JPH0616119B2 - 赤外線検出装置 - Google Patents

赤外線検出装置

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JPH0616119B2
JPH0616119B2 JP59188698A JP18869884A JPH0616119B2 JP H0616119 B2 JPH0616119 B2 JP H0616119B2 JP 59188698 A JP59188698 A JP 59188698A JP 18869884 A JP18869884 A JP 18869884A JP H0616119 B2 JPH0616119 B2 JP H0616119B2
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JP
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voltage
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sensor
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JP59188698A
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義教 井上
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DX Antenna Co Ltd
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DX Antenna Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、赤外線感知器の出力電圧を許容上限及び下
限電圧と比較する赤外線検出装置に関し、特に許容上限
及び下限電圧を供与する構成に関する。
<従来の技術> 従来、上記の赤外線検出装置には第3図に示すようなも
のがあつた。同図において、2は赤外線感知器で、その
出力電圧は増幅器4で増幅された後に、抵抗器6を介し
て比較器8の反転入力端子と、比較器10の非反転入力端
子とに供給されている。これら比較器8、10は演算増幅
器によつて構成されており、これらに動作電圧+Vを供
給している電源線12と基準電位点との間には電源線12側
から順に3本の抵抗器14、16、18が直列に接続されてい
る。抵抗器14、16の接続点は比較器8の非反転入力端子
に接続され、抵抗器16、18の接続点ひ比較器10の反転入
力端子に接続されている。従つて、抵抗器14、16、18の
抵抗値をR1、R2、R3とし、比較器8、10の入力イン
ピーダンス無限大とすると、比較器8の非反転入力端子
には の許容上限電圧VHが印加され、比較器10の反転入力端子
には の許容下限電圧VLが印加される。比較器8は第4図(a)
の区間イのように増幅器4の出力電圧が人体等を感知し
て許容上限電圧VH以上になると、同図(b)に示すように
出力電圧をLレベルとする。同様に比較器10は同図(a)
の区間口のように増幅器4の出力電圧が人体等を感知し
て許容下限電圧VL以下になると、同図(c)に示すように
出力電圧をLレベルとする。
比較器8、10の出力側には、ダイオード20、22のカソー
ドが接続され、これらダイオード20、22のアノードは、
直列に接続した抵抗器24、26を介してPNPトランジス
タ28のベースに接続されている。このトランジスタ28の
コレクタ・エミツタ導電路とリレー駆動コイル30と直列
に電源線12と基準電位点との間に接続されている。32は
バイアス用抵抗器である。
このように構成した赤外線検出装置では、増幅器4の出
力電圧が許容上限電圧以上になると、比較器8の出力電
圧がLレベルになり、トランジスタ28が導通し、リレー
駆動コイル30に動作電流が流れ、図示していないリレー
接点が閉じられる。同様に増幅器4の出力電圧が許容下
限電圧以下になると、比較器10の出力電圧がLレベルに
なり、トランジスタ28が導通し、リレー駆動コイル30に
動作電流が流れ、図示していないリレー接点が閉じられ
る。
<発明が解決しようとする問題点> 上記の赤外線検出装置では、許容上限電圧VH、許容下限
電圧VLは、電源線12の電圧Vを分圧して得ているので、
第4図(a)に点線で示すように常に一定である。ところ
で、赤外線感知器2の出力電圧、ひいては増幅器4の出
力電圧は、第4図(a)に実線で示すように人体を感知し
ていないときにも0乃至3Hzの周波数で変動しており、
人体を感知したときには4乃至5Hzの周波数で変動す
る。感知距離を伸ばすため、増幅器4の利得を大きくす
ると、雑音等の影響を受けて、人体等を感知していない
にもかかわらず、増幅器4の出力電圧が許容上限電圧VH
以上になつたり、許容下限電圧VL以下になつたりして、
誤動作することがあるという問題点があつた。
<問題点を解決するための手段> 上記の問題点を解決するための手段は、赤外線感知器
と、この感知器の出力電圧が許容上限電圧以上になつた
とき出力信号を生成する第1の比較器と、上記感知器の
出力電圧が許容下限電圧以下になつたとき出力信号を生
成する第2の比較器とを備え、さらに、感知器の出力を
電流増幅する電流増幅回路と、この増幅回路の出力を積
分する積分回路と、この積分回路の出力電圧を複数の直
列抵抗器で分圧して上記許容上限及び下限電圧を生成す
る回路とを、具備しているものである。
<作 用> この手段によれば、感知器の出力を電流増幅回路で増幅
しているので、感知器の出力が微小な変化をするもので
あっても、大きく電流増幅され、さらに積分回路によっ
て微小な変動を吸収されるので、なだらかでゆるやかな
カーブの出力となる。従って、感知器の出力に含まれて
いる微小な変化をなくすことができる。
従って、積分回路の出力電圧は感知器の出力電圧に従っ
て変動し、積分回路の出力電圧を複数の直列抵抗器によ
って分圧して得た許容上限及び下限電圧も、感知器の出
力に従って変動する。よつて、人体等を感知していない
ときの感知器の出力電圧が何らかの原因で大きくなつた
り、小さくなつたりしても、許容上限電圧以上になつた
り、許容下限電圧以下になつたりすることはなく、誤動
作を防止できる上に、感知器が人体等を感知したときに
は、感知器の出力を積分回路で積分し、分圧した許容上
限及び下限電圧は、人体の検出によって感知器の出力が
急速に変化しても、その急速な変化が積分回路によって
除去されているので、感知器の出力が許容上限電圧以上
に、または許容下限電圧以下に変化するので、確実に第
1または第2の比較器が出力信号を生成する。
<実施例> この発明の1実施例を第1図に示す。なお、第3図に示
した従来のものと同等部分には同一符号を付して説明を
省略する。
増幅器4の出力側は、抵抗器34を介してNPNトランジ
スタ36のベースに接続されている。このトランジスタ36
のコレクタは電源線12に接続され、トランジスタ36のエ
ミツタは抵抗器38を介してトランジスタ40のベースに接
続されている。このベースはコンデンサ42を介して接地
されると共に、抵抗器44を介して電源線12に接続されて
いる。このトランジスタ40のコレクタは電源線12に接続
され、エミツタは抵抗器14の一端に接続されている。す
なわち、第3図の従来のものでは、抵抗器14の一端は電
源線12に接続されていたのに対し、トランジスタ40のエ
ミツタに接続されている。
この赤外線検出装置では、増幅器4の出力電圧をV1とす
ると、トランジスタ36は電流増幅回路として作動し、そ
のエミツタV2は、ベース・エミツタ間電圧降下が非常に
小さいので、 V2≒V1 となる。また、トランジスタ40のベース電圧V3は、 となる。トランジスタ40のエミツタ電圧V4は、ベース・
エミツタ間電圧を無視し、抵抗器14乃至18に流れる電流
を微少とすると、 となる。よつて、許容上限電圧VHは、比較器8、10の入
力インピーダンスを無限大となると、 となる。同様に、許容下限電圧VLは、 となる。従つて、許容上限電圧VH及び許容下限電圧V
Lは、第2図(a)にそれぞれ点線で示すように、人体等を
感知器2が感知していないときの増幅器4の出力電圧V1
に従つて変動する。
もし、コンデンサ42を設けていないと、許容上限電圧VH
及び許容下限電圧VLは、感知器4が人体等を感知したと
きにも、増幅器4の出力電圧V1に従つて変動する。従つ
て、比較器8、10は同図(b)、(c)に示したのとは異なり
出力電圧をLレベルとせず、人体等を検出できない。し
かしコンデンサ42を設けて、積分回路を構成しているの
で感知器2が人体等を感知したとき、増幅器4の出力電
圧V1は急峻に変化するが、トランジスタ40のベース電圧
V3は急峻に変化せず、同図(a)の区間ハ、ニに示すよう
に許容上限及び下限電圧VH、VLも急峻に変化せず、比較
器8、10は同図(b)、(c)に示すように出力電圧をLレベ
ルとする。
コンデンサ42はトランジスタ40のベース側に設けたが、
エミツタ側に設けてもよい。また、増幅器4を用いた
が、感知器2の出力電圧が充分に大きい場合には不要で
ある。
<効 果> 以上のように、この発明では感知器が人体等を感知して
いないときその出力電圧の変動に従つて許容上限及び下
限電圧が変動するので、感知器が人体等を感知していな
いときに誤動作することはない。しかも、積分回路によ
って感知器の出力を積分しいるので、感知器が人体等を
感知したときには、これによって感知器の出力が大きく
変動しても、許容上限及び下限電圧は感知器の出力電圧
に従って大きく変動せず、確実に人体等を検出できる。
しかも、電流増幅回路で感知器の出力を電流増幅してか
ら積分しているので、分配損失をカバーした感知性能の
すぐれた許容上限及び下限電圧を2台の比較器に供給で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による赤外線検出装置の1実施例の回
路図、第2図は同実施例の各部の出力波形図、第3図は
従来の赤外線検出装置の回路図、第4図は第3図の赤外
線検出装置の各部の出力波形図である。 2……赤外線感知器、8……第1の比較器、10……第2
の比較器、12……動作電圧供給部、14、16、18……複数
の抵抗器、38、44……分圧回路、42……コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線感知器と、この感知器の出力電圧が
    供給されこれが許容上限電圧以上になったとき出力信号
    を生成する第1の比較器と、上記感知器の出力電圧が供
    給されこれが許容下限電圧以下となったとき出力信号を
    生成する第2の比較器と、上記感知器の出力を電流増幅
    する電流増幅回路と、この増幅回路の出力を積分する積
    分回路と、この積分回路の出力電圧を複数の直列抵抗器
    で分圧して上記許容上限及び下限電圧を生成する回路と
    を、具備する赤外線検出装置。
JP59188698A 1984-09-07 1984-09-07 赤外線検出装置 Expired - Lifetime JPH0616119B2 (ja)

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JPS6166130A JPS6166130A (ja) 1986-04-04
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JP2600739B2 (ja) * 1987-12-26 1997-04-16 オムロン株式会社 熱体検出装置

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JPS52137369A (en) * 1976-05-13 1977-11-16 Kayaba Industry Co Ltd Circuit for detecting existence of matter
JPS5960587U (ja) * 1982-10-13 1984-04-20 オプテックス株式会社 赤外線式移動物体検出装置

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