットにおけ
る記録紙の収納状態を示す図である。
【図3】本発明の実施例を説明する概略的なシステム構
成図である。
【図4】図3で示した制御部の構成図である。
【図5】同実施例の処理動作を説明するフローチャート
である。
【図6】排紙口から排出されたプリント済み記録紙のス
タック状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ,22 記録紙 3 第1の給紙カセット 4 第2の給紙カセット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙カセットに収納された記録紙を搬送
    路上を搬送させてプリント処理したのち排紙口に排出す
    るプリンタにおいて、 記録紙(21 )を収納する第1の給紙カセット(3)及
    びこの記録紙(21 )と同サイズの記録紙(22 )を収
    納する第2の給紙カセット(4)を設け、上記記録紙
    (21 ,22 )のそれぞれ対応する辺が互いに所定の角
    度をなす状態でそれぞれの給紙カセット(3,4)に収
    納され、一連のプリント情報単位毎に、上記第1,第2
    の給紙カセット(3,4)を交互に選択して、選択され
    た給紙カセットからの記録紙を他方の給紙カセット内の
    記録紙との上記角度関係を保持した状態で搬送路(5)
    上に給紙して搬送させるようにしたことを特徴とする記
    録紙の給紙方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の給紙カセット(3)は、記録
    紙(21 )の長手方向の辺が搬送路5上において搬送方
    向と平行に搬送されるような状態で収納し、第2の給紙
    カセット(4)は、記録紙(22 )の長手方向の辺が搬
    送路5上において搬送方向と直角をなして搬送されるよ
    うな状態で収納したことを特徴とする請求項1記載の記
    録紙の給紙方法。
JP11581492A 1992-05-08 1992-05-08 記録紙の給紙方法 Withdrawn JPH0616265A (ja)

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