JPH0615907Y2 - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

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JPH0615907Y2
JPH0615907Y2 JP1986107157U JP10715786U JPH0615907Y2 JP H0615907 Y2 JPH0615907 Y2 JP H0615907Y2 JP 1986107157 U JP1986107157 U JP 1986107157U JP 10715786 U JP10715786 U JP 10715786U JP H0615907 Y2 JPH0615907 Y2 JP H0615907Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
concave step
step surface
main body
fitting
packing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986107157U
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English (en)
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JPS6313894U (ja
Inventor
健一 小川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、鍔部を一端部に形成した機器、例えば、換気
扇、照明装置の梱包装置に関する。
(ロ)従来の技術 本考案に先行する技術として実公昭53−539号公報
に記載の梱包装置がある。この梱包装置は機器を両側か
ら発泡スチロール等の緩衝体でサンドイッチ状に挟持
し、この外周をシート状段ボール紙製外装体にて包囲す
るものにおいて、緩衝体の外周に溝を形成し、この溝に
外装体の端部を折り曲げて圧力気味に挿入したものであ
る。従って梱包装置の外観形状は直方体となっている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 従来の技術にあって、梱包装置が直方体となることで、
輸送時及び倉庫保管時における空間に大きなものを必要
とし、輸送保管コストが高くなるものであった。また鍔
部を有する機器であるが鍔部を除いた部分にも直方体と
するために多くの発泡スチロールを必要としていた。い
わゆる溝を形成した部分においては溝を形成できる程多
量の発泡スチロールを必要とし、従来においては直方体
とするがゆえに外周面に肉盗み凹部を形成している程度
で発泡スチロールとしては多量に必要とした。
本考案は輸送時の積載容積及び保管時の保管容積を少な
くし、合わせて緩衝体を形成する材料の低減を図ること
をその技術的課題とするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、鍔部を一端部に形成した筒状機器本体を、一
側面に鍔部と機器本体に嵌合する嵌合凹部を形成した一
対の緩衝体で挟持し、この緩衝体間を筒状の外装体で包
囲するもので、緩衝体の嵌合凹部を有する一側面とは反
対側の面を、前記鍔部に対応する突部と、機器本体に対
応しこの突部より引っ込んだ凹段面とで構成し、この凹
段面の筒状機器本体の軸線方向に沿う長さを、前記突部
のそれと同一か若しくは長くなるようにするとともに、
前記外装体の端縁を凹段面と略合致するようにしたもの
である。
(ホ)作用 本考案によれば、緩衝体の嵌合凹部を有する一側面とは
反対側の面の機器本体に対応した部分を凹段面としてい
るので、緩衝体の材料を節約できる。また複数のこの種
梱包装置を保管や輸送する場合、他の梱包装置の緩衝体
に設けた突部を、一方の緩衝体の凹段面に組み合わせる
ように並べることによって、全体の寸法がコンパクトに
なる。
(ヘ)実施例 梱包する機器として換気扇の場合について、図に基づき
説明する。
換気扇1は板金を折曲接合して形成した四角筒状換気扇
本体2と、本体2の一側に形成した取付鍔部に装着され
る前面パネル3とからなる。本体2には他側にシャッタ
板を開閉自在に装着し、内部に電動機を装着している。
電動機には送風羽根が装着される。前面パネル3は合成
樹脂にて成型し、送風羽根を包囲する風洞を形成してい
る。前面パネル3の周囲は本体2より張出し、鍔部4を
形成している。
換気扇1を両側より挾持する1対の緩衝体5,6は発泡
スチロールにて成型されている。緩衝体5,6の対向す
る一側面には鍔部4が嵌合する深い幅広の嵌合凹部7
と、本体2が嵌合する浅い幅狭の嵌合凹部8とを形成し
ている。緩衝体5,6の嵌合凹部7,8を形成した一側
面と反対側の面を、鍔部4に対応する突部10と、本体2
に対応し突部10より引っ込んだ凹段面9とで構成する。
換気扇1を緩衝体5,6にて挟持せしめた状態におい
て、第2図に示す如く緩衝5,6の高さ(換気扇1の軸
線方向に沿う長さ)をA、凹段面9の高さをB、深さを
Wとし、凹段部9の底部間をCとする。高さBは高さA
の半分と同一又は大きく形成される。言い換えれば、凹
段面9の高さBは、突部10高さと同一か若しくは高く設
定されている。深さWは緩衝体5,6の各部の厚みを均
一とすると鍔部4の突出寸法と同一となる。ただし深さ
Wは梱包機器等にて変化する。換気扇1を挾持した緩衝
体5,6は筒状外装体11にて包囲される。外装体11
は段ボール紙を四角筒状にして形成され、その長さをD
とする。外装体11の長さDは凹段面9の底部間寸法C
と略同一又は小さく形成される。即ち外装体11の端縁
は、凹段面9と略合致する。外装体11にて包囲した後
締付バンド12を凹段面9部分に巻き付ける。凹段面9
に締付バンド12を巻き付けることで換気扇1と緩衝体
5,6と外装体11を一体化することができる。緩衝体
5,6の突部10は突出した状態となる。
次に第3図により輸送時や保管時における従来の技術と
の差を説明する。第3図の実線は本考案の場合を示すも
ので他の梱包装置の突部10を一方の梱包装置の凹段面
9に組み合わすように並べ積み上げるものである。従っ
て3個の梱包装置を並べた場合の寸法は3C+4Wとな
る。だが従来の技術における梱包装置であれば3C+6
Wの寸法を必要とし全体で2Wの寸法だけ小さくですむ
ものである。また組み合わさっていることで荷崩れに対
しても崩れにくくなるものである。
第4図は緩衝体5,6を用いて2台の換気扇1を1個の
梱包とした場合を示し、無駄な空間を少なく梱包できる
ものである。
(ト)考案の効果 本考案によれば、緩衝体の嵌合凹部を有す一側面とは反
対側の面の機器本体に対応した部分を凹断面としている
ので、緩衝体の材料を大幅に節約でき、また複数の梱包
装置を保管や輸送する場合、他の梱包装置の緩衝体に設
けた突部を、一方の緩衝体の凹段面に組み合わせるよう
に並べることによって、全体の寸法がコンパクトにな
り、保管や輸送コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜視図、第
2図は同分解斜視図、第3図は本考案の作用効果を説明
する図、第4図は本考案の別形態梱包を示す断面図であ
る。 1……換気扇(機器)、2……本体、4……鍔部、5、
6……緩衝体、7、8……嵌合凹部、9……凹段面、10
……突部、11……外装体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍔部を一端部に形成した筒状機器本体を、
    一側面に前記鍔部と機器本体に嵌合する嵌合凹部を形成
    した一対の緩衝体で挟持し、該緩衝体間を筒状の外装体
    で包囲するものに於て、前記緩衝体の前記嵌合凹部を有
    する一側面とは反対側の面を、前記鍔部に対応する突部
    と、機器本体に対応し前記突部より引っ込んだ凹段面と
    で構成し、該凹段面の筒状機器本体の軸線方向に沿う長
    さを、前記突部のそれと同一か若しくは長くなるように
    するとともに、前記外装体の端縁を前記凹段面と略合致
    するようにしてなる梱包装置。
JP1986107157U 1986-07-11 1986-07-11 梱包装置 Expired - Lifetime JPH0615907Y2 (ja)

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JP1986107157U JPH0615907Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11 梱包装置

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JP1986107157U JPH0615907Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11 梱包装置

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JPS6313894U JPS6313894U (ja) 1988-01-29
JPH0615907Y2 true JPH0615907Y2 (ja) 1994-04-27

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140667U (ja) * 1978-03-16 1978-11-07
JPS573657U (ja) * 1980-06-06 1982-01-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6313894U (ja) 1988-01-29

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