JPH061614U - 防塵幕 - Google Patents

防塵幕

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Publication number
JPH061614U
JPH061614U JP4040192U JP4040192U JPH061614U JP H061614 U JPH061614 U JP H061614U JP 4040192 U JP4040192 U JP 4040192U JP 4040192 U JP4040192 U JP 4040192U JP H061614 U JPH061614 U JP H061614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
space
roof
work
dustproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP4040192U
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4040192U priority Critical patent/JPH061614U/ja
Publication of JPH061614U publication Critical patent/JPH061614U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防塵幕内に機器を挿入するときも組立て作業
中も、作業空間に塵埃や雨等が進入することを完全に防
止する。 【構成】 作業空間Wの一側に予備空間Vを含んで囲う
ように防塵幕を形成し、作業空間Wと予備空間Vとの間
を開閉可能に仕切る隔幕7を設け、防塵幕の屋根幕5に
機器挿入穴6hを設け、屋根幕5を作業空間Wと予備空
間Vとを結ぶ方向に移動可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば現地で機器組立て等の作業を行う場合など、その作業空間 を囲って塵埃や雨などを遮断して保護する防塵幕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の防塵幕を示す。支柱2を立て、屋根枠材3を渡し、側幕4及び屋 根幕5を展張して防塵幕を形成し、作業空間を囲う。屋根幕5にはファスナー6 1で開閉して機器挿入穴6hを開けることができるようになっている。図2(B )に示すように、機器挿入穴6hを開け、クレーンで吊った例えばガス絶縁装置 のブッシングなどの接続する機器91を機器挿入穴6hを通して防塵幕内に吊り 下ろし、組立て作業を行う。防塵幕は塵埃や雨雪等を遮断し保護する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の防塵幕は以上のようであるが、図2(B)に示すように、機器挿入穴6 hを開けて接続する機器91を挿入するとき、塵埃や雨等がこの防塵幕内に自由 に入るので、防塵幕の機能が完全には果たされず、機器の組立て接続面等が汚損 するなど不具合が生じるというような課題があった。
【0004】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、防塵幕内に接 続する機器91を挿入するときも作業中も、作業空間に塵埃や雨等が進入するこ とを完全に防止することができる防塵幕を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る防塵幕は、作業空間の一側に予備空間を含んで囲うように形成 し、この防塵幕内の前記作業空間と前記予備空間との間を開閉可能に仕切る隔幕 を設け、この防塵幕の屋根を形成する屋根幕に機器の挿入に適応する形状の機器 挿入穴を設け、前記屋根幕を前記作業空間と前記予備空間とを結ぶ方向に移動可 能としたものである。
【0006】
【作用】
この考案における防塵幕の屋根幕を移動して、機器挿入穴の位置を予備空間上 とし、隔幕を閉めて作業空間と予備空間とを隔離した後、機器挿入穴を開け、機 器を挿入すれば、機器挿入穴から塵埃等が予備空間内に進入しても、隔幕は、予 備空間と作業空間とを仕切って塵埃等が作業空間に進入することを阻止する。次 に、挿入した機器と機器挿入穴との隙間を塞いだ後、隔幕を開いて、挿入した機 器と共に屋根幕を作業空間の方へ移動させ、機器を機器組立て位置に設定して、 機器を組み立てる。作業中、防塵幕は塵埃等が進入することを阻止する。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、2は支柱、 3は屋根枠材、4は側幕、5は屋根幕である。この防塵幕は、例えば現地でガス 絶縁装置のブッシングのような大形機器の組立て等の作業を行う場合等に、その 作業空間を囲って塵埃や雨等を遮断して保護するものである。この防塵幕の組立 ては、作業空間W(図3参照)にその一側の予備空間Vを含めて囲むように、4 本,6本又はそれ以上の数の支柱2を立て、各支柱2の上端間に渡して所要本数 の屋根枠材3を取り付け、周囲に側幕4を展張し、上部に屋根幕5を展張する。 雨等が予想される場合は、支柱2に高低をつけて屋根幕5に傾斜を持たせるよう にすればよい。
【0008】 この防塵幕は、図1に示すように、防塵幕内の作業空間Wと予備空間V(図3 参照)との間を仕切る隔幕7を設ける。隔幕7は開閉又は着脱可能である。また 、屋根幕5のほぼ中央部に穴を開け、その穴を塞ぐように着脱幕6を、着脱幕6 の外囲と屋根幕5の穴の内周とをファスナー61で密封接続して取り付ける。着 脱幕6は、外周部以外は伸縮可能又はだぶだぶに作り、着脱幕6の中央部に、接 続する機器91を挿入可能で、締付け紐62で締めて塞ぐことができる機器挿入 穴6hが開けてある。着脱幕6は、機器の大小,形状に応じることができるよう に、各種の大きさの機器挿入穴6hを有するものを用意してもよい。また、屋根 幕5は、長手方向(作業空間Wと予備空間Vとを結ぶ方向)に余分に長く作り、 長手方向に移動可能とし、両端部には屋根幕巻取り装置81,82を設け、屋根 幕5の巻き取り巻き出しを可能とする。屋根幕巻取り装置81,82は手動でも 電動でもよい。勿論、屋根幕5の移動中でも、屋根幕5と側幕4との間は塵埃等 が進入しない封止状態を維持するように形成する。屋根幕5の長さ及び屋根幕巻 取り装置81,82の巻き取り容量は、概ね、着脱幕6が予備空間Vの中央と作 業空間Wの中央との間を移動することができる距離以上とする。
【0009】 次に、この防塵幕の使用方法と作用について説明する。機器組立て作業にあた り、先ず、図3(A)に示すように、例えば、この防塵幕内の図の左側の部分に 接続される機器92が位置する作業空間Wとし、右側の部分は予備空間Vとなる ようにして、図1に示すように、支柱2を立て、屋根枠材3を渡して、側幕4及 び屋根幕5を展張して、この防塵幕を組立て、図3(A)に示すように、隔幕7 を展張して作業空間Wと予備空間Vとの間を仕切る。このとき、屋根幕5の着脱 幕6は予備空間V上に位置するようにしておく。次に、着脱幕6の締付け紐62 を拡げて機器挿入穴6hを開け、クレーンで吊り上げて持ってきた接続する機器 91を吊り下げて機器挿入穴6hから挿入する。接続する機器91を適当な高さ まで挿入したところで、図3(B)に示すように、着脱幕6の締付け紐62を締 めて接続する機器91との隙間を塞ぐ。機器挿入穴6hが開いた後、締付け紐6 2を締めて接続する機器91との隙間を塞ぐまでの間に、機器挿入穴6hから塵 埃や雨等が予備空間V内に進入することがあっても、予備空間Vと作業空間Wと の間は隔幕7で閉鎖しているので、隔幕7は、進入した塵埃等が予備空間Vから 作業空間Wへ進入するのを阻止する。これにより、作業空間W内の接続される機 器92等は清浄に保持される。
【0010】 次に、図3(C)に示すように、隔幕7を開けるか取り外すかする。次に、屋 根幕5を左側屋根幕巻取り装置82で巻き込むと共に右側屋根幕巻取り装置81 を巻き出して、屋根幕5を図の左方へ移動させ、同時にクレーンで吊っている接 続する機器91も左方へ移動させる。接続する機器91が接続される機器92の 上まで移動したところで、図3(D)に示すように、接続する機器91を吊り下 げて接続される機器92と接合面を合わせ、組立て作業を行う。予備空間Vから 作業空間Wへの移動中は、屋根幕5と接続する機器91とを同じように移動させ ることにより、締付け紐62で締めて着脱幕6と接続する機器91との隙間を塞 いだ状態で移動させることができるので、塵埃や雨等がこの防塵幕内に進入する ことはない。勿論、組立て作業中も締付け紐62を締めて隙間がない状態に保持 するのがよい。以上のような手順で作業を行うことにより、塵埃や雨雪等に災い されることなく、清浄な環境で機器の組立て作業を行うことができる。
【0011】 なお、上記実施例では、屋根幕5を屋根幕巻取り装置81,82で巻き取り巻 き出すようにしたが、例えば、屋根幕5の両端部がこの防塵幕の両端縁部から垂 れ下がるようにして、屋根幕5の両端部を上げ下げすることにより、屋根幕5を 移動させるようにしてもよい。また、接続する機器91の大きさ等の変化が少な い場合などには、着脱式の着脱幕6を設ける必要はなく、機器挿入穴6hを直接 屋根幕5に設けてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、開閉可能な隔幕と機器挿入穴とを設け、屋 根幕を移動可能としたので、作業空間に塵埃,雨等が進入することを完全に阻止 することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による防塵幕の斜視図であ
る。
【図2】従来の防塵幕を示し、(A)は閉鎖状態の斜視
図、(B)は作業中の状態を示す斜視図である。
【図3】この考案の一実施例による防塵幕の使用手順を
示す側面断面図であり、(A)は第1段階図、(B)は
第2段階図、(C)は第3段階図、(D)は第4段階図
である。
【符号の説明】
2:支柱、 3:屋根枠材、 4:側幕、 5:屋根幕、 6:着脱幕、 61:ファスナー、 62:締付け紐、
6h:機器挿入穴、 7:隔幕、 81,82:屋根幕巻取り装置、 91:接続する機器、 92:接続される機器、 W:作業空間、 V:予備空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器組立て等の作業空間を囲って保護す
    る防塵幕であって、この防塵幕を前記作業空間の一側に
    予備空間を含んで囲うように形成し、前記防塵幕内の前
    記作業空間と前記予備空間との間を開閉可能に仕切る隔
    幕を設け、前記防塵幕の屋根を形成する屋根幕に前記機
    器の挿入に適応する形状の機器挿入穴を設け、前記屋根
    幕を前記作業空間と前記予備空間とを結ぶ方向に移動可
    能としたことを特徴とする防塵幕。
JP4040192U 1992-06-12 1992-06-12 防塵幕 Pending JPH061614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040192U JPH061614U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 防塵幕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040192U JPH061614U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 防塵幕

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061614U true JPH061614U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12579645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4040192U Pending JPH061614U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 防塵幕

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JP (1) JPH061614U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135044A (en) * 1975-05-12 1976-11-22 Caterpillar Tractor Co Roller body for cableway

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51135044A (en) * 1975-05-12 1976-11-22 Caterpillar Tractor Co Roller body for cableway
JPS5716073B2 (ja) * 1975-05-12 1982-04-02

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