JPH06161337A - 除電装置 - Google Patents

除電装置

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Publication number
JPH06161337A
JPH06161337A JP31060092A JP31060092A JPH06161337A JP H06161337 A JPH06161337 A JP H06161337A JP 31060092 A JP31060092 A JP 31060092A JP 31060092 A JP31060092 A JP 31060092A JP H06161337 A JPH06161337 A JP H06161337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
photoconductor
toner
lamp
destaticizing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31060092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tsutsumi
真洋 堤
Hiroyuki Sako
裕之 迫
Masaru Watanabe
優 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP31060092A priority Critical patent/JPH06161337A/ja
Publication of JPH06161337A publication Critical patent/JPH06161337A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感光体ドラム表面に所望の低光量の除電光を照
射することができる。 【構成】トナー像が形成された感光体ドラム10表面を
除電する転写前除電装置20は、感光体ドラム10表面
に対向した開口部を有するケース22内に、除電ランプ
21が設けられている。そして、開口部が導電性のメッ
シュ部材23によって覆われている。メッシュ部材23
には、トナーと同極性のバイアス電圧が印加されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置において、感光体表面の電荷を除去するため
に使用される除電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等の画像形成装置では、
感光体の表面にトナー像を形成し、そのトナー像を記録
紙に転写することによって画像が記録紙上に形成され
る。トナー像が転写された感光体は、その表面が除電装
置によって除電される。また、感光体表面にトナー像が
形成されると、トナー像の転写効率を向上させるため
に、トナー像の転写前に除電装置によって感光体を除電
することも実施されている。このような感光体の除電に
使用される除電装置では、通常、感光体の表面に光を照
射してその表面の電荷を除去するようになっている。
【0003】近時、画像形成装置では、光感度にすぐれ
たアモルファスシリコン(a−Si)感光体が使用され
るようになっている。しかしながら、a−Si感光体
は、光に対して高感度であるために、除電光が強けれ
ば、感光体上に画像メモリが発生する。このために、除
電光の光量を小さくする必要がある。除電装置では、通
常、光源の前方にスリットを配置して、感光体表面に照
射される光量を小さくすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】除電光の光量をスリッ
トで小さくする場合には、スリット幅を精密に設定しな
ければ、所望の光量を得ることができず、部品寸法や組
立に高い精度が要求され、経済性および量産性が損なわ
れる。また、画像形成動作が繰り返し実施されると、ス
リットを通してトナーが光源に付着するために、継続し
て安定した照射光量が得られないおそれもある。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、所望の除電光量が容易に得られる除
電装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、光源に対するトナー
の付着を防止できて、安定的に所定の除電光量を供給し
得る除電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の除電装置は、光
源から出射される光を感光体表面に照射して、該感光体
表面の電荷を除去する除電装置であって、該光源から感
光体表面に照射される光路内にメッシュ部材が配置され
ていることを特徴とするものであり、そのことにより上
記目的が達成される。
【0008】
【作用】光源から出射された光は、前方のメッシュ部材
によって光量が低減されて感光体表面に照射される。メ
ッシュ部材は、光路に均一な密度で分布するので、光路
を狭めることなく光量を制限できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を実施例について説明する。本
発明の除電装置は、図1に示すように、例えばアモルフ
ァスシリコン(a−Si)感光体ドラム10を使用した
画像形成装置に装備されている。該感光体ドラム10
は、矢印Aで示す方向への回転可能になっており、その
上方には帯電器41が配置されている。感光体ドラム1
0の表面は該帯電器41により帯電される。帯電された
感光体ドラム10の表面には、画像光が露光されて、静
電潜像が形成される。感光体ドラム10表面に形成され
た静電潜像は、現像器42によってトナー現像される。
感光体ドラム10の表面は、トナー像が形成された後
に、本発明の除電装置である転写前除電装置20によっ
て除電される。
【0010】その後に、感光体ドラム10表面のトナー
像が転写装置30によって記録紙上に転写され、感光体
ドラム10表面がクリーニング装置43によってクリー
ニングされる。さらにその後に、本発明の主除電装置5
0によって感光体ドラム10表面が除電される。
【0011】転写前除電装置20は、光源としての除電
ランプ21を有しており、該除電ランプ21は、感光体
10に向かって開放された開口部を有するケース22内
に収容されている。該除電ランプ21は、感光体ドラム
10の軸方向に沿って、そのほぼ全長にわたって延びて
おり、該除電ランプ21から出射された光は、回転する
感光体ドラム10表面のほぼ全長に照射される。
【0012】ケース22の開口部には、メッシュ部材2
3が、該開口部を覆うように取り付けられている。該メ
ッシュ部材23は、導電性の線材を交差させて構成され
ており、除電ランプ21から感光体10へ照射される除
電光をその光路内にて散乱させて、感光体ドラム10の
表面に到達する光量を減少させている。メッシュ部材2
3における線材の密度は、感光体ドラム10の表面に照
射される除電光の光量が、感光体ドラム10表面のトナ
ー像が効率よく転写されるような感光体ドラム10表面
の除電状態となるように、選択される。
【0013】メッシュ部材23には、バイアス電圧を印
加するためのバイアス電源24が接続されている。バイ
アス電源24は、感光体ドラム10の表面に形成された
トナー像の帯電極性と同極性の直流電圧、または該トナ
ー像と同極性の成分を主として含む交流電圧をメッシュ
部材23に印加するようになっている。従って、該メッ
シュ部材23は、感光体ドラム10表面から飛散するト
ナーを反発し、除電ランプ21にトナーが付着すること
を防止する。
【0014】クリーニング装置43と帯電装置41との
間に設けられた主除電装置50も、この転写前除電装置
20と同様に、除電ランプ51と、ケース52と、該ケ
ース52の開口部を覆うメッシュ部材53と、該メッシ
ュ部材53にバイアス電圧を印加するバイアス電源54
と、を有している。該主除電装置50は、感光体ドラム
10表面に残留する電荷を完全に除電し得て、しかも、
感光体ドラム10表面に画像メモリが形成されないよう
に、メッシュ部材53における線材の密度が選択され
る。
【0015】このように、本発明の除電装置を、転写前
除電装置20および主除電装置50として使用すること
により、光感度に優れたa−Si感光体ドラム10であ
っても、感光体ドラム10表面を所定の除電状態とする
少量の光を該感光体ドラム10表面に照射することがで
きる。光量を低減するメッシュ部材23および53は、
線材密度を変更することによって光量を任意に選択でき
るために、ケース21および51の開口部の大きさを変
更する必要がなく、従って、本発明の除電装置の製造は
容易になる。
【0016】また、メッシュ部材23および53に、バ
イアス電圧を印加することにより、トナーが除電ランプ
21および51に付着するおそれがなく、従って、除電
ランプ21および51は、長期にわたって安定的に、所
定の光量を出射することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の除電装置は、このように、光源
から感光体への光路内にメッシュ部材を配置して、感光
体に照射される光量を低減するようにしているために、
感光体に所望の低光量を容易に達成することができる。
しかも、本発明の除電装置は、製造が容易であり、容易
に量産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除電装置を使用した画像形成装置の一
例を示す概略構成図。
【符号の説明】
10 感光体 20 転写前除電装置 21 除電ランプ 23 メッシュ部材 24 バイアス電源 30 転写装置 50 主除電装置 51 除電ランプ 53 メッシュ部材 54 バイアス電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射される光を感光体表面に照
    射して、該感光体表面の電荷を除去する除電装置であっ
    て、 該光源から感光体表面に照射される光路内にメッシュ部
    材が配置されていることを特徴とする除電装置。
  2. 【請求項2】 前記メッシュ部材には、バイアス電圧が
    印加されている請求項1に記載の除電装置。
JP31060092A 1992-11-19 1992-11-19 除電装置 Withdrawn JPH06161337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31060092A JPH06161337A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 除電装置

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JP31060092A JPH06161337A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 除電装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06161337A true JPH06161337A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18007209

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31060092A Withdrawn JPH06161337A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 除電装置

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JP (1) JPH06161337A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010008755A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20000201