JPH06159513A - マンホールの入出用遮蔽ドア - Google Patents

マンホールの入出用遮蔽ドア

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JPH06159513A
JPH06159513A JP5224694A JP22469493A JPH06159513A JP H06159513 A JPH06159513 A JP H06159513A JP 5224694 A JP5224694 A JP 5224694A JP 22469493 A JP22469493 A JP 22469493A JP H06159513 A JPH06159513 A JP H06159513A
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manhole
shield
radiation beam
flange
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守作業員によりマンホールのドアを持ち上
げたりその他の操作が容易に可能なように軽量である入
出用遮蔽ドアを提供する。 【構成】 出入用遮蔽ドアは、マンホールのフランジ1
52に連結されるブラケット210と、該ブラケットに
枢着される第1の端部分280を有する複数の揺動アー
ム270とを含む。第1の遮蔽板340は、該アームの
第2の端部分320に連結され、マンホールに隣接して
平行に配置される。第1の遮蔽板及びマンホールは隙間
460を画成する。第1の遮蔽板は、マンホールの通気
を行うための通気孔350を有し、気中放射性粒子35
5を排出する。第1の遮蔽板に取り付けられる第2の遮
蔽板360は、第1の遮蔽板の通気孔と同軸関係で整列
され且つ第1の遮蔽板から離間して配置されて放射線ビ
ームが通気孔から出るのを阻止する。第1の遮蔽板は、
軽量の接続可能なセグメントから形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、開口のための
閉鎖構造に関し、特に、放射線ビームが流れる原子力蒸
気発生器のマンホールのための入出用遮蔽ドアもしくは
アクセスドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力蒸気発生器の保守点検作業中、マ
ンホールを覆うための装置は公知であるが、本発明者の
知るところによれば、これ等の公知の装置には多くの操
作上の問題がある。これ等の問題を理解するためには、
典型的な原子力蒸気発生器の構造及び動作に関する或る
程度の基礎知識が必要である。
【0003】典型的な原子力熱交換器即ち蒸気発生器
は、加熱された放射性一次流体(即ち、水)から低温の
非放射性二次流体(即ち、水)に熱が伝達される際に蒸
気を発生する。一次流体は、複数の逆U字形の管内を流
れる。これ等の逆U字形の管は、離間配置された複数の
支持板に形成されている孔で受けられ、他方、各管の端
は最下部の支持板の下方に配置された管板に受け入れら
れる。管板の下方に位置する蒸気発生器内部構造は管板
の内部(水室)と相俟って、蒸気発生器の放射性一次側
を画成し、管板上方の蒸気発生器の内部構造は、当該蒸
気発生器の非放射性二次側を画成する。
【0004】蒸気発生器の運転中、二次流体は管の外面
を横切って流れ、一次流体は管内部を流れる。管壁は、
管内部を流れる加熱された一次流体から管の外部表面を
横切って流れる低温の二次流体に熱を伝達するための熱
伝導体としての機能を果たす。従って、管板及び逆U字
形の管は、流体力学的には蒸気発生器の一次側を二次側
から隔離し、他方、熱伝達の面からは両者を結合する。
また、蒸気発生器は、該蒸気発生器に保守を行うために
蒸気発生器の内部への接近もしくはアクセスを許容する
ために水室と連通する複数の円形のマンホールを備えて
いる。このマンホールは、蒸気発生器の運転中はハッチ
カバーにより封止状態で覆われる。各マンホールを取り
囲んでフランジが設けられ、このフランジにハッチカバ
ーがボルトにより封止状態で固定される。
【0005】安全上の理由から、一次流体と二次流体の
混合を避けるために、放射性の一次流体が非放射性の二
次流体から分離された状態に留どまるように、管は耐漏
洩性を有するように設計されている。しかし、蒸気発生
器の管は、運転中に生ずる応力や腐食が原因で劣化し耐
漏洩性を喪失する場合があり得る。このことは、安全上
の理由及び経済上の理由から望ましくない。
【0006】従って、蒸気発生器の保守に当たっては、
蒸気発生器を稼動状態から取り出し(即ち、オフライン
にし)、管内に挿入される渦電流或は超音波探子のよう
な種々の点検装置を用いて管の劣化に関し検査を行って
いる。これ等の探子は、被検管の内部表面に沿って移動
する。しかし、管の内部表面が検査過程中充分に乾燥し
ていない場合には、探子が管の湿った内部表面上でスリ
ップを起こすことがあり得る。そして、このようなスリ
ップは不正確な計器読み量を招来するかも知れない。従
って、管の内面は、点検過程を満足に遂行するためには
充分に乾燥していること肝要である。更にまた、保守プ
ロセスには、蒸気発生器の内部表面からの放射性のスラ
ッジ状付着物や他の粒状物の除去も含まれる。と言うの
は、このようなスラッジや粒状物は、運転中管を損傷す
る可能性があるからである。しかし、スラッジ除去プロ
セスは、蒸気発生器内部の雰囲気内に既に懸濁されてい
る気中放射性微粒子の量を増加し得る。このような気中
放射性粒子は、保守作業員が蒸気発生器の手入れを行う
前に蒸気発生器から排出して、保守作業員に対する放射
線被曝を低減するのが好ましい。蒸気発生器から気中放
射線粒子を排出することは、このような粒子が保守作業
員の衣服に付着することがある点からも重要であり、こ
の理由から、保守作業員が纏っている衣服が汚染されな
いようにするための一層の努力及び費用を払う必要があ
る。
【0007】保守プロセスを開始する前に、一次流体及
び二次流体を排出し、蒸気発生器のマンホールを覆って
いるハッチカバーを取り外して、蒸気発生器の内部に接
近できるようにすることは言うまでもない。しかし、蒸
気発生器の内部は放射性であるので、ハッチカバーを取
り外す際に放射線ビームがマンホールを介し放出する。
この放射線ビームは、マンホールにおいて約7,000
mR(ミリレントゲン)の強度を有し得る。長期間に亙
ってこのような放射線レベルに保守作業員が曝れるの
は、健康上の理由から望ましくない。従って、従来は、
保守作業員を蒸気発生器の保守作業中に放射線から保護
するために、放射線放出を低減する目的でマンホールを
適当に覆うための遮蔽カバーが用いられている。
【0008】しかし、マンホールの遮蔽カバーは比較的
に重い。と言うのは、遮蔽カバーを構成する遮蔽材料は
通常、充分な遮蔽を実現するために鉛等の比較的高質量
数の金属から形成されているためである。このようなカ
バーは約27.2Kg(60ポンド)或はそれ以上の重量
となり得る。カバーのこのように大きな重量のため、保
守作業員がカバーを持ち上げてマンホールの上方に配置
する能力が阻害される。従って、当該技術分野における
1つの課題は、カバーを容易に持ち上げたり或はマンホ
ールを覆うように配置することができるように軽量のカ
バーを得ることである。
【0009】また、鉛の良く知られている特性の1つと
して、比較的軟質もしくは可鍛性であることが挙げられ
る。従って、鉛製カバーの表面は使用に当たって容易に
窪んでしまい、通常平滑ではない。このような鉛製カバ
ーの粗面即ち凹みは、蒸気発生器の内部の雰囲気中に懸
濁されている気中放射性粒子の集積場所となる。このよ
うに、鉛製カバーの表面に放射性粒状物が集積すると、
蒸気発生器の保守に続いてカバーの汚染除去を行うため
に大きな労力や費用が要求される。従って、当該技術分
野における別の課題は、容易に汚染除去することができ
るカバーを得ることにある。
【0010】更に、蒸気発生器の外部表面からの熱損失
を防ぐために同蒸気発生器の外部表面が断熱材で覆われ
ている場合がある。このような熱損失は、蒸気発生器の
熱効率の低下につながるために望ましくない。上記のよ
うに断熱材で熱絶縁を施した場合、一般に、フランジの
面から外向きに約6〜8インチ(15.24〜20.32
cm)延びる締めしろが生ずる。この締めしろは、遮蔽
カバーをマンホール上に位置するための空間を得る上
で、フランジを囲繞する断熱材の一部を除去することを
必要とする。従って、当該技術分野における更に別の課
題は、遮蔽カバーをマンホール上方に位置付けるために
フランジを取り囲む断熱材の一部の除去を必要としない
遮蔽カバーを得ることにある。
【0011】原子力蒸気発生器のマンホールのための遮
蔽及び排気カバーは公知である。例えば、保守作業中、
潜在的に有害な放射線から保守作業員を保護するために
原子力蒸気発生器の一次側のマンホールに取り付けるこ
とが可能な遮蔽カバー及び排気カバーは、米国特許第
4,948,981号明細書に開示されている。即ち、こ
の米国特許明細書には、2レール・トラック組立体を取
り付けるためのブラケットを有する交換可能な取付フラ
ンジを含む遮蔽及び排気カバーが開示されている。遮蔽
カバー及び排気カバーはそれぞれ、開位置から閉位置に
摺動し、カバーの初期位置付けが容易になるように2レ
ール・トラックを容易に受けるようになっている。排気
カバー自体は、同カバーから外方に延びるノズルを有す
る中心開口を備えている。排気カバーの内側には遮蔽板
が配置されていて、空気が遮蔽板と排気カバーの内面と
の間を通りノズルから流出できるようになっている。取
付フランジにより、遮蔽カバー及び排気カバーを同じマ
ンホール上で交換することができる。この米国特許明細
書には、原子力蒸気発生器の一次側のマンホール上に取
り付け可能な遮蔽カバー及び排気カバーが開示されてい
るが、放射線に対して同時に遮蔽を行いながらマンホー
ルへのアクセスを可能にする遮蔽カバーに関しては何ら
の開示もなく、従って、本明細書で説明するような放射
線ビームが流れるマンホールための適当な入出用遮蔽ド
アを開示しているものとは考えられない。
【0012】従って、必要とされるのは、放射線ビーム
が流れる原子力蒸気発生器のマンホールのための入出用
遮蔽ドアもしくはアクセスドアを提供することである。
【0013】
【発明の概要】本発明は、放射線ビームが流れる原子力
蒸気発生器のマンホールであって、フランジにより囲繞
されている原子力蒸気発生器のマンホールのための入出
用遮蔽ドアもしくはアクセスドアを開示する。このドア
は上記フランジに着脱可能に接続されるようなっている
ブラケットを含む。複数の揺動アームの第1の端部分が
該ブラケットに枢着される。該揺動アームの第2の端部
分には第1の遮蔽部材が接続され、放射線ビームを遮蔽
するように上記マンホールと平行に且つ該マンホールに
隣接して配設される。第1の遮蔽部材及びマンホール
は、放射線ビームに対して遮蔽すると同時にマンホール
内部の蒸気発生器部分にアクセスを許容するように隙間
を画成する。第1の遮蔽部材は、マンホールを換気する
ために該マンホールと連通した通気孔を有し、蒸気発生
器の内部の気中放射性粒子を蒸気発生器から排出するこ
とができる。放射線ビームが通気孔から流出するのを阻
止するために第1の遮蔽部材に取り付けられる第2の遮
蔽部材は、該第1の遮蔽部材の通気孔と同軸関係で整列
され且つ該第1の遮蔽部材から離間して配置される。第
2の遮蔽部材は、放射線ビームと上記通気孔との間に介
設されて該通気孔を放射線ビームに対し遮蔽することが
できる。更に、第1の遮蔽部材は、マンホールにおける
ドアの持ち上げや位置付けを容易にするために軽量の連
結可能なセグメントから形成される。
【0014】本発明の1つの目的は、放射線ビームが流
れる原子力蒸気発生器のマンホールのための入出用遮蔽
ドアを提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、蒸気発生器の保守作
業員によりドアを持ち上げたりその他の操作が容易に可
能なように、原子力蒸気発生器のマンホールのための軽
量の入出用遮蔽ドアを提供することにある。
【0016】本発明の更に他の目的は、蒸気発生器の保
守作業後、容易に汚染除去することができる原子力蒸気
発生器マンホールのための入出用遮蔽ドアを提供するこ
とにある。
【0017】本発明の更に他の目的は、フランジに囲繞
され、しかもフランジが原子力蒸気発生器マンホールに
対するアクセスを阻害する程に上記フランジを越えて突
出している断熱部により囲繞されている原子力蒸気発生
器マンホールのための入出用遮蔽ドアであって、該遮蔽
ドアの使用に際し、該遮蔽ドアをマンホール上方に配置
するのに断熱部の取り外しが要求とされない遮蔽ドアを
提供することにある。
【0018】更に、本発明の他の目的は、蒸気発生器の
内部から気中放射性粒子を排気することを可能にする入
出用遮蔽ドアを提供することにある。
【0019】本発明の1つの側面によれば、それぞれを
容易に持ち上げたりマンホールを覆うように配置するこ
とができる軽量の相互連結可能なセグメントを有する第
1の遮蔽板を含む遮蔽ドアが提供される。
【0020】本発明の別の側面によれば、蒸気発生器の
内部の換気を行うために貫通通気孔を有する第1の遮蔽
板が提供される。
【0021】本発明の更に他の側面によれば、第1の遮
蔽板の通気孔に対向して配置されて該通気孔を放射線ビ
ームに対して遮蔽する第2の遮蔽板を含む遮蔽ドアが提
供される。
【0022】本発明の更に他の側面によれば、それぞれ
が第2の層に積層された第1の層を有し、該第1の層が
放射性粒子の集積に対し抵抗を有する外面を有し、それ
により遮蔽ドアに対して容易に汚染除去を行うことがで
きる第1及び第2の遮蔽板が提供される。
【0023】本発明の別の側面によれば、第1及び第2
の遮蔽板が接続される外向きに突出するブラケットが提
案され、このブラケットは、マンホールに対する接近に
とって邪魔になる締めしろを形成するようにフランジを
囲繞する断熱部を有するマンホールを囲繞するフランジ
に着脱自在に取り付けられ、その場合、上記ブラケット
は断熱部を越えて突出し、従って、遮蔽ドアをマンホー
ルに配置するのに断熱部を取り外す必要は無くなる。
【0024】本発明の1つの利点は、断熱部の取り外し
の必要が無いために、マンホールにドアを配置するのに
必要な時間が減少することにある。
【0025】本発明の他の利点は、第1の遮蔽板のセグ
メントが軽量であるために、遮蔽ドアの使用に際し、マ
ンホールにおいてドアを持ち上げたり該ドアを配置する
のに大きな労力が要求されない点にある。
【0026】本発明の更に他の利点は、遮蔽ドアの使用
により保守作業員の放射線被曝が低減されることにあ
る。何故ならば、蒸気発生器内部の雰囲気中に懸濁され
ている放射性粒状物は蒸気発生器の保守作業を行う前に
蒸気発生器から換気により排出されるからである。
【0027】本発明の上述の目的及び他の目的、並びに
特徴及び利点は、本発明の例示的実施例を示す図面を参
照しての以下の詳細な説明を読むことにより当業者には
明らかになるであろう。
【0028】尚、本発明の技術的範囲は請求項に記載さ
れているが、本発明は添付図面と関連しての以下の説明
からより明瞭に理解されるであろう。
【0029】
【実施例】原子力蒸気発生器は、同蒸気発生器の管の点
検、劣化した管の修理、スラッジ付着物の除去、その他
の保守作業を定期的に必要とする。このような保守を行
うためには、蒸気発生器を稼動ラインから取り出し(即
ち、オフラインにし)、マンホールのハッチカバーを取
り外して蒸気発生器の内部にアクセスできるようにす
る。しかし、このようなハッチカバーを取り外すと、マ
ンホールを介して放射線ビームが放出する。このような
放射に保守作業員が被曝するのは健康上の理由から望ま
しくない。従って、保守作業員を蒸気発生器の保守作業
中に放射から保護するために、マンホール上に遮蔽カバ
ーを配置してマンホールを適切に覆うのが賢明である。
以下には、放射線ビームが流れる原子力蒸気発生器のマ
ンホールのための入出用遮蔽ドアであって、保守作業員
を放射線ビームから保護するように構成されているドア
が開示される。
【0030】本発明の主題に関して説明する前に、先
ず、典型的な原子力蒸気発生器の構造及び動作に関して
簡単に述べておくのが本発明の理解に資するであろう。
【0031】そこで、図1を参照すると、蒸気を発生す
るための典型的な原子力蒸気発生器(熱交換器)が参照
数字10で総括的に示してある。この蒸気発生器10
は、上側部分30と下側部分40とを有する容器20を
有する。上側部分30には、蒸気/水混合物(図示せ
ず)を分離するための湿分分離手段50が配置されてい
る。下側部分40には、槽60が配置されており、この
槽60の上端部は、該槽60から蒸気/水混合物が湿分
分離手段50へと通過することを可能にするために上端
部に形成されている複数の開口を除いて閉鎖されてい
る。槽60内には、複数の離間配置された支持板90を
貫通して延びる複数の垂直の逆U字形の蒸気発生器管
(熱交換要素)80によって形成される垂直の蒸気発生
器管束70が配置されている。また、下側部分40に
は、各管80の端部を受けて支持するための複数の貫通
孔を有する管板100が配置されている。更に、容器2
0には、それぞれ、入口プレナム室130及び出口プレ
ナム室140と流体連通関係で第1の入口ノズル110
及び第1の出口ノズル120が配置されている。管板1
00の下方で容器20には、そこを貫通して複数のほぼ
円形のマンホール150が形成されており、入口プレナ
ム室130及び出口プレナム室140に対し該マンホー
ルを介しアクセスして蒸気発生器10内で保守作業を行
うことができるようになっている。各マンホール150
は、円形のフランジ152により囲繞されており、該フ
ランジ152の周囲には、複数の内ねじが形成されてい
るボルト孔154が等間隔で配置されている。尚、蒸気
発生器10の運転中、各マンホール150は、上記フラ
ンジ152にボルト固定された適当なハッチカバー(図
示せず)によりそれぞれ封止閉鎖されていることは言う
までもない。
【0032】更に図1を参照すると、管束70の上方で
容器20には第2の入口ノズル160が貫通して形成さ
れており、この第2の入口ノズル160は非放射性二次
流体(図示せず)が上側部分30内に流入することを許
容するために上側部分30内に配置され且つ穿孔されて
いる給水リング170に連結されている。脱塩水である
二次流体は、第2の入口ノズル160及び給水リング1
70の穿孔を介して上側部分30内へと流れる。該上側
部分30の頂部には第2の出口ノズル180が配置され
ており、蒸気はこの第2の出口ノズル180を介して蒸
気発生器10から流出する。更に、蒸気発生器10の外
部を囲繞して、蒸気発生器10の外部表面からの熱損失
を低減するための断熱材層190を設けることができ
る。
【0033】蒸気発生器10の運転中、脱塩水である加
熱された放射性の一次流体は、第1の入口ノズル110
を介して入口プレナム室130へと流入し、そこから管
80を介して出口プレナム室140へと流れ、そこで一
次流体は第1の出口ノズル120を介して蒸気発生器1
0から流出する。一次流体が入口プレナム室130に流
入するのと同時に、二次流体が第2の入口ノズル160
を経て給水リング170に流入し、該給水リング170
の穿孔から下向きに流れる。この二次流体の一部は、管
束70を構成する管80の壁を介しての一次流体から二
次流体への熱伝導性熱交換に起因して蒸発し、蒸気/水
混合物を形成する。この蒸気/水混合物は、管束70か
ら上向きに流れて、湿分分離手段50により飽和水と乾
燥飽和蒸気に分離され、該乾燥飽和蒸気は第2の出口ノ
ズル180を介して蒸気発生器10から流出する。この
ような典型的な原子力蒸気発生器の構造及び動作は、米
国特許第4,079,701号明細書に詳しく説明されて
いる。
【0034】さて、図2、図3、図4、図5及び図6を
参照すると、本発明の主題である蒸気発生器10のため
のマンホール150の遮蔽ドアが参照数字200で総括
的に示してある。この遮蔽ドア200は、ブラケット2
10を備えており、該ブラケット210は、複数の外ね
じが形成されているボルト240をそれぞれ受けるため
の複数の貫通孔(開口)230を有するベース板220
を備えている。尚、貫通孔230は、関連のボルト孔1
54とそれぞれ同軸関係で整列されている。ボルト24
0には、フランジ152の内ねじが形成されているボル
ト孔154と螺合するように外ねじが形成されている。
このようにして、ベース板220、従ってブラケット2
10を着脱可能にフランジ152に連結することができ
る。ベース板220に一体的に取り付けられて、複数の
平行な細長い翼形部材250が外向きに垂直に突出して
いる。これ等の翼形部材250は、断熱部190を越え
て突出するように15〜20cm(6〜8インチ)より
も大きい所定の長さを有している。この翼形部材250
の長さは重要な因子である。と言うのは、このような大
きな長さにすることにより、断熱部190に干渉するこ
となく遮蔽ドア200をマンホール150の上方に配置
することができるからである。この構成により、遮蔽ド
ア200をマンホール150の上方に配置するために断
熱部190の一部を除去する必要性は排除される。各翼
形部材250は追って述べる理由から貫通孔260を有
している。各翼形部材250には細長い揺動アーム27
0が関連して設けられており、各揺動アーム270は、
それぞれの翼形部材250に枢着された第1の端部分2
80を有している。第1の端部分280には、下に述べ
る理由から貫通孔290が形成されている。これと関連
して、互いに同軸関係で整列される貫通孔280及び2
90を介してピボットピン300が、適当なヘアピン3
10のような任意の慣用手段により貫通孔280/29
0内に固定される。従って、各揺動アーム270は各翼
形部材250を垂直に貫通する軸線A−A上に位置する
ピボットピン300(即ち、各ピボットピン300の縦
軸線)を中心に回動することが可能である。更に、各揺
動アーム270は、追って述べる理由から第2の端部分
320を有する。
【0035】更に、図2、図3、図4、図5及び図6を
参照するに、各揺動アーム270の端部分には、複数の
ねじ330等により、ほぼ円形の第1の遮蔽板340の
ような第1の遮蔽手段もしくは遮蔽部材が一体的に堅固
に取り付けられる。この第1の遮蔽板340は、マンホ
ール150を介して流出する放射線ビームを遮蔽するよ
うにマンホール150に平行に且つ該マンホール150
に隣接して配置することができる。第1の遮蔽板340
は、ほぼ円形の通気孔350を有し、マンホール150
及び蒸気発生器10の内部を追って詳述するように換気
することにより、気中放射性粒子355が該マンホール
150及び通気孔350を介して蒸気発生器10の内部
から流出することができるようになっている。マンホー
ル150に対して平行に通気孔350を配置した場合に
は、該通気孔350を介して放射線ビームが放出する。
これは、健康上の理由から望ましくない。従って、通気
孔350と同軸関係で整列し且つ該通気孔350から離
間して、ほぼ円形の第2の遮蔽板360のような第2の
遮蔽手段もしくは遮蔽部材が設けられる。この第2の遮
蔽板360は、例えば、複数のねじ付きボルト370の
ような手段により第1の遮蔽板340に堅固に固定され
る。上の説明から明らかなように、第2の遮蔽板360
は、通気孔350を放射線ビームに対して遮蔽するよう
に通気孔350に対して平行に配置されると共に通気孔
350と放射線ビームとの間に介設され、その結果とし
て、放射線ビームは通気孔350を経て流出することは
ない。本発明の好適な実施例においては、第2の遮蔽板
360は、蒸気発生器10の内部でマンホール150の
内側に配置される。第1の遮蔽板340の通気孔350
を封止態様で囲繞し且つ該第1の遮蔽板340から外向
きに延び、マンホール150、従って蒸気発生器10の
内部を換気するためのほぼ管状の通気ダクト380が設
けられる。マンホール150を換気することにより、蒸
気発生器10の内部に存在する気中放射性粒子355
は、マンホール150及び第1の遮蔽板340の通気孔
350を経てダクト380の内部に流入する。通気に際
し、気中放射性粒子355は、概略、図6に矢印で示す
路に沿って流れる。更に、蒸気発生器10の内部の換気
中、該蒸気発生器内の空気は各管80の内径部に沿って
流れて、該内径部もしくは内面を乾燥し、それにより、
点検用探子(図示せず)を内径面に沿い円滑に移動する
ことができる。ダクト380は、ねじ390等により通
気孔350に着脱自在に封止固定される封止フランジ3
85を一端部を取り囲むようにして有することができ
る。また、ダクト380は、その他端を、ダクト380
を介して汚染空気を吸い出す適当な真空ポンプ(図示せ
ず)に容易に連結することができるように可撓性にする
ことが可能である。
【0036】更に、図2、図3、図4、図5及び図6を
参照するに、本発明の好適な実施例においては、第1の
遮蔽板340は、複数の軽量のセグメントから形成され
る。これと関連して、約16Kg(35ポンド)とする
ことができるほぼ円弧形状の第1のセグメント400
は、揺動アーム270の第2の端部分320に取り付け
られる。この場合、第1のセグメント400には上述の
貫通孔350が設けられている。第1のセグメント40
0の寸法は、マンホール150が覆われた部分と覆われ
ていない部分410とを有するようにマンホール150
の一部を覆うように選択される。更にまた、約4.5K
g(10)ポンドの重量とすることができるほぼ円弧形
状の第2のセグメント420が、第1のセグメント40
0から外向きに突出している関連のピン440と係合す
る鈎状の固定部材430等により第1のセグメント40
0に着脱自在に連結されている。第2のセグメント42
0は、マンホール150の覆われていない部分410と
は反対の側に配置されて一体的に取り付けられた外向き
に角度をもって延びるスカート部450(図3)を有し
ている。このスカート部450の角度(例えば、45
度)がマンホール150とスカート部450との間に隙
間460を画成する。隙間460が存在することは重要
である。と言うのは、この隙間460を充分な大きさに
することにより、ケーブル470のような計装ケーブル
配線のためのスペースや適当な保守工具を通すためのス
ペースが得られ、該隙間を介してマンホール150に接
近することが可能となるからである。このような理由か
ら、第1及び第2のセグメント400及び420は、マ
ンホール150に対しアクセスを可能にすると同時に遮
蔽を行うものであることが理解されるであろう。
【0037】更に、図2、図3、図4、図5及び図6を
参照するに、本発明の好適な実施例においては、第1の
遮蔽板340及び第2の遮蔽板360は、アルミニウム
或は同様物とすることができる第1の層500及び該第
1の層が一体的に固定され鉛或は同様物から形成するこ
とができる第2の層510のような複数の積層された層
から構成される。層500は遮蔽板340/360に対
する放射性粒子の集積を困難にする。ここで、第1の層
500は圧痕形成や引掻きに対して抵抗があり且つ研磨
することができる材料から形成された実質的に平滑な外
面を有し、それにより、放射性粒子が該表面上に実質的
に付着したり集積したりしないようにするのが望まし
い。ここで、放射性粒子が第1の層500の表面に実質
的に集積しないことは重要である。その理由は、このよ
うな放射性粒子が集積した場合、蒸気発生器保守作業に
続いて遮蔽ドア200の汚染除去を行うのに要する労力
や費用が増加するからである。
【0038】
【動作】蒸気発生器10に保守作業を行うためには、蒸
気発生器10をオフラインにして、二次流体及び一次流
体を蒸気発生器から排出する。続いて、ハッチカバー
(図示せず)をマンホール150から取り外して蒸気発
生器10の内部にアクセスできるようにする。しかし、
ハッチカバーを取り外した後には、放射線ビームがマン
ホールを介して放出する。しかし、本発明を適用するこ
とにより、保守作業員は放射線ビームから遮蔽されると
同時にマンホール150及び蒸気発生器10の内部にア
クセスすることが可能となる。本発明を用いた場合、遮
蔽ドア200はマンホール150における放射線レベル
を約7,000mRから約90mRに減少する。
【0039】この場合、ボルト240を貫通孔230に
通して、該ボルト240をボルト孔154に螺合するこ
とによりブラケット210をフランジ152に固定す
る。次いで、ピボットピン300により各揺動アーム2
70を関連の翼形部材250に連結することにより第1
のセグメント400をブラケット210に連結する。揺
動アーム270は、遮蔽ドアをマンホール150の上方
に配置する以前に翼形部材250に連結して、保守作業
員が放射線ビーム路に位置しながら揺動アーム270を
翼形部材250に接続する必要性を回避するのが好まし
い。次いで、第2のセグメント420をマンホール15
0に移送して、鈎状の固定具430をピン440に係合
することにより第1のセグメント400に着脱可能に連
結する。
【0040】蒸気発生器10の保守作業後、遮蔽ドア2
00をマンホール150上に配置した順序とは実質的に
逆の順序でマンホール150から取り外す。遮蔽ドア2
00をマンホール150から取り外した後にハッチカバ
ーをマンホール150上に再置し、蒸気発生器10を稼
動可能状態に戻す。
【0041】以上、本発明の好適な実施例を図示し説明
したが、本発明はここに示した細部に限定する意図はな
く、本発明の精神或はその均等物の範囲から逸脱するこ
となく種々の変更が可能である。例えば、揺動アーム2
70を翼形部材250に枢着する代わりに、ベース板2
10から外向きに突出する細長い下方に傾斜したレール
部材を該翼形部材250の代わりに用いることができ
る。その場合、レール部材はマンホール150に対し下
向きに傾く位置となる。そこで、揺動アーム270をレ
ール部材に係合させて、遮蔽ドアを、翼形部材270上
で回動する代わりに、レール部材上で摺動させてフラン
ジ152に当接させる。このようにして遮蔽ドア200
を、マンホール150から相当離間し且つ放射線被曝が
少ない場所から重力の作用下で所定位置に摺動によって
設置することができる。このようなレール部材と摺動可
能な揺動アームの組み合わせを用いれば、保守作業員は
必然的にマンホール150から相当離間した位置にあ
り、それにより、保守作業員に対する放射線被曝を低減
することができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 下側部分に複数のマンホールが形成されてい
る典型的な原子力蒸気発生器を、図示を明瞭にするため
に幾つかの部分を切除し一部断面で示す斜視図である。
【図2】 マンホールの上方に配置されて通気孔を有す
る本発明による遮蔽ドアの正面図である。
【図3】 図2の線3−3に沿う遮蔽ドアの垂直断面図
である。
【図4】 通気孔に封止された通気ダクトを示す遮蔽ド
アの正面図である。
【図5】 図4の線5−5における遮蔽ドアの側面図で
ある。
【図6】 図4の線6−6における遮蔽ドアを一部断面
で示す側立面図である。
【符号の説明】
10…蒸気発生器(熱交換器)、80…管(熱交換要
素)、150…マンホール、152…フランジ、154
…ボルト孔、200…遮蔽ドア、210…ブラケット、
220…ベース板、230…複数の開口(貫通孔)、2
40…ボルト、250…翼形部材、270…揺動アー
ム、280…第1の端部分、320…第2の端部分、3
40…第1の遮蔽板(第1の遮蔽手段もしくは遮蔽部
材)、350…通気孔、360…第2の遮蔽板(第2の
遮蔽手段もしくは遮蔽部材)、460…隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リッキー・エル・タッカー アメリカ合衆国、サウス・キャロライナ 州、スパータンバーグ、クリーブデイル・ コート 335 (72)発明者 ジョン・オー・イッゾ アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ピッ ツバーグ、プロヴィデンス・ドライブ 725

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジにより囲繞され放射線ビームが
    流れるマンホールのための入出用遮蔽ドアであって、 (a) 前記フランジに接続されるようになっているブ
    ラケットと、 (b) 該ブラケットに接続され且つ前記放射線ビーム
    を遮蔽するように前記マンホールに隣接して配置され、
    該マンホールを換気するための通気孔を有し、前記放射
    線ビームが該通気孔を通過し得る第1の遮蔽手段と、 (c) 前記放射線ビームに対し遮蔽するために前記第
    1の遮蔽手段の前記通気孔と整列し且つ該第1の遮蔽手
    段から離間して配置され、同第1の遮蔽手段に固定され
    た第2の遮蔽手段と、 を備えるマンホールの入出用遮蔽ドア。
  2. 【請求項2】 フランジにより囲繞され放射線ビームが
    流れるマンホールに対するアクセスを許容すると共に、
    前記放射線ビームを遮蔽するための入出用遮蔽ドアであ
    って、 (a) 前記フランジに着脱自在に接続されるようにな
    っているブラケットと、 (b) 第1の端部分と第2の端部分とを有し、該第1
    の端部分が前記ブラケットに回動可能に連結されている
    アームと、 (c) 前記放射線ビームを遮蔽するために前記マンホ
    ールに隣接し且つ該マンホールに対して平行に配置され
    て前記アームの前記第2の端部分に接続された第1の遮
    蔽部材とを備え、該第1の遮蔽部材及び前記マンホール
    は、それ等の間に隙間を画成し、該第1の遮蔽部材は前
    記マンホールを換気するために該マンホールと連通した
    通気孔を有し、前記放射線ビームは該通気孔を通過する
    ことが可能であり、更に、 (d) 前記第1の遮蔽部材の前記通気孔と同軸関係で
    整列され且つ該第1の遮蔽部材から離間して配置された
    第2の遮蔽部材を備え、該第2の遮蔽部材は、前記通気
    孔における前記放射線ビームを遮蔽するために該放射線
    ビームと前記通気孔との間に介設可能である、マンホー
    ルへのアクセスを許容する入出用遮蔽ドア。
  3. 【請求項3】 外面と、気中放射性粒子が懸濁されてい
    る内部とを有し、該内部は複数の熱交換要素を含む熱交
    換器であって、該熱交換要素に対するアクセスを可能に
    するために前記熱交換器の前記内部と連通する開いたマ
    ンホールを有し、該マンホールには前記熱交換器の前記
    内部から放射線ビームが流れ、該マンホールは前記熱交
    換器の前記外面でフランジにより囲繞され、該フランジ
    は、その周囲に離間して設けられ内ねじが形成されてい
    る複数個のボルト孔を有する熱交換器における前記マン
    ホールのための入出用遮蔽ドアであって、 (a) 前記マンホールに隣接して配置され且つ前記フ
    ランジに連結されると共に、(i) 前記ボルト孔のそ
    れぞれ関連のボルト孔と同軸関係で整列された複数の開
    口を有するベース板と、(ii) 該ベース板に一体的に
    取り付けられて同ベース板から外向きに延びる複数の平
    行な細長い翼形部材と、を含むブラケットと、 (b) 前記複数の開口のそれぞれを介して受けられ前
    記ボルト孔にそれぞれ螺合して前記ブラケットを前記フ
    ランジに着脱可能に取り付けるための複数の外ねじが形
    成されたボルトと、 (c) 前記翼形部材とそれぞれ関連して設けられた複
    数の平行な細長い揺動アームとを含み、該揺動アーム
    は、それぞれ、関連の翼形部材に枢着された第1の端部
    分を有し、該揺動アームは、前記翼形部材の各々を垂直
    方向に貫通する軸線上に位置する枢支点を中心に揺動可
    能であり、該揺動アームは、それぞれ第2の端部分を有
    し、 (d) 前記揺動アームの前記第2の端部分に固定連結
    されて前記放射線ビームを遮蔽するために前記マンホー
    ルに対し平行に且つ該マンホールに隣接して配置される
    実質的に円形の第1の遮蔽板を含み、該第1の遮蔽板
    は、前記マンホールを換気するために前記マンホールと
    連通した実質的に円形の貫通通気孔を有し、気中放射性
    粒子が前記マンホールと該マンホールの換気に際して前
    記通気孔とを通流し、前記放射線ビームは前記通気孔を
    通ることが可能であり、更に (e) 前記第1の遮蔽板から離間して該第1の遮蔽板
    の前記通気孔と同軸関係で整列して配置された実質的に
    円形の第2の遮蔽板を含み、該第2の遮蔽板は前記第1
    の遮蔽板に固定され、該第2の遮蔽板は前記放射線ビー
    ムを遮蔽するために前記マンホールと同放射線ビームと
    の間に介設される、マンホールの入出用遮蔽ドア。
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