JPH06158798A - 太陽電池利用屋根装置 - Google Patents

太陽電池利用屋根装置

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JPH06158798A
JPH06158798A JP4332249A JP33224992A JPH06158798A JP H06158798 A JPH06158798 A JP H06158798A JP 4332249 A JP4332249 A JP 4332249A JP 33224992 A JP33224992 A JP 33224992A JP H06158798 A JPH06158798 A JP H06158798A
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孝 平井
Keisuke Hirai
啓資 平井
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Hirai Engineering Corp
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RITSUTOU ROLL KAKO KK
Hirai Engineering Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽エネルギー収集効率が高く、屋根材が規
格化されて生産性が高く、幅調整が可能でどのような野
地幅の屋根にも対応することができ、現場における加工
を不要とし、施工が容易で安価な太陽電池利用屋根装置
を提供すること。 【構成】 太陽電池を内蔵した第1の採光板単体48を
幅方向及び勾配方向に複数並列した第1のモジュール屋
根材4と、第1の採光板単体48と同寸法の第2の採光
板単体48を幅方向及び勾配方向に並列し、幅方向の数
が第1のモジュール屋根材4より一個多い第2のモジュ
ール屋根材5と、両外側縁に沿ってモジュール屋根材
4,5の側縁を幅方向に摺動可能に係合する幅調整部を
有する中間部接続部材2,22と、一外側縁に沿ってモ
ジュール屋根材4,5の側縁を幅方向に摺動可能に係合
する幅調整部を有する側部接続部材3,23とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根幅に応じて太陽電
池を内蔵する屋根材の幅調整をすることができる太陽電
池利用屋根装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根仕上げ材を勾配方向に配置された接
続部材を介して幅方向に接続した屋根において、屋根仕
上げ材と屋根下地幅とに誤差が生じた場合に、従来は、
屋根材に切断、切り欠き、ハンダ付け等の加工を施して
幅調整を行なっていたが、このような方法では現場にお
ける作業が増大し、効率が悪く、太陽電池を内蔵した屋
根仕上げ材には極めて不適当なものであった。
【0003】そこで、本出願人は、先に、外側縁に幅調
整部を有する接続部材を屋根の勾配方向に沿って配置
し、採光枠の側縁を接続部材の幅調整部に係合し、採光
枠の側縁を接続部材の中心方向あるいは側縁方向に移動
することにより、野地幅に対応して幅調整を行い、さら
にケラバ部材の幅を変えて屋根仕上げ材と屋根下地幅と
の誤差を吸収する太陽エネルギー収集屋根の側部幅調整
方法を特開平2−24443号として提案した。しか
し、この方法では、幅の広いケラバ部材を敷設すると、
屋根面積に対するエネルギー収集面積が小さくなり、集
光効率が悪くなる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、屋根
幅に対する太陽電池内蔵屋根材の幅調整を一層容易と
し、太陽エネルギー収集効率が高く、屋根材単体の幅が
大きくなっても微調整が可能であり、屋根材が規格化さ
れて生産性が高く、どのような野地幅の屋根にも対応す
ることができ、現場における加工を不要とし、施工が容
易で安価な太陽電池利用屋根装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明の太陽電池利用屋
根装置は、上記課題を達成するために、太陽電池を内蔵
した第1の採光板単体を幅方向及び前記幅方向に直交す
る勾配方向に複数並列した第1のモジュール屋根材と、
前記第1の採光板単体と同寸法の第2の採光板単体を幅
方向及び勾配方向に並列すると共に、その幅方向の採光
板単体の数が前記第1のモジュール屋根材の幅方向の採
光板単体の数より一個多い第2のモジュール屋根材と、
両外側縁に沿って前記第1及び第2のモジュール屋根材
の側縁を幅方向に摺動可能に係合する幅調整部を有する
中間部接続部材と、一外側縁に沿って前記第1及び第2
のモジュール屋根材の側縁を幅方向に摺動可能に係合す
る幅調整部を有する側部接続部材とからなる。
【0006】
【作用】採光板単体の一枚分に相当する長さだけ幅の異
なる第1のモジュール屋根材と第2のモジュール屋根材
とを組み合わせ、第1のモジュール屋根材、第2のモジ
ュール屋根材及び中間部並びに側部接続部材幅を総計し
た仕上げ幅合計を屋根幅に近似させ、この仕上げ幅合計
が屋根幅より大きい場合は、第1及び第2のモジュール
屋根材の側縁を接続部材の中心方向に移動して仕上げ幅
の合計を小さくし、屋根幅の方が大きい場合は、第1及
び第2のモジュール屋根材の側縁を接続部材の側縁方向
に移動して仕上げ幅の合計を大きくする。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、太陽電池利用屋根1は、屋
根下地上面に複数の中間部接続部材2が適宜間隔をおい
て勾配方向に沿って配設され、屋根下地上面のケラバ寄
り側部に側部接続部材3が中間部接続部材2と平行に配
設され、中間部接続部材2及び側部接続部材3の間に屋
根仕上げ材となる第1のモジュール屋根材4及び第2の
モジュール屋根材5がそれぞれ架設され、側部接続部材
3の外方にはケラバ部材6が取り付けられ、軒に沿って
軒部材15が装着されている。
【0008】図2及び図3は本発明の第1の実施例を示
し、屋根下地上には第1のモジュール屋根材4及び第2
のモジュール屋根材5から間隔を開けて防水板7が敷設
され、中間部接続部材2は、防水板7を接続する下部接
続部材8と、第1のモジュール屋根材4及び第2のモジ
ュール屋根材5を接続する上部接続部材9と、上部接続
部材9の上方を覆う接続部材カバー10とより成り、下
部接続部材8は、水平固定部11の幅方向両側端に上下
方向に伸びる垂直壁12が設けられ、垂直壁12上端か
ら左右外方に張り出し部13が設けられ、張り出し部1
3の下面と垂直壁12の外面とにより、防水板7の側縁
に形成された防水壁16を係合する広幅の下部幅調整部
14が形成され、水平固定部11の下面から上方に向け
て接続ボルト17が立設されている。
【0009】上部接続部材9は、水平基盤18の上面の
中央寄りに間隔を開けて2個の垂直片20を設けると共
に、水平基盤18の両側端部に上方に開口する広幅溝状
の中間部幅調整部24を形成する。接続部材カバー10
は、水平蓋28の下面中央寄りに間隔をあけて左右一対
の係止脚30を設けると共に、係止脚30の外方に下方
に開口する広幅溝状の上部幅調整部32を形成する。
【0010】中間部接続部材2を組み立てるには、下部
接続部材8を屋根下地上に勾配方向に沿って固定し、次
いで、上部接続部材9を下部接続部材8の上面に長手方
向に沿って設置し、下部接続部材8の接続ボルト17を
上部接続部材9に挿通し、ナット締めをして下部接続部
材8と上部接続部材9とを固定する。そして、上部接続
部材9の上方に接続部材カバー10を被せ、係止脚30
を上部接続部材9の垂直片20の上端部に係合する。
【0011】側部接続部材3は、図3に示すように、側
下部接続部材33と、側上部接続部材34と、側部接続
部材カバー35とから成り、これら各部材の屋根内側寄
りの半分の構成はそれぞれ下部接続部材8、上部接続部
材9及び接続部材カバー10の構成とほぼ同様なので、
同一部分に同一符号を付し、説明を省略する。側下部接
続部材33のケラバ寄りの張り出し部13の外側端に
は、ケラバ部材6の水平面20の上面に当接されるケラ
バ部材押さえ片36が垂下され、ケラバ部材押さえ片3
6と垂直壁12との間に広幅の側部幅調整部38が形成
されている。
【0012】側上部接続部材34のケラバ寄りの半分は
水平基盤18をやや下方に移動して側下部接続部材33
の張り出し部13の上面に載置される支持片39とし、
支持片39の先端から上方に延びる側端面垂直壁41を
設け、側端面垂直壁41の下端部は側下部接続部材33
のケラバ部材押さえ片36に係合する。側部接続部材カ
バー35の水平蓋28のケラバ寄りは側上部接続部材3
4の幅に応じて幅広く形成する。
【0013】また、ケラバ部材6の水平面20外側端に
は水返し突起21が形成され、内側端には立上がり壁4
3が設けられ、この立上がり壁43が側下部接続部材3
3の側部幅調整部38内に挿入され、ケラバ部材6が側
部接続部材3の外方に取り付けられる。
【0014】第1のモジュール屋根材4は、図4に示す
ように、左右の縦桟44、上横桟45及び下横桟46を
平面矩形状に組み立て、縦桟44の内面に沿って支持桟
71を装着して枠体47を構成し、透明基板の下面に多
結晶シリコン太陽電池等の太陽電池を内蔵した100mm
角の第1の採光板単体48を屋根幅方向に5列、幅方向
に直交する勾配方向に5列並べて成る複合体49を枠体
47の内周に嵌合する。各採光板単体48の間及び枠体
47と採光板単体48との間には約5mmの接続間隔が必
要であり、これに枠体47への組み込み幅である片側約
10mmの幅を加えると、第1のモジュール屋根材4の複
合体49の幅は約550mmとなり、枠体47への組み込
み幅20mmを除いた施工幅L(図13参照)は約530
mmとなる。
【0015】縦桟44は、図5及び図6に示すように、
垂直壁50の内面上端部に長手方向に沿って複数の水切
り突条51が形成され、垂直壁50の下端内面には水平
張り出し片52が設けられ、水平張り出し片52の内側
端には上下に突出する垂直支脚53が設けられている。
また、垂直壁50の軒寄り端部には取付孔54が穿設さ
れ、垂直壁50の棟寄り端部には取付孔54よりやや低
い位置に取付孔55が穿設され、垂直壁50及び垂直支
脚53の軒及び棟寄り端部の下端には換気用切り欠き5
6が形成されている。
【0016】上横桟45は、図7及び図8に示すよう
に、勾配方向に直交して延びる帯状の水平片57を有
し、その上面に起立壁58を長手方向に沿って設け、起
立壁58の上端に水平片57と平行な水平上面59を軒
側に張り出して設け、水平上面59の棟寄り端部を折り
返して水返し壁60を設け、水平片57と水平上面59
との間に採光板支持溝61を形成し、水平片57の軒寄
り端部に中空湾曲溝62を長手方向に沿って設け、水平
片57の棟寄り上面には排水溝63を形成すると共に、
水平片57の下面には下方に延出した後に軒側に屈曲
し、さらに上方に折り曲げて固定具係合片64を設け
る。
【0017】下横桟46は、図9及び図10に示すよう
に、水平帯状の採光板載置片65を有し、その軒寄り端
縁上面には複合体49の厚みよりやや低い採光板当接壁
66を設け、採光板当接壁66の上端から上横桟45の
水平上面59の上方を覆う被覆片67を軒方向に張り出
して設け、被覆片67の先端を下方に湾曲すると共に、
被覆片67の下面に水切り突条68を設け、採光板載置
片65の棟寄り端縁には下向軒方向に湾曲する湾曲防水
樋69を設け、採光板載置片65と湾曲防水樋69との
接続部に中空湾曲溝70を形成する。
【0018】支持桟71は、図11及び図12に示すよ
うに、断面略C形の採光板挿入枠72を備え、採光板挿
入枠72の内側壁の上部には長手方向に沿って複合体4
9を差し込む空隙73が形成され、採光板挿入枠72の
外側面上部には毛細管現象を遮断するために凹溝74が
設けられ、採光板挿入枠72の外側壁の軒棟方向両端部
には、取付孔54,55に合致する固定孔75,75が
それぞれ穿設されている。
【0019】次に、第1のモジュール屋根材4の組み立
てについて説明すると、図13乃至図15に示すよう
に、下横桟46の透光板載置片65の上面に複合体49
の軒寄り端部を載せると共に、上横桟45の採光板支持
溝61に複合体49の軒寄り端部を差し込み、支持桟7
1の採光板挿入枠72に複合体49の両側端部を差し込
んで、複合体49の四周をパッキングを介して上記各桟
によって支持し、複合体49の上面をその軒寄り端部に
おいて下横桟46の被覆片67より高く突出させる。す
ると、複合体49の上面より下横桟8が低くなり、複合
体49の上面を流れる雨水が軒側に速やかに排出され、
埃、ごみ等が溜まることがない。
【0020】次いで、縦桟44の垂直壁50の内面に支
持桟71の外側面を当接し、縦桟44に対して支持桟7
1がその軒寄り端部において棟寄り端部より高くなるよ
うに傾斜して沿設し、縦桟44の軒寄りの取付孔54と
支持桟71の軒寄りの固定孔75と下横桟46の中空湾
曲溝70にネジ76を挿通し、縦桟44の棟寄りの取付
孔55と支持桟71の棟寄りの固定孔75と上横桟45
の中空湾曲溝62にネジ77を挿通し、第1のモジュー
ル屋根材4を組み立てる。
【0021】第2のモジュール屋根材5は、図16及び
図17に示すように、第1のモジュール屋根材4と同一
寸法の第2の採光板単体48を屋根幅方向に第1のモジ
ュール屋根材5の幅方向の採光板単体48の数より一個
多い6列、幅方向に直交する勾配方向に第1のモジュー
ル屋根材5と同数の5列並べて成る複合体78を枠体4
7の内周に嵌合して成り、複合体78の幅が約655mm
であり、施工幅Lが約635mmであることを除いては第
1のモジュール屋根材4とほぼ同じ構成を有するので、
同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】第1及び第2のモジュール屋根材4,5の
敷設するには、まず、屋根下地上に下部接続部材8及び
側下部接続部材33を勾配方向に沿って相互に間隔をあ
けて配置し、屋根下地上面に防水板7を敷設してその端
部に形成された防水壁16を下部幅調整部14内に収納
し、下部接続部材8及び側下部接続部材33の上面に上
部接続部材9及び側上部接続部材34を接続ボルト17
を介してそれぞれ取り付ける。次いで、第1及び第2の
モジュール屋根材4,5を防水板7の上方に間隔をあけ
て設置し、縦桟44の垂直支脚53の下端を上部接続部
材9及び側上部接続部材34の中間部幅調整部24に差
し込み、上部接続部材9及び側上部接続部材34の上に
接続部材カバー10及び側部接続部材カバー35を取り
付け、縦桟44の垂直壁50の上端を上部幅調整部32
内に挿入する。
【0023】また、第1及び第2のモジュール屋根材
4,5を勾配方向に接続するには、図18に示すよう
に、屋根の軒部に軒部材15を取り付けた後、最も軒側
に位置する第1及び第2のモジュール屋根材4,5を上
部接続部材9及び側上部接続部材34に取り付け、第1
及び第2のモジュール屋根材4,5の軒寄りの換気用切
欠56内において中間部幅調整部24に固定具19を取
り付け、上横桟45の固定具係合片64を固定具19の
上面に形成された逆L型の係合フック20に引っかけて
固定する。次に、その棟側に位置する第1及び第2のモ
ジュール屋根材4,5の下横桟46の被覆片67を軒側
のモジュール屋根材4,5の上横桟45の水平上面59
に被せると共に、下横桟46の湾曲防水樋69を上横桟
45の水平面57の下面に係合する。
【0024】ところで、現在の太陽電池の効率では、3
KWの発電を行うためには約25平方メートルの採光面
積が必要であり、一般家庭の消費電力を賄うためには最
低3636mm程度の野地幅が必要であり、施工時の安全
性及び価格の面から野地幅一間(1818mm)を2枚乃
至3枚の屋根材で仕上げることが望ましい。しかし、屋
根野地幅は家屋の大きさやデザイン等によっても異な
り、太陽電池を内蔵したモジュール屋根材4,5は切断
が不可能であるため、第1のモジュール屋根材4と第2
のモジュール屋根材5との採光板単体48の一枚分、す
なわち105mmの幅の差を利用し、野地幅に合わせて
第1及び第2のモジュール屋根材4,5の並列枚数を選
択しなければならない。
【0025】具体的な施工幅を示すと、図20及び図2
1に示すように、防水板7の防水壁16、第1及び第2
のモジュール屋根材4,5の縦桟44の垂直支脚53及
び垂直壁50がそれぞれ下部幅調整部14、中間部幅調
整部24及び上部幅調整部32の中央部に位置する時
は、各幅調整部の幅Dを11.5mm、左右の上部幅調整
部32間の距離Wを29mm、枠体47の幅Eを18.5
mmとすると、接続部材2,3の中心間の距離すなわち一
列あたりの標準施工幅Aは、前記施工幅Lが530mmの
第1のモジュール屋根材4の場合は606mm,施工幅L
が635mmの第2のモジュール屋根材5の場合は711
mmとなる。
【0026】次に、第1及び第2のモジュール屋根材
4,5の組み合わせと野地幅U(図22参照)との対応
について例を挙げる。標準施工幅Aが606mmの第1の
モジュール屋根材4を6枚並列すると、適応する野地幅
Uは3636mmとなり、第1のモジュール屋根材4を5
枚と、標準施工幅Aが635mmの第2のモジュール屋根
材5を1枚並列すると、適応する野地幅Uは3741mm
となり、第1のモジュール屋根材4を4枚と、第2のモ
ジュール屋根材5を2枚並列すると、適応する野地幅U
は3846mmとなる。
【0027】そして、防水板7の防水壁16、縦桟44
の垂直支脚53及び垂直壁50はそれぞれ約1.5mmの
厚みを有し、下部幅調整部14、中間部幅調整部24及
び上部幅調整部32内を接続部材2,3の中心方向に移
動可能な幅Iは5mm、外側縁方向に移動可能な幅Jは
5mmであり、一列あたり最大限10mmづつプラスとマイ
ナスに微調整できるので、実際の屋根野地幅Uと合計仕
上げ幅との間のプラス方向あるいはマイナス方向の誤差
が、第1のモジュール屋根材4と第2のモジュール屋根
材5との幅の差である105mmの半分以下すなわち5
2.5mm以下の場合は、接続部材2,3とモジュール屋
根材4,5と係合部の重合幅を調整することによって微
調整する。
【0028】合計仕上げ巾が野地幅Uに比べて広い場合
は、図23に示すように、縦桟44の垂直支脚53及び
垂直壁50を接続部材2,3の中心寄りに位置してマイ
ナス幅調整を行い、マイナス施工幅Bは第1のモジュー
ル屋根材4では596mm、第2のモジュール屋根材5で
は701mmとなる。また、合計仕上げ幅が野地幅Uに比
べて狭い場合は、図24に示すように、縦桟44の垂直
支脚53及び垂直壁50を接続部材2,3の外側縁寄り
に位置してプラス幅調整を行い、プラス施工幅Cは第1
のモジュール屋根材4では616mm、第2のモジュール
屋根材5では721mmとなる。
【0029】従って、モジュール屋根材4,5を6枚並
列すると、各列ごとにプラス方向に10mm、マイナス方
向に10mm微調整でき、屋根全体の微調整幅では60mm
となり、これは第1のモジュール屋根材4と第2のモジ
ュール屋根材5との幅の差である105mmの半分の5
2.5mmより大きいので、第1及び第2のモジュール
屋根材4,5を適宜選択して組み合わせ、接続部材2,
3の幅調整部において微調整を行うことにより、すべて
の野地幅に対応することができる。
【0030】例えば、野地幅Uが3981mmの場合は、
第1のモジュール屋根材4を3枚と、第2のモジュール
屋根材5を3枚並列すると、標準の合計仕上げ幅は39
51mmとなり、野地幅Uのほうが30mm広くなる。そこ
で、30mmをモジュール屋根材4,5の並列数6で割っ
た5mmを、各列ごとにプラス調整し、第1のモジュール
屋根材4の施工幅を611mm、第2のモジュール屋根材
5の施工幅を716mmとし、接続部材2,3を割り付け
れば良い。
【0031】また、野地幅が3786mmの場合は、第1
のモジュール屋根材4を4枚と、第2のモジュール屋根
材5を2枚並列すると、標準の合計仕上げ幅は3846
mmとなり、野地幅Uのほうが60mm狭くなるので、60
mmを並列数6で割った10mmを各列ごとにマイナス調
整し、第1のモジュール屋根材4の施工幅を596mm、
第2のモジュール屋根材5の施工幅を701mmとし、接
続部材2,3を割り付ける。
【0032】第1及び第2のモジュール屋根材4,5の
組み合わせと、これに対応する屋根野地幅とを表1乃至
表5に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】 上記表1乃至表5によれば、第1及び第2のモジュール
屋根材4,5を組み合わせた場合の許容野地幅は、その
上欄及び下欄の調整野地幅と重複しており、このことは
第1及び第2のモジュール屋根材4,5を組み合わせる
ことによってどのような野地幅の屋根にも対応できるこ
とを意味しており、このような場合は、採光板単体48
の列数が多くなるように選択すると屋根面積に対する採
光効率が増大する。
【0038】例えば野地幅Uが9400mmの屋根の場合
は、第1のモジュール屋根材4を13枚と第2のモジュ
ール屋根材5を2枚組み合わせても、第1のモジュール
屋根材4を12枚と第2のモジュール屋根材5を3枚組
み合わせても、第1のモジュール屋根材4を11枚と第
2のモジュール屋根材5を4枚組み合わせても良いが、
第2のモジュール屋根材5を多くしたほうが採光板単体
48の列数が多くなり、発電効率が高くなる。この選択
幅は野地幅が広くなるほど大きくなり、採光板単体48
の並列数を多数増すことができ、施工面積に対する採光
面積の比率を高くすることが可能となる。
【0039】さらに、ケラバ部分においても中間部幅調
整部24及び上部幅調整部32と同様に微調整を行うこ
とができ、ケラバ部材6の立上り壁43が側部接続部材
3の側部幅調整部38内を幅方向に摺動可能であり、図
25に示すように、側部幅調整部38の幅Fを31.5
mmとすると、立上り壁43の厚みが1.5mm程度なので
ケラバ部におけるプラス調整幅M及びマイナス調整幅N
はそれぞれ15mmとなり、左右両側を合計してプラス方
向に30mm、マイナス方向に30mm微調整することがで
きる。また、側下部接続部材33のケラバ部材押さえ片
36の標準位置からケラバ部材6の水返し突起21まで
の幅M´はプラス調整幅Mとほぼ等しいか、やや大きく
形成されている。
【0040】そして、側部における微調整が不要のとき
は、図26に示すように、ケラバ部材6の立上り壁43
が側部接続部材3の側部幅調整部38の中央部に位置
し、合計仕上げ幅が野地幅Uより広い場合は、図27に
示すように、立上り壁43を側部接続部材3の中央寄り
に摺動してマイナス調整を行い、合計仕上げ幅が野地幅
Uより狭い場合は、図28に示すように、立上り壁43
を側部接続部材3の外側縁寄りに摺動してマイナス調整
を行う。
【0041】従って、側部幅調整を行うと、表1乃至表
5のマイナス調整野地幅及びプラス調整野地幅はそれぞ
れ30mmずつ許容幅が広くなり、この側部幅調整を利用
してさらに採光板単体48の列数を増すことができる。
さらに、屋根幅Uが軒先部分と棟部分とにおいて異なっ
たり、施工ミスが生じた場合には、側部幅調整部38の
幅Fの範囲内でこれらの誤差をケラバ部分において吸収
することができ、最終的な施工納めを容易なものとす
る。
【0042】また、枠体47の内側端と採光板単体48
との間には、先に述べたように5mmの接続間隔が形成さ
れているので、最大限にマイナス調整してモジュール屋
根材4,5を取り付けても、上部幅調整部32の外側端
と採光板単体48との間には12mm幅の間隔Kが形成さ
れ、このため、接続部材2,3によって採光板単体48
が陰ることがなく、有効に採光できる。
【0043】図29は第2の実施例に係る第1のモジュ
ール屋根材4aを示し、150mm角の採光板単体48a
を幅方向に5列並べ、重量の増加を抑えるために勾配方
向の数を第1の実施例よりも1個減じて4列並べてなる
複合体49aを枠体47の内周に嵌合する。採光板単体
48aの間及び枠体47と採光板単体48aとの間には
約5mmの接続間隔が必要であり、これに枠体47の組み
込み幅である片側約10mmの幅を加えると、第1のモジ
ュール屋根材4aの複合体49aの幅は約800mmとな
り、枠体47への組み込み幅を除いた施工幅Lは約78
0mmとなる。その他の構造は図4に示す第1のモジュー
ル屋根材4とほぼ同様なので、同一部分に同一符号を付
して説明を省略する。
【0044】図30は第2の実施例に係る第2のモジュ
ール屋根材5aを示し、複合体78aは採光板単体48
aを幅方向に6列、勾配方向に4列並べて成り、複合体
78aの幅は約955mmとなり、枠体47への組み込み
幅を除いた施工幅Lは約935mmとなる。その他の構造
は図16に示す第2のモジュール屋根材5とほぼ同様な
ので、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0045】また、中間部接続部材22は下部接続部材
を備えておらず、図31に示すように、接続部材本体8
0と接続部材カバー81とよりなり、接続部材本体80
は水平取り付け面82の両端下部に上方に開口する広幅
溝状の中間部幅調整部83が設けられている。接続部材
本体80のその他の構成及び接続部材カバー81の構成
は、それぞれ図2に示す上部接続部材9及び接続部材カ
バー10とほぼ同様なので、同一部分に同一符号を付し
て説明を省略する。
【0046】側部接続部材23は側下部接続部材を備え
ておらず、側部接続部材本体84と側部接続部材カバー
85とよりなり、側部接続部材本体84は水平取り付け
面82の内側端下部に中間部幅調整部83が設けられ、
水平取り付け面82の外側端部に下方に開口する広幅溝
状の側部幅調整部86が形成され、側部幅調整部86の
外側端上面に側端面垂直壁41´が立設され、側部接続
部材カバー85のケラバ寄り下面には側端面垂直壁41
´の上端部内面に係合する係止脚30´が設けられてい
る。側部接続部材本体84及び側部接続部材カバー85
のその他の構成は、それぞれ図2に示す側上部接続部材
34及び側部接続部材カバー35とほぼ同様なので、同
一部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0047】中間部接続部材22及び側部接続部材23
によってモジュール屋根材4a,5aを葺くには、中間
部幅調整部83を屋根下地上面に当接し、接続部材本体
80及び側部接続部材本体84を勾配方向に沿って配置
すると共に、ボルト17で固定し、中間部幅調整部83
に第1及び第2のモジュール屋根材4a,5aの垂直支
脚53の下端を差し込み、接続部材本体80及び側部接
続部材本体84の上に接続部材カバー81及び側部接続
部材カバー85を取り付け、縦桟44の垂直壁50の上
端を上部幅調整部32内に挿入する。また、ケラバ部材
6の立上がり壁43を側部接続部材本体84の側部幅調
整部86内に挿入し、ケラバ部材6が側部接続部材3の
外方に取り付けられる。
【0048】なお、この実施例のモジュール屋根材4
a,5aの幅は第1の実施例のモジュール屋根材4,5
より幅が広いので、中間部幅調整部83及び上部幅調整
部32の幅は15.5mm、枠体47の幅Eは23.5mm
に設定され、接続部材22,23の中心間の距離すなわ
ち一列あたりの標準施工幅Aは、前記施工幅Lが780
mmの第1のモジュール屋根材4aの場合は870mm,施
工幅Lが935mmの第2のモジュール屋根材5aの場合
は1025mmとなる。
【0049】第1及び第2のモジュール屋根材4a,5
aの組み合わせと野地幅Uとの対応について例を挙げる
と、第1のモジュール屋根材4aを6枚並列すると合計
仕上げ幅は5220mmとなり、第1のモジュール屋根材
4aを6枚並列と第2のモジュール屋根材5aを1枚並
列すると合計仕上げ幅は6245mmとなり、この合計仕
上げ幅が実際の野地幅Uに対応すると、縦桟44の垂直
支脚53及び垂直壁50はそれぞれ中間部幅調整部83
及び上部幅調整部32の中央部に位置し、微調整を行う
必要はない。
【0050】また、図32及び図33に示すように、縦
桟44の垂直支脚53及び垂直壁50はそれぞれ約1.
5mmの厚みを有し、中間部幅調整部83及び上部幅調整
部32の幅は15.5mmなので、接続部材22,23の
中心方向に移動可能な幅Iは7mm、外側縁方向に移動可
能な幅Jは7mmであり、一列あたり最大限14mmづつプ
ラスとマイナスに微調整できるので、実際の屋根野地幅
Uと合計仕上げ幅とに誤差がある場合は、接続部材2
2,23とモジュール屋根材4a,5aとの係合部の重
合幅を調整することによって微調整する。
【0051】さらに、図34に示すように、側部幅調整
部86の幅Fは図25に示す側部幅調整部38と同様3
1.5mmであり、ケラバ部におけるプラス調整幅M及び
マイナス調整幅Nはそれぞれ15mmなので、左右両側を
合計してプラス方向に30mm、マイナス方向に30mm微
調整することができる。そして、合計仕上げ巾が野地幅
Uに比べて広い場合は、中間部幅調整部83及び上部幅
調整部32と同じく微調整を行い、図35に示すよう
に、縦桟44の垂直支脚53及び垂直壁50を接続部材
22,23の中心寄りに位置してマイナス幅調整を行
い、マイナス施工幅Bは第1のモジュール屋根材4aで
は870mmから14mmマイナス幅調整をして856mm、
第2のモジュール屋根材5aでは1025mmから14mm
マイナス幅調整をして1011mmとなる。また、合計仕
上げ幅が野地幅Uに比べて狭い場合は、図36に示すよ
うに、縦桟44の垂直支脚53及び垂直壁50を接続部
材22,23の外側縁寄りに位置してプラス幅調整を行
い、プラス施工幅Cは第1のモジュール屋根材4aでは
870mmに14mmプラス幅調整をして884mm、第2の
モジュール屋根材5aでは1025mmに14mmプラス幅
調整を行い1039mmとなる。
【0052】例えば、野地幅Uが5447mmの場合は、
第1のモジュール屋根材4aを5枚と、第2のモジュー
ル屋根材5aを1枚並列すると、標準の合計仕上げ幅は
5375mmとなり、野地幅Uのほうが72mm広くなる。
そこで、72mmをモジュール屋根材4a,5aの並列数
6で割った12mmを、各列ごとにプラス調整し、第1の
モジュール屋根材4aの施工幅を882mm、第2のモジ
ュール屋根材5aの施工幅を1037mmとし、接続部材
22,23を割り付ければよい。
【0053】また、野地幅Uが5488mmの場合は、第
1のモジュール屋根材4aを4枚と、第2のモジュール
屋根材5aを2枚並列すると、標準の合計仕上げ幅は5
530mmとなり、野地幅Uのほうが42mm狭くなる。
そこで、42mmをモジュール屋根材4a,5aの並列
数6で割った7mmを各列ごとにマイナス調整し、第1の
モジュール屋根材4aの施工幅を863mm、第2のモジ
ュール屋根材5aの施工幅を1018mmとし、接続部材
22,23を割り付ければよい。
【0054】第1及び第2のモジュール屋根材4a,5
aの組み合わせと、これに対応する屋根野地幅とを表6
乃至表9に示す。
【0055】
【表6】
【0056】
【表7】
【0057】
【表8】
【0058】
【表9】 表6乃至表10においても、ある野地幅に対して第1の
モジュール屋根材4aと第2のモジュール屋根材5aと
の組み合わせを複数選択することができるが、先に述べ
た第1の実施例と同様に、採光板単体48の列数が多く
なるように選択して採光効率を高めるようにする。
【0059】また、この場合も、野地幅が広いほど微調
整によって採光板単体48の列数を増やすことができ、
採光面積を広くすることが可能となる。さらに、最大限
にマイナス調整してモジュール屋根材4a,5aを取り
付けた場合、上部幅調整部32の外側端と採光板単体4
8との間隔Kは13mmとなり、接続部材22,23によ
って採光板単体48が陰ることがない。
【0060】また、側部接続部材本体84の側部幅調整
部86の幅Fは側下部接続部材33の側部幅調整部38
の幅Fと同じ31.5mmであり、立上り壁43の厚みが
1.5mm程度なので、ケラバ部におけるプラス調整幅M
及びマイナス調整幅Nもそれぞれ15mmとなり、左右両
側を合計してプラス方向に30mm、マイナス方向に30
mm微調整することができ、側部における微調整が不要の
ときは、図31に示すように、ケラバ部材6の立上り壁
43が側部幅調整部86の中央部に位置し、合計仕上げ
幅が野地幅Uより広い場合は、図35に示すように、立
上り壁43を側部接続部材23の中央寄りに摺動してマ
イナス調整を行い、合計仕上げ幅が野地幅Uより狭い場
合は、図36に示すように、立上り壁43を側部接続部
材23の外側縁寄りに摺動してマイナス調整を行う。
【0061】なお、採光板単体48の大きさ、モジュー
ル屋根材における採光板単体48の並列数及び接続部材
の幅調整部の幅等は適宜変更することが可能である。
【0062】また、幅の狭い100mm角の採光板単体4
8を幅方向に8列並べたモジュール屋根材と9列並べた
モジュール屋根材とを用い、屋根幅1間を2枚のモジュ
ール屋根材によって葺くと、幅調整が更に容易となる。
【0063】
【発明の効果】本発明の太陽電池利用屋根装置は、幅方
向の採光板単体の数が一個異なる第1及び第2のモジュ
ール屋根材を適宜数組み合わせ、中間部及び側部接続部
材の幅調整部に前記第1及び第2のモジュール屋根材の
側縁を幅方向に摺動可能に係合して接続するので、第1
及び第2のモジュール屋根材の組み合わせを変えること
により、様々な広さの野地幅を有する屋根に対応するこ
とができ、幅調整部と屋根材の側縁との係合深さを変え
て微調整することによって、規格品の屋根材のみを用い
てあらゆる野地幅の屋根を葺くことが可能で、しかも、
屋根材に切断、切欠、ハンダ付け等の加工を施す必要が
無く、施工が極めて容易となり、コストを大幅に削減す
ることができる。
【0064】また、微調整幅を変えることによって採光
板単体の並列数を増加することができ、屋根面積に対す
る採光面積の比率を大きくして採光効率を高めることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽電池利用屋根の斜視図
【図2】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋根
の中央部横断面図
【図3】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋根
の側部横断面図
【図4】本発明の第1の実施例に係る第1のモジュール
屋根材の斜視図
【図5】縦桟の側面図
【図6】縦桟の断面図
【図7】上横桟の側面図
【図8】上横桟の断面図
【図9】下横桟の側面図
【図10】下横桟の断面図
【図11】複合体支持桟の側面図
【図12】複合体支持桟の断面図
【図13】本発明の第1の実施例に係る第1のモジュー
ル屋根材の平面図
【図14】図13のa−a線断面図
【図15】図13のb−b線断面図
【図16】本発明の第1の実施例に係る第2のモジュー
ル屋根材の斜視図
【図17】本発明の第1の実施例に係る第2のモジュー
ル屋根材の平面図
【図18】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根の軒部縦断面図
【図19】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根の中央部縦断面図
【図20】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根の0調整時の中央部横断面図
【図21】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根の要部断面図
【図22】施工幅と野地幅との関係を示す太陽電池利用
屋根の模式図
【図23】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根のマイナス調整時の中央部横断面図
【図24】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根のプラス調整時の中央部横断面図
【図25】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根の側部横断面図
【図26】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根の0調整時の側部横断面図
【図27】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根のマイナス調整時の側部横断面図
【図28】本発明の第1の実施例を示す太陽電池利用屋
根のプラス調整時の側部横断面図
【図29】本発明の第2の実施例に係る第1のモジュー
ル屋根材の斜視図
【図30】本発明の第2の実施例に係る第2のモジュー
ル屋根材の斜視図
【図31】本発明の第2の実施例を示す太陽電池利用屋
根の0調整時の横断面図
【図32】本発明の第2の実施例を示す太陽電池利用屋
根の中間部幅調整部付近の断面図
【図33】本発明の第2の実施例を示す太陽電池利用屋
根の上部幅調整部付近の断面図
【図34】本発明の第2の実施例を示す太陽電池利用屋
根の側部幅調整部付近の断面図
【図35】本発明の第2の実施例を示す太陽電池利用屋
根のマイナス調整時の横断面図
【図36】本発明の第2の実施例を示す太陽電池利用屋
根のプラス調整時の横断面図
【符号の説明】
1 太陽電池利用屋根 2,23 中間部接続部材 3,23 側部接続部材 4,4a 第1のモジュール屋根材 5,5a 第2のモジュール屋根材 6 ケラバ部材 7 防水板 8 下部接続部材 9 上部接続部材 10,81 接続部材カバー 14 下部幅調整部 16 防水壁 24,83 中間部幅調整部 32 上部幅調整部 33 側下部接続部材 34 側上部接続部材 35,85 側部接続部材カバー 38,86 側部幅調整部 43 立上り壁 44 縦桟 45 上横桟 46 下横桟 47 枠体 48 採光板単体 49,49a,78,78a 複合体 50 垂直壁 53 垂直支脚 71 支持桟 80 接続部材本体 84 側部接続部材本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池を内蔵した第1の採光板単体を
    幅方向及び前記幅方向に直交する勾配方向に複数並列し
    た第1のモジュール屋根材と、前記第1の採光板単体と
    同寸法の第2の採光板単体を幅方向及び勾配方向に並列
    すると共に、その幅方向の採光板単体の数が前記第1の
    モジュール屋根材の幅方向の採光板単体の数より一個多
    い第2のモジュール屋根材と、両外側縁に沿って前記第
    1及び第2のモジュール屋根材の側縁を幅方向に摺動可
    能に係合する幅調整部を有する中間部接続部材と、一外
    側縁に沿って前記第1及び第2のモジュール屋根材の側
    縁を幅方向に摺動可能に係合する幅調整部を有する側部
    接続部材とからなることを特徴とする太陽電池利用屋根
    装置。
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