JPH0616153Y2 - 脚立用踏み杆 - Google Patents

脚立用踏み杆

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JPH0616153Y2
JPH0616153Y2 JP1988105942U JP10594288U JPH0616153Y2 JP H0616153 Y2 JPH0616153 Y2 JP H0616153Y2 JP 1988105942 U JP1988105942 U JP 1988105942U JP 10594288 U JP10594288 U JP 10594288U JP H0616153 Y2 JPH0616153 Y2 JP H0616153Y2
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rod
opening
stepping
stepping rod
mud
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JP1988105942U
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JPH0227500U (ja
Inventor
隆 内山
Original Assignee
株式会社内山商会
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は農業や園芸などの作業に好適な脚立や梯子の踏
み段に用いられる踏み杆に関するものであり、特に踏み
段の滑りを防止し、踏み段に付着する泥等の除去を容易
にしたものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来脚立や梯子の踏み段には木製や金属製の板や中実の
棒が用いられ、あるいは軽量化を図るために中空パイプ
等が用いられており、それらの上面には通常滑り止めの
ため凹凸が設けられている。
ところで一般に農業や園芸などにおける作業では田畑な
どの泥が作業靴の裏に付着した状態のままで脚立や梯子
に上ることは頻繁にある。ところがこのような状態で脚
立や梯子の踏み段を上り降りすると、上記いずれの踏み
段であっても靴の裏の泥などが踏み段の上に次第に堆積
して、滑り易くなり、また移動運搬時に重くなるという
不都合があった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこれに鑑み種々検討の結果、踏み段上に泥等の
付着し難い脚立用踏み杆を開発したものである。
即ち本考案踏み杆の1つは、踏み段に用いる中空の踏み
杆において、踏み杆下面に開口を設け、かつ踏み杆上面
の複数箇所を突出させて形成した突起部の踏み段踏み上
り側の面に開口部を設けたことを特徴とするものであ
る。
また本考案踏み杆の他のものは、踏み段に用いる中空の
踏み杆において、踏み杆下面に開口を設け、かつ踏み杆
上面の横方向に連続した開口部を設け、該開口部端縁と
下面とを連結する補強板を設けて上記開口部と下面の開
口とを連通したことを特徴とするものである。
〔作用〕
このように断面中空の踏み杆の上面に開口を設けるのは
泥や塵等の付着した靴で本考案踏み杆を用いた踏み段を
踏み上がっても、泥等は中空踏み杆の内部に落下するの
で踏み杆の上には泥等は付着せず、従って踏み段に乗っ
ての作業でも靴は泥等で滑ることがなく安全性が高い利
点を持つ。
さらに踏み杆の下面に開口を設けるのは、踏み杆の内部
に落下した泥等を外部に排出させるために有効だからで
あり、開口の大きさや形状は踏み杆の強度が保たれるな
らば任意に選ぶことが出来る。
また踏み杆上面の複数箇所を突出させて形成した突起部
の、踏み段の踏み上がり側の面に開口部を設けるのは、
このような突起部は靴で踏み杆を踏むときに常に靴の裏
の泥を掻き取る効果を持ち、特に靴の裏に固く付着した
泥等には極めて有効である。しかもこの突起部そのもの
も滑り止めの効果を有する。
さらに踏み杆上面に横方向に連続した開口部を設け、上
面の開口部側端縁と下面とを連結する補強板を設けて上
記開口部と下面の開口とを連通させることにより、踏み
杆を踏んだときに靴の裏の泥が効率よくかつ多量に中空
内部に落下するからであり、さらに下面の開口から排出
されないような泥等も上面の連続した開口部から容易に
排除することが出来るからである。
なおこのような踏み杆の材質としてはどのようなもので
も用いることが出来るが、加工のし易さや軽量であるこ
とを考慮するとAlやAl合金の押し出し材が好適であ
る。
〔実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例によって説明する。
実施例(1) 第5図に示すように左右の脚杆(1)(2)の間に踏み杆(3)
を段設し、両脚杆(1)(2)の上端台枠(4)の後杆に回動可
能でかつ着脱自在に連結できる一脚支持体(5)を取りけ
た脚立(6)の該踏み杆(3)として次に示すようなAl合金
製の押し出し材からなる踏み杆を用いた。
即ち第1図(イ)(ロ)に示すように踏み杆(3)の上面
を構成する表面に凹凸を有し、裏面の長手方向の片側の
端縁部に凹部(7)を、他の片側の端縁部に鉤形部(8)を形
成した出し板(9)を製造し、その表面の複数箇所を突出
させて、押し出し方向と直交し、脚立(6)に人が踏み上
がる側の面に開口部(10)を有する突起部(11)を設けた。
また該踏み杆(3)の上面以外の面はやはり押し出しによ
り断面湾曲で長手方向の片側端縁を上記凹部(7)に嵌合
する形状の凸部(12)に形成し、他の片側端縁は上記鉤形
部(8)と係合する鉤形部(8′)を形成した押し出し湾曲板
(13)を一体に形成した後、最下面に押し出し方向に貫通
孔(14)を適宜隔設して作製した。
その後上記押し出し板(9)と押し出し湾曲板(13)を所定
の長さに切断し、図に示すように組み合わせて断面中空
の組合せ踏み杆(15)とした。
この踏み杆(15)によれば靴裏に泥が付着したまま脚立に
上がっても突起部(11)により、靴の裏が掻かれるので泥
は掻き落とされ開口部(10)から内部に落下し、さらに下
面の貫通孔(14)より排出される。
実施例(2) 第5図に示す脚立(6)の踏み杆(3)として第1図に示す断
面中空の組合せ踏み杆(15)と同じ断面形状で、接合部の
ないAl合金製の一体中空管を押し出し成形した後、第
1図の組合せ踏み杆(15)と同様に上面に突起部(11)を多
数形成し、下面に貫通孔(14)を隔設して所定の長さに切
断し、一体型踏み杆(16)を作製した。
この踏み杆(16)は押し出しにより中空断面が一体成形で
きるので製造コストを低減できる。
実施例(3) 第5図に示す脚立(6)の踏み杆(3)として第3図に示すよ
うに上面(20)の長手方向中央部に帯状の開口部(10)を形
成し、さらに上面の開口側端縁には補強のため補強板(1
7)(17)を下面(18)との間に設け、また補強板(17)(17)で
挟まれた下面(18)には貫通孔(14)を長手方向に隔設した
角形一体踏み杆(19)を作製した。
この踏み杆(19)は強度が大きく、また上面が連続的に広
く開いているので靴裏の泥等を多量に除去できる。
実施例(4) 第4図に示す本考案踏み杆は第3図に示す踏み杆(19)と
同様に上面(20)に帯状の開口部(10)を有し、上面の開口
側端縁には補強板(17)(17)を設け、下面(18)には貫通孔
(14)を隔設したが、下面(18)の断面形状は実施例(1)お
よび実施例(2)と同じく湾曲した形状とした湾曲形一体
踏み杆(21)である。
この踏み杆(21)は靴裏の泥を取り易く、また内部に落下
した泥は下面(118)の斜面に沿って貫通孔(14)から排出
し易い構造である。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、梯子や脚立の踏み段に泥や
塵が堆積して滑りやすくなる恐れがないので踏み段に上
がっての作業の際に安全性が極めて高い等の効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ)(ロ)は本考案の一実施例を示すもので、
(イ)は第5図のAA′線断面図、(ロ)は部分斜視
図、第2図ないし第4図はそれぞれ本考案の他の実施例
を示す第5図のAA′線断面図、第5図は本考案踏み杆
を用いた脚立の一例を示す斜視図である。 1,2……脚杆 3……踏み杆 4……上端台枠 5……一脚支持体 6……脚立 7……凹部 8,8′……鉤形部 9……押し出し板 10……開口部 11……突起部 12……凸部 13……押し出し湾曲板 14……貫通孔 15……組合せ踏み杆 16……一体形踏み杆 17……補強板 18……下面 19……角形一体踏み杆 20……上面 21……湾曲形一体踏み杆

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】踏み段に用いる中空の踏み杆におい、踏み
    杆下面に開口を設け、かつ踏み杆上面の複数箇所を突出
    させて形成した突起部の踏み段踏み上り側の面に開口部
    を設けたことを特徴とする脚立用踏み杆。
  2. 【請求項2】踏み段に用いる中空の踏み杆において、踏
    み杆下面に開口を設け、かつ踏み杆上面の横方向に連続
    した開口部を設け、該開口部端縁と下面とを連結する補
    強板を設けて上記開口部と下面の開口とを連通したこと
    を特徴とする脚立用踏み杆。
JP1988105942U 1988-08-12 1988-08-12 脚立用踏み杆 Expired - Lifetime JPH0616153Y2 (ja)

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JPH0227500U JPH0227500U (ja) 1990-02-22
JPH0616153Y2 true JPH0616153Y2 (ja) 1994-04-27

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WO2023200795A1 (en) * 2022-04-11 2023-10-19 Werner Co. Treads for climbing products and methods of manufacture

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