JPH0615A - 藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置 - Google Patents

藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置

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Publication number
JPH0615A
JPH0615A JP15989392A JP15989392A JPH0615A JP H0615 A JPH0615 A JP H0615A JP 15989392 A JP15989392 A JP 15989392A JP 15989392 A JP15989392 A JP 15989392A JP H0615 A JPH0615 A JP H0615A
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JP
Japan
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ground
reaping
parallel
reaping section
distance sensors
Prior art date
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Pending
Application number
JP15989392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ono
隆行 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0615A publication Critical patent/JPH0615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面の凹凸や起伏があっても植立藺草を従来
よりも根元で切断できるようして、商品としての回収率
の向上を図る。 【構成】 分草装置、引起こし装置、刈取装置3を備え
た刈取部Aを走行機体Bの前に装備した藺草ハーベスタ
の刈取部昇降制御装置において、刈取部Aを走行機体B
に対して横軸心P周りに揺動昇降させる油圧シリンダ2
1及び平行に昇降させる電動ネジ送り機構D、地面との
上下距離を検出する一対の距離センサ23,23を分草
フレーム22の前後に備え、刈取部Aの地面に対する平
行姿勢を維持するべく距離センサ23,23の検出情報
に基づいて刈取部Aを地面に追従揺動・平行昇降させる
ように、両距離センサ23,23と油圧シリンダ21の
電磁制御弁25と電動ネジ送り機構Cとを連係する制御
装置24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、藺草ハーベスタでの植
立藺草の刈取りを、極力藺草の根元部位で行え、かつ、
その状態を維持させる技術に係り、詳しくは、植立藺草
を分草する分草装置と、分草された植立藺草を引起こす
引起こし装置と、引起こされた植立藺草を刈取る刈取装
置とを備えた刈取部を走行機体の前部に装備してある藺
草ハーベスタの刈取部昇降制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、藺草ハーベスタでは、実開平4−
24416号公報で示されたもののように、刈取部を横
軸心周りで機体に対して揺動昇降自在に構成してあり、
刈取部の地中への突っ込みを回避させるべく地面の起伏
に対応して昇降操作するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】藺草は稲や麦等とは異
なり、それ自身、すなわち、刈取後の藺草全てが商品と
なるため、なるべく地面すれすれに刈取ることが要求さ
れるものである。従来では、上記した刈取部の揺動昇降
構造により、刈取部の突っ込み防止機能以外に、地面の
起伏に対応して植立藺草の刈取位置を地面に近接した位
置に操作することが可能となっている。しかしながら、
比較的刈取部は前後方向長さが長く、そして刈取装置は
その後部に位置しているため、地面が段差状や局部的に
盛り上がる等の変化があると実際には揺動昇降だけで対
応することが難しく、刈取位置をより根元部位で切断さ
せるには改善の余地が残されていた。本発明の目的は、
地面の凹凸や起伏があっても植立藺草を従来よりも根元
で切断できるようして、商品としての回収率の向上を図
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、植立藺草を分草する分草装置と、分草された
植立藺草を引起こす引起こし装置と、引起こされた植立
藺草を刈取る刈取装置とを備えた刈取部を走行機体の前
部に装備してある藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置
において、刈取部を走行機体に対して横軸心周りに揺動
昇降させる揺動昇降機構及び平行に昇降させる平行昇降
機構を設けるとともに、地面との上下方向の対向距離を
検出する一対の距離センサを前後に間隔を隔てた状態で
刈取部に備え、刈取部の地面に対する平行姿勢を維持す
るべく距離センサの検出情報に基づいて刈取部を地面に
追従して揺動及び平行昇降させる状態に、両距離センサ
と揺動昇降機構のアクチュエータと平行昇降機構のアク
チュエータとを連係する制御手段を備えてあることを特
徴とする。
【0005】
【作用】つまり、地面の凹凸や起伏に揺動昇降及び平行
昇降できるように刈取部を支持させることで対応するも
のであるから、局部的な凹凸や段差状に変化しても地面
への追従性が従来に比べて改善され、切断装置をより藺
草の根元部位で位置させることができるようになる。さ
らに、揺動昇降による前後傾倒移動制御及び平行昇降に
よる平行移動制御による姿勢制御機能は、刈取部に備え
た一対の距離センサの対地感距離の検出に基づいて自動
的に実行されるものであるから、現実に刈取部が位置す
る地面の起伏状態を捉えて刈取部を的確に姿勢制御する
とができるようになり、藺草の根元部位で切断できる状
態を刈取作業の間に維持させることが可能である。
【0006】
【発明の効果】従って、自動制御状態を選択するだけの
簡単操作にして刈取部の地面追従性を向上させることが
でき、全体として植立藺草の切断位置をより根元に近づ
けられて藺草回収率が改善できるものを提供するに至っ
た。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図2、図3に走行機体Bの前に刈取部Aが配設
された藺草ハーベスタが示され、刈取部Aは、分草装置
1、引起し装置2、刈取装置3、挟持搬送装置4、結束
装置5、横送り係止搬送装置6、選り装置7等から構成
され、走行機体Bは、操縦部8、クローラ走行装置9、
結束された茎稈束を積載する荷台10等から構成されて
いる。11はエンジン、12は走行用ミッションであ
る。図4に示すように、選り装置7における選りベルト
7Aには、ベルト進行方向に対する遅れ角度が付けられ
た多数の係止突起7aが形成され、かつ、それら係止突
起7aの先端部分にはフッ素樹脂〔テフロン(デュポン
社等の登録商標)〕コーティングが施され、搬送デッキ
13との接触摩擦抵抗を少なくして円滑良好に作動する
ようにしてある。また、図5に示すように、刈取装置3
における左右に往復移動する可動刃3Aの上側に、この
可動刃3A駆動用の連結部材3aに連結されて可動刃3
Aと共に往復左右移動する略L字形状の除去部材14を
装備してある。この除去部材14は部分的に隆起させた
ラック板状に形成されるとともに、可動刃3Aと刈取右
フレーム15Rとの上に溜まりがちな屑藺やごみを取り
除いて良好な切断作用及び刈取藺草の搬送状態が得られ
るようにしてある。
【0008】次に、刈取部Aについて説明する。図1、
図2に示すように、刈取部Aを走行機体Bに対して横軸
心P周りに揺動昇降させる揺動昇降機構Cと、平行に昇
降させる平行昇降機構Dとを設けてある。すなわち、刈
取フレーム本体15に軸心Pで連結される支持ブロック
16を、走行機体B側の支持ブラケット17に電動モー
タ18で正逆方向に回転駆動自在な状態で支承されるネ
ジ軸19に螺装してあるとともに、刈取フレーム15と
トラックフレーム20とに亘って油圧式の昇降シリンダ
21を架設してある。つまり、昇降シリンダ21のみを
駆動する(電動モータ18のみを駆動させる手段でも良
い)と刈取部Aを軸心P周りに揺動昇降させる揺動昇降
機構Cとなり、昇降シリンダ21と電動モータ18とを
適宜に連係駆動させると刈取部Aを平行に昇降させる平
行昇降機構Dとなるのである。そして、分草フレーム2
2には、地面との上下方向の対向距離を検出する一対の
距離センサ23,23を前後に間隔を隔てた状態で備え
てあり、刈取部Aの地面に対する平行姿勢を維持するべ
く距離センサ23,23の検出情報に基づいて刈取部A
を地面に追従して揺動及び平行昇降させる状態に、両距
離センサ23,23と揺動昇降機構のアクチュエータ、
すなわち昇降シリンダ21と平行昇降機構のアクチュエ
ータ、すなわち電動モータ18とを連係する制御装置
(制御手段に相当)24を備えて刈取部Aの姿勢制御装
置Eが構成されている。昇降シリンダ21は、その電磁
制御弁25を制御装置24に接続してある。距離センサ
23は横軸心X周りで地面に接触して追従揺動自在なソ
リ体23aとボリューム23Vの操作片23vとをロッ
ド23bで連動連結して構成されて分草フレーム22に
装着してある。尚、26は昇降シリンダ21用の昇降レ
バー、27は電動モータ18駆動用の正逆レバー、28
は自動昇降制御状態とマニュアル昇降操作状態とのモー
ド切換スイッチである。
【0009】姿勢制御装置Eの作用を説明すると、モー
ド切換スイッチが自動位置に操作されている状態では、
前側のソリ体23a軸心Xと地面との距離Lf、及び後
側のソリ体23a軸心Xと地面との距離Lrとが予め設
定された所定の範囲内に維持されるように、すなわち一
対の距離センサ23,23夫々の検出値が所定の範囲内
に維持されるように電磁制御弁25と電動モータ18と
を適宜に駆動させるように制御装置24が機能するので
ある。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】姿勢制御装置の構造を示す系統図
【図2】藺草ハーベスタの側面図
【図3】藺草ハーベスタの平面図
【図4】刈取装置部分の簡略正面図
【図5】刈取装置部分の平面図
【符号の説明】
1 分草装置 2 引起こし装置 3 刈取装置 18,21 アクチュエータ 23 距離センサ 24 制御手段 A 刈取部 B 走行機体 C 揺動昇降機構 D 平行昇降機構 P 横軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植立藺草を分草する分草装置(1)と、
    分草された植立藺草を引起こす引起こし装置(2)と、
    引起こされた植立藺草を刈取る刈取装置(3)とを備え
    た刈取部(A)を走行機体(B)の前部に装備してある
    藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置であって、前記刈
    取部(A)を前記走行機体(B)に対して横軸心(P)
    周りに揺動昇降させる揺動昇降機構(C)及び平行に昇
    降させる平行昇降機構(D)を設けるとともに、地面と
    の上下方向の対向距離を検出する一対の距離センサ(2
    3),(23)を前後に間隔を隔てた状態で前記刈取部
    (A)に備え、前記刈取部(A)の地面に対する平行姿
    勢を維持するべく前記距離センサ(23),(23)の
    検出情報に基づいて該刈取部(A)を地面に追従して揺
    動及び平行昇降させる状態に、前記両距離センサ(2
    3),(23)と前記揺動昇降機構(C)のアクチュエ
    ータ(21)と前記平行昇降機構(D)のアクチュエー
    タ(18)とを連係する制御手段(24)を備えてある
    藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置。
JP15989392A 1992-06-19 1992-06-19 藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置 Pending JPH0615A (ja)

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ID=15703483

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JP15989392A Pending JPH0615A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 藺草ハーベスタの刈取部昇降制御装置

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JP (1) JPH0615A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662846A (en) * 1995-03-29 1997-09-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company One-step process for producing solid surface material with foam backing

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5662846A (en) * 1995-03-29 1997-09-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company One-step process for producing solid surface material with foam backing

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