JPH06162225A - 自己テスト機能内蔵シングルチップマイコン - Google Patents

自己テスト機能内蔵シングルチップマイコン

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JPH06162225A
JPH06162225A JP4306747A JP30674792A JPH06162225A JP H06162225 A JPH06162225 A JP H06162225A JP 4306747 A JP4306747 A JP 4306747A JP 30674792 A JP30674792 A JP 30674792A JP H06162225 A JPH06162225 A JP H06162225A
Authority
JP
Japan
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signal line
peripheral module
signal
test
operation mode
Prior art date
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Application number
JP4306747A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Osuga
宏 大須賀
Yoshiki Noguchi
孝樹 野口
Kanji Kato
寛次 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シングルチップマイコン動作中に周辺モジュー
ルの故障検出を自動的に行う。 【構成】CPU100,内蔵メモリ101,割込み制御
回路103および周辺モジュール102より構成される
シングルチップマイコンにおいて、周辺モジュール10
2にテスト動作設定手段205,期待値保存手段206
および比較手段207を新たに付加する。 【効果】動作中に発生した故障が原因で誤動作が生じる
ことを周辺モジュールの性能劣化を引き起こすことなく
防止することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周辺モジュールを内蔵
したシングルチップマイコンのテスト回路に係り、特
に、シングルチップマイコン動作中に、内蔵された周辺
モジュールの故障検出を自動的に行う自己テスト回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のシングルチップマイコンの
構成例を示す。このチップはCPU100,内蔵メモリ10
1,周辺モジュール102,割込み制御回路103,周
辺モジュール104およびパッド209を有している。
内蔵メモリ101には、CPU100が実行すべきプログラム
とデータ(いずれも図示していない)が格納されている。
周辺モジュール102は、データパス200,制御手段
201,終了信号発生手段204,動作モード取込み手
段208および動作モード設定手段203より構成され
ている。
【0003】図2の回路では、周辺モジュール104か
らの信号線311を通して、あるいはチップ外部からパ
ッド209と信号線312を通して入力される信号によ
って、割込み制御回路103へ起動要求が入力される。
起動要求が発生すると、割込み制御回路103はCPU
100へ割込み指令として信号線310に信号を出力す
る。CPU100では、この割込み要求に対応したプロ
グラムが起動され、周辺モジュール102へ周辺モジュ
ール102を起動するためのビットパターン列(以後、
動作モード設定値と略す)を書き込み、周辺モジュール
102を動作させることになる。
【0004】以下、この機能と動作について詳細に説明
する。まず、接続関係を以下に示す。CPU100は、
バス401に接続されている。内蔵メモリ101は、バ
ス402に接続されている。周辺モジュール102は、
バス403およびバス406に接続されている。割込み制
御回路103は、バス404に接続されている。周辺モ
ジュール104は、バス407に接続されている。バス
401,402,403,404,406および407
は、内部共通バス400に接続されている。CPU10
0と割込み制御回路103は、信号線310で接続され
ている。周辺モジュール102と割込み制御回路103
は、信号線304で接続されている。周辺モジュール1
04と割込み制御回路103は、信号線311で接続さ
れている。パッド209と割込み制御回路103は、信
号線312で接続されている。
【0005】周辺モジュール102内部の接続関係を以
下に示す。動作モード設定手段203は、CPU100か
らバス401,400および406を通して送られた動
作モード設定値を取り込み、信号線305に出力する。
動作モード取込み手段208は、信号線305の動作モ
ード設定値を取り込み、信号線301に出力する。制御
手段201は、信号線305より送られた動作モード設
定値をもとに、データパス200を制御する信号を作成
し、信号線302に出力する。データパス200は、動作
モード設定手段203で指定されたモジュールよりバス
400および403を介してデータを取り込み、制御信
号線302に従って処理を行い、動作モード設定手段2
03で指定されたモジュールにバス403および400
を介してデータを出力し、実行が終了すると信号線30
3に終了信号を出力する。終了信号発生手段204は、
信号線303から送られる終了信号のタイミングを取っ
て、信号線304に実行終了信号として出力する。
【0006】次に、図2の回路の動作を述べる。通常、
CPU100は内蔵メモリ101からプログラムおよび
データを読み込み、実行している。
【0007】周辺モジュール102の起動は、周辺モジ
ュール104から信号線311を通して、あるいはチッ
プ外部からパッド209と信号線312を通して割込み
制御回路103へ周辺モジュール起動要求信号が送られ
ることにより始まる。割込み制御回路103は、信号線
311または信号線312より周辺モジュール起動要求
信号を受けると、信号線310へ割込み要求信号を出力
する。
【0008】CPU100は、信号線310より割込み
要求信号を受け取ると、それまでの処理を中断する。そ
して割込み処理を実行し、内蔵メモリ101に格納され
ている割込み要求に対応するプログラムを起動する。そ
して、このプログラムに従い、バス401,内部共通バ
ス400およびバス406を通して周辺モジュール10
2内の動作モード設定手段203に動作モード設定値を
設定する。この処理が終わるとCPU100は、中断し
ていた処理を再開する。
【0009】一方、周辺モジュール102では、動作モ
ード設定手段203に設定された動作モード設定値を信
号線305へ出力する。動作モード取込み手段208
は、信号線305の動作モード設定値を取り込み、信号
線301へ出力する。制御手段201は、信号線301
の動作モード設定値をデコードし、信号線302にデー
タパス200の制御信号として出力する。データパス2
00は、信号線302のデータパス200の制御信号の
値にもとづき、実行を開始する。
【0010】実行が終了すると、データパス200は信
号線303へ終了信号を出力する。終了信号発生手段2
04では、信号線303の終了信号のタイミングを取っ
て、信号線304へ実行終了信号として出力する。割込
み制御回路103は、信号線304より実行終了信号を
受けると、信号線310へ割込み要求信号を出力する。
CPU100は、信号線310より割込み要求信号を受
け取ると、それまでの処理を中断し、周辺モジュール1
02による処理の後処理を行う。その後、CPU100
は中断した処理を再開する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の周辺モジ
ュールでは、動作中にモジュール内に発生した故障に関
しては考慮されていない。そのため、動作中に発生した
故障が原因でモジュールが誤動作を起こすという問題が
あった。
【0012】本発明の目的は、シングルチップマイコン
動作中に内蔵周辺モジュールの故障検出を自動的に行う
自己テスト回路を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】周辺モジュール内部にテ
スト動作設定手段,期待値保存手段および比較手段を新
たに付加することにより上記課題を解決する。
【0014】また上記テスト動作設定手段と期待値保存
手段を内部共通バスに接続することにより、CPUから
の指令によって多様な自己テストを行うことも可能とす
る。
【0015】
【作用】周辺モジュール内部にテスト動作設定手段,期
待値保存手段および比較手段を新たに付加することによ
り、周辺モジュールが本来の動作を行わない間、周辺モ
ジュールの自己テストを行うことが可能になる。すなわ
ち、シングルチップマイコン動作中に周辺モジュール内
に発生した故障を検出することが可能になる。それによ
り、動作中に発生した故障が原因で周辺モジュールが誤
動作を起こすことを、周辺モジュールの性能劣化を引き
起こすことなく防止することが可能になる。
【0016】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。図1は、周辺
モジュール内部にテスト動作設定手段,期待値保存手段
および比較手段を設けることにより、周辺モジュールが
本来の動作を行わない間、周辺モジュールの自己テスト
を可能にしたシングルチップマイコンの構成を示すブロ
ック図である。
【0017】図1のシングルチップマイコンは、CPU
100,内蔵メモリ101,周辺モジュール102,割
込み制御回路103,周辺モジュール104およびパッ
ド209より構成されている。内蔵メモリ101には、
CPU100が実行すべきプログラムとデータ(いずれ
も図示していない)が格納されている。周辺モジュール
102は、データパス200,制御手段201,選択手
段202,動作モード設定手段203,テスト動作設定
手段205,期待値保存手段206,比較手段207お
よび終了信号発生手段210より構成されている。
【0018】まず、接続関係を以下に示す。CPU10
0は、バス401に接続されている。内蔵メモリ101
は、バス402に接続されている。周辺モジュール10
2はバス403およびバス405に接続されている。割
込み制御回路103は、バス404に接続されている。
周辺モジュール104は、バス407に接続されてい
る。バス401,402,403,404,405およ
び407は、内部共通バス400に接続されている。C
PU100と割込み制御回路103は、信号線310お
よび信号線313で接続されている。周辺モジュール1
02と割込み制御回路103は、信号線304と信号線
309で接続されている。周辺モジュール104と割込
み制御回路103は、信号線311で接続されている。
パッド209と割込み制御回路103は、信号線312
で接続されている。
【0019】次に、周辺モジュール102内部の接続関
係を以下に示す。動作モード設定手段203は、CPU
100よりバス401,400および405を通して送
られた動作モード設定値を取り込み、その値を信号線3
05に出力し、動作モード設定手段203に動作モード
設定値が設定されたことを知らせる動作モード選択信号
を信号線306に出力する。テスト動作設定手段205
は、CPU100よりバス401,400および405
を通して送られた周辺モジュール102をテスト動作さ
せるためのビットパターン列(以後、テスト動作設定値
と略す)を取り込み、信号線306に出力する。
【0020】選択手段202は、信号線300より動作
モード選択信号が送られている場合は信号線305の動
作モード設定値を取り込み、信号線301に出力し、信
号線300より動作モード選択信号が送られていない場
合は信号線306のテスト動作設定値を取り込み、信号
線301に出力する。また信号線314からの終了信号
を認識すると、次の動作を選択する機能をもっている。
さらに信号線309の不一致信号を認識すると、周辺モ
ジュール102が停止する値を信号線301に出力す
る。
【0021】制御手段201は、信号線305より送ら
れた動作モード設定値をもとに、データパス200を制
御する信号を作成し、信号線302に出力する。通常動
作時は、データパス200は、動作モード設定手段20
3で指定されたモジュールよりバス400および403
を介してデータを取り込み、制御信号線302に従って
処理を行い、動作モード設定手段203で指定されたモ
ジュールにバス403および400を介してデータを出
力し、実行が終了すると信号線303に終了信号を出力
する機能である。テスト動作時は、データパス200
は、他のモジュールとのデータの受渡しは行わず、制御
信号線302に従って処理を行い、信号線307にテス
ト結果を出力し、実行が終了すると信号線303に終了
信号を出力する。
【0022】期待値保存手段206は、バス405を介
して期待値を取り込み、保存し、信号線308に出力す
る。比較手段207は、信号線307に出力されたテス
ト結果の信号と信号線308に出力された期待値を比較
し、一致していなければ不一致信号を信号線309に出
力する。通常動作時は、終了信号発生手段210は、信
号線303から送られる終了信号のタイミングを取っ
て、信号線304に実行終了信号として出力する。テス
ト動作時は、終了信号発生手段210は、信号線303
から送られる終了信号のタイミングを取って、信号線3
14に実行終了信号として出力する。
【0023】以下、図1の回路の動作を述べる。通常、
CPU100は内蔵メモリ101からプログラムおよび
データを読み込み、実行している。この間、周辺モジュ
ール102は、周辺モジュール102内の動作モード設
定手段203に書き込まれたかどうかによって、通常動
作を行うかテスト動作を行うかが決まる。
【0024】この際の周辺モジュール102の処理手順
を図3に示す。全体の状態は、状態500,状態50
1,状態502,状態503より構成されている。
【0025】図1の周辺モジュールの動作状態を図3の
状態遷移と合わせて説明する。
【0026】リセット直後、周辺モジュール102は、
初期状態500に入る。テスト動作設定手段205およ
び動作モード設定手段203の初期値は、周辺モジュー
ル102を動作しない値になる。そのため、テスト動作
設定手段205および動作モード設定手段203に動作
モード設定値が書き込まれない間は、周辺モジュール1
02は動作せず、初期状態500のままである。
【0027】周辺モジュール102が、通常動作状態5
01に入る場合について述べる。周辺モジュール102
が動作を行うときは、始めに周辺モジュール104から
信号線311を通して、あるいはチップ外部からパッド
209と信号線312を通して、割込み制御回路103
へ周辺モジュール102起動要求信号が送られる。割込
み制御回路103は、信号線311または信号線312
より周辺モジュール102起動要求信号を受けると、信
号線310へ割込み要求信号を出力する。
【0028】CPU100は、信号線310から割込み
要求信号を入力すると、それまでの処理を中断する。そ
して割込み処理を実行し、内蔵メモリ101に格納され
ている割込み要求に対応するプログラムを起動する。そ
して、このプログラムに従って、バス401,内部共通
バス400およびバス405を通して周辺モジュール1
02内の動作モード設定手段203へ動作モード設定値
を設定する。その後、CPU100は、中断していた処
理を再開する。
【0029】一方、周辺モジュール102内の動作モー
ド設定手段203は、CPU100より動作モード設定
値を書き込まれると、書き込まれた動作モード設定値を
信号線305へ出力する。このとき、動作モード設定手
段203に書き込みがあったことを知らせるために、動
作モード選択信号を信号線300に出力する。選択手段
202は、信号線300に動作モード選択信号が送られ
ているかどうかで、動作モード設定手段203に書き込
みがあったかどうかを判定する。この場合、信号線30
0に信号が送られているため、状態501に移る。
【0030】選択手段202は、動作モード設定手段2
03からの出力信号線305の動作モード設定値を受け
入れて、出力信号線301に動作モード設定値を出力す
るように動作する。
【0031】制御手段201は、信号線301の動作モ
ード設定値をデコードし、信号線302に出力する。信
号線302のデータパス200を制御する信号にもとづ
き、データパス200は実行を開始する。
【0032】データパス200の実行が終了すると、デ
ータパス200は信号線303へ終了信号を出力する。
なお、周辺モジュール102が通常動作をする場合は、
信号線307へ実行結果の値を出力しない。そのため自
己テストのために設けた比較手段207は動作しない。
終了信号発生手段210では、信号線303の信号のタ
イミングを取って、信号線304および信号線314へ
実行終了信号を出力する。
【0033】割込み制御回路103は、信号線304よ
り実行終了信号を受けると、信号線310へ割込み要求
信号を出力する。
【0034】CPU100は、信号線310より割込み
要求信号を受け取ると、それまでの処理を中断し、周辺
モジュール102による処理の後処理を行う。その後、
CPU100は中断した処理を再開する。
【0035】一方、選択手段202は、信号線314よ
り終了信号を受け取ると、周辺モジュール102の動作
が終了したことを確認する。信号線300より新たな動
作モード選択信号が送られていたら、通常動作状態50
1に入る。信号線300より新たな動作モード選択信号
が送られず、かつ、テスト動作設定手段205にテスト
動作設定値が設定されていないときは、初期状態500
に戻る。また、信号線300より新たな動作モード選択
信号が送られず、かつテスト動作設定手段205にテスト
動作設定値が設定されているときは、テスト動作状態5
02に移る。
【0036】次に周辺モジュール102が、テスト動作
状態502の場合について述べる。
【0037】初期状態500または通常動作状態501
で、テスト動作設定手段205にテスト動作設定値を設
定し、動作モード設定手段203に動作モード設定値を
設定しないと、テスト動作状態502に入る。
【0038】周辺モジュール104からの信号線31
1、あるいはチップ外部からパッド209を通して信号
線312からの周辺モジュール102起動要求信号が割
込み制御回路103に送られないため、割込み制御回路
103は、信号線310に割込み要求信号を出力しな
い。CPU100は、信号線310より割込み要求信号
を受け取らないので、動作モード設定手段203に動作
モード設定値を書き込まない。動作モード設定手段20
3は、値を書き込まれないので、信号線300に動作モ
ード選択信号を出力しない。
【0039】選択手段202は、信号線300より動作
モード選択信号が送られないことを確認し、テスト動作
状態502に入る。選択手段202は、テスト動作設定
手段205より出力されている信号線306のテスト動
作設定値を選択して、信号線301に出力する。制御手
段201では信号線301のテスト動作設定値にもとづ
き、データパス200の制御信号を生成し、信号線30
2に出力する。信号線302のデータパス200の制御
信号にもとづき、データパス200は実行を行う。そし
て信号線303に終了信号を出力する。終了信号発生手
段210は、信号線303より終了信号を受け取ると信
号線314に実行終了信号を出力する。テスト動作時
は、テスト動作が終了しても、信号線304には実行終
了信号を出力しない。選択手段202は、信号線314
から実行終了信号を受け取ると、実行終了を確認する。
【0040】データパス200は、実行結果を信号線3
07へ出力する。期待値保存手段206は、期待値を信
号線308へ出力する。比較手段207は、信号線30
7と信号線308の結果を用いて、実行結果と期待値が
不一致かどうかを比較する。比較結果が一致していた場
合、比較手段207は信号線309に不一致信号を出力
しない。割込み制御回路103は、信号線309から不
一致信号が送られないことを確認すると、CPU100
へ信号線313へ割込み要求信号を出力しない。この場
合、故障が存在しなかったため、選択手段202は、信
号線300から動作モード選択信号が送られているかを
確認する。このとき動作モード選択信号が送られていな
ければ、再びテスト動作状態502に入る。また、動作
モード選択信号が送られていれば、通常動作状態501
に入る。
【0041】一方、比較手段207を実行した結果が不
一致だった場合、比較手段207は、信号線309に故
障検出信号を割込み制御回路へ出力する。
【0042】選択手段202は、信号線202の不一致
信号を受け取ると、故障が検出されたことを認識し、信
号線301にデータパス200が実行しない信号を出力
し、周辺モジュール102を停止する。周辺モジュール
102は、停止状態503に入る。
【0043】割込み制御回路103は、信号線309か
ら不一致信号が送られたことを確認すると、周辺モジュ
ール103の故障検出による割込みを示す割込み要求信
号を信号線313に出力する。
【0044】CPU100は、信号線313より送られ
た割込み要求信号を受取ると、周辺モジュール102に
故障が生じたことを認識し、割込み処理を行う。そして
CPU100は、内蔵メモリ101に格納されている割
込み要求に対応するプログラムに起動をかけて処理を実
行する。このプログラムにテスト動作設定手段205の
値の読み出し命令を含めておくことにより、どのような
動作のときに周辺モジュール102に生じた故障の影響
が出たのかを確認することができる。
【0045】このように本実施例では、従来の周辺モジ
ュール102にテスト動作設定手段205,期待値保存
手段206および比較手段207を新たに付加すること
により、シングルチップマイコン動作中において周辺モ
ジュール102に生じた故障を検出することが可能にな
る。そのため、発生した故障による周辺モジュール10
2の誤動作を防止することが可能になる。
【0046】尚、本実施例では、テスト動作設定手段2
05と期待値保存手段206を内部共通バス400に接
続している。そのため、テスト動作設定値と、それに対
応する期待値を、テスト動作設定手段205と期待値保
存手段206にそれぞれを書き込むことで、周辺モジュ
ール102の多様な自己テストを行うことが可能にな
る。また、このテストは、周辺モジュールが本来の動作
を行っていない間に実行するので、周辺モジュールの性
能劣化を引き起こさない。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、周辺モジュールが本来
の動作を行わない間、周辺モジュールの自己テストを行
うことが可能になる。すなわち、シングルチップマイコ
ン動作中に周辺モジュール内に発生した故障を検出する
ことが可能になる。そのため、シングルチップマイコン
動作中に周辺モジュール内に発生した故障が原因で誤動
作が生じることを、周辺モジュールの性能劣化を引き起
こすことなく防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シングルチップマイコンに搭載した周辺モジュ
ールの自己テストを実現するブロック図。
【図2】シングルチップマイコンに搭載した周辺モジュ
ールの従来のブロック図。
【図3】周辺モジュールの状態遷移を示す説明図。
【符号の説明】
100…CPU、101…内蔵メモリ、102…周辺モ
ジュール、103…割込み制御回路、104…周辺モジ
ュール、200…データパス、201…制御手段、20
2…選択手段、203…動作モード設定手段、204…
終了信号発生手段、205…テスト動作設定手段、20
6…期待値保存手段、207…比較手段、208…動作
モード取込み手段、209…パッド、210…終了信号
発生手段、300〜314…信号線、400…内部共通
バス、401〜407…バス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれバスで接続されたCPU,内蔵メ
    モリ,割込み制御回路および内蔵周辺モジュールによっ
    て構成された論理LSIにおいて、周辺モジュール内部
    にテスト動作設定手段、テスト動作時に故障がないと仮
    定したとき得られる結果を保存する期待値保存手段およ
    び動作結果と期待値を比較する比較手段を備えたことを
    特徴とする自己テスト機能内蔵シングルチップマイコ
    ン。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記テスト動作設定手
    段および前記期待値保存手段をバスを介して前記CPU
    に接続した自己テスト機能内蔵シングルチップマイコ
    ン。
JP4306747A 1992-11-17 1992-11-17 自己テスト機能内蔵シングルチップマイコン Pending JPH06162225A (ja)

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JP4306747A JPH06162225A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 自己テスト機能内蔵シングルチップマイコン

Applications Claiming Priority (1)

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JP4306747A JPH06162225A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 自己テスト機能内蔵シングルチップマイコン

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JP4306747A Pending JPH06162225A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 自己テスト機能内蔵シングルチップマイコン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6125456A (en) * 1996-08-28 2000-09-26 Nec Corporation Microcomputer with self-diagnostic unit
CN111722620A (zh) * 2020-07-16 2020-09-29 上海辛格林纳新时达电机有限公司 驱控一体板测试装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6125456A (en) * 1996-08-28 2000-09-26 Nec Corporation Microcomputer with self-diagnostic unit
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