JPH06160579A - ライザー管固定方法及び固定構造並びにライザー管固定部の保全方法 - Google Patents

ライザー管固定方法及び固定構造並びにライザー管固定部の保全方法

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JPH06160579A
JPH06160579A JP4311940A JP31194092A JPH06160579A JP H06160579 A JPH06160579 A JP H06160579A JP 4311940 A JP4311940 A JP 4311940A JP 31194092 A JP31194092 A JP 31194092A JP H06160579 A JPH06160579 A JP H06160579A
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riser pipe
lug
fastener
pressure vessel
pipe fixing
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JP4311940A
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English (en)
Inventor
Kunio Enomoto
邦夫 榎本
Koichi Kurosawa
孝一 黒沢
Masahiro Otaka
正廣 大高
Shinji Sakata
信二 坂田
Masato Mochizuki
正人 望月
Eisaku Hayashi
英策 林
Koichi Suzuki
公一 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】BWRのジェットポンプのライザー管と圧力容
器との締結部において、疲労損傷の可能性を小さくした
ライザー管固定方法及び固定構造並びにライザー管固定
部の保全方法を提供する。 【構成】圧力容器1の内壁に形成された肉盛座15に上
下面にテーパを有するラグ10を取付け溶接16によっ
て垂直に取付け、止め金具11の円弧状部14でライザ
ー管4を抱持しながら止め金具の脚部に形成した凹所1
2をラグ10に挿入して嵌合する。その後、止め金具1
1の脚部の先端をラグ10に溶接17によって締結し、
止め金具11の円弧状部14をライザー管4に取付け溶
接18によって締結する。ラグの先端部には好ましくは
断面U字形の溝20が形成され、ラグと止め金具との溶
接部はラグを加熱処理することにより残留応力を改善
し、予防保全される。ラグと止め金具との締結はピン結
合で行ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、沸騰水型原子炉(BW
R)の再循環系の構成部品であるジェットポンプのライ
ザー管を圧力容器に固定するためのライザー管固定方法
及び固定構造並びにライザー管固定部の保全方法に係わ
り、特に、疲労損傷の可能性を小さくしたライザー管固
定方法及び固定構造並びにライザー管固定部の保全方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉(BWR)には炉心に供
給する冷却材流量の調整を行うための炉心流量再循環系
が設けられており、この炉心流量再循環系の構成要素の
1つとして、圧力容器の内壁とシュラウドとの間に設け
られたジェットポンプがある。このジェットポンプは、
圧力容器の外部に引き回された再循環系配管にライザー
管を介して接続され、再循環系配管から戻された冷却水
を炉心に供給する。ライザー管には流力振動が作用し横
方向に振動するので、これを防止するためライザー管は
止め金具を用いて圧力容器に固定されている。
【0003】ライザー管は4m程度の長さを有してい
る。また、ライザー管はステンレス鋼で作られ、圧力容
器は低合金鋼で作られている。そのために運転中の熱伸
びによる伸縮差は、止め金と圧力容器との締結部におい
て数十mmに達する。この過大な熱変形を吸収するため
に、従来は、相対変位の大きな二つの部品締結に一般に
用いられている柔構造締結方法である板バネ方式の止め
金具を用い溶接によって締結されていた。この従来の止
め金具を図20に示す。図20において、止め金具50
はライザー管4を内包する二枚のU字型平板51a,5
1bを有し、U字型平板51a,51bの脚部端面は圧
力容器1の肉盛座15に溶接52で取付けられている。
【0004】なお、熱交換器のような軸対称構造体に対
して、引張残留応力低減により疲労損傷や応力腐食割れ
を未然に防止する予防保全方法として、特開昭60−3
3315号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ライザー管固定構造においては、U字型平板51a,5
1bの脚部端面を圧力容器1の肉盛座15に溶接52で
取付けることによって止め金具50を締結し、ライザー
管4を固定していた。しかし、溶接52の部分は、U字
形平板51a,51bと肉盛座15との間の柔から剛へ
の剛性急変部のため応力集中が大きく、かつ溶接による
引っ張り残留応力が高く、しかも振動応力負荷もあっ
て、疲労損傷の可能性が高いという問題があった。
【0006】なお、特開昭60−33315号公報に記
載の予防保全方法は、軸対称構造体に対するものであっ
て、止め金具のような軸対称構造でない複雑形状体には
適用が困難である。
【0007】本発明の目的は、締結部の疲労損傷の可能
性を小さくしたライザー管固定方法及び固定構造並びに
ライザー管固定部の保全方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュ
ラウドとの間に設けられているジェットポンプのライザ
ー管を圧力容器に固定するためのライザー管固定方法に
おいて、(a)上下面にテーパを有するラグと、全体的
にU字形をなし、そのU字の脚部端面の各々に、前記ラ
グのテーパと同一のテーパを有し、該ラグを挟み込む形
状の凹所を形成した止め金具を予め用意し;(b)前記
圧力容器の内壁に前記ラグを垂直に溶接によって取付
け;(c)前記U字形の止め金具で前記ライザー管を抱
持しながら該止め金具の脚部凹所を前記ラグに圧入して
嵌合し;(d)その後、前記止め金具の脚部と前記ラグ
とを締結する;ことを特徴とするライザー管固定方法を
提供する。
【0009】上記ライザー管固定方法において、好まし
くは、前記(d)の手順での止め金具の脚部とラグとの
締結は溶接にて行う。この場合、好ましくは、前記止め
金具の脚部先端と前記ラグとを溶接にて締結した後、前
記ラグを加熱処理して溶接部の予防保全を行う。
【0010】また、前記(a)の手順で用意されるラグ
及び止め金具は複数のピン穴を有し、前記(d)の手順
では、前記ラグと止め金具の双方のピン穴の位置が合致
するように止め金具の凹所をラグに嵌合し、前記(d)
の手順では、前記合致したピン穴にピンを挿入して前記
止め金具の脚部とラグとを締結してもよい。
【0011】また、好ましくは、前記(a)の手順で用
意されるラグは先端部に断面U字形の溝が形成されてお
り、前記(c)の手順では、この溝を有するラグ先端部
に前記止め金具の脚部凹所を圧入して嵌合する。
【0012】更に、既設のプラントに対しては、前記
(a)〜(d)の手順を実施する前に、既設の止め金具
を前記圧力容器の内壁から取り除く。
【0013】また、上記目的を達成するため、本発明
は、沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュラウドとの
間に設けられているジェットポンプのライザー管を圧力
容器に固定するライザー管固定構造において、上下面に
テーパを有するラグと、全体的にU字形をなし、そのU
字の脚部端面の各々に、前記ラグのテーパと同一のテー
パを有し、該ラグを挟み込む形状の凹所を形成した止め
金具とを備え、前記ラグは前記圧力容器の内壁に垂直に
溶接によって取付けられており、前記止め金具は前記ラ
イザー管を抱持しかつ前記脚部凹所で前記ラグに嵌合し
ており、前記止め金具の脚部と前記ラグとは締結手段で
締結されていることを特徴とするライザー管固定構造を
提供する。
【0014】更に、上記目的を達成するため、本発明
は、沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュラウドとの
間に設けられているジェットポンプのライザー管を圧力
容器に固定するため、全体的にU字形をした止め金具で
ライザー管を抱持し、そのU字の脚部を圧力容器の内壁
に溶接にて締結したライザー管固定部の保全方法におい
て、前記ライザー管と前記圧力容器内壁面の間に着脱自
在の負荷具を介在させ、該負荷具を伸長せしめて、少な
くとも前記止め金具と圧力容器の締結部の応力集中部を
引っ張り降伏させ、その後に前記負荷具を取外すことを
特徴とするライザー管固定部の保全方法を提供する。
【0015】また、上記目的を達成するため、本発明
は、沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュラウドとの
間に設けられているジェットポンプのライザー管を圧力
容器に固定するため、全体的にU字形をし、U字の脚部
に上下に重なる2枚の板を有する止め金具でライザー管
を抱持し、そのU字の脚部を圧力容器の内壁に溶接にて
締結したライザー管固定部の保全方法において、前記止
め金具の脚部の2枚の板と板の間に着脱自在の負荷具を
介在させ、該負荷具を伸長させて、少なくとも前記止め
金具と圧力容器の締結部の応力集中部を引っ張り降伏さ
せ、その後に前記負荷具を取外すことを特徴とするライ
ザー管固定部の保全方法を提供する。
【0016】
【作用】以上のように構成した本発明のライザー管固定
方法及び固定構造において、ラグの圧力容器への溶接
時、ラグの周囲には邪魔物が無く、アクセスフリーの状
態なので、遠隔操作での溶接作業が容易に行え、高品質
の溶接が得られる。このため、この溶接部は、熱伸び差
で生じる上下方向の曲げモーメント荷重に対して十分に
耐えられる。一方、ラグと止め金具との間では曲げモー
メント荷重はラグと止め金具との嵌合部が受持つが、こ
の嵌合部は嵌合構造であるので曲げ剛性が高く、曲げモ
ーメント荷重に対して十分に耐えられる。また、圧力容
器内壁に直角方向の荷重は小さいので、ラグと圧力容器
との溶接部及びラグと止め金具との締結部はその荷重に
対して十分に耐えられる。
【0017】止め金具とラグとの締結を溶接にて行った
場合、ピンとピン孔によるピン結合で行った場合、圧力
容器内壁に直角方向の荷重はこの溶接部及びピン結合部
が受け持つ。圧力容器内壁に直角方向の荷重は小さいの
で、これら締結部はその荷重に対して十分に耐えられ
る。
【0018】止め金具とラグとの締結を溶接にて行った
場合、溶接部に引張残留応力が発生する。ラグを加熱す
ることにより止め金具の溶接部に引張応力が発生し、加
熱終了後には引張残留応力が消え、圧縮残留応力が生成
される。これにより溶接部の残留応力の改善が図れ、溶
接部の予防保全が図れる。
【0019】ラグの先端部に断面U字形の溝を形成する
ことにより、ラグ先端部分の曲げ合成が先端に行くにし
たがって漸減し、上下方向の曲げモーメント荷重によっ
て止め金具に発生する曲げ応力の集中が低減する。
【0020】上記の固定方法及び固定構造は、新設プラ
ントに適用できることは勿論であるが、既設の止め金具
を前記圧力容器の内壁から取り除くことにより既設のプ
ラントにも適用できる。この場合、溶接及び締結は遠隔
操作で容易に行えるので、接近作業が困難な運転開始プ
ラント補修工法としての利点を有している。
【0021】本発明のライザー管固定部の保全方法にお
いて、ライザー管と圧力容器内壁面の間に着脱自在に介
在させた負荷具を伸長させることにより、少なくとも止
め金具と圧力容器の締結部の応力集中部が引張り降伏
し、その後に負荷具を取外すことにより応力集中部に圧
縮残留応力が生成され、残留応力が改善される。
【0022】止め金具の脚部の2枚の板と板の間に着脱
自在に介在させた負荷具を伸長させる場合も、同様に残
留応力が改善される。また、この場合は、ライザー管に
力を加えないので、ライザー管の健全性が図れる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。まず、本発明の第1の実施例によるライザー管固定
方法及び固定構造を図1〜図6により説明する。
【0024】図2において、圧力容器1の内壁とシュラ
ウド(図示せず)との間には沸騰水型原子炉(BWR)
の再循環系の構成要素の1つとして、ジェットポンプ2
a,2bが設けられている。このジェットポンプ2a,
2bは、圧力容器1の外部に引き回された再循環系配管
3にライザー管4及びライザー管4の上部ジェットポン
プ5を介して接続され、再循環系配管3から戻された冷
却水を炉心に供給する。ライザー管4には流力振動が作
用し横方向に振動するので、その横振動を防止するた
め、図1に示すように、ライザー管4は本実施例の固定
構造の部品であるラグ10及び止め金具11を用いて圧
力容器1の内壁に固定されている。このライザー管4の
ラグ10及び止め金具11を用いた固定方法は、以下の
手順で行われる。なお、本実施例は原子炉が新設プラン
トの場合の固定方法である。
【0025】まず、ラグ10及び止め金具11を予め用
意しておく。ラグ10は、図3に示すように上下面にテ
ーパを有し、テーパの先端部には丸みが付けられてい
る。また、止め金具11は、図4及び図5に示すよう
に、上方から見て全体的にU字形をなし、そのU字の脚
部の先端部分は、脚部端面の各々にラグ10のテーパと
同一のテーパを有しラグ10を挟み込む形状の凹所12
を形成した局部的にエ型形状(図4のX部参照)をして
いる。凹所12にはラグ10の先端部の丸みと同一の丸
みが付けられている。止め金具11のU字の脚部は、ま
た、エ型形状に連なる2枚の板部13a,13bを有
し、止め金具11のU字曲部の内側には円弧状部14が
形成されている。
【0026】次いで、図1に示すように、圧力容器1の
内壁にはライザー管4を挾んで2つの肉盛座15が形成
されており、この肉盛座15のそれぞれに、図3に示す
ようにラグ10を取付け溶接16によって垂直に取付け
る。次いで、図6に示すように止め金具11の円弧状部
14でライザー管4を抱持し、この状態で脚部に形成し
た凹所12をラグ10に挿入して嵌合する。このように
して止め金具11を組み立てた後、止め金具11の脚部
の先端をラグ10に溶接17によって締結し、更に図1
に示すように、止め金具11の円弧状部14をライザー
管4に取付け溶接18によって締結する。
【0027】本実施例において、プラントの起動停止に
伴うライザー管4と圧力容器1の熱伸び差で生ずる上下
方向の曲げモーメント荷重Mは、ラグ10と肉盛座15
との間では取付け溶接16が受持ち、ラグ10と止め金
具11との間ではラグ10と止め金具11の凹所12と
の嵌合部が受持つ。ライザー管4は4m程度あり、ライ
ザー管4と圧力容器1の熱伸び差は数十mmに及ぶた
め、この熱伸び差で生じる上下方向の曲げモーメント荷
重Mは大きい。しかし、ラグ10の肉盛座15への溶接
時、図3に示すようにラグ10の周囲には邪魔物が無
く、アクセスフリーの状態なので、遠隔操作での溶接作
業が容易となり、高品質の溶接16が得られる。このた
め、取付け溶接16は曲げモーメント荷重Mに対して十
分に耐えられる。一方、ラグ10と凹所12との嵌合部
は、嵌合構造であるので曲げ剛性が高く、同様に曲げモ
ーメント荷重Mに対して十分に耐えられる。また、肉盛
り座15に直角方向の力Fは取付け溶接16,17が受
持つ。肉盛り座15に直角方向の力Fは小さく、取付け
溶接16は上記のように高品質であり、取付け溶接17
も上下方向には邪魔物がないので、遠隔での溶接作業が
容易で比較的高品質の溶接が得られる。したがって、取
付け溶接16,17はその力Fに対して十分に耐えられ
る。
【0028】また、本実施例においては、止め金具11
とラグ10との嵌合部がテーパ状であり、更にラグ10
の先端部の丸みは、図6のように止め金具11の凹所1
2にラグ10の先端を挿入するときのガイドとなるの
で、遠隔操作での組立てが容易である。
【0029】したがって本実施例によれば、止め金具1
1と圧力容器1との締結部全体の信頼性が高くなり、締
結部の疲労損傷の可能性を小さくすることができる。ま
た、止め金具11とラグ10を遠隔操作で容易に組み立
てることができる。
【0030】本発明の第2の実施例によるライザー管固
定方法及び固定構造を図7及び図8により説明する。
【0031】図7において、この実施例では、テーパ状
のラグ8Aの先端部に断面U字形の溝20が形成されて
おり、このラグ8Aを止め金具11の脚部凹所12に圧
入して嵌合する。その他の手順は第1の実施例と同じで
ある。
【0032】本実施例において、ラグ8Aの先端部に断
面U字形の溝20があるので、ラグ先端部の曲げ剛性が
ラグ8Aの先端に行くにしたがって漸減する。このた
め、図8に示す組立・締結状態において、上下方向の曲
げモーメント荷重Mによって止め金具10Aの上下の丸
み部Au,Adに生じる曲げ応力の集中が低減する。し
たがって、本実施例によれば、低応力の固定構造を提供
できる。
【0033】本発明の第3の実施例によるライザー管固
定方法を図9〜図12により説明する。
【0034】図9及び図10において、この実施例で
は、上記第2の実施例での止め金具11の組立・締結の
後に、ラグ10Aの先端部に加熱手段として、例えば、
直接通電加熱のための通電端子21a〜21dを取付け
る。その後、図示しない加熱制御装置によって電流を流
し、ラグ10Aの急速加熱を実施する。その際、止め金
具11の締結部である脚部先端部分の温度上昇はなるべ
く低く押さえる。そのために、止め金具11の脚部先端
部分に水をかけるなどして締結部を冷却しながら加熱処
理することが好ましい。
【0035】以上のような加熱処理を施すと、図11に
示すように、加熱によってラグ10Aの先端部が黒い矢
印で示す方向に熱膨張を起こし、この熱膨張によって、
取付け溶接17の部分は白い矢印で示す引っ張り応力を
受けて、取付け溶接17の部分は、図12のA点のよう
に応力集中部及び引っ張り残留応力の高い部分から、図
12のA−B−Cと応力状態が変化して引っ張り降伏を
起こす。そのため、加熱処理終了後に、図12のC点の
ように取付け溶接17の部分に圧縮応力が残留する。
【0036】したがって、本実施例によれば、取付け溶
接17の部分の残留応力の改善が図れ、この残留応力の
改善によって、疲労強度や耐応力腐食割れ性を向上する
ことができ、溶接部の予防保全が図れる。
【0037】本発明の第4の実施例によるライザー管固
定方法及び固定構造を図13〜図16により説明する。
【0038】この実施例では、ラグ10Bには図13に
示すように複数のピン穴22a,22bが設けられ、止
め金具11Bには図14及び図15に示すように、複数
のピン穴23a〜23dが設けられている。ラグ10B
に止め金具11Bの凹所12を、それぞれのピン穴22
a,22b及び23a〜23dを合致させて圧入して嵌
合した後、図16に示すようにピン穴にピン24a,2
4bを差し込んで組立てを終了する。ピン24a,24
bとピン穴22a,22b及び23a〜23dをテーパ
にして圧入すると、締結が強固となる。
【0039】本実施例では、上下方向の曲げモーメント
荷重Mは、圧入嵌合部が受持ち、肉盛座15に直角方向
の力Fは、ピン結合部が受け待つ。本実施例によれば、
溶接工数の低減を図ることとができる。
【0040】本発明の第5の実施例によるライザー管固
定方法を説明する。以上の実施例は、新設プラントに対
するライザー管固定方法であるが、本実施例は、運転開
始後の既設プラントに対するものである。即ち、運転開
始後の既設プラントに対しては、原子炉の上蓋、蒸気乾
燥器、気水分離器及びシュラウドヘッドを順次取外し、
更に図2に示したライザー管4の上部ジェットポンプ5
を取外す。次に、図20に示したU字型平板51a,5
1bで構成されている既設の止め金具50を水中放電加
工で溶接52の部分及び溶接53の部分から切断して取
外す。その後、上記の第1〜第4のいずれかの実施例に
したがってラグ10(または10A,10B)及び止め
金具11(または11B)を溶接して取付け止め金具を
圧力容器1の内壁に締結する。
【0041】第1の実施例で説明したように、止め金具
11とラグ10との嵌合部はテーパ状であり、更にラグ
10の先端部の丸みは止め金具11の凹所12にラグ1
0の先端を挿入するときのガイドとなるので、遠隔操作
での組立てが容易である。また、ラグ10の溶接16の
周囲及び溶接17の上下には邪魔物が無く、アクセスフ
リーの状態なので、遠隔操作での溶接作業が容易であ
る。したがって、本実施例は接近作業が困難な運転開始
プラント補修工法としての利点を有し、安全にライザー
管の固定構造を補修できる。
【0042】本発明の第6の実施例を図17により説明
する。本実施例はライザー管固定部の保全方法に関する
ものである。
【0043】図17において、従来構造の止め金具50
は、ライザー管4を内包する二枚のU字型平板51a,
51bを有し(図20参照)、U字型平板51a,51
bの脚部端面を圧力容器1の肉盛座15に溶接52で取
付けることによって締結されている。本実施例では、こ
の従来構造の止め金具50の締結部である溶接52に対
する残留応力改善のための予防保全処理を行う。即ち、
圧力容器1の内壁とライザー管4の間に着脱自在の負荷
具として、例えば水圧シリンダ30を介在させ、図示し
ない水圧負荷制御装置により、矢印の方向に力を加え負
荷すると、止め金具50の取付け溶接52の部分に引っ
張り応力が発生する。このため、溶接52の部分は、第
3の実施例の加熱処理の場合と同様に、応力集中部及び
引っ張り残留応力の高い部分から引っ張り降伏を起こす
(図12のB点参照)。その後、負荷を解除すると、こ
の引っ張り降伏部分に圧縮応力が残留する(図12のC
点参照)。
【0044】したがって、本実施例によれば、既設プラ
ントにおける取付け溶接部52の残留応力の改善を達成
できる。
【0045】第6の実施例の変形例を図18により説明
する。この例では、圧力容器1の内壁とライザー管4の
間に着脱自在の負荷具として、加熱コイル31付き負荷
具32を介在させ、図示しない加熱制御装置により加熱
コイル31に電流を流し加熱する。この加熱により負荷
具32は矢印の方向に膨張し、取付け溶接52の部分に
は引っ張り応力が発生する。このため、上記第6の実施
例と同様の作用が得られ、既設プラントにおける取付け
溶接52の部分の残留応力の改善を達成できる。
【0046】第6の実施例の他の変形例を図18により
説明する。この例では、従来の止め金具50の板51a
と板51bの間に着脱自在の負荷具33を介在させ、負
荷具33を伸長させ、少なくとも止め金具50と圧力容
器1の取付け溶接52の部分の応力集中部を引っ張り降
伏させ、その後に負荷具33を取外す。負荷具33とし
ては、上述の水圧シリンダ30、可熱コイル31付き負
荷具32を用いることができる。本実施例によっても第
6の実施例と同様の作用が得られ、既設プラントにおけ
る取付け溶接52の部分の残留応力の改善を達成でき
る。また、本実施例によれば、上述の実施例と異なり、
ライザー管4に力を加えないので、ライザー管4の健全
性を確保することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、ラグと圧力容器との溶
接の品質が高く、ラグと止め金具との嵌合部は曲げ剛性
が高いので、締結部の疲労損傷の可能性が小さくなる。
また、溶接及び締結は遠隔操作で容易に行えるので、新
設プラントへの適用は勿論、接近作業が困難な運転開始
プラント補修工法としての利点を有している。
【0048】また、ラグを加熱処理したので、溶接部の
残留応力の改善が図れ、溶接部の予防保全が図れる。
【0049】また、ラグの先端部に断面U字形の溝を形
成したので、止め金具に発生する曲げ応力の集中を低減
し、低応力の固定構造を提供できる。
【0050】更に、負荷具を伸長させることにより、既
設の止め金具と圧力容器内壁の溶接部の残留応力を引張
りから圧縮に改善することができ、疲労破壊や応力腐食
割れを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるライザー管固定構
造の斜視図である。
【図2】図1に示すライザー管固定構造の周辺の状況を
示す斜視図であり、図1はこの図のI部分を拡大して示
している。
【図3】本発明の第1の実施例によるライザー管固定方
法におけるラグを圧力容器内壁の肉盛座に取付けた状況
を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例によるライザー管固定方
法に用いる止め金具の側面図である。
【図5】図4に示す止め金具の平面図である。
【図6】本発明の第1の実施例によるライザー管固定構
造の要部拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施例によるライザー管固定方
法におけるラグを圧力容器内壁の肉盛座に取付けた状況
を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるライザー管固定構
造の要部拡大図である。
【図9】本発明の第3の実施例によるライザー管固定方
法においてラグの先端部を通電加熱している状況を上方
から見た図である。
【図10】図9に示すライザー管固定構造においてラグ
の先端部を通電加熱している状況を横から見た図であ
る。
【図11】図10に示すラグ先端部を通電加熱する効果
を示す図である。
【図12】図10に示すラグ先端部を通電加熱する効果
を説明するための歪みと引張応力及び圧縮応力との関係
を示す図である。
【図13】本発明の第4の実施例によるライザー管固定
方法において、ピン穴と溝を加工したラグを圧力容器内
壁の肉盛座に取付けた状況を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施例によるライザー管固定
方法に用いる止め金具の側面図である。
【図15】図14に示す止め金具の平面図である。
【図16】本発明の第4の実施例によるライザー管固定
構造の要部拡大図である。
【図17】本発明の第6の実施例によるライザー管固定
部の保全方法において、従来のジェットポンプライザー
管の止め金具と圧力容器内壁の間にライザー管を介して
セットした水圧シリンダで負荷を加えている状況を示す
図である。
【図18】第6の実施例の変形例において、従来のジェ
ットポンプライザー管の止め金具と圧力容器内壁の間に
ライザー管を介してセットした誘導加熱コイル式負荷具
で負荷を加えている状況を示す図である。
【図19】第6の実施例の他の変形例において、従来の
ジェットポンプライザー管の止め金具と圧力容器内壁の
間にセットした負荷具で負荷を加えている状況を示す図
である。
【図20】従来のライザー管固定構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 圧力容器 2a,2b ジェットポンプ 4 ライザー管 10 ラグ 11 止め金具 12 凹所 16 溶接 17 溶接 20 溝 21a〜21d 通電端子 22a,22b ピン穴 23a〜23d ピン穴 24a,24b ピン 30 水圧シリンダー(負荷具) 32 加熱コイル付負荷具 33 負荷具 51a,51b 板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 信二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 望月 正人 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 林 英策 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 鈴木 公一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュ
    ラウドとの間に設けられているジェットポンプのライザ
    ー管を圧力容器に固定するためのライザー管固定方法に
    おいて、 (a)上下面にテーパを有するラグと、全体的にU字形
    をなし、そのU字の脚部端面の各々に、前記ラグのテー
    パと同一のテーパを有し、該ラグを挟み込む形状の凹所
    を形成した止め金具を予め用意し; (b)前記圧力容器の内壁に前記ラグを垂直に溶接によ
    って取付け; (c)前記U字形の止め金具で前記ライザー管を抱持し
    ながら該止め金具の脚部凹所を前記ラグに圧入して嵌合
    し; (d)その後、前記止め金具の脚部と前記ラグとを締結
    する; ことを特徴とするライザー管固定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のライザー管固定方法にお
    いて、前記(d)の手順での止め金具の脚部とラグとの
    締結は溶接にて行うことを特徴とするライザー管固定方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のライザー管固定方法にお
    いて、前記止め金具の脚部先端と前記ラグとを溶接にて
    締結した後、前記ラグを加熱処理して溶接部の予防保全
    を行うことを特徴とするライザー管固定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のライザー管固定方法にお
    いて、前記(a)の手順で用意されるラグ及び止め金具
    は複数のピン穴を有し、前記(d)の手順では、前記ラ
    グと止め金具の双方のピン穴の位置が合致するように止
    め金具の凹所をラグに嵌合し、前記(d)の手順では、
    前記合致したピン穴にピンを挿入して前記止め金具の脚
    部とラグとを締結することを特徴とするライザー管固定
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のライザー管固定方法にお
    いて、前記(a)の手順で用意されるラグは先端部に断
    面U字形の溝が形成されており、前記(c)の手順で
    は、この溝を有するラグ先端部に前記止め金具の脚部凹
    所を圧入して嵌合することを特徴とするライザー管固定
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のライザー管固定方法にお
    いて、前記(a)〜(d)の手順を実施する前に、既設
    の止め金具を前記圧力容器の内壁から取り除くことを特
    徴とするライザー管固定方法。
  7. 【請求項7】 沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシュ
    ラウドとの間に設けられているジェットポンプのライザ
    ー管を圧力容器に固定するライザー管固定構造におい
    て、 上下面にテーパを有するラグと、全体的にU字形をな
    し、そのU字の脚部端面の各々に、前記ラグのテーパと
    同一のテーパを有し、該ラグを挟み込む形状の凹所を形
    成した止め金具とを備え、前記ラグは前記圧力容器の内
    壁に垂直に溶接によって取付けられており、前記止め金
    具は前記ライザー管を抱持しかつ前記脚部凹所で前記ラ
    グに嵌合しており、前記止め金具の脚部と前記ラグとは
    締結手段で締結されていることを特徴とするライザー管
    固定構造。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のライザー管固定構造にお
    いて、前記締結手段は溶接であることを特徴とするライ
    ザー管固定構造。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のライザー管固定構造にお
    いて、前記締結手段は、前記ラグ及び前記止め金具に形
    成された複数のピン穴と、このピン穴に挿入された複数
    のピンとを有することを特徴とするライザー管固定構
    造。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のライザー管固定構造に
    おいて、前記ラグの先端部に断面U字形の溝が形成され
    ていることを特徴とするライザー管固定構造。
  11. 【請求項11】 沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシ
    ュラウドとの間に設けられているジェットポンプのライ
    ザー管を圧力容器に固定するため、全体的にU字形をし
    た止め金具でライザー管を抱持し、そのU字の脚部を圧
    力容器の内壁に溶接にて締結したライザー管固定部の保
    全方法において、 前記ライザー管と前記圧力容器内壁面の間に着脱自在の
    負荷具を介在させ、該負荷具を伸長せしめて、少なくと
    も前記止め金具と圧力容器の締結部の応力集中部を引っ
    張り降伏させ、その後に前記負荷具を取外すことを特徴
    とするライザー管固定部の保全方法。
  12. 【請求項12】 沸騰水型原子炉の圧力容器の内壁とシ
    ュラウドとの間に設けられているジェットポンプのライ
    ザー管を圧力容器に固定するため、全体的にU字形を
    し、U字の脚部に上下に重なる2枚の板を有する止め金
    具でライザー管を抱持し、そのU字の脚部を圧力容器の
    内壁に溶接にて締結したライザー管固定部の保全方法に
    おいて、 前記止め金具の脚部の2枚の板と板の間に着脱自在の負
    荷具を介在させ、該負荷具を伸長させて、少なくとも前
    記止め金具と圧力容器の締結部の応力集中部を引っ張り
    降伏させ、その後に前記負荷具を取外すことを特徴とす
    るライザー管固定部の保全方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108391A (en) * 1998-03-20 2000-08-22 General Electric Company Apparatus for performing jet pump riser pipe repairs
JP2007085793A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Toshiba Corp ジェットポンプ
JP2011127925A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Corp 炉内構造物の溶接構造およびその溶接方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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