JPH06158394A - 形材ラッキング用キャリアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置 - Google Patents
形材ラッキング用キャリアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置Info
- Publication number
- JPH06158394A JPH06158394A JP30892692A JP30892692A JPH06158394A JP H06158394 A JPH06158394 A JP H06158394A JP 30892692 A JP30892692 A JP 30892692A JP 30892692 A JP30892692 A JP 30892692A JP H06158394 A JPH06158394 A JP H06158394A
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- Japan
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- jig
- carrier bar
- hanging
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- racking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数本の形材を吊下げ用治具を介し適当間隔
に調整してキャリアバーに掛止するラッキング作業の自
動化を図り且つその吊下げ用治具の横ずれ・揺れ・落下
並びに通電不良の発生を防止するのに最適な形材ラッキ
ング用キャリアバーを提供することにある。 【構成】 横長なバー本体11の下部に、この長手方向
に亘り、端部から次々と複数本の形材1端部に予め取付
けた吊下げ用治具20の上端の円板状の偏平な掛止部2
2をスライド挿入可能で且つ下方に抜け落ちない状態に
係合する溝15a付き治具引掛け部15を備えると共
に、この治具引掛け部15の溝15a内に挿入された吊
下げ用治具20の上端掛止部22を圧着閉止する押えプ
レート16及び押圧ばね18並びにその開閉操作用の支
持杆17を備えた構成である。
に調整してキャリアバーに掛止するラッキング作業の自
動化を図り且つその吊下げ用治具の横ずれ・揺れ・落下
並びに通電不良の発生を防止するのに最適な形材ラッキ
ング用キャリアバーを提供することにある。 【構成】 横長なバー本体11の下部に、この長手方向
に亘り、端部から次々と複数本の形材1端部に予め取付
けた吊下げ用治具20の上端の円板状の偏平な掛止部2
2をスライド挿入可能で且つ下方に抜け落ちない状態に
係合する溝15a付き治具引掛け部15を備えると共
に、この治具引掛け部15の溝15a内に挿入された吊
下げ用治具20の上端掛止部22を圧着閉止する押えプ
レート16及び押圧ばね18並びにその開閉操作用の支
持杆17を備えた構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に建材などに使用さ
れるアルミニューム等の長尺な押出型材を、キャリアバ
ーに多数本ラッキング状態に縦吊りして表面処理工程等
に搬送するするために利用される形材ラッキング用キャ
リアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置に
関する。
れるアルミニューム等の長尺な押出型材を、キャリアバ
ーに多数本ラッキング状態に縦吊りして表面処理工程等
に搬送するするために利用される形材ラッキング用キャ
リアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、窓枠(サッシュ)等の建材など
に利用される長尺なアルミニューム押出形材は、各種用
途に応じた断面形状に押出成型して、所要長さ寸法に裁
断した後、水洗・脱脂・酸化皮膜や着色皮膜の生成な
ど、一連の表面処理が施される。こうした形材表面処理
工程においては、図5に概略を示す如く、ロード側(形
材供給側)Aにコンベア搬送して来た長尺な形材(被処
理物)1を、キャリアバー2(両端部に電極接点部を有
した電解枠)に、それぞれ導電性を有する吊下げ用治具
3を介して、一本一本適当間隔を存する並列状態に引っ
掛けることで多数本ラッキングする。そのままキャリア
バー2を起倒装置4で掴んで起立させて形材1が縦吊り
状態となるように支持棚5にぶら下げる。
に利用される長尺なアルミニューム押出形材は、各種用
途に応じた断面形状に押出成型して、所要長さ寸法に裁
断した後、水洗・脱脂・酸化皮膜や着色皮膜の生成な
ど、一連の表面処理が施される。こうした形材表面処理
工程においては、図5に概略を示す如く、ロード側(形
材供給側)Aにコンベア搬送して来た長尺な形材(被処
理物)1を、キャリアバー2(両端部に電極接点部を有
した電解枠)に、それぞれ導電性を有する吊下げ用治具
3を介して、一本一本適当間隔を存する並列状態に引っ
掛けることで多数本ラッキングする。そのままキャリア
バー2を起倒装置4で掴んで起立させて形材1が縦吊り
状態となるように支持棚5にぶら下げる。
【0003】この縦吊りラッキング状態の複数本ずつの
形材1をキャリアバー2ごと図示しないクレーン等の手
段で脱脂槽及び電解槽などの一連の表面処理槽6a,6
b,6c,6d…へ順次搬送せしめ、且つそれぞれの処
理槽に浸漬して、水洗・脱脂並びに陽極酸化皮膜や着色
皮膜の生成などの表面処理を行う。
形材1をキャリアバー2ごと図示しないクレーン等の手
段で脱脂槽及び電解槽などの一連の表面処理槽6a,6
b,6c,6d…へ順次搬送せしめ、且つそれぞれの処
理槽に浸漬して、水洗・脱脂並びに陽極酸化皮膜や着色
皮膜の生成などの表面処理を行う。
【0004】その一連の処理槽から出されてアンロード
側Bの支持棚7にキャリアバー2と共にぶら下げられた
処理済み物1′は、起倒装置8により倒伏せしめられ、
そこで一本一本吊下げ用治具3の開放によりキャリアバ
ー2から離脱させてアンラッキングし、そのまま搬出コ
ンベア等により保管場所や次の加工処理工程等に搬送す
るようにしている。
側Bの支持棚7にキャリアバー2と共にぶら下げられた
処理済み物1′は、起倒装置8により倒伏せしめられ、
そこで一本一本吊下げ用治具3の開放によりキャリアバ
ー2から離脱させてアンラッキングし、そのまま搬出コ
ンベア等により保管場所や次の加工処理工程等に搬送す
るようにしている。
【0005】ところで、こうした長尺な形材の縦吊り式
表面処理工程においては、ロード側Aでの形材のキャリ
アバーに対するラッキング作業が面倒で、省力化や能率
向上などを図る上っでネックとなっていた。
表面処理工程においては、ロード側Aでの形材のキャリ
アバーに対するラッキング作業が面倒で、省力化や能率
向上などを図る上っでネックとなっていた。
【0006】つまり、長尺な形材1の一本一本の端部の
適当に選択した被挟持部分にハンガークリップ状の吊下
げ用治具3を一個ずつ挟持(クランプ)させて取付け、
その状態で各吊下げ用治具3を形材1と共に引き上げる
などしてキャリアバー2の下部長手方向に沿って配する
導電バーに一つ一つ適当間隔を存して引っ掛けると言っ
た作業を人手により行っていた。
適当に選択した被挟持部分にハンガークリップ状の吊下
げ用治具3を一個ずつ挟持(クランプ)させて取付け、
その状態で各吊下げ用治具3を形材1と共に引き上げる
などしてキャリアバー2の下部長手方向に沿って配する
導電バーに一つ一つ適当間隔を存して引っ掛けると言っ
た作業を人手により行っていた。
【0007】このため、面倒な人為的作業が多く非能率
的であり、しかも作業員は多数本の形材を取扱わねばな
らないために重労働を強いられていた。こうしたことが
長尺な形材の表面処理工程の省力化や能率向上などの合
理化推進にとって最大の障害となっている。
的であり、しかも作業員は多数本の形材を取扱わねばな
らないために重労働を強いられていた。こうしたことが
長尺な形材の表面処理工程の省力化や能率向上などの合
理化推進にとって最大の障害となっている。
【0008】そこで、近年では、例えば特公昭55−6
119号公報や実公昭56−45888号公報などに示
されている如く、長尺な形材のキャリアバーに対するラ
ッキングの自動化の提案がなされている。
119号公報や実公昭56−45888号公報などに示
されている如く、長尺な形材のキャリアバーに対するラ
ッキングの自動化の提案がなされている。
【0009】これら自動化対策の提案のは、図示しない
が、いずれもキャリアバーに対し各吊下げ用治具を一定
ピッチで予め固定的に装着しておき、このキャリアバー
を表面処理工程の形材供給側コンベアの隣側に沿う架台
上にセットすると共に、その各吊下げ用治具先端のクラ
ンプ部をクランプ開閉装置により開状態に保持する。こ
の状態で形材を次々とコンベア搬送して、その各形材の
端部を各々前記吊下げ用治具先端の開状態のクランプ部
に移動させ、そこでクランプ開閉装置により各吊下げ用
治具先端のクランプ部を閉じさせて各形材端部を挟持す
る。
が、いずれもキャリアバーに対し各吊下げ用治具を一定
ピッチで予め固定的に装着しておき、このキャリアバー
を表面処理工程の形材供給側コンベアの隣側に沿う架台
上にセットすると共に、その各吊下げ用治具先端のクラ
ンプ部をクランプ開閉装置により開状態に保持する。こ
の状態で形材を次々とコンベア搬送して、その各形材の
端部を各々前記吊下げ用治具先端の開状態のクランプ部
に移動させ、そこでクランプ開閉装置により各吊下げ用
治具先端のクランプ部を閉じさせて各形材端部を挟持す
る。
【0010】このように吊下げ用治具一体形キャリアバ
ーを用いた方式であれば、手作業によらず、キャリアバ
ーの各吊下げ治具に多数本の形材を一気にクランプさせ
ることができて、ラッキング作業の自動能率化が図れ
る。
ーを用いた方式であれば、手作業によらず、キャリアバ
ーの各吊下げ治具に多数本の形材を一気にクランプさせ
ることができて、ラッキング作業の自動能率化が図れ
る。
【0011】しかし、この方式の場合、取り扱う形材が
同一規格の断面形状のものであれば、それ程問題ない
が、各種建材などに利用されるアルミニューム押出形材
は、断面形状並びに幅寸法等など千差万別で、これら各
種断面形状・サイズの異なる規格のものが各々ある本数
単位ずつ押出成型されて表面処理工程に送られて来るこ
とから、これらに対処できない問題がある。
同一規格の断面形状のものであれば、それ程問題ない
が、各種建材などに利用されるアルミニューム押出形材
は、断面形状並びに幅寸法等など千差万別で、これら各
種断面形状・サイズの異なる規格のものが各々ある本数
単位ずつ押出成型されて表面処理工程に送られて来るこ
とから、これらに対処できない問題がある。
【0012】例えば、幅寸法の大きい(太い)形材の場
合、吊下げ用治具一体形キャリアバーでは治具ピッチが
狭すぎて形材同士が当たるなどの不都合を招く、そうか
と言って治具ピッチを広くして置くと、逆に幅寸法の小
さい(細い)形材の場合、間隔が開き過ぎて、少ない本
数の形材しか吊下げできず、ラッキング効率並びに表面
処理作業効率が悪い。
合、吊下げ用治具一体形キャリアバーでは治具ピッチが
狭すぎて形材同士が当たるなどの不都合を招く、そうか
と言って治具ピッチを広くして置くと、逆に幅寸法の小
さい(細い)形材の場合、間隔が開き過ぎて、少ない本
数の形材しか吊下げできず、ラッキング効率並びに表面
処理作業効率が悪い。
【0013】また、形材は表面処理時の吊下げバランス
などを考慮して、形材端部の被挟持部分を適当に選択す
る必要がある。しかし、その被挟持部分は形材の各種断
面形状は勿論のこと用途によってもそれぞれ異なり、且
つその被挟持部分の板面の向きも縦・横・斜めなど異な
るので、前述の如くキャリアバーに一体的に固着した吊
下げ用治具では先端のクランプ部の位置並びにその挟持
方向が調整できないので、各種異なる規格の形材端部の
適切な被挟持部分を選択して適確に挟持することができ
ず、面倒でも各規格ごとに専用の吊下げ用治具一体形キ
ャリアバーを用意して使い分けるなどの必要がある。
などを考慮して、形材端部の被挟持部分を適当に選択す
る必要がある。しかし、その被挟持部分は形材の各種断
面形状は勿論のこと用途によってもそれぞれ異なり、且
つその被挟持部分の板面の向きも縦・横・斜めなど異な
るので、前述の如くキャリアバーに一体的に固着した吊
下げ用治具では先端のクランプ部の位置並びにその挟持
方向が調整できないので、各種異なる規格の形材端部の
適切な被挟持部分を選択して適確に挟持することができ
ず、面倒でも各規格ごとに専用の吊下げ用治具一体形キ
ャリアバーを用意して使い分けるなどの必要がある。
【0014】したがって、こうした各種異なる規格の形
材をラッキングする場合は、最初に述べた如く、キャリ
アバーに対し分離独立した脱着式の吊下げ用治具を用
い、この吊下げ用治具を一個ずつ形材端部の適切な被挟
持部分に挟持させて取付け、この状態で各吊下げ用治具
を形材の幅寸法等を考慮した適当間隔でキャリアバーに
それぞれ引っ掛けてラッキングする方式が今も望まれて
いる。
材をラッキングする場合は、最初に述べた如く、キャリ
アバーに対し分離独立した脱着式の吊下げ用治具を用
い、この吊下げ用治具を一個ずつ形材端部の適切な被挟
持部分に挟持させて取付け、この状態で各吊下げ用治具
を形材の幅寸法等を考慮した適当間隔でキャリアバーに
それぞれ引っ掛けてラッキングする方式が今も望まれて
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うにキャリアバーに対し分離独立した脱着式の吊下げ用
治具を用い、この吊下げ用治具を一個ずつ形材端部に取
付けた状態でキャリアバーにそれぞれ引っ掛けるラッキ
ング方式を採用した場合、現状のキャリアバー並びに吊
下げ用治具の構造では、該吊下げ用治具を個々に形材と
共に作業員が引き上げるなどしてキャリアバーに引掛け
なければならず、機械による自動化が難しい。
うにキャリアバーに対し分離独立した脱着式の吊下げ用
治具を用い、この吊下げ用治具を一個ずつ形材端部に取
付けた状態でキャリアバーにそれぞれ引っ掛けるラッキ
ング方式を採用した場合、現状のキャリアバー並びに吊
下げ用治具の構造では、該吊下げ用治具を個々に形材と
共に作業員が引き上げるなどしてキャリアバーに引掛け
なければならず、機械による自動化が難しい。
【0016】また、キャリアバーに対し各吊下げ用治具
の上端掛止部が単にフック状に引掛けるだけであるの
で、表面処理工程に縦吊り搬送する際に、該吊下げ用治
具が横ずれや揺れを生じて形材同士の接触を招いたり、
場合によっては落下の虞れもある。また、表面処理工程
での通電不良を招くなどの問題があった。
の上端掛止部が単にフック状に引掛けるだけであるの
で、表面処理工程に縦吊り搬送する際に、該吊下げ用治
具が横ずれや揺れを生じて形材同士の接触を招いたり、
場合によっては落下の虞れもある。また、表面処理工程
での通電不良を招くなどの問題があった。
【0017】第1の発明は前記事情に鑑みなされ、その
目的とするところは、複数本の形材にそれぞれ取付けた
吊下げ用治具を適当間隔に自動調整してキャリアバーに
対し引掛けるラッキングの自動化を図るのと、そのキャ
リアバーに対する吊下げ用治具の横ずれ・揺れ・落下並
びに通電不良の発生を防止するのに、非常に有用となる
形材ラッキング用キャリアバーを提供することにある。
目的とするところは、複数本の形材にそれぞれ取付けた
吊下げ用治具を適当間隔に自動調整してキャリアバーに
対し引掛けるラッキングの自動化を図るのと、そのキャ
リアバーに対する吊下げ用治具の横ずれ・揺れ・落下並
びに通電不良の発生を防止するのに、非常に有用となる
形材ラッキング用キャリアバーを提供することにある。
【0018】第2の発明は前記事情に鑑みなされ、その
目的とするところは、複数本の形材を適当間隔に自動調
整してキャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動化
を図るのと、そのキャリアバーに対する吊下げ用治具の
横ずれ・揺れ・落下並びに通電不良の発生を防止するの
に、非常に有用となる形材吊下げ用治具を提供すること
にある。
目的とするところは、複数本の形材を適当間隔に自動調
整してキャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動化
を図るのと、そのキャリアバーに対する吊下げ用治具の
横ずれ・揺れ・落下並びに通電不良の発生を防止するの
に、非常に有用となる形材吊下げ用治具を提供すること
にある。
【0019】第3の発明は前記事情に鑑みなされ、その
目的とするところは、形材ラッキング用キャリアバー及
び形材吊下げ用治具を用いて、複数本の型材の端部にそ
れぞれ該吊下げ用治具を取り付けて適当間隔に自動調整
しながらキャリアバーに対し掛止するラッキング作業の
自動化が図れ、人為的作業の大幅な軽減並びに形材表面
処理工程作業の省力化や能率向上に寄与できる形材自動
ラッキング装置を提供することにある。
目的とするところは、形材ラッキング用キャリアバー及
び形材吊下げ用治具を用いて、複数本の型材の端部にそ
れぞれ該吊下げ用治具を取り付けて適当間隔に自動調整
しながらキャリアバーに対し掛止するラッキング作業の
自動化が図れ、人為的作業の大幅な軽減並びに形材表面
処理工程作業の省力化や能率向上に寄与できる形材自動
ラッキング装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明の形材ラッキ
ング用キャリアバーは、前記目的を達成するために、形
材を吊下げ用治具を介し複数本ラッキングして縦吊り搬
送する形材ラッキング用キャリアバーにおいて、横長な
バー本体の下部に長手方向に亘り端部から次々と複数本
の吊下げ用治具の上端掛止部をスライド挿入可能で且つ
下方に抜け落ちない状態に係合する溝付き治具引掛け部
を備えると共に、この治具引掛け部の溝内に挿入された
吊下げ用治具の上端掛止部を圧着閉止する開閉操作可能
な治具固定部材を備えた構成である。
ング用キャリアバーは、前記目的を達成するために、形
材を吊下げ用治具を介し複数本ラッキングして縦吊り搬
送する形材ラッキング用キャリアバーにおいて、横長な
バー本体の下部に長手方向に亘り端部から次々と複数本
の吊下げ用治具の上端掛止部をスライド挿入可能で且つ
下方に抜け落ちない状態に係合する溝付き治具引掛け部
を備えると共に、この治具引掛け部の溝内に挿入された
吊下げ用治具の上端掛止部を圧着閉止する開閉操作可能
な治具固定部材を備えた構成である。
【0021】第2の発明の形材吊下げ用治具は、長尺な
形材の端部を挟持するクランプ部を下端に有し、上端に
キャリアバーの治具引掛け部の溝にスライド挿入可能で
且つ下方に抜け落ちない状態に係合する大形な偏平掛止
部を有した構成である。
形材の端部を挟持するクランプ部を下端に有し、上端に
キャリアバーの治具引掛け部の溝にスライド挿入可能で
且つ下方に抜け落ちない状態に係合する大形な偏平掛止
部を有した構成である。
【0022】第3の発明の形材自動ラッキング装置は、
形材ラッキング用キャリアバーを位置決め仮固定するキ
ャリアバー固定装置と、この固定装置の隣側に配し予め
形材吊下げ用治具が端部に取付けられた形材を次々と所
要のピッチで整列搬送し該吊下げ用治具の掛止部を前記
キャリアバーの治具引掛け部の溝内にスライド挿入する
形材並びに治具搬送装置と、そのキャリアバーの治具引
掛け部の溝内に吊下げ用治具の掛止部がスライド挿入さ
れる時には治具固定部材を開き且つその掛止部のスライ
ド挿入終了時点で治具固定部材を閉じ操作する開閉操作
機構を備えてなる構成である。
形材ラッキング用キャリアバーを位置決め仮固定するキ
ャリアバー固定装置と、この固定装置の隣側に配し予め
形材吊下げ用治具が端部に取付けられた形材を次々と所
要のピッチで整列搬送し該吊下げ用治具の掛止部を前記
キャリアバーの治具引掛け部の溝内にスライド挿入する
形材並びに治具搬送装置と、そのキャリアバーの治具引
掛け部の溝内に吊下げ用治具の掛止部がスライド挿入さ
れる時には治具固定部材を開き且つその掛止部のスライ
ド挿入終了時点で治具固定部材を閉じ操作する開閉操作
機構を備えてなる構成である。
【0023】
【作用】前記構成の形材ラッキング用キャリアバー及び
形材吊下げ用治具と形材自動ラッキング装置を用いれ
ば、その形材自動ラッキング装置のキャリアバー固定装
置がキャリアバーを位置決め仮固定すると共に、そのキ
ャリアバーのバー本体の治具引掛け部の溝内の治具固定
部材を開閉操作機構が開く一方、予め形材吊下げ用治具
を端部に取付けた複数本の形材を形材並びに治具搬送装
置が次々と所要のピッチで整列搬送し、それら各形材の
吊下げ用治具の掛止部をキャリアバーの治具引掛け部の
溝内にこの端部から次々とスムーズにスライド挿入する
ようになる。そして、所要本数の形材の吊下げ用治具の
掛止部がキャリアバーの治具引掛け部の溝内に挿入され
たら、形材並びに治具搬送装置が一旦停止し、この状態
で開閉操作機構が閉動作して治具固定部材を閉じさせ
る。これでキャリアバーの治具引掛け部の溝内に各吊下
げ用治具の掛止部が圧着閉止される状態に掛止して、所
要本数の形材が相互に適当間隔でキャリアバーに対し自
動的にラッキングされる。その後、キャリアバー固定装
置がキャリアバーの仮固定を解除することで、キャリア
バーにラッキングされた複数本の形材が該キャリアバー
と一緒に次の形材表面処理工程のロード側などに搬送可
能となる。
形材吊下げ用治具と形材自動ラッキング装置を用いれ
ば、その形材自動ラッキング装置のキャリアバー固定装
置がキャリアバーを位置決め仮固定すると共に、そのキ
ャリアバーのバー本体の治具引掛け部の溝内の治具固定
部材を開閉操作機構が開く一方、予め形材吊下げ用治具
を端部に取付けた複数本の形材を形材並びに治具搬送装
置が次々と所要のピッチで整列搬送し、それら各形材の
吊下げ用治具の掛止部をキャリアバーの治具引掛け部の
溝内にこの端部から次々とスムーズにスライド挿入する
ようになる。そして、所要本数の形材の吊下げ用治具の
掛止部がキャリアバーの治具引掛け部の溝内に挿入され
たら、形材並びに治具搬送装置が一旦停止し、この状態
で開閉操作機構が閉動作して治具固定部材を閉じさせ
る。これでキャリアバーの治具引掛け部の溝内に各吊下
げ用治具の掛止部が圧着閉止される状態に掛止して、所
要本数の形材が相互に適当間隔でキャリアバーに対し自
動的にラッキングされる。その後、キャリアバー固定装
置がキャリアバーの仮固定を解除することで、キャリア
バーにラッキングされた複数本の形材が該キャリアバー
と一緒に次の形材表面処理工程のロード側などに搬送可
能となる。
【0024】こうしたラッキング状態では、各吊下げ用
治具の大形な偏平掛止部がキャリアバーの治具引掛け部
の溝内に下方に抜け落ちない状態に係合し且つ治具固定
部材により圧着閉止された状態となっているので、その
吊下げ用治具がキャリアバーに対し不動の状態に固定さ
れ、横ずれ・揺れ・落下並びに通電不良の発生を確実に
防止できるようになる。
治具の大形な偏平掛止部がキャリアバーの治具引掛け部
の溝内に下方に抜け落ちない状態に係合し且つ治具固定
部材により圧着閉止された状態となっているので、その
吊下げ用治具がキャリアバーに対し不動の状態に固定さ
れ、横ずれ・揺れ・落下並びに通電不良の発生を確実に
防止できるようになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4によ
り説明する。なお、図1は形材ラッキング用キャリアバ
ー10と形材吊下げ用治具20とを示す一部省略した斜
視図、図2(a)(b)は形材吊下げ用治具20を単独
で示す斜視図及び正面図、図3は形材自動ラッキング装
置全体の概略構成を示す平面図、図4(a)(b)は形
材自動ラッキング装置の一部分の側面図である。
り説明する。なお、図1は形材ラッキング用キャリアバ
ー10と形材吊下げ用治具20とを示す一部省略した斜
視図、図2(a)(b)は形材吊下げ用治具20を単独
で示す斜視図及び正面図、図3は形材自動ラッキング装
置全体の概略構成を示す平面図、図4(a)(b)は形
材自動ラッキング装置の一部分の側面図である。
【0026】まず、図1に示す形材ラッキング用キャリ
アバー10について述べる。これは長尺なアルミニュー
ム押出型材等の表面処理前の形材1を後述する形材吊下
げ用治具20を介し複数本ラッキングして表面処理工程
に縦吊り搬送するのに利用されるもので、電解枠などと
も称される。
アバー10について述べる。これは長尺なアルミニュー
ム押出型材等の表面処理前の形材1を後述する形材吊下
げ用治具20を介し複数本ラッキングして表面処理工程
に縦吊り搬送するのに利用されるもので、電解枠などと
も称される。
【0027】このキャリアバー10は、全体がアルミニ
ューム等の良導電性の材料よりなる矩形断面の横長角筒
状のバー本体11を主構成とする。このバー本体11
は、表面処理工程において、支持棚に載架するために、
両端に逆L形状の載架部12を有すると共に、クレーン
等で吊持するために、両端の載架部12に直角に貫通し
て吊り杆13を有している。また、バー本体11の下面
両端部に電極接点部14を有して外部電源からの通電を
可能としている。
ューム等の良導電性の材料よりなる矩形断面の横長角筒
状のバー本体11を主構成とする。このバー本体11
は、表面処理工程において、支持棚に載架するために、
両端に逆L形状の載架部12を有すると共に、クレーン
等で吊持するために、両端の載架部12に直角に貫通し
て吊り杆13を有している。また、バー本体11の下面
両端部に電極接点部14を有して外部電源からの通電を
可能としている。
【0028】この横長なバー本体11の下面部に、この
長手方向に両端寄り部までに亘り治具引掛け部15を設
けている。この治具引掛け部15は、これも全体がアル
ミニューム等の良導電性の材料よりなるもので、端部か
ら次々と複数本の吊下げ用治具20の上端掛止部22を
スライド挿入可能で且つ下方に抜け落ちない状態に係合
する溝15aを有する断面形状をなしている。即ち、治
具引掛け部15はハンガーレールのように両側下面に相
対向するL形フランジ15bを有するリップ溝形状をな
している。
長手方向に両端寄り部までに亘り治具引掛け部15を設
けている。この治具引掛け部15は、これも全体がアル
ミニューム等の良導電性の材料よりなるもので、端部か
ら次々と複数本の吊下げ用治具20の上端掛止部22を
スライド挿入可能で且つ下方に抜け落ちない状態に係合
する溝15aを有する断面形状をなしている。即ち、治
具引掛け部15はハンガーレールのように両側下面に相
対向するL形フランジ15bを有するリップ溝形状をな
している。
【0029】また、その治具引掛け部15の溝15a内
に、治具固定部材として、長手方向に連続して亘る一枚
の帯板状の押えプレート16を設けていると共に、この
押えプレート16を溝15a内にて上下動可能に支持す
る支持杆17を長手方向に適当間隔を存して複数本設け
ている。これら各支持杆17は、治具引掛け部15内か
らバー本体11に摺動可能に貫通して上方に延出されて
おり、その延出端部17aがそれぞれ引張り操作可能に
L字形に折曲されている。また、その各支持杆17に巻
装するようにして押圧ばね18を治具引掛け部15内の
押えプレート16とバー本体11との間に介在してい
る。
に、治具固定部材として、長手方向に連続して亘る一枚
の帯板状の押えプレート16を設けていると共に、この
押えプレート16を溝15a内にて上下動可能に支持す
る支持杆17を長手方向に適当間隔を存して複数本設け
ている。これら各支持杆17は、治具引掛け部15内か
らバー本体11に摺動可能に貫通して上方に延出されて
おり、その延出端部17aがそれぞれ引張り操作可能に
L字形に折曲されている。また、その各支持杆17に巻
装するようにして押圧ばね18を治具引掛け部15内の
押えプレート16とバー本体11との間に介在してい
る。
【0030】つまり、各支持杆17を押圧ばね18に抗
し上方に引っ張ることで、押えプレート16を溝15a
内で上昇させてフランジ15bから大きく離間するよう
に開くことができ、この開状態で、後述する吊下げ用治
具20の上端掛止部22が溝15a内に端部からスライ
ド挿入可能となり、支持杆17の引っ張り力を解除すれ
ば、押えプレート16が押圧ばね18の付勢で下降し
て、フランジ15bに接近するように閉じ、その間で吊
下げ用治具20の上端掛止部22を不動の状態に挟圧す
る構成である。
し上方に引っ張ることで、押えプレート16を溝15a
内で上昇させてフランジ15bから大きく離間するよう
に開くことができ、この開状態で、後述する吊下げ用治
具20の上端掛止部22が溝15a内に端部からスライ
ド挿入可能となり、支持杆17の引っ張り力を解除すれ
ば、押えプレート16が押圧ばね18の付勢で下降し
て、フランジ15bに接近するように閉じ、その間で吊
下げ用治具20の上端掛止部22を不動の状態に挟圧す
る構成である。
【0031】一方、形材吊下げ用治具20は、前記キャ
リアバー10に対し分離独立した脱着式のもので、図2
に拡大して示す如く、ハンガークリップ状をなす。即
ち、縦長な角棒21の上端に大形な円板状の偏平掛止部
22を有している。これが前記キャリアバー10の治具
引掛け部15の溝15a内にこの端部からスライド挿入
して下方に抜け落ちない状態に係合できるようになって
いる。また、角棒21の下端に形材1を挟持するクラン
プ部として、2枚の板23,24と一個の回動爪25と
を有している。この回動爪25がピン26を中心に回動
可能で、且つクランプばね27により閉じ方向に回動付
勢されて、形材1の端部の被挟持部分を挟持できるよう
になっている構成である。なお、この吊下げ用治具20
も全体が導電性材料よりなる。
リアバー10に対し分離独立した脱着式のもので、図2
に拡大して示す如く、ハンガークリップ状をなす。即
ち、縦長な角棒21の上端に大形な円板状の偏平掛止部
22を有している。これが前記キャリアバー10の治具
引掛け部15の溝15a内にこの端部からスライド挿入
して下方に抜け落ちない状態に係合できるようになって
いる。また、角棒21の下端に形材1を挟持するクラン
プ部として、2枚の板23,24と一個の回動爪25と
を有している。この回動爪25がピン26を中心に回動
可能で、且つクランプばね27により閉じ方向に回動付
勢されて、形材1の端部の被挟持部分を挟持できるよう
になっている構成である。なお、この吊下げ用治具20
も全体が導電性材料よりなる。
【0032】次に、形材自動ラッキング装置30を図3
及び図4により説明する。これはキャリアバー固定装置
40と、この固定装置40の隣側に配した形材搬送装置
50並びに治具搬送装置60と、治具固定部材の開閉操
作機構70とを備えた構成である。
及び図4により説明する。これはキャリアバー固定装置
40と、この固定装置40の隣側に配した形材搬送装置
50並びに治具搬送装置60と、治具固定部材の開閉操
作機構70とを備えた構成である。
【0033】前記キャリアバー固定装置40は、上面に
前述のキャリアバー10を横向きに寝せてセットできる
横長なセット台41と、このセット台41上面のキャリ
アバー10を位置決め仮固定する複数基の固定器42を
備えてなる。この各固定器42はそれぞれ前後に左右一
対ずつ合計4本配する油圧シリンダ43,44により、
図4(a)に示す開状態と同図(b)に示す閉状態とに
回動せしめられ、その閉状態で前記セット台41上面の
キャリアバー10を上から押さえ付けるようにして位置
決め仮固定する構成である。なお、そのセット台41上
へのキャリアバー10のセットは図示しないが適当な構
成の供給セット装置を設置して自動的に行う。
前述のキャリアバー10を横向きに寝せてセットできる
横長なセット台41と、このセット台41上面のキャリ
アバー10を位置決め仮固定する複数基の固定器42を
備えてなる。この各固定器42はそれぞれ前後に左右一
対ずつ合計4本配する油圧シリンダ43,44により、
図4(a)に示す開状態と同図(b)に示す閉状態とに
回動せしめられ、その閉状態で前記セット台41上面の
キャリアバー10を上から押さえ付けるようにして位置
決め仮固定する構成である。なお、そのセット台41上
へのキャリアバー10のセットは図示しないが適当な構
成の供給セット装置を設置して自動的に行う。
【0034】前記形材搬送装置50は、前記セット台4
1の一側方に平行してベルトコンベア等の複数台の形材
搬送コンベア51を間隔を存し並設していると共に、こ
れら形材搬送コンベア10の形材受入れ側(図示手前
側)部位に複数の回転繰出し機構52を設置した構成
で、図示しない形材押出成型工程から形材吊下げ用治具
付け装置による自動治具付け工程を経て、次々と横向き
で送られて来る形材1を搬入コンベア53を介し受け取
って更に搬送する。
1の一側方に平行してベルトコンベア等の複数台の形材
搬送コンベア51を間隔を存し並設していると共に、こ
れら形材搬送コンベア10の形材受入れ側(図示手前
側)部位に複数の回転繰出し機構52を設置した構成
で、図示しない形材押出成型工程から形材吊下げ用治具
付け装置による自動治具付け工程を経て、次々と横向き
で送られて来る形材1を搬入コンベア53を介し受け取
って更に搬送する。
【0035】その回転繰出し機構52は、回転ドラム5
4の外周に最大形材幅に見合うピッチで螺旋状に連続し
て配する大きなねじ山(突条)の如き突部55を有した
構成である。この回転ドラム54が、この軸線を前記形
材搬送コンベア51の形材搬送方向と平行する向きにし
て配設されて、モータ等の回転駆動装置(図示省略)に
より回転駆動される。
4の外周に最大形材幅に見合うピッチで螺旋状に連続し
て配する大きなねじ山(突条)の如き突部55を有した
構成である。この回転ドラム54が、この軸線を前記形
材搬送コンベア51の形材搬送方向と平行する向きにし
て配設されて、モータ等の回転駆動装置(図示省略)に
より回転駆動される。
【0036】この回転ドラム54の回転により、外周の
螺旋状に配する突部55が形材1を横向きのままねじ送
り作用で一本ずつ切り出すようにして形材搬送コンベア
51上に繰出す構成である。また、この回転ドラム54
の回転駆動装置は回転速度を可変可能で、この回転ドラ
ム54の回転速度を変えることで形材1の形材搬送コン
ベア51への繰出しピッチを調整できる。即ち、幅寸法
等の異なる各種規格の形材が送られて来ても、それら形
材相互間隔を適当に保つべく所要ピッチを選定できる。
螺旋状に配する突部55が形材1を横向きのままねじ送
り作用で一本ずつ切り出すようにして形材搬送コンベア
51上に繰出す構成である。また、この回転ドラム54
の回転駆動装置は回転速度を可変可能で、この回転ドラ
ム54の回転速度を変えることで形材1の形材搬送コン
ベア51への繰出しピッチを調整できる。即ち、幅寸法
等の異なる各種規格の形材が送られて来ても、それら形
材相互間隔を適当に保つべく所要ピッチを選定できる。
【0037】また、その螺旋状の突部55付き回転ドラ
ム54は、回転に伴い形材1を前方に繰出すと同時に、
そのドラム54の回転摩擦力により形材1を横にずらす
働きをなす。これにて形材1が横に移動し、この端部に
予め取付けられて来る吊下げ用治具20の端部が一方側
に固設されている形材端揃え用ガイド56に突き当るよ
うにして一定の基準ラインに揃えられる。
ム54は、回転に伴い形材1を前方に繰出すと同時に、
そのドラム54の回転摩擦力により形材1を横にずらす
働きをなす。これにて形材1が横に移動し、この端部に
予め取付けられて来る吊下げ用治具20の端部が一方側
に固設されている形材端揃え用ガイド56に突き当るよ
うにして一定の基準ラインに揃えられる。
【0038】つまり、形材搬送装置50は吊下げ用治具
20を取付けた多数本の長尺な形材1を次々と端揃えし
ながら該形材の規格に応じた所要のピッチで整列搬送す
る構成である。
20を取付けた多数本の長尺な形材1を次々と端揃えし
ながら該形材の規格に応じた所要のピッチで整列搬送す
る構成である。
【0039】前記治具搬送装置60は、前記セット台4
1の一側近傍に平行して設置した細いベルトコンベア等
の下部治具搬送コンベア61と、この上側に対峙するよ
うに前記固定器42の先端下部に装着した上部治具搬送
コンベア62とを備え、この上下部の治具搬送コンベア
61,62が各々図示しないモータ等の回転駆動装置に
より前記形材搬送コンベア51と同期して回転駆動され
る構成である。
1の一側近傍に平行して設置した細いベルトコンベア等
の下部治具搬送コンベア61と、この上側に対峙するよ
うに前記固定器42の先端下部に装着した上部治具搬送
コンベア62とを備え、この上下部の治具搬送コンベア
61,62が各々図示しないモータ等の回転駆動装置に
より前記形材搬送コンベア51と同期して回転駆動され
る構成である。
【0040】この上下部の治具搬送コンベア61,62
により、前記形材搬送コンベア51上に搬送されて来る
各形材1の端部に予め取付けられた吊下げ用治具20の
角棒21を上下から挟み込んで案内支持しながら搬送し
て、該吊下げ用治具20の円板状の掛止部22を前記キ
ャリアバー10の治具引掛け部15の溝15a内にスム
ーズにスライド挿入させる。これと同時に該キャリアバ
ー10の治具引掛け部15の溝15a内に残存していた
使用済みの吊下げ用治具20を移動させて先端側から搬
出する働きもなす。
により、前記形材搬送コンベア51上に搬送されて来る
各形材1の端部に予め取付けられた吊下げ用治具20の
角棒21を上下から挟み込んで案内支持しながら搬送し
て、該吊下げ用治具20の円板状の掛止部22を前記キ
ャリアバー10の治具引掛け部15の溝15a内にスム
ーズにスライド挿入させる。これと同時に該キャリアバ
ー10の治具引掛け部15の溝15a内に残存していた
使用済みの吊下げ用治具20を移動させて先端側から搬
出する働きもなす。
【0041】なお、その上下部の治具搬送コンベア6
1,62の先端側には、搬出されて来る使用済み吊下げ
用治具20を受ける治具受けコンベア63と、これによ
り送り込まれる使用済み吊下げ用治具20を収納する治
具ストックヤード64が設置されている。
1,62の先端側には、搬出されて来る使用済み吊下げ
用治具20を受ける治具受けコンベア63と、これによ
り送り込まれる使用済み吊下げ用治具20を収納する治
具ストックヤード64が設置されている。
【0042】前記開閉操作機構70は、前記セット台4
1の他側近傍に複数台設置されており、各々油圧シリン
ダ71と、これにより進退駆動される鉤形ロッド72と
で構成されている。この鉤形ロッド72が前記キャリア
バー10の治具固定部材の各支持杆17の折曲延出端部
17aに係合し、油圧シリンダ71の駆動により後退移
動することで、該支持杆17を押圧ばね18に抗し引っ
張って押えプレート16を開き、逆に進出移動すること
により該支持杆17の引っ張り力を解除して、押圧ばね
18の付勢により押えプレート16を閉じ動作させる構
成である。
1の他側近傍に複数台設置されており、各々油圧シリン
ダ71と、これにより進退駆動される鉤形ロッド72と
で構成されている。この鉤形ロッド72が前記キャリア
バー10の治具固定部材の各支持杆17の折曲延出端部
17aに係合し、油圧シリンダ71の駆動により後退移
動することで、該支持杆17を押圧ばね18に抗し引っ
張って押えプレート16を開き、逆に進出移動すること
により該支持杆17の引っ張り力を解除して、押圧ばね
18の付勢により押えプレート16を閉じ動作させる構
成である。
【0043】以上の如き構成の形材ラッキング用キャリ
アバー10及び形材吊下げ用治具20と形材自動ラッキ
ング装置30を用いて、該キャリアバー10に所要本数
の形材1を自動的にラッキングする方法を述べる。
アバー10及び形材吊下げ用治具20と形材自動ラッキ
ング装置30を用いて、該キャリアバー10に所要本数
の形材1を自動的にラッキングする方法を述べる。
【0044】まず、形材自動ラッキング装置30のキャ
リアバー固定装置40のセット台41上面に図示しない
供給セット装置によりキャリアバー10を横向きに寝せ
てセットする。すると、複数基の固定器42が油圧シリ
ンダ43,44により、図4(a)の開状態から同図
(b)に示す閉状態に回動せしめられて、セット台41
上面のキャリアバー10を上から押さえ付けるようにし
て位置決め仮固定する。この状態で、次に各開閉操作機
構70の油圧シリンダ71が動作して鉤形ロッド72を
後退移動させることで、この先端に係合しているキャリ
アバー10の治具固定部材の各支持杆17を押圧ばね1
8に抗し引っ張って、押えプレート16を開く。
リアバー固定装置40のセット台41上面に図示しない
供給セット装置によりキャリアバー10を横向きに寝せ
てセットする。すると、複数基の固定器42が油圧シリ
ンダ43,44により、図4(a)の開状態から同図
(b)に示す閉状態に回動せしめられて、セット台41
上面のキャリアバー10を上から押さえ付けるようにし
て位置決め仮固定する。この状態で、次に各開閉操作機
構70の油圧シリンダ71が動作して鉤形ロッド72を
後退移動させることで、この先端に係合しているキャリ
アバー10の治具固定部材の各支持杆17を押圧ばね1
8に抗し引っ張って、押えプレート16を開く。
【0045】そうした時点で、予め形材吊下げ用治具2
0を端部に取付けた複数本の形材1を形材搬送装置50
と治具搬送装置60とにより整列搬送する。つまり、手
前の搬入コンベア53から横向きで送り込まれる形材1
を、まず、前記複数の回転繰出し機構52で次々と受
け、その形材1を形材端揃え用ガイド56に突き当るよ
うに横にずらして端揃えしながら、該形材1の規格に応
じた所要のピッチで切り出すように形材搬送コンベア5
1上に繰出す。
0を端部に取付けた複数本の形材1を形材搬送装置50
と治具搬送装置60とにより整列搬送する。つまり、手
前の搬入コンベア53から横向きで送り込まれる形材1
を、まず、前記複数の回転繰出し機構52で次々と受
け、その形材1を形材端揃え用ガイド56に突き当るよ
うに横にずらして端揃えしながら、該形材1の規格に応
じた所要のピッチで切り出すように形材搬送コンベア5
1上に繰出す。
【0046】これにて各形材1は形材搬送コンベア装置
51により所要ピッチで整列搬送されて行くと共に、そ
の各端部に取付けた吊下げ用治具20が上下部の治具搬
送コンベア61,62により上下から挟み込まれて案内
支持されながら搬送されて行き、これら各吊下げ用治具
20の円板状の掛止部22が前記キャリアバー10の治
具引掛け部15の溝15a内にスムーズにスライド挿入
せしめられる。これと同時に該キャリアバー10の治具
引掛け部15の溝15a内に残存していた使用済みの吊
下げ用治具20が上下部の治具搬送コンベア61,62
により上下から挟み込まれて先端側に搬出され、治具受
けコンベア63から治具ストックヤード64に送り込ま
れる。
51により所要ピッチで整列搬送されて行くと共に、そ
の各端部に取付けた吊下げ用治具20が上下部の治具搬
送コンベア61,62により上下から挟み込まれて案内
支持されながら搬送されて行き、これら各吊下げ用治具
20の円板状の掛止部22が前記キャリアバー10の治
具引掛け部15の溝15a内にスムーズにスライド挿入
せしめられる。これと同時に該キャリアバー10の治具
引掛け部15の溝15a内に残存していた使用済みの吊
下げ用治具20が上下部の治具搬送コンベア61,62
により上下から挟み込まれて先端側に搬出され、治具受
けコンベア63から治具ストックヤード64に送り込ま
れる。
【0047】こうして、所要本数の形材1の吊下げ用治
具20の掛止部22がキャリアバー10の治具引掛け部
15の溝15a内に所要ピッチでスライド挿入された
ら、形材搬送装置50並びに治具搬送装置60が一旦停
止し、この状態で前記開閉操作機構70の油圧シリンダ
71が鉤形ロッド72を進出移動させて支持杆17の引
っ張り力を解除し、押圧ばね18の付勢により押えプレ
ート16を閉じ動作させる。これでキャリアバー10の
治具引掛け部15の溝15a内に各吊下げ用治具20の
掛止部22を圧着閉止状態に掛止して、所要本数の形材
1をキャリアバー10に対し自動的にラッキングするこ
とになる。
具20の掛止部22がキャリアバー10の治具引掛け部
15の溝15a内に所要ピッチでスライド挿入された
ら、形材搬送装置50並びに治具搬送装置60が一旦停
止し、この状態で前記開閉操作機構70の油圧シリンダ
71が鉤形ロッド72を進出移動させて支持杆17の引
っ張り力を解除し、押圧ばね18の付勢により押えプレ
ート16を閉じ動作させる。これでキャリアバー10の
治具引掛け部15の溝15a内に各吊下げ用治具20の
掛止部22を圧着閉止状態に掛止して、所要本数の形材
1をキャリアバー10に対し自動的にラッキングするこ
とになる。
【0048】その後、キャリアバー固定装置40の固定
器42が油圧シリンダ43,44により、図4(b)の
閉状態から同図(a)の開状態に回動せしめられて、セ
ット台41上面のキャリアバー10の仮固定を解除す
る。これでキャリアバー10にそれぞれ吊下げ用治具2
0を介しラッキングされた複数本の形材1を該キャリア
バー10と一緒に図5で示した次の形材表面処理工程の
ロード側などに適宜手段で搬送可能となる。
器42が油圧シリンダ43,44により、図4(b)の
閉状態から同図(a)の開状態に回動せしめられて、セ
ット台41上面のキャリアバー10の仮固定を解除す
る。これでキャリアバー10にそれぞれ吊下げ用治具2
0を介しラッキングされた複数本の形材1を該キャリア
バー10と一緒に図5で示した次の形材表面処理工程の
ロード側などに適宜手段で搬送可能となる。
【0049】こうしたラッキング状態では、各吊下げ用
治具20の大形な円形の偏平掛止部22がキャリアバー
10の治具引掛け部15の溝15a内に下方に抜け落ち
ない状態に係合し且つ治具固定部材である押えプレート
16により圧着閉止された状態となるので、その吊下げ
用治具20がキャリアバー10に対し不動の状態に固定
され、横ずれ・揺れ・落下並びに通電不良の発生を確実
に防止できるようになり、形材表面処理工程の脱脂槽や
電解槽などの一連の表面処理槽6a,6b,6c,6d
…に縦吊り搬送・浸漬することにより、水洗・脱脂並び
に陽極酸化皮膜や着色皮膜の生成などの表面処理を適確
に行い得るようになる。
治具20の大形な円形の偏平掛止部22がキャリアバー
10の治具引掛け部15の溝15a内に下方に抜け落ち
ない状態に係合し且つ治具固定部材である押えプレート
16により圧着閉止された状態となるので、その吊下げ
用治具20がキャリアバー10に対し不動の状態に固定
され、横ずれ・揺れ・落下並びに通電不良の発生を確実
に防止できるようになり、形材表面処理工程の脱脂槽や
電解槽などの一連の表面処理槽6a,6b,6c,6d
…に縦吊り搬送・浸漬することにより、水洗・脱脂並び
に陽極酸化皮膜や着色皮膜の生成などの表面処理を適確
に行い得るようになる。
【0050】なお、その形材表面処理工程のアンロード
側Bに搬出された各形材1は各々の吊下げ用治具20の
回動爪25を適宜手段により一気に開くことでキャリア
バー10から離脱してアンラッキングし、そのまま搬出
コンベア等により保管場所や次の加工処理工程等に搬送
するが、そのキャリアバー10は、この治具引掛け部1
5の溝15a内に残った使用済み吊下げ用治具20を挟
圧掛止したまま、前記形材自動ラッキング装置30の場
所に移送し、再びキャリアバー固定装置40のセット台
41上面にセットして繰り返し利用する。
側Bに搬出された各形材1は各々の吊下げ用治具20の
回動爪25を適宜手段により一気に開くことでキャリア
バー10から離脱してアンラッキングし、そのまま搬出
コンベア等により保管場所や次の加工処理工程等に搬送
するが、そのキャリアバー10は、この治具引掛け部1
5の溝15a内に残った使用済み吊下げ用治具20を挟
圧掛止したまま、前記形材自動ラッキング装置30の場
所に移送し、再びキャリアバー固定装置40のセット台
41上面にセットして繰り返し利用する。
【0051】
【発明の効果】第1の発明の形材ラッキング用キャリア
バーは、前述の如く構成したので、複数本の形材にそれ
ぞれ取付けた吊下げ用治具を適当間隔に自動調整してキ
ャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動化を図るの
と、そのキャリアバーに対する吊下げ用治具の横ずれ・
揺れ・落下並びに通電不良の発生を防止するのに、非常
に有用となる。
バーは、前述の如く構成したので、複数本の形材にそれ
ぞれ取付けた吊下げ用治具を適当間隔に自動調整してキ
ャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動化を図るの
と、そのキャリアバーに対する吊下げ用治具の横ずれ・
揺れ・落下並びに通電不良の発生を防止するのに、非常
に有用となる。
【0052】第2の発明の吊下げ用治具は、前述の如く
構成したので、複数本の形材を適当間隔に自動調整して
キャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動化を図る
のと、そのキャリアバーに対する吊下げ用治具の横ずれ
・揺れ・落下並びに通電不良の発生を防止するのに、非
常に有用となる。
構成したので、複数本の形材を適当間隔に自動調整して
キャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動化を図る
のと、そのキャリアバーに対する吊下げ用治具の横ずれ
・揺れ・落下並びに通電不良の発生を防止するのに、非
常に有用となる。
【0053】第3の発明の形材自動ラッキング装置は、
前述の如く構成したので、ラッキング用キャリアバー及
び形材吊下げ用治具を用いて、複数本の型材の端部にそ
れぞれ該吊下げ用治具を取り付けて適当間隔に自動調整
しながらキャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動
化が図れ、人為的作業の大幅な軽減並びに形材表面処理
工程等の省力化や能率向上に寄与できる。
前述の如く構成したので、ラッキング用キャリアバー及
び形材吊下げ用治具を用いて、複数本の型材の端部にそ
れぞれ該吊下げ用治具を取り付けて適当間隔に自動調整
しながらキャリアバーに対し引掛けるラッキングの自動
化が図れ、人為的作業の大幅な軽減並びに形材表面処理
工程等の省力化や能率向上に寄与できる。
【図1】本発明の形材ラッキング用キャリアバーと形材
吊下げ用治具との一実施例を示す一部省略した斜視図。
吊下げ用治具との一実施例を示す一部省略した斜視図。
【図2】(a)(b)は同上実施例の形材吊下げ用治具
を単独で示す斜視図及び正面図。
を単独で示す斜視図及び正面図。
【図3】同上実施例の形材自動ラッキング装置全体の概
略構成を示す平面図。
略構成を示す平面図。
【図4】(a)(b)は同上実施例の形材自動ラッキン
グ装置の一部分の動作状態を示す側面図。
グ装置の一部分の動作状態を示す側面図。
【図5】一般の押し出し型材等の形材縦吊りラッキング
状態での形材表面処理工程を示す概略図。
状態での形材表面処理工程を示す概略図。
1…形材、10…形材ラッキング用キャリアバー、11
…バー本体、15…治具引掛け部、15a…溝、16〜
18…治具固定部材(16…押えプレート、17…支持
杆、18…押圧ばね)、20…形材吊下げ用治具、22
…偏平掛止部、30…形材自動ラッキング装置、40…
キャリアバー固定装置、50…形材搬送装置、60…治
具搬送装置、70…開閉操作機構。
…バー本体、15…治具引掛け部、15a…溝、16〜
18…治具固定部材(16…押えプレート、17…支持
杆、18…押圧ばね)、20…形材吊下げ用治具、22
…偏平掛止部、30…形材自動ラッキング装置、40…
キャリアバー固定装置、50…形材搬送装置、60…治
具搬送装置、70…開閉操作機構。
Claims (3)
- 【請求項1】 形材を吊下げ用治具を介し複数本ラッキ
ングして縦吊り搬送する形材ラッキング用キャリアバー
において、横長なバー本体の下部に長手方向に亘り端部
から次々と複数本の吊下げ用治具の上端掛止部をスライ
ド挿入可能で且つ下方に抜け落ちない状態に係合する溝
付き治具引掛け部を備えると共に、この治具引掛け部の
溝内に挿入された吊下げ用治具の上端掛止部を圧着閉止
する開閉操作可能な治具固定部材を備えて構成したこと
を特徴とする形材ラッキング用キャリアバー。 - 【請求項2】 長尺な形材の端部を挟持するクランプ部
を下端に有し、上端にキャリアバーの治具引掛け部の溝
にスライド挿入可能で且つ下方に抜け落ちない状態に係
合する大形な偏平掛止部を有した構成の形材吊下げ用治
具。 - 【請求項3】 形材ラッキング用キャリアバーを位置決
め仮固定するキャリアバー固定装置と、この固定装置の
隣側に配し予め形材吊下げ用治具が端部に取付けられた
形材を次々と所要のピッチで整列搬送し該吊下げ用治具
の掛止部を前記キャリアバーの治具引掛け部の溝内にス
ライド挿入する形材並びに治具搬送装置と、そのキャリ
アバーの治具引掛け部の溝内に吊下げ用治具の掛止部が
スライド挿入される時には治具固定部材を開き且つその
掛止部のスライド挿入終了時点で治具固定部材を閉じ操
作する開閉操作機構を備えてなる形材自動ラッキング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30892692A JPH06158394A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 形材ラッキング用キャリアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30892692A JPH06158394A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 形材ラッキング用キャリアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06158394A true JPH06158394A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=17986945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30892692A Pending JPH06158394A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 形材ラッキング用キャリアバー及び吊下げ用治具並びに自動ラッキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06158394A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120285824A1 (en) * | 2010-01-26 | 2012-11-15 | Sat (Surface Aluminum Technologies) S.P.A. | Anodizing Treatment Station In A Vertical Paint Plant Of Aluminum Profiles And Paint Plant Integrating Such Anodizing Treatment Station |
CN112663114A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-16 | 湖南金牛铝业有限公司 | 一种铝材的电泳设备 |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP30892692A patent/JPH06158394A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120285824A1 (en) * | 2010-01-26 | 2012-11-15 | Sat (Surface Aluminum Technologies) S.P.A. | Anodizing Treatment Station In A Vertical Paint Plant Of Aluminum Profiles And Paint Plant Integrating Such Anodizing Treatment Station |
JP2013518187A (ja) * | 2010-01-26 | 2013-05-20 | エスエイティ(サーフィス アルミニウム テクノロジーズ)ソシエタ ペル アチオニ | アルミニウムプロファイルの縦型塗装プラントにおける陽極酸化ステーション、および斯様な前記陽極酸化ステーションを組み込む塗装プラント |
US9080249B2 (en) * | 2010-01-26 | 2015-07-14 | Sat (Surface Aluminum Technologies) S.P.A. | Anodizing treatment station in a vertical paint plant of aluminum profiles and paint plant integrating such anodizing treatment station |
CN112663114A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-16 | 湖南金牛铝业有限公司 | 一种铝材的电泳设备 |
CN112663114B (zh) * | 2020-12-31 | 2023-06-16 | 湖南金牛铝业有限公司 | 一种铝材的电泳设备 |
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