JPH0615845Y2 - 玩具兼用キャップ - Google Patents
玩具兼用キャップInfo
- Publication number
- JPH0615845Y2 JPH0615845Y2 JP1987166653U JP16665387U JPH0615845Y2 JP H0615845 Y2 JPH0615845 Y2 JP H0615845Y2 JP 1987166653 U JP1987166653 U JP 1987166653U JP 16665387 U JP16665387 U JP 16665387U JP H0615845 Y2 JPH0615845 Y2 JP H0615845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- lid
- cap base
- animal
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、玩具兼用キャップに関し、更に詳細には容器
内の内容物使用の楽しさを惹起することの可能な玩具兼
用キャップに関する。
内の内容物使用の楽しさを惹起することの可能な玩具兼
用キャップに関する。
容器の口筒部に取り付けて容器内の内容物使用の楽しさ
を惹起させるような玩具兼用キャップは、例えば実公昭
58−54366号公報等に開示されている。
を惹起させるような玩具兼用キャップは、例えば実公昭
58−54366号公報等に開示されている。
この公報に記載されたチューブ容器の動物似顔キャップ
は、動物の頭部を表現するためのほぼ球状、円柱状、或
は角柱状のブロックが適宜の平面によって二分割され、
表面にその動物似顔の上半分が描かれた上本体および同
じく下半分が描かれた下本体を、顔の描かれた側と反対
側において回動自在に連結し、前記二分割面において分
割開口できるようにしたものである。
は、動物の頭部を表現するためのほぼ球状、円柱状、或
は角柱状のブロックが適宜の平面によって二分割され、
表面にその動物似顔の上半分が描かれた上本体および同
じく下半分が描かれた下本体を、顔の描かれた側と反対
側において回動自在に連結し、前記二分割面において分
割開口できるようにしたものである。
このような従来の動物似顔キャップは、その下本体に形
成された取出孔にチューブ容器の口部を螺合して取り付
けられ、チューブ容器から内容物を注出する際には上本
体と下本体とを分割開口して下本体の取出孔上端を開放
して使用するものである。
成された取出孔にチューブ容器の口部を螺合して取り付
けられ、チューブ容器から内容物を注出する際には上本
体と下本体とを分割開口して下本体の取出孔上端を開放
して使用するものである。
しかしながら、従来の動物似顔キャップの場合には、上
本体が蓋体としての機能を有し、この蓋体と下本体とで
1つの動物の似顔とされ、二分割開口平面部が丁度動物
の口に相当するように形成されていた。
本体が蓋体としての機能を有し、この蓋体と下本体とで
1つの動物の似顔とされ、二分割開口平面部が丁度動物
の口に相当するように形成されていた。
従って、この動物似顔キャップでは、勿論それなりにチ
ューブ内の内容物使用の楽しさはあるが、単に動物似顔
の口を開けて内容物を抽出するだけなので、特別な意外
性はなく、子供達にはすぐにあきられてしまうと言う問
題があった。
ューブ内の内容物使用の楽しさはあるが、単に動物似顔
の口を開けて内容物を抽出するだけなので、特別な意外
性はなく、子供達にはすぐにあきられてしまうと言う問
題があった。
本考案の目的は、かかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、動物の顔等の形状にすると共に意外性
を持ち、長期間に亘って容器の内容物使用の楽しさを惹
起させ、使用する子供達に飽きのこない玩具兼用キャッ
プを提供することにある。
なされたもので、動物の顔等の形状にすると共に意外性
を持ち、長期間に亘って容器の内容物使用の楽しさを惹
起させ、使用する子供達に飽きのこない玩具兼用キャッ
プを提供することにある。
本考案は玩具兼用キャップであり、前述の技術的課題を
解決するため以下のような構成とされている。すなわ
ち、本考案の玩具兼用キャップは、容器1の口筒部2に
取り付けられるキャップ基台3と、このキャップ基台3
を構成する凸状の上部4と、この凸状の上部4に形成さ
れた注出口5と、前記キャップ基台3にヒンジ結合さ
れ、前記キャップ基台3の凸状上部4全部にかぶさる椀
形の蓋体7と、この蓋体7の内面に形成され、前記注出
口5に嵌合する栓突起6とから構成され、前記キャップ
基台3の凸状上部4及び前記椀形の蓋体7をそれぞれ動
物の顔8、9に象り又は描いたことを特徴とする。
解決するため以下のような構成とされている。すなわ
ち、本考案の玩具兼用キャップは、容器1の口筒部2に
取り付けられるキャップ基台3と、このキャップ基台3
を構成する凸状の上部4と、この凸状の上部4に形成さ
れた注出口5と、前記キャップ基台3にヒンジ結合さ
れ、前記キャップ基台3の凸状上部4全部にかぶさる椀
形の蓋体7と、この蓋体7の内面に形成され、前記注出
口5に嵌合する栓突起6とから構成され、前記キャップ
基台3の凸状上部4及び前記椀形の蓋体7をそれぞれ動
物の顔8、9に象り又は描いたことを特徴とする。
形成される動物としては、例えば豚、猫、牛、猿等が適
し、また蓋体7の外面には親の顔を形成し、キャップ基
台3の上部4に子の顔を形成する等種々の組み合せが可
能である。
し、また蓋体7の外面には親の顔を形成し、キャップ基
台3の上部4に子の顔を形成する等種々の組み合せが可
能である。
本考案の玩具兼用キャップによると、容器内の内容物注
出に際して、キャップ基台3における凸状上部4の注出
口5を開放するため、このキャップ基台3の凸状上部4
全部を被う椀形の蓋体7をヒンジ部を中心に回動して開
き、中からキャップ基台3の凸状上部4を露出させると
同時にその注出口5を開放する。
出に際して、キャップ基台3における凸状上部4の注出
口5を開放するため、このキャップ基台3の凸状上部4
全部を被う椀形の蓋体7をヒンジ部を中心に回動して開
き、中からキャップ基台3の凸状上部4を露出させると
同時にその注出口5を開放する。
この時、この椀形の蓋体7は動物の顔の形とされている
か、又はその表面に動物の顔が描かれている。そして、
キャップ基台3の凸状上部4も同様に動物の顔等に形成
されているか、又はその表面に動物の顔が描かれてい
る。
か、又はその表面に動物の顔が描かれている。そして、
キャップ基台3の凸状上部4も同様に動物の顔等に形成
されているか、又はその表面に動物の顔が描かれてい
る。
そのため、使用者は、動物の顔をした蓋体7を開けると
更に中からもう1つの動物の顔が立体的に出てくるた
め、その面白さは格別で、両者の動物の顔の表情を変え
たり又は親子等関連する構成にすれば面白さは更に高ま
る。従って、容器から内容物を抽出して使用する楽しさ
を、その意外性によって長期間に亘って惹起させること
ができる。
更に中からもう1つの動物の顔が立体的に出てくるた
め、その面白さは格別で、両者の動物の顔の表情を変え
たり又は親子等関連する構成にすれば面白さは更に高ま
る。従って、容器から内容物を抽出して使用する楽しさ
を、その意外性によって長期間に亘って惹起させること
ができる。
本考案の実施例を第1図ないし第8図に基づいて説明す
る。
る。
キャップ基台3は有蓋円筒状に形成され、容器1の口筒
部2に螺合されるようになっている。
部2に螺合されるようになっている。
このキャップ基台3の上部4は半球形に形成されてお
り、その頂部には注出口5が設けられている。そしてこ
のキャップ基台3にはその上部4を全部覆うように形成
された椀形の蓋体7が蝶着されている。この蓋体7は反
転ヒンジ7aを介してキャップ基台3と一体成型されてお
り、蓋体7の閉位置及び開位置においてその状態を保持
するように付勢されている。
り、その頂部には注出口5が設けられている。そしてこ
のキャップ基台3にはその上部4を全部覆うように形成
された椀形の蓋体7が蝶着されている。この蓋体7は反
転ヒンジ7aを介してキャップ基台3と一体成型されてお
り、蓋体7の閉位置及び開位置においてその状態を保持
するように付勢されている。
そして、このキャップ基台3の裏面頂部には、蓋体7の
閉時に前記注出口5に嵌合する栓突起6が垂設されてい
る。
閉時に前記注出口5に嵌合する栓突起6が垂設されてい
る。
前記蓋体7の外面及び前記キャップ基台3の上部4には
豚の顔8、9を象った凹凸が夫々形成されている。蓋体
7の外面側の顔8は前記キャップ基台3の上部4に形成
した顔9よりも大きいため、顔8を親豚に、顔9を子豚
に夫々設定したものである。なお、ここでの彫刻とは要
するに動物の顔を凹凸で表現したもの総てを指し、射出
成型等で形成したものをも包含するのは勿論である。
豚の顔8、9を象った凹凸が夫々形成されている。蓋体
7の外面側の顔8は前記キャップ基台3の上部4に形成
した顔9よりも大きいため、顔8を親豚に、顔9を子豚
に夫々設定したものである。なお、ここでの彫刻とは要
するに動物の顔を凹凸で表現したもの総てを指し、射出
成型等で形成したものをも包含するのは勿論である。
第5図ないし第8図は他の実施例を示し、第5図及び第
6図は表情の異なる豚を形成した例を示し、第7図は猫
を形成した例を示す。また第8図は猿を形成した例を示
す。この他にもキャップ基台3側と蓋体7側とで別な動
物を夫々形成することもできるのは勿論である。そして
容器1の外形を、キャップに表現した動物の胴体に似せ
て形成すると一層趣がある。
6図は表情の異なる豚を形成した例を示し、第7図は猫
を形成した例を示す。また第8図は猿を形成した例を示
す。この他にもキャップ基台3側と蓋体7側とで別な動
物を夫々形成することもできるのは勿論である。そして
容器1の外形を、キャップに表現した動物の胴体に似せ
て形成すると一層趣がある。
以上述べたように、キャップの使用後はこれを取り外し
て、或は容器に装着したまま玩具として利用することが
できるとともに、蓋体を開けたとき別の彫刻が現れるた
め意外性があるため、幼児等が用いる製品に装着するこ
とにより、洗髪や歯磨きの励行に寄与する効果も期待で
きる。また製品の展示効果をも向上させ得る。
て、或は容器に装着したまま玩具として利用することが
できるとともに、蓋体を開けたとき別の彫刻が現れるた
め意外性があるため、幼児等が用いる製品に装着するこ
とにより、洗髪や歯磨きの励行に寄与する効果も期待で
きる。また製品の展示効果をも向上させ得る。
なお、前記した実施例は動物の顔を凹凸で表現したもの
であるが、印刷により形成したものも含まれる。
であるが、印刷により形成したものも含まれる。
本考案によれば、容器の内容物の使用後はキャップを玩
具として利用することができる。
具として利用することができる。
また、蓋体の外面と、蓋体を開けたときに現れるキャッ
プ基台の上部とに夫々動物の顔を設けるようにしたの
で、動物の種類や表情等、種々のバリエーションを楽し
むことができる。
プ基台の上部とに夫々動物の顔を設けるようにしたの
で、動物の種類や表情等、種々のバリエーションを楽し
むことができる。
第1図ないし第8図は本考案の実施例を示し、第1図は
開蓋状態の斜視図、第2図は閉蓋状態の斜視図、第3図
は断面図、第4図は正面図、第5図ないし第8図は他の
実施例を示す開蓋状態の斜視図である。 1……容器、2……口筒部、 3……キャップ基台、4……上部、 5……注出口、6……栓突起、 7……蓋体、8,9……動物の顔。
開蓋状態の斜視図、第2図は閉蓋状態の斜視図、第3図
は断面図、第4図は正面図、第5図ないし第8図は他の
実施例を示す開蓋状態の斜視図である。 1……容器、2……口筒部、 3……キャップ基台、4……上部、 5……注出口、6……栓突起、 7……蓋体、8,9……動物の顔。
Claims (1)
- 【請求項1】容器1の口筒部2に取り付けられるキャッ
プ基台3と、このキャップ基台3を構成する凸状の上部
4と、この凸状の上部4に形成された注出口5と、前記
キャップ基台3にヒンジ結合され、前記キャップ基台3
の凸状上部4全部にかぶさる椀形の蓋体7と、この蓋体
7の内面に形成され、前記注出口5に嵌合する栓突起6
とから構成され、前記キャップ基台3の凸状上部4及び
前記椀形の蓋体7をそれぞれ動物の顔8、9に象り又は
描いたことを特徴とする玩具兼用キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166653U JPH0615845Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 玩具兼用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166653U JPH0615845Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 玩具兼用キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0169750U JPH0169750U (ja) | 1989-05-09 |
JPH0615845Y2 true JPH0615845Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31454232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987166653U Expired - Lifetime JPH0615845Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 玩具兼用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615845Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP1987166653U patent/JPH0615845Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0169750U (ja) | 1989-05-09 |
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