JPH06156718A - 物品把持機構における拡縮装置 - Google Patents

物品把持機構における拡縮装置

Info

Publication number
JPH06156718A
JPH06156718A JP33984692A JP33984692A JPH06156718A JP H06156718 A JPH06156718 A JP H06156718A JP 33984692 A JP33984692 A JP 33984692A JP 33984692 A JP33984692 A JP 33984692A JP H06156718 A JPH06156718 A JP H06156718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
interference
article holding
articles
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33984692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07108726B2 (ja
Inventor
Takashi Yanase
隆志 柳瀬
Kazuya Ueno
一也 上野
Akinori Matsumoto
昭憲 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP4339846A priority Critical patent/JPH07108726B2/ja
Publication of JPH06156718A publication Critical patent/JPH06156718A/ja
Publication of JPH07108726B2 publication Critical patent/JPH07108726B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】複数の物品把持手段3と、該物品把持手段の少
なくとも一部を移動可能に支持する移動支持部材6と、
該移動支持部材を移動させる流体圧シリンダ11等の駆
動手段からなる物品把持ヘッドにおいて、前記各物品把
持手段相互間に緩衝部材21を配設したことを特徴とす
る。 【効果】各物品把持手段相互間に配設した緩衝部材の作
用により拡縮動作時における各物品どうしの干渉による
衝撃が緩和されるため、従来のように、物品の表面に傷
を付けたり破損を防止し得るばかりでなく、前記干渉に
よる振動の発生の低減にも有効で、作業スピードの向上
等、装置としての性能の向上も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーサやアンケーサ等
において物品を移す場合に用いられる物品把持機構に関
し、より詳しくは物品を移送の前後の整列状態等に合わ
せるため、把持状態のまま各物品間の位置関係を拡張し
たり、縮小する物品把持機構における拡縮装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品把持機構における拡
縮装置に関しては、所定の拡縮動作を得るため、種々の
工夫がなされており、クランク機構を用いるもの(特開
昭62−173189号公報)や、チェーンを用いるも
の(特公昭53−30073号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術においては所定の拡縮動作を得るための工夫は
なされているものの、その拡縮動作中に生じる物品どう
しの干渉現象に対する対策は特に講じられていなかっ
た。このため、特に縮小動作時において物品どうしが干
渉して表面に傷を付けたり、割れ易いガラス壜等の場合
には破損が生じたりするばかりでなく、その干渉による
振動の発生によって装置としての動作特性を害するとい
った問題点があった。本発明は、このような従来技術の
問題点を解決するためになされたもので、簡単な構成を
付加することにより前記物品どうしの干渉による弊害を
削減し得る物品把持機構における拡縮装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、複数の物品把持手段と、該物品把持手段の
少なくとも一部を移動可能に支持する移動支持部材と、
該移動支持部材を移動させる駆動手段とからなる物品把
持ヘッドにおいて、前記各物品把持手段相互間に緩衝部
材を配設したことを特徴とする。
【0005】
【作用】前記各物品把持手段相互間に配設した緩衝部材
の作用により、拡縮動作時における各物品どうしの干渉
による衝撃が緩和されるため、物品の表面に傷を付けた
り破損を防止し得るばかりでなく、前記干渉による振動
の発生の低減にも有効である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例に関して説明する。図
1〜図5は本発明の実施例としてロボットハンドの物品
把持部として用いる場合に適合した物品把持機構の要部
を例示したもので、それぞれ図1は正面図、図2はA−
A断面図、図3は右側面図、図4はB−B断面図、図5
はC−C断面図を示したものである。図中、1は把持ヘ
ッド本体で、裏面には図示しない作業用ロボットのアー
ム先端部が連結される連結手段2を備えており、この連
結手段2を介してロボットハンドの物品把持部として機
能する。3は公知の物品把持手段で、図3及び図5に示
すように、容器等の物品4を把持すべく、ホース等を介
して供給される流体圧等により開閉される複数の把持片
5から構成される。6は拡縮動作のために前記物品把持
手段3を左右に移動し得るように支持する移動支持部材
で、該移動支持部材6の上方部に配設された摺動部7を
介して、前記把持ヘッド本体1の表面両側部に配設され
た支持部8に支持された上下の支軸9上を摺動自在に支
持されている。なお、本例においては、中央の支持部材
10は支軸9に対して固定され、左右の移動支持部材6
のみを移動することにより、各把持手段3間の間隔、す
なわち各物品4間の間隔を拡縮する構造が用いられてい
る。図中、11は駆動用の流体圧シリンダで、その作動
流体の制御により作動杆12を伸縮制御することによっ
て、連結部材13を介して連結された左側の移動支持部
材6の支軸9上の位置を制御する。なお、この連結部材
13はさらに把持ヘッド本体1に支持された左右のプー
リ14間に張られたベルト15の上側の所定部分に固着
され、該ベルト15の下側の所定部分に固着された連結
部材16を介して連結された右側の移動支持部材6を同
時に移動する。すなわち、左右の移動支持部材6はこの
ベルト15を介して連係されており、これらの流体圧シ
リンダ11等によって構成される駆動手段によりそれぞ
れ反対方向に駆動され、これにより各物品把持手段3を
介して物品4相互間の間隔を拡縮するように構成されて
いる。なお、図中、17は前記作動杆12の軸受け部、
18は物品4の大きさに応じて移動支持部材6の移動量
を規制すべく取替え可能なスペーサである。
【0007】つぎに、本発明の特徴である各物品4相互
間における緩衝機構に関して説明する。図中、19はそ
れぞれ前記移動支持部材6あるいは中央の固定の支持部
材10の適宜部位に回動自在に支持されたリンク部片
で、これらのリンク部片19の他端部をそれぞれ回動自
在に連結することによりパンタグラフ式のリンク機構が
構成されている。そして、そのリンク部片19どうしの
連結部には、さらに支持用部片20が回動自在に支持さ
れ、これらの支持用部片20を介してゴムや樹脂等の適
宜の緩衝材を用いた緩衝部材21が自重により垂下する
ように取着されている。なお、緩衝部材21の形状とし
ては、図5に示すように、物品4の形状や整列状態等に
応じて適宜の形状を選定すればよい。また、緩衝部材2
1の高さの設定は、同様に物品4の形状等に応じて前記
リンク部片19の長さや支持用部片20の長さ等を調整
することにより自由に設定すればよい。
【0008】しかして、本物品把持機構により、例えば
ラップラウンドケーサ等における搬送コンベヤ上の物品
4を把持する場合には、作業ロボットのアーム等を作動
させることにより前記把持ヘッド本体1を所定の部位に
移動させて物品把持手段3を用いて物品4を把持するこ
とになる。この場合、各物品把持手段3間の間隔を物品
4の間隔に合わせるため前記流体圧シリンダ11を作動
させると、連結部材13を介して左側の移動支持部材6
及びベルト15の上側が作動杆12と同じ方向に作動す
る。他方、このベルト15の作動により下側の連結部材
16を介して右側の移動支持部材6が逆方向に作動する
ので、これらの両動作によって各物品把持手段3間を所
定の間隔に拡縮できる。その際、搬送コンベヤ上の物品
4の間隔に合わせて拡開動作を行った場合には、前記リ
ンク部片19間の角度が開き、緩衝部材21は上方の位
置をとるため、把持動作の邪魔にならず極めて具合いが
よい。また、ブランクシート上等の移送先の整列状態に
応じて各物品4間の間隔をつめるために流体圧シリンダ
11を駆動して縮小動作を行う場合には、逆に前記リン
ク部片19間の角度は狭まり、緩衝部材21が下方の位
置をとるため、各物品4間の最適の位置を維持するの
で、物品4どうしの干渉による衝撃を確実に緩和するこ
とができる。なお、以上の説明においては、本発明の緩
衝技術を3個の物品把持手段3を具備したものに適用し
た場合を例に説明したが、物品把持手段3を複数備える
ものであれば、その個数には拘束されない。また、どの
物品把持手段3を固定にするか等、その各物品把持手段
3の具体的な駆動の仕方によって限定されないのはいう
までもない。
【0009】
【発明の効果】本発明は、以上のように、前記各物品把
持手段相互間に配設した緩衝部材の作用により拡縮動作
時における各物品どうしの干渉による衝撃が緩和される
ため、従来のように、物品の表面に傷を付けたり破損を
防止し得るばかりでなく、前記干渉による振動の発生の
低減にも有効で、作業スピードの向上等、装置としての
性能の向上を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部を示した正面図であ
る。
【図2】 そのA−A断面図である。
【図3】 同右側面図である。
【図4】 図2中のB−B断面図である。
【図5】 図1中のC−C断面図である。
【符号の説明】
1‥‥把持ヘッド本体 2‥‥連結手段 3‥‥物品把持手段 4‥‥物品 5‥‥把持片 6‥‥移動支持部材 7‥‥摺動部 8‥‥支持部 9‥‥支軸 10‥‥支持部材 11‥‥流体圧シリンダ 12‥‥作動杆 13‥‥連結部材 14‥‥プーリ 15‥‥ベルト 16‥‥連結部材 17‥‥軸受け部 18‥‥スペーサ 19‥‥リンク部片 20‥‥支持用部片 21‥‥緩衝部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物品把持手段と、該物品把持手段
    の少なくとも一部を移動可能に支持する移動支持部材
    と、該移動支持部材を移動させる駆動手段とからなる物
    品把持ヘッドにおいて、前記各物品把持手段相互間に緩
    衝部材を配設したことを特徴とする物品把持機構におけ
    る拡縮装置。
JP4339846A 1992-11-25 1992-11-25 物品把持機構における拡縮装置 Expired - Fee Related JPH07108726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4339846A JPH07108726B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 物品把持機構における拡縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4339846A JPH07108726B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 物品把持機構における拡縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06156718A true JPH06156718A (ja) 1994-06-03
JPH07108726B2 JPH07108726B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=18331374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4339846A Expired - Fee Related JPH07108726B2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 物品把持機構における拡縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07108726B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286931U (ja) * 1988-12-23 1990-07-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286931U (ja) * 1988-12-23 1990-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07108726B2 (ja) 1995-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107984484B (zh) 末端精确补偿直线平夹自适应机器人手指装置
CN113199498B (zh) 一种可调刚度的软体机械手及其驱动方法
JP2007021696A (ja) 搬送装置
CN112276979A (zh) 一种用于工业机器人的抓取装置
CN108910518B (zh) 一种码垛机器人抓手
JPH10122321A (ja) 運動機構および搬送装置
JPH06156718A (ja) 物品把持機構における拡縮装置
CN220115652U (zh) 一种机械手堆垛装置
CN106348009B (zh) 一种栈板抓取机构及能抓取栈板的机械手
BR0101686A (pt) Dispositivo para posicionar folhas em uma estaçãode máquina
JPH091492A (ja) 重量ワークを搬送する方法
JP4554354B2 (ja) 折畳式コンテナの組み立て方法および組み立て装置
CN111661636A (zh) 机械抓手以及包括该机械抓手的棉纺输送线
CN216072032U (zh) 一种上下料摆动装置及设备
JPH03284538A (ja) ハンドリングロボット
CN220996958U (zh) 一种榨菜包装移动装置
CN207328964U (zh) 一种酒瓶自动套袋装置
JP2607558Y2 (ja) 多関節ロボット
JP3142240U (ja) ワーク把持装置
JPH07314044A (ja) 板材折曲げ加工機用の材料取扱いロボットハンド
JP3307728B2 (ja) 物品把持機構における拡縮装置
CA2414728A1 (en) Transfer device and method for controlling a transfer device
JPH0487791A (ja) ローダハンド
CN220241518U (zh) 一种用于超声波洗瓶的机械手
RU2041056C1 (ru) Манипулятор

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees