JPH06162187A - ボケ画像修復装置 - Google Patents

ボケ画像修復装置

Info

Publication number
JPH06162187A
JPH06162187A JP4306959A JP30695992A JPH06162187A JP H06162187 A JPH06162187 A JP H06162187A JP 4306959 A JP4306959 A JP 4306959A JP 30695992 A JP30695992 A JP 30695992A JP H06162187 A JPH06162187 A JP H06162187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
ratio
defocus amount
fourier
blur
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4306959A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Shimoyama
邦夫 下山
Masabumi Yamazaki
正文 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP4306959A priority Critical patent/JPH06162187A/ja
Publication of JPH06162187A publication Critical patent/JPH06162187A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高速で画像修復し、高精度のボケ画
像の復元を行うボケ画像修復装置を提供することを目的
とする。 【構成】本発明は、撮影レンズ1の光軸上の配置された
ハーフミラー2及びミラー3と、得られた第1画像,第
2画像を記録する第1画像記録部5,第2画像記録部6
と、これらの画像をフーリエスペクトルにフーリエ変換
する第1フーリエ変換部7,第2フーリエ変換部8と、
前記フーリエスペクトルから比を求める比演算部9と、
前記比からテーブル13に基づき、デフォーカス量を決
定するデフォーカス量決定部12と、前記デフォーカス
量及びFΔ記憶部10からの撮影レンズの光束のFナン
バと2つの結像位置間の距離Δから復元画像を得る逆フ
ーリエ変換部11とで構成されるボケ画像修復装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は劣化像修復システムに係
り、特に電子映像または銀塩フィルム画像におけるボケ
を修復するボケ画像修復装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子映像または銀塩フィルム画像
に生じる画像のボケや像ブレを修復するための種々の手
法が提案されている。
【0003】本出願人が提案した特願平4−17860
0号に記載される画像のボケを修復する手法として、フ
ーリエ変換部により原像のフーリエ変換像を形成し、逆
フィルタ部により原像のボケもしくは像ブレの少なくと
も一方に関する逆フィルタ像を形成する。そして、相関
像形成手段により前記フーリエ変換像と前記逆フィルタ
像との相関像を形成し、さらに逆フーリエ変換部により
前記相関像の逆フーリエ変換像を形成するとともに、コ
ントラスト演算部により前記逆フーリエ変換像のコント
ラストを求め修正部により前記コントラストに応じて逆
フィルタ部を修正する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特願
平4−178600号に記載される画像のボケを修復す
る手法においては、画像のボケの大きさをトライアンド
エラーで修正しながら、画像修復するため、修復時間が
長くかかり、実用的ではない。そこで本発明は、高速で
画像修復し、高精度のボケ画像の復元を行うボケ画像修
復装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ピント状態の異なる2つの結像位置で撮影
された2つの画像の一方の画像の所定領域の第1画像に
対する第1のフーリエスペクトルと、前記第1画像に対
応する他方の画像の所定領域の第2の画像に対する第2
のフーリエスペクトルと、前記第1のフーリエスペクト
ルと前記第2のフーリエスペクトルとの比を求める比較
手段と、前記比較手段により求められた比、前記異なる
2つの結像位置間の距離及び、撮影レンズ光線束のFナ
ンバとから、前記第1画像のデフォーカス量を求める手
段と、前記デフォーカス量から前記第1画像又は前記第
2画像のボケの大きさを求める手段と、前記ボケの大き
さに基づいて、前記第1画像又は前記第2画像のボケを
修復する手段とで構成されるボケ画像修復装置を提供す
る。
【0006】
【作用】以上のような構成のボケ画像修復装置は、異な
る2つの結像位置で撮影された2つの画像の中で、対応
する所定領域の2つの画像のフーリエスペクトルが求め
られ、これらの比に基づくデフォーカス量が求められ、
さらに、デフォーカス量からボケの大きさが求められ、
逆フーリエ変換により、ボケのない画像が復元される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0008】図1には、本発明による実施例としてのボ
ケ画像修復装置の概略的な構成を示し、説明する。本ボ
ケ画像修復装置は、同一被写体に対して、ピント位置の
異なる2枚の画像と、Fナンバと、後述する所定距離Δ
とから、画面の任意領域のボケ画像を復元し、ボケのな
い画像を再生するものである。
【0009】このボケ画像修復装置においては、撮影レ
ンズ1の光軸上に、ハーフミラー2及びミラー3が並設
される。このハーフミラー2から得られる第1画像は、
第1画像記録部5に記録され、ミラー3で反射された第
2画像は、第2画像記録部6に記録される。また前記撮
影レンズ1の近傍には、絞り4が設けられている。
【0010】そして前記第1画像記録部5及び、第2画
像記録部6から読出された各画像は、第1フーリエ変換
部7,第2フーリエ変換部8により、それぞれフーリエ
変換され、フーリエスペクトルとして、比演算部9に出
力される。また、第1フーリエスペクトルは、逆フーリ
エ変換部11にも出力される。
【0011】前記比演算部9は、第1フーリエスペクト
ルと第2のフーリエスペクトルとを比較し、その比をデ
フォーカス量決定部12に出力する。前記デフォーカス
量決定部12は、予めフーリエスペクトルの比に対応す
るデフォーカス量の関係を記録するテーブル13に基づ
き、算出された比のデフォーカス量を逆フーリエ変換部
11に出力する。
【0012】前記逆フーリエ変換部11は、FΔ記憶部
10からの撮影レンズの光束のFナンバと2つの結像位
置間の距離Δ、及び前記第1フーリエスペクトルと前記
デフォーカス量に基づき、復元された画像信号が得られ
る。
【0013】すなわち、このボケ画像修復装置による画
像信号の復元動作において、異なる2つの結像位置で撮
影された2つの画像の中で、対応する所定領域の2つの
画像の第1フーリエスペクトルと第2フーリエスペクト
ルを求める。
【0014】次に前記第1のフーリエスペクトルと第2
のフーリエスペクトルの比を求める。これらフーリエス
ペクトルの比は、撮影レンズの光束のFナンバ、前記2
つの結像位置間の距離が決まれば、前記2つの画像の合
焦位置からのずれ(デフォーカス量)と1:1の対応関
係が成り立つ。
【0015】従って、デフォーカス量と前記フーリエス
ペクトルの比との対応関係をテーブル表の形でROM等
に予め記録しておき、前記2つの画像のフーリエスペク
トルの比と比較することにより、デフォーカス量を求め
ることができる。
【0016】そして、デフォーカス量が求まると、簡単
な関係によりボケの大きさが求められ、つぎに逆フーリ
エ変換により、ボケのない画像を復元する。また、フー
リエスペクトルの比とデフォーカス量との対応表は、撮
影レンズの光束のFナンバと前記2つの結像位置間の距
離により一意的に決まるため、この2つの情報をカメラ
の記録部に記録しておき、ボケ画像の修復時に参考デー
タに用いている。次に図2を参照して画像とデフォーカ
ス量の関係について説明する。
【0017】図2に示すように、撮影レンズ14の光軸
上に距離Δを隔てた2つの位置S1,S2に結像する画
像の濃度分布をそれぞれ、g1(x,y),g2(x,
y)(但し、(x,y)は位置座標とする)とし、さら
にf(x,y)を合焦した画像とすると、
【0018】
【数1】
【0019】の関係が成り立つ。ここで、*はコンボリ
ューション演算を表わす記号であり、h1(x,y),
h2(x,y)は、それぞれS1,S2の位置における
レンズのPSF(Point Spread Function )である。こ
こで(1)式,(2)式の両辺をフーリエ変換すると、
【0020】
【数2】
【0021】が成り立つ。ここで、G1,G2,F,H
1,H2は、それぞれg1,g2,f,h1,h2のフ
ーリエスペクトルである。さらに、u,vは、周波数を
表わす。ここで、(3)式を(4)式で除すると、
【0022】
【数3】
【0023】となり被写体に関する情報、F(u,v)
が消去される。前記撮影レンズ14に収差がない場合、
RSFは回転対称になり、そのフーリエ変換になる。O
TF(Optical Transfer Function)H(s)も回転対称
となる。前記H(s)は、
【0024】
【数4】 で表わされる。また、図3を参照すると、
【0025】
【数5】 ここで、J1は1次のベクセル関数、Sは空間周波数、
Fは光線束のFナンバ、dはデフォーカス量である。こ
の図2に示すように、結像面S1,S2のデフォーカス
量をd1,d2とすると、d2−d1=Δ(一定)であ
るため、これと(6)式,(7)式から、
【0026】
【数6】 ここで、(8)式は、S1のデフォーカス量d1とH1
/H2が1対1に対応することを表わす。
【0027】従って、図4に示すようなH1/H2とd
1との対応表を予め作成しておけば、S1とS2におけ
る2つの画像より算出されたH1/H2より、デフォー
カス量d1が求められることになる。
【0028】しかし実際の演算においては、OTF(H
(s))のかわりに、その絶対値であるMTF(Medula
tion Transfer Function)を用いる(以下、H1/H2
をMTF比と称する)。
【0029】そして(8)式から明らかなように、MT
F比とデフォーカス量dとの対応表は、光線束のFナン
バ、S1,S2の距離Δ、空間周波数Sをパラメータと
して変わってくる。
【0030】また実際の被写体は、図5に示すように画
面15上の被写体位置に応じて、デフォーカス量dが異
なるため、画像を適当な領域に分割して指定された領域
のデフォーカス量dを求めることになる。
【0031】前記デフォーカス量d1が求まると(6)
式,(7)式からMTF(H(s))を求め、その後、
空間周波数座標Sをu,vに変換し、H1(u,v)を
求める。ここで、G1(u,v),H1(u,v)は、
既知であるため、(3)式からF(u,v)が求まる。
次にF(u,v)を逆フーリエ変換すれば合焦した画像
が得られることになる。また本実施例では、S1位置で
撮影した画像から合焦した画像を復元した例を示した
が、さらにH2(u,v)を求め、(4)式の関係か
ら、S2位置で撮影した画像を用いて合焦した画像を復
元することもできる。
【0032】次に図7には、ボケ画像修復装置の回路構
成例を示し、得られる2つの画像からのデフォーカス量
及びフーリエスペクトルと、Fナンバ、距離Δとから画
面の任意領域のボケ画像を復元する信号処理について説
明する。
【0033】このボケ画像修復装置において、光源21
とスキャナ24との間に、撮影済みのフィルム22が挟
まれるように構成される。前記フィルム22に設けられ
た図示しない磁気記録部に記録された情報を記録再生す
るように磁気ヘッド23が設けられている。前記スキャ
ナ24は、ピント状態の異なる2つの画像を順次スキャ
ンし、選択回路5に第1,第2の画像信号として出力す
る。前記第1画像信号は画像メモリ26、第2画像信号
は画像メモリ27に、それぞれデジタルの画像データと
して格納される。
【0034】そして、前記画像メモリ26,27に画像
データが格納された後、選択回路28は、まず前記画像
メモリ26を選択し、格納される画像データが順次、ゲ
ート回路29に送られる。
【0035】前記ゲート回路29は、画面の中のピント
を合わせたい領域の信号を通過させる。例えば、図5に
示したように、画面15を複数の領域に分割した領域の
中から、ピントを合わせたい1つの領域の信号を通過さ
せる。これらの領域の中から、どの領域の信号を通過さ
せるかは、撮影者の指示により予め領域選択データ30
に設定されている。
【0036】前記ゲート回路29を通過した画像データ
は、フーリエ変換回路31により、フーリエ変換され、
得られたフーリエスペクトルデータが選択回路32に出
力される。そして、前記選択回路32によりフーリエス
ペクトルメモリ14にストアされる。
【0037】一方、前記選択回路28は、前記画像メモ
リ27を選択し、同様に、格納される画像データが順
次、ゲート回路29に送られ、得られたフーリエスペク
トルデータはフーリエスペルトルメモリ34に格納され
る。次に各フーリエスペルトルメモリ33,34から読
出されたフーリエスペクトルデータは、除算回路35に
より、(5)式のMTF比が求められる。
【0038】また前述した磁気ヘッド23は、フィルム
情報読取り回路36に制御され、前記フィルム22の磁
気記録部から、撮影時のFナンバ、2つの結像面の距離
Δ(図1の示す)の情報を読み出す。そして読み出され
た情報は、図4に示したMTF比とデフォーカスdの対
応表が格納されているテーブルデータメモリ37に出力
される。この対応表は、Fナンバ、距離Δにより異なる
ため、複数の対応表が用意され、その中から、読出され
たFナンバとΔに対応した対応表が選択される。
【0039】次に、この選択された対応表と前記MTF
比から図4に示すような関係に基づいてデフォーカス演
算回路38によりデフォーカス量d1が求められる。そ
して、ボケの大きさ演算回路39により(7)式の関係
からボケの大きさを求め、さらにMTF演算回路40
で、(6)式によりMTF(=|H(S) |)を演算す
る。 次に逆フィルター回路41で、(3)式の関係か
ら合焦した画像のフーリエスペクトルF(u,v) を求め、
逆フーリエ変換回路42により合焦された画像f(x,
y)を求め、画像メモリ43にストアする。前記画像メ
モリ43の画像データは、プリンタ44により、ボケの
復元された画像がプリントアウトされる。次に図8,図
9には、前述した図1に示すボケ画像修復装置を搭載し
たカメラの構成例を示し説明する。
【0040】図8に示す第1のカメラにおいて、カメラ
本体51に装着された撮影レンズ52を通った光像は、
ハーフミラー53に導かれた半分の光像は、シャッタ5
8を介して、フィルム面56aに結像し、ハーフミラー
53で反射された残りの半分の光像は、ミラー54で反
射され、シャッタ58を介して、フィルム面56bに結
像する。
【0041】このフィルム面56a,56bに導かれた
光像は、画面の予め決められた(例えば、画面中央)の
被写体にピントが合うように設計されている。当然、フ
ィルム面56a,56bに結像する像は、前記被写体に
対しては大きくデフォーカスされている。
【0042】このように図8のカメラ構成においては、
発明の要旨に対して、基本的な構造であるが、構造的に
2つの像に対する光路差をフィルム面56aとフィルム
面56bの距離をあける必要があり、実現に際しては、
大型になり、十分な精度を得るのが難しい。
【0043】そこで実現可能な構造として、図9に示す
カメラの構成例がある。このカメラは、カメラ本体1に
装着された撮影レンズ62を通った光像は、シャッタ6
3を介してハーフミラー64に導かれる。このハーフミ
ラー64を透過した光像は、フィルム面66aに結像
し、該ハーフミラー64で反射されたフィルム面66b
に結像する。
【0044】このような構成にすれば、フィルム面66
aとフィルム面66bに結像する光線の光路差を任意に
設定できる。図8又は図9に示すような構成のカメラで
ピント状態の異なる2枚の写真を撮影した後、図6に示
すようなフィルム上の磁気記録部にボケ画像復元に必要
なパラメータの書き込みを行なう。
【0045】図6において、フィルム16には磁気シー
ト17が印刷されており、撮影が終了すると、カメラに
内蔵されているCPU19は磁気記録回路20を駆動さ
せ、磁気ヘッド18介をして前記磁気シート17に、F
ナンバと図2で説明した2つの画像の結像面S1,S2
の差Δを記録する。
【0046】以上のように本実施例のボケ画像修復装置
においては、ピント状態の異なる2枚の画像から任意の
領域にピントの合った画像から、ボケの大きさを解析的
に算出し、ボケ画像の修復を行なうため、高速で画像修
復し、高精度のボケ画像を復元することができる。
【0047】尚、本実施例では、銀塩写真に適用した例
について述べてきたが、本発明は前述した実施例に限定
されるものではなく、電子画像等にも適用でき、他にも
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形や応用が可能
であることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、高
速で画像修復し、高精度のボケ画像を復元するボケ画像
修復装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による実施例としてのボケ画像
修復装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】図2は、撮影レンズの光軸上に距離Δを隔てた
2つの位置に結像する画像とデフォーカス量の関係を示
す図である。
【図3】図3は、撮影レンズの光軸上に結像する画像と
デフォーカス量の関係を示す図である。
【図4】図4は、フーリエスペクトルとデフォーカス量
との関係を示す図である。
【図5】図5は、被写体が写し出された画面の状態を示
す図である。
【図6】図6は、フィルム上の磁気記録部にボケ画像の
復元に必要なデータを書き込むための構成例を示す図で
ある。
【図7】図7は、図1に示したボケ画像修復装置の回路
の構成例を示す図である。
【図8】図8は、図1に示したボケ画像修復装置を搭載
したカメラの第1の構成例を示す図である。
【図9】図9は、図1に示したボケ画像修復装置を搭載
したカメラの第2の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,14…撮影レンズ、2…ハーフミラー、3…ミラ
ー、4…絞り、5…第1画像記録部、6…第2画像記録
部、7…第1フーリエ変換部、8…第2フーリエ変換
部、9…比演算部、10…FΔ記憶部、11…逆フーリ
エ変換部、12…デフォーカス量決定部、13…テーブ
ル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【数5】 ここで、J1は1次のベッセル関数、Sは空間周波数、
Fは光線束のFナンバ、dはデフォーカス量である。こ
の図2に示すように、結像面S1,S2のデフォーカス
量をd1,d2とすると、d2−d1=Δ(一定)であ
るため、これと(6)式,(7)式から、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピント状態の異なる2つの結像位置で撮
    影された2つの画像のうち、一方の画像の所定領域の第
    1画像に対する第1のフーリエスペクトルと、 前記第1画像に対応する他方の画像の所定領域の第2の
    画像に対する第2のフーリエスペクトルと、 前記第1のフーリエスペクトルと前記第2のフーリエス
    ペクトルとの比を求める比演算手段と、 前記比演算手段により求められた比、前記異なる2つの
    結像位置間の距離及び、撮影レンズ光線束のFナンバか
    ら、前記第1画像のデフォーカス量を求めるデフォーカ
    ス量決定手段と、 前記デフォーカス量から前記第1画像又は前記第2画像
    のボケの大きさを求める手段と、 前記ボケの大きさに基づいて、前記第1画像又は前記第
    2画像のボケを修復する手段とを具備することを特徴と
    するボケ画像修復装置。
JP4306959A 1992-11-17 1992-11-17 ボケ画像修復装置 Withdrawn JPH06162187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4306959A JPH06162187A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ボケ画像修復装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4306959A JPH06162187A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ボケ画像修復装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06162187A true JPH06162187A (ja) 1994-06-10

Family

ID=17963335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4306959A Withdrawn JPH06162187A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ボケ画像修復装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06162187A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524073A (ja) * 2007-04-06 2010-07-15 グローバル バイオニック オプティクス リミテッド 高被写界深度撮像システム及び虹彩認証システム
JP2011518341A (ja) * 2008-02-29 2011-06-23 グローバル バイオニック オプティクス リミテッド 単一レンズの拡張被写界深度の撮像システム
JP2013089230A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 General Electric Co <Ge> デプスフロムデフォーカス撮像用のシステムおよび方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524073A (ja) * 2007-04-06 2010-07-15 グローバル バイオニック オプティクス リミテッド 高被写界深度撮像システム及び虹彩認証システム
US8594388B2 (en) 2007-04-06 2013-11-26 FM-Assets Pty Ltd Large depth-of-field imaging system and iris recogniton system
JP2011518341A (ja) * 2008-02-29 2011-06-23 グローバル バイオニック オプティクス リミテッド 単一レンズの拡張被写界深度の撮像システム
JP2013089230A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 General Electric Co <Ge> デプスフロムデフォーカス撮像用のシステムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5192969A (en) Stereographic projecting and recording method and apparatus therefor
US6927922B2 (en) Imaging using a multifocal aspheric lens to obtain extended depth of field
US8368762B1 (en) Methods and apparatus for camera calibration based on multiview image geometry
US6747702B1 (en) Apparatus and method for producing images without distortion and lateral color aberration
JP3766308B2 (ja) カメラおよび画像形成システム
JP2004328506A (ja) 撮像装置および画像復元方法
US5293208A (en) Camera and printing apparatus which can be used for trimming shots
JPH06162187A (ja) ボケ画像修復装置
JP2000259070A (ja) ホログラム作成装置および方法
US6909491B2 (en) Electronic and film theatrical quality
JP3596174B2 (ja) 画像データ生成方法
US20030215230A1 (en) Method and system for correcting non-symmetric distortion in an image
US5572633A (en) Key-subject alignment method and printer for 3D printing utilizing a video monitor for exposure
JPH1169277A (ja) 画像処理方法および装置
JP3054461B2 (ja) 所定倍率の再生を可能とするビデオ系カメラ
JP2004133551A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム、および画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP3096521B2 (ja) ぶれ画像復元装置
JP2907465B2 (ja) 画像入出力装置
JPH0627512A (ja) ぶれ画像復元装置
JPH10319518A (ja) カラー画像形成装置
JP3855850B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000138944A5 (ja)
JPH09181866A (ja) カメラシステム
JP2722571B2 (ja) トリミング撮影可能な撮影装置及びプリンタ装置
JPH03153228A (ja) トリミングプリント作成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201