JPH06159299A - ファンの絡み防止装置 - Google Patents
ファンの絡み防止装置Info
- Publication number
- JPH06159299A JPH06159299A JP31677292A JP31677292A JPH06159299A JP H06159299 A JPH06159299 A JP H06159299A JP 31677292 A JP31677292 A JP 31677292A JP 31677292 A JP31677292 A JP 31677292A JP H06159299 A JPH06159299 A JP H06159299A
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- Japan
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- blade
- motor
- rotary
- hair
- fan
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- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
とを防止する。 【構成】 円筒支持体2は、外側の回転翼カバー2a
と、内側のモータケース2bを一体化してなり、この回
転翼カバー2aによって回転翼3を囲み、このモータケ
ース2bによってモータ4を支持している。このモータ
4の回転軸5は、回転翼3に直結されている。このモー
タ4を作動させると、回転翼3が回転し、空気の流れが
発生する。回転翼3の下側には、刃6が突設され、モー
タケース2bの上側には、柱7が突設されている。ここ
で、例えば回転翼3とモータケース2b間に髪の毛が吸
い込まれると、この髪の毛は、モータ4の回転軸5と刃
6の両者に絡み付く。この状態で、刃6が回転していく
と、髪の毛が柱7に引っ掛かるので、刃6は、髪の毛を
引っ張って断ち切る。これにより短くなった髪の毛は、
モータ4の回転軸5に絡み付くことなく、空気と共に流
される。
Description
物が絡み付くことを防止するファンの絡み防止装置に関
する。
は、種々のものがあり、ヘアードライヤーをその一例と
して挙げることができる。
すように、ファン101、およびヒーター102をケー
ス103に内蔵し、このケース103にブラシ104を
連結して構成される。このファン101を作動させる
と、網状カバー105を介して空気が吸引され、この空
気は、ヒーター102を通じて暖められて、ブラシ10
4に送り出され、このブラシ104の多数の毛の根本に
空けられた各小孔から吹き出す。
いる。このファン101では、回転翼111をモータ1
12の回転軸113に直結し、このモータ112によっ
て回転翼111を回転させている。この回転翼111
は、円筒支持体114の外側の回転翼カバー114aに
よって囲まれ、またモータ112は、円筒支持体114
の内側のモータケース114bに固定されている。
1を回転させると、矢印に示すような空気の流れが発生
し、送風が行われる。
来のヘアードライヤーでは、網状カバー105から髪の
毛が吸い込まれて、この髪の毛が回転軸113に絡み付
き、これにより故障を誘発することが度々あった。これ
は、回転翼111の回転による空気の流れに伴い、回転
翼111とモータ112間の中央付近で負圧が発生する
ことに起因し、この負圧によって髪の毛が回転軸113
側に吸い込まれるためである。
翼の背面中央に発生する負圧によって、異物が回転翼の
背面中央に吸い込まれ、この異物が回転翼の回転軸に絡
み付くという事態が多発していた。
軸に異物が絡み付くことを防止するファンの絡み防止装
置を得ることにある。
に、この発明においては、回転翼と、この回転翼の回転
軸を支持する軸受け側のうちの一方には、これらの回転
翼と軸受け側の間に延べる刃が突設され、他方には、こ
れらの回転翼と軸受け側の間に延べる柱が突設される。
の回転翼の回転軸を支持する軸受け側には、これらの回
転翼と軸受け側の間に延べる各刃がそれぞれ突設され
る。
設され、軸受け側には、柱が突設される。ここで、回転
翼の背面中央に異物が吸い込まれると、この異物は、回
転翼の回転軸に絡み付く以前に、刃と柱の両者に引っ掛
かり、この刃によって切断される。これと同様に、例え
ば回転翼に柱を突設し、軸受け側に刃を突設した場合
も、回転翼の背面中央に吸い込まれた異物は、刃と柱の
両者に引っ掛かり、この刃によって切断される。
け側に、各刃がそれぞれ突設されている。この場合、回
転翼の背面中央に吸い込まれた異物は、両者の刃に引っ
掛かり、これらの刃によって切断される。
て説明する。
一実施例を適用したファンを示す断面図であり、また図
2は、このファンを上から見たときの平面図である。な
お、ここに示すファンは、図7に示したヘアードライヤ
ーに内蔵されるものであり、このために図8に示した従
来のファンと略同一の外形を持つ。
は、外側の回転翼カバー2aと、内側のモータケース2
bを一体化した円筒支持体2を有しており、この回転翼
カバー2aによって回転翼3を囲み、このモータケース
2bによってモータ4を支持している。このモータ4の
回転軸5は、回転翼3の羽支持部3aの中央の孔に圧入
され、これによりモータ4の回転軸5が回転翼3に直結
されている。このモータ4を作動させると、回転翼3が
回転し、羽支持部3aに固定されている各羽3bによっ
て、空気の流れが発生される。
部3aの下側に刃6を突設するとともに、モータケース
2bの上側に柱7を突設している。この刃6は、羽支持
部3aからモータケース2bに至り、その刃先がモータ
ケース2bに形成されている環状溝8に入り込んでい
る。この環状溝8は、モータ4の回転軸5を囲み、回転
翼3の回転に伴う、刃6の刃先の軌道に沿って形成され
たものである。また、柱7は、刃6の軌道の内側に位置
し、モータケース2bから羽支持部3aに至って、この
羽支持部3aの内側の中空部位に入り込んでいる。
させると、回転翼3の羽支持部3aとモータケース2b
間で負圧が発生し、この間に例えば髪の毛が吸い込まれ
る。この場合、図3に示すように、髪の毛9がモータ4
の回転軸5と刃6の両者に絡み付く。この状態で、刃6
が回転していくと、髪の毛9が柱7に引っ掛かるので、
刃6は、髪の毛9を引っ張って断ち切ることとなる。こ
れにより短くなった髪の毛は、モータ4の回転軸5に絡
み付くことなく、空気と共に流される。
防止装置の他の実施例を示している。なお、これらの図
において、図1および図2に示したファンと同様の作用
を果たす部位には、説明の便宜上同じ符号を付す。
の下側に柱11を突設するとともに、モータケース2b
の上側に刃12を突設している。したがって、図1およ
び図2に示したファンとは逆に、回転翼3の回転に伴
い、柱11が回転し、刃12は動かない。
ース2bに至り、その先端がモータケース2bの環状溝
13に入り込んでいる。また、刃12は、柱11の軌道
の内側に位置し、モータケース2bから羽支持部3aに
至り、この羽支持部3aの内側の中空部位に入り込んで
いる。
ース2b間に髪の毛が吸い込まれた場合、図6に示すよ
うに、髪の毛14は、モータ4の回転軸5と柱11の両
者に絡み付く。そして、柱11が回転していくと、この
髪の毛14は、刃12に引っ掛かって断ち切られる。し
たがって、図1および図2に示したファンと同様に、モ
ータ4の回転軸5に髪の毛が絡み付くことはない。
として、回転翼3とモータケース2bのうちの一方に刃
を突設し、他方に柱を突設するという構成を示したが、
また別の発明においては、回転翼3とモータケース2b
の両者に各刃をそれぞれ突設するという構成である。こ
の場合、回転翼3に突設された一方の刃が回転し、モー
タケース2bに突設された他方の刃が固定され、これら
の刃によって髪の毛が断ち切られる。
のファンへの適用ばかりでなく、他の各種のファン、プ
ロペラ、スクリュー等にも適用することができる。
ちの一方に刃を突設して、他方に柱を突設したり、ある
いは回転翼と、軸受け側の両者に各刃をそれぞれ突設し
ているので、回転翼の背面中央に吸い込まれた異物を断
ち切ることができ、この異物が回転翼の回転軸に絡み付
くことを防止できる。
用したファンを示す断面図
いられた図
適用したファンを示す断面図
いられた図
る従来のファンを示す断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 回転翼と、この回転翼の回転軸を支持す
る軸受け側のうちの一方には、これらの回転翼と軸受け
側の間に延べる刃が突設され、他方には、これらの回転
翼と軸受け側の間に延べる柱が突設されるファンの絡み
防止装置。 - 【請求項2】 回転翼と、この回転翼の回転軸を支持す
る軸受け側には、これらの回転翼と軸受け側の間に延べ
る各刃がそれぞれ突設されるファンの絡み防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31677292A JPH0718440B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ファンの絡み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31677292A JPH0718440B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ファンの絡み防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06159299A true JPH06159299A (ja) | 1994-06-07 |
JPH0718440B2 JPH0718440B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=18080754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31677292A Expired - Lifetime JPH0718440B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ファンの絡み防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718440B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005300013A (ja) * | 2004-04-12 | 2005-10-27 | Mitsubishi Electric Corp | 換気装置 |
CN102894628A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-01-30 | 浙江吉利汽车研究院有限公司杭州分公司 | 防缠发吹风机 |
WO2014034770A1 (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | シャープ株式会社 | 送風装置 |
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CN112437617A (zh) * | 2018-07-30 | 2021-03-02 | 克劳迪奥·索雷斯纳 | 电动吹风机 |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP31677292A patent/JPH0718440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112437617B (zh) * | 2018-07-30 | 2024-02-23 | 力高专利股份公司 | 电动吹风机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0718440B2 (ja) | 1995-03-06 |
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