JPH06159382A - 軸方向固定型の変速機継手 - Google Patents
軸方向固定型の変速機継手Info
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- JPH06159382A JPH06159382A JP5181111A JP18111193A JPH06159382A JP H06159382 A JPH06159382 A JP H06159382A JP 5181111 A JP5181111 A JP 5181111A JP 18111193 A JP18111193 A JP 18111193A JP H06159382 A JPH06159382 A JP H06159382A
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- joint
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
- F16D3/205—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
- F16D3/2055—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/84—Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor
- F16D3/843—Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor enclosed covers
- F16D3/845—Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor enclosed covers allowing relative movement of joint parts due to the flexing of the cover
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S464/00—Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
- Y10S464/904—Homokinetic coupling
- Y10S464/905—Torque transmitted via radially extending pin
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は軸方向に不動の変速機継手にある。
【構成】 本発明の変速機継手は、第１の軸に連結さ
れ、そして第２の軸１８に連結した転動部材（２４）を
それぞれ受入れる複数の転動路（２６）を設けた空洞
（１４）を形成した継手本体（１２）と、この継手本体
（１２）を前記第２軸（１８）に対し軸方向に保持する
保持部材（３０）とを備え、この保持部材（３０）を弾
性的に変形自在にして、前記第２軸の回転軸線Ｙ−Ｙに
対し前記第１軸の回転軸線Ｘ−Ｘを傾けることができる
ようにし、前記部材（３０）により前記空洞（１４）を
その側部の一方で閉じる密封仕切壁を構成する。前記空
洞（１４）に非圧縮性流体を満たし、前記部材（３０）
が前記軸の一方の他方に対する軸方向の付勢作用から生
じ前記部材の受ける押圧力の合力の作用のもとで軸方向
に変形できないようにしてある。
れ、そして第２の軸１８に連結した転動部材（２４）を
それぞれ受入れる複数の転動路（２６）を設けた空洞
（１４）を形成した継手本体（１２）と、この継手本体
（１２）を前記第２軸（１８）に対し軸方向に保持する
保持部材（３０）とを備え、この保持部材（３０）を弾
性的に変形自在にして、前記第２軸の回転軸線Ｙ−Ｙに
対し前記第１軸の回転軸線Ｘ−Ｘを傾けることができる
ようにし、前記部材（３０）により前記空洞（１４）を
その側部の一方で閉じる密封仕切壁を構成する。前記空
洞（１４）に非圧縮性流体を満たし、前記部材（３０）
が前記軸の一方の他方に対する軸方向の付勢作用から生
じ前記部材の受ける押圧力の合力の作用のもとで軸方向
に変形できないようにしてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、第１の軸に連結され、
第２の軸に連結した転動体をそれぞれ受入れる複数の転
動路を内部に形成した空洞を形成する本体を備える軸方
向に不動の、すなわち軸方向固定型の変速機継手に関す
る。
第２の軸に連結した転動体をそれぞれ受入れる複数の転
動路を内部に形成した空洞を形成する本体を備える軸方
向に不動の、すなわち軸方向固定型の変速機継手に関す
る。
【０００２】
【発明の背景】この種の変速機継手は多くのものが知ら
れ、とくに一方の軸を他方の軸に対して軸方向でほぼ確
実に固定すると共に他方の軸が或る角度で作動できるよ
うに変速機継手の関節の最大許容自由度が確実に得られ
ることを必要とする同速回転継手が知られている。
れ、とくに一方の軸を他方の軸に対して軸方向でほぼ確
実に固定すると共に他方の軸が或る角度で作動できるよ
うに変速機継手の関節の最大許容自由度が確実に得られ
ることを必要とする同速回転継手が知られている。
【０００３】多くの解決案が提案されているが、これ等
の解決案では相互に独立させるか又は共通のアセンブリ
にまとめられた軸方向の衝合手段を両方向に設けること
が多い。それぞれの構造によって良好な継手作用に悪影
響を及ぼし生ずる軸線方向の遊びによって望ましくない
騒音又は早期摩耗の現象を生ずる衝撃現象が起る障害を
持つ。
の解決案では相互に独立させるか又は共通のアセンブリ
にまとめられた軸方向の衝合手段を両方向に設けること
が多い。それぞれの構造によって良好な継手作用に悪影
響を及ぼし生ずる軸線方向の遊びによって望ましくない
騒音又は早期摩耗の現象を生ずる衝撃現象が起る障害を
持つ。
【０００４】この障害を除くように従来ＦＲ−Ａ第２，
６５５，１０２号明細書において、継手本体を第２の軸
に対して軸方向に保持して軸方向におけるこの第２軸に
対する第１の軸の位置が実質的に一定になるようにする
保持手段を備え、この保持手段を、第２軸の回転軸線に
対して第１軸の回転軸線を傾斜させることができるよう
に弾性的に変形自在で、それぞれ第２軸及び変速機継手
本体に連結した内側及び外側の２つの連結面を持ち、空
洞をその両側部の一方で閉じる仕切壁を構成する部材に
より構成した変速機継手が提案されている。
６５５，１０２号明細書において、継手本体を第２の軸
に対して軸方向に保持して軸方向におけるこの第２軸に
対する第１の軸の位置が実質的に一定になるようにする
保持手段を備え、この保持手段を、第２軸の回転軸線に
対して第１軸の回転軸線を傾斜させることができるよう
に弾性的に変形自在で、それぞれ第２軸及び変速機継手
本体に連結した内側及び外側の２つの連結面を持ち、空
洞をその両側部の一方で閉じる仕切壁を構成する部材に
より構成した変速機継手が提案されている。
【０００５】弾性を持つ環状のダイヤフラムの形を持つ
このような軸方向保持部材の設計及び構造は複雑であ
り、ダイヤフラムが継手の関節の条件を満足するように
ダイヤフラムが所望の変形ができることと、ダイヤフラ
ムが軸方向保持部材としての機能を果すことができるよ
うにダイヤフラムに十分な軸方向剛性を与えることを同
時に満足するような妥協点を見い出すことはとくに難し
い。
このような軸方向保持部材の設計及び構造は複雑であ
り、ダイヤフラムが継手の関節の条件を満足するように
ダイヤフラムが所望の変形ができることと、ダイヤフラ
ムが軸方向保持部材としての機能を果すことができるよ
うにダイヤフラムに十分な軸方向剛性を与えることを同
時に満足するような妥協点を見い出すことはとくに難し
い。
【０００６】前記した障害を除くため本発明は、空洞に
非圧縮性流体を満たすと共に弾性的に変形自在な部材
が、他方の軸に対する一方の軸の軸方向の付勢から生じ
前記部材の受ける押圧力の合力の作用の下で軸方向に変
形できないようにしたことを特徴とする前記したような
変速機継手を提供するものである。
非圧縮性流体を満たすと共に弾性的に変形自在な部材
が、他方の軸に対する一方の軸の軸方向の付勢から生じ
前記部材の受ける押圧力の合力の作用の下で軸方向に変
形できないようにしたことを特徴とする前記したような
変速機継手を提供するものである。
【０００７】本発明の他の特長によれば、軸のうちの一
方の他方に対する軸方向付勢作用が存在しなくて、弾性
的に変形自在な部材の瞬間回転中心が継手作動角度に関
係なく継手関節の幾何学的中心に実質的に合致し、弾性
的に変形自在な部材の連結内面を空洞に入る第２の軸の
端部に軸方向に対向する関節部材の側でこの第２軸に連
結し、連結内面はこの面が軸方向に相対的に不動な第２
軸の対応する受け面に取付け、連結外面は変速機継手本
体に空洞の自由縁部の付近で連結し、又連結外面は変速
機継手本体の対応する受け面に取付け、継手本体の受け
面は空洞を閉じるスリーブ内に形成し、この閉鎖スリー
ブは継手本体の補形的表面部分に密封状態で協働するよ
うにしてある。
方の他方に対する軸方向付勢作用が存在しなくて、弾性
的に変形自在な部材の瞬間回転中心が継手作動角度に関
係なく継手関節の幾何学的中心に実質的に合致し、弾性
的に変形自在な部材の連結内面を空洞に入る第２の軸の
端部に軸方向に対向する関節部材の側でこの第２軸に連
結し、連結内面はこの面が軸方向に相対的に不動な第２
軸の対応する受け面に取付け、連結外面は変速機継手本
体に空洞の自由縁部の付近で連結し、又連結外面は変速
機継手本体の対応する受け面に取付け、継手本体の受け
面は空洞を閉じるスリーブ内に形成し、この閉鎖スリー
ブは継手本体の補形的表面部分に密封状態で協働するよ
うにしてある。
【０００８】本発明の別の特長及び利点は添付図面につ
いて以下に詳しく説明する。
いて以下に詳しく説明する。
【０００９】
【実施例】図面にはほぼ円筒形の形状を持ち三脚部材１
６を受入れる空洞１４を内部に画成する鐘部又は胴部と
も称する変速機継手本体１２を備えた三脚等速回転変速
機継手１０を示してある。
６を受入れる空洞１４を内部に画成する鐘部又は胴部と
も称する変速機継手本体１２を備えた三脚等速回転変速
機継手１０を示してある。
【００１０】本体１２は、回転軸線Ｘ−Ｘを持ち本継手
により三脚部材１６を載置したスプライン付き端部部分
２０を持つ第２の軸１８に変速機を連結する第１の軸
（図示してない）に対する連結用のフランジ１７を備え
ている。
により三脚部材１６を載置したスプライン付き端部部分
２０を持つ第２の軸１８に変速機を連結する第１の軸
（図示してない）に対する連結用のフランジ１７を備え
ている。
【００１１】公知のように、三脚部材１６は、たとえば
球形ローラ２４の形の関節部材をそれぞれ載置した三個
のアーム２２を備えている。
球形ローラ２４の形の関節部材をそれぞれ載置した三個
のアーム２２を備えている。
【００１２】各球形ローラ２４は、本体１２内に形成さ
れ相補的輪郭を持つ２つの転動軌道すなわちレース２６
により構成した転動路内に転動自在に受入れられてい
る。
れ相補的輪郭を持つ２つの転動軌道すなわちレース２６
により構成した転動路内に転動自在に受入れられてい
る。
【００１３】図示の位置すなわち変速機継手１０の整合
した位置では、第２軸１８の軸線Ｙ−Ｙと第１軸及び継
手本体１２に共通の軸線Ｘ−Ｘとは互いに一致する。
した位置では、第２軸１８の軸線Ｙ−Ｙと第１軸及び継
手本体１２に共通の軸線Ｘ−Ｘとは互いに一致する。
【００１４】本発明による継手は、軸方向に不動に又は
実質的に軸方向に不動にした継手であり、すなわち本継
手は２本の変速機軸従って三脚部材１６の中央面Ｐの継
手本体１２に対する任意の相対的軸方向変位に対抗する
手段を備えている。
実質的に軸方向に不動にした継手であり、すなわち本継
手は２本の変速機軸従って三脚部材１６の中央面Ｐの継
手本体１２に対する任意の相対的軸方向変位に対抗する
手段を備えている。
【００１５】軸方向保持手段は弾性的に変形自在な部材
３０から成っている。
３０から成っている。
【００１６】たとえばゴム又はエラストマー材料から作
った弾性的に変形自在な部材３０は、軸対称の環形状又
は互いに同軸の２つの円筒形連結面すなわち内側面３２
及び外側面３４を画成する回転形状を持つ部材である。
った弾性的に変形自在な部材３０は、軸対称の環形状又
は互いに同軸の２つの円筒形連結面すなわち内側面３２
及び外側面３４を画成する回転形状を持つ部材である。
【００１７】内側円筒形連結面３２は内側環状環３６に
対し接着又は加硫してある。
対し接着又は加硫してある。
【００１８】弾性的に変形自在な部材３０の内側環状環
３６は、第２軸１８の半径方向肩部４０と三脚部材１６
の中央本体の向き合う半径方向側面との間で第２軸１８
の円筒形支持面３８に締まりばめにしてある。
３６は、第２軸１８の半径方向肩部４０と三脚部材１６
の中央本体の向き合う半径方向側面との間で第２軸１８
の円筒形支持面３８に締まりばめにしてある。
【００１９】すなわち内側円筒形連結面３２は、第２軸
１８の自由端部２０に対し軸方向の反対側の各ローラ２
４の側で第２軸１８に連結してある。自由端部２０は、
空洞１４内にその内端部４４に向き合う関係に配置して
ある。
１８の自由端部２０に対し軸方向の反対側の各ローラ２
４の側で第２軸１８に連結してある。自由端部２０は、
空洞１４内にその内端部４４に向き合う関係に配置して
ある。
【００２０】変速機継手本体１２は、周方向の円筒面部
分４６を形成してある。円筒面部分４６には、薄板金か
ら作った閉鎖スリーブ５２の相補的円筒部分５０を密封
部材４８により締まりばめの密封状態に取付けてある。
分４６を形成してある。円筒面部分４６には、薄板金か
ら作った閉鎖スリーブ５２の相補的円筒部分５０を密封
部材４８により締まりばめの密封状態に取付けてある。
【００２１】スリーブ５２は、その円筒形部分５０から
本体１２の軸方向端面５４を越え第２の円筒形部分５６
だけ軸方向に延びている。円筒形部分５６の円筒形内面
５８は、弾性的に変形自在な部材３０の外側連結面３４
を接着又は加硫した支持面を構成する。
本体１２の軸方向端面５４を越え第２の円筒形部分５６
だけ軸方向に延びている。円筒形部分５６の円筒形内面
５８は、弾性的に変形自在な部材３０の外側連結面３４
を接着又は加硫した支持面を構成する。
【００２２】弾性的に変形自在な部材３０は中実な部材
である。すなわち部材３０は、空洞１４をその内端部４
４から遠い方の端部で閉じる密封仕切壁を構成する。
である。すなわち部材３０は、空洞１４をその内端部４
４から遠い方の端部で閉じる密封仕切壁を構成する。
【００２３】本発明によれば密封空洞１４には、たとえ
ば継手を潤滑するグリースのような潤滑剤である非圧縮
性流体を充満してある。
ば継手を潤滑するグリースのような潤滑剤である非圧縮
性流体を充満してある。
【００２４】本発明によれば弾性的に変形自在な部材３
０すなわちダイヤフラムは、２本の軸の一方をこれ等の
２本の軸に共通の軸方向で他方に対して付勢したときに
このダイヤフラムが受ける押圧力の合力に抵抗するよう
に構成してある。
０すなわちダイヤフラムは、２本の軸の一方をこれ等の
２本の軸に共通の軸方向で他方に対して付勢したときに
このダイヤフラムが受ける押圧力の合力に抵抗するよう
に構成してある。
【００２５】すなわちこのダイヤフラム３０は、空洞１
４すなわち作用室が密封状態で閉じられ非圧縮性流体で
完全に充満されたジャッキの滑動自在なピストンと同じ
ように作用する。このピストンはジャッキの本体に対し
て動くことはできない。
４すなわち作用室が密封状態で閉じられ非圧縮性流体で
完全に充満されたジャッキの滑動自在なピストンと同じ
ように作用する。このピストンはジャッキの本体に対し
て動くことはできない。
【００２６】実際上、軸１８が圧縮方向に付勢されると
その端部２０は空洞１４の内端部４４に向かい付勢され
るので、この動きは不可能と考えられる。部材３０すな
わちダイヤフラムが空洞１４の内側の圧力の増加の影響
によって変形しないからである。この圧力はダイヤフラ
ムの内面３１に加わる。
その端部２０は空洞１４の内端部４４に向かい付勢され
るので、この動きは不可能と考えられる。部材３０すな
わちダイヤフラムが空洞１４の内側の圧力の増加の影響
によって変形しないからである。この圧力はダイヤフラ
ムの内面３１に加わる。
【００２７】又軸１８が引張作用を受けるとすなわち図
面左方に向かい付勢されると、大気圧がダイヤフラムの
外面に加わり、ダイヤフラムが軸方向に実質的に変形で
きなるのでこの軸の変位は阻止される。
面左方に向かい付勢されると、大気圧がダイヤフラムの
外面に加わり、ダイヤフラムが軸方向に実質的に変形で
きなるのでこの軸の変位は阻止される。
【００２８】支持面５８は、継手の整合位置で第２軸１
８に形成した内側支持面３８と同軸に延びる。支持面５
８は図示のように内側支持面３８に対し軸方向左方に向
かいわずかに片寄っている。
８に形成した内側支持面３８と同軸に延びる。支持面５
８は図示のように内側支持面３８に対し軸方向左方に向
かいわずかに片寄っている。
【００２９】軸断面では部材３０すなわちダイヤフラム
はその空洞１４の内部に面する表面に凹部の湾曲部を持
つ。
はその空洞１４の内部に面する表面に凹部の湾曲部を持
つ。
【００３０】この構成によって弾性的に変形自在な部材
３０は、その回転の瞬間中心が継手の作用角度に関係な
く等速回転継手の幾何学的中心Ｃとつねに一致するよう
に構成される。
３０は、その回転の瞬間中心が継手の作用角度に関係な
く等速回転継手の幾何学的中心Ｃとつねに一致するよう
に構成される。
【００３１】さらにこの特定の形状はこの形状に一層高
い軸方向の剛性を加える。
い軸方向の剛性を加える。
【００３２】本発明の範囲は前記した弾性的に変形自在
な部材の実施例に限定するものでないことは勿論、この
部材を第２軸１８及び本体１２に連結する方法にも限定
するものでないのは勿論である。
な部材の実施例に限定するものでないことは勿論、この
部材を第２軸１８及び本体１２に連結する方法にも限定
するものでないのは勿論である。
【００３３】弾性的に変形自在な部材３０は、軸方向以
外の変形方向で高い柔軟性を持つ非回転弾性軸受又はブ
ッシュと同等の作用を確保することを目的とする。この
種の作用を達成するための構成は、すべて本発明の範囲
内にある。
外の変形方向で高い柔軟性を持つ非回転弾性軸受又はブ
ッシュと同等の作用を確保することを目的とする。この
種の作用を達成するための構成は、すべて本発明の範囲
内にある。
【００３４】本発明の範囲がローラを使う等速回転継手
に限定するものでなく、ボールを使う継手にも応用でき
るのはもちろんである。
に限定するものでなく、ボールを使う継手にも応用でき
るのはもちろんである。
【００３５】本発明は、エンジンユニットと後車軸又は
この後車軸に運動を伝えるギアボックスとの間に位置す
る後部の横方向変速機又は縦方向変速機に特に使う軸方
向に不動の又は実質的に不動の等速回転継手に係わる。
この後車軸に運動を伝えるギアボックスとの間に位置す
る後部の横方向変速機又は縦方向変速機に特に使う軸方
向に不動の又は実質的に不動の等速回転継手に係わる。
【００３６】さらに軸１８及び本体１２の間に取付けた
変形自在の部材３０に、その回転軸線のまわりの回転の
際に三脚部材及び本体１２の間に存在する角度方向の遊
びを自動的に取ることのできる弾性を与えることにより
始動時の騒音を避けることができる。
変形自在の部材３０に、その回転軸線のまわりの回転の
際に三脚部材及び本体１２の間に存在する角度方向の遊
びを自動的に取ることのできる弾性を与えることにより
始動時の騒音を避けることができる。
【００３７】部材３０の円筒形外側面は、閉鎖スリーブ
でなくて本体１２に形成した円筒形支持面に直接連結し
てもよい。
でなくて本体１２に形成した円筒形支持面に直接連結し
てもよい。
【図１】本発明の変速機継手の一実施例の軸方向断面図
である。
である。
１０ 変速機継手 １２ 継手本体 １４ 空洞 １８ 第２軸 ２４ 関節部材（球形ローラ） ２６ 転動路 ３０ 弾性的に変形自在な部材 ３２ 内側連結面 ３４ 外側連結面
Claims (8)
- 【請求項１】 第１軸に連結され、そして第２軸に連結
した関節部材をそれぞれ受入れる複数の転動路を形成し
た空洞を形成する継手本体と、この継手本体を前記第２
軸に対し軸線方向に保持してこの軸線方向における前記
第２軸に対する前記第１軸の位置が実質的に一定になる
ようにした保持手段とを備え、この保持手段に、前記第
２軸の回転軸線に対し前記第１軸の回転軸線を傾けるこ
とができるように弾性的に変形自在で、回転体の形状と
それぞれ前記第２軸及び継手本体に連結した内側連結面
及び外側連結面とを持ち、前記空洞をその側部の一方で
閉じる仕切壁を構成する部材を設けた変速機継手におい
て、前記空洞に非圧縮性流体を満たし、前記弾性的に変
形自在な部材が前記軸の一方の他方に対する軸線方向の
付勢作用から生じ前記部材の受ける押圧力の合力の作用
下で軸線方向に変形できないようにしたことを特徴とす
る変速機継手。 - 【請求項２】 前記軸の一方の他方に対する軸線方向付
勢作用が存在しない場合に前記の弾性的に変形自在な部
材の瞬間回転中心が継手作動角度に関係なく継手関節の
幾何学的中心に実質的に一致するようにした請求項１の
変速機継手。 - 【請求項３】 前記内側連結面を、前記空洞内に延びる
前記軸の端部から軸線方向に遠い方の前記関節部材の側
で前記第２軸に連結した請求項１又は２に記載の変速機
継手。 - 【請求項４】 前記内側連結面をこの連結面が軸線方向
に相対的に不動の前記第２軸の対応する支持面に取付け
た請求項１ないし３のいずれかに記載の変速機継手。 - 【請求項５】 前記外側連結面を前記空洞の自由縁部の
付近で前記継手本体に連結した前記各請求項のいずれか
に記載の変速機継手。 - 【請求項６】 前記外側連結面を前記継手本体の対応す
る支持面に取付けた前記各請求項のいずれかに記載の変
速機継手。 - 【請求項７】 前記本体の支持面を、前記空洞を閉じる
スリーブに形成した請求項６の変速機継手。 - 【請求項８】 前記スリーブが前記継手本体の補形的表
面部分に密封状態で協働するようにした請求項７の変速
機継手。
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| FR9209180A FR2694058B1 (fr) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | Joint de transmission du type à fixité axiale. |
| FR9209180 | 1992-07-24 |
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|---|---|
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| Date | Code | Title | Description |
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