JPH0615648Y2 - 変形玩具 - Google Patents

変形玩具

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JPH0615648Y2
JPH0615648Y2 JP1987065602U JP6560287U JPH0615648Y2 JP H0615648 Y2 JPH0615648 Y2 JP H0615648Y2 JP 1987065602 U JP1987065602 U JP 1987065602U JP 6560287 U JP6560287 U JP 6560287U JP H0615648 Y2 JPH0615648 Y2 JP H0615648Y2
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deformable
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高史 国弘
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、玩具の構成要素の非展開状態と展開状態と
でそれぞれ別の形態を呈する変形玩具に関するものであ
る。
解決しようとする技術課題 この考案は、非展開状態と展開状態とで形態の変化する
変形玩具を提供しようとするものである。
課題解決手段 この考案では、基礎部材と、中間部材と、上部部材とを
ヒンジにより横転N字形に折畳み可能で、かつ平面状に
展開可能に連結した、左右ほぼ対称形の二つの結合ブロ
ックを、前記折畳み状態における前記上部部材の対向面
に設けた結合手段により分離自在に結合し、前記上部部
材のうちのいずれか一方に蓋付の凹部を設け、その凹部
に小型ロボット人形を収納し、前記上部部材の他方に設
けられた凹部に前記小型ロボット人形が折畳んで収納さ
れたときに、前記結合手段を解放する作動部材を設けた
ことを特徴とする。
この考案の実施例 次に、この考案を図示の実施例について説明する。
この考案に係る変形玩具は、単独で遊ぶことができるだ
けでなく、他の類似の変形玩具とともに使用することも
可能であり、例えば、両玩具の展開状態において結合さ
れて第三の形態を呈するものであり、第1図は、単独非
分割状態において第一の形態であるジェット飛行機の形
態を備える第一変形玩具Aと、単独非分割状態において
第二の形態である戦車の形態を備えるこの考案に係る第
二変形玩具Bを示す。両変形玩具は分割・展開可能であ
り、分割した構成要素の一部を展開して合体することに
より、第2図に示すように第三の形態であるロボットに
変形することもできるほか、第23図ないし第25図に
示すように、第一変形玩具を展開し、第二変形玩具を分
割・展開して、それぞれの変形玩具の固有の形態から予
想を越えた形態に変化するように実現したものである。
以下に、まず、各変形玩具の構成について詳細に説明す
る。
[第一変形玩具の構成] 第一変形玩具Aは、第3図に示すように、ジェット飛行
機の機首部又はスペースシャトルと同様の形状を備えた
前半部A1と、ジェット飛行機の後尾部及び主翼と同様
の形状を備えた後半部Aとを、後半部Aの前部中央
に回動自在に設けた連結片1により分離可能に結合して
構成してある。連結片1は、一端を後半部Aの前部中
央に設けた凹部2に嵌合し、後半部と連結片に貫通した
軸3により回転自在に取付けられており、また、連結片
1は前半部Aの後尾部中央に形成してある凹部4aに
嵌合し、その凹部4aの対向面に設けた小孔5に連結片
1の他端両側面に設けた突起6を着脱自在に嵌合してあ
り、前半部Aは後半部Aに対して軸3周りに回転し
て屈曲可能である。
また、前半部Aは、機首部6と後部7とに分割形成し
てあり、両者はその対向面において軸8により結合さ
れ、その軸8周りに回転自在である。
機首部6の上面にはコックピットを模して常時はカバー
9で閉じられた凹部10が設けられて、その凹部にはカ
バー9を開閉して小型ロボット人形rを収納したり、取
出したりすることができる。
また、後部7の背面には、燃焼済みガス噴出口に模した
孔11と、係止孔12が設けてある。
後半部Aは、平面ほぼ矩形状の中央部材13を有し、
その左右両側に筒状部材14をその前部側面に設けた突
起15を中央部材の側面に設けた孔16に回転自在に連
結して有り、その筒状部材の上面と側面には垂直尾翼と
主翼に類似した薄板17,18が回転自在に結合してあ
る。また、中央部材13の後部下面にはジェットエンジ
ンの噴射口に類似した外観を有する端部部材19が回転
自在に取り付けられている。中央部材13の前部上面に
は上方に開口する凹部20が設けてあり、その凹部にも
前記小型ロボット人形を折畳んだ状態で着脱自在に嵌合
することができる。中央部材13の上面後半部の左右両
側辺には左右の被覆部材21の端部がヒンジ22により
展開自在に連結されている。被覆部材21は板状部分の
端部にジェット機の後尾丸胴部の上半分を左右二分した
ような形状を有する厚肉部23を形成してなっている。
後半部Aは、前記筒状部材14を中央部材13の側面
にこれと平行な状態に揃え、端部部材19をその噴射口
に類似した部分19aを後方に向け、かつ、前記被覆部
材21を中央部材13の上面に当接して上面より見ると
きは、第1図に示すようにジェット飛行機の後半部と同
様の外観を呈する。
中央部材13は、第4図に示すように、前面中央に孔2
4を有し、その孔にロボット頭部25が抜け出ないよう
に出入り自在に嵌合され、そのロボット頭部にコ字形の
カバー26が回転自在に装着されている。このカバー2
6は前半部Aの凹部4b内に収容可能な大きさであ
り、カバー26でロボット頭部25の顔面を被覆した状
態で前半部Aを後半部Aに直線状に揃えた場合は、
カバー26が凹部4b内に収納されるため、ロボット頭
部25の存在が判らない。
中央部材13の前面両側には、前方(第4図においては
上方)に突出する係止爪27が形成してあり、前半部A
と後半部Aを第1図に示すように直線状に揃えた場
合はこれらの係止爪27が前半部Aの背面の係止孔1
2内に嵌合して、その係止爪を押すばね(図示せず)の
力により係止爪27が係止孔12に係止するようになっ
ている。
また、中央部材13の下面には、第4図に示すように、
ロボットの胸部らしい外観を呈するように適当な模様形
状が設けられており、前部の左右両側にヒンジ28,2
8aにより開閉自在に取り付けられた胸板29,29a
を開放すると、第5図に示すように凹部30,30aが
開き、その凹部に折畳んでエンジンブロックの形態に変
形した前記小型ロボット人形rを嵌合することができ
る。
そして、各凹部内にはそれぞれ突起31,31aが設け
てあり、第6図に示すように小型ロボット人形rをエン
ジンブロックに変形した後、凹部30に嵌合してその突
起31を押下すると、その凹部より後方(第4図におい
ては下方)に回転自在に取付けられ、かつ、外側に突出
するようにばね(図示せず)により付勢されている模擬
発砲装置32がヒンジ33周りに回転して外側に突出す
ると同時に銃砲に類似した筒34が模擬発砲装置32の
内部に設けてあるばね(図示せず)により突出される。
また、他方の凹部30aの突起31aを小型ロボット人
形rにより押下すると、その凹部より下方に出没自在に
備えられた銃砲状の筒35が外側に突出するようになっ
ている。凹部30,30aから小型ロボット人形を取出
した後、筒34を手で逆方向に押して模擬発砲装置32
内に収容し、模擬発砲装置を中央部材13側に回転する
と原状に復帰し、また、筒35は中央部材13内部で連
結板(図示せず)に連結されているので、そのいずれか
を押すことにより中央部材内に収納することができる。
前記筒状部材14は上半面が第3図に示すように円筒状
に形成され、先端に円錐形のキャップ36が着脱自在に
装着されているので、ミサイルのような外観を呈する
が、下半面は第4図及び第7図に示すようにほぼ角筒状
の外観を有して、ロボットの腕と同様な外観を呈してお
り、その自由端側の部分37が開閉自在に設けられ、そ
の内側の中空部先端に拳に類似した形状のブロック38
が回転自在に取付けられていて、第7図(ロ)に示すよ
うに腕の一部を開放してその中からブロック38を外側
に突出させ、又は第7図(イ)に示すように内部に収納
することができる。
[第二変形玩具の構成] この考案に係る第二変形玩具Bは、第8図に示すよう
に、左右に二分割可能で、かつ、それぞれ平面状に展開
可能な二つ結合ブロックと、これらの両結合ブロックの
上部前面の間に分離可能に嵌合保持される模擬銃砲部材
41と、一方の結合ブロック39の上部に装着される模
擬発砲部材42とから成っている。
左右両結合ブロック39,40はほぼ対称形に構成して
あり、第9図に示すように、それぞれ基礎部材43と中
間部材44と上部部材45とをヒンジ46,47により
横転N字形に順次連結して構成してあり、N字形に折畳
むことも、平面状に展開することもできる。
第7図に示すように基礎部材43はソリの形態に形成し
てあり、その外側面にはキャタピラーの模様が施され、
内側壁上端に上向きの突起48が設けられ、後半部上面
に傾斜板49が回転して伸長し又は逆方向に回転して収
容可能に取付けられている。また、基礎部材の内側面に
は孔50が設けてある。
中間部材44はほぼ角筒状に形成してあり、その前面に
は前方に開口する孔51が設けられ、その孔内に発砲口
と同様な外観を有する筒52が備えてある。この筒は後
述されるように、第一変形玩具Aとの結合素子ともな
る。また、中間部材44の内側面下部には基礎部材43
の突起48を嵌合する凹部53を有しており、基礎部材
43を中間部材44の底面に近接した場合は突起48が
凹部53にきつく嵌合して固定される。さらに、中間部
材44の後部には背面と内側面に開口する凹部54が形
成してあり、その凹部にほぼ台形状のブロック55が嵌
合され、そのブロックの上下方向に貫通する長孔56に
中間部材44に固定した軸57を挿通することにより、
このブロック55が中間部材44から出没自在に備えら
れている。
なお、第11図に示すように、中間部材44の下面中央
には、凹部58が設けられ、その凹部に付帯部品の一例
である模擬発砲装置59が回転出没自在に備えてあり、
これを突出させた状態で模擬発砲装置59の突起60を
指先で移動することにより発射筒61を前方に突出させ
ることができる。
上部部材45には、その上面ほぼ中央に上方に開口する
凹部62が形成してあり、その凹部に他方の結合ブロッ
ク40に対向する側に係止孔63を有する作動部材64
が昇降自在に備えられ、常時は作動部材64の底面と上
部部材45の間に備えれたばね(図示せず)により、係
止孔63は上部部材の内側面の孔65の上部に位置さ
れ、作動部材64を押下すると、その係止孔が下降する
ようになっている。
上記は右結合ブロック39の構成である。他方の左結合
ブロック40は、第12図に示すように基礎部材43a
の対向面に結合手段として前記基礎部材43の孔50に
対応する突起50aを有し、上部部材45の前記右結合
ブロック39に対向する面に前記係止孔63及び孔65
に対応するフック66を突設してあるとともに、上面に
開口されて蓋67により閉じられている凹部68を有す
る点、及び基礎部材44aの下面の凹部に付帯部品の一
例である模擬クレーン69が回転自在に備えてある点が
異なるほかは、前述した右結合ブロック39と同一構成
である。
作動部材64の上面には小孔70が設けてあり、その小
孔に模擬発砲装置42の下端に設けた軸を着脱自在に差
し込んで固定することができる。
[各玩具の固有形態及び合体変形] 続いて、上記の構成による作用を説明する。
第一変形玩具Aは、後半部Aのロボット頭部25を挿
入孔24に挿入し、カバー26で顔面を被覆した状態で
連結片1を介して前半部Aを後半部Aの前方に直線
状に揃え、前半部の背面に設けてある孔12に後半部前
面に突設されている係止突起27を挿入係止して、前記
ロボット頭部25が外部より見えないようにし、また、
被覆部材21を中央部材13の上面に当接し、筒状部材
14を中央部材13の側面に平行状態に並べるととも
に、端部部材19の噴射口19aを後方に向け、垂直尾
翼(17)及び水平尾翼(18)をそれぞれ垂直水平の
正常状態にすると、第1図に示すように、左右両側にミ
サイルを搭載したジェット飛行機の形態を呈する。
そして、第13図に示すように、このジェット飛行機の
コックピットのハッチに相当するカバー9を開けると、
凹部10の中に第14図に示すような小型ロボット人形
rが嵌合してあり、その小型ロボット人形を取出すと、
この人形は折り畳み・展開自在な構成であるので、これ
を折り畳むと、ほぼ直方体状のブロックとなり、その外
面にエンジンの模様又は彫刻が施されており、第15図
に示すように、ジェット飛行機の後半部Aの上面に形
成してある凹部20に押し込んで嵌合することができ
る。このエンジンブロック(r)の凹部20への嵌合に
より、その凹部内に突出されているピン20aが押下さ
れるため、そのピンに連結されている前記係止爪27が
図示されていないばねに抗して前半部Aの背面の孔1
2に対して移動するので、前半部Aは後半部Aから
分離可能な状態となる。
そこで、前半部Aを後半部Aの連結片1から分離
し、続いて、第4図ないし第6図に示すように後半部A
をその前面が上向き、下面が前向きとなるように立
て、連結片1を後方に倒して見えないようにし、カバー
26を後方に回転するとともにロボット頭部25を挿入
孔24から上方に最大量引き出し、左右両側の筒状部材
14のカバー37を開放してその中から拳38を回転し
て外側に延出させて再びカバー37を閉め、この筒状部
材14をその基端の軸15を中心として回転して任意の
方向に向けると、後半部Aは全体としてロボットの上
半身の形態を呈する。他方、この考案に係る第二変形玩
具Bは、左右両部材39,40の前部の間に模擬発砲装
置41の基端部を嵌合し、その模擬発砲装置の両側面に
設けてある突起41aを両結合ブロックの対向面に形成
してある孔39aに回転自在に差し込んで装着するとと
もに、左の結合ブロック40の上部部材45aの内側面
に設けて有るフック66を右の結合ブロック39の上部
部材39に設けてある係止孔63に嵌合し、かつ、基礎
部材43,43aの対向面に対応して設けてある孔50
と突起50aを嵌合することにより一体的に結合してあ
り、第1図に示すような戦車の形態を呈している。右の
結合ブロック39の上部部材の作動部材64の上面に形
成してある小孔70には、模擬発砲装置42が差し込ん
で装着してある。
そして、第二変形玩具Bについては、第16図に示すよ
うに、蓋67を開放して凹部68の中から前記小型ロボ
ット人形rと同様の構成を有する小型ロボット人形を取
出し(第17図)、これを折り畳んでエンジンブロック
とし、模擬発砲装置42を取出したのちの凹部62に嵌
合して(第18図)、作動部材64を押下し、係止孔6
3を下方に移動してフック66を解放する。これによ
り、第二変形玩具の両結合ブロック39,40を互いに
反対方向に引いて第8図に示すように左右に分離するこ
とが可能となる。そして、左右に分割した両結合ブロッ
ク39,40の前面に開口している筒52には、前記第
一変形玩具の後半部Aの端部部材19の噴射口を形成
している突起19aをきつく嵌合することができる。
従って、第一変形玩具Aの噴射口の突起19aを第二変
形玩具Bの各結合ブロック39,40の発射口51,5
1aに嵌合して両玩具A,Bを結合すると、第19図に
示すように、ロボットに近似した形態となる。このまま
ではまだ、完全にロボットらしくはないので、各結合ブ
ロック39,40の中間部材44に備えてあるブロック
55を手前に引き出すと、ロボットの足の形態になる。
また、足の外観に安定感をもたせるため、第20図及び
第21図に示すようなカバー部材71が、そのカバーの
裏面両側に設けてある突起72を各結合ブロック39,
40の側面に形成してある凹部73及び薄板のヒンジ4
7に嵌合して装着して、第一変形玩具Aの筒状部材14
を適宜前方に回転して傾けることにより、第2図に示す
ようにロボットらしい形態を備えている。
第2図における74は、望みにより、第22図に示すよ
うに、外面に結合よう突起75を有し、一端に凹部76
を形成する弾性板77,78を有する装飾部材であり、
弾性板77間に前記第二変形玩具の模擬発砲装置42の
基端部を前記凹部76に嵌合し、両側面の突起41aを
弾性板77の孔79に嵌合して回転自在に保持すること
ができる。
次に、第5図に示すように、第一変形玩具Aの後半部A
により構成されるロボット上半身の正面のカバー2
9,29aを回転して凹部30,30aを開放し、その
中に前記小型ロボット人形を折り畳んで形成されたエン
ジンブロックrをそれぞれ嵌合して、各凹部内に突設し
てある突起3,31aを押下する。これにより、各凹部
の下側に設けてある模擬発射装置32と発射筒35をば
ねの弾発力に抗して係止している図示されていないフッ
クが解除されるので、第6図に示すようにこれらの模擬
発射装置と発射筒がそれぞれ外側に突出する。
以上のように、第一変形玩具Aを分割し、その一部であ
る後半部Aと、第二変形玩具Bを左右に分割した各結
合ブロック39,40とを、それぞれ第一変形玩具の固
有の形態であるジェット飛行機の一部である噴出口19
a、及び第二変形玩具の固有の形態である戦車の一部で
ある発砲口51を用いて合体して第三の形態であるロボ
ットの形態に変化させることができる。
上記のように、合体によりロボットの形態に変化した二
つの変形玩具A,Bは、それぞれ分離した構成要素を再
び結合することにより、第1図に示したそれぞれ単独固
有の形態に復帰することができる。
そして、上記のように、第一変形玩具Aは前半部A
後半部Aとが連結片1を介して屈曲可能であり、ま
た、前半部Aにおいては前部6が後部7に対して回転
自在であり、後半部Aもまた被覆部材21が展開可能
である。第二変形玩具Bを分割した後の各構成部材3
9,40はヒンジ46,47により展開可能である。
第23図から第25図までの図面は、上記の本考案の構
成及び第一変形玩具の構成を利用して、それぞれの固有
の形態とも、合体による前記ロボットとも全く異なる形
態に変形して遊戯する例を示す。すなわち、同図中央に
は、第一変形玩具Aを配置し、前半部Aを後半部A
に対して直角に曲げて、下面を正面に向けて上向きと
し、後半部においては両側の筒状部材14を前半部と平
行になるように上向きになるように回転し、さらに被覆
部材21を中央部材13の左右両外側に展開しており、
第一変形玩具の左右両側には、第一変形玩具Aからやや
離間した位置に第二変形玩具Bの各結合ブロック39,
40を配置し、かつ各部材をヒンジ46,47周りに展
開して、基礎部材43が最も内側に存し、中間部材44
が中央に位置し、上部部材45が最も外側に位置するよ
うに平面状に展開させてある。そして、このように展開
した状態で、前記ロボットの脚カバーとなるカバー部材
71を第一変形玩具Aの展開した被覆部材21と左右の
第二変形玩具の展開した結合ブロックの基礎部材43と
の間に掛け渡してある。
そして、これらの部材A,39,40の前方に前記小
型ロボット人形rを起立させて配置すると、全体として
ロケット発射基地又はスペースシャトル発射基地らしい
外観を備えることとなり、小型ロボット人形rはこれを
宇宙飛行士に見立てることができる。
この状態で、第二変形玩具の中間部材44の下面は上向
きとなり、その上面に開口する凹部からロケット発射基
地などに必要な付帯部品である模擬発射装置59と模擬
クレーン69が臨んでいる。第24図に示すように、模
擬発射装置59を引き起こせば、軍事基地に見立てるこ
とができ、また、模擬クレーン69を立てて、任意の方
向に回転することができるので、これを回動して地上か
ら搭乗員や貨物などの積み卸しに使用することを想定す
ることができる。
前半部Aの機首部底面にはハッチ80で閉められたキ
ャビン81が設けてあり、前記上面キャビンとこの底面
キャビンとに小型ロボット人形rを挿入して再びハッチ
80を閉めることにより、宇宙飛行士の搭乗を想定する
ことができる。こうして、宇宙飛行士の搭乗が終了した
ときは、第25図に示すように、機首部6を縦軸8周り
に回転してその上面を遊戯者側に向けると、スペースシ
ャトルの発射準備が完了したことになる。
スペースシャトルである前半部Aは後半部Aから分
離可能であるので、この前半部を手で握り発射基地であ
る後半部の連結片1から分離して上方に移動することに
より、あたかも、スペースシャトルが空中に発進する様
子を想定することができる。
この考案の効果 以上のように、この考案に係る変形玩具は、基礎部材
と、中間部材と、上部部材とをヒンジにより横転N字形
に折畳み可能で、平面状に展開可能に連結した、左右ほ
ぼ対称形の二つの結合ブロックを、前記折畳み状態にお
ける前記上部部材の対向面に設けた結合手段により分離
自在に結合し、前記上部部材のうちのいずれか一方に蓋
付の凹部を設け、その凹部に小型ロボット人形を収納
し、前記上部部材の他方に設けられた凹部に前記小型ロ
ボット人形が折畳んだ収納されたときに、前記結合手段
を解放する作動部材を設けたので、小型ロボット人形を
変形玩具の運転者などに見立てて遊ぶことができ、ま
た、この小型ロボット人形で変形玩具を分離できるの
で、分離組み立てを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであり、第1図
はこの考案に係る変形玩具と他の変形玩具の固有の形態
を有している状態の斜視図、第2図は各変形玩具の分離
・一部合体により他の形態に変化した状態における斜視
図である。 第3図ないし第7図は第一変形玩具の構成を詳細に説明
するものであって、第3図は分解斜視図、第4図は後半
部の分解斜視図、第5図及び第6図はロボット正面に対
して小型ロボット人形を装着される前と後の状態の変化
を示す斜視図、第7図は筒状部材の展開前と展開後の斜
視図である。 第8図ないし第11図はこの考案に係る第二変形玩具の
構成を詳細に示すものであり、第8図は分解斜視図、第
9図は一方の結合ブロックの背面図、第10図は同じく
一方の結合ブロックの分解斜視図、第11図は中間部材
の下面を示す斜視図、第2図は第二変形玩具の他の結合
ブロックの斜視図である。 第13図ないし第15図は第一変形玩具の変形過程を示
す斜視図、第16図ないし第18図は第二変形玩具の変
形過程を示す斜視図である。 第19図は第一変形玩具と第二変形玩具を合体した状態
における形態を示す斜視図である。 第20図は脚カバー部材の斜視図、第21図は同脚カバ
ー部材の反対側面を示す斜視図である。第22図は装飾
部材の一例を示す斜視図である。 第23図ないし第25図はこの考案の変形玩具の変型後
の形態を他の変形玩具の変型とともに示す斜視図であ
り、第23図はスペースシャトル発射基地における宇宙
飛行士搭乗前の状態を示す斜視図、第24図は搭乗終了
直前の状態を示す斜視図、第25図は搭乗を終了して発
射準備完了状態を示す斜視図である。 B……第二変形玩具、 39,40……結合ブロック、 43……基礎部材、 44……中間部材、 45……上部部材、 50,50a,63,66……結合手段、 59,69……付帯部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)基礎部材と、中間部材と、上部部材
    とをヒンジにより横転N字形に折り畳み可能で、平面状
    に展開可能に連結した、左右ほぼ対称形の二つの結合ブ
    ロックを、前記折畳み状態における前記上部部材の対向
    面に設けた結合手段により分離自在に結合し、 (ロ)前記上部部材のうちいずれか一つに蓋付の凹部を
    設け、その凹部に小型ロボット人形を収納し、 (ハ)前記上部部材の他方に設けられた凹部に前記小型
    ロボット人形が折畳んで収納されたときに、前記結合手
    段を解放する作動部材を設けたことを特徴とする変形玩
    具。
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