JPH06156660A - チェーンコンベア - Google Patents

チェーンコンベア

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Publication number
JPH06156660A
JPH06156660A JP30419492A JP30419492A JPH06156660A JP H06156660 A JPH06156660 A JP H06156660A JP 30419492 A JP30419492 A JP 30419492A JP 30419492 A JP30419492 A JP 30419492A JP H06156660 A JPH06156660 A JP H06156660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
chain
stopper
roller
chain conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP30419492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sugiyama
滋 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工物を搬送するときの加工物の滑りを確実
に防止すること。 【構成】 加工物Fを搬送するためのローラチェーン2
1の外周にクッション材24とストッパ25とを設け
る。ストッパ25は、当接部25bがクッション材24
の支持面Sから突出した状態となる係止位置と、どの部
分も支持面Sから突出しない退避位置との間を回動す
る。ローラリンクプレート21bが加工物搬入側E1 の
周回部から直線部へ移行するとき、そのローラリンクプ
レート21b上のストッパ25は退避位置に保持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチェーンコンベアに係
り、特には化粧板曲げ加工装置(ポストフォーミング加
工機)での使用に好適なチェーンコンベアに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、木質または鋼板からなる基材
の周縁部を曲面状に加工した後、前記基材の表面にメラ
ミン樹脂板等の化粧板を貼り付けるという、いわゆるポ
ストフォーミング加工機が一般的に知られている。
【0003】この種の加工機に送り込まれた加工物は、
チェーンコンベアによって加工機の長手方向へ搬送さ
れ、ヒータ部及びフォーミングロール部を通過する。そ
して、基材に仮接着された化粧板は前記ヒータの熱によ
って軟化され、その後、前記化粧板はフォーミングロー
ルの押圧力によって連続的に曲げ加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のポス
トフォーミング加工機に用いられているチェーンコンベ
アには、次のような問題点があった。つまり、加工物を
チェーンコンベア上に載置して搬送を行った場合、加工
物が搬送方向とは反対側に滑ることによって位置ずれが
生じることである。このような場合、フォーミングロー
ルの押圧力が加工物に対して充分にかつ均等に加わらな
くなり、結果として加工精度及び加工効率が悪くなって
しまう。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、加工物を搬送するときの加工物の
滑りを確実に防止することができるチェーンコンベアを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、加工物を搬送するためのチェーンの
外周に加工物支持体を設けると共に、少なくとも一部が
前記加工物支持体の支持面から突出した状態となる係止
位置と、どの部分も前記支持面から突出しない退避位置
との間を回動することが可能な加工物係止部材を前記チ
ェーンの外周に設けている。
【0007】この場合、前記加工物係止部材はチェーン
を構成するリンクプレートに回動可能に支承され、加工
物係止部材には、リンクプレートが加工物搬入側の周回
部から直線部へ移行するときスプロケットと係合して加
工物係止部材を前記退避位置に保持する係止部を有する
ことが望ましい。
【0008】
【作用】この構成によると、搬送時において加工物の下
側面は加工物支持体によって支持されると共に、加工物
の後端面は前記加工物支持体の支持面から突出した加工
物係止部材の一部によって係止された状態となる。この
ため、加工物に搬送方向とは逆向きの力が加わっても、
加工物の当該方向への移動は規制される。よって、加工
物の滑りによる位置ずれ等が確実に防止される。
【0009】また、請求項2に記載の発明の構成による
と、前記チェーンを構成するリンクプレートが加工物搬
入側の周回部から直線部へ移行するとき、そのリンクプ
レート上の加工物係止部材は退避位置に保持された状態
にある。従って、加工物搬入側より加工物を投入する場
合に、加工物係止部材が加工物の移動を邪魔することは
なく、加工物はチェーンコンベア上へスムーズに送り込
まれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を一対のチェーンコンベアを備
えたポストフォーミング加工機に具体化した一実施例を
図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1(a)及び(b)に示すように、ポス
トフォーミング加工機1を構成する機台2の上部には、
チェーンコンベア支持部3が設けられている。前記機台
2には、複数本のガイドレール4が機台2の幅方向に向
かって延設されている。各ガイドレール4上には、チェ
ーンコンベア支持ブロック5が機台2の幅方向へスライ
ド可能となるように載置されている。
【0012】チェーンコンベア支持部3の内側面には、
チェーンコンベア20を構成する一対のスプロケット2
2,23が回転可能に固定されている。各スプロケット
22,23の外周には、無端状のローラチェーン21が
巻き掛けられている。同様にチェーンコンベア支持ブロ
ック5の内側面には、一対のスプロケット(図示略)及
びローラチェーン21が回転可能に取付けられている。
なお、図1(a)及び(b)において加工機1の左端は
加工物搬入側E1 であり、右端は加工物搬出側E2 であ
る。そして、図3のように基材F1 の表面に化粧板F2
を仮接着してなる加工物Fは、前記ローラチェーン21
の回転によって、図1(a)及び図1(b)にて示され
た矢印Aの方向に搬送される。
【0013】加工機1の加工物搬入側E1 上面において
両チェーンコンベア20の外側には、複数のローラ6a
からなる投入口ガイド6が配置されている。加工機1の
上面には、前記投入口ガイド6に続いて一対のヒータ7
が配置されている。前記ヒータ7の熱によって、化粧板
F2 は折り曲げ加工の前に軟化される。
【0014】図1(a)及び(b)に示すように、加工
機1の中央部上面には、ローラセット部8を構成する複
数の支柱8aが二列にかつ等間隔に配列されている。各
支柱8aにはそれぞれ側面抑えローラ8bが回転可能に
支持されている。前記各側面抑えローラ8bの回転軸
は、ローラ8bの配列位置に応じて、少しずつ異なる傾
斜角度を有している。図2に示すように、各支柱8aに
は、前記側面抑えローラ8bの位置を上下方向または幅
方向に調整するためのハンドル8c,8dが設けられて
いる。そして、これらの連続した側面抑えローラ8bに
押圧されることにより、軟化した化粧板F2 は折り曲げ
加工され、かつ基材F1 の両側面に貼り付けられる。
【0015】次に、加工物Fを所定方向に搬送するため
のチェーンコンベア20の構成について詳しく説明す
る。図4及び図5に示すように、ローラチェーン21
は、一組のピンリンクプレート21aと一組のローラリ
ンクプレート21bとを一つおきに配置し、それらをピ
ン21c及びローラ21d等によって連結したものであ
る。各ピンリンクプレート21aにおいて前記ローラチ
ェーン21の外周側となる部分には、加工物支持体とし
ての平板状のクッション材24が固定されている。クッ
ション材24を形成する材料には、可撓性を有すると共
に摩擦係数の大きなゴム等が使用されている。
【0016】図4及び図5に示すように、加工物係止部
材としてのストッパ25は、ローラチェーン21のロー
ラリンクプレート21b間に取付けられた回動軸26に
支持されている。
【0017】前記ストッパ25は、平坦部25a、当接
部25b、第一係合部25c及び第二係合部25dを備
えている。平坦部25aは、ストッパ25におけるロー
ラチェーン21の外周側に対応する部分に形成されてい
る。当接部25bは、ストッパ25におけるローラチェ
ーン21の進行方向側端に形成されている。一方、第一
係合部25c及び第二係合部25dは、ストッパ25に
おけるローラチェーン21の非進行方向側の端部下面に
形成されている。
【0018】前記回動軸26はストッパ25の重心とは
若干異なる位置、より詳細には重心から若干当接部25
b側にずれた位置においてストッパ25を支承してい
る。従って、本実施例のストッパ25を回動軸26を境
界としてローラチェーン21の進行方向側と非進行方向
側とで比較した場合、後者のほうに若干重量のバランス
が偏っている。このため、前記ストッパ25は自重によ
って、非進行方向側の端部が下方へ回動し、進行方向側
の端部が上方へ回動するという性質がある。
【0019】前記ストッパ25は係止位置と退避位置と
の間を回動することが可能である。ストッパ25が係止
位置にある場合には、当接部25bはクッション材24
の支持面Sから突出した状態となる。また、ストッパ2
5が退避位置にある場合には、ストッパ25はどの部分
も支持面Sから突出していない状態となる。
【0020】さて、次に図6に基づき、ローラチェーン
21上での移行位置に応じてストッパ25がとりうる回
動状態を説明する。前記ストッパ25がローラチェーン
21の上側直線部にありかつ加工物Fがその上に載置さ
れていない場合には、ストッパ25は自重によって回動
し、前述の係止位置の状態となる。このとき、第一係合
部25cがローラ21dに当接することにより、ストッ
パ25の回動が規制される。
【0021】前記ストッパ25がローラチェーン21の
上側直線部にありかつ加工物Fがその上に載置されてい
る場合には、平坦部25aには加工物Fの重量がほぼ一
定方向から加わることになる。よって、ストッパ25は
いずれの方向にも回動することはなく、前述の退避位置
を維持する。また、このときストッパ25の平坦部25
aは、クッション部材24の支持面Sとほぼ平行な状態
になる。
【0022】前記ストッパ25がローラチェーン21の
周回部、即ちいずれかのスプロケット22,23の外周
上にある場合には、ストッパ25は退避位置を保持す
る。接線に沿った状態となる。つまり、このときスプロ
ケット22,23の歯はローラ21dと回動軸26との
間に侵入して第二係合部25dを押し上げ、ストッパ2
5の非進行方向側の端部の下方への回動を規制する。
【0023】さて、以上のような構成であると、基材F
1 の下面は、図6に示すように搬送時において複数のク
ッション材24の支持面Sによって支持される。なお、
このとき各ストッパ25の平坦部25aは支持面Sとほ
ぼ同一面上にあるため、実質的には前記平坦部25aに
よっても基材F1 が支持されることになる。
【0024】また、図3及び図6に示すように、加工物
Fの後端面はクッション材24の支持面Sから突出した
当接部25bによって、左右二箇所において係止された
状態となる。従って、加工物Fが搬送方向とは逆方向に
滑ることはなく、位置ずれを確実に解消することができ
る。そして、位置ずれが生じ難くなった結果、側面抑え
ローラ8bによる折り曲げ加工時において押圧力を加工
物Fに対して充分にかつ均等に加えることが可能にな
る。また、加工の精度や効率もそれに伴って向上する。
【0025】更に、この構成によると、ローラリンクプ
レート21bが加工物搬入側E1 の周回部から直線部へ
移行するとき、そのローラリンクプレート21b上のス
トッパ25は退避位置に保持される(図6参照)。この
ため、加工物搬入側E1 より加工物Fを送り込む場合、
その先端がストッパ25によって邪魔されることはな
い。よって、加工物Fをスムーズに送り込むことができ
ると共に、加工物Fがストッパ25と強く接触すること
によって発生する加工物Fの傷も防止することができ
る。
【0026】しかも、本実施例では自重によって回動復
帰することができる構成をストッパ25に採用している
ため、ローラチェーン21の構成はさほど複雑にはなら
ないという利点がある。
【0027】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ることはなく、以下のような構成に変更することが可能
である。例えば、 (a)図7及び図8に示す別例のローラチェーン30の
ように、ピンリンクプレート21a及びローラリンクプ
レート21bの両方にクッション材24,31を設けて
も良い。この構成にすると、クッション材24,31の
支持面Sが全体として増加するため、より加工物Fの位
置ずれ等を防止することが可能となる。
【0028】(b)ストッパ25の形状は、必ずしも実
施例にて示した形状である必要はなく、一定の条件さえ
満たしていれば任意の形状であって良い。 (c)係止位置側への回動復帰を自重によって行う実施
例のストッパ25に代えて、ばね等の付勢力によって回
動復帰するタイプのストッパを用いることも勿論可能で
ある。
【0029】(d)本発明のチェーンコンベア20は、
前述のポストフォーミング加工機1ばかりでなく、他の
装置に適用することが勿論可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のチェーン
コンベアによれば、係止位置と退避位置との間を回動可
能な加工物係止部材をチェーンコンベアの外周に設けて
いるため、加工物を搬送するときの加工物の滑りを確実
に防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例のポストフォーミング加工機を
示す概略正面図であり、(b)はその概略平面図であ
る。
【図2】側面抑えローラ及び支柱を示す概略側面図であ
る。
【図3】搬送時における加工物を示す概略左側面図であ
る。
【図4】ローラチェーンの一部を示す拡大正面図であ
る。
【図5】ローラチェーンの一部を示す拡大平面図であ
る。
【図6】チェーンコンベアを示す部分破断正面図であ
る。
【図7】別例のローラチェーンの一部を示す拡大正面図
である。
【図8】別例のローラチェーンの一部を示す拡大平面図
である。
【符号の説明】
F 加工物、21 (ローラ)チェーン、24,31
加工物支持体としてのクッション材、S (加工物支持
体の)支持面、25 加工物係止部材としてのストッ
パ、21b (ローラ)リンクプレート、E1 加工物
搬入側、22,23 スプロケット、25d (第二)
係止部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工物を搬送するためのチェーンの外周に
    加工物支持体を設けると共に、少なくとも一部が前記加
    工物支持体の支持面から突出した状態となる係止位置
    と、どの部分も前記支持面から突出しない退避位置との
    間を回動することが可能な加工物係止部材を前記チェー
    ンの外周に設けたことを特徴とするチェーンコンベア。
  2. 【請求項2】前記加工物係止部材はチェーンを構成する
    リンクプレートに回動可能に支承され、加工物係止部材
    には、リンクプレートが加工物搬入側の周回部から直線
    部へ移行するときスプロケットと係合して加工物係止部
    材を前記退避位置に保持する係止部を有することを特徴
    とする請求項1に記載のチェーンコンベア。
JP30419492A 1992-11-13 1992-11-13 チェーンコンベア Pending JPH06156660A (ja)

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JP30419492A JPH06156660A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 チェーンコンベア

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JP30419492A JPH06156660A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 チェーンコンベア

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JPH06156660A true JPH06156660A (ja) 1994-06-03

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ID=17930154

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JP30419492A Pending JPH06156660A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 チェーンコンベア

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JP (1) JPH06156660A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103213017A (zh) * 2013-05-07 2013-07-24 无锡华联科技集团有限公司 钢板端面铣削输送动力装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103213017A (zh) * 2013-05-07 2013-07-24 无锡华联科技集团有限公司 钢板端面铣削输送动力装置

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