JP2001314994A - 溶接補強構造 - Google Patents

溶接補強構造

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JP2001314994A JP2001062725A JP2001062725A JP2001314994A JP 2001314994 A JP2001314994 A JP 2001314994A JP 2001062725 A JP2001062725 A JP 2001062725A JP 2001062725 A JP2001062725 A JP 2001062725A JP 2001314994 A JP2001314994 A JP 2001314994A
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Wesley Sanduski David
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 溶接損傷の場合に溶接された部材の構造的一
体性を維持するためのコンパクトな遠隔設置可能な溶接
補強構造。 【解決手段】 溶接補強構造10は、横方向に拡大した
端部部分と溶接継目に跨る縮小した中間部分36とを有
する概ねドッグボーンの形状をしたポケット20を含
む。相補的な形状の補強要素18が、ポケット20に受
入れられる。ポケット20は、これに重なる補強要素1
8中の開口に受入れられる突起22を含む。楔形のクラ
ンプ23保持具が、開口内の突起22の周りに受入れら
れ、要素をポケット20内に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接継目の補強装
置に関し、具体的には、例えば原子炉において溶接損傷
の場合に溶接された部材の構造的一体性を維持するため
のコンパクトな遠隔設置可能な溶接補強装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接継目は、一般的に隣り合って当接す
る溶接された部材の間に形成される。例えば、沸騰水型
原子炉圧力容器では、円筒形シュラウドが、燃料コアを
通して水の流れを導くのに用いらる。シュラウドの底部
は、圧力容器の底部に溶接されるシュラウド支持構造体
に取付けられる。シュラウド支持構造体は、反らせ板、
円筒体及び支持脚部から成る。反らせ板及び円筒体が、
圧力容器及びシュラウドとシュラウドの内側との間の環
状空間を通る水の流れを分離する。シュラウドは、炉心
プレート、上端案内格子、及びシュラウドヘッド/セパ
レータを支持するために用いられる構造構成部品であ
る。シュラウドは、成形または圧延された鋼板を一体に
溶接することで一般的に構成されるいくつかの積み重ね
られた円筒形のセクションから成る。従来通りのやり方
であれば、各円筒形セクションは、2枚または3枚のプ
レートから作られる。円筒形セクションは、また変化す
る直径を持つ。異なる直径の円筒体の間の移行部は、円
形の棚、例えば平坦なリングを円筒形のセクションの端
部間に溶接することで構成される。従って、シュラウド
は、多くの垂直方向及び円周方向の溶接部を含む。
【0003】シュラウドの中央セクションにボルトで止
められる炉心プレートを用いて、燃料組立体の下端部及
び制御棒案内管の上端部を横方向に支持する。また、炉
心プレートは、燃料組立体を通して炉心流れを方向づけ
るための反らせ板としての役目も果たす。炉心流れの方
向づけをすることで、炉心プレート全体にわたって圧力
差が生じる。従って、炉心プレートは、垂直方向及び水
平方向の荷重を支持するよう設計され、この荷重は次ぎ
にシュラウドに伝達される。また、シュラウドヘッド/
セパレータがシュラウドの上方セクションにボルト止さ
れる。シュラウドヘッド/セパレータは、炉心内部に生
じる蒸気から湿気を除去するのに用いられる。湿気を分
離することで、シュラウドヘッド/セパレータを通して
圧力低下が生じ、従ってシュラウドに伝達される上向方
向の荷重が発生する。稼動状態及び/または地震性の事
象の間は、水平方向及び垂直方向の荷重の両方が、シュ
ラウド及びシュラウドを構成するのに用いられる多数の
溶接部を介して伝達されなければならない。溶接損傷
が、シュラウドの一体性、炉心/炉心内部の適正な支持
を失わせる結果になる可能性があり、また原子力設備の
運転休止を必要とする可能性がある。
【0004】溶接損傷の場合にシュラウドの一体性を維
持するシュラウド修理金具が、過去に設計された。例え
ば、ブラケットが、円周方向の溶接継手を横切ってブリ
ッジ固定するようにシュラウドの外部にボルト止めされ
た。ブラケットは、シュラウドの外部に環状体として取
付けられた。取付けには各ブラケットに対して4つの孔
をシュラウドを貫通して機械加工する必要があった。こ
の修理部品は、円周方向の溶接継手に対して別の荷重経
路を設けるように設計されたものであった。しかしなが
ら、この種の装置では、炉心シュラウド及び圧力容器の
間の環状空間への接近が制限された。
【0005】修理金具の別の実施例は、シュラウドの上
端部をシュラウド支持体に接続する多数のタイロッドを
使用するものであった。タイロッドに用いられる材料
は、シュラウドの材料の熱膨張係数より低い熱膨張係数
を備えていた。種々の幾何学構造の緩衝装置が、圧力容
器及びシュラウドの外部間に横方向の支持を行なうため
に用いられてきた。一般的に、緩衝装置は、上端案内格
子、炉心プレート及びシュラウドの上方においてシュラ
ウド支持継手に対して設置される。この方法では、先行
の方法のように、環状空間領域への接近が同じように制
限された。いくつかの設計では、ジェットポンプ吸入口
ミキサーへの接近を可能にするために修理金具の取外し
が必要であったり、また圧力容器を内部から点検するた
めに接近することが制限された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、溶接損傷の場
合に、シュラウド溶接部の円周方向及び/または垂直方
向の溶接継手を横切り引張荷重及び剪断荷重を担持し、
またシュラウド及び環状空間の外形の幾何学的形状を変
えることなくシュラウドに対して与えられた最初の設計
要件を満たして接近を維持し、同時に修理部品の最小限
の大きさ及び質量並びに最小限の据え付け時間で遠隔設
置ができる、別の荷重経路を設ける必要が生じてきた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の好ましい実施形
態によると、好ましくはI字形またはドッグボーンの形
状のポケットが、ポケットの縮小した中間部分が溶接継
目に跨るように、所定の厚さまで溶接された部材の隣接
する表面に例えば機械加工などで形成される。ポケット
は、溶接された部材、例えば原子炉のシュラウドの部材
の内側または外側に設置することができる。ポケットの
端縁は、真直ぐかまたは僅かにテーパを持たせることが
できる。しかしながら、溶接継目に隣接しかつ平行な端
縁は、テーパを持つことが好ましい。突起、例えばポケ
ットの1端または両端部におけるポケット内の円柱部分
が、例えば機械加工されずに残されて、従ってポケット
の基部から部材の表面に向かって突出する。
【0008】概ね相補的な形状、例えばI字形またはド
ッグボーンの形状の、ブラケットまたは要素が準備され
て、ポケット内に設置される。溶接継目に隣接しかつ平
行な要素の端縁は、ポケットの端縁のテーパと相補的な
形状になるようにテーパを持っている。このテーパが、
溶接継目に垂直な軸に沿うポケット及び要素間の間隙ゼ
ロの嵌合いを可能にする。溶接継目に平行な軸に沿っ
て、要素及びポケット間の小さな間隙が設けられブラケ
ットの取付けを容易にする。また、要素はポケット中の
突起と位置合わせされたクリアランスホールを有する。
【0009】要素をポケット内に保持するために、保持
クランプが、要素中の穴にかつポケット中に残された突
起の周りに取付けられる。保持クランプは、スリーブに
重なるウェッジ、及びドライバ、例えばスリーブに螺合
されて突起の周りの環状の開口に配置されるナットを含
む。ナット及びスリーブを螺合することで、クランプウ
ェッジは、ウェッジ及びスリーブのテーパを付けた設計
により穴の内径と突起の外側の間に拡張する。保持クラ
ンプは、稼動停止/起動状態の間に要素を固定するため
に必要である。必要に応じ、補助的固定構造を保持クラ
ンプの1部として含むことができる。
【0010】要素の材料の熱膨張係数は、シュラウド、
即ち接合された部材の材料の熱膨張係数より低いことが
好ましい。従って、設備の加熱/作動の間には、要素は
引張状態に、またシュラウド溶接継手は圧縮状態に置か
れるであろう。従って、溶接継目に垂直な荷重経路は、
要素によって引張荷重として担持され、一方溶接継目に
平行な方向に掛かる荷重は、要素の断面によって剪断荷
重として伝達される。
【0011】本発明の別の実施形態において、ポケット
の両端部の拡大したポケット部分は、接合された部材の
反対側の表面までの貫通孔を備えることができる。ボル
トが、部材の反対側の側面から取付けられ、要素の開口
を通して受入れられることができる。ナットが、ボルト
に取付けられ要素をポケット内に保持することができ
る。この実施形態において、シュラウド表面の平面に垂
直な方向に掛かる荷重は、要素及びボルト組立体によっ
て伝達されることができる。この設計は、シュラウドの
両側面への接近が可能である場合に特に有用である。
【0012】別の選択は、要素及びシュラウドの上に被
覆またはプレートを施すことである。被覆またはプレー
トは、クランプ保持具またはボルト組立体の必要性を無
くすはずである。
【0013】各溶接継目に必要とされる、要素及びクラ
ンプ保持具またはボルト/ナットの大きさ、材料、及び
数量は、溶接継目により伝達されなければならない必要
な荷重に基づくものである。その上に、要素の外部輪郭
は、シュラウドの半径に合致するように平坦あるいは湾
曲にすることができる。
【0014】本発明による好ましい実施形態において、
互いに溶接されて細長い溶接継目を形成する第1及び第
2部材と、対応する表面に開口するように部材中に形成
され、溶接継目の両側に第1及び第2ポケット部分を構
成し、1端部に隣接する第1ポケット部分は、継目から
間隔を置いた横方向に拡大した凹部と継目に隣接する横
方向に縮小した部分とを有し、第2ポケット部分は、継
目に隣接する横方向に縮小した部分を有する連続したポ
ケットとを含み、1つの部材のポケット部分の1つは、
1つのポケット部分の基部から1つの部材の表面に向う
方向に延びる突起を有し、さらに、横方向に縮小した中
間部分により互いに接続された横方向に拡大した端部部
分を含み、拡大した端部部分の1つは第1ポケット部分
に受入れられ、縮小した中間部分は溶接継目に跨って縮
小したポケット部分に受入れられる補強要素と、突起に
係合し要素を溶接継目に跨ってポケット内に保持する保
持具と、を含む溶接補強構造が提供される。
【0015】本発明による別の実施形態において、互い
に溶接されて細長い溶接継目を形成する第1及び第2部
材と、対応する表面に開口するように部材中に形成さ
れ、溶接継目の両側に第1及び第2ポケット部分を構成
し、1端部に隣接する第1ポケット部分は、継目から間
隔を置いた横方向に拡大した凹部と継目に隣接する横方
向に縮小した部分とを有し、第2ポケット部分は、継目
に隣接する縮小した部分を有する、連続したポケット
と、横方向に縮小した中間部分により互いに接続された
横方向に拡大した端部部分を含み、拡大した端部部分の
1つは第1ポケット部分に受入れられ、縮小した中間部
分は溶接継目に跨ってポケットに受入れられる、補強要
素と、表面に沿って要素並びに第1及び第2部材の上を
覆う被覆と、を含む溶接補強構造が提供される。
【0016】本発明によるさらに別の好ましい実施形態
において、互いに溶接されて細長い溶接継目を形成する
第1及び第2部材と、対応する表面に開口するように部
材中に形成され、溶接継目の両側に位置し、継目に跨る
横方向に縮小した中間ポケット部分により互いに接合さ
れた第1及び第2の横方向に拡大した凹部を構成する、
連続した概ねドッグボーンの形状のポケットと、ドッグ
ボーンの形状のポケットに概ね相補的な形状であり、ポ
ケットに配置された概ねドッグボーンの形状の補強要素
であって、横方向に縮小した中間部分により互いに接続
された横方向に拡大した端部部分を含み、第1及び第2
ポケット部分の各々は、細長い溶接継目に概ね平行に延
び、部材の基部から表面に向う方向でポケット部分から
離れるようにテーパを持った少なくとも1つの端縁を有
し、ドッグボーンの形状の補強要素の拡大した端部部分
の各々は、細長い溶接継目に概ね平行に延び、関連のポ
ケット部分のテーパに対して概ね相補的な形状であるテ
ーパを持った少なくとも1つの端縁を有する、補強要素
と、ドッグボーンの形状の補強要素をポケット内に保持
するための手段と、を含む溶接補強構造が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】図面、特に図1を参照すれば、全
体を10で示す、1対の部材14及び16間の溶接継手1
2を補強するための溶接補強構造が示されていて、この
例では、部材が水平方向の溶接継手12に沿って一体に
溶接されている。部材14及び16は、円筒形の部材、
すなわち、円筒形の部材14が円筒形の部材16に重ね
られ互いに溶接された部材として示される。溶接補強構
造10は、部材14及び16中に形成されたポケット2
0内に受入れられる補強要素18、例えばブラケットを
通常含む。突起22がポケット20内にあり、また全体
を23で示す保持クランプが、以下に述べるように、要
素18をポケット20内に固定する。溶接補強構造10
は、互いに溶接された部材に沿って多数の位置に適用で
きることが分かるであろう。
【0018】補強要素18は、横方向に拡大した端部部
分24及び26並びに横方向に縮小した中間部分28を
有するドッグボーンまたはI字形の形状をしている。貫
通開口30が要素18の少なくとも1つの端部に設けら
れ、以下に述べるように、突起22及び保持クランプ2
3を受入れる。
【0019】ポケット20は、補強要素18に対して概
ね相補的な形状になっている。つまり、ポケットは、部
材14及び16中の横方向に拡大した端部部分32及び
34並びに端部部分32及び34間に延びかつ溶接継目
12を横切る中間部分36を有する。従って、ポケット
20は、端部部分32及び中間部分36の1部分を含む
第1ポケット部分35並びに端部部分34及び縮小した
中間部分36の別の隣接部分を含む第2ポケット部分3
7を有する。ポケットは、ポケットの基部を形成する表
面40を残して所定の深さまで部材14及び16中に形
成される。ポケット20の端縁は、真直ぐまたは僅かに
テーパを持たせることができるが、同時に、溶接継目に
隣接しかつそれに平行なポケットの端縁は、基部40か
ら外方にテーパを持たせるのが好ましい。従って、表面
42及び44は、図2Bに示す本発明のさらに別の実施
形態において角度αにより示すように、ポケットの端部
部分を拡大させる方向に基部40から外方にテーパを持
っている。残りの表面、例えば表面43及び45、特に
溶接継目に平行な表面は、同様に反対方向にテーパを持
たせることができる。
【0020】ポケット20を形成するために、部材14
及び16の材料は、突起22を機械加工しないまま残し
ながら、機械加工され取除かれるのが好ましい。従っ
て、突起22は、部材14の一体部分からなるのが好ま
しい。
【0021】ブラケット18は、ポケット20の形状に
対して概ね相補的な形状になっている。従って、溶接継
目12に平行なブラケット18の端縁、特に内側の端縁
46及び48は、ポケット20の対応する端縁に対して
相補的な形状になるようにテーパを持つ。例えば、端縁
46及び48は、それぞれ端縁42及び44に対して相
補的形状になるようにテーパを持つが、一方それに対向
する平行な端縁は、図2Bのさらに別の実施形態に示す
ように、それぞれ端縁43及び45に対して相補的な形
状になっている。テーパを持たせることによって、溶接
部に垂直な軸に沿うポケット及びブラケットの間の間隙
をゼロにすることが可能になる。ブラケット及びポケッ
トの間の小さな間隙が、溶接部に平行な軸に沿って存在
し、ポケットへの補強要素の取付けを容易にする。開口
30は、もちろん突起22と位置合わせされ、突起22
の周りの環状空間中に保持クランプ23を受入れるのに
十分な間隙を残して突起22を受入れる。
【0022】保持クランプ23は、割りスリーブ50、
ウェッジ52、及び保持ナット54を含む。割りスリー
ブ50は、外方に向ってテーパを付けた外側表面56及
びねじ付き円筒形表面58を有する。ウェッジ52は分
割されており、スリーブ50のねじ58と係合する内側
にねじが切られた表面を有する。ウェッジの外側端部
は、ナット54中の環状溝に受入れる環状の肩部を含
む。保持クランプ23のナットを回転させることで、ク
ランプは、開口30の内径及び突起22の間で拡張す
る。クランプが、ナット54をねじ込むことにより締め
付けられると、ウェッジ52のウェッジが、スリーブ5
0に沿って軸方向に移動し、今度はブラケット18がポ
ケット20内に保持される。
【0023】補強要素18の材料の熱膨張係数は、部材
14及び16の熱膨張係数よりも低くなるように選択さ
れる。設備の運転中の加熱の間には、補強要素18は、
従って引張状態になり、シュラウド溶接継手は圧縮状態
になるであろう。従って、溶接継目に垂直な荷重経路
は、補強要素によって引張荷重として担持される。溶接
継目に平行な方向に掛かる荷重は、補強要素18の断面
によって剪断荷重として伝達される。
【0024】図1の溶接補強構造は、溶接継目12を横
断して互いの連続体を形成する部材14及び16を補強
するのに使用できるが、図2A、図2B及び図3の実施
形態は、互いに直角を成す方向に向いた部材間に類似の
溶接補強構造を用いる。この実施形態においては、先の
実施形態と同様の部品は、符号接頭辞「1」を有する同
様な参照符号で表す。図2A、図2B、及び図3に示す
ように、水平方向に延びるリング60が、水平方向の溶
接継目に沿って垂直方向に向いた部材62に溶接され
る。部材62の外側表面及びリング部材60の外側端縁
に沿って延びるポケット120(図3)が形成される。従
って、それぞれポケット部分135及び137の両端部
における横方向に拡大した凹部132及び134は、そ
れぞれ部材62及び60中にあり、また中間部分136
は、溶接継目112を横切ってポケット部分132及び
134の間を延びる。補強要素118は、図1に示す要
素18に類似している。ポケット及び補強要素の縁部
は、図1の本発明の実施形態におけると同様にテーパを
持っていることが分かるであろう。さらに、保持クラン
プ組立体123を用いて補強要素118をポケット12
0内に保持し、先の実施形態と同様な結果が得られる。
【0025】次ぎに図4A、図4B、及び図5に示す本
発明の実施形態では、溶接補強構造は、それらの間に溶
接継目112を備える先行の実施形態におけると同様
に、垂直方向に延びる部材62及び水平方向に延びる部
材60の間に同様に形成される。しかしながら、この構
成では、水平方向の部材60は、ポケット全体を受入れ
るには厚さが不十分である。従って、部材62中及び部
材60の外側端縁に沿ってポケットが形成される。従っ
て、中間ポケット部分236は、部材62中の横方向に
拡大した凹部232から部材60の端縁を完全に貫通し
て延び、ポケット220は形状構成が実質上T字形とな
り、また凹部232及び中間ポケット部分236の1部
分を含むポケット部分235のみを有するという結果に
なる。補強要素218は、下側の横方向に拡大した部分
224の横方向端縁246が真直ぐでありテーパを持っ
ていないということを除いては、先の実施形態の補強要
素に類似している。しかしながら、上側ポケット部分2
32を構成する端縁242だけでなく、上方端縁248
もテーパを持っている。従って、補強要素218は、拡
大した上側ポケット部分232及び中間ポケット部分2
20内に受入れられる。要素218の下側の横方向に拡
大した部分224は、部材60の下に位置する。
【0026】図6に示す本発明の実施形態では、補強要
素及びポケットは、要素及びポケットが、水平方向に位
置するように向けられ、部材314及び316の間の垂
直方向の溶接継目300を跨っていることを除いては、
図1に示す対応する部分と同一である。従って、この実
施形態においては、図1の先の実施形態におけると同様
な部分には、数字3を前に付けた同様な符号を用いる。
従って、拡大した端部部分324及び326並びに縮小
した中間部分328を有するドッグボーンの形状をした
要素318は、概ね相補的な形状をしたポケット320
内に受入れられる。突起322は、開口330内に受入
れられ、保持クランプ323が突起322の周りに同様
に取付けられ、要素318をポケット320内に保持す
る。
【0027】本発明のさらに別の実施形態を図7に示す
が、図1の実施形態に対応する部品には数字4を前に付
ける。1つ部材または複数の部材の金属から例えば突起
22のような突起を機械加工する代わりに、ポケット4
20の基部に、孔427を設けるように構成することが
できる。図7には、ポケット420の両端部で、ポケッ
ト部分435及び437の一部を形成する横方向に拡大
した凹部432及び434中に、2つの孔427が示さ
れる。孔427はボルト429を受入れる。ボルトは、
部材414及び416の1側面から孔427を貫通し、
補強要素418の横方向に拡大した端部部分424及び
426中の開口425を貫通して、ねじ付きナット43
1を受入れる。このようにして、補強要素418は互い
に溶接された部材に固定され、要素は溶接継目412を
跨る。
【0028】図8は、垂直方向及び水平方向の両方の溶
接継目における本発明の溶接補強構造を示す。例えば、
垂直方向の溶接継目300は、図6におけると同様に要
素318により補強される。水平方向の継目112は、
溶接補強要素118を含む図2A及び図2Bに示す構成
により同様に補強される。このように、多数の補強要素
及びポケットが、溶接補強構造が必要な場所に、垂直方
向及び水平方向に延びる溶接継目の両方にまたはその他
の方向に向いた溶接継目に用いられる。突起22のよう
な突起は、ポケットの対向する端部に同様に設けること
ができることも分かるであろう。その構成では、1対の
保持クランプ23が、それぞれの突起22に係合し要素
18をポケットに保持することができるように、要素1
8の対向する端部に、開口30を同様に同様に設けるこ
とができる。
【0029】図9に示すように、本明細書に示した様々
な構成のうちの何れの構成の補強要素も、上を覆う被覆
500を備えることができる。被覆500は、ドッグボ
ーン形状の要素、例えば、要素18と部材14及び16
との間に形成されるポケットを密封する。被覆500に
より、それぞれ図1及び図7に示すようなクランプ保持
具あるいはボルト組立体の必要性が無くなることが分か
るであろう。
【0030】本発明は、現時点で最も実用的かつ好まし
い実施形態であると考えられるものに関して今まで述べ
てきたが、本発明は、開示した実施形態に限定されるべ
きではなく、逆に、特許請求の範囲の技術思想及び技術
的範囲に含まれる様々な変形形態及び均等の構成を保護
しようとするものであることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による溶接補強構造を示す、1部破断
された部分斜視図。
【図2A】 溶接継手を補強するのに有用なブラケット
の側面図。
【図2B】 図2Aに示すブラケットを用いた溶接継手
の1部破断断面図。
【図3】 その補強構造を示す、円筒形溶接シュラウド
の1部の部分斜視図。
【図4A】 ブラケットの側面図。
【図4B】 ブラケットが継手を補強するために適用さ
れる溶接継手の部分断面図。
【図5】 シュラウドに適用される図4A及び図4Bの
補強構造を示す、円筒形シュラウドの部分斜視図。
【図6】 垂直方向の溶接継目に対する溶接補強構造を
示す、図1に類似の図。
【図7】 溶接補強構造のさらに別の実施形態を示す、
図6に類似の図。
【図8】 垂直方向及び水平方向の溶接継手における本
発明による溶接補強構造を示す斜視図。
【図9】 上を覆う被覆を備える溶接補強構造を示す、
図1に類似の図。
【符号の説明】
10 溶接補強構造 12 溶接継手 14,16 部材 18 補強要素 20 ポケット 22 突起 23 保持クランプ 24,26 横方向に拡大した端部部分 28 横方向に縮小した中間部分 30 貫通開口 32,34 横方向に拡大した端部部分 35 第1ポケット部分 36 中間部分 37 第2ポケット部分 40,42,43,44,45 表面 α 角度 46,48 内側端縁 50 割りスリーブ 52 ウェッジ 54 保持ナット 56 外方に向ってテーパを付けた外側表面 58 ねじ付き円筒形表面 60 水平方向に延びるリング 62 垂直方向に向いた部材 112 溶接継目 118 補強要素 120 ポケット 123 保持クランプ組立体 132,134 横方向に拡大した凹部 135,137 ポケット部分 136 中間部分 218 補強要素 220 ポケット 224 下側の横方向に拡大した部分 232 横方向に拡大した凹部 236 中間ポケット部分 242 端縁 246 横方向端縁 248 上方端縁 300 垂直方向の溶接継目 314,316 部材 318 ドッグボーンの形状をした要素 320 ポケット 322 突起 324,326 拡大した端部部分 328 縮小した中間部分 330 開口 323 保持クランプ 412 溶接継目 414,416 部材 418 補強要素 420 ポケット 424,426 拡大した端部部分 425 開口 427 孔 429 ボルト 431 ねじ付きナット 432,434 横方向に拡大した凹部 435,437 ポケット部分 500 上を覆う被覆
フロントページの続き (72)発明者 ジャック・トシオ・マツモト アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サニ ーヴェール、ダブリュー・マッキンレー・ アベニュー、862番 (72)発明者 デビッド・ビー・ドレンデル アメリカ合衆国、カリフォルニア州、サ ン・ノゼ、マハン・ドライブ、6286番 (72)発明者 デビッド・ウェスレー・サンドゥスキー カリフォルニア州、ロス・ガトス、ビス タ・デル・マー、231番

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに溶接されて細長い溶接継目を形成
    する第1及び第2部材(14,62,314,414;
    16,60,316,416)と、 対応する表面に開口するように前記部材中に形成され、
    前記溶接継目の両側に第1及び第2ポケット部分(3
    5,135,235,335,435,37,137,
    237,337,437)を構成し、1端部に隣接する
    前記第1ポケット部分は、前記継目から間隔を置いた横
    方向に拡大した凹部(32,132,232,332、
    432)と前記継目に隣接する横方向に縮小した部分と
    を有し、前記第2ポケット部分は、前記継目に隣接する
    横方向に縮小した部分を有する、連続したポケット(2
    0,120,220,320,420)とを含み、 前記1つの部材の前記ポケット部分の1つは、前記1つ
    のポケット部分の基部から前記1つの部材の表面に向う
    方向に延びる突起を有し、さらに 横方向に縮小した中間部分(38,138,238,3
    38,438)により互いに接続された横方向に拡大し
    た端部部分(32,132,232,332,432)
    を含み、前記拡大した端部部分の1つは前記第1ポケッ
    ト部分に受入れられ、前記縮小した中間部分は前記溶接
    継目に跨って前記縮小したポケット部分に受入れられ
    る、補強要素(18,118,218,318,41
    8)と、 前記突起に係合し前記要素を前記溶接継目に跨って前記
    ポケット内に保持する保持具(23,123,223,
    323,423)と、を含むことを特徴とする溶接補強
    構造。
  2. 【請求項2】 前記第2ポケット部分は、前記溶接継目
    から間隔を置いた横方向に拡大した凹部(34,13
    4,234,334,434)を含み、前記要素の前記
    拡大した端部部分は、前記第1及び第2ポケット部分に
    それぞれ受入れられ、前記要素の前記縮小した中間部分
    は、前記溶接継目に跨っていることを特徴とする請求項
    1に記載の溶接補強構造。
  3. 【請求項3】 前記要素の前記1つの拡大した端部部分
    は、前記突起を受入れるための開口(30,130,2
    30,330)を有し、前記保持クランプが前記開口中
    にあって前記突起の周りに受入れられることを特徴とす
    る請求項1に記載の溶接補強構造。
  4. 【請求項4】 前記保持クランプは、スリーブ(5
    0)、前記スリーブの周りの環状ウェッジ(52)、及
    びドライバ(54)を含み、前記ドライバ及び前記スリ
    ーブを互いにねじ込むのに応じて、かかるウェッジが前
    記スリーブの周りに引寄せられるように前記ドライバが
    前記スリーブに螺合され、それによって前記要素及び前
    記突起を互いに固定することを特徴とする請求項3に記
    載の溶接補強構造。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2部材(60,62)
    は、互いに角度を持ち、前記要素の前記拡大した端部部
    分の別の1つ(224)が、その角度を持つ表面に沿っ
    て前記第2部材に係合することを特徴とする請求項1に
    記載の溶接補強構造。
  6. 【請求項6】 前記1つのポケット部分は、前記細長い
    溶接継目に概ね平行に延び、前記第1部材の前記基部か
    ら前記表面に向う方向で前記1つのポケット部分から離
    れるようにテーパを持った少なくとも1つの端縁(4
    2)を有することを特徴とする請求項1に記載の溶接補
    強構造。
  7. 【請求項7】 前記1つのポケット部分は、前記細長い
    溶接継目に概ね平行に延び、かつ前記第1部材の前記基
    部から前記表面に向う方向で互いに離れるようにテーパ
    を持った、対向する側面に沿った概ね平行な端縁(4
    3,45)を有することを特徴とする請求項1に記載の
    溶接補強構造。
  8. 【請求項8】 前記1つのポケット部分は、前記細長い
    溶接継目に概ね平行に延び、前記第1部材の前記基部か
    ら前記表面に向う方向で前記1つのポケット部分から離
    れるようにテーパを持った少なくとも1つの端縁(4
    2)を有し、前記要素の前記1つの拡大した端部部分
    は、前記細長い溶接継目に概ね平行に延び、前記1つの
    ポケット部分の前記1つの端縁の前記テーパに対して概
    ね相補的な形状であるテーパを有する少なくとも1つの
    端縁(46)を有することを特徴とする請求項1に記載
    の溶接補強構造。
  9. 【請求項9】 前記1つのポケット部分の前記横方向に
    拡大した凹部は、前記細長い溶接継目に概ね平行に延
    び、前記第1部材の前記基部から前記表面に向う方向で
    互いに離れるようにテーパを持った、対向する側面に沿
    った概ね平行な端縁(42,43)を有し、前記要素の
    前記1つの拡大した端部部分は、前記細長い溶接継目に
    概ね平行で、かつ前記第1ポケット部分の前記対向する
    端縁の前記テーパに対して概ね相補的な形状であるテー
    パを持った、対向する側面に沿った概ね平行な端縁(4
    6)を有することを特徴とする請求項1に記載の溶接補
    強構造。
  10. 【請求項10】 前記要素は、前記第1及び第2部材の
    熱膨張係数より低い熱膨張係数を有する材料で形成さ
    れ、前記溶接継目に垂直な方向の荷重が前記要素に沿う
    引張荷重として担持されることを可能にすることを特徴
    とする請求項1に記載の溶接補強構造。
  11. 【請求項11】 前記基部は、前記最初に述べた表面の
    反対側の前記第1部材の第2表面まで延びる貫通孔(4
    27)を有し、前記突起(429)は前記開口を貫通し
    て受入れられ、前記保持クランプにより係合されること
    を特徴とする請求項1に記載の溶接補強構造。
  12. 【請求項12】 互いに溶接されて細長い溶接継目を形
    成する第1及び第2部材(14,16)と、 対応する表面に開口するように前記部材中に形成され、
    前記溶接継目の両側に第1及び第2ポケット部分(3
    5,37)を構成し、前記第1ポケット部分(35)
    は、前記継目から間隔を置いた横方向に拡大した凹部
    (32)と前記継目に隣接する縮小した部分とを有し、
    前記第2ポケット部分(37)は、前記継目に隣接する
    横方向に縮小した部分を有する、連続したポケット(2
    0)と、 横方向に縮小した中間部分(28)により互いに接続さ
    れた横方向に拡大した端部部分(22,24)を含み、
    前記拡大した端部部分の1つは前記第1ポケット部分に
    受入れられ、前記縮小した中間部分は前記溶接継目に跨
    って前記ポケットに受入れられる、補強要素(18)
    と、 前記表面に沿って前記要素並びに前記第1及び第2部材
    の上を覆う被覆(500)と、 を含むことを特徴とする溶接補強構造。
  13. 【請求項13】 互いに溶接されて細長い溶接継目を形
    成する第1及び第2部材(14,314,414;1
    6,316,416)と、 対応する表面に開口するように前記部材中に形成され、
    前記溶接継目の両側に位置し、前記継目に跨る横方向に
    縮小した中間ポケット部分(36,336,436)に
    より互いに接合された第1及び第2の横方向に拡大した
    凹部(32,34,332,334,432,434)
    を構成する、連続した概ねドッグボーンの形状のポケッ
    ト(20,320,420)と、 前記ドッグボーンの形状のポケットに概ね相補的な形状
    であり、前記ポケット内に配置された概ねドッグボーン
    の形状の補強要素(18,318,418)であって、
    横方向に縮小した中間部分(28,328,428)に
    より互いに接続された横方向に拡大した端部部分(2
    4,26,324,326,424,426)を含み、
    前記第1及び第2ポケット部分の各々は、前記細長い溶
    接継目に概ね平行に延び、前記部材の前記基部から前記
    表面に向う方向で前記ポケット部分から離れるようにテ
    ーパを持った少なくとも1つの端縁(42,44)を有
    し、前記ドッグボーンの形状の補強要素の前記拡大した
    端部部分の各々は、前記細長い溶接継目に概ね平行に延
    び、前記関連のポケット部分の前記テーパに対して概ね
    相補的な形状であるテーパを持った少なくとも1つの端
    縁(46,48)を有する、補強要素(18,318,
    418)と、 前記ドッグボーンの形状の補強要素を前記ポケット内に
    保持するための手段(23,323,429,500)
    と、を含むことを特徴とする溶接補強構造。
  14. 【請求項14】 前記保持手段は、前記ポケット部分の
    一方の部分の基部から前記部材の前記表面に向う方向に
    延びる突起(32,322)と、前記突起と係合し前記
    要素を前記溶接継目に跨って前記ポケット内に保持する
    するための保持クランプ(23,323)とを含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の溶接補強構造。
  15. 【請求項15】 前記保持手段は、前記第1及び第2部
    材の表面並びに前記ポケット内の前記要素の上を覆う被
    覆(500)を含むことを特徴とする請求項13に記載
    の溶接補強構造。
  16. 【請求項16】 前記要素は、前記第1及び第2部材の
    熱膨張係数よりも低い熱膨張係数を有する材料で形成さ
    れ、前記溶接継目に垂直な方向の荷重が前記要素に沿う
    引張荷重として担持されることを可能にすることを特徴
    とする請求項13に記載の溶接補強構造。
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